JP2987779B2 - ベルト引張器及びその製造方法 - Google Patents
ベルト引張器及びその製造方法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
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- F16H7/10—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
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-
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- F16H2007/081—Torsion springs
-
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、無端伝動ベルト等のための新規なベルト引
張器に関する。
張器に関する。
技術背景 無端経路に沿って移動するようになされた伝動ベルト
のためのものであり、該ベルトに対して固定関係になさ
れる支持手段と、該支持手段によって担持されており、
該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段と、前記
ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支
持手段に対して移動させて該ベルトに圧接させるために
該支持手段及びベルト係合手段に作動的に連結された第
1ばねと、該ベルト係合手段の前記支持手段に対する少
くとも一方向への移動を制動するために該支持手段及び
ベルト係合手段に作動的に連結された摩擦制動手段とか
ら成るベルト引張器であり、該摩擦制動手段は長手軸線
を有し、前記支持手段は、長手軸線を有し、前記ベルト
係合手段に対して移動しないように固定された軸を備
え、該ベルト係合手段は、その一部分を前記軸に対して
回転するように該軸によって回転自在に担持されてお
り、前記摩擦制動手段は、1対の摩擦係合する第1部分
と第2部分と、該第1部分を第2部分に一定のばね力で
圧接させる第2ばねから成り、該第1部分は、前記軸に
同軸的に装着され、該第2部分に対して相対的に該軸に
沿って移動自在の摩擦材製環状パッドを含み、該第1部
分に案内手段が設けられており、前記支持手段は、前記
第1部分の軸方向の移動を案内するために前記案内手段
を受容する開口を有する端部キャップから成り、該開口
は該案内手段を受容する軸受手段を有しているベルト引
張器を提供することは、周知である。例えば、米国特許
第4,596,538号参照。
のためのものであり、該ベルトに対して固定関係になさ
れる支持手段と、該支持手段によって担持されており、
該支持手段に対して移動自在のベルト係合手段と、前記
ベルトに緊張を与えるように該ベルト係合手段を前記支
持手段に対して移動させて該ベルトに圧接させるために
該支持手段及びベルト係合手段に作動的に連結された第
1ばねと、該ベルト係合手段の前記支持手段に対する少
くとも一方向への移動を制動するために該支持手段及び
ベルト係合手段に作動的に連結された摩擦制動手段とか
ら成るベルト引張器であり、該摩擦制動手段は長手軸線
を有し、前記支持手段は、長手軸線を有し、前記ベルト
係合手段に対して移動しないように固定された軸を備
え、該ベルト係合手段は、その一部分を前記軸に対して
回転するように該軸によって回転自在に担持されてお
り、前記摩擦制動手段は、1対の摩擦係合する第1部分
と第2部分と、該第1部分を第2部分に一定のばね力で
圧接させる第2ばねから成り、該第1部分は、前記軸に
同軸的に装着され、該第2部分に対して相対的に該軸に
沿って移動自在の摩擦材製環状パッドを含み、該第1部
分に案内手段が設けられており、前記支持手段は、前記
第1部分の軸方向の移動を案内するために前記案内手段
を受容する開口を有する端部キャップから成り、該開口
は該案内手段を受容する軸受手段を有しているベルト引
張器を提供することは、周知である。例えば、米国特許
第4,596,538号参照。
発明の開示 本発明の特徴は、無端経路に沿って移動するようにな
された伝動ベルトのためのものであり、従来の引張器い
のいて必要とされていた別個の軸受手段を設ける必要を
排除する独特の端部キャップを備えたベルト引張器を提
供することである。
された伝動ベルトのためのものであり、従来の引張器い
のいて必要とされていた別個の軸受手段を設ける必要を
排除する独特の端部キャップを備えたベルト引張器を提
供することである。
上記米国特許第4,596,538号に開示された従来のベル
ト引張器は、鋳造アルミニウムの端部キャップを有して
いる。そのような端部キャップの場合、固定支持手段に
対するベルト引張器のベルト係合アームの移動を摩擦力
により制動するために摩擦材製の環状パッドの案内手段
を端部キャップに対して軸方向に移動させることができ
るように該端部キャップの開口を内張りするための別個
の軸受ライニングを必要とする。
ト引張器は、鋳造アルミニウムの端部キャップを有して
いる。そのような端部キャップの場合、固定支持手段に
対するベルト引張器のベルト係合アームの移動を摩擦力
により制動するために摩擦材製の環状パッドの案内手段
を端部キャップに対して軸方向に移動させることができ
るように該端部キャップの開口を内張りするための別個
の軸受ライニングを必要とする。
しかしながら、本発明の教示に従って端部キャップの
実質的に全体をポリマー材で形成すれば、そのような別
個の軸受ライニングを必要としないことが認められた。
なぜなら、端部キャップ自体の素材が、制動手段の案内
手段のための軸受手段を構成するので、該案内手段のた
めの別個のライニングを設ける必要がない。
実質的に全体をポリマー材で形成すれば、そのような別
個の軸受ライニングを必要としないことが認められた。
なぜなら、端部キャップ自体の素材が、制動手段の案内
手段のための軸受手段を構成するので、該案内手段のた
めの別個のライニングを設ける必要がない。
本発明の他の実施例によれば、無端経路に沿って移動
するようになされた伝動ベルトのためのものであり、該
ベルトに対して固定関係になされる支持手段と、該支持
手段によって担持されており、該支持手段に対して移動
自在のベルト係合手段と、前記ベルトに緊張を与えるよ
うに該ベルト係合手段を前記支持手段に対して移動させ
て該ベルトに圧接させるために該支持手段及びベルト係
合手段に作動的に連結された第1ばねと、該ベルト係合
手段の前記支持手段に対する少くとも一方向への移動を
制動するために該支持手段及びベルト係合手段に作動的
に連結された摩擦制動手段とから成るベルト引張器にお
いて、該摩擦制動手段は長手軸線を有し、前記支持手段
は、長手軸線を有し、前記ベルト係合手段に対して移動
しないように固定された軸を備え、該ベルト係合手段
は、その一部分を前記軸に対して回転するように該軸に
よって回転自在に担持されており、前記摩擦制動手段
は、1対の摩擦係合する第1部分と第2部分と、該第1
部分を第2部分に一定のばね力で圧接させる第2ばねか
ら成り、該第1部分は、前記軸に同軸的に装着され、該
第2部分に対して相対的に該軸に沿って移動自在の摩擦
材製環状パッドを含み、該第1部分に案内手段が設けら
れており、前記支持手段は、前記第1部分の軸方向の移
動を案内するために前記案内手段を受容する開口を有す
る端部キャップから成り、該開口は該案内手段を受容す
る軸受手段を有しているベルト引張器であって、前記端
部キャップがポリマー材で形成されており、該端部キャ
ップ自体が前記軸受手段を構成することを特徴とするベ
ルト引張器が提供される。
するようになされた伝動ベルトのためのものであり、該
ベルトに対して固定関係になされる支持手段と、該支持
手段によって担持されており、該支持手段に対して移動
自在のベルト係合手段と、前記ベルトに緊張を与えるよ
うに該ベルト係合手段を前記支持手段に対して移動させ
て該ベルトに圧接させるために該支持手段及びベルト係
合手段に作動的に連結された第1ばねと、該ベルト係合
手段の前記支持手段に対する少くとも一方向への移動を
制動するために該支持手段及びベルト係合手段に作動的
に連結された摩擦制動手段とから成るベルト引張器にお
いて、該摩擦制動手段は長手軸線を有し、前記支持手段
は、長手軸線を有し、前記ベルト係合手段に対して移動
しないように固定された軸を備え、該ベルト係合手段
は、その一部分を前記軸に対して回転するように該軸に
よって回転自在に担持されており、前記摩擦制動手段
は、1対の摩擦係合する第1部分と第2部分と、該第1
部分を第2部分に一定のばね力で圧接させる第2ばねか
ら成り、該第1部分は、前記軸に同軸的に装着され、該
第2部分に対して相対的に該軸に沿って移動自在の摩擦
材製環状パッドを含み、該第1部分に案内手段が設けら
れており、前記支持手段は、前記第1部分の軸方向の移
動を案内するために前記案内手段を受容する開口を有す
る端部キャップから成り、該開口は該案内手段を受容す
る軸受手段を有しているベルト引張器であって、前記端
部キャップがポリマー材で形成されており、該端部キャ
ップ自体が前記軸受手段を構成することを特徴とするベ
ルト引張器が提供される。
従って、本発明の目的は、上述した又は以下に述べる
本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、無端
経路に沿って移動するようになされた伝動ベルトのため
の新規なベルト引張器を提供することである。
本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、無端
経路に沿って移動するようになされた伝動ベルトのため
の新規なベルト引張器を提供することである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記ベル
ト引張器を製造する新規な方法を提供することである。
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記ベル
ト引張器を製造する新規な方法を提供することである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、支持手段
と、単一のボルトと、ベルト引張器との新規な組合せ体
を提供することである。
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、支持手段
と、単一のボルトと、ベルト引張器との新規な組合せ体
を提供することである。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記組合
せ体を製造する新規な方法を提供することである。
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記組合
せ体を製造する新規な方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、上述した又は以下に述べる
本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、本発
明のベルト引張器を含む新規なキットを提供することで
ある。
本発明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、本発
明のベルト引張器を含む新規なキットを提供することで
ある。
本発明の他の目的は、上述した又は以下に述べる本発
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記キッ
トを製造する新規な方法を提供することである。
明の新規な特徴の1つ又はそれ以上を有する、上記キッ
トを製造する新規な方法を提供することである。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の新規なベルト引張器の一部断面に
よる拡大側面図であり、該引張器が特定の支持構造体に
取付けられたところを示す。
よる拡大側面図であり、該引張器が特定の支持構造体に
取付けられたところを示す。
第2図は、第1図の線2−2に沿ってみた断面図であ
る。
る。
第3図は、第1図及び第2図に示された本発明のベル
ト引張器の各構成部品の分解透視図である。
ト引張器の各構成部品の分解透視図である。
第4図は、本発明の新規なキットの概略図である。
実施例 本発明のいろいろな特徴は、ここでは、特定の自動車
の特定の伝動ベルトのためのベルト引張器を提供するも
のとして例示され、説明されているが、本発明の各特徴
は、所望に応じて他のタイプの装置のためのベルト引張
器を構成するために単独で、又は、組合せて用いること
ができる。
の特定の伝動ベルトのためのベルト引張器を提供するも
のとして例示され、説明されているが、本発明の各特徴
は、所望に応じて他のタイプの装置のためのベルト引張
器を構成するために単独で、又は、組合せて用いること
ができる。
従って、添付図は本発明の広範な用途の1つを例示す
るためのものにすぎないから、本発明は、添付図に示さ
れた実施例に限定されるものではない。
るためのものにすぎないから、本発明は、添付図に示さ
れた実施例に限定されるものではない。
第1図を参照して説明すると、本発明の新規なベルト
引張器は、総体的に参照番号20で示されており、自動車
(図示せず)等の内燃エンジン(図示せず)支持部材又
は支持ブラケット22に単一のボルト23によって固定する
ようになされた支持体又はハウジング21を備えている。
ボルト23は、ハウジング21の中空軸25の開口24及びそれ
と整列した支持ブラケット22の両表面27,28を貫通した
開口26に挿通し、そのねじ付端部分30にナット29を螺着
し、ワッシャ31を支持ブラケット22の端面28に圧接さ
せ、ワッシャ32をボルト23の拡大ヘッド35によってハウ
ジング21の端部キャップ34の端面33に圧接する。
引張器は、総体的に参照番号20で示されており、自動車
(図示せず)等の内燃エンジン(図示せず)支持部材又
は支持ブラケット22に単一のボルト23によって固定する
ようになされた支持体又はハウジング21を備えている。
ボルト23は、ハウジング21の中空軸25の開口24及びそれ
と整列した支持ブラケット22の両表面27,28を貫通した
開口26に挿通し、そのねじ付端部分30にナット29を螺着
し、ワッシャ31を支持ブラケット22の端面28に圧接さ
せ、ワッシャ32をボルト23の拡大ヘッド35によってハウ
ジング21の端部キャップ34の端面33に圧接する。
本発明のベルト引張器(以下、単に「引張器」とも称
する)20は、全体的には、上記米国特許第4,596,538号
に開示されたタイプ及び構造のものである。
する)20は、全体的には、上記米国特許第4,596,538号
に開示されたタイプ及び構造のものである。
従って、本発明の引張器20の構造の細部、及び、引張
器を支持部材22に取付ける理由は、上記米国特許第4,59
6,538号に詳述されているので、ここでは、本発明の特
徴を理解するために必要と考えられる本発明の引張器20
の構造の細部と、引張器20を支持部材22に取付けるため
の独特の取付け構造だけを説明する。
器を支持部材22に取付ける理由は、上記米国特許第4,59
6,538号に詳述されているので、ここでは、本発明の特
徴を理解するために必要と考えられる本発明の引張器20
の構造の細部と、引張器20を支持部材22に取付けるため
の独特の取付け構造だけを説明する。
本発明のベルト引張器20は、金属製のベルト係合手段
即ちアーム36を備え、中空軸25に回転自在に取付けられ
る部分37を有する。部分37は、中空軸25を軸方向に入れ
子式に受容するとともに、該中空軸25に入れ子式に装着
された筒状軸受部分38′をも入れ子式に受容する円筒形
開口38を有している。かくして、筒状軸受部分即ち軸受
手段38′は、ベルト係合手段36の部分37のための軸受表
面を提供する。該25は、金属材で形成され、軸受手段3
8′は、任意の適当なポリマー材で形成される。
即ちアーム36を備え、中空軸25に回転自在に取付けられ
る部分37を有する。部分37は、中空軸25を軸方向に入れ
子式に受容するとともに、該中空軸25に入れ子式に装着
された筒状軸受部分38′をも入れ子式に受容する円筒形
開口38を有している。かくして、筒状軸受部分即ち軸受
手段38′は、ベルト係合手段36の部分37のための軸受表
面を提供する。該25は、金属材で形成され、軸受手段3
8′は、任意の適当なポリマー材で形成される。
ベルト係合手段36は、その一端に適当なボルト41によ
って回転自在に取付けられたプーリー39を有しており、
該プーリー39の環状表面42が、周知の態様で第1図に破
線で示されるベルト43のような伝動ベルトに係合するよ
うになされている。
って回転自在に取付けられたプーリー39を有しており、
該プーリー39の環状表面42が、周知の態様で第1図に破
線で示されるベルト43のような伝動ベルトに係合するよ
うになされている。
ベルト引張器20の支持手段又はハウジング2は、金属
材製のカップ形ケーシング44から成る。カップ形ケーシ
ング44は、開放端45と、閉鎖端46を有し、閉鎖端46は中
央貫通開口47を備えている。この中央貫通開口47に中空
軸25の刻み付端部48をプレス嵌めし、それによって中空
軸25をケーシング44に固定するとともに、ケーシング44
に対する中空軸25の相対回転を防止する。
材製のカップ形ケーシング44から成る。カップ形ケーシ
ング44は、開放端45と、閉鎖端46を有し、閉鎖端46は中
央貫通開口47を備えている。この中央貫通開口47に中空
軸25の刻み付端部48をプレス嵌めし、それによって中空
軸25をケーシング44に固定するとともに、ケーシング44
に対する中空軸25の相対回転を防止する。
カップ中空軸25の他端49の外周面にも刻みが付されて
おり、刻み付端部49を端部キャップ34の中央貫通開口50
に直接締着し、それによって端部キャップ34を中空軸25
に連結するとともに、中空軸25に対するキャップ34の相
対回転を防止する。
おり、刻み付端部49を端部キャップ34の中央貫通開口50
に直接締着し、それによって端部キャップ34を中空軸25
に連結するとともに、中空軸25に対するキャップ34の相
対回転を防止する。
以下の説明から明らかなように、本発明のベルト引張
り機20の端部キャップ34は、独特の目的のために実質的
に全体をポリマー材で形成する。従って、中空軸25のキ
ャップ34に対する相対回転を防止するために、端部キャ
ップ34内に金属製インサート51を金型成形又はその他の
方法で埋入することができ、インサート51を中空軸25の
刻み付端部49にプレス嵌めし、それによって端部キャッ
プ34を中空軸25に固定することができるようにする。例
えば、インサート51は、端部キャップ34を中空軸25に組
立てる前に超音波溶接によって端部キャップ34に溶接す
ることができるアルミニウム材正の環状部材で構成する
ことができる。もちろん、インサート51は、端部キャッ
プ34内に埋入関係に機械的に掛止することができるよう
に外周面を適当な形状としたものであってもよい。
り機20の端部キャップ34は、独特の目的のために実質的
に全体をポリマー材で形成する。従って、中空軸25のキ
ャップ34に対する相対回転を防止するために、端部キャ
ップ34内に金属製インサート51を金型成形又はその他の
方法で埋入することができ、インサート51を中空軸25の
刻み付端部49にプレス嵌めし、それによって端部キャッ
プ34を中空軸25に固定することができるようにする。例
えば、インサート51は、端部キャップ34を中空軸25に組
立てる前に超音波溶接によって端部キャップ34に溶接す
ることができるアルミニウム材正の環状部材で構成する
ことができる。もちろん、インサート51は、端部キャッ
プ34内に埋入関係に機械的に掛止することができるよう
に外周面を適当な形状としたものであってもよい。
ケーシング44の開放端45内に金属製のらせん捩りばね
52を配設し、その内端53をベルト係合手段36のハブ部分
54に連結し、鈎形に曲げた外端53′をケーシング44の突
起55に掛止し、捩りばね52をケーシング44と、ベルト係
合手段36とに連結する。かくして、捩りばね52が、ベル
ト係合手段36に偏倚作用を及ぼし、ベルトプーリー39を
軸25に対して特定の方向に移動させてベルト34を緊張状
態に維持する。この態様は、上記米国特許第号4,596,53
8号に詳述されている。
52を配設し、その内端53をベルト係合手段36のハブ部分
54に連結し、鈎形に曲げた外端53′をケーシング44の突
起55に掛止し、捩りばね52をケーシング44と、ベルト係
合手段36とに連結する。かくして、捩りばね52が、ベル
ト係合手段36に偏倚作用を及ぼし、ベルトプーリー39を
軸25に対して特定の方向に移動させてベルト34を緊張状
態に維持する。この態様は、上記米国特許第号4,596,53
8号に詳述されている。
所望ならば、捩りばね52の隣接する巻きの間にポリマ
ー材又は他の任意の減摩材のストリップ56を介設するこ
とができ、筒状軸受手段38′は、ばね52の一端面に当接
するディスク状端部分57を有する構成とすることがで
き、ばね52の他端面に減摩の目的でポリマー材又は他の
任意の減摩材のディスク状部材58を当接させる。
ー材又は他の任意の減摩材のストリップ56を介設するこ
とができ、筒状軸受手段38′は、ばね52の一端面に当接
するディスク状端部分57を有する構成とすることがで
き、ばね52の他端面に減摩の目的でポリマー材又は他の
任意の減摩材のディスク状部材58を当接させる。
ベルト引張器20は、又、摩擦制動手段59を備えてい
る。摩擦制動手段59は、環状スラスト部材61によって相
対回転しないように担持されたブレーキ材の環状摩擦パ
ッドから成る。環状スラスト部材61は、その一端面から
突出した複数の案内部材62を有しており、それらの案内
部材は、それぞれ端部キャップ34に形成された適当な開
口64の受容されており、環状摩擦パッド軸25上での摩擦
パッド60の、ベルト係合手段36の環状の平坦な表面65に
対して離接する軸方向の運動を案内する。環状パッド60
及びスラスト部材61は、第1図に示されるように、ベル
ト係合手段36の別のハブ部分66上に軸方向に摺動自在に
装着されている。
る。摩擦制動手段59は、環状スラスト部材61によって相
対回転しないように担持されたブレーキ材の環状摩擦パ
ッドから成る。環状スラスト部材61は、その一端面から
突出した複数の案内部材62を有しており、それらの案内
部材は、それぞれ端部キャップ34に形成された適当な開
口64の受容されており、環状摩擦パッド軸25上での摩擦
パッド60の、ベルト係合手段36の環状の平坦な表面65に
対して離接する軸方向の運動を案内する。環状パッド60
及びスラスト部材61は、第1図に示されるように、ベル
ト係合手段36の別のハブ部分66上に軸方向に摺動自在に
装着されている。
スラスト部材61の端面63と端部キャップ34の環状の平
坦な表面68の間に波形ばね67を介設し、摩擦パッド60の
環状の平坦な表面69をベルト係合手段36の表面65に圧接
させ、制動の目的で引張器20の支持手段21に対するベル
ト係合手段36の回転運動を遅らせるようにする。この態
様は、上記米国特許第号4,596,538号に詳述されてい
る。
坦な表面68の間に波形ばね67を介設し、摩擦パッド60の
環状の平坦な表面69をベルト係合手段36の表面65に圧接
させ、制動の目的で引張器20の支持手段21に対するベル
ト係合手段36の回転運動を遅らせるようにする。この態
様は、上記米国特許第号4,596,538号に詳述されてい
る。
又、上記米国特許第号4,596,538号に詳述されている
ように、その端部キャップ34は、アルミニウム材で鋳造
されるので、スラスト部材61の案内突起62を受容する該
端部キャップの開口を内張りするための別個の軸受ライ
ニングを必要とする。
ように、その端部キャップ34は、アルミニウム材で鋳造
されるので、スラスト部材61の案内突起62を受容する該
端部キャップの開口を内張りするための別個の軸受ライ
ニングを必要とする。
しかしながら、本発明の教示に従って端部キャップ34
の実質的に全体をポリマー材で形成すれば、そのような
別個の軸受ライニングを必要としないことが認められ
た。なぜなら、端部キャップ34自体の素材が、スラスト
部材61の案内突起62を容易に軸方向に移動させるように
端部キャップの開口64のための軸受を構成するからであ
る。
の実質的に全体をポリマー材で形成すれば、そのような
別個の軸受ライニングを必要としないことが認められ
た。なぜなら、端部キャップ34自体の素材が、スラスト
部材61の案内突起62を容易に軸方向に移動させるように
端部キャップの開口64のための軸受を構成するからであ
る。
更に、ベルト係合手段36のハブ部分66の外端は、該ハ
ブ部分66の環状表面72に対面する環状表面71を画定する
端部キャップ34の開口70内に受容させる。この構成は、
表面71と72の間の固着を回避することによって耐蝕性を
高める。端部キャップ34をアルミニウムで形成した場
合、端部キャップがベルト係合手段にまで腐蝕作用を及
ぼし、それによって固着を起すことになることが判明し
ている。
ブ部分66の環状表面72に対面する環状表面71を画定する
端部キャップ34の開口70内に受容させる。この構成は、
表面71と72の間の固着を回避することによって耐蝕性を
高める。端部キャップ34をアルミニウムで形成した場
合、端部キャップがベルト係合手段にまで腐蝕作用を及
ぼし、それによって固着を起すことになることが判明し
ている。
又、本発明の教示によれば、端部キャップ34をポリマ
ー材で形成することにより、端部キャップ34は、ベルト
係合手段のハブ部分66にクリアランスを設定し、端部キ
ャップとハブ部分66との間の固着を防止することが認め
られた。
ー材で形成することにより、端部キャップ34は、ベルト
係合手段のハブ部分66にクリアランスを設定し、端部キ
ャップとハブ部分66との間の固着を防止することが認め
られた。
ベルト引張器20を上述したようにしてボルト23によっ
て支持ブラケット22の取付表面27に取付ける際、ハウジ
ング21がボルト23上で支持ブラケット22に対して回転し
ないようにしなければならないばかりでなく、ベルト43
が特定に軌道に沿って走行する際プーリー39がベルト43
に緊張を与えるのに適正な位置に位置づけするように、
最初にハウジング21を支持ブラケット22に対して適正な
向きに位置決めしなければならない。
て支持ブラケット22の取付表面27に取付ける際、ハウジ
ング21がボルト23上で支持ブラケット22に対して回転し
ないようにしなければならないばかりでなく、ベルト43
が特定に軌道に沿って走行する際プーリー39がベルト43
に緊張を与えるのに適正な位置に位置づけするように、
最初にハウジング21を支持ブラケット22に対して適正な
向きに位置決めしなければならない。
この特徴は、ハウジング21に設けた突起又はピン73
を、支持ブラケット22の取付表面27に、ボルト23のため
の開口26に対して特定の円周方向の角度位置に形成され
た開口74に挿入することによって達成される。
を、支持ブラケット22の取付表面27に、ボルト23のため
の開口26に対して特定の円周方向の角度位置に形成され
た開口74に挿入することによって達成される。
先に述べたように、特定のベルト引張器を比較的大量
生産する場合は、各突起73は、通常、支持ブラケット22
の開口74に受容されるようにケーシング44と一体とした
鋳造突起として形成する。しかしながら、引張器の少数
の原型を製造する場合は、各突起73は、雄ねじ付軸部75
と拡大ヘッド76を有するピンとして形成し、ケーシング
44にはその閉鎖端46の適正位置に雌ねじ付開口77を形成
し、ピン73の雄ねじ付軸部75を第1図に示されるように
雌ねじ付開口77に螺合させることができるようにするこ
とができる。それによって、拡大ヘッド76を支持ブラケ
ット22の開口74に挿入し、引張器を支持ブラケット22に
対して適正な向きに位置ぎめするとともに、支持ブラケ
ット22に対するハウジング21の回転を防止するようにす
ることができる。先に述べたように、本発明の教示によ
れば、引張器の円周方向の異なる角度位置への位置ぎめ
を必要とするいろいろな異なる内燃エンジンのための異
なる支持ブラケット22にベルト引張器を適合させる場
合、いろいろな異なる支持ブラケット22に適合する突起
73の円周方向の角度位置をケーシング44の端面46に印し
を付けておき、第1図の特定の支持ブラケット22のため
のピン73を担持するねじ付開口77の他に、ケーシング44
の端面46の第2図に符合77A,77B,77Cで示されるような
位置に雌ねじ付開口を形成しておくことができる。
生産する場合は、各突起73は、通常、支持ブラケット22
の開口74に受容されるようにケーシング44と一体とした
鋳造突起として形成する。しかしながら、引張器の少数
の原型を製造する場合は、各突起73は、雄ねじ付軸部75
と拡大ヘッド76を有するピンとして形成し、ケーシング
44にはその閉鎖端46の適正位置に雌ねじ付開口77を形成
し、ピン73の雄ねじ付軸部75を第1図に示されるように
雌ねじ付開口77に螺合させることができるようにするこ
とができる。それによって、拡大ヘッド76を支持ブラケ
ット22の開口74に挿入し、引張器を支持ブラケット22に
対して適正な向きに位置ぎめするとともに、支持ブラケ
ット22に対するハウジング21の回転を防止するようにす
ることができる。先に述べたように、本発明の教示によ
れば、引張器の円周方向の異なる角度位置への位置ぎめ
を必要とするいろいろな異なる内燃エンジンのための異
なる支持ブラケット22にベルト引張器を適合させる場
合、いろいろな異なる支持ブラケット22に適合する突起
73の円周方向の角度位置をケーシング44の端面46に印し
を付けておき、第1図の特定の支持ブラケット22のため
のピン73を担持するねじ付開口77の他に、ケーシング44
の端面46の第2図に符合77A,77B,77Cで示されるような
位置に雌ねじ付開口を形成しておくことができる。
かくして、この引張器20は、ピン73を特定の支持ブラ
ケット22に必要とされる特定の開口77A、77B,77Cに挿入
することによっていろいろな異なる支持ブラケットに適
用することができ、従って、1つの引張器20を多数の異
なる内燃エンジンに使用することができる。
ケット22に必要とされる特定の開口77A、77B,77Cに挿入
することによっていろいろな異なる支持ブラケットに適
用することができ、従って、1つの引張器20を多数の異
なる内燃エンジンに使用することができる。
更に、本発明の教示によれば、支持ブラケット22の幾
つかの開口74を異なる直径のもとのしておけば、第3図
のピン73Aのような異なるピンを支持ブラケットの大き
い開口に挿入するのに使用することができ、そのピンの
雄ねじ付軸部分75Aを先に述べたピン73と同じ直径とす
ることができる。別法として、開口79を有する筒状部材
即ちアダプター78をピン73の拡大ヘッド76にプレス嵌め
し、それによって、拡大ヘッドのサイズを大きくするこ
とができる。その場合、拡大ヘッド76Aのような大きな
ヘッドを有する別個のピン73Aを設ける必要はない。
つかの開口74を異なる直径のもとのしておけば、第3図
のピン73Aのような異なるピンを支持ブラケットの大き
い開口に挿入するのに使用することができ、そのピンの
雄ねじ付軸部分75Aを先に述べたピン73と同じ直径とす
ることができる。別法として、開口79を有する筒状部材
即ちアダプター78をピン73の拡大ヘッド76にプレス嵌め
し、それによって、拡大ヘッドのサイズを大きくするこ
とができる。その場合、拡大ヘッド76Aのような大きな
ヘッドを有する別個のピン73Aを設ける必要はない。
いずれにしても、本発明の教示によれば、本発明の引
張器20と、割出ピン73,73A及び、又はアダプター78を含
み、使用説明書を添付したキット80(第4図)を提供す
ることができる。使用者の自動車がある特定の構造及び
モデルである場合、使用者は、使用説明書の指示に従っ
て、割出ピン73、又は73A、又はアダプター78を付けた
ピン73を引張器20の開口77,77A,77B又は77Cの特定の1
つに螺入し、次いで、引張器20をボルト23によってエン
ジンの支持ブラケット22に取付ければ、引張器は、その
特定の自動車のための支持ブラケット22に対して適正な
角度位置に位置ぎめされる。
張器20と、割出ピン73,73A及び、又はアダプター78を含
み、使用説明書を添付したキット80(第4図)を提供す
ることができる。使用者の自動車がある特定の構造及び
モデルである場合、使用者は、使用説明書の指示に従っ
て、割出ピン73、又は73A、又はアダプター78を付けた
ピン73を引張器20の開口77,77A,77B又は77Cの特定の1
つに螺入し、次いで、引張器20をボルト23によってエン
ジンの支持ブラケット22に取付ければ、引張器は、その
特定の自動車のための支持ブラケット22に対して適正な
角度位置に位置ぎめされる。
以上の説明から分るように、本発明のキット80は、使
用者が自分の自動車の特定の型に応じて引張器を特定の
取付けブラケットに取付けることができるようにする。
その場合、引張器20の各開口77,77A,77B又は77Cをその
軸25を中心とする正しい角度位置に位置させ、ピン73又
は73Aを説明書81に従って螺入すべき位置を表示するよ
うに各開口77,77A,77B又は77Cにラベルを貼付しておく
ことができる。更に、所望ならば、プーリー39の中心線
から支持ブラケットの取付表面までの偏距が大きい場合
にそれを補正するためのスペーサプレート(図示せず)
をキット80に加えてもよい。
用者が自分の自動車の特定の型に応じて引張器を特定の
取付けブラケットに取付けることができるようにする。
その場合、引張器20の各開口77,77A,77B又は77Cをその
軸25を中心とする正しい角度位置に位置させ、ピン73又
は73Aを説明書81に従って螺入すべき位置を表示するよ
うに各開口77,77A,77B又は77Cにラベルを貼付しておく
ことができる。更に、所望ならば、プーリー39の中心線
から支持ブラケットの取付表面までの偏距が大きい場合
にそれを補正するためのスペーサプレート(図示せず)
をキット80に加えてもよい。
かくして、本発明の引張器20は、単に、適正なピンと
そのための適正な開口を選択することによって多くの異
なるエンジンに使用することができ、説明書81が、キッ
ト80の使用者がその人の自動車のための適正な選択をす
るのを案内する。もちろん、このキット80は、自動車の
保守サービスや修理を行う自動車工も使用することがで
きる。
そのための適正な開口を選択することによって多くの異
なるエンジンに使用することができ、説明書81が、キッ
ト80の使用者がその人の自動車のための適正な選択をす
るのを案内する。もちろん、このキット80は、自動車の
保守サービスや修理を行う自動車工も使用することがで
きる。
従って、本発明は、新規なベルト引張器及びその製造
方法を提供するだけでなく、そのベルト引張器20を含む
新規なキット及びそのようなキットを作る方法をも提供
する。
方法を提供するだけでなく、そのベルト引張器20を含む
新規なキット及びそのようなキットを作る方法をも提供
する。
以上、本発明を実施例に関連して説明したが、本発明
は、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
は、ここに例示した実施例の構造及び形態に限定される
ものではなく、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、いろいろな実施形態が可能であり、いろいろな変
更及び改変を加えることができることを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 7/00 - 7/24
Claims (4)
- 【請求項1】無端経路に沿って移動するようになされた
伝動ベルトのためのものであり、該ベルトに対して固定
関係になされる支持手段(21)と、該支持手段によって
担持されており、該支持手段(21)に対して移動自在の
ベルト係合手段(36)と、前記ベルトに緊張を与えるよ
うに該ベルト係合手段(36)を前記支持手段(21)に対
して移動させて該ベルトに圧接させるために該支持手段
(21)及びベルト係合手段(36)に連結された第1ばね
(52)と、該ベルト係合手段(36)の前記支持手段(2
1)に対する少くとも一方向への移動を制動するために
該支持手段及びベルト係合手段に連結された摩擦制動手
段(59)とから成るベルト引張器(20)において、該摩
擦制動手段(59)は長手軸線を有し、前記支持手段(2
1)は、長手軸線を有し、前記ベルト係合手段(36)に
対して移動しないように固定された軸(25)を備え、該
ベルト係合手段(36)は、その一部分(66)を前記軸に
対して回転するように該軸によって回転自在に担持され
ており、前記摩擦制動手段(59)は、1対の互いに摩擦
係合する第1部分と第2部分(60,61;65)と、該第1部
分(60,61)を第2部分(65)に一定のばね力で圧接さ
せる第2ばね(67)とから成り、該第1部分(60,61)
は、前記軸(25)に同軸的に装着され、該第2部分に対
して相対的に該軸に沿って移動自在の摩擦材製環状パッ
ド(60)を含み、該第1部分(60,61)に案内手段(6
2)が設けられており、前記支持手段(21)は、該第1
部分の軸方向の移動を案内するために該案内手段(62)
を受容する開口(64)を有する端部キャップ(34)から
成り、該開口(64)は該案内手段(62)を受容する軸受
手段を有しているベルト引張器(20)であって、前記端
部キャップ(34)がポリマー材で形成されており、該端
部キャップ(34)自体が前記軸受手段を構成することを
特徴とするベルト引張器。 - 【請求項2】前記軸(25)は、前記端部キャップ(34)
に固定された端部分(49)を有していることを特徴とす
る請求の範囲第1項に記載のベルト引張器。 - 【請求項3】前記第2ばね(67)は、前記端部キャップ
(34)に当接していることを特徴とする請求の範囲第1
項に記載のベルト引張器。 - 【請求項4】前記端部キャップ(34)は、内側環状表面
(71)を有し、前記ベルト係合手段(36)の前記一部分
(66)は、該内側環状表面(71)に隣接する外側環状表
面(72)を有しており、それによって、該端部キャップ
(34)の素材であるポリマー材は、該ベルト係合手段
(36)が端部キャップ(34)に対して移動する際、ベル
ト係合手段(36)の前記外側環状表面(72)のための軸
受手段を構成することを特徴とする請求の範囲第1項に
記載のベルト引張器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/364,284 US4902267A (en) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | Belt tensioner, kit therefor and methods of making the same |
US364,284 | 1989-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04505956A JPH04505956A (ja) | 1992-10-15 |
JP2987779B2 true JP2987779B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=23433829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (8)
Country | Link |
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US (1) | US4902267A (ja) |
EP (1) | EP0477174B1 (ja) |
JP (1) | JP2987779B2 (ja) |
KR (1) | KR0124467B1 (ja) |
AU (1) | AU627555B2 (ja) |
CA (1) | CA2056611C (ja) |
DE (1) | DE69018988T2 (ja) |
WO (1) | WO1990015941A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5035679A (en) * | 1990-04-24 | 1991-07-30 | Dayco Products, Inc. | Belt tensioner and method of making the same |
DE9006488U1 (de) * | 1990-06-08 | 1990-08-16 | SKF GmbH, 8720 Schweinfurt | Reibscheibe für gedämpfte Schwenklager |
US5370586A (en) * | 1992-07-22 | 1994-12-06 | Hasco Spring Industries, Inc. | Tension regulating device for belt drives |
DE102004046092A1 (de) * | 2004-09-23 | 2006-03-30 | Ina-Schaeffler Kg | Spannvorrichtung mit mechanischer Dämpfung für einen Zugmitteltrieb |
DE102006047095B4 (de) * | 2006-10-05 | 2021-05-12 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Spannvorrichtung |
US8393986B2 (en) * | 2008-01-08 | 2013-03-12 | Cloyes Gear And Products, Inc. | Captive fastener apparatus for chain guide or tensioner arm |
CN102182802A (zh) * | 2011-04-27 | 2011-09-14 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种张紧器的安装结构 |
WO2013142951A1 (en) | 2012-03-29 | 2013-10-03 | Litens Automotive Partnership | Tensioner and endless drive arrangement |
WO2016196255A1 (en) * | 2015-05-29 | 2016-12-08 | Kit Masters | Modular tensioner system |
CN109690134B (zh) * | 2016-09-13 | 2022-02-18 | 利滕斯汽车合伙公司 | V形张紧器及环形传动装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US4661087A (en) * | 1984-08-23 | 1987-04-28 | Dayco Products, Inc. | Method of making a belt tensioner having a biased annular pad of friction material for dampening purposes |
US4596538A (en) * | 1984-08-23 | 1986-06-24 | Dayco Corporation | Belt tensioner |
US4728318A (en) * | 1984-08-23 | 1988-03-01 | Dayco Products, Inc. | Belt tensioner and method of making the same |
-
1989
- 1989-06-12 US US07/364,284 patent/US4902267A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-01-17 CA CA002056611A patent/CA2056611C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-01-17 EP EP90903248A patent/EP0477174B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-17 JP JP2503406A patent/JP2987779B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-01-17 KR KR1019910701829A patent/KR0124467B1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1990-01-17 WO PCT/US1990/000369 patent/WO1990015941A1/en active IP Right Grant
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CA2056611C (en) | 1999-11-23 |
KR920702761A (ko) | 1992-10-06 |
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AU627555B2 (en) | 1992-08-27 |
DE69018988D1 (de) | 1995-06-01 |
KR0124467B1 (ko) | 1997-12-01 |
AU5080290A (en) | 1991-01-08 |
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