JP2983971B1 - 直角出レーザ及び同レーザを用いた基礎工法 - Google Patents

直角出レーザ及び同レーザを用いた基礎工法

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JP2983971B1 JP28085898A JP28085898A JP2983971B1 JP 2983971 B1 JP2983971 B1 JP 2983971B1 JP 28085898 A JP28085898 A JP 28085898A JP 28085898 A JP28085898 A JP 28085898A JP 2983971 B1 JP2983971 B1 JP 2983971B1
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Abstract

【要約】 【課題】 天候に左右されずに水糸張設作業、地墨作業
及び地墨検査作業を一人で、且つ正確に行うことできる
レーザを用いた基礎工法並びに同工法に用いる直角出レ
ーザ及びレーザ光検出装置の提供。 【解決手段】 垂直レーザ射出窓17からレーザビーム
を基礎上に照射し、添プレート7の中心と位置合わせを
行い、前記射出窓10から、例えば他の添プレート内に
置いた光検出装置2に向けて、レーザを射出する。そし
てレーザビームLBの出射経路に沿って、前記他の添プ
レートから前記添プレート7の方向(図6の矢印方向)
に、前記光検出装置2を移動させて受光した点、即ち受
光点を基礎G上にマークする。例えば、図6に示したよ
うに所定間隔毎にマークし、その後、各マークポイント
に沿って墨打ちを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水糸を張着する水
糸張設作業、墨出しを行う地墨作業及び地墨の正確性の
検査を行う地墨検査作業等をレーザを用いて行う直角出
レーザ及び同レーザを用いた基礎工法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物を建築する場合の最初の作業は、隣
地との境界線や道路との境界線を確認し、設計図に従っ
て建物の位置を敷地内に標示することである。これは、
敷地内に遣形という仮設の工作物を建てることによって
行われる。図14に示すような四角形の敷地を例に、そ
の手順の一例を説明する。まず境界線K1及びK2か
ら、それぞれ約1メートル内側の敷地の隅部S1にトラ
ンシットをセットし、下げ振りを下ろして設置基準点
(基点X1)を定める。一方、境界線K1と平行な方向
で且つ所定の距離にポール等を立てて、トランシットの
望遠鏡により隅部S2の測点X2との位置合わせを行
う。そして、上記トランシットを90度回転させて、距
離を測ると共に、ポール等を用いて、基線Lに対して直
交する方向の隅部S3に測点X3を求める。最後に、ト
ランシットを測点X2に移動し、基点X1との位置の確
認と共に、隅部S4に測点X4を求める。このような作
業の際に、前記基点X1に杭等を打込み、測点X2等に
ブロック等を置いて仮のマークを付けておく。
【0003】上記トランシットの測量と並行して、前記
各隅部S1乃至S4に遣形杭を打込み、遣形杭間に水貫
という水平材を打付けると共に、前記マークに一致させ
て、水貫に釘等を打付ける。その後、釘等を利用して水
糸を張る(以下、水糸張設作業)。
【0004】そして、これらの水糸を基準にして、「根
切り」を行ったり、基礎等を打ち、また水糸を基準にし
て下げ振りを用いて、捨てコン上や土間コンクリート上
の所定箇所に墨を付ける作業(以下、地墨作業という)
を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な水糸張設作業や地墨作業には、次のような問題点があ
った。前記水糸張設作業において、上記トランシット等
を用いる場合には、望遠鏡を覗く作業者と、測点でポー
ルを持ったり、距離を測る作業者が必要であり、一人で
作業を行うことができなかった。
【0006】前記地墨作業においては、風の強い日には
水糸が風にはらみ、この水糸を基準に下げ振りを用いて
も正確な作業を行うことができなかった。また、下げ振
りにしても、風により振動するし、その振動が収まるの
に時間がかかり、正確且つ迅速な地墨作業を行うことが
できなかった。さらに、地墨の検査においても、正確に
且つ簡単に検査できる方法が希求されていた。そこで、
本願発明は上記各問題点を解決するためになされたもの
で、天候に左右されずに水糸張設作業、地墨作業及び地
墨検査作業を一人で、且つ正確に行うことできる直角出
レーザ及び同レーザを用いた基礎工法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明は、後述する直角出レーザ(請求項1又は
請求項2に記載の直角出レーザ)を用いた基礎工法であ
って、第1の遣形において基点を定めた後、鉛直方向に
所定角度で拡がるレーザビームを第2の遣形に向けて射
出し、このレーザ光を光検出装置により検出する共に、
その検出点を前記第2の遣形にマークし、前記レーザビ
ームの射出方向に対し90度回転した位置から、前記レ
ーザビームを第3の遣形に向けて射出し、このレーザ光
を光検出装置により検出すると共に、その検出点を第3
の遣形にマークし、各マークと基点を結ぶ直線に一致さ
せて各遣形間で水糸を張着することを特徴とする(請求
項3 に記載の発明)。
【0008】この発明及び以下に記述する発明におい
て、基礎工法とは、遣形作業、水糸張設作業、地墨作業
及び地墨検査作業をいう。また、ここに基点とは、水糸
張設作業の際に、第1の遣形において水糸の直角を出す
場合の基準となる点であって、例えば各境界線から所定
距離にて後退した点である。そして鉛直方向に所定角度
で拡がるレーザビームを射出するための装置として、例
えば半導体レーザ発振装置(直角出レーザ)を用いる場
合に、この装置を基点に固定する。上記基礎工法によれ
ば、基点から第2の遣形の水貫に向けて、作業員が直角
出レーザをオンした後、その水貫に沿ってレーザ光検出
装置(以下、検出装置或いは光検出装置ともいう)の位
置を調整して、その検出装置が作動した箇所にマークを
つけ、レーザの射出方向を90度回転させた位置から前
記レーザビームを射出し、第3の遣形に同様にマークを
付けることができるので、一人の作業員のみで水糸張設
作業を行うことができる。
【0009】上記基礎工法の効果をさらに高めるため、
前記基点において、前記第2の遣形方向に射出したレー
ザビームと、前記第3の遣形方向に射出したレーザビー
ムをそれぞれ反転させて射出し、それぞれのレーザ光を
検出装置により検出する共に、各検出点を第1の遣形に
マークし、各マークを結ぶ直線に一致させて各遣形間で
水糸を張着するようにしてもよい。この基礎工法によれ
ば、前記基点を中心にして、水平方向の90度毎に、レ
ーザ光を射出し、第2,第3の遣形だけではなく、第1
の遣形にもマークを付けるので、各遣形間での水糸張設
作業が正確且つ迅速になる。
【0010】上記課題を解決するため、本願発明は地墨
作業において、水糸に代えて、前記レーザビームと、前
記光検出装置を用いることを特徴とする。即ち、前記直
角出レーザを用いた基礎工法であって、基礎上において
地墨として想定される直線に沿って、鉛直方向に所定角
度で拡がるレーザビームを射出し、このレーザ光を検出
装置により基礎上の所定箇所において検出する共に、各
検出点を基礎上にマークし、各マークに沿って墨打
る。
【0011】そして、上記基礎工法の効果をさらに高め
るため、前記マーク間を結ぶ直線に対し、水平方向に9
0度で回転した位置から前記レーザビームを射出し、こ
のレーザ光を検出装置により基礎上の所定箇所において
検出する共に、各検出点を基礎上にマークし、各マーク
点に沿って墨打ちしてもよい(請求項4に記載の発
明)。
【0012】ここに基礎とは、墨打ちの対象となる面を
いい、布基礎、ベタ基礎、捨てコン、土間コンクリート
等をいう。また基礎上において地墨として想定される直
線は、例えば柱・壁を通して設定される基準墨を想定す
るものであったり、逃げ墨等を想定した直線である。レ
ーザ光は、墨打ちに必要な範囲で、基礎上の所定箇所に
おいて検出されればよく、一カ所でも、複数箇所でもよ
い。上記地墨作業によれば、鉛直方向に所定角度で拡が
るレーザビームを射出するので、可視できるか否かに拘
わらず、そのビームは基礎上を直線状に照射している。
そのビームの直線に検出装置をおき、その動作点、即ち
検出点を基礎上にマークし、各マーク点に沿って墨打ち
すればよいので、天候に左右されずに、強風中でも正確
に地墨作業を行うことができる。
【0013】上記方法によれば、基礎上の直交する方向
において、同時に墨打ち用のマークを付けることができ
るので、地墨作業の効率化を図ることができる。
【0014】上記課題を解決するため、本願発明は、地
墨作業の検査を前記レーザビームと、このレーザ光を検
出する検出装置とで行うことを特徴とする。即ち、前記
直角出レーザを用いた基礎工法であって、鉛直方向に所
定角度で拡がるレーザビームが形成するビーム平面に、
基礎上の地墨の交点が含まれるレーザを射出し、このレ
ーザ光を前記基礎上の任意位置の地墨上でレーザ光検出
装置を用いて検出し、その後、検出装置を地墨に沿って
移動させることにより、地墨の正確性を検査することを
特徴とする(請求項5に記載の発明)。ここに、前記レ
ーザビームが形成するビーム平面に、基礎上の地墨の交
点が含まれるレーザを射出する趣旨は、その交点に一致
させて前記直角出レーザを配置することであって、前記
ビーム平面に基礎上の所定位置の地墨が含まれるよう
に、前記直角出レーザを配置してもよい。この方法で
は、検出装置を地墨に沿って移動させるので、地墨が正
確であれば、光検出装置がレーザ光を検出し続けること
になる。逆に地墨が不正確であれば、光検出装置がレー
ザ光を検出できなくなる。よって、正確に且つ簡単に地
墨を検査することができる。
【0015】上記課題を解決するため、レーザを用いた
基礎工法に使用する直角出レーザは、略円盤状の本体と
底板とからなり、前記本体は、その側周面には中心に対
して90度毎に回転した位置に4つのレーザ光射出窓
が、底面にはその中心に一致させた垂直レーザ射出窓が
それぞれ設けられ、前記各レーザ光射出窓から射出され
るレーザビームは、それらのビームが形成するビーム面
が、前記直角出レーザの中心で交わるように、各光源等
が光学的に位置づけられており、また、前記垂直レーザ
射出窓から射出されるレーザビームは、中心に一致する
ように、光源等が光学的に位置づけられており、前記底
板には、直置き用の脚が設けられていることを特徴とす
る直角出レーザである(請求項1に記載の発明)。
【0016】また、レーザを用いた基礎工法に使用する
直角出レーザは、立方体状の本体と、この本体を回動可
能に取付ける底板と、前記底板に取付けられた脚部から
なり、本体の側面には、その一側面に、鉛直方向に所定
角度で拡がるレーザビームを射出する第1のレーザ光射
出窓と、前記一側面の隣接側面に、前記レーザビームに
対し90度の方向に且つ鉛直方向に所定角度で拡がるレ
ーザビームを射出する第2のレーザ光射出窓を備え、
記第1のレーザ光射出窓からのレーザビームは、前記一
側面に対し垂直方向に、且つ、前記隣接側面の対向側面
に対し平行に射 出され、前記第2のレーザ光射出窓から
のレーザビームは、前記隣接側面に対し垂直方向に、且
つ、前記一側面の対向側面に対し平行に射出され、前記
脚部は、第1,第2のレーザ光射出窓から射出されるレ
ーザビームが形成するビーム平面において、それぞれ射
出方向とは180度反転する方向のビーム平面が直交す
る位置に、その中心軸が略一致する基準点用脚と、本体
の高さを調整する調整用脚を備えていることを特徴とす
る直角出レーザである(請求項2に記載の発明)。
【0017】ここに基準点とは、上記基点の意味、上記
水糸張設作業や基礎工事後に張設された水糸の交点の意
味、地墨作業の際に想定される基準墨の交点や、通り墨
の交点の意味、地墨検査作業の際の基準墨の交点や、通
り墨の交点の意味である。これらの基準点に一致させ
て、前記基準点用脚を配置すると共に、水糸張設作業で
は、第2の遣形の水貫に向けて、作業員が第1のレーザ
光射出窓からレーザビームを射出させ、その水貫に沿っ
て光検出装置の位置を調整して、その検出装置が作動し
た箇所にマークをつける。次ぎに、第2のレーザ光射出
窓からレーザビームを射出させ、第3の遣形に同様にマ
ークを付けることができるので、一人の作業員のみで水
糸張設作業を行うことができる。また、地墨作業では、
基準点に一致させて、前記基準点用脚を配置すると共
に、基礎上において地墨として想定される直線に沿っ
て、第1のレーザ光射出窓からレーザビームを射出さ
せ、このレーザ光を光検出装置により基礎上の所定箇所
において検出する共に、各検出点を基礎上にマークす
る。次ぎに、第2のレーザ光射出窓からレーザビームを
射出させ、同様にマークを付けることができるので、基
礎上の直交する方向において、同時に墨打ち用のマーク
を付けることができるので、地墨作業の効率化を図るこ
とができる。レーザ光は、墨打ちに必要な範囲で、基礎
上の所定箇所において検出されればよく、一カ所でも、
複数箇所でもよい。上記地墨作業によれば、鉛直方向に
所定角度で拡がるレーザビームを射出するので、可視で
きるか否かに拘わらず、そのビームは基礎上を直線状に
照射している。そのビームの直線に光検出装置をおき、
その動作点、即ち検出点を基礎上にマークし、各マーク
点に沿って墨打ちすればよいので、天候に左右されず
に、強風中でも正確に地墨作業を行うことができる。
【0018】地墨作業の正確性を検査する地墨検査作業
の際には、基礎上の地墨の交点である基準点上に、前記
基準点用脚を配置すると共に、第1のレーザ光射出窓か
らレーザビームを射出させ、このレーザ光を前記基礎上
の任意位置の地墨上で光検出装置を用いて検出し、その
後、光検出装置を地墨に沿って移動させる。地墨が正確
であれば、光検出装置がレーザ光を検出し続けることに
なる。逆に地墨が不正確であれば、光検出装置がレーザ
光を検出できなくなる。よって、正確に且つ簡単に地墨
を検査することができる。同時に、第2のレーザ光射出
窓からレーザビームを射出させ、同様に光検出装置を地
墨に沿って移動させれば、地墨作業の正確性の確認作業
の効率化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基礎工法の内、水
糸張設作業の手順を説明するための敷地の要部斜視図、
図2は同敷地の概略平面図、図3(イ)は前記作業に用
いる「直角出レーザ」の平面図、図3(ロ)は同正面
図、図4(イ)は光検出装置の平面図、図4(ロ)は同
装置の正面図である。
【0020】図1及び図2は、隅遣形等を仮設した敷地
を図示しており、第1の遣形S1において、境界線K
1,K2からそれぞれ所定の距離l,lをはなして基点
X1を定め、その点に直角出レーザ1(詳細は後述)を
配置する。前記直角出レーザ1の側面に設けられたレー
ザ射出窓10から、レーザビームLBを第2の遣形S2
の水貫3に向けて射出させる。そして、レーザ光を受光
する光検出装置2(詳細は後述)の位置を前記水貫3に
沿って調整し、レーザ光を検出した後、その検出点を水
貫3にマークし、そのマークに一致させて釘等を打付け
る。次に、前記レーザビームの射出方向を90度回転さ
せる、即ち前記レーザ射出窓10から射出されるレーザ
ビームに対し、水平方向に90度回転した位置に設けら
れたレーザ射出窓11から、レーザビームLBを射出
し、上記方法と同様に、このレーザ光を光検出装置2に
より検出すると共に、その検出点を第3の遣形S3の水
貫3にマークし釘等を打付ける(図2参照)。その後、
水貫3,3の釘と基点X1を結ぶ直線に一致させて各遣
形S1,S2,S3間で水糸を張着する。
【0021】残りの第2,第4の遣形S2,S4或いは
第3,第4の遣形S3,S4間の水糸の張設について
は、例えば第4の遣形S4に前記直角出レーザ1を移動
した後、上記方法と同様な方法により、水糸を張着すれ
ばよい。また図2に示した平遣形S5,S6間に水糸を
張設する場合にも、前記直角出レーザ1を平遣形S5に
移動した後、上記方法と同様な方法により、水糸を張着
すればよい。
【0022】従来のトランシット等を用いた水糸張設作
業では、水糸張設作業に少なくとも二人の作業員が必要
であったところ、以上の本発明によれば、一人の作業員
のみで、水糸を張ることもでき、この分、コストパホー
マンスに優れている。
【0023】上記水糸張設作業において、前記第2の遣
形S2方向に射出したレーザビームと、前記第3の遣形
S3方向に射出したレーザビームをそれぞれ反転させて
射出してもよい。即ち、前記レーザ射出窓10から射出
されるレーザ光に対し、水平方向に180度回転した位
置に設けられたレーザ射出窓12から、レーザビームを
射出し、上記方法と同様に、このレーザ光を光検出装置
2により検出すると共に、その検出点を第1の遣形S1
の水貫3にマークし釘等を打付ける。と同時に、前記レ
ーザ射出窓11から射出されるレーザ光に対し、水平方
向に180度回転した位置に設けられたレーザ射出窓1
3から、レーザビームを射出し、上記方法と同様に、第
1の遣形S1の水貫3にマークし釘等を打付ける。この
基礎工法によれば、前記基点X1において、第2,第3
の遣形S2,S3だけではなく、第1の遣形S1にもマ
ークを付けるので、各遣形間での水糸張設作業が正確且
つ迅速になる。
【0024】図3に示すように、前記直角出レーザ1
は、略円盤状の本体14と底板15とからなる。前記本
体14は、その平面に気泡管16,16が、その側周面
には中心Cに対して90度毎に回転した位置にレーザ光
射出窓10,11,12,13が、また底面にはその中
心Cに一致させた垂直レーザ射出窓17がそれぞれ設け
られいる。前記本体14の内部には、前記各射出窓1
0,11,12,13に対応したレーザ発振源として半
導体レーザ、電源としての電池、制御装置、レーザ光の
光線束を所定の角度で鉛直方向に拡がるレーザビームに
変換するシリンドリカルレンズ(前記垂直レーザ射出窓
17を除く)が収納されている。なお、図5に示すよう
に、各レーザ光射出窓10,11,12,13から射出
されるレーザビームLBは、そのビームが形成するビー
ム面4が前記直角出レーザ1の中心Cで交わるように、
各光源等が光学的に位置付けられており、垂直レーザ射
出窓17から射出されるレーザビームLBは、中心Cに
一致するように、光源等が光学的に位置付けられてい
る。よって、垂直レーザ射出窓17からのレーザビーム
LBによって、直角出レーザ1の配置固定の位置合わせ
を正確に行えるようになっている。
【0025】前記底板15は、図1に示すような三脚、
或いは図3(ロ)に示したような直置き用の脚18が設
けられていると共に、各脚18と本体14間には、高さ
位置を微調整できる微調整ねじ19が設けられ、また水
平方向の角度を微調整する水平微調整ねじ5が設けられ
ている。そして前記気泡管16と微調整ねじ19で、水
平を取った後、水平微調整ねじ5で、水平方向を微調整
できるようになっている。なお、光検出装置2により、
光を検出するので、上記光源は、可視光のレーザ発振で
ある必要はない。
【0026】前記光検出装置2は、図4に示したよう
に、受光窓部20を備えた側面が幅広な略直方体に成形
されている。同装置2の右側面には、前記窓部20の中
心を沿ったマーク表示21が設けられており、光検出装
置2が前記レーザ光を受光したときに、その受光位置を
マークするときの指標になっている。また前記平面に
は、前記レーザ光を受光したときにオンする照明部22
が設けられている。前記受光窓部20に対応する装置内
部には、前記レーザ光の周波数に対応して動作するホト
ダイオード等が組込まれており、その信号電圧が検出さ
れた場合に、前記照明部22がオンしたり、内部の音声
発生装置がオンして、前記レーザ光の受光を作業員に報
知するようになっている。
【0027】なお、レーザ射出窓は、水平方向1カ所又
は2カ所、垂直1カ所でも水糸張設作業を行うことがで
きる。この場合、底板15に対し、本体14を90度の
範囲で回動できるようにしてもよい。また、前記垂直方
向のレーザ射出窓17に代えて、下げ振りを用いてもよ
いし、ニードルでもよい。
【0028】次に、上記直角出レーザ1及び光検出装置
2を用いて、墨付けを行う地墨方法を、図6及び図7に
基づいて説明する。図6は、三階建ての基礎部分に対
し、基礎G上に地墨としての基準墨を打つ場合を想定し
たもので、アンカーボルト6と添プレート7で形成され
た空間内に、その添プレート7の円状開口から前記直角
出レーザ1を入れて配置し、基礎G上において地墨とし
て想定される直線に沿って、前記射出窓10からレーザ
ヒームLBを出射する。より具体的には、前記垂直レー
ザ射出窓17からレーザビームを基礎上に照射し、前記
添プレート7の中心と位置合わせを行い、前記射出窓1
0から、例えば他の添プレート内に置いた光検出装置2
に向けて、レーザを射出する。このとき、レーザ光は可
視できるかどうかにかかわらず、6図に示したように、
基礎G上に直線を描いている。そのようなレーザビーム
LBの出射経路に沿って、前記他の添プレートから前記
添プレート7の方向(図6の矢印方向)に、前記光検出
装置2を移動させて受光した点、即ち受光点を基礎G上
にマークする。例えば、図6に示したように所定間隔毎
にマークし、その後、各マークポイントに沿って墨打ち
を行う。
【0029】以上の方法によれば、レーザ光を利用して
るので、天候に左右されずに、強風中でも正確に墨出し
作業を行うことができる。また光検出装置2で検出する
ので、レーザ光を可視できるか否かに拘わらず作業する
ことができる。さらに、作業員一人でも、正確に墨出し
作業を行うことができる
【0030】上記直角出レーザ1では、中心Cに対して
90度毎に射出窓が設けられているので、図7に示すよ
うに射出窓10,11から同時にレーザビームを出射
し、基礎G上にそれぞれマークを付け、各マークを結ぶ
直線に沿って墨出しすればよい。この場合には、同時に
直交する方向の墨出し作業を行うことができる。
【0031】次に、図8に基づいて、上記直角出レーザ
1及び光検出装置2による地墨検査作業を説明する。図
8では、二階建ての基礎部分において、布基礎G上に外
壁面を定める地墨8が打たれている場合を図示してい
る。まず、前記布基礎G上に直角出レーザ1を置き、前
記垂直レーザ射出窓17よりレーザを出射し、地墨8の
交点と位置合わせを行う。その後、射出窓10からレー
ザビームを発射し、布基礎Gの隅のアンカーボルト6,
6間に配置した光検出装置2で受光する。そして光検出
装置2を地墨8に沿って、直角出レーザ1に近づけるよ
うに移動させる。この場合、地墨8が正確であれば、光
検出装置2がレーザ光を検出し続けることになる。逆に
地墨8が不正確であれば、光検出装置2がレーザ光を検
出できなくなる。よって、正確に且つ簡単に地墨を検査
することができる。なお、図8に示したように前記光検
出装置2は、その受光面が幅広で、奥行き幅が狭いの
で、アンカーボルト6,6間に配置することもできる。
【0032】上記直角出レーザ1及び光検出装置2に代
えて、図9に示した直角出レーザ1A及び光検出装置2
Aを用いてもよい。
【0033】直角出レーザ1Aは、立方体状の本体14
Aと、この本体14Aを回動可能に取付ける略三角形状
の底板15Aと、前記底板15Aに取付けられた脚部1
8Aと、本体14Aの裏面14aに取付けられた補助脚
14bからなっている。
【0034】本体14Aは、側面に鉛直方向に所定角度
で拡がるレーザビームを射出する第1のレーザ光射出窓
10Aと、前記レーザビームに対し90度の方向に且つ
鉛直方向に所定角度で拡がるレーザビームを射出する第
2のレーザ光射出窓11Aを備えている。また、上面に
気泡管16A,16Bがそれぞれ直交する方向に配置さ
れている。
【0035】本体14Aの内部には、上記直角出レーザ
1と同様に、前記各射出窓10A,11Aに対応したレ
ーザ発振源、制御装置、シリンドリカルレンズ、電池等
が収納されている。
【0036】前記底板15Aは、本体14Aの水平方向
の角度を調整するための基台となるもので、本体14A
の中心とその中心に対応する底板15Aに、回動軸部が
設けられている(図示せず)と共に、底板15Aに対す
る本体14Aの水平方向の角度を調整する調整手段を構
成するネジ5Aが突設されている。図示は省略するが、
このネジ5Aは、例えばビニオン構造となっており、本
体14A側にラック構造が設けられ、ネジ5Aの直進/
後進の作用を本体14Aの回動作用に変えるようになっ
ている。なお、底板15Aの形状は、三角形状に限定さ
れるものではなく、四角形でもよく、形状は限定されな
い。
【0037】前記脚部18Aは、図10に示したよう
に、第1,第2のレーザ光射出窓10A,11Aから射
出されるレーザビームが形成するビーム平面4の直交す
る位置に、その中心軸C1が位置する基準点用脚18a
と、本体14Aの高さを調整する調整用脚18b,18
bを備えている。よって、この基準点用脚18aを上述
の基準点に一致させて配置し、レーザ発振源をオンすれ
ば、直角方向にそれぞれ第1,第2のレーザ光射出窓1
0A,11Aからレーザビームが射出されるようになっ
ている。
【0038】前記調整用脚18b,18bは、本体14
Aの中心に対し、点対称の位置に設けられており、それ
らの鍔部18c,18cを把持して回転させることによ
り、本体14Aの高さを調節できるようになっている。
【0039】前記補助脚14bは、本体14Aの安定を
図るもので、前記調整用脚1b,1bを最短に調整
した場合の高さに一致して形成されている。なお、各脚
18a,18b,14aの高さは、それぞれ基礎工事の
作業状況に応じて、変更できるようにしてもよい。例え
ば、基礎上のアンカーボルトの高さが6センチの場合、
各脚の高さを約6.5センチにすればよい。これらの基
準点用脚18a、調整用脚18b,18b及補助脚14
bは、底15A、本体14Aに螺着自在に構成されて
おり、携帯の便宜が図られている。
【0040】光検出装置2Aは、図11に示したよう
に、前記レーザビームに交差する方向に中央受光窓20
A、左受光窓20B及び右受光窓20Cの3つの受光窓
を備えていると共に、各窓20A,20B,20Cに対
応するオン照明部22A,22B,22Cがそれぞれ設
けられている。なお、光検出装置2Aの内部には、前記
検出装置2と同様に、ホトダイオード、電源、音声発生
装置等が配置されている。
【0041】次に、図12及び図13に基づいて、上記
直角出レーザ1A及び光検出装置2Aによる地墨検査作
業を説明する。この図12に示した基礎Gは、その幅が
約160ミリで、その中心に基準墨8が打たれ、基準墨
8から60ミリ外側に土台用の通り墨8Aが打たれた場
合を想定している。なお、土台上のアンカーボルトは、
その図示を省略している。まず、基準墨8の交点である
基準点P1に一致させて、図13に示したように、前記
基準点用脚18aを配置する。一方、他の隅部の基準点
P2上に前記中央受光窓20Aが位置するように、前記
検出装置2Aを配置する。そして、図示しないスイッチ
をオンし、光検出装置2Aに向けて、前記射出窓10A
からレーザヒームLBを出射する。その時、前記検出装
置2Aの中央受光窓20Aがオンせずに、例えば、右受
光窓20Cがオンした場合には、前記調整ネジ5Aで、
本体14Aの水平方向の微調整を行う。この微調整で、
中央受光窓20Aをオンさせた後、第3の隅部の基準点
P3に前記検出装置2Aを載置し、前記射出窓11Aか
らレーザヒームLBを出射する。この時、検出装置2A
の中央受光窓20Aがオンすれば、各基準点において、
正確な地墨が打たれていることなる。その後、前述の直
角出レーザ1及び光検出装置2を用いた地墨検査方法と
同様に、基準墨等に沿って、検出装置2Aを移動させれ
ば、基準墨等の正確性を簡単に検査することができる。
【0042】その他、上記直角出レーザ1A及び光検出
装置2Aを用いれば、直角出レーザ1及び光検出装置2
と同様に、水糸張設作業や地墨作業も正確に行うことが
でき、同様の作用効果を奏する。また、上記直角出レー
ザ1に比べて、基準点用脚18aを基準点上に配置すれ
ばよいので、位置合わせが容易となった他に、レーザ光
源も2つですみ、部品点数を少なくすることができ、さ
らに、より簡単な構造となったので、製造コストを低く
抑えることができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、垂直レ
ーザ射出窓からのレーザビームによって、直角出レーザ
の配置固定の位置合わせを正確に行える。
【0044】請求項2に記載の直角出レーザによれば
一人の作業員のみで水糸張設作業を行うことができる。
また、地墨作業では、基礎上の直交する方向において、
同時に墨打ち用のマークを付けることができるので、地
墨作業の効率化を図ることができるし、天候に左右され
ずに、強風中でも正確に地墨作業を行うことができる。
さらに、地墨検査作業の際には、基礎上の地墨の交点で
ある基準点上に、前記基準点用脚を配置すればよく、地
墨作業の正確性の確認作業の効率化を図ることができ
る。
【0045】請求項3に記載の基礎工法によれば、基点
から第2の遣形の遣板に向けて、作業員が直角出レーザ
をオンした後、その遣形を構成する水貫に沿って光検出
装置の位置を調整して、その検出装置が作動した箇所に
マークをつけ、レーザビームの射出方向を90度回転さ
せた位置から前記レーザビームを射出し、第3の遣形に
同様にマークを付けることができるので、一人の作業員
のみで水糸張設作業を行うことができる。
【0046】請求項4に記載の基礎工法によれば、鉛直
方向に所定角度で拡がるレーザビームを射出するので、
可視できるか否かに拘わらずそのビームは基礎上を直線
状に照射している。そのビームの直線に光検出装置をお
き、その動作点即ち検出点を基礎上にマークし、各マー
ク点に沿って墨打ちすればよいので、天候に左右されず
に、強風中でも正確に地墨作業を行うことができる。
【0047】また、基礎上の直交する方向において、同
時に墨打ち用のマークを付けることができるので、地墨
作業の効率化を図ることができる。
【0048】請求項5に記載の基礎工法によれば、光検
出装置を地墨に沿って移動させるので、地墨が正確であ
れば、光検出装置がレーザ光を検出し続けることにな
る。逆に地墨が不正確であれば、光検出装置がレーザ光
を検出できなくなる。よって、正確に且つ簡単に地墨を
検査することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水糸張設作業を説明するための敷地の要部斜
視図、
【図2】 同敷地の平面図、
【図3】 (イ)同作業に用いる直角出レーザの平面
図、(ロ)同正面図、
【図4】 (イ)同作業に用いる光検出装置の平面図、
(ロ)同正面図、
【図5】 直角出レーザのレーザビームの位置を説明す
る説明図、
【図6】 地墨作業を説明するための基礎の要部斜視
図、
【図7】 同作業を説明するための敷地の平面図、
【図8】 地墨検査作業を説明するための基礎の要部斜
視図、
【図9】 別例の直角出レーザの斜視図、
【図10】 同直角出レーザの基準用脚の位置を説明す
る説明図、
【図11】 別例の検出装置の斜視図、
【図12】 地墨検査作業を説明するための基礎の要部
斜視図、
【図13】 地墨検査作業を説明するための基礎の要部
斜視図、
【図14】 従来の基礎工法の説明図。
【符号の説明】
1 1A 直角出レーザ 10,11,12,13,17 10A,11A 射出
窓 14 14A 本体 15 15A 底板 16 16A 16B 気泡管 18 脚 18a 基準点用脚 18b 調整用脚 1
4 補助脚 2 2A 光検出装置 20 20A 20B 20C 受光窓 21 マーク表示 22 22A 22B 22C 照明部 3 水貫 4 ビーム面 5 5A 微調整ねじ 6 アンカーボルト 7 添テンプレート 8 8A 地墨
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−312570(JP,A) 特開 平9−101149(JP,A) 特開 平10−253356(JP,A) 特開 平9−222325(JP,A) 特開 平6−249659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 15/00 - 15/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザを用いた基礎工法に使用する直角
    出レーザであって、 該レーザは、略円盤状の本体と底板とからなり、 前記本体は、その側周面には中心に対して90度毎に回
    転した位置に4つのレーザ光射出窓が、底面にはその中
    心に一致させた垂直レーザ射出窓がそれぞれ設けられ、 前記各レーザ光射出窓から射出されるレーザビームは、
    それらのビームが形成するビーム面が、前記直角出レー
    ザの中心で交わるように、各光源等が光学的に位置づけ
    られており、 また、前記垂直レーザ射出窓から射出されるレーザビー
    ムは、中心に一致するように、光源等が光学的に位置づ
    けられており、 前記底板には、直置き用の脚が設けられていることを特
    徴とする直角出レーザ。
  2. 【請求項2】 レーザを用いた基礎工法に使用する直角
    出レーザであって、 該レーザは、立方体状の本体と、この本体を回動可能に
    取付ける底板と、前記底板に取付けられた脚部からな
    り、 本体の側面には、その一側面に、鉛直方向に所定角度で
    拡がるレーザビームを射出する第1のレーザ光射出窓
    と、前記一側面の隣接側面に、前記レーザビームに対し
    90度の方向に且つ鉛直方向に所定角度で拡がるレーザ
    ビームを射出する第2のレーザ光射出窓を備え、前記第1のレーザ光射出窓からのレーザビームは、前記
    一側面に対し垂直方向に、且つ、前記隣接側面の対向側
    面に対し平行に射出され、 前記第2のレーザ光射出窓からのレーザビームは、前記
    隣接側面に対し垂直方向に、且つ、前記一側面の対向側
    面に対し平行に射出され、 前記脚部は、第1,第2のレーザ光射出窓から射出され
    るレーザビームが形成するビーム平面において、それぞ
    れ射出方向とは180度反転する方向のビーム平面が
    交する位置に、その中心軸が略一致する基準点用脚と、
    本体の高さを調整する調整用脚を備えていることを特徴
    とする直角出レーザ。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は請求項2に記載の直角
    出レーザを用いた基礎工法であって、 第1の遣形において基点を定めた後、鉛直方向に所定角
    度で拡がるレーザビームを第2の遣形に向けて射出し、
    このレーザ光をレーザ光検出装置により検出する
    に、その検出点を前記第2の遣形にマークし、 前記レーザビームの射出方向に対し90度回転した位置
    から、前記レーザビームを第3の遣形に向けて射出し、
    このレーザ光をレーザ光検出装置により検出すると共
    に、その検出点を第3の遣形にマークし、 各マークと基点を結ぶ直線に一致させて各遣形間で水糸
    を張着することを特徴とするレーザを用いた基礎工法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1又は請求項2に記載の直角
    出レーザを用いた基礎工法であって、 基礎上において地墨として想定される直線に沿って、鉛
    直方向に所定角度で拡がるレーザビームを射出し、この
    レーザ光をレーザ光検出装置により基礎上の所定箇所に
    おいて検出する共に、各検出点を基礎上にマークし、
    各マークに沿って墨出し、 前記マーク間を結ぶ直線に対し、水平方向に90度で回
    転した位置から前記レーザビームを射出し、このレーザ
    光をレーザ光検出装置により基礎上の所定箇所において
    検出する共に、各検出点を基礎上にマークし、 各マーク点に沿って墨出しすることを特徴とするレーザ
    を用いた基礎工法。
  5. 【請求項5】 前記請求項1又は請求項2に記載の直角
    出レーザを用いた基礎工法であって、 鉛直方向に所定角度で拡がるレーザビームが形成するビ
    ーム平面に、基礎上の地墨の交点が含まれるレーザを射
    出し、このレーザ光を前記基礎上の任意位置の地墨上で
    レーザ光検出装置を用いて検出し、 その後、レーザ光検出装置を地墨に沿って移動させるこ
    とにより、地墨の正確性を検査することを特徴とするレ
    ーザを用いた基礎工法。
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