JP2987655B2 - 棒状のペースト状製品を塗布するための塗布装置及びこの塗布装置を得る方法 - Google Patents

棒状のペースト状製品を塗布するための塗布装置及びこの塗布装置を得る方法

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JP2987655B2
JP2987655B2 JP3232588A JP23258891A JP2987655B2 JP 2987655 B2 JP2987655 B2 JP 2987655B2 JP 3232588 A JP3232588 A JP 3232588A JP 23258891 A JP23258891 A JP 23258891A JP 2987655 B2 JP2987655 B2 JP 2987655B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/06Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a screwing movement

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状のペースト状製品
(pasty product)を塗布するための塗布
装置、たとえば後退可能な棒紅(lipstick)の
ような化粧品、発汗作用を抑制するように皮膚に塗布す
る後退可能な棒状の体臭の臭気止め製品、又はいぼを治
療するように皮膚に塗布する後退可能な棒状の皮膚病用
製品を塗布するための塗布装置をと、この塗布装置を得
る方法に関する。
【0002】
【発明の背景】この種の塗布装置は、とくに棒をケース
内部から抜き出しこの棒をケース内部に戻す機構を備え
たケースに形成され、次いでこのケースを閉じるように
キャップを取付けた塗布装置が従来よく知られている。
【0003】これ等の公知の塗布装置は、底部部分によ
り閉じた管状部分を持ち、基部を形成する棒端部部分を
納めた棒保持体を形成するカップを備えている。
【0004】このカップは、これが縦方向軸線に沿つて
滑動できるように取付けて棒の少なくとも一部はケース
から出て次いでケース内に戻ることができるようにす
る。
【0005】棒は一般に、この棒をカップ内に挿入した
ときに棒が前後に滑動しないようにするために底部部分
に穴を形成したカップ内に押し込む。
【0006】この固定法によれば棒はカップの内面に固
着するが、この固着は比較的弱くて棒がカップから離れ
るおそれを防止できない。
【0007】棒は又、この棒に係合する弾性切込みを備
えたカップ内に押込まれる。しかしこの係合は、基部端
部の反対側端部の摩擦によって、塗布するときの曲げ力
により、棒が破断に致るもろい区域を構成する。
【0008】本発明の主な目的は、前記した欠点を持た
なくて従って使用する固定手段によってもろくされるこ
とがなく、カップ内部に確実に固定される棒の形のペ−
スト状製品を塗布する装置の得られる、カップに棒を固
定する方法を見出すことにある。
【0009】本発明により得られる、この問題の解決法
は、棒の基部をカップ内に密封状態で実質的に閉じ込
め、カップから出る棒の運動がシリンダ内のピストンの
ようにして生ずるようにする。このピストンは初めに、
シリンダの基部又はそのすぐ近くに接触し、この基部と
共に零に近い又はこれに等しい空気容積を持つ密閉室を
形成する。
【0010】従ってピストンがわずかに動いても前記室
の容積の増加を生ずるだけでなく、又この室内に強い負
圧を生ずる。この負圧はピストンを前記壁に向かい戻す
力を生ずる。
【0011】このようにして棒の基部は、カップの底部
に固定され、基部がカップの底部から遠ざかる向きに動
こうとするときに、戻す力が生ずる。
【0012】本発明は、(イ)縦方向軸線と、側面及び
端面を持つ基部とを備えた、ペースト状製品の棒がと、
(ロ)この棒が前記縦方向軸線に沿い滑動できるように
取付けた棒保持を形成するカップであって、その底部部
分により範囲を定めた内部側面を持つ管状部分を設けた
カップとを備え、このカップにより、前記側面と前記端
面及び底部部分とが、相互に対向するようにして前記棒
基部を受入れるようにする、棒状のペースト状製品を塗
布するための塗布装置を得る方法であって、 a) 前記カップをその内部側面が前記軸線に直交する
平面による断面に閉じた輪郭を持つようにし、 b) 前記棒の基部を前記カップ内に挿入し、このカッ
プ内に含まれる空気を逃がして前記棒の基部と入れ替え
るように漏れを生じさせることから成る、塗布装置を得
る方法において、 c) 少なくとも外部から前記カップの内部に向かう方
向で空気の逃げを抑制することにより前記棒の基部を前
記カップ内に密封状態に閉じ込めることを特徴とする、
棒状のペースト状製品を塗布するための塗布装置を得る
方法にある。
【0013】このようにして棒の基部をカップの内壁へ
の棒の固着に加わる戻し力によりカップの底部に固定す
る。
【0014】本方法の1実施例ではカップの底部部分が
密封状態に閉じられるようにし、使用する棒をその基部
が大気温度で前記縦方向軸線に直交する平面による断面
において前記カップの閉じた輪郭より大きいか又はこれ
に等しい寸法の輪郭部を持つようにし、前記棒を前記カ
ップの対応する内容積より小さい値への収縮により棒基
部の寸法を減らすように大気温度より低い温度に冷却し
て前記棒の基部及びカップの間の漏れを生ずるように
し、前記棒の基部をこの収縮によりカップ内に挿入し、
前記棒をカップ内で大気温度に戻してこのカップ内の棒
の基部の膨張により漏れを抑制する。
【0015】この実施例は、棒をカップに挿入するとき
に棒が前後に滑動しないようにする利点を持つ。さらに
カップ内で棒をその膨張により緊張させることができ
る。この緊張によりカップへの棒の固着を著しく増す。
【0016】本発明方法の別の好適な実施例では次の工
程を含みすなわち、カップを、その底部部分が漏れ穴を
形成するようにすることにより、漏れを生じさせ、使用
する棒をその基部がカップの内寸法に少なくとも等しい
寸法を持つようにし、棒の基部をカップ内に挿入し、前
記基部により前記穴を経て空気を押出すピストンを形成
する方法で、さらに前記穴を密封手段により密封状態に
閉じることにより漏れを抑制する工程を含むことを特徴
とする塗布装置を得る方法である。
【0017】なお別の一層好適な実施では漏れは、カッ
プ底部部分がカップ内部に向かう空気逆止め弁を構成す
る漏れ穴を持つようにカップを構成することにより生じ
させ、 使用する棒をその基部がカップの内寸法に少な
くとも等しい寸法を持つようにし、この基部がこの場合
弁手段を経て一方向に空気を押し出すピストンを形成す
る。この実施例は、穴を密封する前記した付加的工程を
なし済ますことができるのでとくに有利である。さらに
この実施例では棒をカップ内に位置させ固定することが
極めて簡単である。
【0018】本発明は又、縦方向軸線と、側面及び端面
を持つ基部とを備えたペースト状製品の棒と、(ロ)こ
の棒が前記縦方向軸線に沿い滑動できるように取付けた
棒保持体を形成するカップであって、その底部部分によ
り範囲を定めた内部側面を持つ管状部分を設けたカップ
とを備え、このカップにより前記側面と前記端面及び底
部部分とが互いに対向するようにして受入れる、前記し
た方法により得られる塗布装置において、前記カップの
底部部分を密封し、前記カップの側面が、前記縦方向軸
線に直交する平面による断面で閉じた輪郭を持ち、又前
記棒の側面に密封状態で接触するようになることを特徴
とする塗布装置に係わる。
【0019】棒の端面は、カップの底部に又はそのすぐ
近くに接触するのが有利である。この構造は、棒の基部
とカップの底部との間に形成した室に零容積又は極めて
小さい容積を与え従ってカップから出る棒の運動に伴い
極めて早く増す戻し力の得られる利点がある。
【0020】カップの全内部側面は、棒の基部の側面に
密封状態で接触するのがよい。この構造の目的は、棒の
基部の側面とカップに内部側面との接触により生ずる密
封の程度を最高にし従ってこの密封を一層破れにくくす
ることにある。
【0021】特定の実施例ではカップの内部側面は、縦
方向軸線のまわりの回転により生成するシリンダの形状
を持ち底部部分に対する連結区域を備える。この区域は
前記底部部分に向かいテーパを付けた台形の室を形成す
る。この構造は、カップの前記底部部分の反対側の基部
端部区域を緊張させることにより密封室の密封を向上す
る利点がある。
【0022】特定の実施例ではカップの底部は閉じられ
一体に延びている。このカップは次いで製品の棒の冷却
を必要とする方法の変型に使う。
【0023】カップは、その内部側壁にわたり軸線方向
に、棒の抵抗を増すのに役立つ縦方向突起を備えてい
る。
【0024】本装置の好適な1実施例によれば、カップ
の底部は、密封手段により密封した漏れ穴を持つ。この
構造によりカップ内に棒をとくに簡単に取付け固定する
ことができる。カップは装置内に位置させる。
【0025】1実施例によればカップは、棒の側部に前
記穴に向かい狭まりこの穴に開口するみぞを備えてい
る。これ等のみぞは、棒の基部の端面とカップの底部と
の間に捕捉された空気を集める作用をする。
【0026】前記漏れ穴は、棒の側面に向かい底部部分
内で狭まるのが有利である。この構造によりとくにセッ
ト液又は高温溶融接着剤から成る栓を受入れる空洞を生
成することができる。
【0027】カップの底部はその棒に方向する側とは反
対の側に前記漏れ穴が横切る突起を備えるのが有利であ
る。この突起は、前記漏れ穴のオリフイスの1つを本発
明装置の両端部の一方に一層近くすることにより、前記
漏れ穴をその密封が容易になるように操作しやすくでき
る利点がある。
【0028】本装置のなお一層好適とする実施例ではカ
ップの底部は、カップに内部に向かう空気逆止め弁手段
を構成する漏れ穴を持つ。この装置により、棒をカップ
内に取付けたときに、棒の基部をカップ内に挿入する
と、空気を抜き棒をカップに瞬間的に固定することがで
きる。
【0029】絞り出し空気逆止め弁手段は、カップの内
部から外部に向かって逃げる空気の方向にわずかな負圧
のもとで開き、次いで外気の圧力がカップ内に形成した
前記室内に存在する圧力に等しいか又はこの圧力より高
いときに自然に閉じたままになる任意の空気逆止め弁で
ある。
【0030】好適な実施例ではカップが漏れ穴を備える
ときに本発明装置は、底部部分を持ちカップを内部に滑
動自在に取付けた内部スリーブと、この内部スリーブの
まわりに同軸に回転するように取付けた外部スリーブ
と、前記内部スリーブの底部部分に支えた底部部分を持
ち前記内部部分に一緒に回転するように固定した管状基
部とを備え、この管状基部が本発明装置の外部ケーシン
グを形成するように外部スリーブと協働し、内部スリー
ブの底部部分と基部とを内部スリーブの内部に開口する
互いに整合した穴が貫通し、装置の外部からカップの底
部に形成した漏れ穴を操作できるようにする。この特定
の構造では、第1の工程でカップを内部スリーブの開い
た端部に配置するので、装置内の棒の取付けが簡単にで
きる。次いで棒の基部をカップ内に挿入すると、空気は
漏れ穴を経て内部スリーブの内部に逃げる。次いでカッ
プを装置他端部に当てがい外部からカップの底部に形成
した漏れ穴を容易に操作できるようにする。次いでこの
穴は密封手段により密封する。次いで基部の穴をカバー
又は小さい板により覆う。
【0031】本発明の目的について幾つかの実施例を添
付図面により以下に詳細に説明する。
【0032】
【実施例】図1に示すようにカップ1は、縦方向軸線X
−Xのまわりに回転することにより生成するシリンダの
形状の管2を備えている。扁平な閉じた底部部分6は管
2を上部区画4及び下部区画5に分割する。上部区画4
は下部区画5より大きい高さを持つ。各区画4,5は共
に外部に向かい開口している。上部区画4は、塗布しよ
うとするペースト状製品の棒の基部3を受入れるように
してある。底部部分6は、一体に形成され区画4,5を
密封状態で分割する。カップ1の棒保持体を形成する上
部区画4は、底部部分6により範囲を定められた内部円
筒形の側面10を備えている。側面10は、軸線X−X
に直交する平面による断面が閉じた輪郭この場合側面1
0に交差する直交面の位置に関係なく一定の直径を持つ
円を備えている。図示してない他の実施例ではこの閉じ
た輪郭は他の形状とくに卵形又は多角形の形状でもよ
い。これ等の実施例では、閉じた輪郭は交差面の位置に
関係なく実質的に同じである。従ってカップに対する棒
の基部の縦移動では、基部の側面とカップの内部側面と
の間の密封状態の接触で密封の破れを生ずることがな
い。管2はさらに、管2の全長に沿って延びる外部円筒
面11を備えている。管2の外部円筒面11は、上部区
画4に軸線X−Xに対し直径に沿い互いに対向する2個
のピン12,13を備えている。各ピン12,13は、
本装置のつる巻形みぞ及び滑動面(図示してない)と協
働するようにしてある。管2は円形環を形成する下縁部
14を持つ。管2は、カップへの棒の挿入を容易にする
よに外部に向かい広がる上部面取り縁部7を持つ。上縁
部7は軸線X−Xのまわりの回転により生成される円す
い台の形状を持つ。この円すいは管の内部に向かいテー
パを付けてある。
【0033】棒の基部3をカップ1内に挿入するように
棒1を先ず選定する。この棒の基部は、カップ1の上部
区画4に補形的な形状を持つ。この場合基部3は、上部
区画4の直径に対し大気温度で等しいか又は一層大きい
直径を持ち回転により生成するシリンダの形状を持つ。
棒の基部3は、低温時に直径が区画4の直径より小さく
なるように収縮させるために冷却する。冷却した基部3
は区画4内に挿入し、次いでカップの空気をこの場合基
部の側面と区画4の内部円筒形側面10との間に存在す
る漏れ穴を経て押し出す。基部3は加熱により膨張し、
その内部側面はカップ1の側面10に密封状態で接触
す、漏れを抑止し、カップ1の底部6と基部3の円形端
部とにより形成された密閉室を生成する。
【0034】図2はカップの第2の実施例を示す。この
場合図1で述べた部品と同様な部品は同じ参照数字に1
00を加えて示してある。カップ101の扁平な底部部
分106は、回転軸線Y−Yを中心とし底部部分106
を直角に貫通する漏れ穴120を持ち、上部区画104
を管103の下部区画105に連通させる。
【0035】上部区画104から出発して穴120は次
に穴121の形の第1部分を備えている。穴121に
は、下部区画105に開口する大体において円すい台形
部分122が続いている。穴120の円すい台部分12
2及び穴121は、密封手段を形成するようにした液体
を受入れることができる。細いみぞ123は区画104
内でカップの底部部分106に沿い半径方向突出部内に
延びている。各みぞ123は穴120内になおとくに穴
121内に開口する。各みぞ123の目的は、棒を底部
部分の方向に押したときに棒とカップの底部との間に捕
捉された空気を逃げやすくすることである。
【0036】図3及び4はカップの第3の実施例を示
す。この場合図1のカップの部品に類似の部品は図1の
部品の参照数字に200を加えて示してある。この実施
例ではカップの扁平な底部部分206は、縦方向軸線Z
−Zの方向に下部区画205の底部部分206の下面2
31から延びる突出部230を備えている。突出部23
0は、この突出部が管202の下縁部214を越えては
延びていないが管状の穴220を囲んでいる。縦方向軸
線Z−Zのまわりの回転により生成するシリンダの形状
を持つカップ201の内部側面210は底部部分206
への連結区域232を備えている。区域232は、底部
部分206に向かいテーパを付けた円すい台の形状の室
を形成する。この連結区域232の目的は、棒をカップ
201の底部206に押付けたときに棒を緊張させ従っ
てカップ201の内部側面210と棒(図3には示して
ない)の基部の側面との間の密封を確実に向上すること
である。底部部分206は又、軸線Z−Zを中心とし各
半径方向みぞ222の深さとほぼ同じ深さを持つ円形の
ど部233を備えている。各のど部233は半径方向み
ぞ223と共に、棒の挿入時に穴220を経てカップか
ら空気を抜く収集系を形成する。
【0037】図5はカップの第4の実施例を示す。この
場合図3の部品に類似の部品は図3の部品の参照数字に
対し300を加えた参照数字で示してある。
【0038】このカップは、下部区画505から上部区
画504への方向の空気逆止め弁手段を構成する穴52
0を形成してある。上部区画504は棒の基部を受入れ
るようにしてある。
【0039】カップ501は、大気温度で若干の弾性を
持つプラスチック材を形成することにより作る。一般に
縦方向軸線V−Vのまわりの回転により生成するシリン
ダの形状を持つカップ501は、管502を2つの区画
504,505に分割する底部部分506を備えてい
る。上部区画504を棒(図示してない)の基部を受入
れるようにしてある。底部部分506は上部区画504
内に、一般に軸線V−Vを持つ球面セグメントの形状の
凹入面540を備えている。凹入面540は、下部区画
505内に突出する対応する凸面541を形成する。2
つの面540,541は、その間に、凹入面540及び
凸面541とカップ501の内部側面510との間に含
まれる底部部分506の扁平壁543の厚さより薄い厚
さを持つ底部部分506の湾曲壁542を形成する。こ
の湾曲壁は、休止時に閉じる漏れ穴520を形成してあ
る。穴520は、上部区画504から下部区画505に
向かう方向に湾曲壁542にせん孔した極めて薄い板に
より形成したみぞ穴555の形状を持つ。この薄板は次
いで引き延ばす。カップの材料の弾性によってみぞ穴5
55は縁部対縁部の接触によりふたたび閉じる。
【0040】みぞ穴550は、下部区画505から上部
区画504に向かう方向の空気逆止め弁のように作用す
る。上部区画504には下部区画505に対してわずか
な負圧が存在するので、この場合、湾曲壁542を扁平
にしみぞ穴550の各縁部をなお一層緊密に保持し従っ
てみぞ穴550の閉鎖の密封度を増すようにする。又反
対方向では下部区画505内にある圧力に対して上部区
画504内の空気のわずかに過度の圧力により、湾曲壁
542を膨満させ、みぞ穴550の各縁部を互いに遠ざ
かる向きに動かし、みぞ穴550を開き区画504から
区画505に空気を通す。このようにして棒の基部を挿
入しカップの底部部分506の方向に区画504内に滑
動させると、棒の基部の推力により区画504内に生成
する過度の空気圧によってみぞ穴550を経てこれが開
くことにより空気が押出される。カップ501の底部部
分506の近くに位置する棒の基部は、前記した戻し力
によりこの位置で阻止される。
【0041】図6は本発明による装置を示す。この装置
は、第5の実施例によるカップを備えている。この場合
図3の部品に類似な部品は図3の参照数字に対し100
を加えて示してある。カップ310は軸線W−Wに対向
し又直径に対し互いに対向するピン312,313を設
けてある。カップ301の底部部分306は、下部区画
305内に突出する突出部330内に延びる穴320を
形成してある。この実施例では突出部330は、区画3
05の下縁部314を越えて延びている。本装置は、底
部部分351を設けられカップ301を内部に滑動自在
に取付けた内部スリーブ350を備えている。外部スリ
ーブ352は、内部スリーブ350のまわりに同軸に回
転するように取付けてある。軸線W−Wに平行に直径に
沿い互いに対向する2条の直線形みぞ356,357
は、内部スリーブ350の円筒壁に形成され各ピン31
2,313に対する直線形滑動面として作用する。外部
スリーブ352は、各ピン312,313の端部を受入
れるつる巻形みぞ355を形成した円筒壁を持つ。直線
形みぞ356,357、つる巻形みぞ355及びピン3
12,313の協働により、各スリーブ350,352
が回転軸線W−Wのまわりに相対的に回転するときはカ
ップ301の上向き又は下向きの移動が生ずる。管状基
部353は、内部スリーブ350に一緒に回転するよう
に固定され、内部スリーブ350の底部部分351を支
える底部部分354を備えている。管状基部353は、
本発明装置の外部ケーシングを形成するように外部スリ
ーブ352と協働する。装飾環360は、外部スリーブ
352を囲み管状基部353の上端部361に当たる。
可動キヤップ362は、装飾環360に当たりこれには
まる外部スリーブ352の上部部分を覆う。棒365は
その基部366をカップ301の上部区画304に挿入
してある。基部366は、カップ301の内部側面31
0に対向しこれに密封状態で接触する円筒形側面367
とカップの底部306に接触する端面381とを備えて
いる。
【0042】内部スリーブ350及び管状基部353の
それぞれ底部部分351,354はそれぞれ互いに整合
する穴370,371が貫通する。各穴370,371
は内部スリーブ350の内部に開口することにより、カ
ップ底部に形成した漏れ穴320が突出部330により
延びているから本発明塗布装置の外部から漏れ穴320
を密封用の栓(382)で密封できる。突出部330の
下端部は管状基部353の下縁部354にある。穴32
0は、セット液から成る密封用の栓382により突出部
330の下端部で密封してある。自動接着カバー372
は管状基部353の底部部分354に固着して本装置の
内部を見えないように隠す。
【0043】図7及び8は図3に例示したカップを設け
た本発明装置を示す。この装置で図6の部品と同様な部
品はこの場合図6の参照数字に100を加えて示してあ
る。縦方向軸線を持つ棒465は2部分すなわち上部部
分480と基部466を形成する下部部分とから成って
いる。上部部分480は、基部466の半径方向断面よ
り大きい寸法の半怪方向断面を持つ。基部466は円筒
形側面467を持つ。図7はカップ401内に滑動する
基部の挿入を示す。矢印は、基部の端面481とカップ
の底部406との間に含まれる空気の流れの方向を示
す。このようにして基部466をカップ401内に全部
挿入することができる。図8は図7の装置を別の状態で
示す。図8ではカップ401は、本装置の下端部で内部
スリーブ450の底部部分451に近い位置に移動して
いる。スリーブ450の底部部分451と本発明装置の
管状基部453の底部部分454とにそれぞれ形成した
穴470,471を貫通することにより容易に協働でき
るカップ底部406の穴420は、栓482により密封
状態に閉じられる。小さい円形板485は、各穴47
0,471と装置の下部部分とを隠すように管状基部4
53の端部に形成した円形のど部486にはめ込む。
【0044】可動キヤップ462は、外部スリーブ45
2を囲み管状基部453の端部461に当てがう装飾環
460に位置させこれにはめ込む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカップの第1の実施例のカップ縦
方向軸線を通る平面による軸断面図である。
【図2】本発明カップの第2の実施例のカップ縦方向軸
線を通る平面による軸断面図である。
【図3】本発明カップの第3の実施例のカップ縦方向軸
線を通る平面による軸断面図である。
【図4】図3のIIIa−IIIa線に沿う断面図であ
る。
【図5】本発明カップの第4の実施例のカップ縦方向軸
線を通る平面による軸断面図である。
【図6】密封漏れ穴を形成した底部部分を持つカップを
備えた本発明装置の縦断面図である。
【図7】第1の装置端部に滑動したカップを設けた本発
明装置の縦断面図である。
【図8】キヤップで覆われ棒をカップ内に固定した図6
と同じ装置の縦断面図である。
【参服数字の説明】
1,101,201,301,401,501 カッ
プ 3,366,466 基部 6,106,206,306,406,506 底部
部分 10,110,210,310,410,510,36
7,467 側面 381,481 端面 X−X,Y−Y,Z−Z,W−W,U−U,V−V
縦方向軸線

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)縦方向軸線(X−X,Y−Y,Z
    −Z,W−W,U−U,V−V)と、側面(367,4
    67)及び端面(381,481)を持つ基部(3,3
    66,466)とを備えたペースト状製品の棒と、
    (ロ)この棒が前記縦方向軸線に沿い滑動できるように
    取付けた棒保持体を形成するカップであって、その底部
    部分(6,106,206,306,406,506)
    により範囲を定めた内部側面(10,110,210,
    310,410,510)を持つ管状部分を設けたカッ
    プ(1,101,201,301,401,501)と
    を備え、このカップにより、前記側面(367,46
    7;10,110,210,310,410)と、前記
    端面(381,481)及び底部部分(6,106,2
    06,306,406)とが、相互に対向するようにし
    て前記棒基部を受入れるようにする、棒状のペースト状
    製品を塗布するための塗布装置を得る方法であって、 a)前記カップ(1,101,201,301,40
    1,501)をその内部側面(10,110,210,
    310,410,510)が前記軸線(X−X,Y−
    Y,Z−Z,W−W,U−U,V−V)に直交する平面
    による断面に閉じた輪郭を持つようにし、 b)前記棒の基部(3,366,466)を前記カップ
    (1,101,201,301,401,501)内に
    挿入し、このカップ内に含まれる空気を逃がして前記棒
    の基部(3,366,466)と入れ替えるように漏れ
    を生じさせる、 ことから成る、塗布装置を得る方法において、 c)少なくとも外部から前記カップの内部に向かう方向
    で空気の逃げを抑制することにより、前記棒の基部
    (3,366,466)を前記カップ(1,201,3
    01,401,501)内に密封状態に閉じ込めること
    を特徴とする、棒状のペースト状製品を塗布するための
    塗布装置を得る方法。
  2. 【請求項2】 前記カップ(1)の底部部分(6)が密
    封状態に閉じられるようにし、使用する前記棒を、その
    基部が大気温度で前記縦方向軸線に直交する平面による
    断面で前記カップの前記の閉じた輪郭より大きい又はこ
    の輪郭に等しい寸法の輪郭を持つような棒とし、この棒
    をその基部(3)の寸法を収縮により前記カップの対応
    する内部の値より小さい値に減らすように大気温度より
    低い温度に冷却して前記棒の基部(3)及びカップの間
    に前記の漏れが生ずるようにし、前記棒の基部(3)を
    前記の収縮により前記カップ(1)内に挿入し、前記棒
    を大気温度に戻すことにより前記カップ(1)内の前記
    棒の基部(3)の膨張によつて漏れを抑制することを特
    徴とする、請求項1の塗布装置を得る方法。
  3. 【請求項3】 前記カップ(101,201,301,
    401)を、その底部部分(106,206,306,
    406)が漏れ穴(120,,220,320,42
    0)を備えるようにすることにより、漏れを生じさせ、 前記使用する棒(365,465)の基部(366,4
    66)を、前記カップの内部寸法に少なくとも等しい寸
    法を持つように形成し、 この棒の基部(366,466)を前記カップ内に挿入
    し、次いで前記基部により前記穴(120,220,3
    20,420)を経て空気を押し出すピストンを形成す
    る請求項1の塗布装置を得る方法において、 さらに前記穴を密封手段(382,482)により密封
    状態に閉じて漏れを抑制することを特徴とする、塗布装
    置を得る方法。
  4. 【請求項4】 前記カップ(501)をその底部部分
    (506)が前記カップ(501)の内部に向かう空気
    逆止め弁(540,541,542,550)手段を設
    けた漏れ穴(520)を備えるようにすることにより漏
    れを生じ、使用する棒、その基部が前記カップの内部寸
    法に少なくとも等しい寸法を持つような棒とし、この棒
    の基部を前記カップ内に挿入し、次いで前記基部により
    弁手段(540,541,542,550)を経て一方
    向に空気を押し出すピストンを形成することを特徴とす
    る、請求項1の塗布装置を得る方法。
  5. 【請求項5】 (イ)縦方向軸線(X−X,Y−Y,Z
    −Z,W−W,U−U,V−V)と、側面(367,4
    67)及び端面(381,481)を持つ基部(3,3
    66,466)とを備えたペースト状製品の棒と、
    (ロ)この棒が前記縦方向軸線に沿い滑動できるように
    取付けた棒保持体を形成するカップであって、その底部
    部分(6,106,206,306,406,506)
    により範囲を定めた内部側面(10,110,210,
    310,410,510)を持つ管状部分を設けたカッ
    プ(1,101,201,301,401,501)と
    を備え、このカップにより、前記側面(367,46
    7,10,110,210,310,410)と前記端
    面(381,481)及び底部部分(6,106,20
    6,306,406,506)とが相互に対向するよう
    にして前記棒の基部を受入れる、請求項1の塗布装置を
    得る方法により得られる、棒状のペースト状製品を塗布
    するための塗布装置において、前記カップの底部部分
    (6,106,206,306,406,506)を密
    封し、前記カップの側面(10,110,210,31
    0,410,510)が、前記縦方向軸線(X−X,Y
    −Y,Z−Z,W−W,U−U,V−V)に直交する平
    面による断面に閉じた輪郭を持ち、又前記棒(3,36
    6,466)の側面(367,467)に密封状態で接
    触するようにしたことを特徴とする、棒状のペースト状
    製品を塗布するための塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記棒(381,481)の端面が前記
    カップ(1,101,201,301,401,50
    1)の底部(6,106,206,306,406,5
    06)に又はそのすぐ近くに接触するようにしたことを
    特徴とする、請求項5の塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記カップの全内部側面(310,41
    0)が、前記棒の基部の側面(367,467)に密封
    状態で接触するようにしたことを特徴とする、請求項5
    又は6の塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記カップ(201)の内部側面(21
    0)が前記縦方向軸線(Z−Z)のまわりの回転により
    生成するシリンダの形状を持ち底部部分(206)に対
    する連結区域(232)を備え、この連結区域(23
    2)により前記底部部分に向かいテーパを持つ台形の室
    を形成したことを特徴とする請求項5ないし7のいずれ
    かの塗布装置。
  9. 【請求項9】 前記カップ(1)の底部(6)を閉じ、
    一体に延びるようにしたことを特徴とする、請求項5な
    いし8のいずれかの塗布装置。
  10. 【請求項10】 前記カップ(301,401)の底部
    (306,406)が密封手段(382,482)によ
    り密封する漏れ穴(320,420)を備えたことを特
    徴とする、請求項5ないし8のいずれかの塗布装置。
  11. 【請求項11】 前記カップ(501)の底部(50
    6)が前記カップ(501)の内部に向かう空気逆止め
    弁手段(540,541,542,550)から成る漏
    れ穴(520)を備えたことを特徴とする、請求項5な
    いし8のいずれかの塗布装置。
  12. 【請求項12】 前記カップ(106,206)の底部
    に、前記棒の側に前記穴(120,220)に向かい先
    狭まりになり、この穴に開口するみぞ(123,22
    3)を形成したことを特徴とする、請求項10の塗布装
    置。
  13. 【請求項13】 前記漏れ穴(120)が、前記棒の側
    に向かい前記底部部分(106)内に狭まるようにした
    ことを特徴とする、請求項10ないし12のいずれかに
    記載の塗布装置。
  14. 【請求項14】 前記カップ(201,301,40
    1)の底部(206,306,406)に、その前記棒
    に対向する側とは反対の側に前記漏れ穴(220,32
    0,420)が貫く突出部(230,330,430)
    を設けたことを特徴とする、請求項10又は12のいず
    れかの塗布装置。
  15. 【請求項15】 底部部分(351,451)を持ち、
    スリーブ内部に前記カップ(301,401)を滑動自
    在に取付けた内部スリーブ(350,450)と、この
    内部スリーブ(350,450)に一緒に回転するよう
    に固定され、この内部スリーブ(350,450)の前
    記底部部分(351,451)を支える底部部分(35
    4,454)を持つ管状基部(353,453)と、 前記内部スリーブ(350,450)のまわりに同軸に
    回転するように取付けた外部スリーブ(352,45
    2)とを備え、前記管状基部(353,453)を、装
    置外部ケーシングを形成するように前記外部スリーブ
    (352,452)に協働させ、前記の内部スリーブ
    (351,451)及び管状基部(353,453)の
    各底部部分を前記内部スリーブ(350,450)の内
    部に開口する互いに整合した穴(370,371,47
    0,471)が貫き、前記カップ(301,401)の
    底部(306,406)に形成した漏れ穴(320,4
    20)を塗布装置の外部から栓(382,482)によ
    り密封できるようにしたことを特徴とする、請求項10
    ないし14のいずれかの塗布装置。
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