JP2982274B2 - フロスト状多層プラスチック容器及びその製法 - Google Patents

フロスト状多層プラスチック容器及びその製法

Info

Publication number
JP2982274B2
JP2982274B2 JP2272145A JP27214590A JP2982274B2 JP 2982274 B2 JP2982274 B2 JP 2982274B2 JP 2272145 A JP2272145 A JP 2272145A JP 27214590 A JP27214590 A JP 27214590A JP 2982274 B2 JP2982274 B2 JP 2982274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene
layer
container
random copolymer
plastic container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2272145A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04175163A (ja
Inventor
喬 杉崎
真二 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Publication of JPH04175163A publication Critical patent/JPH04175163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2982274B2 publication Critical patent/JP2982274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多層プラスチック容器に関し、より詳細に
は、金型内面の追従性に優れた表面を有し、表面に高級
感のあるフロスト面が形成される多層プラスチック容器
に関する。
(従来の技術) プラスチック中空成形容器を、多層の積層構成とする
ことは周知であり、この場合、容器の内外表面層として
は、衛生的特性、耐湿性等の見地からポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン樹脂が使用され、ま
た、容器のガスバリヤー性の見地から、これら両表面層
でエチレン−ビニルアルコール共重合体のごときガスバ
リヤー性樹脂をサンドイッチさせる積層構成が採用され
ている。
中空成形用のポリオレフィンとしては、中空成形に際
して、溶融パリソンが自重により垂れ下がる現象(ドロ
ーダウンと呼ばれる)や溶融パリソン自体に波立ちを生
じたり或いはサメ肌を生じる現象(メルトフラクチュ
ア)を生じやすく、これを防止するために、メルトフロ
ーレート(MFR)が2.0g/10分以下でw/nで定義され
る分子量分布が広い範囲、即ち3.5〜7の範囲にある樹
脂が使用されている。
また、最近このような多層容器において、その表面に
微細な凹凸のフロスト面を一部或いは全体にわたって施
したものが考えられている。このようなフロスト面を形
成する目的は、内容物の目隠し及び外観に重厚感を持た
せて高級感を容器に付与するためである。特に、化粧
品、香粧品等の容器についての要求が強い。
(発明が解決しようとする問題点) 従来、多層プラスチック容器にフロスト面を形成する
方法としては、直接容器表面にフロスト系塗料をスプレ
ーコーテイングすることが考えられるが、これはフロス
ト系塗料の剥離の問題があり品質に問題を生じさせる
他、外観が意外に良くならない。またこのような加工処
理を加えること自体製造上のコストアップとなる。
そこで、本発明者等は、金型自体の内面に微細な凹凸
を形成して、多層プラスチック表面にフロスト面を形成
することを考えるに至った。しかしながら、前述した従
来の樹脂は、上記ドローダウンやメルトフロラクチュア
の防止には有効であるとしても、金型内面での追従性乃
至は再現性及び離型性が悪く、容器表面に十分なフロス
ト面が形成されず、外観にも高級感といった向上も見ら
れない。
従って、本発明の目的は、優れた表面フロスト、及び
衛生的特性等を有するフロスト状多層プラスチック容器
及びその製法を提供するにある。
本発明はまた、加工性に優れたフロスト状多層プラス
チック容器及びその製法を提供するこにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、メルトフローレートが2.5g/10分以
上で且つw/nの比が1乃至10で、エチレン含有量が
1乃至10重量%であるエチレン−プロピレン・ランダム
共重合体から最外層が形成され、且つ該最外層の外表面
の一部或いはほぼ全体に微細な凹凸による曇り或いはつ
や消し地のフロスト面となっていることを特徴とするフ
ロスト状多層プラスチック容器が提供される。
本発明は、前記フロスト面のグロス値(入射角60゜)
が15%以下であることを特徴とすることができる。
本発明は前記最外層が5乃至25重量%の水素添加石油
樹脂を含有するエチレン−プロピレン・ランダム共重合
体組成物から成ることを特徴とすることができる。
本発明はまた、最外層が全体の厚みの3乃至30%の厚
み比で存在するようにすることができる。
本発明では更に、多層プラスチック容器の積層構造
は、基本的にエチレン−プロピレン・ランダム共重合体
とガスバリヤー性樹脂層、またはエチレン−プロピレン
・ランダム共重合体と通常の基材樹脂であるポリオレフ
イン樹脂層とからなり、更に好ましくは最外層のエチレ
ン−プロピレン・ランダム共重合体の他に通常のポリオ
レフイン樹脂及びガスバリヤー性樹脂層を最外層以外に
適宜に設けることである。このような積層構造は加工性
を向上する。具体的に特に好ましいものとしては、容器
器壁の積層構成を、外層から内層に向かって順にエチレ
ン−プロピレン・ランダム共重合体/接着剤/ガスバリ
ヤー性樹脂/接着剤/ポリオレフインとすることができ
る。また、容器器壁の積層構成を、外層から内層に向か
て順にエチレン−プロピレン・ランダム共重合体/接着
剤/ガスバリヤー性樹脂/接着剤/ポリオレフイン+ス
クラップ樹脂/前記エチレン−プロピレン・ランダム共
重合体とすることができ、更に、容器器壁の積層構成
を、外層から内層に向かって順に水素添加石油樹脂を含
有するエチレン−プロピレン・ランダム共重合体/接着
剤/ガスバリヤー性樹脂/接着剤/ポリオレフイン+ス
クラップ樹脂/前記エチレン−プロピレン・ランダム共
重合体、及び外層から内層に向かって順にエチレン−プ
ロピレン・ランダム共重合体/ポリオレフイン+スクラ
ップ樹脂/接着剤/ガスバリヤー性樹脂/接着剤/ポリ
オレフイン+スクラップ樹脂/前記エチレン−プロピレ
ン・ランダム共重合体とすることができる。
本発明によればまた、メルトフローレートが2.5g/10
分以上で且つw/nの比が1乃至10で、エチレン含有
量が1乃至10重量%であるエチレン−プロピレン・ラン
ダム共重合体から最外層が形成され、且つ該最外層の外
表面のほぼ半面が微細な凹凸による曇り或いはつや消し
地のフロスト面となっていると共にフロスト以外に透明
面も形成され、該透明面が窓部或いは模様面として形成
されていることを特徴とするフロスト状多層プラスチッ
ク容器が提供される。
また、本発明は、前記フロスト面と透明面は、該対称
性容器において表裏を異ならせて形成されることを特徴
とすることができる。
本発明はまた、前記窓部は容器の縦方向に沿って形成
され、内容物の測定検知窓と成っていることを特徴とす
ることができる。
本発明によればまた、内面の一部或いはほぼ全体に微
細な凹凸面が形成された金型を用いた多層プラスチック
容器の成形法であって、メルトフローレートが2.5g/10
分以上で且つw/nの比が1乃至10で、エチレン含有
量が1乃至10重量%であるエチレン−プロピレン・ラン
ダム共重合体を最外層として形成した多層プラスチック
容器素材を前記金型内に配し、該容器素材を金型内で膨
張させて多層プラスチック容器の成形を行うことを特徴
とするフロスト状多層プラスチック容器の製法が提供さ
れる。
本発明は、前記金型の凹凸面は30乃至170メッシュの
粒子をブラストして形成されることを特徴とすることが
できる。
(作 用) 本発明は容器素材である多層パリソンを割型のような
金型内に配して膨張させ、即ちブロー成形して多層プラ
スチック容器を製造するものである。金型内の所定の内
面には微細な凹凸が形成され、成形時に多層プラスチッ
ク容器の外表面が当たるように成っており、これにより
多層プラスチック容器にはフロスト面が形成される。
本発明の多層プラスチック容器における重要な特徴の
一つは、最外表面層にエチレン含有量が1乃至10重量
%、特に2乃至8重量%の範囲で、メルトフローレート
が2.5g/10分以上で且つw/nの比が、1乃至10、特
に3乃至5の範囲であるエチレン−プロピレン・ランダ
ム共重合体を使用する点にある。
従来、ポリプロピレン等のポリオレフイン樹脂をこの
種の容器に用いる場合は、メルトフローレート(MFR)
が1.5g/10分以下であることが、ドローダウン防止のた
めに必要であった。しかし1.5g/10分以下のMFRでは、金
型に対して満足する追従性及び良好なフロスト面が形成
されない。
本発明はw/nの比が1乃至10、特に3乃至5の分
子量分布を有すると共に、エチレン含有量が1乃至10重
量、特に2乃至8重量%の条件を満足するエチレン−プ
ロピレン・ランダム共重合体とすることにより、メルト
フローレートが2.5g/10分以上、特に3至乃5g/10分とい
う大きい値でもドローダウンを極力防止し、しかも、金
型の微細な凹凸に追従した表面となると共に、意外にも
その形成されるフロスト面が重厚さを有したつや消し地
の外観となるという、多層プラスチック容器に関する新
規知見に基づくものである。
即ち、本発明においては、w/nの比(分子量分
布)が1乃至10、特に3乃至5であることが重要であ
り、w/nの比が上記範囲よりも大きいと容器表面の
形成フロスト面の外観が悪くなり追従性が悪い。前記範
囲よりも小さいと成形容器の器壁がシャークスキンとな
ってしまうのである。この分子量分布は、ゲルパーミュ
ーエーションクロマトグラフ法を用いて分子量分布曲線
を求めポリスチレンをスタンダードとしてユニバーサル
キャリブレーション法により重量平均分子量と数平
均分子量とを算出することにより求め得る。
更に、このエチレン−プロピレン・ランダム共重合体
のエチレン含有量が1乃至10重量%、特に2乃至8重量
%であることも重要である。上記範囲よりもエチレン含
有量が少ないと、容器表面金型への追従性が悪くなり、
また上記範囲よりも多いと器壁が柔らかすぎてフロスト
面の外観を損なう。
したがって、本発明に係る構造及び構成の多層プラス
チック容器は、フロスト系の塗料のコーテイングを必要
とせずに簡単に形成し得る。また、従来の容器のように
容器形成後にフロスト面を形成する煩雑工程を要しない
で、優れたフロスト面を形成し得る。
また、本発明に係る多層容器では、フロスト面は必ず
しも容器全体に形成する必要はない。フロスト面の形成
面(凹凸面)以外の金型内面を逆に鏡面に近い状態に形
成すると、前記樹脂は追従性が良いためフロスト面以外
の面は逆に優れた透明度が得られる。優れたフロスト面
と透明面とを適宜に組み合わせることによって、多層プ
ラスチック容器に模様等を容易に付けることができる。
また、対称性を有する容器、例えば、容器断面が円形
状、楕円状(第3図の容器は図示しないが断面は楕円形
である。)、或いはほぼ矩形状の場合に、片側半面(容
器の表側或いは裏側)をフロスト面とし、他の一方を透
明な面とすることができる。このような容器にあっては
意匠的に同一なラベルをフロスト面或いは透明な面に張
り付けることによって内容物を変えることができる。例
えば、シャンプーのラベルをフロスト面に張り、リンス
のラベルを透明な面に張って同一の容器を用いることが
できる。
更に、フロスト面の一部分に透明な窓を配すること
が、前述の方法を応用することによって容易にでき、窓
は容器の縦方向に沿って形成することにより、内容物の
量の検知部とすることができる。
また、本発明においては、前記金型の凹凸面を30乃至
170メッシュ、特に60乃至100メッシュの粒子をブラスト
して形成することが望ましい。このような範囲に調整し
た壁面によるフロスト面の形成にあっては、最外層面は
追従性がよく、また、それによって形成されるフロスト
面のつや消し地の外観は高級感を良くする。金型の凹凸
面を30メッシュ以下で形成すると目が粗く、つや消し地
の十分なフロスト面が形成されず、また、130メッシュ
以上では凹凸面に残ったエアの抜けが悪くなる傾向にあ
り得られるフロスト面を悪くする。
本発明は、これらの条件を満足するエチレン−プロピ
レン・ランダム共重合体を最外表面層を構成する樹脂と
して使用することにより、得られる多層プラスチック容
器は、優れたフロスト表面を有し、グロス(JIS K 7105
に準拠、入射角60゜)が15以下%、特に10%以下にする
ことができることによって、フロスト系塗料のスプレー
コーテイングでは得られない重厚或いは高級感のあるフ
ロスト面が得られる。また、逆に金型内面を鏡面に近い
状態にすると、容器のその面は優れた透明性を示す。
(発明の好適態様) 以下添付図面に従って本発明に係るフロスト多層プラ
スチック容器及びその製造方法を詳述する。
本発明の多層プラスチック容器の一例を示す第1図に
おいて、通常容器1は、胴部2、胴部2の下端に連な
り、しかも容器素材(多層パリソン)のピンチオフによ
り形成された底部3、胴部2の上端に肩部4を介して連
なり、蓋体(図示せず)と密封係合される口部5を含む
蓋取付部6が設けられている。
多層パリソンを形成するには、積層される樹脂層の種
類に応じた数の押出機を使用し、多層ダイスを介して、
多層パリソンの形に形成する。多層パリソンは一対の割
型内に送られ、割型内でブロー成形される。
多層プラスチック容器の積層構造は、基本的にエチレ
ン−プロピレン・ランダム共重合体とガスバリヤー性樹
脂層、またはエチレン−プロピレン・ランダム共重合体
と通常の基材樹脂であるポリオレフイン樹脂層とからな
り、更に好ましくは最外層のエチレン−プロピレン・ラ
ンダム共重合体の他に通常のポリオレフイン樹脂及びガ
スバリヤー性樹脂層を最外層以外に適宜に設けることで
ある。このような積層構造は加工性を向上する。
第2図は多層プラスチック容器の好適な積層構造を示
す器壁断面であるが、第2図(A)において、この器壁
は本発明のエチレン−プロピレン・ランダム共重合体か
ら成る外表面層10、及びポリオレフイン層11の基材樹脂
層とから構成され、ポリオレフイン層はプロピレン+ス
クラップ樹脂層等が望ましい。また、第2図(B)にお
いては最外層から順にエチレン−プロピレン・ランダム
共重合体10、ガスバリヤー性樹脂から成る中間層12、プ
ロピレン+スクラップ樹脂層11、及びエチレン−プロピ
レン・ランダム共重合体層14から構成され、これらの樹
脂層が互いに接着性に乏しい場合には、各層間に接着剤
樹脂15,15…を介在させることができる。
尚、第2図は好適な例を示したものであり、一部の内
層については省略することができるが、最外層に最低限
エチレン−プロピレン・ランダム共重合体を有していれ
ばよいことが理解される。
最外層 本発明の最外層であるエチレン−プロピレン・ランダ
ム共重合体は、メルトフローレート(MFR)が2.5g/10分
以上で且つw/nの比が1乃至10で、エチレン含有量
が1乃至10重量%の範囲を満たすものであれば良い。
本発明においては、上記エチレン−プロピレン・ラン
ダム共重合体の代わりに、水素添加石油樹脂を5乃至25
重量%、特に10乃至20重量%含有するエチレン−プロピ
レン・ランダム共重合体を用いることも可能である。こ
の水素添加石油樹脂は、無色透明、無臭であり、耐熱
性、耐候性等に優れた樹脂である。この樹脂を上記エチ
レン−プロピレン・ランダム共重合体の代わりに最外表
面層に用いると同様の効果を得ることができる。この水
素添加石油樹脂としては、例えばアリコンP−140(荒
川化学工業株式会社製)を好適に用いることができる。
最外表面層は全体の厚みの3乃至40%、特に5乃至30
%の厚み比である。上記範囲よりも厚み比が大きいと成
形性が悪くなり、また、上記範囲よりも厚み比が小さい
と金型の凹凸面が大きいと問題が生じる。
オレフイン樹脂層或いは通常のポリプロピレン層 本発明に用いるエチレン−プロピレン・ランダム共重
合体は、それ自体成形性が悪く、この樹脂と成形性に優
れた基材樹脂とを組合せることが必要である。この基材
樹脂としては、オレフイン樹脂が好適であり、中でもポ
リプロピレンや高密度ポリエチレン等を用いることがで
きる。
ポリプロピレンとしては、プロピレンの単独重合体で
あってもよく、またプロピレンとエチレン或いは他のα
−オレフイン、例えば、ブテン−1、ペンテン−1、ヘ
キセン−1等との共重合体であってもよく、更にこれら
の2種以上のブレンド物であってもよい。これらの単独
重合体或いはブレンド物は、X線回折学的にいって結晶
性であるべきであり、また重合体全体当りのプロピレン
単位の含有量は85モル%以上、特に90モル%以上、また
メルトフローレートがポリプロピレンの場合は2g/10分
以下であるべきである。
また、ポリオレフイン樹脂の他の例としては、MFR0.5
g/10分以下の高密度ポリエチレンを用いることができ
る。この場合接着剤が必要であり、接着剤としては、リ
ニア低密度ポリエチレン、エチレンアクリル酸エステル
コポリマーが適当である。この高密度ポリエチレンもド
ローダウン性防止の点で、0.5g/10分以下のメルトフロ
ーレートを有するべきである。
また、基材樹脂は全体の厚みの50乃至90%、特に60乃
至70%、ガスバリヤー性樹脂は2乃至15%、特に3乃至
10%の厚み比であることが好ましい。
本発明に用いるポリオレフイン樹脂は、その主体とな
る樹脂が前述したポリプロピレン及び/または高密度ポ
リエチレンである範囲内で、他の樹脂例えば他のオレフ
イン樹脂等を含有していても何等差支えない。また、ス
クラップ樹脂等をポリオレフイン樹脂に配合することも
でき、スクラップ樹脂を単独の層として設けることもで
きる。
ガスバリヤー性樹脂 本発明において、ガスバリヤー性樹脂としては、一般
に酸素透過係数(PO2)が5.5×10-12cc・cm/cm2sec・cm
Hg以下、特に4.5×10-12cc・cm/cm2sec・cmHg以下で、
しかも上述した透明性を有するものが好適に使用され、
特にエチレン含有量が20乃至50モル%で且つ未ケン化ビ
ニルエステル残基の含有量が5モル%以下のエチレン−
ビニルアルコールが共重合体や、炭素数100個当りのア
ミド基の数が3乃至30個、特に4乃至25個の範囲で含有
されるホモポリアミド、コポリアミドまたはそのブレン
ド物が好適に使用される。特にポリアミドとしては、脂
肪族酸と芳香族ジアミン類との重縮合物、例えばメタキ
シリレンジアミンとアジピン酸の重縮合物等があげられ
る。
勿論、上述したエチレン−ビニルアルコール共重合体
とポリアミドとはブレンド物の形で使用することもでき
るし、このものの本質を損なわない範囲内、例えば20重
量%以下の範囲内で、他の熱可塑性樹脂、例えばポリオ
レフインやポリオレフインとの間の接着性を付与する樹
脂等をブレンドとして用いることもできる。
ガスバリヤー性樹脂と、内外表面層との間に接着性が
ない場合には、両樹脂層の間に、酸変性オレフィン樹
脂、例えば無水マレイン酸、アクリル酸、メタクリル
酸、無水イタコン酸等のエチレン系不飽和カルボン酸乃
至はその無水物でグラフト変性されたポリエチレン、ポ
リプロピレン等の接着剤層を介在させることが好まし
い。この接着剤層を介在させる代わりに、上述した樹脂
をガスバリヤー層や内外表面層の少なくとも一方に含有
させることができる。
本発明において、層構成の具体的に好適なものとして
は加工性面で、外層から前記エチレン−プロピレンラン
ダム共重合体/基材樹脂、またガスバリヤー性を向上さ
せる場合には、外層から内層に向かって順に前記エチレ
ン−プロピレン・ランダム共重合体/接着剤/ガスバリ
ヤー性樹脂/接着剤/基材樹脂、更に加工性をあげるた
め、エチレン−プロピレン・ランダム共重合体/基材樹
脂/接着剤/ガスバリヤー性樹脂/接着剤/基材樹脂、
または、エチレン−プロピレン・ランダム共重合体/基
材樹脂/接着剤/ガスバリヤー性樹脂/接着剤/基材樹
脂/エチレン−プロピレン・ランダム共重合体である。
また、スクラップ樹脂を利用する場合は、基材樹脂の代
わりに、或いは基材樹脂と共に前記基材樹脂層に添加す
ることができ、更に加工性が増す。
また、最終容器として、器壁のグロスは入射角60゜に
おいて15%以下、特に10%以下とされる。器壁の厚みが
0.3乃至1.5mm、特に0.5乃至1.2mmの範囲となるように定
めるのがよい。
製造方法 本発明によれば、例えばエチレン−プロピレン・ラン
ダム共重合体を最外表面層、ガスバリヤー性樹脂を中間
層、基材樹脂を内層とし、必要あれば接着性樹脂や、最
内表面層にエチレン−プロピレン・ランダム共重合体を
設けて、多重ダイを通してパリソンの形に共押出する
が、この際遵守すべき制限がある。
先ず、このエチレン−プロピレン・ランダム共重合体
から、これを外表面とした中空成形用パリソンを製造す
るに際して、この樹脂を混練タイプのスクリューを介し
て溶融混練を行なうことが重要である。前述した分子量
分布を有するエチレン−プロピレン・ランダム共重合体
では、パリソンの押出しが困難であり、スムーズな表面
を備えたパリソンへの押出しを可能にするためには、樹
脂中の溶融ムラを防止する必要があり、そのためには樹
脂温度を200乃至230℃の温度に均一化する必要がある。
更に、押出機の可塑化部で生じやすい圧力変動をも押え
ることも必要となり、例えば、この可塑化部での圧力変
動を、プラス・マイナス3%以下に押える必要がある。
本発明においては、エチレン−プロピレン・ランダム共
重合体の溶融押出を、混練型スクリュー、例えばダルメ
ージ型スクリュー、ピン打ちスクリューを備えた押出機
を用いて行うことにより、上述した樹脂温度の均一化及
び圧力変動の防止が可能となり、表面追従性等に優れた
中空成形容器の製造が可能となるものである。混練型ス
クリュー以外のスクリュー、例えばメターリング型スク
リューを用いた場合には、本発明の中空成形容器の製造
は困難である。
上述した混練タイプのスクリューを用いる以外に、少
なくとも出口近傍のダイス表面の研磨もダイラインの発
生を防ぐため極めて重要となる。
本発明においては、ダイスから押出されたパリソンを
直接割金型でピンチオフしてブロー成形する。割型は容
器の口部、円錐状型部及び筒状胴部に対応する内壁で区
画されたキャビテイーと、パリソンをピンチオフするた
めのペースインサートとから成っている。また、キャビ
ティーの所定の内面には、微細な凹凸面が形成され、該
凹凸面は30乃至170メッシュ、特に60乃至100メッシュの
粒子でブラストして形成される。
また、金型内の凹凸面は全体に形成される必要はな
く、適宜の面を鏡面仕上げにして、容器の所定の面を完
全な透明面としてよい。このような透明面とフロスト面
を適宜に、例えば裏と表に分けて設けることによって、
容器の内容物を代えて使用することができる。また、成
形容器のフロスト面に窓を形成することが可能であり、
これらの窓は内容物を容易に調べるのに便利となる。
第3図(A)及び(B)は、本発明に係るフロスト状
容器の別の態様を示した側面図である。第3図(A)及
び(B)に示すように本発明に係る多層容器では、フロ
スト面20は必ずしも容器全体に形成する必要はない。金
型のフロスト面の形成面(凹凸面)以外の金型内面を、
逆に鏡面に近い状態に形成すると、前記樹脂は追従性が
良いためフロスト面以外の面21は逆に優れた透明度が得
られる。優れたフロスト面20と透明面21とを適宜に組み
合わせることによって、多層容器は多目的に使用するこ
とができる。
例えば、第3図(A)に示す対称性を有する容器にお
いて、容器断面が楕円状である場合に、片側半面をフロ
スト面20とし、他の一方を透明な面21とすることができ
る。このような容器にあっては意匠的に同一なラベルを
フロスト面20或いは透明な面21に張り付けることによっ
て内容物を変えることができ、多目的使用が可能とな
る。例えば、シャンプーのラベルをフロスト面20に張
り、リンスのラベルを透明な面21に張って同一の容器を
用いることができる。
更に、第3図(B)に示すようにフロスト面20の一部
分に透明な窓22を配することが、前述の金型の鏡面製造
方法を応用することによって容易にでき、窓22は容器の
縦方向に沿って形成することにより、内容物の量の検知
部とすることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、積層構造の多層プラスチック容器に
おいて、最外表面層に、エチレン含有量が1乃至10重量
%で、メルトフローレートが2.5g/10分以上で且つw/
nの比が1乃至10のエチレン−プロピレン・ランダム
共重合体を用いることにより、成形性が悪いとされてい
た前記樹脂を逆に良好なフロスト面の形成に利用し、 得られるフロスト面はグロス(JIS Z 7105 入射角60
゜)が15%以下で、外観上重厚感があり、容器に高級感
を付与する。また、フロスト系塗料のスプレーコーティ
ングを行わないので、外観が優れ、損傷による容器の低
下を招くことがない。更に、容器にはフロスト面以外に
極めて優秀な透明面を形成することができるので、透明
面をフロスト面と組み合わせることによって、容器の商
品価値を更に高めることができる。
(実施例) 本発明を次の実施例で説明する。
実施例1 外層としてメルトフローレート(MFR)3.0g/10分、分
子量分布(w/n)3.5、エチレン含有量4モル%の
エチレン−プロピレンランダム共重合体を外層用押出機
に供給し、内層としてMFR1.5g/10分、、エチレン含有量
3.5モル%のエチレン−プロピレンブロック共重合体を
内層用押出機に供給して、2層溶融パリソンを押出し、
このパリソンをブロー金型内でブロー成形して胴部平均
肉厚800μ、内容積500ccのボトルを得た。
尚、金型内面には、粒径80メッシュによるブラストに
より微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。
このボトルの各層の厚みは、外層が100μ、内層が700
μであった。
実施例2 実施例1の外層のエチレン−プロピレンランダム共重
合体に水素添加石油樹脂アルコンp−140(荒川化学工
株式会社製)を10重量%添加した以外は、実施例1と同
様にして胴部平均肉厚800μ、内容積500ccのボトルを成
形した。
尚、金型内面には、粒径60メッシュによるブラストに
より微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。
このボトルの各層の厚みは、外層が40μ、内装が760
μであった。
実施例3 実施例1の外層と内層との間にスクラップ樹脂層を形
成させた以外は実施例1と同様にして胴部平均肉厚800
μ、内容積500ccのボトルを成形した。
尚、金型内面には、粒径100メッシュによるブラスト
により微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。
このボトルの各層の厚みは、各層が40μ、スクラップ
層が560μ、内層が200μであった。
実施例4 外層としてMFR3.5g/10分、MW/Mn4.0、エチレン含有量
4モル%のエチレン−プロピレンランダム共重合体を外
層用押出機、内層としてMFR1.9g/10分、MW/Mn5.5、エチ
レン含有量3モル%のエチレン−プロピレンランダム共
重合体を外層用押出機、中間層としてエチレン含有量32
モル%のエチレン−ビニルアルコール共重合体から成る
ガスバリヤー性樹脂を中間層用押出機及び内、外層と中
間層との間に介在する接着剤層としてカルボニル基濃度
80ミリモル/10g重合体のカルボン酸変性ポリプロピレン
を接着剤層用押出機にそれぞれ供給して溶融パリソンを
押出し、このパリソンをブロー金型内でブロー成形し
て、胴部平均肉厚1.0mm、内容積1000ccのボトルを得
た。
尚、金型内面には、粒径80メッシュによるブラストに
より微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。
このボトルの各層の厚みは、外層から内層に向かって
200μ/15μ/35μ/15μ/735μであった。
実施例5 実施例3の外層のエチレン−プロピレンランダム共重
合体に前記アルコンp−140を15重量%添加し、内層と
接着剤層との間にスクラップ樹脂層を形成させた以外は
実施例3と同様にして胴部平均肉厚450μ、内容積100cc
のボトルを成形した。
尚、金型内面には、粒径80メッシュによるブラストに
より微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。
このボトルの各層の厚みは外層から内層に向かって80
μ/10μ/20μ/10μ/230μ/100μであった。
比較例1 MFR1.5g/10分、MW/Mn6.0、エチレン含有量3.5モル%
のエチレン−プロピレンブロック共重合体を押出機に供
給して溶融パリソンを押出し、このパリソンをブロー金
型内のブロー成形して胴部平均肉厚800μ、内容積500cc
のボトルを得た。
尚、金型内面には、粒径80メッシュによるブラストに
より微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。外観
にはにぶい重厚感が見られなかった。
比較例2 外層としてMFR1.0g/10分、MW/Mn6.0、エチレン含有量
3.5モル%のエチレン−プロピレンブロック共重合体を
用いた以外は実施例1と同様にしてボトルを成形した。
尚、金型内面には、粒径100メッシュによるブラスト
により微細な凹凸面が所定の位置に形成されている。得
られたものは金型に追従性がなく部分的ムラが見られ
る。
これらの結果を表1に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の多層プラスチック容器の一例を示
し、 第2図は、第1図の多層プラスチック容器の器壁の拡大
断面図、第3図(A)及び(B)は本発明に係る別の態
様を示す多層容器の側面図である。 1……容器、2……胴部、3……底部、4……肩部、5
……口部、6……蓋取付部、10……最外層、11……ポリ
オレフィン層、12……中間層、14……エチレン−プロピ
レン・ランダム共重合体層、15……接着剤樹脂層。

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メルトフローレートが2.5g/10分以上で且
    つw/nの比が1乃至10で、エチレン含有量が1乃至
    10重量%であるエチレン−プロピレン・ランダム共重合
    体から最外層が形成され、 且つ該最外層の外表面の一部或いはほぼ全体に微細な凹
    凸による曇り或いはつや消し地のフロスト面となってい
    ることを特徴とするフロスト状多層プラスチック容器。
  2. 【請求項2】前記フロスト面のグロス値(入射角60゜)
    が15%以下であることを特徴とする請求項第1項記載の
    多層プラスチック容器。
  3. 【請求項3】前記最外層が5乃至25重量%の水素添加石
    油樹脂を含有するエチレン−プロピレン・ランダム共重
    合体組成物から成る請求項1記載の多層プラスチック容
    器。
  4. 【請求項4】最外層が全体の厚みの3乃至30%の厚み比
    で存在する請求項1記載の多層プラスチック容器。
  5. 【請求項5】請求項第1項乃至第4項記載の容器器壁の
    積層構成が、外層から内層に向かって順にエチレン−プ
    ロピレン・ランダム共重合体/接着剤/ガスバリヤー性
    樹脂/接着剤/ポリオレフィンである多層プラスチック
    容器。
  6. 【請求項6】請求項第1項乃至第4項記載の容器器壁の
    積層構成が、外層から内層に向かて順にエチレン−プロ
    ピレン・ランダム共重合体/接着剤/ガスバリヤー性樹
    脂/接着剤/ポリオレフィン+スクラップ樹脂/前記エ
    チレン−プロピレン・ランダム共重合体である多層プラ
    スチック容器。
  7. 【請求項7】請求項第1項乃至第4項記載の容器器壁の
    積層構成が、外層から内層に向かって順にエチレン−プ
    ロピレン・ランダム共重合体/接着剤/ガスバリヤー性
    樹脂/接着剤/ポリオレフィン+スクラップ樹脂/前記
    エチレン−プロピレン・ランダム共重合体である多層プ
    ラスチック容器。
  8. 【請求項8】請求項第1項乃至第4項記載の容器器壁の
    積層構成が、外層から内層に向かって順にエチレン−プ
    ロピレン・ランダム共重合体/ポリオレフィン+スクラ
    ップ樹脂/接着剤/ガスバリヤー性樹脂/接着剤/ポリ
    オレフィン+スクラップ樹脂/前記エチレン−プロピレ
    ン・ランダム共重合体である多層プラスチック容器。
  9. 【請求項9】メルトフローレートが2.5g/10分以上で且
    つw/nの比が1乃至10で、エチレン含有量が1乃至
    10重量%であるエチレン−プロピレン・ランダム共重合
    体から最外層が形成され、 且つ該最外層の外表面に微細な凹凸による曇り或いはつ
    や消し地のフロスト面が形成されると共に該フロスト面
    以外に透明面も形成され、該透明面が窓部或いは模様面
    として形成されていることを特徴とするフロスト状多層
    プラスチック容器。
  10. 【請求項10】前記フロスト面と透明面は、該対称性容
    器において表裏を異ならせて形成されることを特徴とす
    る請求項第9項記載の多層プラスチック容器。
  11. 【請求項11】前記窓部は容器の縦方向に沿って形成さ
    れ、内容物の測定検知窓と成っていることを特徴とする
    請求項第9項記載の多層プラスチック容器。
  12. 【請求項12】内面の一部或いはほぼ全体に微細な凹凸
    面が形成された金型を用いた多層プラスチック容器の成
    形法であって、 メルトフローレートが2.5g/10分以上で且つw/nの
    比が1乃至10で、エチレン含有量が1乃至10重量%であ
    るエチレン−プロピレン・ランダム共重合体を最外層と
    して形成した多層プラスチック容器素材を前記金型内に
    配し、該容器素材を金型内で膨張させて多層プラスチッ
    ク容器の成形を行うことを特徴とするフロスト状多層プ
    ラスチック容器の製法。
  13. 【請求項13】前記金型の凹凸面は30乃至170メッシュ
    の粒子をブラストして形成されることを特徴とする請求
    項第12項記載の多層プラスチック容器の製法。
JP2272145A 1990-07-05 1990-10-12 フロスト状多層プラスチック容器及びその製法 Expired - Fee Related JP2982274B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-176338 1990-07-05
JP17633890 1990-07-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04175163A JPH04175163A (ja) 1992-06-23
JP2982274B2 true JP2982274B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=16011840

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2272145A Expired - Fee Related JP2982274B2 (ja) 1990-07-05 1990-10-12 フロスト状多層プラスチック容器及びその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2982274B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0839743A (ja) * 1994-05-27 1996-02-13 Kureha Plast Kk 多層中空プラスチック製容器
WO2002049830A2 (de) * 2000-12-20 2002-06-27 Alpla-Werke Alwin Lehner Gmbh & Co. Kg Verfahren zur herstellung von blasgeformten hohlkörpern mit mattierten oberflächen

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04175163A (ja) 1992-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5230934A (en) Frosted container
US20140147608A1 (en) Container constructions
JP4265122B2 (ja) 多層ボトル
US5788926A (en) Plastic bottle and process for making the same
JP3134376B2 (ja) 多層プラスチック容器
JP2982274B2 (ja) フロスト状多層プラスチック容器及びその製法
JP2606645B2 (ja) 表面光沢性に優れたブロー成形多層プラスチック容器
JPH0717042B2 (ja) 表面光沢性に優れた多層プラスチック容器
JP3536698B2 (ja) 多層プラスチック容器
JPH0725158B2 (ja) マット状外観を有するプラスチック容器
JP2000264325A (ja) 遮光性樹脂容器
JP3047730B2 (ja) ラベル付き多層プラスチック容器
JP2001253426A (ja) 軽量スクイズボトル
JPH0254212B2 (ja)
JP4622198B2 (ja) 軽量多層プラスチック容器及びその製造方法
JP5428863B2 (ja) 高光沢多層プラスチック容器
EP0604210B1 (en) Frosted plastic container and process for producing the same
JP3558738B2 (ja) 多層プラスチック中空成形容器
JPH10245026A (ja) ダイレクトブローボトル
JPH05111952A (ja) 表面光沢性に優れたブロープラスチツク容器の製法
JP2649619B2 (ja) 高光沢多層中空容器
JP3457337B2 (ja) 多層容器
JP2001048149A (ja) 樹脂製ブロー容器
JPH058354A (ja) パール加飾多層容器
JPH0144576B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees