JP2984912B2 - 生湯葉製造装置 - Google Patents

生湯葉製造装置

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JP2984912B2
JP2984912B2 JP8131001A JP13100196A JP2984912B2 JP 2984912 B2 JP2984912 B2 JP 2984912B2 JP 8131001 A JP8131001 A JP 8131001A JP 13100196 A JP13100196 A JP 13100196A JP 2984912 B2 JP2984912 B2 JP 2984912B2
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yuba
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重俊 梅野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生湯葉製造装置に関
するものである。更に詳しくは、食卓上で生湯葉をつく
りながら食することができる生湯葉製造装置に関するも
のである。
【0002】
【従来技術とその課題点】湯葉は、豆乳を煮立てたとき
にその液面にできる薄皮状のもので、蛋白質と脂質に富
んだ栄養価の高い食品である。一般には、薄皮をすくい
取ったそのものを生湯葉といい、これを乾燥させたもの
を湯葉という。湯葉は精進料理などによく用いられ、和
物や椀種、煮物、揚げ物などとして食されているが、生
湯葉をそのまま食しても美味である。けれども、生湯葉
はそのほとんどが湯葉の製造過程で工業的に製造される
ものであり、一般の家庭で食べることはあまりなかっ
た。
【0003】本発明は上記課題を解決するもので、一般
の家庭においても生湯葉を手軽に食することができる生
湯葉製造装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、食卓上で生湯葉をつくりながら食すること
ができる生湯葉製造装置であって、この装置は、外鍋体
と、当該外鍋体に装着され、装着時には上記外鍋体との
間に貯液空間部が形成されるようにしてある内鍋体と、
当該内鍋体に装着され、装着時には上記内鍋体の側壁に
外面が接面するようにしてあり上下に貫通した木製の内
枠体と、当該内枠体の内部を複数に仕切る仕切部材と、
を備えており、 上記仕切部材は、上記内枠体と一体にな
っておらず動かすことができるようになっていることを
特徴とする、生湯葉製造装置である。
【0005】第の発明にあっては、上記外鍋体と上記
内鍋体との間の上記貯液空間部に水またはお湯を補充す
るための注入口が設けられている、第1発明に係る生湯
葉製造装置である。
【0006】第の発明にあっては、外鍋体に支脚部材
が設けられている、第1または第2の発明に係る生湯葉
製造装置である。
【0007】(作 用) 外鍋体に適量の水またはお湯を入れ、内枠体を装着した
内鍋体を装着すると、外鍋体と内鍋体の間に貯液空間部
が形成され、その部分が水槽になる。内枠体内部に豆乳
を入れ、外鍋体を加熱する。水槽内の水が沸騰し、これ
を介して内鍋体が熱せられ、豆乳が加熱される。しばら
くすると、豆乳液面に薄膜状の生湯葉ができる。生湯葉
をすくい上げると再び膜が張るので、これを繰り返して
生湯葉を次々につくることができる。
【0008】内枠体の内部を複数に仕切る仕切部材を備
えたものにあっては、仕切られた部分ごとに生湯葉をす
くい上げることができる。これによると、一度にすくい
上げることができる生湯葉の大きさは小さくなるが、複
数の人が一緒に食事をするときには、生湯葉を食するた
めの待ち時間を短縮することができる。
【0009】貯液空間部に水またはお湯を補充するため
の注入口が設けられているものにあっては、貯液空間部
内のお湯が少なくなってきたときに、外鍋体から内鍋体
を取り外すことなく補充ができる。また、注入口は蒸気
の逃げ口ともなり、水槽内のお湯の不意な沸騰なども防
止できる。
【0010】外鍋体に支脚部材が設けられているものに
あっては、外鍋体の底部と載置部との間に空間部を形成
することができるので、熱源として固形燃料などを使用
する場合に便利である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る生湯
葉製造装置の第1の実施の形態を示す分解斜視図、図2
は図1に示す生湯葉製造装置の縦断面図である。符号A
1は生湯葉製造装置であり、外鍋体1と内鍋体2及び内
枠体3を備えている。外鍋体1は上部に開口部10を有
する四角形の箱状で、ステンレスで形成されている。開
口部10縁部には、内側に張り出したフランジ部11が
全周にわたり設けてある。また、外鍋体1の側板12の
うち、相対向する一組の側板12外部には把手13が形
成されている。
【0012】内鍋体2は上部に開口部20を有する四角
形の箱状で、ステンレスで形成されている。内鍋体2は
外鍋体1よりやや小さく形成してあり、開口部10から
装着できる。内鍋体2の側板21のうち、相対向する一
組の側板21上縁部には外側に張り出して下方にL状に
折曲された掛止フランジ部22が設けてある。掛止フラ
ンジ部22とフランジ部11を掛合して内鍋体2を外鍋
体1に装着した時には、外鍋体1の側板12及び底板1
4と内鍋体2の側板21及び底板24との間には、貯液
空間部4が形成される(図2参照)。
【0013】内鍋体2には内枠体3が装着してある。内
枠体3は木製の四枚の板を組み、上下に貫通した四角形
の枠状に形成してある。内枠体3の側板30の外面は、
内鍋体2に装着したときには、内鍋体2の側板21にほ
ぼ接面するようにしてある。内枠体3を使用することに
よって、内鍋体2の側板21と接触する生湯葉の焦げ付
きを防止できる。
【0014】内枠体3の内部には仕切部材5が収容され
る。仕切部材5はステンレス製の長方形の台板50を備
えている。台板50には内枠体3の高さとほぼ同じ高さ
の木製の仕切板51が固着されている。仕切部材5は内
鍋体2の底板24上に載置され、台板50の作用により
自立する。また、仕切部材5は動かすことができ、仕切
板51で仕切られる位置を適宜調整することもできる。
【0015】作 用 図1、図2を参照して本実施の形態の使用方法及び作用
を説明する。外鍋体1に適量の水またはお湯を入れ、外
鍋体1の開口部10から内枠体3を装着した内鍋体2を
装着する。これにより、外鍋体1と内鍋体2の間に貯液
空間部4が形成され、その部分が水槽になる。内枠体3
の内部に仕切部材5を収容して適宜大きさに区画する。
【0016】次に、内枠体3の内部に豆乳を入れ、外鍋
体1を電気コンロ等で加熱する。これにより、まず水槽
内の水が沸騰し、これを介して内鍋体2が熱せられ、豆
乳が加熱される。しばらくすると、豆乳液面に薄膜状の
生湯葉ができる。この生湯葉をすくい上げて、たれに付
ける等して食する。すくい上げた後、しばらくするとま
た膜が張るので、これをすくい上げて食することを繰り
返し、生湯葉を次々につくることができる。
【0017】また、内枠体3の内部は仕切部材5で二つ
に仕切られているので、仕切られた部分ごとに生湯葉を
すくい上げることができる。これによると、一度にすく
い上げることができる生湯葉の大きさは小さくなるが、
例えば二人の人が一緒に食事をするときには、一人で食
べるのと同じ待ち時間で楽しむことができる。
【0018】図3は本発明に係る生湯葉製造装置の第2
の実施の形態を示す分解斜視図である。なお、図面にお
いて上記生湯葉製造装置A1と同等箇所には同一の符号
を付して示している。生湯葉製造装置A2は銅板で形成
されている。外鍋体1の底部には四隅に支脚部材15が
設けられている。外鍋体1の相対向する一組の側板12
の上縁部にはフランジ部16が水平に設けられている。
また、他の側板12のうち一方には注入部17が外側へ
張出して設けられている。この注入部17の上部が注入
口170となる。
【0019】外鍋体1には内鍋体2が収容される。内鍋
体2は外鍋体1よりやや小さくかつ浅くつくられてお
り、収容状態では外鍋体1と内鍋体2の間には貯液空間
部(図示省略)が形成される。外鍋体1の上縁部には全
周にわたりフランジ部25が水平に設けられている。フ
ランジ部25の四辺のうち相対向する一組の上面には、
それぞれ円弧状の把手26が固着されている。内鍋体2
の内部には木製の内枠体3が収容されている。
【0020】作 用 外鍋体1に適量の水またはお湯を入れ、外鍋体1の開口
部10から内鍋体2を装着する。これにより、外鍋体1
と内鍋体2の間に貯液空間部が形成され、その部分が水
槽になる。次に、内鍋体2の内部に豆乳を入れ、外鍋体
1を支脚部材15の間に置いた固形燃料等で加熱する。
これにより、まず水槽内の水が沸騰し、これを介して内
鍋体2が熱せられ、豆乳が加熱され、上記生湯葉製造装
置A1と同様に、できた生湯葉をすくい上げて繰り返し
食することができる。
【0021】貯液空間部内のお湯が少なくなってきたと
きには、外鍋体1から内鍋体2を取り外すことなく注入
口170から水またはお湯を補充することができる。ま
た、注入口170は蒸気の逃げ口ともなり、水槽内のお
湯の不意な沸騰なども防止できる。なお、本実施の形態
は一人用であるため全体が小さめにつくられており、仕
切部材は使用しないが、複数人用に大きくつくって仕切
部材を使用することもできる。また、支脚部材15を取
り付けないで使用することもできる。本発明は図示の実
施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の
記載内において種々の変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)外鍋体に適量の水またはお湯を入れ、内枠体を装
着した内鍋体を装着し、内枠体内部に豆乳を入れ、外鍋
体を加熱すると、豆乳が加熱されて豆乳液面に薄膜状の
生湯葉ができる。生湯葉をすくい上げると再び膜が張る
ので、これを繰り返して生湯葉を次々につくることがで
きる。このように、本発明に係る生湯葉製造装置によれ
ば、食卓で手軽に美味しい生湯葉を食することができ、
また、湯葉ができるのを見ながら自分で生湯葉をすくい
上げる等、情緒のある食事を楽しむことができる。
【0023】(b)内枠体の内部を複数に仕切る仕切部
材を備えたものにあっては、仕切られた部分ごとに生湯
葉をすくい上げることができる。これによると、一度に
すくい上げることができる生湯葉の大きさは小さくなる
が、複数の人が一緒に食事をするときには、生湯葉を食
するための待ち時間を短縮することができる。
【0024】(c)貯液空間部に水またはお湯を補充す
るための注入口が設けられているものにあっては、貯液
空間部内の水またはお湯が少なくなってきたときに、外
鍋体から内鍋体を取り外すことなく補充ができる。ま
た、注入口は蒸気の逃げ口ともなり、水槽内のお湯の不
意な沸騰なども防止できる。
【0025】(d)外鍋体に支脚部材が設けられている
ものにあっては、外鍋体の底部と載置部との間に空間部
を形成することができるので、熱源として固形燃料など
を使用する場合に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生湯葉製造装置の第1の実施の形
態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示す生湯葉製造装置の縦断面図。
【図3】本発明に係る生湯葉製造装置の第2の実施の形
態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
A1 生湯葉製造装置 1 外鍋体 10 開口部 11 フランジ部 12 側板 13 把手 14 底板 2 内鍋体 20 開口部 21 側板 22 掛止フランジ部 24 底板 3 内枠体 30 側板 4 貯液空間部 5 仕切部材 50 台板 51 仕切板 A2 生湯葉製造装置 15 支脚部材 16 フランジ部 17 注入部 170 注入口 25 フランジ部 26 把手

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食卓上で生湯葉をつくりながら食するこ
    とができる生湯葉製造装置であって、この装置は、 外鍋体と、 当該外鍋体に装着され、装着時には上記外鍋体との間に
    貯液空間部が形成されるようにしてある内鍋体と、 当該内鍋体に装着され、装着時には上記内鍋体の側壁に
    外面が接面するようにしてあり上下に貫通した木製の内
    枠体と、 当該内枠体の内部を複数に区画する仕切部材と、 を備えており、 上記仕切部材は、上記内枠体と一体になっておらず動か
    すことができるようになっている ことを特徴とする、 生湯葉製造装置。
  2. 【請求項2】 上記外鍋体と上記内鍋体との間の上記貯
    液空間部に水またはお湯を補充するための注入口が設け
    られていることを特徴とする、 請求項1記載の生湯葉製造装置。
  3. 【請求項3】 外鍋体に支脚部材が設けられていること
    を特徴とする、 請求項1または2記載の生湯葉製造装置。
JP8131001A 1996-04-26 1996-04-26 生湯葉製造装置 Expired - Lifetime JP2984912B2 (ja)

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JPH09294556A JPH09294556A (ja) 1997-11-18
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