JP2984551B2 - 無線式posシステム - Google Patents

無線式posシステム

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JP2984551B2
JP2984551B2 JP17650394A JP17650394A JP2984551B2 JP 2984551 B2 JP2984551 B2 JP 2984551B2 JP 17650394 A JP17650394 A JP 17650394A JP 17650394 A JP17650394 A JP 17650394A JP 2984551 B2 JP2984551 B2 JP 2984551B2
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恒治 寺原
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Toshiba TEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線式POS(販売時
点情報管理)システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は大規模スーパーマーケット等で
採用される一般的な無線式POSシステムの概要図であ
る。このPOSシステムは、ホストコンピュータ等で構
成されるホスト装置1に伝送路2を介して2台の無線親
局3a,3bが接続されている。
【0003】一方、グループG1に属するn(n≧2)
台のPOS端末4a,4b,…,4nにはそれぞれ無線
子局5a,5b,…,5nが接続されており、各無線子
局5a,5b,…,5nは一方の無線親局3aとの間で
無線通信によるデータ伝送が可能となっている。
【0004】また、グループG2に属するn(n≧2)
台のPOS端末6a,6b,…,6nにはそれぞれ無線
子局7a,7b,…,7nが接続されており、各無線子
局7a,7b,…,7nは他方の無線親局3bとの間で
無線通信によるデータ伝送が可能となっている。
【0005】ここで、各POS端末4a〜4n,6a〜
6nはそれぞれ同一階の各売場に設置されており、その
近傍にそれぞれ対応する無線子局5a〜5n,7a〜7
nが取付けられている。また、一方の無線親局3aはグ
ループG1に属する各無線子局5a〜5nからの電波が
届く場所(売場の天井部等)に設置されており、他方の
無線親局3bはグループG2に属する各無線子局7a〜
7nからの電波が届く場所に設置されている。また、ホ
スト装置1は例えば店内の事務所等に設置されており、
各POS端末4a〜4n,6a〜6nへの商品データ設
定業務や各POS端末4a〜4n,6a〜6nにて登録
された商品販売データの収集・集計業務等を無線通信を
介して行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような無線式PO
Sシステムにおいては、例えば売場のレイアウト変更に
よりPOS端末4a及び無線子局5aを移動させたため
に無線親局3aと無線子局5aと間の電波伝送状況が悪
化した場合には、ホスト装置1とPOS端末4aとはデ
ータ伝送を行えなくなる問題があった。また、例えば一
方の無線親局3aが故障した場合には、グループG1に
属する全てのPOS端末4a〜4nはホスト装置1とデ
ータ伝送を行えなくなる問題があった。
【0007】そこで本発明は、電波伝送状況の悪化等に
より無線親局との無線通信が行えなくなった無線子局が
発生した場合には、自動的に他の無線子局を経由して無
線親局と無線通信できるようにし、データ通信の信頼性
向上を図り得る無線式POSシステムを提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、複数台のPOS端末10にそれぞれ無線子局11
を接続し、各POS端末10を制御するホスト装置12
に無線親局13を接続して、各POS端末10とホスト
装置12との間で無線によるデータ伝送を行う無線式
OSシステムにおいて、各無線子局11は、無線親局1
3との無線通信異常を検知すると他の無線子局に無線親
局との無線通信の中継機能を要求するための中継機能要
求伝文D1を発信する中継機能要求伝文発信手段14
と、他の無線子局から中継機能要求伝文D1を受信する
と無線親局13に中継機能要求伝文発信元の無線子局が
通信異常子局である旨を通知するための異常子局通知伝
文D2を発信する異常子局通知伝文発信手段15と、無
線親局13から通信異常子局に対する中継機能を認可す
るための中継許諾伝文D3を受信するとその中継許諾伝
文D3を通信異常子局に発信する中継許諾伝文中継手段
16と、他の無線子局から中継許諾伝文D3を受信する
と無線親局へのデータ伝文の送信先を中継許諾伝文発信
元の無線子局に切換える送信先切換手段17と、無線親
局13によって中継機能が認可されると通信異常子局と
無線親局との間のデータ伝送を中継する中継処理手段1
8とを備え、無線親局13は、無線子局11から異常子
局通知伝文D2を受信するとその通信異常子局の中継機
能を認可する1つの無線子局11を選択してその選択し
た無線子局11に中継許諾伝文D3を発信する中継許諾
伝文発信手段19を備えたものである。
【0009】
【作用】このような構成の本発明であれば、1つの無線
子局にて電波伝送状況の悪化等により無線親局との無線
通信異常が発生すると、その無線子局は他の無線子局に
中継機能要求伝文を発信する。この中継機能要求伝文を
受信した全ての無線子局は異常子局通知伝文を無線親局
に発信する。この異常子局通知伝文を受信した無線親局
は通信異常子局の中継機能を認可する1つの無線子局を
選択してその選択した無線子局に中継許諾伝文を発信す
る。この中継許諾伝文を受信した無線子局はその中継許
諾伝文を通信異常子局に送信し、それ以後、通信異常子
局と無線親局との間のデータ伝送を中継する。通信異常
子局は他の無線子局から中継許諾伝文を受信すると、無
線親局へのデータ伝文の送信先を中継許諾伝文発信元の
無線子局に切換える。
【0010】これにより、通信異常子局から無線親局へ
伝送されるデータ伝文は中継許諾伝文発信元の無線子局
を経由して無線親局に送信される。また、無線親局から
通信異常子局へ送信されるデータ伝文も前記中継許諾伝
文発信元の無線子局を経由して通信異常子局へ送信され
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図11に示した無
線式POSシステムに適用した場合について図2〜図1
0を参照して説明する。なお、各POS端末4a〜4
n,6a〜6nとホスト装置1は、従来と同一の構成で
かつ同一の作用を有するので、ここでの説明は省略す
る。
【0012】図2は各無線子局5a〜5n,7a〜7n
の要部構成を示すブロック図である。なお、各無線子局
5a〜5n,7a〜7nは全て同一構成である。図示す
るように、各無線子局5a〜5n,7a〜7nは、制御
部本体を構成するCPU(中央処理装置)21、このC
PU21の制御プログラム等が格納されたROM(リー
ド・オンリ・メモリ)22、接続されたPOS端末4a
〜4n,6a〜6nからの送信データやホスト装置1か
ら受信したデータ等を記憶するためのエリアを有するR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)23、対応するP
OS端末4a〜4n,6a〜6nが接続される端末イン
タフェース24、無線制御部26が接続される無線通信
インタフェース25等を搭載し、これらをバスライン2
7で接続している。
【0013】無線制御部26は、無線送信部26a、変
調部26b、復調部26c、無線受信部26d等からな
り、空中線28を介して行われる無線通信を制御する。
【0014】そして、前記RAM23には、図3に示す
ように特に自己に予め設定される子局IDコード、いわ
ゆる自局IDコードを記憶する自局IDエリア31と、
自己と無線通信が可能な1つの無線親局に設定される親
局IDコード、いわゆる自親局IDコードを記憶する自
親局IDエリア32とが設けられている。
【0015】因みに、グループG1に属する無線子局4
a〜4nにはそれぞれ自局IDコードとして子局IDコ
ード「a1」〜「an」が設定されており、グループG
2に属する無線子局6a〜6nにはそれぞれ自局IDコ
ードとして子局IDコード「b1」〜「bn」が設定さ
れている。また、一方の無線親局3aには親局IDコー
ド「c1」が設定されており、他方の無線親局3bには
親局IDコード「c2」が設定されている。
【0016】従って、システム据付時においては、グル
ープG1に属する無線子局4a〜4nの自局IDエリア
31にはそれぞれ子局IDコード「a1」〜「an」が
設定され、自親局エリア32には親局IDコード「c
1」が設定される。また、グループG2に属する無線子
局6a〜6nの自局IDエリア31にはそれぞれ子局I
Dコード「b1」〜「bn」が設定され、自親局エリア
32には親局IDコード「c2」が設定される。
【0017】また、前記RAM23には、同図に示すよ
うに無線親局との通信状況が悪化したとき等に通信の中
継機能を果すべく選定された他の通信子局の子局IDコ
ードを記憶する中継子局IDコードエリア33、前記通
信の中継機能を果す子局の選定を要求している期間中に
セットされる中継要求フラグF1のフラグエリア34及
び中継機能を果たす子局が選定されたときセットされる
中継許諾フラグF2のフラグエリア35が設けられてい
る。
【0018】図4は両無線親局3a,3bの要部構成を
示すブロック図である。なお、両無線親局3a,3bは
同一構成である。図示するように、両無線親局3a,3
bは、制御部本体を構成するCPU41、このCPU4
1の制御プログラム等が格納されたROM42、各PO
S端末4a〜4n,6a〜6nから受信したデータやホ
スト装置1からの送信データ等を記憶するためのエリア
を有するRAM43、伝送路2を介してホスト装置1が
接続されるホストインタフェース44、無線制御部46
が接続される無線通信インタフェース45等を搭載し、
これらをバスライン47で接続している。
【0019】無線制御部46は、無線送信部46a、変
調部46b、復調部46c、無線受信部46d等からな
り、空中線48を介して行われる無線通信を制御する。
【0020】そして、前記RAM43には、図5に示す
ように特に自己に予め設定されるIDコード、いわゆる
自局IDコードを記憶する自局IDエリア51と、子局
管理テーブル52とが設けられており、システム据付時
においては、グループG1側の無線親局3aの自局ID
エリア51には親局IDコード「c1」が設定され、グ
ループG2側の無線親局3bの自局IDエリア51には
親局IDコード「c2」が設定される。
【0021】前記子局管理テーブル52は、全無線子局
5a〜5n,7a〜7nに対してそれぞれ中継機能を果
すのに適した他の無線子局を予め選択してその子局ID
コードを優先順位を付して設定したテーブルであり、無
線子局IDコードエリア52aと優先順位1位乃至4位
の各中継子局エリア52b〜52eとで構成される。
【0022】因みに、この実施例では、各無線子局5a
〜5n,7a〜7nに対してそれぞれ中継機能を果すの
に適した他の無線子局をそれぞれ自グループと他グルー
プから2台ずつ選定して、その子局IDコードを任意に
決定された優先順位に従い各中継子局エリア52b〜5
2eに設定している。
【0023】すなわち、図5に示すテーブルデータ設定
例の場合、自局IDコードが子局IDコード「a1」の
無線子局5aは、優先順位1位の中継子局として自グル
ープG1の子局IDコード「a2」の無線子局5bが設
定され、優先順位2位の中継子局として自グループG1
の子局IDコード「a3」の無線子局5cが設定され、
優先順位3位の中継子局として他グループG2の子局I
Dコード「b4」の無線子局7dが設定され、優先順位
4位の中継子局として他グループG2の子局IDコード
「a1」の無線子局7aが設定されている。
【0024】同様に、自局IDコードが子局IDコード
「b1」の無線子局7aは、優先順位1位の中継子局と
して自グループG2の子局IDコード「b2」の無線子
局7bが設定され、優先順位2位の中継子局として他グ
ループG1の子局IDコード「an」の無線子局5nが
設定され、優先順位3位の中継子局として自グループG
2の子局IDコード「b4」の無線子局7dが設定さ
れ、優先順位4位の中継子局として他グループG1の子
局IDコード「a9」の無線子局7iが設定されてい
る。
【0025】ところで、前記子局管理テーブル52の無
線子局エリア52aにはそれぞれ異常フラグfのエリア
が設けられている。そして初期状態において、この異常
フラグfは“0”にリセットされているが、通信異常子
局の通知に応じてその通信異常子局のIDコードに対応
する異常フラグfが“1”にセットされるように構成さ
れている。
【0026】また、各中継子局エリア52b〜52eに
はそれぞれ中継フラグgのエリアが設けられている。そ
して初期状態において、この中継異常フラグbは“0”
にリセットされているが、通信異常子局に対する中継子
局として選定されたとき、その選択された中継子局の子
局IDコードに対応する中継フラグgが“1”にセット
されるように構成されている。
【0027】図6は無線親局3a,3bと無線子局5a
〜5n,7a〜7nとの間で無線伝送される各種伝文の
ヘッダ部の構成を示す図であり、同図(a)はヘッダ部
の基本構成を示している。すなわち、ヘッダ部は、当該
POSシステムに予め設定されているシステムIDコー
ド61、伝文送信元の局に設定されているIDコード6
2、伝文送信先の局に設定されているIDコード63、
伝文のシーケンスナンバー64、伝文の送信日時65、
中継機能識別符号66及び被中継子局IDコード67の
各データで構成される。
【0028】因みに、同図(b)は無線親局から無線子
局へ伝送される通常の送信伝文のヘッダ部を示してお
り、送信元IDコード62としては自局IDエリア51
に格納されている親局IDコードがセットされ、送信先
IDコード63としては当該伝文を送信する相手子局の
子局IDコードがセットされる。また、中継機能識別符
号66及び被中継子局IDコード67はブランク(0
0)H となる。
【0029】同図(c)は無線子局から無線親局へ伝送
される通常の送信伝文のヘッダ部を示しており、送信元
IDコード62としては自局IDエリア31に格納され
ている子局IDコードがセットされ、送信先IDコード
63としては自親局IDエリア32に格納されている親
局IDコードがセットされる。また、中継機能識別符号
66及び被中継子局IDコード67はブランク(00)
H となる。
【0030】同図(d)は無線親局との無線通信異常を
検知した無線子局が他の無線子局に前記無線親局との無
線通信の中継機能を要求するために伝送される中継機能
要求伝文D1のヘッダ部を示しており、送信元IDコー
ド62及び被中継子局IDコード67としては自局ID
エリア31に格納されている子局IDコードがそれぞれ
セットされ、送信先IDコード63としては全無線子局
が共通に受信可能な如く予め設定された全子局共通ID
コードがセットされる。また、中継機能識別符号66は
データ(FF)H となる。
【0031】同図(e)は他の無線子局から前記中継機
能要求伝文D1を受信した無線子局が自親局に対して中
継機能要求伝文発信元の無線子局が通信異常子局である
旨を通知するために伝送される異常子局通知伝文D2の
ヘッダ部を示しており、送信元IDコード62としては
自局IDエリア31に格納されている子局IDコードが
セットされ、送信先IDコード63としては自親局ID
エリア32に格納されている親局IDコードがセットさ
れ、被中継子局IDコードとしては通信異常子局(中継
機能要求伝文発信元の無線子局)の子局IDコードがセ
ットされる。また、中継機能識別符号66はデータ(F
F)H となる。
【0032】なお、中継子局が通信異常子局からのデー
タを無線親局に送信する際の中継送信伝文のヘッダ部も
上記と同様の構成である。
【0033】同図(f)は前記異常子局通知伝文D2を
受信した無線親局が通信異常子局に対して適した中継子
局を選択してその選択した無線子局に伝送される中継許
諾伝文D3のヘッダ部を示しており、送信元IDコード
62としては自局IDエリア51に格納されている親局
IDコードがセットされ、送信先IDコード63として
は中継子局として選択した無線子局の子局IDコードが
セットされ、被中継子局IDコードとしては通信異常子
局の子局IDコードがセットされる。また、中継機能識
別符号66はデータ(FF)H となる。
【0034】なお、無線親局が通信異常子局に中継子局
を介してデータを送信する際の中継送信伝文のヘッダ部
も上記と同様の構成である。
【0035】同図(g)は無線親局から前記中継許諾伝
文D3あるいは中継送信伝文を受信した中継子局が通信
異常子局へ当該伝文を転送する際のヘッダ部を示してお
り、送信元IDコード62としては自局IDエリア31
に格納されている子局IDコードがセットされ、送信先
IDコード63及び被中継子局IDコードとしては通信
異常子局の子局IDコードがセットされ、被中継子局I
Dエリアには通信異常子局の子局IDコードがセットさ
れる。また、中継機能識別符号66はデータ(FF)H
となる。
【0036】同図(h)は通信異常子局が無線親局に中
継子局を介してデータを送信する際の中継送信伝文のヘ
ッダ部を示しており、送信元IDコード62及び被中継
子局IDコードとしては自局IDエリア31に格納され
ている子局IDコードがセットされ、送信先IDコード
63としては中継子局IDエリア33に格納されている
中継子局IDコードがセットされる。また、中継機能識
別符号66はデータ(FF)H となる。
【0037】しかして、各無線子局5a〜5n,7a〜
7nのCPU21は、図7に示す子局送信処理及び図8
に示す子局受信処理を適時実行するようにプログラム構
成されている。
【0038】すなわちCPU21は、端末インタフェー
ス24を介して接続されたPOS端末4a〜4n,6a
〜6nからホスト装置1に送信すべきデータを受信する
と、図7に示す子局送信処理を開始する。そして、ST
(ステップ)1にて送信データ有りを確認したならば、
ST2としてフラグエリア34に中継要求フラグFがセ
ットされているか調べる。ここで、セットされている場
合には、他の無線子局に無線親局との無線通信中継機能
要求中であるので、今回の子局送信処理を終了する。
【0039】ST2にて中継要求フラグF1がリセット
されている場合には、ST3としてフラグエリア35に
中継許諾フラグF2がセットされているか否かを判断す
る。ここで、セットされている場合には、当該無線子局
は親局との通信を中継子局を介して行うので、ST4と
して図6(h)に示すヘッダ部に送信すべきデータを付
加した中継送信伝文を作成する。一方、中継許諾フラグ
F2がリセットされている場合には、当該無線子局は親
局との通信を中継子局を介さずに行うので、ST5とし
て図6(c)に示すヘッダ部に送信すべきデータを付加
した通常の送信伝文を作成する。
【0040】次に、ST6として無線通信インタフェー
ス25及び無線制御部26を介して空中線28から上記
送信伝文を発信する。そして伝文発信後、ST7にて所
定時間内に伝文送信先の局から正常受信完了を応答する
ACK応答を受信したならば、今回の子局送信処理を終
了する。
【0041】これに対し、所定時間内にACK応答を受
信できなかったり、異常受信を応答するNAK応答を受
信した場合には、ST8及びST6にて予め設定された
回数(例えば3回)だけ伝文送信のリトライを繰り返
す。そして、ST7及びST8にて設定回数分のリトラ
イを繰り返してもACK応答を受信できなかった場合に
は、当該無線子局は伝文送信先の局との通信が異常であ
るので、ST9としてフラグエリア34に中継要求フラ
グF1をセットする。また、ST10として図6(d)
に示したヘッダ部を有する中継機能要求伝文D1を作成
する。そして、ST11としてこの中継機能要求伝文D
1を無線通信インタフェース25及び無線制御部26を
介して空中線28から発信する(中継機能要求伝文発信
手段14)。
【0042】かくして、今回の子局送信処理を終了す
る。
【0043】また、各無線子局5a〜5n,7a〜7n
のCPU21は、空中線28を介して無線制御部26に
より送信先IDコード63が自局IDエリア31に格納
されている子局IDコードと一致する伝文もしくは共通
IDコードの伝文を正常に受信すると、ACK応答を返
信した後、図8に示す子局受信処理を開始する。そし
て、ST21にて該当伝文の受信を確認したならば、受
信伝文のヘッダ部を解析する。
【0044】ここで、ST22として受信伝文の送信先
IDコード63が共通IDコードであり、かつ中継機能
識別符号66がデータ(FF)H であるとき、当該受信
伝文は中継機能要求伝文D1であるので、ST23とし
て図6(e)に示したヘッダ部を有する異常子局通知伝
文D2を作成する。そして、ST24としてこの異常子
局通知伝文D2を無線通信インタフェース25及び無線
制御部26を介して空中線28から発信する(異常子局
通知伝文発信手段15)。かくして、今回の子局受信処
理を終了する。
【0045】これに対し、ST25として受信伝文の送
信先IDコードが自局IDエリア31に格納されている
子局IDコードであり、かつ中継機能識別符号66がデ
ータ(FF)H であるとき、ST27として当該受信伝
文の発信元が親局なのか子局なのかを判断する。
【0046】そして、送信元IDコード62が自親局I
Dエリア32に設定されている親局IDコードの場合に
は、伝文発信元は親局であり、当該受信伝文は図6
(e)に示したヘッダ部を有する中継許諾伝文D2また
は中継送信伝文であるので、ST28として図6(g)
に示すように受信伝文中の送信先IDコード63を被中
継子局IDコード67の異常子局コードに書換えた後、
この中継送信伝文を無線通信インタフェース25及び無
線制御部26を介して空中線28から発信する(中継許
諾伝文中継手段16,中継処理手段18)。かくして、
今回の子局受信処理を終了する。
【0047】一方、ST27にて送信元IDコード62
が他の子局IDコードの場合には、伝文発信元は子局で
あるので、ST29としてフラグエリア34に中継要求
フラグF1がセットされているか調べる。ここで、中継
要求フラグFがリセットされている場合には、当該受信
伝文は図6(h)に示したヘッダ部を有する異常子局か
らの中継送信伝文であるので、ST30として図6
(e)に示すように受信伝文中の送信元IDコード62
を自局IDエリア31内の子局IDコードに、送信先I
Dコード63を自親局IDエリア32内の親局IDコー
ドにそれぞれ書換えた後、この中継送信伝文を無線通信
インタフェース25及び無線制御部26を介して空中線
28から発信する(中継処理手段18)。かくして、今
回の子局受信処理を終了する。
【0048】ST29にて中継要求フラグFがセットさ
れている場合には、当該無線子局は他の無線子局に無線
親局との無線通信の中継機能を要求中であり、この要求
に対する中継許諾伝文D3を受信したので、ST31と
して中継子局IDエリア33に受信伝文中の送信元ID
コード(中継子局を果す子局の子局IDコード)をセッ
トする。また、前記中継要求フラグF1をリセットし、
かつフラグエリア35に中継許諾フラグF2をセットす
ることで、無線親局へのデータ伝文の送信先を前記中継
子局に切換える(送信先切換手段17)。かくして、今
回の子局受信処理を終了する。
【0049】また、各無線親局3a,3bのCPU51
は、図9に示す親局受信処理及び図10に示す親局送信
処理を適時実行するようにプログラム構成されている。
【0050】すなわちCPU51は、空中線48を介し
て無線制御部46により送信先IDコード63が自局I
Dエリア51に格納されている親局IDコードと一致す
る伝文を正常に受信すると、ACK応答を返信した後、
図9に示す親局受信処理を開始する。そして、ST41
にて該当伝文の受信を確認したならば、受信伝文のヘッ
ダ部を解析する。
【0051】ここで、ST42として受信伝文の中継機
能識別符号がデータ(FF)H であるとき、当該受信伝
文は通信異常子局から中継子局を介して送信された伝文
であるので、ST43として子局管理テーブル52にお
ける無線子局エリア52aの受信伝文中の異常子局ID
コード67に対応する異常フラグfを調べる。
【0052】そして、該当異常フラグfがリセットされ
ている場合には、当該受信伝文は中継機能要求伝文D1
であるので、ST44として前記子局管理テーブル52
を参照して当該異常子局に対する中継子局として優先順
位が最も高くかつ異常子局が通知されていない子局を中
継子局として選択する。
【0053】次に、ST45として図6(f)に示すよ
うに送信先IDコード63として中継子局として選択し
た子局の子局IDコードをセットして中継許諾伝文D3
を作成する。そして、ST46としてこの中継許諾伝文
D3を無線通信インタフェース45及び無線制御部46
を介して空中線48から発信する(中継許諾伝文発信手
段19)。
【0054】しかる後、ST47として子局管理テーブ
ル52における無線子局エリア52aの異常子局IDコ
ードに対応する異常フラグfをセットし、かつその異常
子局IDコードに対応する各中継子局エリア52b〜5
2eのうち中継子局に選択された子局IDコードが設定
されたエリアの中継フラグgをセットしたならば、今回
の親局受信処理を終了する。
【0055】なお、ST42にて受信伝文の中継機能識
別符号がブランク(00)H であるときには、当該受信
伝文は無線子局から中継されることなく送信された通常
の送信伝文なので、ST48としてその受信伝文中のデ
ータをホストインタフェース44を介してホスト装置4
1に転送する。また、ST43にて受信伝文中の異常子
局IDコード67に対応する異常フラグfがすでにセッ
トされている場合には、当該受信伝文は異常子局から中
継子局を介して送信された中継送信伝文なので、やはり
ST48として受信伝文中のデータをホストインタフェ
ース44を介してホスト装置41に転送する。かくし
て、今回の親局受信処理を終了する。
【0056】また、各無線親局3a,3bのCPU41
は、ホストインタフェース44を介して接続されたホス
ト装置1から任意のPOS端末4a〜4n,6a〜6n
に送信すべきデータを受信すると、図10に示す親局受
信処理を開始する。そして、ST51にて送信データ有
りを確認したならば、ST52として子局管理テーブル
52の無線子局エリア52aを参照してデータ送信先の
POS端末に接続された無線子局が通信異常子局である
か否かを調べる。そして、該当無線子局の子局IDコー
ドに対応する異常フラグfがリセットされている場合に
は、通信異常子局でないので、ST53として図6
(b)に示すヘッダ部を送信すべきデータに付加した通
常送信伝文を作成する。
【0057】一方、該当異常フラグfがセットされてい
る場合には、通信異常子局であるので、子局管理テーブ
ル52の各中継子局エリア52b〜52eを参照して当
該通信異常子局に対して中継子局として設定されている
子局の子局IDコード、つまりは中継フラグfがセット
されている中継子局の子局IDコードを検出し、この中
継子局IDコードで図6(f)に示すヘッダ部の中継送
信伝文を作成する。
【0058】しかる後、ST55として無線通信インタ
フェース45及び無線制御部46を介して空中線48か
ら上記送信伝文を発信したならば、今回の親局送信処理
を終了する。
【0059】このような構成の本実施例においては、各
無線子局5a〜5n,7a〜7nと対応する無線子局3
a,3bとの間の電波伝送状況が良好であれば、グルー
プG1に属するPOS端末4a〜4nとホスト装置1と
の間で行われるデータ通信は無線子局5a〜5nと無線
親局3aとを介して無線により行われ、グループG2に
属するPOS端末6a〜6nとホスト装置1との間で行
われるデータ通信は無線子局7a〜7nと無線親局3b
とを介して無線により行われる。
【0060】このような状況下において、例えば売場の
レイアウト変更によりPOS端末4a及び無線子局5a
を移動させたために無線親局3aと無線子局5aとの間
の電波状況が悪化した場合、無線子局5aのCPU21
はPOS端末4aからのデータを無線親局3aに送信す
るための子局送信処理において無線通信異常を検知す
る。そうすると、この無線子局5aのCPU21は、中
継機能要求伝文発信手段14によって他の無線子局5b
〜5n,7a〜7nに無線親局3aとの無線通信の中継
機能を要求するための中継機能要求伝文D1を発信す
る。
【0061】これにより、各無線子局5b〜5n,7a
〜7nのうち上記中継機能要求伝文D1を受信した子局
のCPU21は、異常子局通知伝文発信手段15によっ
て自己の無線親局3a,3bに対して無線子局5aが通
信異常子局である旨を通知するための異常子局通知伝文
D2を発信する。
【0062】一方、上記異常子局通知伝文D2を受信し
た無線親局3a,3bのCPU41は、中継許諾伝文発
信手段19により子局管理テーブル52を参照して無線
子局5aに対して最も優先順位が高い正常な中継子局を
選択し、その選択した中継子局の中継機能を認可する中
継許諾伝文D3を前記中継子局に発信する。
【0063】ここで、無線子局5aに対して優先順位が
1位の中継子局は無線子局5bであり、この無線子局5
bの通信異常が通知されていない場合には、当該無線子
局5bが中継子局として選択される。これに対し、この
無線子局5bがすでに通信異常子局として通知されてい
る場合には、優先順位2位の中継子局、すなわち無線子
局5cが選択される。
【0064】今、無線子局5bが中継子局として選択さ
れたとすると、無線親局3aから無線子局5bに対して
中継許諾伝文D3が送信される。なお、無線親局3bに
おいても無線子局5aに対する中継子局として無線子局
5bが選択されて中継許諾伝文D3が送信される。
【0065】上記中継許諾伝文D3を受信した無線子局
5bのCPU21は、中継許諾伝文中継手段16によっ
てその中継許諾伝文D3を通信異常子局である無線子局
5aへ転送する。これにより、無線子局5aのCPU2
1は中継子局として無線子局5bが選定されたことを認
識し、送信先切換手段17によって中継子局IDエリア
53に無線子局5bの子局IDコードa2を格納する等
して、無線親局へのデータ伝文の送信先を前記中継子局
5bに切換える。
【0066】その後、無線子局5aのCPU21は、P
OS端末4aからホスト装置1に送信すべきデータを与
えられると、そのデータを中継送信伝文の形で中継子局
としての無線子局5bに無線送信する。この中継送信伝
文を受信した無線子局5bのCPU21は、中継処理手
段18によって無線親局3aに対し上記中継送信伝文を
無線送信する。
【0067】また、無線親局3aはホスト装置1から無
線子局3aに送信すべきデータを与えられると、そのデ
ータを中継送信伝文の形で無線子局5bに無線送信す
る。この中継送信伝文を受信した無線子局5bのCPU
21は、中継処理手段18によって無線子局5aに対し
上記中継送信伝文を無線送信する。
【0068】かくして、無線子局5aと無線親局3aと
の間の無線通信が無線子局5bを経由して行われるよう
になり、POS端末4aとホスト装置1とのデータ通信
が可能となる。
【0069】また、例えば無線親局3aと無線子局5n
との間の電波状況が悪化した場合も同様に作用する。す
なわち、無線子局5nはPOS端末4nからのデータを
無線親局3aに送信するための子局送信処理において無
線通信異常を検知すると、他の無線子局5a〜5m,7
a〜7nに中継機能要求伝文D1を発信する。
【0070】これにより、上記中継機能要求伝文を受信
した各無線子局は、自己の無線親局3a,3bに対して
無線子局5nが通信異常子局である旨を通知するための
異常子局通知伝文D2を発信する。
【0071】一方、上記異常子局通知伝文D2を受信し
た無線親局3a,3bは、子局管理テーブル52を参照
して無線子局5nに対して最も優先順位が高い正常な中
継子局を選択し、その選択した中継子局の中継機能を認
可する中継許諾伝文D3を前記中継子局に発信する。
【0072】例えば、無線子局5nに対して優先順位が
1位の中継子局は別グループの無線子局7aであり、こ
の無線子局7aが正常であれば、中継子局として選択さ
れる。そして、無線親局3bから無線子局7aに対して
前記中継許諾伝文D3が送信される。
【0073】この中継許諾伝文D3を受信した無線子局
7aは、その中継許諾伝文D3を通信異常子局である無
線子局5nへ転送する。これにより、無線子局5nは中
継子局として無線子局7aが選定されたことを認識し、
中継子局IDエリア53に無線子局7aのIDコードb
1を格納する。
【0074】その後、無線子局5nは、POS端末4n
からホスト装置1に送信すべきデータを与えられると、
そのデータを中継送信伝文の形で無線子局7aに無線送
信し、無線子局7aは無線親局3bに対して上記中継送
信伝文を無線送信する。
【0075】また、無線親局3bはホスト装置1から無
線子局7aに送信すべきデータを与えられると、そのデ
ータを中継送信伝文の形で無線子局7aに無線送信し、
無線子局7aは無線子局5nに対して上記中継送信伝文
を無線送信する。
【0076】かくして、無線子局5nと無線親局3bと
の間の無線通信が別グループの無線子局7aを経由して
行われるようになり、POS端末4nとホスト装置1と
のデータ通信が可能となる。
【0077】また、例えば無線親局3aが故障したこと
によりグループG1に属する全ての無線子局5a〜5n
にて無線親局3aとの通信異常が発生すると、各無線子
局から中継機能要求伝文D1が発信される。これによ
り、グループG2に属する無線子局7a〜7nがそれぞ
れ無線子局5a〜5nの中継子局として優先順位に従い
選定される。
【0078】例えば、無線子局5aの場合は優先順位3
位の無線子局7dが中継子局として選定され、無線子局
5nの場合は優先順位2位の無線子局7aが中継子局と
して選定される。
【0079】これにより、グループG1に属するPOS
端末4a〜4nとホスト装置1との間のデータ通信は、
他方のグループG2に属するPOS端末6a〜6nに接
続された無線子局7a〜7n及び対応する無線親局3b
を経由して行われる。従って、たとえ無線親局3aが故
障してもPOS端末4a〜4nとホスト装置1との間の
データ通信が可能となる。
【0080】このことは、他方の無線親局3bが故障し
た場合も同様であり、無線子局7a〜7nは無線子局5
a〜5nを経由して無線親局3aと無線通信ができるよ
うになり、POS端末6a〜6nとホスト装置1との間
のデータ通信が可能となる。
【0081】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではない。例えば前記実施例では無線親局が2つのシ
ステムに本発明を適用したが、3つ以上のシステムにも
適用することで前記実施例と同等の効果を奏し得るのは
いうまでもないことである。また、無線親局が1つのシ
ステムであっても、本発明を適用することによって、無
線親局との電波伝送状況の悪化により通信不能となった
無線子局が他の無線子局を経由して無線親局との通信を
可能にすることはできる。
【0082】また、前記実施例では無線親局が通信異常
子局の中継機能を認可する1つの無線子局を選択する方
法として子局管理テーブル52を用いたが、これに限定
されるものではない。例えば各無線子局5a〜5n,7
a〜7nにそれぞれ受信レベルを測定する手段を設け、
通信異常子局からの中継機能要求伝文D1を受信した無
線子局が上記伝文の受信レベルを判定し、そのレベル情
報を付加して異常子局通知伝文D2を無線親局へ発信す
る。一方、無線親局は各無線子局から受信した異常子局
通知伝文の受信レベル情報の中で最高レベルの無線子局
を中継子局として選択する。こうすることにより、子局
管理テーブルを用いることなく中継子局として最適な無
線子局を自動的に決定できるようになる。
【0083】
【0084】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、各無線子
局に、無線親局との無線通信異常を検知すると他の無線
子局に無線親局との無線通信の中継機能を要求するため
の中継機能要求伝文を発信する中継機能要求伝文発信手
段と、他の無線子局から中継機能要求伝文を受信すると
無線親局に中継機能要求伝文発信元の無線子局が通信異
常子局である旨を通知するための異常子局通知伝文を発
信する異常子局通知伝文発信手段と、無線親局から通信
異常子局に対する中継機能を認可するための中継許諾伝
文を受信するとその中継許諾伝文を通信異常子局に発信
する中継許諾伝文中継手段と、他の無線子局から中継許
諾伝文を受信すると無線親局へのデータ伝文の送信先を
中継許諾伝文発信元の無線子局に切換える送信先切換手
段と、無線親局によって中継機能が認可されると通信異
常子局と無線親局との間のデータ伝送を中継する中継処
理手段とを設け、無線親局に、無線子局から異常子局通
知伝文を受信するとその通信異常子局の中継機能を認可
する1つの無線子局を選択してその選択した無線子局に
中継許諾伝文を発信する中継許諾伝文発信手段を設けた
ものである。
【0085】従って、本発明によれば、電波伝送状況の
悪化等により無線親局との無線通信が行えなくなった無
線子局が発生した場合には、自動的に他の無線子局を経
由して無線親局と無線通信することができ、データ通信
の信頼性を向上できる無線式POSシステムを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明を無線式POSシステムに適用した一実
施例における無線子局の要部構成を示すブロック図。
【図3】図2に示す無線子局のRAMに形成される主要
なメモリエリアを示す図。
【図4】同実施例における無線親局の要部構成を示すブ
ロック図。
【図5】図4に示す無線親局のRAMに形成される主要
なメモリエリアを示す図。
【図6】同実施例において無線親局と子局との間で送受
信される各種伝文のヘッダ部のデータ構造図。
【図7】図2に示す無線子局のCPUが実行する子局送
信処理を示す流れ図。
【図8】図2に示す無線子局のCPUが実行する子局受
信処理を示す流れ図。
【図9】図4に示す無線親局のCPUが実行する親局受
信処理を示す流れ図。
【図10】図4に示す無線親局のCPUが実行する親局
送信処理を示す流れ図。
【図11】一般的な無線式POSシステムの概要図。
【符号の説明】
1,12…ホスト装置 3a,3b…無線親局 4a〜4n,6a〜6n…POS端末 5a〜5n,7a〜7n…無線子局 14…中継機能要求伝文発信手段 15…異常子局通知伝文発信手段 16…中継許諾伝文中継手段 17…送信先切換手段 18…中継手段 19…中継許諾伝文発信手段 D1…中継機能要求伝文 D2…異常子局通知伝文 D3…中継許諾伝文
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/14 - 7/26 G06F 17/00 - 17/60 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のPOS端末にそれぞれ無線子局
    を接続し、前記各POS端末を制御するホスト装置に無
    線親局を接続して、前記各POS端末とホスト装置との
    間で無線によるデータ伝送を行う無線式POSシステム
    において、 前記各無線子局は、前記無線親局との無線通信異常を検
    知すると他の無線子局に前記無線親局との無線通信の中
    継機能を要求するための中継機能要求伝文を発信する中
    継機能要求伝文発信手段と、他の無線子局から前記中継
    機能要求伝文を受信すると前記無線親局に前記中継機能
    要求伝文発信元の無線子局が通信異常子局である旨を通
    知するための異常子局通知伝文を発信する異常子局通知
    伝文発信手段と、前記無線親局から前記通信異常子局に
    対する中継機能を認可するための中継許諾伝文を受信す
    るとその中継許諾伝文を前記通信異常子局に発信する中
    継許諾伝文中継手段と、他の無線子局から前記中継許諾
    伝文を受信すると前記無線親局へのデータ伝文の送信先
    を前記中継許諾伝文発信元の無線子局に切換える送信先
    切換手段と、前記無線親局によって中継機能が認可され
    ると前記通信異常子局と前記無線親局との間のデータ伝
    送を中継する中継処理手段とを具備し、接続されたPO
    S端末からホスト装置に送信すべきデータを受信する
    と、前記送信先切換手段により前記無線親局へのデータ
    伝文の送信先が前記中継許諾伝文発信元の無線子局に切
    換えられている場合にはその中継許諾伝文発信元の無線
    子局に送信すべきデータを送信し、切り換えられていな
    い場合には前記無線親局にその送信すべきデータを送信
    するようにし、 前記無線親局は、前記無線子局から異常子局通知伝文を
    受信するとその通信異常子局の中継機能を認可する1つ
    の無線子局を選択してその選択した無線子局に中継許諾
    伝文を発信する中継許諾伝文発信手段を具備したことを
    特徴とする無線式POSシステム。
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