JP2988668B2 - デジタル通信網インタフェース装置 - Google Patents
デジタル通信網インタフェース装置Info
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- JP2988668B2 JP2988668B2 JP1138258A JP13825889A JP2988668B2 JP 2988668 B2 JP2988668 B2 JP 2988668B2 JP 1138258 A JP1138258 A JP 1138258A JP 13825889 A JP13825889 A JP 13825889A JP 2988668 B2 JP2988668 B2 JP 2988668B2
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- digital
- data
- isdn
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、電話機のごとき通信端末をサービス統合デ
ジタル網（ISDN:Integrated Services Digital Netw
ork）のようなデジタル通信網に接続するために、デジ
タルボタン電話主装置やデジタルPBX等に実装されるデ
ジタル通信網インタフェース装置に関する。
ジタル網（ISDN:Integrated Services Digital Netw
ork）のようなデジタル通信網に接続するために、デジ
タルボタン電話主装置やデジタルPBX等に実装されるデ
ジタル通信網インタフェース装置に関する。
（従来の技術） 近年、電話通信網において、既存のアナログ電話網に
代って、サービス統合デジタル網（以下、ISDNという）
と呼ばれるデジタル通信網が運用開始されている。この
ISDNの運用に当たっては、既存網との間で相互乗入れを
する必要があり、かつISDN用の端末が高価である等の理
由により、現状では所定の変換器（以下、ターミナルア
ダプタという）を介して既存の端末をISDNに接続する方
式が採用されている。
代って、サービス統合デジタル網（以下、ISDNという）
と呼ばれるデジタル通信網が運用開始されている。この
ISDNの運用に当たっては、既存網との間で相互乗入れを
する必要があり、かつISDN用の端末が高価である等の理
由により、現状では所定の変換器（以下、ターミナルア
ダプタという）を介して既存の端末をISDNに接続する方
式が採用されている。
第２図はこの種の方式の一般的なシステム構成を示
す。同図において、デジタルボタン電話主装置１（又は
デジタルPBX）内に、標準電話機３のごとき内線端末を
接続するための端末インタフェースユニット５と、外線
としてのISDN7を接続するためのISDNインタフェースユ
ニット９とが実装されている。それらのインタフェース
ユニット５、９は、共に制御データハイウェイ11及びス
ピーチハイウェイ13を介して制御ユニット15に接続され
ている。こうして、デジタルボタン電話主装置１を通じ
て標準電話機３とISDN7間で音声通話が可能になってい
る。つまり、デジタルボタン電話主装置１が、ISDN7に
標準電話機３を接続するためのターミナルアダプタの役
割を果たしている。
す。同図において、デジタルボタン電話主装置１（又は
デジタルPBX）内に、標準電話機３のごとき内線端末を
接続するための端末インタフェースユニット５と、外線
としてのISDN7を接続するためのISDNインタフェースユ
ニット９とが実装されている。それらのインタフェース
ユニット５、９は、共に制御データハイウェイ11及びス
ピーチハイウェイ13を介して制御ユニット15に接続され
ている。こうして、デジタルボタン電話主装置１を通じ
て標準電話機３とISDN7間で音声通話が可能になってい
る。つまり、デジタルボタン電話主装置１が、ISDN7に
標準電話機３を接続するためのターミナルアダプタの役
割を果たしている。
このように、通信データをデジタルデータの状態で内
部処理するデジタルボタン電話主装置１やデジタルPBX
のごとき通信装置を介して端末をISDNのごときデジタル
通信網に接続する場合、そうした通信装置内では多数の
チャンネルを多重化するため極めて高速度で音声データ
を処理しており、一方、ISDNのデータ入出力速度はもっ
と低速である。例えば、デジタルボタン電話主装置１内
では一般にスピーチハイウェイ13上を2Mbpsの速度で音
声データが伝送されているが、ISDN7の音声入出力速度
は64Kbpsである。そのため、このようなデータ速度の相
違を補償することが必要となる。
部処理するデジタルボタン電話主装置１やデジタルPBX
のごとき通信装置を介して端末をISDNのごときデジタル
通信網に接続する場合、そうした通信装置内では多数の
チャンネルを多重化するため極めて高速度で音声データ
を処理しており、一方、ISDNのデータ入出力速度はもっ
と低速である。例えば、デジタルボタン電話主装置１内
では一般にスピーチハイウェイ13上を2Mbpsの速度で音
声データが伝送されているが、ISDN7の音声入出力速度
は64Kbpsである。そのため、このようなデータ速度の相
違を補償することが必要となる。
そのような理由から、従来のISDNインタフェースユニ
ット９は第３図に示すような構成を採っている。同図に
おいて、第１の音声チャンネル用の64K/2M速度変換回路
17aと第２の音声チャンネル用の64K/2M速度変換回路17b
とがスピーチハイウェイ13に接続されている。これら速
度変換回路17a,17bは、タイムスロットアサイナ19から
各々に指定されたスピーチハイウェイ13のタイムスロッ
トにアクセスする。指定された２つのタイムスロットか
ら読出された2Mbpsの音声データは夫々速度変換器17a、
17bにて64Kbpsに速度変換された後、位相差を吸収する
ためのエラスティックストアメモリ21a、21bに入力され
る。エラスティックストアメモリ21a、21bは、Ｓインタ
フェース回路23を通じてISDN7から与えられるクロック
に同期して、音声データをＳインタフェース回路23に出
力する。Ｓインタフェース回路23は、ISDN7の加入者イ
ンタフェース（Ｓ点と呼ばれる）22にアクセスするため
の回路で、エラスティックストアメモリ21a、21bからの
64kbpsの音声データを所定のフォーマットにしてISDN7
の２つの音声チャンネルに送出する。また、このＳイン
タフェース回路23は、制御ユニット15内の制御用プロセ
ッサ24からデータハイウェイ11、中継用マイクロプロセ
ッサ25を通じて送られて来る制御データを、所定のフォ
ーマットにしてISDN7の制御データチャンネルに送出す
る。一方、ISDN7から送られて来る音声データ及び制御
データは、上記と逆の経路を通ってスピーチハイウェイ
13及び制御用プロセッサ24に送られる。
ット９は第３図に示すような構成を採っている。同図に
おいて、第１の音声チャンネル用の64K/2M速度変換回路
17aと第２の音声チャンネル用の64K/2M速度変換回路17b
とがスピーチハイウェイ13に接続されている。これら速
度変換回路17a,17bは、タイムスロットアサイナ19から
各々に指定されたスピーチハイウェイ13のタイムスロッ
トにアクセスする。指定された２つのタイムスロットか
ら読出された2Mbpsの音声データは夫々速度変換器17a、
17bにて64Kbpsに速度変換された後、位相差を吸収する
ためのエラスティックストアメモリ21a、21bに入力され
る。エラスティックストアメモリ21a、21bは、Ｓインタ
フェース回路23を通じてISDN7から与えられるクロック
に同期して、音声データをＳインタフェース回路23に出
力する。Ｓインタフェース回路23は、ISDN7の加入者イ
ンタフェース（Ｓ点と呼ばれる）22にアクセスするため
の回路で、エラスティックストアメモリ21a、21bからの
64kbpsの音声データを所定のフォーマットにしてISDN7
の２つの音声チャンネルに送出する。また、このＳイン
タフェース回路23は、制御ユニット15内の制御用プロセ
ッサ24からデータハイウェイ11、中継用マイクロプロセ
ッサ25を通じて送られて来る制御データを、所定のフォ
ーマットにしてISDN7の制御データチャンネルに送出す
る。一方、ISDN7から送られて来る音声データ及び制御
データは、上記と逆の経路を通ってスピーチハイウェイ
13及び制御用プロセッサ24に送られる。
ISDN7のクロックはまた、Ｓインタフェース回路23を
通じて従属同期回路27にも与えられる。従属同期回路27
は、ISDN7のクロックに従属同期したマスタクロックDTC
LK（4MHz）を生成する。この従属同期クロックDTCLKは
制御ユニット15内のクロック生成回路29に送られる。ク
ロック生成回路29は、内部発振器31からの自走クロック
と従属同期クロックDTCLKのいずれか一方を選択するよ
うになっており、この場合は従属同期クロックDTCLKを
選択してこれに基づき基本クロック（2MHz）及びフレー
ム同期信号（8kHz）を生成する。こうして従属同期クロ
ックに基づき生成された基本クロック及びフレーク同期
信号によって、スピーチハイウェイ13やタイムスイッチ
33等でのデータ処理タイミングが決定される。
通じて従属同期回路27にも与えられる。従属同期回路27
は、ISDN7のクロックに従属同期したマスタクロックDTC
LK（4MHz）を生成する。この従属同期クロックDTCLKは
制御ユニット15内のクロック生成回路29に送られる。ク
ロック生成回路29は、内部発振器31からの自走クロック
と従属同期クロックDTCLKのいずれか一方を選択するよ
うになっており、この場合は従属同期クロックDTCLKを
選択してこれに基づき基本クロック（2MHz）及びフレー
ム同期信号（8kHz）を生成する。こうして従属同期クロ
ックに基づき生成された基本クロック及びフレーク同期
信号によって、スピーチハイウェイ13やタイムスイッチ
33等でのデータ処理タイミングが決定される。
（発明が解決しようとする課題） 上述のように、デジタルボタン電話主装置やデジタル
PBXのようなデジタル通信装置に実装される従来のデジ
タル通信網インタフェースユニットは、通信装置内部と
外部通信網間のデータ速度の相違及び位相ずれを補償す
るため、速度変換回路や位相差吸収用メモリを必要と
し、さらに内部クロックを外部通信網に従属同期させる
ための回路も必要とする。そのため、従来のものは複雑
かつ大規模な回路構成とならざる得ず、かつ高価である
という欠点をもつ。
PBXのようなデジタル通信装置に実装される従来のデジ
タル通信網インタフェースユニットは、通信装置内部と
外部通信網間のデータ速度の相違及び位相ずれを補償す
るため、速度変換回路や位相差吸収用メモリを必要と
し、さらに内部クロックを外部通信網に従属同期させる
ための回路も必要とする。そのため、従来のものは複雑
かつ大規模な回路構成とならざる得ず、かつ高価である
という欠点をもつ。
従って、本発明の目的は、簡単な構成でかつ安価なデ
ジタル通信網インタフェース装置を提供することにあ
る。
ジタル通信網インタフェース装置を提供することにあ
る。
（課題を解決するための手段） 本発明は、通信データを内部にてデジタルデータの状
態で処理するデジタル通信装置に設けられ、この通信装
置とそれとはデータ速度の異るデジタル通信網との間の
データ通信を中継するためのものにおいて、通信装置内
部のデータ速度に同期して作動し、通信装置内のデジタ
ルデータとアナログ信号間の相互変換を行うための第１
の変換手段と、デジタル通信網のデータ速度に同期して
作動し、上記アナログ信号をデジタル通信網内のデジタ
ルデータ間の相互変換を行うための第２の変換手段とを
有するデジタル通信網インタフェース装置を提供する。
態で処理するデジタル通信装置に設けられ、この通信装
置とそれとはデータ速度の異るデジタル通信網との間の
データ通信を中継するためのものにおいて、通信装置内
部のデータ速度に同期して作動し、通信装置内のデジタ
ルデータとアナログ信号間の相互変換を行うための第１
の変換手段と、デジタル通信網のデータ速度に同期して
作動し、上記アナログ信号をデジタル通信網内のデジタ
ルデータ間の相互変換を行うための第２の変換手段とを
有するデジタル通信網インタフェース装置を提供する。
さらに本発明は、上記構成に加え、アナログ信号のレ
ベルを調整するための手段を有するデジタル通信網イン
タフェース装置を提供する。
ベルを調整するための手段を有するデジタル通信網イン
タフェース装置を提供する。
（作 用） 上記構成によれば、デジタル通信装置内部のデジタル
データは一旦アナログ信号に変換された後、外部のデジ
タル通信網に同期した速度のデジタルデータに変換され
て外部通信網に送出される。また、外部通信網からのデ
ジタルデータは一旦アナログ信号に変換された後、通信
装置内部のデータ速度のデジタルデータに変換される。
このように、通信データは中間でアナログ信号に変換さ
れるため、その両側のデジタルデータ同志を直接的に速
度合せや位相合せする必要は生じない。また、通信デー
タのレベル調整は、アナログ信号状態のときに行なえる
ため、デジタルパッドに比べて調整量の自由度が大き
い。
データは一旦アナログ信号に変換された後、外部のデジ
タル通信網に同期した速度のデジタルデータに変換され
て外部通信網に送出される。また、外部通信網からのデ
ジタルデータは一旦アナログ信号に変換された後、通信
装置内部のデータ速度のデジタルデータに変換される。
このように、通信データは中間でアナログ信号に変換さ
れるため、その両側のデジタルデータ同志を直接的に速
度合せや位相合せする必要は生じない。また、通信デー
タのレベル調整は、アナログ信号状態のときに行なえる
ため、デジタルパッドに比べて調整量の自由度が大き
い。
（実施例） 以下、実施例により説明する。
第１図は、本発明の一実施例に係るISDN用インタフェ
ースユニットの構成を示す。尚、従来と同一構成の要素
には第３図の対応する要素と同一の参照番号が付してあ
る。
ースユニットの構成を示す。尚、従来と同一構成の要素
には第３図の対応する要素と同一の参照番号が付してあ
る。
ISDNインタフェースユニット41はデジタルボタン電話
主装置内に外線インタフェースユニットとして実装さ
れ、制御データハイウエイ11及びスピーチハイウェイ13
を介して制御ユニット43に接続される。図示省略されて
いるが、標準電話機のごとき端末を接続するための端末
インターフェースユニットもこの主装置内に実装され、
制御データハイウェイ11及びスピーチハイウェイ13を介
して制御ユニット43に接続され、それにより端末とISDN
間での音声通話が可能になっている。尚、端末インタフ
ェースユニットのような図示省略した部分については、
従来のデジタルボタン電話主装置のそれと同構成のもの
が採用できる。
主装置内に外線インタフェースユニットとして実装さ
れ、制御データハイウエイ11及びスピーチハイウェイ13
を介して制御ユニット43に接続される。図示省略されて
いるが、標準電話機のごとき端末を接続するための端末
インターフェースユニットもこの主装置内に実装され、
制御データハイウェイ11及びスピーチハイウェイ13を介
して制御ユニット43に接続され、それにより端末とISDN
間での音声通話が可能になっている。尚、端末インタフ
ェースユニットのような図示省略した部分については、
従来のデジタルボタン電話主装置のそれと同構成のもの
が採用できる。
ISDNの基本インタフェースは２つの音声チャンネル
（各々64kbps）と、１つの制御データチャンネル（16kb
ps）とから構成されて、それらが時分割多重化され、そ
のフレームの周波数は8kHzとなっている。ISDNインタフ
ェースユニット41はそのようなISDNのインタフェース仕
様に合せて構成されている。
（各々64kbps）と、１つの制御データチャンネル（16kb
ps）とから構成されて、それらが時分割多重化され、そ
のフレームの周波数は8kHzとなっている。ISDNインタフ
ェースユニット41はそのようなISDNのインタフェース仕
様に合せて構成されている。
即ち、第１の音声チャンネル用のコーデック43aと第
２の音声チャンネル用のコーデック43bとがスピーチハ
イウェイ13に接続されており、それらはタイムスロット
アサイナ45により指定されたスピーチハイウェイ13のタ
イムスロットにアクセスする。スピーチハイウェイ13で
は、2MHzの基本クロックPHCLKに従がい32の通話チャン
ネル（タイムスロット）が時分割多重化されている。コ
ーデック43a,43bは指定されたタイムスロットから基本
クロックPHCLKに従って2Mbpsの速度で音声データ（PCM
コード）を読出し、これをアナログ音声信号に変換す
る。このアナログ音声信号はレベル調整用アンプ47a、4
7bを通りコーデック49a、49bに入力される。コーデック
49a、49bは、Ｓインタフェース回路23を通じて与えられ
るISDNからのクロックに同期して、アナログ音声信号を
再びPCMコードに変換して64kbpsの速度でＳインタフェ
ース回路23に出力する。
２の音声チャンネル用のコーデック43bとがスピーチハ
イウェイ13に接続されており、それらはタイムスロット
アサイナ45により指定されたスピーチハイウェイ13のタ
イムスロットにアクセスする。スピーチハイウェイ13で
は、2MHzの基本クロックPHCLKに従がい32の通話チャン
ネル（タイムスロット）が時分割多重化されている。コ
ーデック43a,43bは指定されたタイムスロットから基本
クロックPHCLKに従って2Mbpsの速度で音声データ（PCM
コード）を読出し、これをアナログ音声信号に変換す
る。このアナログ音声信号はレベル調整用アンプ47a、4
7bを通りコーデック49a、49bに入力される。コーデック
49a、49bは、Ｓインタフェース回路23を通じて与えられ
るISDNからのクロックに同期して、アナログ音声信号を
再びPCMコードに変換して64kbpsの速度でＳインタフェ
ース回路23に出力する。
Ｓインタフェース回路23は従来と同一の構成であり、
ISDNとの電気的インタフェースのための３値AMI符号化
／複合化回路、音声及び制御チャンネルの分離及び多重
のための回路、各チャンネルの制御回路などを備えてい
る。このＳインタフェース回路23はISDNの加入者側イン
タフェース（Ｓ点）22に接続されており、コーデック49
a、49bからの音声データをISDNの音声チャンネルに送出
する。
ISDNとの電気的インタフェースのための３値AMI符号化
／複合化回路、音声及び制御チャンネルの分離及び多重
のための回路、各チャンネルの制御回路などを備えてい
る。このＳインタフェース回路23はISDNの加入者側イン
タフェース（Ｓ点）22に接続されており、コーデック49
a、49bからの音声データをISDNの音声チャンネルに送出
する。
また、Ｓインタフェース回路23はISDNから送られてき
た音声データをチャンネル毎に分離して夫々64kbpsの速
度でコーデック49a、49bに送る。コーデック49a、49bは
ISDNからのクロックに同期して音声データを受け取り、
これをアナログ音声信号に変換する。このアナログ音声
信号はレベル調整用アンプ51a,51bを通じてコーデック4
3a,43bに入力される。コーデック43a,43bはアナログ音
声信号をスピーチハイウェイ13の基本クロックPHCLKに
同期してPCMコードに戻して2Mbpsの速度でスピーチハイ
ウェイ13の指定されたタイムスロットに乗せる。
た音声データをチャンネル毎に分離して夫々64kbpsの速
度でコーデック49a、49bに送る。コーデック49a、49bは
ISDNからのクロックに同期して音声データを受け取り、
これをアナログ音声信号に変換する。このアナログ音声
信号はレベル調整用アンプ51a,51bを通じてコーデック4
3a,43bに入力される。コーデック43a,43bはアナログ音
声信号をスピーチハイウェイ13の基本クロックPHCLKに
同期してPCMコードに戻して2Mbpsの速度でスピーチハイ
ウェイ13の指定されたタイムスロットに乗せる。
音声のレベル調整は、アナログ信号のときにレベル調
整用アンプ47a,47b,51a,51bによって行われる。これら
レベル調整用アンプ47a,47b,51a,51bは制御ユニット15
内の制御用プロセッサ24の制御下に置かれている。アナ
ログ信号状態でのレベル調整は、デジタルデータに対す
るデジタルパッド方式に比較して、調整量の自由度が大
きいという利点がある。
整用アンプ47a,47b,51a,51bによって行われる。これら
レベル調整用アンプ47a,47b,51a,51bは制御ユニット15
内の制御用プロセッサ24の制御下に置かれている。アナ
ログ信号状態でのレベル調整は、デジタルデータに対す
るデジタルパッド方式に比較して、調整量の自由度が大
きいという利点がある。
制御データに関しては、制御ユニット15内の制御用プ
ロセッサ24からデータハイウェイ11、中継用マイクロプ
ロセッサ25を通じてＳインタフェース回路23に与えられ
て、ISDNの制御データチャンネルに送出される。またこ
れとは逆の経路で、ISDNから制御用プロセッサ24に制御
データが送られる。このISDNから制御用プロセッサ24に
与えられる制御データに従って、呼接続処理等が行われ
る。
ロセッサ24からデータハイウェイ11、中継用マイクロプ
ロセッサ25を通じてＳインタフェース回路23に与えられ
て、ISDNの制御データチャンネルに送出される。またこ
れとは逆の経路で、ISDNから制御用プロセッサ24に制御
データが送られる。このISDNから制御用プロセッサ24に
与えられる制御データに従って、呼接続処理等が行われ
る。
制御ユニット15内のクロック生成回路29は、内部発振
器31からの自走クロックに基づいて基本クロック及びフ
レーム同期信号を生成し、スピーチハイウェイ13やタイ
ムスイッチ33等に供給する。
器31からの自走クロックに基づいて基本クロック及びフ
レーム同期信号を生成し、スピーチハイウェイ13やタイ
ムスイッチ33等に供給する。
以上説明したように、本発明によれば、デジタル通信
装置内部のデジタルデータを外部のデジタル通信網に送
信しかつデジタル通信網から受信する場合に、途中で一
旦アナログ信号に変換しているため、内外データ間の速
度変換回路、位相吸収回路及び従属同期回路が不要とな
るので、構成が簡単かつ安価になるとともに、アナログ
信号の段階で自由度の高いレベル調整が可能となる。
装置内部のデジタルデータを外部のデジタル通信網に送
信しかつデジタル通信網から受信する場合に、途中で一
旦アナログ信号に変換しているため、内外データ間の速
度変換回路、位相吸収回路及び従属同期回路が不要とな
るので、構成が簡単かつ安価になるとともに、アナログ
信号の段階で自由度の高いレベル調整が可能となる。
第１図は本発明の一実施例に係るISDNインタフェースユ
ニットの構成を示すブロック線図、第２図はデジタルボ
タン電話主装置を用いてISDNに標準電話機を接続する場
合の一般的システム構成を示すブロック線図、第３図は
従来のISDNインタフェースユニットの構成を示すブロッ
ク線図である。 １……デジタルボタン電話主装置、３……標準電話機、
５……端末インタフェースユニット、７……サービス統
合デジタル網（ISDN）、11……制御データハイウェイ、
13……スピーチハイウェイ、15……制御ユニット、22…
…ISDNの加入者インタフェース（Ｓ点）、23……Ｓイン
タフェース回路、41……ISDNインタフェースユニット、
43……コーデック、47、51……レベル調整用アンプ、49
……コーデック。
ニットの構成を示すブロック線図、第２図はデジタルボ
タン電話主装置を用いてISDNに標準電話機を接続する場
合の一般的システム構成を示すブロック線図、第３図は
従来のISDNインタフェースユニットの構成を示すブロッ
ク線図である。 １……デジタルボタン電話主装置、３……標準電話機、
５……端末インタフェースユニット、７……サービス統
合デジタル網（ISDN）、11……制御データハイウェイ、
13……スピーチハイウェイ、15……制御ユニット、22…
…ISDNの加入者インタフェース（Ｓ点）、23……Ｓイン
タフェース回路、41……ISDNインタフェースユニット、
43……コーデック、47、51……レベル調整用アンプ、49
……コーデック。
Claims (1)
- 【請求項１】通信データを内部にてデジタルデータの状
態で処理するデジタル通信装置に設けられ、この通信装
置内部とはデータ速度が異なるデジタル通信網と前記通
信装置の間のデータ通信を中継するためのものにおい
て、前記通信装置内部のデータ速度を規制するクロック
に基づいて前記通信装置内のデジタルデータとアナログ
信号との間の相互変換を行う第１の変換手段と、前記デ
ジタル通信網のデータ速度を規制するクロックに基づい
て前記アナログ信号と前記デジタル通信網内のデジタル
データとの間の相互変換を行うための第２の変換手段
と、前記アナログ信号のレベルを調整するための手段
と、を有するデジタル通信網インタフェース装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138258A JP2988668B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | デジタル通信網インタフェース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1138258A JP2988668B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | デジタル通信網インタフェース装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033595A JPH033595A (ja) | 1991-01-09 |
| JP2988668B2 true JP2988668B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=15217740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1138258A Expired - Fee Related JP2988668B2 (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | デジタル通信網インタフェース装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2988668B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1159883B1 (en) | 1999-05-26 | 2009-10-21 | Ikuo Toratani | Clothing such as shorts or bathing suit |
| JP2007253974A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Kurabo Ind Ltd | 断熱体、対向構造及び保温容器 |
| US7871966B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-01-18 | Nippon Oil Corporation | Lubricating oil composition |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS556958A (en) * | 1978-06-30 | 1980-01-18 | Victor Co Of Japan Ltd | Sampling frequency converter |
| JPS63227194A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-21 | Fujitsu Ltd | 端局装置 |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP1138258A patent/JP2988668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH033595A (ja) | 1991-01-09 |
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