JP3820052B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、計測値の校正機能を備えた電磁流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体充填機械では、ガラスビン、PETボトル、缶等の容器に流体例えば飲料を充填する際、充填する飲料の流量を電磁流量計により計測し、その計測結果に基づいて適量の飲料が容器に充填されるように流量制御を行なっている。上記電磁流量計では、経年変化等によって誤差が増えるのを防止するため、従来では図3に示すようにして計測値を校正している。
【0003】
図3において、1は流体流量を検出するための検出管で、少なくとも内側が絶縁体で形成されており、その流路中を例えば飲料等の流体2が流れる。上記検出管1には、直径方向に流路に対して対称に、つまり、対向するように一対の電極3a、3bが取り付けられている。また、検出管1の外側には、電極3a、3bから90°シフトした位置で対向するように一対の電磁コイル4a、4bが取り付けられる。この電磁コイル4a、4bは、例えば方形波励磁方式を用いた励磁回路41により励磁される。上記励磁回路41により電磁コイル4a、4bが励磁されると、検出管1の電極3a、3bに流体速度、磁場強度等に応じた電圧が誘起する。上記電極3a、3bに誘起した電圧は、差動増幅回路42により増幅されて同期検出回路43へ送られる。この同期検出回路43は、制御部(図示せず)から送られてくるサンプリングパルスに同期して上記電極3a、3bへの誘起電圧を検出し、流量変換回路44へ出力する。この流量変換回路44は、同期検出回路43により検出された電極誘起電圧を流量信号に変換し、飲料等の流体充填機械(図示せず)へ出力する。
【0004】
また、上記差動増幅回路42の出力信号は、フィルタ45により交流成分のみが取り出され、RMS(Root Mean Square Value:実効値)演算器46に入力される。上記RMS演算器46は、検出出力の変動の実効値を監視し、この値に基づいて流量変換回路44のゲインを補正する。すなわち、流速変動中の実効値の2乗が運動エネルギに比例するので、出力変動の実効値は流体の平均流速に比例する。従って、出力変動の実効値を計測し、この計測値に基づいて流量変換回路44のゲインが初期設定値となるように補正し、流量の測定値を校正する。
【0005】
また、上記のように出力変動の実効値を計測して計測誤差を補正する方式の他に、3値励磁方式による励磁回路41を用いて電磁コイル4a、4bを励磁することにより、計測誤差を補正する方式がある。この3値励磁方式は、励磁回路41にて、正・零・負の励磁を行ない、その各励磁時の変動から零点ドリフトを校正する方式である。すなわち、正の励磁時の電圧と零の励磁(励磁電流を流さない)時の電圧との差と、負の励磁時の電圧と零の励磁時の電圧との差を計測し、各電圧差から流体の流量を計測する。この場合、零の励磁時の電圧は、零点ドリフト量を示しているので、上記のように各励磁時の変動から零点ドリフトを校正することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように出力変動の実効値を計測して経年変化による誤差を校正する従来の方式は、流量の計測中においても補正できる点で優れているが、流体の流速自体が変化しているので、あまり高い校正精度が得られないという問題がある。
【0007】
また、3値励磁方式は、零点ドリフトを校正することができるが、上記出力変動の実効値を計測する方式と同様にあまり高い校正精度が得られないという問題がある。
【0008】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、経年変化による誤差、零点ドリフト等を高精度で校正することができる電磁流量計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流体の充填完了から次の容器への充填を開始するまでの流体流量が零となる区間で数回の流量計測を実行し、該計測値の平均値により零点を調整する調整手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
第2の発明は、流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流量出力レベルを計測する計測手段と、前記容器への流体の充填完了から次の容器への充填を開始するまでの流体流量が零となる区間でこの計測手段により数回の計測を行なって流量出力レベルの平均値を算出する平均値算出手段と、この手段により算出した平均値を流量零レベルとしてドリフト調整する調整手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
第3の発明は、流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、
充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流量出力レベルを計測する計測手段と、充填時の出力変動の実効値の大きさを算出する変動量算出手段と、流量感度とこの手段により算出した前記出力変動の実効値の大きさとを乗じた値が、初期設定値に等しくなるように流量感度を補正する感度補正手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
第4の発明は、流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、
充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流量出力レベルを計測する計測手段と、前記容器への流体の充填完了から次の容器への充填を開始するまでの流体流量が零となる区間でこの計測手段により数回の計測を行なって流量出力レベルの平均値を算出する平均値算出手段と、この手段により算出した平均値を流量零レベルとしてドリフト調整する調整手段と、充填時の出力変動の実効値の大きさを算出する変動量算出手段と、流量感度とこの手段により算出した前記出力変動の実効値の大きさとを乗じた値が、初期設定値に等しくなるように流量感度を補正する感度補正手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電磁流量計の構成図である。
図1において、1は流体流量を検出するための検出管で、少なくとも内側が絶縁体で形成されており、その流路中を例えば飲料等の流体2が流れる。上記検出管1には、直径方向に流路に対して対称に、つまり、対向するように一対の電極3a、3bが取り付けられている。また、検出管1の外側には、電極3a、3bから90°シフトした位置で対向するように一対の電磁コイル4a、4bが取り付けられる。この電磁コイル4a、4bは、励磁回路5から励磁電流が供給される。
【0014】
上記励磁回路5は、スイッチング回路6及び定電流回路7により構成されている。スイッチング回路6は、例えば半導体素子により構成される4つのスイッチ素子6a〜6dがブリッジ接続されてなり、一端に電源ライン8から直流電圧Vccが供給され、他端が定電流回路7を介して接地される。そして、上記スイッチ素子6a、6bの接続点とスイッチ素子6c、6dの接続点との間に、上記電磁コイル4a、4bが直列に接続される。上記スイッチング回路6は、スイッチ素子6aと6d、スイッチ素子6bと6cがそれぞれ対をなして動作するように、後述するCPU(マイクロコンピュータ)32から励磁パルスが与えられる。すなわち、スイッチ素子6a、6bの制御端子には上記CPU32からの励磁パルスがインバータ33を介して与えられ、スイッチ素子6b、6cの制御端子には上記励磁パルスが直接与えられる。
【0015】
また、上記定電流回路7は、演算増幅回路9と例えばNPN型のトランジスタ10を主体として構成され、演算増幅回路9の+端子に電流値を設定する設定電圧が与えられる。すなわち、電源ライン11に与えられる直流電圧が可変抵抗12と抵抗13により分圧され、その分圧電圧が演算増幅回路9の+端子に入力される。そして、演算増幅回路9の出力信号がトランジスタ10のエミッタに入力される。このトランジスタ10は、コレクタがスイッチング回路6に接続され、エミッタが基準抵抗14を介して接地されると共に演算増幅回路9の−端子に接続される。上記定電流回路7は、トランジスタ10のエミッタ電圧を演算増幅回路9に負帰還してスイッチング回路6に一定の電流が流れるように制御している。
【0016】
そして、上記励磁回路5により電磁コイル4a、4bが励磁されると、検出管1の電極3a、3bに流体速度、磁場強度等に応じた電圧が誘起する。上記電極3a、3bに誘起した電圧は、それぞれ抵抗及びコンデンサからなるローパスフィルタ18a、18bを介して演算増幅回路19a、19bの+端子に入力される。この演算増幅回路19a、19bは、出力端子と−端子との間が直接接続される。上記演算増幅回路19a、19bの出力信号は、それぞれ抵抗20a、20bを介して差動増幅回路21に入力される。この差動増幅回路21は、+端子が抵抗22を介して接地され、出力端子と−端子との間に抵抗23が接続される。
【0017】
上記差動増幅回路21の出力信号は、コンデンサ及び抵抗からなるハイパスフィルタ24を介して同期検出回路(サンプル/ホールド回路)25a、25bに入力される。上記同期検出回路25a、25bは、CPU32からアンド回路34、35を介して与えられるサンプリングパルスに同期して上記電極3a、3bへの誘起電圧を検出する。この場合、アンド回路34には、CPU32から出力される励磁パルスがインバータ33を介して入力され、アンド回路35には直接入力される。すなわち、CPU32から出力される励磁パルスが“H”レベルのときはアンド回路35のゲートが開いてサンプリングパルスが同期検出回路25bへ送られ、励磁パルスが“L”レベルのときはインバータ33の出力が“H”レベルとなってアンド回路34のゲートが開き、サンプリングパルスが同期検出回路25aへ送られるようになっている。
【0018】
上記同期検出回路25a、25bの出力信号は、それぞれ抵抗26a、26bを介して流量変換回路27へ送られる。この流量変換回路27は、差動増幅回路28を用いて構成され、端子と接地間に可変抵抗29が接続され、出力端子と端子との間に可変抵抗30が接続される。上記可変抵抗29、30により、流量変換回路27における変換量が調整される。
【0019】
上記流量変換回路27の出力信号は、A/D変換回路31によりA/D変換されてCPU32へ送られる。このCPU32は、上記したように励磁パルス及びサンプリングパルスを出力すると共に、A/D変換回路31からの流量信号を積算して流体充填機械の主制御部(図示せず)へ出力する。
【0020】
上記のように検出管1に磁界を印加して流体2の流量を計測する電磁流量計では、例えば検出管1の直径をd(m)、電磁コイル4a、4bにより与えられる磁束密度をB(T)、導電性のある流体2の流速をv(m/s)とし、かつ、磁界が均一で検出管1内が軸対称流速分布の場合、流体2中に発生する電圧e(v)は、次式で求められる。
【0021】
e=B・d・v
従って、検出管1の電極3a、3bに誘起した電圧eを計測すれば、一意的に流速vを求めることができ、この流速vから流体2の流量を算出できる。CPU32は、A/D変換回路31から出力される流量を積算し、その積算した流量データを主制御部へ出力すると共に、上記積算流量が設定値に達した時、つまり、容器に充填した流体(飲料)が適量となった時にバルブ閉信号を主制御部へ出力する。
【0022】
そして、上記CPU32には、主制御部から充填前パルス及び充填開始パルスが与えられる。CPU32は、上記主制御部から与えられる充填前パルスにより、零点ドリフト、流量感度の校正処理を実行する。
【0023】
以下、上記校正処理について説明する。図2は、上記充填前パルス及び充填開始パルスの発生タイミングを示したものである。図2において、37は流体充填部36の搬送路で、この搬送路37により容器例えば缶38が搬送される。上記流体充填部36には、t1位置で給缶される。その後、t2位置で缶38への充填が開始され、搬送路37により搬送されながら流体が充填される。そして、予め設定された量の流体が缶38に充填されると、その位置t3で充填を終了する。充填を終了した缶38は、t4の位置で流体充填部36から次の工程へ送り出されるが、この離缶位置t4において主制御部から上記CPU32へ充填前パルス(調整用タイミング信号)が送られる。
【0024】
CPU32は、上記のようにt3位置で充填を終了した後、t4位置で主制御部から充填前パルスが送られてくると、そのとき、すなわち流体2が流れていない状態における流量出力レベルを数回例えば6〜8回程度計測し、その時の平均値と、充填時の出力変動の実効値を計算する。そして、CPU32は、上記流量出力レベルの平均値を流量零レベルとし、また、上記実効値の大きさから内部のアンプゲインを校正する。すなわち、CPU32は、図2の離缶位置t4から次の缶38が供給される位置t1までの間に、流量出力レベルを数回計測して、その時の平均値を計算し、充填時の出力変動の実効値を計算すると共に、その計算結果に基づいて経年変化に伴うドリフト量及び流量感度を補正する。
【0025】
その後、主制御部は、t2位置において充填用のバルブを開いて流体の充填を開始すると共に、充填開始信号をCPU32に出力する。CPU32は、主制御部から充填開始信号が送られてくると、サンプリングパルスに同期して計測される流量値の積算処理を開始すると共に、上記各流量計測値を順次主制御部へ出力し、その後、積算流量値が設定値に達したときにバルブ閉信号を主制御部へ出力する。主制御部は、上記バルブ閉信号が送られてくると、バルブを閉めて充填動作を終了し、缶38を次の工程、すなわち、缶38に蓋をする缶シーマへ搬送する。
以下、同様の処理が繰り返し実行される。
【0026】
電磁流量計では、絶縁性付着物によるノイズやスラリが電極3a、3bに接触することにより発生するノイズ、電気化学ノイズ等の影響を受ける。また、配管内においては、電荷が偏積したり、分極状態が変化したりして、ドリフトやノイズ量を変化させる要因となる。上記ドリフト量は、予測できないが、本発明では充填開始前に信号レベルを計測し、このときの信号レベルを零点とし、零点オフセットを調整している。
また、洗浄工程や液体の種類によって電極が汚染し易く、温度や経年変化によりアンプ感度が変動する。これにより流量感度Kが変化する可能性がある。計測する流量の基準レベルは、常に零点であり、ノイズの大きさ、つまり、計測したときの実効値の大きさも同じである。このため計測した流量出力レベルの変動量を示すノイズ電圧Vnoiseにより流量感度(アンプ感度)Kを次のように補正する。
【0027】
Vn=K・Vnoise
すなわち、流量感度Kとノイズ電圧Vnoiseとを乗じた値が、初期設定値Vnに等しくなるように流量感度Kを補正する。
【0028】
上記のように流体充填前にタイミング信号を出力して、その時、すなわち流体が流れていない状態における電圧レベルとノイズレベルを計測し、上記電圧レベルを基準点として流量を計測することで零点を調整し、また、上記ノイズレベルでCPU32における感度変化を補正することができる。
【0029】
なお、上記実施形態では、流体充填部36にて充填される各缶38について、充填前のタイミングでそれぞれ数回の計測処理を行なってその平均値を求める場合について示したが、更にそれよりも長いタイミングで、例えば複数個の缶38に対する充填前の計測値を平均し、その平均値により校正処理を行なうようにしてもよい。
【0030】
また、上記実施形態では、流体充填部36から缶38が離れるt4位置で充填前パルスをCPU32に出力して校正処理を行なうようにしたが、t4位置よりも後のタイミング、すなわち離缶位置t4から給缶位置t1の間で充填前パルスを出力して校正処理を実行するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、前記容器への充填開始前の流量出力レベルを数回計測して流量出力レベルの平均値を算出し、その平均値を流量零レベルとしてオフセット調整するようにしたので、経年変化による誤差、零点ドリフトを高精度で校正することができる。
また、前記容器への充填開始前の流量出力レベルを数回計測して変動量を算出し、その変動量に基づいて流量感度を補正するようにしたので、流量感度を常に正しく保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電磁流量計の構成図。
【図2】同実施形態の動作を説明するための流体充填部における動作タイミングを示す図。
【図3】従来の電磁流量計の構成図。
【符号の説明】
1 検出管
2 流体
3a.3b 電極
4a.4b 電磁コイル
5 励磁回路
6 スイッチング回路
7 定電流回路
8、11 電源ライン
9 演算増幅回路
10 トランジスタ
14 基準抵抗
18a、18b ローパスフィルタ
19a.19b 演算増幅回路
24 ハイパスフィルタ
25a、25b 同期検出回路
27 流量変換回路
21、28 差動増幅回路
31 A/D変換回路
32 CPU

Claims (4)

  1. 流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、
    充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流体の充填完了から次の容器への充填を開始するまでの流体流量が零となる区間で数回の流量計測を実行し、該計測値の平均値により零点を調整する調整手段を備えたことを特徴とする電磁流量計。
  2. 流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、
    充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流量出力レベルを計測する計測手段と、前記容器への流体の充填完了から次の容器への充填を開始するまでの流体流量が零となる区間でこの計測手段により数回の計測を行なって流量出力レベルの平均値を算出する平均値算出手段と、この手段により算出した平均値を流量零レベルとしてドリフト調整する調整手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計。
  3. 流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、
    充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流量出力レベルを計測する計測手段と、充填時の出力変動の実効値の大きさを算出する変動量算出手段と、流量感度とこの手段により算出した前記出力変動の実効値の大きさとを乗じた値が、初期設定値に等しくなるように流量感度を補正する感度補正手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計。
  4. 流体が流れる検出管に一対の電極を対向するように設けると共に、前記電極の直角方向に対向するように電磁コイルを設けて該電磁コイルを励磁し、前記検出管内を流れる流体中で発生する電圧を前記電極を介して計測し、この計測値から容器に充填される流体の流量を算出する電磁流量計において、
    充填と充填終了とを繰り返し実行し、前記容器への流量出力レベルを計測する計測手段と、前記容器への流体の充填完了から次の容器への充填を開始するまでの流体流量が零となる区間でこの計測手段により数回の計測を行なって流量出力レベルの平均値を算出する平均値算出手段と、この手段により算出した平均値を流量零レベルとしてドリフト調整する調整手段と、充填時の出力変動の実効値の大きさを算出する変動量算出手段と、流量感度とこの手段により算出した前記出力変動の実効値の大きさとを乗じた値が、初期設定値に等しくなるように流量感度を補正する感度補正手段とを具備したことを特徴とする電磁流量計。
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