JP2987712B2 - 可動式天井収納庫 - Google Patents

可動式天井収納庫

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JP2987712B2 JP2292958A JP29295890A JP2987712B2 JP 2987712 B2 JP2987712 B2 JP 2987712B2 JP 2292958 A JP2292958 A JP 2292958A JP 29295890 A JP29295890 A JP 29295890A JP 2987712 B2 JP2987712 B2 JP 2987712B2
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健治 山口
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、住宅等に取付けられる可動式天井収納庫に
関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 今日、住宅等においては、収納スペースを充分に確保
するのが容易でないため、デツドスペースの有効利用が
提唱されている。そこで、日常生活では邪魔とならない
天井部に収納庫を設けることが考えられるが、この場合
には、物の出し入れに際して梯子や脚立をいちいち用意
し、しかも物を持ちながら梯子や脚立の昇り降りをしな
ければならず、このため、物の出し入れが重労働となる
許りか、安全面でも問題が生じる惧れがあつた。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃
することができる可動式天井収納庫を提供することを目
的として創案されたものであつて、前面に開閉扉を備え
た収納ラツクを、天井部に吊持する吊持体の伸縮作動で
昇降するよう構成すると共に、天井部と収納ラツクとの
間には、伸長限度位置が予め設定され、かつ伸長限度位
置を越える所定範囲までは収納ラツクの昇降を許容する
状態で収納ラツクに対して下端側が連結される伸縮自在
な昇降ガイド部材を介装し、さらに収納ラツクには、前
記伸長限度位置を越える所定範囲での昇降に伴つて開閉
扉を閉鎖、開放する開閉リンク機構を設けたことを特徴
とするものである。
そして本発明は、この構成によつて、天井収納庫にお
ける物の出し入れを梯子や脚立を用いることなく極めて
安全かつ容易に行うことができるようにしたものであ
る。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は収納ラツクであつて、該収納ラツク
1の前面には、物の出し入れをするための開口部1aが形
成されるが、該開口部1aは、上端が蝶番2を介して収納
ラツク1に蝶着される扉3によつて開閉されるようにな
つている。
4は収納ラツク1の底面1bに組付けられる駆動装置で
あつて、該駆動装置4を構成する一対の駆動モータ5、
6には、モータ駆動に伴つて正逆回転するギヤホイール
5a、6aがそれぞれ内装されている。また、7および8は
左右一対のワイヤであつて、左右各ワイヤ7、8は、外
周に蝶旋歯を備えた所謂ギヤドワイヤによつて形成され
て前記両ギヤホイール5a、6aに対して噛合する一方、先
端部が天井部9側に係止されることで収納ラツク1を吊
持するようになつている。即ち、駆動モータ5、6の駆
動によつて、左右のワイヤ7、8が、収納ラツク1の底
面1bに敷設のアウタチユーブ7a、8aに収容され、もしく
はアウタチユーブ7a、8aから繰出される移送作用を受け
ることにより収納ラツク1は昇降するが、左側ワイヤ7
は両ギヤホイール5a、6aに対して後側から噛合し、また
右側ワイヤ8は両ギヤホイール5a、6aに対して前側から
噛合するようになつていて、これによりギヤホイール5
a、6aに偏荷重が作用することを防止すると共に、一方
の駆動モータ5、6に過負荷が作用することを防止する
ようになつている。
さらに、10は前記駆動装置4に組込まれるモータ制御
ユニツトであつて、該モータ制御ユニツト10は、天井部
9から垂下した電源コード11を巻取るコードリール12を
介して電源供給を受けるものであるが、前記駆動モータ
5、6の正逆駆動および停止は、図示しない昇降操作ス
イツチ、左右ワイヤ7、8の繰出し限度位置をそれぞれ
検知するワイヤリミツトスイツチ13、14、さらには上限
リミツトスイツチ15および下限リミツトスイツチ16から
の信号に基づいて行うようになつている。尚、17は駆動
装置4を下方から覆蓋する着脱自在な点検蓋である。
一方、18は左右一対の昇降ガイド部材であつて、各昇
降ガイド部材18は、上下ブラケツト19、20間に伸縮自在
なパンタグラフ式のリンク部21を介設することで構成さ
れ、そして上側ブラケツト19が天井部9に固定される一
方、下側ブラケツト20が収納ラツク1に対して連結され
ることで、収納ラツク1が昇降する際の振止めガイドを
するが、昇降ガイド部材18は伸長限度位置が調整自在で
あり、かつ伸長限度位置を越える所定の範囲まで収納ラ
ツク1の昇降を許容する関係で収納ラツク1と連結され
ている。つまり、リンク部21の前側リンク端21aを前後
移動自在にガイドすべく形成される上下ブラケツト19、
20の長孔19a、20aに、前側リンク端21aの後方への移動
を選択位置で規制するストツパ22を取付けることで伸長
限度位置が調整できるようになつており、また、下側ブ
ラケツト20から下方に向けて延設される連結板20bに上
下方向に長い長孔20cを複数形成する一方、これら長孔2
0cに対して収納ラツク1の側面に複数突設した支軸23を
遊嵌することにより、昇降ガイド部材18の伸長限度位置
を越える所定範囲で収納ラツク1を昇降させることがで
きるようになつている。
さらに、24は収納ラツク1の側面に設けられる開閉リ
ンク機構であつて、該開閉リンク機構24を構成する第一
のリンク25は、基端寄りの中間部が収納ラツク1の側面
に突設されるピン26に上下揺動自在に枢支されるもので
あるが、該第一リンク25の先端部に設けられるローラ25
aは、前記扉3の後面に上下方向を向いて設けられるガ
イドレール3aに転動自在に嵌合している。つまり、第一
リンク25の上方への揺動に伴つてローラ25aがガイドレ
ール3a内を転動することで扉3を開放姿勢側に押し上げ
るべく構成されている。またさらに、開閉リンク機構24
には、一端が第一リンク25の基端に枢結される第二リン
ク27と、該第二リンク27の他端に一端が枢結され、かつ
中間部が収納ラツク1の側面に突設されるピン28に枢支
される第三リンク29と、該第三リンク29の他端に一端が
枢結される第四リンク30とが設けられるが、第四リンク
30の他端はピン31を介して前記昇降ガイド部材18側の連
結板20bに枢結されている。即ち、昇降ガイド部材18の
伸長限度位置を越える所定範囲で収納ラツク1が昇降し
た場合に、収納ラツク1と連結板20bとの間に相対的な
動きが生じ、これに伴つて第四リンク30が押し引きされ
ることで開閉リンク機構24が作動するようになつてい
る。
叙述の如く構成された本発明の実施例において、昇降
操作スイツチを下降操作すると、天井部9の凹部9a内に
位置する収納ラツク1がモータ駆動に伴うワイヤ7、8
の繰出しにより下降することになり、この状態で扉3は
閉鎖姿勢であつて、また収納ラツク1の支軸23は昇降ガ
イド部材18の荷重を受けるべく連結板20bの長孔20c上端
に接当する。そして、予め調整された昇降ガイド部材18
の伸長限度位置まで達すると、昇降ガイド部材18は伸長
を停止する一方、収納ラツク1は支軸23が連結板20bの
長孔20cを下方に移動するあいだだけ下降が継続され、
ここで昇降ガイド部材18と収納ラツク1との間に相対的
な動きが生じて開閉リンク機構27による自動的な扉3の
開放が行われることになる。
一方、昇降操作スイツチを上昇操作すると、駆動モー
タ5、6が逆転駆動して収納ラツク1を上昇させること
になるが、上昇当初は昇降ガイド部材18が縮小すること
なく、収納ラツク1のみが上昇することで生じる昇降ガ
イド部材18と収納ラツク1との間の相対的な動きに基づ
いて開閉リンク機構27が扉3を自動的に閉鎖することに
なる。
この様に、本発明にあつては、デツドスペースを有効
利用すべく収納ラツク1を天井部9に設けるものであり
ながら、収納ラツク1は、必要に応じて下降させること
ができ、しかも下降位置では前面の扉3が自動的に開放
することになる。従つて、天井収納庫の物の出し入れに
際し、従来のように梯子や脚立をいちいち用意したり、
物を持ちながら梯子や脚立の昇り降りをする等の面倒な
く、極めて容易で、かつ安全に物の出し入れを行い得る
ことになる。
しかも、収納ラツク1の下降限度位置が自由に調整で
きる許りか、調整した下降限度位置において扉3が自動
開閉することになるので、天井高さに左右されることな
く常に最適な位置で物の出し入れを行うことができ、こ
の結果、取付場所が制限されることのない汎用性の高い
ものとできる。
さらに、収納ラツク1を吊持するワイヤ7、8と、収
納ラツク1を振止めガイドする昇降ガイド部材18は、天
井部9に上昇した状態では収納ラツク1内に収容される
ので、収納ラツク1の昇降ストロークを大きく確保して
も、ワイヤ7、8や昇降ガイド部材18が外部に露出して
邪魔となつたり、外観を損なう等の不都合が全くない。
また、左右のワイヤ7、8を、それぞれ両ギヤホイー
ル5a、6aに対して噛合させたので、ギヤホイール5a、6a
において偏荷重が作用することを防止して円滑な昇降を
行うことができる許りか、一方の駆動モータ5、6に過
負荷が作用することも回避して、一方の駆動モータ5、
6のみが過負荷により停止して収納ラツク1を傾斜させ
てしまう等の不具合も確実に防止することができる。
またさらに、駆動装置4は、天井部9側ではなく収納
ラツク1側の底面1bに組付けられるので、点検等は、梯
子や脚立を用意することなく、収納ラツク1を下降させ
て点検蓋17を外すだけで低位置で極めて容易に行えるこ
とになり、もつてメンテナンス性にも優れたものとでき
る。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたもので
あるから、デツドスペースの有効利用を計るべく収納ラ
ツクを天井部に設けるものであるが、収納ラツクは、昇
降自在に吊持され、しかも下降位置においては前面の扉
が自動的に開閉することになる。従つて、従来の如く梯
子や脚立を必要としたり、物を持ちながら梯子や脚立の
昇り降りをするような重労働を強要することなく、物の
出し入れが低い位置で容易かつ安全に行えることにな
り、この結果、天井収納庫における作業性および安全性
を著しく向上させることができる。
しかも、収納ラツクの開閉扉は、収納ラツクが昇降ガ
イド部材の伸長限度位置を越える所定範囲で昇降するこ
とに基づいて開閉されるので、昇降ガイド部材の伸長限
度位置を調整することで収納ラツクの下降限度位置が自
由に設定できることになり、この結果、天井高さに左右
されることなく常に最適な位置で物の出し入れを行うこ
とができる許りか、取付場所の制限を可及的に無くして
汎用性の高いものとできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る可動式天井収納庫の実施例を示し
たものであつて、第1図A、B、Cはそれぞれ作用を示
す天井収納庫の概略側面図、第2図は昇降ガイド部材の
部分側面図、第3図は収納ラツクの一部断面した側面
図、第4図は天井収納庫の分解斜視図、第5図は駆動モ
ータとワイヤの噛合状態を示す平面図である。 図中、1は収納ラツク、3は扉、4は駆動装置、5、6
は駆動モータ、7、8はワイヤ、18は昇降ガイド部材、
24は開閉リンク機構である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47B 51/00 501 E04F 19/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に開閉扉を備えた収納ラツクを、天井
    部に吊持する吊持体の伸縮作動で昇降するよう構成する
    と共に、天井部と収納ラツクとの間には、伸張限度位置
    が予め設定され、かつ伸長限度位置を越える所定範囲ま
    では収納ラツクの昇降を許容する状態で収納ラツクに対
    して下端側が連結される伸縮自在な昇降ガイド部材を介
    装し、さらに収納ラツクには、前記伸長限度位置を越え
    る所定範囲での昇降に伴つて開閉扉を閉鎖、開放する開
    閉リンク機構を設けたことを特徴とする可動式天井収納
    庫。
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