JP2986950B2 - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2986950B2 JP3086536A JP8653691A JP2986950B2 JP 2986950 B2 JP2986950 B2 JP 2986950B2 JP 3086536 A JP3086536 A JP 3086536A JP 8653691 A JP8653691 A JP 8653691A JP 2986950 B2 JP2986950 B2 JP 2986950B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は導電性流体の流量を測定
する電磁流量計に関する。
【0003】
【従来の技術】導電性流体の流量を測定する装置の1と
して、従来、電磁流量計が知られている。
【0004】この電磁流量計は流体が流れる測定配管お
よびこの測定配管の内壁に取り付けられる電極、前記測
定配管に磁束を与える励磁コイル等によって構成される
検出器と、この検出器の前記励磁コイルに交流の励磁電
流を流す励磁回路と、前記電極から出力される検出信
号、すなわち磁束の強さと測定配管内を流れる流体の平
均速度に比例した起電圧を増幅する増幅器と、この増幅
器によって増幅された検出信号を処理する変換器とを備
えており、励磁回路によって励磁コイルを励磁して測定
配管内に磁束を与えて電極に発生した検出信号を増幅器
で増幅した後、演算器によって処理して前記測定配管内
を流れる流体の流量を示す流量信号を生成する。
【0005】この場合、励磁コイルに供給される励磁電
流の値と測定配管内に与えられる磁束とが比例するた
め、励磁電流を一定にして電極から出力される検出信号
の値が流体の平均流速にのみ応じた値になるようにする
ことにより、検出信号の値から流量信号を求める演算器
等の構成を簡素化するようにしている。
【0006】図5はこのような電磁流量計で使用される
励磁回路の一例を示す回路図である。
【0007】この図に示す励磁回路は励磁電流を発生す
る直流電源101と、励磁クロックが供給されたときに
閉じる2つの常開接点102、103および前記励磁ク
ロックが供給されたとき開く2つの常閉接点104、1
05によって構成される接点ブリッジ回路106と、こ
の接点ブリッジ回路106に流れる励磁電流の値を調整
するトランジスタ107と、前記接点ブリッジ回路10
6によって駆動される励磁コイル108を流れる励磁電
流の値を検出する電流検出用の抵抗109と、基準電圧
を発生する基準電圧源110と、この基準電圧源110
によって得られた基準電圧と前記抵抗109によって得
られた測定電圧とを比較してこの比較結果に基づいて前
記抵抗109によって検出される前記励磁電流の値が前
記基準電圧に対応した一定の値となるように前記トラン
ジスタ107の導通量を制御する演算増幅器111とを
備えており、励磁クロックに応じて接点ブリッジ回路1
06を動作させて直流電源101によって得られた直流
電流から交流の励磁電流を生成してこれを前記励磁コイ
ル108に供給するとともに、抵抗109によって前記
励磁電流の値を常時、検出してこの検出結果に応じて演
算増幅器111を動作させてトランジスタ107の導通
量を制御し、前記励磁電流の値を一定に保持させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電磁流量計によってパルプ液やその他のスラリー流体の
流量を測定すると、これらパルプ液やその他のスラリー
流体に含まれる固形物の影響により電極から出力される
検出信号に低周波ノイズが多く存在するようになり、方
形波励磁方式では測定不能になってしまうという問題が
あった。
【0009】そこで、このような問題を解決する方法と
して、スラリー流体の流量を測定するときに発生するノ
イズの性質として励磁周波数が高くなるにしたがってノ
イズレベルが低下する1/F特性を持つことを利用し、
励磁周波数を高くして検出信号のS/N比を向上させる
方法が提案されている。
【0010】しかしながら、このような電磁流量計にお
いては、図5に示す励磁回路によって方形波状に変化す
る励磁電流の値を一定にしても、図6に示す如く検出器
のケース等に流れる渦電流の影響で前記検出器内の磁束
がすぐに切り変わらないため、励磁周波数を高くしたと
き、磁束の立ち上がりや立ち下がりの遅れによって測定
誤差が発生してしまう。
【0011】そこで、このような問題を解決する方法と
して、検出器内に磁気センサを取付け、この磁気センサ
によって検出器内の磁束を直接、検出してこれを一定に
するように励磁電流の値を制御することによって、励磁
周波数を高くする方法が考えられる。
【0012】しかしながら、磁気センサとしてインジウ
ム・アンチモナイド(InSb)などの強磁性薄膜をシリコ
ン基板上などに蒸着して形成した磁気抵抗素子やインジ
ウム・アンチモナイド(InSb)またはインジウム・ひ素
(InAs)、ゲルマニウム(Ge)、ガリウム・ひ素(GaA
s)などを材料としたホール素子を使用したとき、温度
が変化したとき、これら磁気抵抗素子やホール素子の出
力が大きく変化してしまう。
【0013】このため、高い精度で流量を測定しなけれ
ばならないときには、磁気センサの温度を測定してこの
測定結果に応じて前記磁気センサの出力を補正しなけれ
ばならず、その分だけ制御回路が複雑になってコスト的
に不利になってしまうとともに、検出器と変換器とが離
れている場合、検出器内の温度信号や磁束信号を変換器
に送るケーブルの設置工事に係わるコストが増大するの
みならず、信頼性が低下してしまうという問題が生じ
る。
【0014】本発明は上記の事情に鑑み、励磁周波数を
高くしたときにも、検出器と変換器との間のケーブル本
数を増やすことなく検出器内の磁束を一定化させてスラ
リー流体等の流量を正確に測定することができる電磁流
量計を提供することを目的としている。
【0015】[発明の構成]
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による電磁流量計は、励磁コイルに励磁電流
を流して測定配管に磁束を与え前記測定配管に設けられ
た電極に前記磁束の密度と前記測定配管内を流れる流体
の流量とに応じた検出信号を生成させる検出器と、前記
検出信号を処理して予め設定されている形式の信号に変
換して出力する変換器とを備えた電磁流量計において、
前記測定配管に与えられる磁束の密度を検出する磁気セ
ンサと、前記検出器に設けられ、この磁気センサによっ
て検出された前記磁束の密度に基づいて前記励磁コイル
に流れる前記励磁電流の値を制御して前記磁束の密度を
予め設定されている値にする磁束制御回路と、前記変換
器に設けられ、前記励磁コイルに流れる前記励磁電流が
安定したタイミングで前記電極によって得られた検出信
号を取り込むサンプリング部と、前記変換器に設けら
れ、前記励磁コイルに流れる前記励磁電流の値に基づい
て前記サンプリング部でサンプリングされた検出信号を
補正する補正部とを備えたことを特徴としている。
【0017】
【作用】上記の構成において、励磁コイルと対応する部
分に設けられた磁気センサによって測定配管に与えられ
る磁束の密度が検出され、検出器内の磁束制御回路によ
って前記磁気センサで検出された前記磁束の密度に応じ
て前記励磁コイルに流れる前記励磁電流の値が制御され
て前記磁束の密度が予め設定されている値にされるとと
もに、変換器内のサンプリング部によって前記励磁コイ
ルに流れる前記励磁電流が安定したタイミングで電極に
よって得られた検出信号が取り込まれ、補正部によって
前記励磁コイルに流れる前記励磁電流の値に応じて前記
サンプリング部でサンプリングされた検出信号が補正さ
れる。
【0018】
【実施例】図1は本発明による電磁流量計の一実施例を
示すブロック図である。
【0019】この図に示す電磁流量計は変換器1と、検
出器2と、信号ケーブル3と、励磁ケーブル4とを備え
ており、変換器1から励磁電流を出力させこれを励磁ケ
ーブル4を介して検出器2に供給し前記検出器2を動作
させるとともに、この検出器2の検出動作によって得ら
れた検出信号を信号ケーブル3を介して変換器1に供給
する。
【0020】検出器2は測定対象となる流体5が流れる
測定配管6と、この測定配管6の外部に設けられる励磁
コイル7と、この励磁コイル7とほぼ同じ部分に設けら
れ前記励磁コイル7によって作られた磁束の密度を検出
する磁気センサ8と、前記測定配管6の内面に対向する
ように設けられる一対の電極9と、前記励磁ケーブル4
を介して前記変換器1から出力される励磁電流を取り込
んで前記励磁コイル7を駆動して前記測定配管6内に磁
束を発生させるとともに、前記磁気センサ8によって前
記磁束の密度を検出して前記励磁コイル7に流れる励磁
電流を制御する磁束制御回路10とを備えており、前記
励磁ケーブル4を介して前記変換器1から出力される励
磁電流を取り込んで励磁コイル7を励磁し測定配管6内
に磁束を発生させるとともに、各電極9間に測定配管6
内を流れる流体5の流量に応じた値の検出信号を生成さ
せ、これを信号ケーブル3を介して前記変換器1に供給
する。
【0021】この場合、磁束制御回路10は図2に示す
如く直流電圧生成部11と、磁束密度検出部12と、制
御部13と、励磁電流調整部14とを備えており、直流
電圧生成部11によって前記励磁ケーブル4を介して供
給される励磁電流から直流電圧を生成して回路各部に電
源を供給しながら磁束密度検出部12によって前記磁気
センサ8の抵抗値を検出するとともに、制御部13によ
って前記検出結果に応じた制御信号を生成して励磁電流
調整部14を動作させ前記励磁コイル7によって作られ
る磁束の密度が予め設定されている値になるように前記
励磁電流の大きさを調整する。
【0022】直流電圧生成部11は一次コイル15aが
前記励磁コイル7と直列に接続されるトランス15と、
このトランス15の二次コイル15bに得られた交流電
圧を整流して直流電圧を生成する整流平滑回路16と、
この整流平滑回路16によって得られた直流電圧を前記
磁束密度検出部12に導く抵抗17と、この抵抗17を
介して前記磁束密度検出部12に供給される直流電圧の
値を予め設定されている値にするゼナーダイオード18
とを備えており、前記励磁ケーブル4を介して供給され
る励磁電流から予め設定されている値の直流電圧を生成
しこれを前記磁束密度検出部12に供給する。
【0023】磁束密度検出部12は前記磁気センサ8と
ともに抵抗ブリッジ回路を構成する3つの抵抗19〜2
1を備えており、前記直流電圧生成部11から出力され
る直流電圧によって動作して前記磁気センサ8の抵抗値
に応じた磁束密度信号を生成してこれを制御部13に供
給する。
【0024】制御部13は直列に接続された2つの抵抗
22、23および一方の抵抗22に並列に接続されたコ
ンデンサ24によって構成され前記励磁コイル7や検出
器2のケースなどで発生する遅れを補償する進み要素回
路25と、前記抵抗20、21の接続点に得られた電圧
を基準電圧として取り込むとともに、前記進み要素回路
25を介して前記磁気センサ8と抵抗19との接続点に
得られた電圧を磁束密度信号として取り込んでこれらの
差に応じた電流調整信号を生成する差動増幅器26と、
この差動増幅器26から出力される電流調整信号を前記
励磁電流調整部14に導く電流値制限用の抵抗27とを
備えており、前記磁束密度検出部12から供給される磁
束密度信号の値と前記基準電圧の値とに基づいて電流調
整信号を生成してこれを励磁電流調整部14に供給す
る。
【0025】励磁電流調整部14は4つのダイオード3
0〜33によって構成されるダイオードブリッジ回路3
4と、前記制御部13から供給される電流調整信号の値
に応じて導通し前記ダイオードブリッジ回路34を流れ
る励磁電流の値を制御するトランジスタ35と、このト
ランジスタ35がオフしたときにも前記ダイオードブリ
ッジ回路34にある程度の励磁電流を流す抵抗36とを
備えており、前記制御部13から供給される電流値調整
信号に応じた導通量でトランジスタ35が導通して前記
励磁コイル7に流れる励磁電流の値を調整する。
【0026】この場合、前記磁束密度検出部12によっ
て磁気センサ8の抵抗値を検出して前記測定配管6内に
作られる磁束の密度を検出し、この検出結果に基づいて
制御部13が電流値調整信号を生成して励磁電流調整部
14を制御することにより、励磁コイル7に供給される
励磁電流の値を調整して前記磁束の密度が設定された値
になるようにしているので、励磁電流の立ち上がり部分
や立ち下がり部分で磁束の密度が低下しても、これを検
出してトランジスタ35を導通させて前記励磁電流の値
を大きくして前記磁束の密度を予め設定されている値に
素早く戻し、これによって前記励磁電流の周波数が高く
なったときにも測定配管6に与えられる磁束の密度を常
に、一定にすることができる。
【0027】また、変換器1は図1に示す如く予め設定
されている周波数のクロック信号と励磁電流とを生成す
る励磁電源回路40と、この励磁電源回路40から出力
される励磁電流の値に応じた励磁電流値検出信号を生成
する抵抗41と、前記信号ケーブル3を介して前記検出
器2から出力される検出信号を取り込んでこれを増幅す
る増幅器42と、前記抵抗41によって得られた励磁電
流値検出信号に基づいて前記増幅器42から供給される
検出信号を補正して励磁電流値の変動に起因する誤差分
を取り除く演算器43と、この演算器43から出力され
る検出信号を4−20mAの統一信号に変換する出力回
路44とを備えており、交流の励磁電流を生成してこれ
を励磁ケーブル4上に送出し前記検出器2を駆動しなが
ら信号ケーブル3を介して前記検出器2から出力される
検出信号を取り込んでこれを演算処理して統一信号を生
成しこれを次段回路に出力する。
【0028】この場合、前記励磁電源回路40は図3に
示す如く商用電源等から供給された交流電源電圧を変圧
するトランス45と、このトランス45の二次コイル4
5bに得られた交流電圧を整流して共通ライン46に対
して正極性の電圧を生成するダイオード47、このダイ
オード47によって生成された正電圧を保持するコンデ
ンサ48と、前記二次コイル45bに得られた交流電圧
を整流して共通ライン46に対して負極性の電圧を生成
するダイオード49、このダイオード49によって生成
された負電圧を保持するコンデンサ50と、予め設定さ
れている周波数で発振してクロック信号を生成しこれを
前記演算器43や回路各部に供給するクロック回路53
と、このクロック回路53から出力されるクロック信号
に応じて各コンデンサ48、50に保持されている正電
圧、負電圧を交互に選択して交流の励磁電流を生成して
出力するスイッチ51とを備えており、予め設定されて
いる周波数のクロック信号を生成してこれを前記演算器
43に供給するとともに、前記クロック信号に応じてス
イッチ51を切り替えて交流の励磁電流を生成し、これ
を抵抗41を介して前記励磁ケーブル4上に送出する。
【0029】そして、この励磁電源回路40において
は、トランス45の二次コイル45bに得られた交流電
圧を倍圧整流して励磁電流を生成しているので、負荷の
影響を受け易くすることができ、これによって検出器2
側の消費電力が大きくなったとき、すなわち励磁電流の
値が所定の値になったとき、前記励磁電流の電圧値を下
げて前記磁束制御回路10に設けられているトランジス
タ35の消費電力を下げ電磁流量計全体の消費電力を下
げる。
【0030】次に、図4を参照しながらこの実施例の動
作を説明する。
【0031】まず、励磁電源回路40から図4(a)に
示す如く励磁電流が出力されれば、この励磁電流によっ
て励磁コイル7が励磁されて測定配管6内に図4(b)
に示す如く磁束が発生し図4(c)に示す如く測定配管
6内を流れている流体5の平均流速と前記磁束の密度と
に応じて各電極9から検出信号が出力されて図4(d)
に示す如く変換器1の増幅器42から前記検出信号を増
幅した信号が出力される。
【0032】この場合、検出器2に設けられた磁束制御
回路10によって前記励磁コイル7によって生成される
磁束の密度が常に、一定の値(絶対値)となるように前
記励磁コイル7に流れる励磁電流の値が制御されるの
で、前記励磁電流の周波数が高いときにも、前記磁束の
立ち上がり、立ち下がりを鋭くすることができる。
【0033】そして、前記励磁電流が安定したタイミン
グ、例えば励磁電流が切り替わる少し手前の部分で演算
器43によって前記増幅器42から出力される信号が取
り込まれるとともに、これが演算処理されて図4(e)
に示す如く前記測定配管6内を流れる流体5の流量を示
す信号が出力され、出力回路44から前記信号に対応し
た統一信号が生成されこれが次段回路に出力される。
【0034】このようにこの実施例においては、測定配
管6内に作られる磁束が予め設定されている値となるよ
うに励磁コイル7に流れる励磁電流の値を制御しなが
ら、前記励磁電流が安定したタイミングで検出器2から
出力される検出信号を取り込むとともに、この検出信号
の値を前記励磁電流の電流値で補正して統一信号を生成
するようにしたので、励磁周波数を高くしたときにも、
検出器2と変換器1との間のケーブル本数を増やすこと
なく検出器2内の磁束を一定化させてスラリー流体等の
流量を正確に測定することができる。
【0035】また、上述した実施例においては、磁束制
御回路10に設けられた直流電圧生成部11に励磁電流
を供給して前記磁束制御回路10で使用される直流電圧
を生成するようにしてるいが、商用電源等の他の電源か
ら直流電圧を生成して前記磁束制御回路10の各部を動
作させるようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、励
磁周波数を高くしたときにも、検出器と変換器との間の
ケーブル本数を増やすことなく検出器内の磁束を一定化
させてスラリー流体等の流量を正確に測定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁流量計の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示す磁束制御回路の詳細な回路例を示す
回路図である。
【図3】図1に示す励磁電源回路の詳細な回路例を示す
回路図である。
【図4】図1に示す電磁流量計の動作例を示す波形図で
ある。
【図5】従来から知られている電磁流量計の励磁回路例
を示す回路図である。
【図6】従来から知られている電磁流量計の励磁電流と
磁束との関係を示す波形図である。
【符号の説明】
1 変換器 2 検出器 5 流体 6 測定配管 7 励磁コイル 8 磁気センサ 9 電極 10 磁束制御回路 43 演算器(サンプリング部、補正部)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 励磁コイルに励磁電流を流して測定配管
    に磁束を与え前記測定配管に設けられた電極に前記磁束
    の密度と前記測定配管内を流れる流体の流量とに応じた
    検出信号を生成させる検出器と、前記検出信号を処理し
    て予め設定されている形式の信号に変換して出力する変
    換器とを備えた電磁流量計において、 前記測定配管に与えられる磁束の密度を検出する磁気セ
    ンサと、 前記検出器に設けられ、この磁気センサによって検出さ
    れた前記磁束の密度に基づいて前記励磁コイルに流れる
    前記励磁電流の値を制御して前記磁束の密度を予め設定
    されている値にする磁束制御回路と、 前記変換器に設けられ、前記励磁コイルに流れる前記励
    磁電流が安定したタイミングで前記電極によって得られ
    た検出信号を取り込むサンプリング部と、 前記変換器に設けられ、前記励磁コイルに流れる前記励
    磁電流の値に基づいて前記サンプリング部でサンプリン
    グされた検出信号を補正する補正部と、 を備えたことを特徴とする電磁流量計。
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