JP2981470B2 - 毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造方法 - Google Patents
毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造方法Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、毛髪用化粧組成物
及びその組成物の製造方法に関し、より具体的には脱毛
を減少させ、脱毛を予防するだけでなく、発毛を促進す
る毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造方法に関する
ことである。
及びその組成物の製造方法に関し、より具体的には脱毛
を減少させ、脱毛を予防するだけでなく、発毛を促進す
る毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造方法に関する
ことである。
【０００２】
【従来の技術】脱毛症は、精神的ストレス、ホルモン分
泌の不均衡、化学療法、高熱を伴う疾病、物理的圧迫及
び老化などを含んでいる多様な因子により誘発される。
泌の不均衡、化学療法、高熱を伴う疾病、物理的圧迫及
び老化などを含んでいる多様な因子により誘発される。
【０００３】かかる脱毛症は、生命を脅威する疾病では
ないが、外貌を重視し、映像文化が発達した社会的環境
においては個人の士気沮喪を誘発し、美観を害し、精神
健康を阻害する。したがって、脱毛及び発毛に対する研
究が多数行われており、かかる研究は後天性脱毛の原因
に関して数種類の原因を導き出した。
ないが、外貌を重視し、映像文化が発達した社会的環境
においては個人の士気沮喪を誘発し、美観を害し、精神
健康を阻害する。したがって、脱毛及び発毛に対する研
究が多数行われており、かかる研究は後天性脱毛の原因
に関して数種類の原因を導き出した。
【０００４】前記原因の中、脂漏により脱毛が発生する
という脂漏説が、最も説得力がある仮説として受け入れ
られている。
という脂漏説が、最も説得力がある仮説として受け入れ
られている。
【０００５】以下では、脂漏説による脱毛過程を説明す
る。まず、図２に示されたように髪の毛１は血管を介し
て栄養を供給される毛乳頭２を有する幹細胞３が位置し
た毛球４と、前記幹細胞３と連結する部分にある皮脂腺
５を有する毛根６と、皮膚の表皮７部分である毛幹８と
よりなる。
る。まず、図２に示されたように髪の毛１は血管を介し
て栄養を供給される毛乳頭２を有する幹細胞３が位置し
た毛球４と、前記幹細胞３と連結する部分にある皮脂腺
５を有する毛根６と、皮膚の表皮７部分である毛幹８と
よりなる。
【０００６】本来、皮脂は毛髪を潤沢させる役割を行う
が、分泌量が多くなれば毛球を塞ぐようになる。毛球を
塞ぐ皮脂は酸化されて過酸化脂質に変わり、毛髪生成の
中枢役割を行う幹細胞の活動を鈍化させる。言い換えれ
ば、毛球を塞ぐ皮脂はワックス形態に固まって幹細胞の
代謝作用を低下させることによって、新しい髪の毛の生
成を阻害することである。このような現象が持続されれ
ば、髪の毛に脂気が過剰に存在するので、ふけが生じ、
かゆくなり、脱毛現象が生ずるという仮説であって、最
も説得力がある後天性脱毛の原因として受け入れられて
いる。
が、分泌量が多くなれば毛球を塞ぐようになる。毛球を
塞ぐ皮脂は酸化されて過酸化脂質に変わり、毛髪生成の
中枢役割を行う幹細胞の活動を鈍化させる。言い換えれ
ば、毛球を塞ぐ皮脂はワックス形態に固まって幹細胞の
代謝作用を低下させることによって、新しい髪の毛の生
成を阻害することである。このような現象が持続されれ
ば、髪の毛に脂気が過剰に存在するので、ふけが生じ、
かゆくなり、脱毛現象が生ずるという仮説であって、最
も説得力がある後天性脱毛の原因として受け入れられて
いる。
【０００７】一方、従来の脱毛を予防及び治療するため
の技術を見ると、漢方薬剤を配合して作られた薬品、動
物の皮膚から抽出された多糖体を主原料として作られた
薬品、高血圧治療剤のミノキシジル（ｍｉｎｏｘｙｄｙ
ｌ）を主成分として作られた薬品及び鍼術を用いて血管
を刺激したり、直接頭皮に毛髪を植える等の方法が用い
られてきた。
の技術を見ると、漢方薬剤を配合して作られた薬品、動
物の皮膚から抽出された多糖体を主原料として作られた
薬品、高血圧治療剤のミノキシジル（ｍｉｎｏｘｙｄｙ
ｌ）を主成分として作られた薬品及び鍼術を用いて血管
を刺激したり、直接頭皮に毛髪を植える等の方法が用い
られてきた。
【０００８】しかし、脱毛症を克服するための多数の薬
品及び方法が西洋医学と漢方医学とで開発されたが、著
しい効果がないので、脱毛を予防し、発毛を促進する新
しい組成物が要求されている。
品及び方法が西洋医学と漢方医学とで開発されたが、著
しい効果がないので、脱毛を予防し、発毛を促進する新
しい組成物が要求されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前記
の問題点を解決するために案出したものであって、本発
明の目的は、過剰に分泌された皮脂が酸化されて毛球を
塞ぐ場合、塞がった皮脂を溶かして毛球が塞がらないよ
うにすることにより、脱毛を予防する毛髪用化粧組成物
及びその組成物の製造方法を提供することにある。
の問題点を解決するために案出したものであって、本発
明の目的は、過剰に分泌された皮脂が酸化されて毛球を
塞ぐ場合、塞がった皮脂を溶かして毛球が塞がらないよ
うにすることにより、脱毛を予防する毛髪用化粧組成物
及びその組成物の製造方法を提供することにある。
【００１０】本発明の他の目的は、直接毛嚢上皮に作用
して毛髪の成長を誘発する毛髪用化粧組成物及びその組
成物の製造方法を提供することにある。
して毛髪の成長を誘発する毛髪用化粧組成物及びその組
成物の製造方法を提供することにある。
【００１１】本発明のさらに他の目的は、頭皮の血液循
環を円滑にして末梢血管を刺激することにより、毛髪の
成長を促進する毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造
方法を提供することにある。
環を円滑にして末梢血管を刺激することにより、毛髪の
成長を促進する毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造
方法を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、黄土抽出溶液、褐藻類抽出溶液、よも
ぎ抽出溶液、松葉抽出溶液及び添加物を含む。前記黄土
抽出溶液は、二酸化珪素、アルミニウム及びマグネシウ
ム等、各種無機質を含み、前記褐藻類抽出溶液は、カル
シウム及び沃素等、各種無機質を含み、前記褐藻類抽出
溶液は、ワカメ及び昆布から抽出され、前記よもぎ抽出
溶液は、シネオール及びセスキテルペン成分を含み、前
記松葉抽出溶液は、蛋白質、脂質、糖質、繊維素、灰
分、カルシウム、燐、鉄及びビタミン等を含み、前記よ
もぎ抽出溶液１０重量部に対して前記黄土抽出溶液約５
０重量部、前記褐藻類抽出溶液約５０重量部、及び前記
松葉抽出溶液約２０重量部を含むことを特徴とする。
めに、本発明は、黄土抽出溶液、褐藻類抽出溶液、よも
ぎ抽出溶液、松葉抽出溶液及び添加物を含む。前記黄土
抽出溶液は、二酸化珪素、アルミニウム及びマグネシウ
ム等、各種無機質を含み、前記褐藻類抽出溶液は、カル
シウム及び沃素等、各種無機質を含み、前記褐藻類抽出
溶液は、ワカメ及び昆布から抽出され、前記よもぎ抽出
溶液は、シネオール及びセスキテルペン成分を含み、前
記松葉抽出溶液は、蛋白質、脂質、糖質、繊維素、灰
分、カルシウム、燐、鉄及びビタミン等を含み、前記よ
もぎ抽出溶液１０重量部に対して前記黄土抽出溶液約５
０重量部、前記褐藻類抽出溶液約５０重量部、及び前記
松葉抽出溶液約２０重量部を含むことを特徴とする。
【００１３】また、本発明は、黄土抽出溶液加工工程
と、褐藻類抽出溶液加工工程と、よもぎ抽出溶液加工工
程と、松葉抽出溶液加工工程及び前記すべての抽出溶液
を混合する工程とを含む。前記黄土抽出溶液加工工程
は、黄土を細かく粉砕してふるいで漉して細かい黄土の
み選別する段階と、前記選別された黄土を精製水に溶解
させる段階と、溶解された黄土のみ選別して暗所に置い
た途中に、上層部の溶液のみを取る段階とを含み、前記
褐藻類抽出溶液加工工程は、褐藻類を水に入れてから加
熱して抽出溶液を抽出する段階と、褐藻類を加熱せずに
葉体組織を破壊及び濾過して抽出溶液を抽出する段階
と、加熱して抽出した溶液と加熱せずに抽出した溶液と
を混合する段階とを含み、前記褐藻類を加熱せずに葉体
組織を破壊及び濾過して抽出溶液を抽出する段階は、褐
藻類特有の臭いを除去する脱臭段階と、前記脱臭した褐
藻類を凍結及び解凍する段階と、前記凍結及び解凍を繰
り返した褐藻類を粉砕機で粉砕する段階と、前記粉砕さ
れた褐藻類を分離及び濾過して褐藻類溶液を抽出する段
階とを含むことを特徴とする。
と、褐藻類抽出溶液加工工程と、よもぎ抽出溶液加工工
程と、松葉抽出溶液加工工程及び前記すべての抽出溶液
を混合する工程とを含む。前記黄土抽出溶液加工工程
は、黄土を細かく粉砕してふるいで漉して細かい黄土の
み選別する段階と、前記選別された黄土を精製水に溶解
させる段階と、溶解された黄土のみ選別して暗所に置い
た途中に、上層部の溶液のみを取る段階とを含み、前記
褐藻類抽出溶液加工工程は、褐藻類を水に入れてから加
熱して抽出溶液を抽出する段階と、褐藻類を加熱せずに
葉体組織を破壊及び濾過して抽出溶液を抽出する段階
と、加熱して抽出した溶液と加熱せずに抽出した溶液と
を混合する段階とを含み、前記褐藻類を加熱せずに葉体
組織を破壊及び濾過して抽出溶液を抽出する段階は、褐
藻類特有の臭いを除去する脱臭段階と、前記脱臭した褐
藻類を凍結及び解凍する段階と、前記凍結及び解凍を繰
り返した褐藻類を粉砕機で粉砕する段階と、前記粉砕さ
れた褐藻類を分離及び濾過して褐藻類溶液を抽出する段
階とを含むことを特徴とする。
【００１４】また、本発明において、前記褐藻類を凍結
及び解凍する段階は、約−７℃〜−３℃で凍結してから
約１℃〜５℃で解凍する操作を繰り返すことによりな
り、前記褐藻類を凍結及び解凍する段階は、約−５℃で
凍結し、さらに約３℃で約６時間の間解凍する操作を３
回繰り返すことによりなり、前記褐藻類抽出溶液の混合
段階は、加熱して抽出した褐藻類抽出溶液と加熱せずに
抽出した褐藻類抽出溶液とを１：１の割合で混合するこ
とを特徴とする。
及び解凍する段階は、約−７℃〜−３℃で凍結してから
約１℃〜５℃で解凍する操作を繰り返すことによりな
り、前記褐藻類を凍結及び解凍する段階は、約−５℃で
凍結し、さらに約３℃で約６時間の間解凍する操作を３
回繰り返すことによりなり、前記褐藻類抽出溶液の混合
段階は、加熱して抽出した褐藻類抽出溶液と加熱せずに
抽出した褐藻類抽出溶液とを１：１の割合で混合するこ
とを特徴とする。
【００１５】また、前記よもぎ抽出溶液を抽出する工程
は、前記加熱により抽出した褐藻類溶液を冷却し、前記
褐藻類溶液によもぎを入れてよもぎ抽出溶液を抽出する
段階を含み、前記よもぎ抽出溶液を抽出する段階は、約
６０℃に冷却した前記褐藻類溶液１Ｌ当たり前記よもぎ
を粉末化したよもぎ粉末１０ｇを入れてよもぎ抽出溶液
を抽出する段階を含むことを特徴とする。
は、前記加熱により抽出した褐藻類溶液を冷却し、前記
褐藻類溶液によもぎを入れてよもぎ抽出溶液を抽出する
段階を含み、前記よもぎ抽出溶液を抽出する段階は、約
６０℃に冷却した前記褐藻類溶液１Ｌ当たり前記よもぎ
を粉末化したよもぎ粉末１０ｇを入れてよもぎ抽出溶液
を抽出する段階を含むことを特徴とする。
【００１６】また、前記松葉抽出溶液加工工程は、水１
Ｌ当たり松葉１２５ｇを入れてから加熱して松葉抽出溶
液を抽出する段階を含み、前記溶液を混合し攪拌する工
程は、前記工程から抽出した抽出溶液及び添加物を一つ
に混合して均一に攪拌する段階と、前記段階で混合され
た完成品を包装する段階とを含むことを特徴とする。
Ｌ当たり松葉１２５ｇを入れてから加熱して松葉抽出溶
液を抽出する段階を含み、前記溶液を混合し攪拌する工
程は、前記工程から抽出した抽出溶液及び添加物を一つ
に混合して均一に攪拌する段階と、前記段階で混合され
た完成品を包装する段階とを含むことを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を詳細に説明する。
態を詳細に説明する。
【００１８】まず、酸化しワックス形態に変形されて頭
皮の毛球を塞ぐ皮脂を溶かすために、本発明による脱毛
を予防する毛髪用化粧組成物は、二酸化珪素、アルミニ
ウム及びマグネシウム等の各種無機質が溶解された黄土
溶液を含む。一般に、黄土は、砂、沈泥、及び粘土の種
々の比の容易に粉砕された混合物を含有する土壌を言う
が、このような黄土は粒子の大きさが約０．０２〜０．
０５ｍｍで、水分含有量は約１０〜１５％で、孔隙率は
約５０〜５５％である。
皮の毛球を塞ぐ皮脂を溶かすために、本発明による脱毛
を予防する毛髪用化粧組成物は、二酸化珪素、アルミニ
ウム及びマグネシウム等の各種無機質が溶解された黄土
溶液を含む。一般に、黄土は、砂、沈泥、及び粘土の種
々の比の容易に粉砕された混合物を含有する土壌を言う
が、このような黄土は粒子の大きさが約０．０２〜０．
０５ｍｍで、水分含有量は約１０〜１５％で、孔隙率は
約５０〜５５％である。
【００１９】黄土の化学組成を見ると、二酸化珪素SiO2
５０〜６０％、酸化アルミニウムAl 2O3８〜１２％、酸
化鉄（III）Fe2O3２〜４％、酸化鉄（II）FeO０．８〜
１．１％、二酸化チタンTiO2及び酸化マンガンMnO０．
５％、酸化カルシウムCaO４〜１６％及び酸化マグネシ
ウムMgO２〜６％の割合よりなっている。
５０〜６０％、酸化アルミニウムAl 2O3８〜１２％、酸
化鉄（III）Fe2O3２〜４％、酸化鉄（II）FeO０．８〜
１．１％、二酸化チタンTiO2及び酸化マンガンMnO０．
５％、酸化カルシウムCaO４〜１６％及び酸化マグネシ
ウムMgO２〜６％の割合よりなっている。
【００２０】本発明による前記二酸化珪素、アルミニウ
ム及びマグネシウム等の各種無機質が溶解された黄土溶
液を抽出する段階は、自然状態の黄土を細かく粉砕して
ふるいで漉して細かい黄土のみ選別して精製水に溶解さ
せるが、この時、溶解されずに沈んだ沈殿物は捨て、溶
解された黄土水を数回掻き混ぜた後、暗所に置いて上層
部の上澄み溶液を抽出することよりなる。
ム及びマグネシウム等の各種無機質が溶解された黄土溶
液を抽出する段階は、自然状態の黄土を細かく粉砕して
ふるいで漉して細かい黄土のみ選別して精製水に溶解さ
せるが、この時、溶解されずに沈んだ沈殿物は捨て、溶
解された黄土水を数回掻き混ぜた後、暗所に置いて上層
部の上澄み溶液を抽出することよりなる。
【００２１】また、直接毛嚢上皮に作用して毛髪の成長
を誘発するために、本発明による脱毛を予防するための
毛髪用化粧組成物は、褐藻類の抽出溶液を含む。本明細
書中で使用される褐藻類の例の属及び種の学名として
は、Ｕｎｄａｒｉａ ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ、Ｌａｍ
ｉｎａｒｉａ Ｊａｐｏｎｉｃａ、Ｆｕｃｕｓ ｖｅｓ
ｉｃｕｌｏｓｕｓなどが挙げられる。
を誘発するために、本発明による脱毛を予防するための
毛髪用化粧組成物は、褐藻類の抽出溶液を含む。本明細
書中で使用される褐藻類の例の属及び種の学名として
は、Ｕｎｄａｒｉａ ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ、Ｌａｍ
ｉｎａｒｉａ Ｊａｐｏｎｉｃａ、Ｆｕｃｕｓ ｖｅｓ
ｉｃｕｌｏｓｕｓなどが挙げられる。
【００２２】すなわち、ホルモン分泌の不均衡と栄養欠
乏とによる脱毛を予防し、毛髪の成長を促進するために
甲状腺機能欠乏症を防止するカルシウムと沃素成分とが
多量に含まれた褐藻類の抽出液を含むことである。
乏とによる脱毛を予防し、毛髪の成長を促進するために
甲状腺機能欠乏症を防止するカルシウムと沃素成分とが
多量に含まれた褐藻類の抽出液を含むことである。
【００２３】褐藻類のエキスを抽出する方法は、沃素成
分を円滑に抽出するために、水に入れてから加熱してエ
キスを抽出する方法と、他の各種成分を容易に抽出する
ために、凍結と解凍を交代に操作して葉体を破壊するこ
とによって、エキスを抽出する方法とを混用する。
分を円滑に抽出するために、水に入れてから加熱してエ
キスを抽出する方法と、他の各種成分を容易に抽出する
ために、凍結と解凍を交代に操作して葉体を破壊するこ
とによって、エキスを抽出する方法とを混用する。
【００２４】加熱してエキスを抽出する方法は、前記褐
藻類と水とを適当に混合して２〜３時間の間沸かして液
を抜くことであり、加熱せずにエキスを抽出する方法
は、褐藻類を粉砕して冷凍及び冷蔵を繰り返すことによ
り、細胞の組織破壊を誘導して各種成分を抽出すること
である。
藻類と水とを適当に混合して２〜３時間の間沸かして液
を抜くことであり、加熱せずにエキスを抽出する方法
は、褐藻類を粉砕して冷凍及び冷蔵を繰り返すことによ
り、細胞の組織破壊を誘導して各種成分を抽出すること
である。
【００２５】褐藻類の葉体は、−７℃で凍結してから＋
５℃で解凍する過程を繰り返し操作する時、最も細胞組
織がよく破壊され、−３℃で凍結してから＋１℃で解凍
する過程を繰り返し操作する時、細胞組織の破壊程度は
低いが、本発明において用いることができるほど細胞組
織の破壊程度は良好である。かかる操作後、９０％以上
の細胞組織の破壊のために、粉砕機を用いて粉砕し、二
重のガーゼを用いて望みの褐藻類のエキスを抽出すれば
よい。本発明においては、褐藻類の形態が自然状態の形
態、冷凍した形態、加工した形態及び乾燥した形態にか
かわらず褐藻類ならば皆使用できる。 また、末梢
血管に作用することにより、頭皮の血液循環を円滑にし
て毛髪の生成を促進するために、本発明による脱毛を予
防するための毛髪用化粧組成物は、よもぎのエキスを含
む。
５℃で解凍する過程を繰り返し操作する時、最も細胞組
織がよく破壊され、−３℃で凍結してから＋１℃で解凍
する過程を繰り返し操作する時、細胞組織の破壊程度は
低いが、本発明において用いることができるほど細胞組
織の破壊程度は良好である。かかる操作後、９０％以上
の細胞組織の破壊のために、粉砕機を用いて粉砕し、二
重のガーゼを用いて望みの褐藻類のエキスを抽出すれば
よい。本発明においては、褐藻類の形態が自然状態の形
態、冷凍した形態、加工した形態及び乾燥した形態にか
かわらず褐藻類ならば皆使用できる。 また、末梢
血管に作用することにより、頭皮の血液循環を円滑にし
て毛髪の生成を促進するために、本発明による脱毛を予
防するための毛髪用化粧組成物は、よもぎのエキスを含
む。
【００２６】前記よもぎはシネオール及びセスキテルペ
ンなど各種成分を含んでいるが、前記シネオール及びセ
スキテルペン成分は、組織細胞の復元力を強化し、血液
の内で赤血球を増加させ、白血球等各種病源体及び人体
に有害な異質物を除去する兔疫体を増加させることによ
り、疾病の予防及び治療力を向上させると言う効能があ
る。また、ヘモグロビンなどの生成を促進して力を補強
し、皮膚の老化を防止すると言う効能がある。
ンなど各種成分を含んでいるが、前記シネオール及びセ
スキテルペン成分は、組織細胞の復元力を強化し、血液
の内で赤血球を増加させ、白血球等各種病源体及び人体
に有害な異質物を除去する兔疫体を増加させることによ
り、疾病の予防及び治療力を向上させると言う効能があ
る。また、ヘモグロビンなどの生成を促進して力を補強
し、皮膚の老化を防止すると言う効能がある。
【００２７】本発明による脱毛を予防するための毛髪用
化粧組成物に用いられる前記よもぎのエキスを抽出する
段階は、自然状態のよもぎを暗所で乾燥して粉砕してか
ら粉に加工する段階と、上述した褐藻類を水に入れてか
ら加熱して抽出した溶液に適当量を入れてエキスを抽出
する段階とよりなる。
化粧組成物に用いられる前記よもぎのエキスを抽出する
段階は、自然状態のよもぎを暗所で乾燥して粉砕してか
ら粉に加工する段階と、上述した褐藻類を水に入れてか
ら加熱して抽出した溶液に適当量を入れてエキスを抽出
する段階とよりなる。
【００２８】また、本発明による脱毛を予防するための
毛髪用化粧組成物は、毛髪の成長を促進するために松葉
抽出物を含む。
毛髪用化粧組成物は、毛髪の成長を促進するために松葉
抽出物を含む。
【００２９】前記松葉の構成成分は１００ｇを基準とし
て、水分５８．１ｇ、蛋白質４．５ｇ、脂質３．９ｇ、
糖質１９．６ｇ、繊維素１３．３ｇ、灰分０．６ｇ（カ
ルシウム６１ｍｇ、燐５１ｍｇ、鉄３．１ｍｇ及びナイ
アシン０．２ｍｇ、ビタミンＢ1０．７０ｍｇ、ビタミ
ンＢ2０．１６ｍｇ、ビタミンＣ２９ｍｇ）などが含ま
れている。
て、水分５８．１ｇ、蛋白質４．５ｇ、脂質３．９ｇ、
糖質１９．６ｇ、繊維素１３．３ｇ、灰分０．６ｇ（カ
ルシウム６１ｍｇ、燐５１ｍｇ、鉄３．１ｍｇ及びナイ
アシン０．２ｍｇ、ビタミンＢ1０．７０ｍｇ、ビタミ
ンＢ2０．１６ｍｇ、ビタミンＣ２９ｍｇ）などが含ま
れている。
【００３０】毛髪の成長を促進することが一般的に知ら
れている成分が含まれている植物のうち、ニンニク、玉
ネギ、唐辛子、ショウガ、ニンジン、イチョウの葉、松
葉、正木（ｓｐｉｎｄｌｅ ｔｒｅｅ）の葉を選定し、
これらをそれぞれ水に入れて３〜４時間の間加熱してエ
キスを抽出する。それぞれの抽出液を上述したよもぎの
エキス、褐藻類の抽出液及び黄土から抽出した溶液と混
合して３ケ月間１０名を対象として実験した結果、確か
に効果が増加したのは、松葉とショウガの抽出液であっ
た。
れている成分が含まれている植物のうち、ニンニク、玉
ネギ、唐辛子、ショウガ、ニンジン、イチョウの葉、松
葉、正木（ｓｐｉｎｄｌｅ ｔｒｅｅ）の葉を選定し、
これらをそれぞれ水に入れて３〜４時間の間加熱してエ
キスを抽出する。それぞれの抽出液を上述したよもぎの
エキス、褐藻類の抽出液及び黄土から抽出した溶液と混
合して３ケ月間１０名を対象として実験した結果、確か
に効果が増加したのは、松葉とショウガの抽出液であっ
た。
【００３１】したがって、本発明による脱毛を予防する
ための毛髪用化粧組成物は、経済性によりショウガでな
く松葉の抽出液を使用する。
ための毛髪用化粧組成物は、経済性によりショウガでな
く松葉の抽出液を使用する。
【００３２】上述したように、本発明による脱毛を予防
するための毛髪用化粧組成物の製造方法は、黄土から二
酸化珪素、アルミニウム及びマグネシウム等各種無機質
が溶解された黄土溶液を抽出する黄土溶液加工工程と、
褐藻類からエキスを抽出する褐藻類抽出溶液加工工程
と、よもぎのエキスを抽出するよもぎ抽出溶液加工工程
と、松葉から松葉抽出液を抽出する松葉抽出溶液加工工
程とよりなる。また、前記黄土溶液、よもぎ抽出液、褐
藻類抽出液及び松葉抽出液を皆混合して、本発明による
脱毛を予防するための毛髪用化粧組成物を製造する工程
と前記完成品を包装する工程とを含む。
するための毛髪用化粧組成物の製造方法は、黄土から二
酸化珪素、アルミニウム及びマグネシウム等各種無機質
が溶解された黄土溶液を抽出する黄土溶液加工工程と、
褐藻類からエキスを抽出する褐藻類抽出溶液加工工程
と、よもぎのエキスを抽出するよもぎ抽出溶液加工工程
と、松葉から松葉抽出液を抽出する松葉抽出溶液加工工
程とよりなる。また、前記黄土溶液、よもぎ抽出液、褐
藻類抽出液及び松葉抽出液を皆混合して、本発明による
脱毛を予防するための毛髪用化粧組成物を製造する工程
と前記完成品を包装する工程とを含む。
【００３３】
【実施例】以下で、本発明による実施例を説明する。し
かし、本発明はこの実施例によって限られることではな
い。
かし、本発明はこの実施例によって限られることではな
い。
【００３４】（実施例１）二酸化珪素、アルミニウム及
びマグネシウム等各種無機質を含む黄土溶液の抽出 黄土を細かく粉砕してシーブで２〜３回漉して砂のよう
に細かい黄土のみ重量が１００ｇになるように選別す
る。前記選別された黄土を精製水５００ｍｌに完全に溶
解してから、沈んだ沈殿物は捨て、溶解された黄土のみ
選別する。前記選別された黄土溶液を約５０〜６０回掻
き混ぜた後、１時間くらい暗所に置く。前記黄土溶液の
うち上層の黄土溶液のみを選別することにより、本発明
による脱毛を予防するための毛髪用化粧組成物に使われ
る黄土溶液を抽出する。
びマグネシウム等各種無機質を含む黄土溶液の抽出 黄土を細かく粉砕してシーブで２〜３回漉して砂のよう
に細かい黄土のみ重量が１００ｇになるように選別す
る。前記選別された黄土を精製水５００ｍｌに完全に溶
解してから、沈んだ沈殿物は捨て、溶解された黄土のみ
選別する。前記選別された黄土溶液を約５０〜６０回掻
き混ぜた後、１時間くらい暗所に置く。前記黄土溶液の
うち上層の黄土溶液のみを選別することにより、本発明
による脱毛を予防するための毛髪用化粧組成物に使われ
る黄土溶液を抽出する。
【００３５】（実施例２）ワカメ及び昆布の各種成分の
抽出 １．原料 ワカメと昆布とは自然状態のものを２ｋｇ購入して使用
する。 ２．加熱による溶液抽出 前記原料のうち１ｋｇは水４Ｌに入れ、１００℃で３〜
４時間の間加熱して溶液を抽出する。 ３．葉体組織の破壊及び濾過方法による溶液抽出 原料のうち残り１ｋｇは、まずワカメ及び昆布の特有の
臭いを除去するために、原料を振盪器により１分当り５
００〜１，０００回の回転をさせ、精製水をそそぎなが
ら６０分間洗って臭いを除去する。
抽出 １．原料 ワカメと昆布とは自然状態のものを２ｋｇ購入して使用
する。 ２．加熱による溶液抽出 前記原料のうち１ｋｇは水４Ｌに入れ、１００℃で３〜
４時間の間加熱して溶液を抽出する。 ３．葉体組織の破壊及び濾過方法による溶液抽出 原料のうち残り１ｋｇは、まずワカメ及び昆布の特有の
臭いを除去するために、原料を振盪器により１分当り５
００〜１，０００回の回転をさせ、精製水をそそぎなが
ら６０分間洗って臭いを除去する。
【００３６】脱臭したワカメと昆布との原料を−５℃の
凍結室で凍結した後、＋３℃の冷蔵室で６時間の間解凍
する操作を３回繰り返し実施することにより、葉体組織
細胞が氷結点の成長により５０％程度破壊されることに
より、各種成分の抽出が容易になる。
凍結室で凍結した後、＋３℃の冷蔵室で６時間の間解凍
する操作を３回繰り返し実施することにより、葉体組織
細胞が氷結点の成長により５０％程度破壊されることに
より、各種成分の抽出が容易になる。
【００３７】前記５０％程度破壊された葉体組織の破壊
度を９０％以上とするために、粉砕機に入れて粉砕す
る。
度を９０％以上とするために、粉砕機に入れて粉砕す
る。
【００３８】前記粉砕された葉体組織を二重のガーゼに
より分離及び濾過することにより、ワカメ及び昆布液を
抽出する。
より分離及び濾過することにより、ワカメ及び昆布液を
抽出する。
【００３９】前記加熱により抽出した溶液と葉体組織の
破壊及び濾過方法により抽出した溶液とを１：１の割合
で混合する。
破壊及び濾過方法により抽出した溶液とを１：１の割合
で混合する。
【００４０】（実施例３）よもぎのエキス抽出 原料として乾いたよもぎ（食用または薬用）を１ｋｇ購
入して粉末になるように粉砕機より３回程度粉砕する。
前記加熱により抽出したワカメ、昆布溶液を６０℃程度
に冷却し、前記冷却した溶液１Ｌ当たり前記よもぎ粉末
１０ｇ程度を入れてよもぎエキスを抽出する。
入して粉末になるように粉砕機より３回程度粉砕する。
前記加熱により抽出したワカメ、昆布溶液を６０℃程度
に冷却し、前記冷却した溶液１Ｌ当たり前記よもぎ粉末
１０ｇ程度を入れてよもぎエキスを抽出する。
【００４１】（実施例４）松葉液の抽出 松葉を採取し、その中から約５００ｇを選別して水４Ｌ
程度に入れ、前記混合溶液が１Ｌになるまで加熱する。
前記松葉は乾燥されたものを使用してもよく、採取した
後すぐに使用してもよい。
程度に入れ、前記混合溶液が１Ｌになるまで加熱する。
前記松葉は乾燥されたものを使用してもよく、採取した
後すぐに使用してもよい。
【００４２】（実施例５）前記１〜 4の抽出溶液を混合
して作った脱毛予防用ヘア化粧水 次の表１の組成によって前記抽出溶液を均一に混合し攪
拌して化粧水を製造する（表１の構成比はよもぎエキス
１０重量部に対して各成分の重量部を表示する）。
して作った脱毛予防用ヘア化粧水 次の表１の組成によって前記抽出溶液を均一に混合し攪
拌して化粧水を製造する（表１の構成比はよもぎエキス
１０重量部に対して各成分の重量部を表示する）。
【００４３】
【表１】 前記実施例５の化粧水と比較例１〜４で製造した製品と
に対して３０名の被試験者にテストを実施した。前記テ
ストの結果を１〜５点で評価した後、テスト項目の点数
を平均して表２に示した（評点５点は非常に優秀、4点
は優秀、３点は普通、２点は不良及び１点はとても不良
で判断する）。
に対して３０名の被試験者にテストを実施した。前記テ
ストの結果を１〜５点で評価した後、テスト項目の点数
を平均して表２に示した（評点５点は非常に優秀、4点
は優秀、３点は普通、２点は不良及び１点はとても不良
で判断する）。
【００４４】
【表２】 以上の結果によって、毛髪の再生と脱毛の予防には、二
酸化珪素、アルミニウム及びマグネシウム等各種無機質
が溶解されている黄土溶液が大変な影響を及ぼしている
ことが分かる。また、褐藻類抽出溶液が、髪のきめがな
めらかになることに影響を及ぼすと言うことは明らかで
ある。
酸化珪素、アルミニウム及びマグネシウム等各種無機質
が溶解されている黄土溶液が大変な影響を及ぼしている
ことが分かる。また、褐藻類抽出溶液が、髪のきめがな
めらかになることに影響を及ぼすと言うことは明らかで
ある。
【００４５】
【発明の効果】上述したように、本発明の脱毛を予防す
る毛髪用化粧組成物は、毛球を塞ぐ過酸化された皮脂を
溶かし、頭皮の血液循環を促進し、毛髪成長に必要な各
種有機質及び各種ミネラルを供給することによって、脱
毛の予防だけでなく、脱毛された毛髪をまた再生できる
と言う効果がある。
る毛髪用化粧組成物は、毛球を塞ぐ過酸化された皮脂を
溶かし、頭皮の血液循環を促進し、毛髪成長に必要な各
種有機質及び各種ミネラルを供給することによって、脱
毛の予防だけでなく、脱毛された毛髪をまた再生できる
と言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による脱毛を予防するための、毛髪用化
粧組成物の製造方法を示す工程フローチャートである。
粧組成物の製造方法を示す工程フローチャートである。
【図２】本発明による脱毛を予防するための、毛髪用化
粧組成物を製造することに必要な理論的根拠を説明する
毛髪の構造図である。
粧組成物を製造することに必要な理論的根拠を説明する
毛髪の構造図である。
１…髪の毛 ２…毛乳頭 ３…幹細胞 ４…毛球 ５…皮脂腺 ６…毛根 ７…皮膚の表皮 ８…毛幹
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−123721（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−198118（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−48514（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−278003（ＪＰ，Ａ) 特開 平11−139927（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61K 7/06 ＣＡＰＬＵＳ（ＳＴＮ) ＭＥＤＬＩＮＥ（ＳＴＮ) ＲＥＧＩＳＴＲＹ（ＳＴＮ) ＷＰＩ（ＤＩＡＬＯＧ) 特許ファイル（ＰＡＴＯＬＩＳ)
Claims (18)
- 【請求項１】 脱毛を予防するための毛髪用化粧組成物
において、 黄土抽出溶液、褐藻類抽出溶液、よもぎ抽出溶液、松葉
抽出溶液及び添加物を含むことを特徴とする毛髪用化粧
組成物。 - 【請求項２】 前記黄土抽出溶液は、二酸化珪素、アル
ミニウム及びマグネシウム及び、各種無機質を含むこと
を特徴とする請求項１に記載の毛髪用化粧組成物。 - 【請求項３】 前記褐藻類抽出溶液は、カルシウム及び
沃素及び、各種無機物を含むことを特徴とする請求項１
に記載の毛髪用化粧組成物。 - 【請求項４】 前記褐藻類抽出溶液は、ワカメ及び昆布
から抽出したことを特徴とする請求項１に記載の毛髪用
化粧組成物。 - 【請求項５】 前記よもぎ抽出溶液は、シネオール及び
セスキテルペン成分を含むことを特徴とする請求項１に
記載の毛髪用化粧組成物。 - 【請求項６】 前記松葉抽出溶液は、蛋白質、脂質、糖
質、繊維素、灰分、カルシウム、燐、鉄及びビタミンを
含むことを特徴とする請求項１に記載の毛髪用化粧組成
物。 - 【請求項７】 前記よもぎ抽出溶液１０重量部に対して
前記黄土抽出溶液約５０重量部、前記褐藻類抽出溶液約
５０重量部、及び前記松葉抽出溶液約２０重量部を含む
ことを特徴とする請求項１に記載の毛髪用化粧組成物。 - 【請求項８】 脱毛を予防する毛髪用化粧組成物の製造
方法において、 黄土抽出溶液加工工程と、褐藻類抽出溶液加工工程と、
よもぎ抽出溶液加工工程と、松葉抽出溶液加工工程及び
前記すべての抽出溶液を混合する工程とを含むことを特
徴とする毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項９】 前記黄土抽出溶液加工工程は、黄土を細
かく粉砕してふるいで漉して細かい黄土のみ選別する段
階と、該選別された黄土を精製水に溶解させる段階と、
溶解された黄土のみ選別して暗所に置いた途中に、上層
部の溶液のみを取る段階とを含むことを特徴とする請求
項８に記載の毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項１０】 前記褐藻類抽出溶液加工工程は、褐藻
類を水に入れてから加熱して抽出溶液を抽出する段階
と、褐藻類を加熱せずに葉体組織を破壊及び濾過して抽
出溶液を抽出する段階と、加熱して抽出した溶液と加熱
せずに抽出した溶液とを混合する段階とを含むことを特
徴とする請求項８に記載の毛髪用化粧組成物の製造方
法。 - 【請求項１１】 前記褐藻類を加熱せずに葉体組織を破
壊及び濾過して抽出溶液を抽出する段階は、褐藻類特有
の臭いを除去する脱臭段階と、前記脱臭した褐藻類を凍
結及び解凍する段階と、前記凍結及び解凍を繰り返した
褐藻類を粉砕機で粉砕する段階と、前記粉砕された褐藻
類を分離及び濾過して褐藻類溶液を抽出する段階とを含
むことを特徴とする請求項１０に記載の毛髪用化粧組成
物の製造方法。 - 【請求項１２】 前記褐藻類を凍結及び解凍する段階
は、約−７〜−３℃で凍結してから約１〜５℃で解凍す
る操作を繰り返すことによりなることを特徴とする請求
項１０に記載の毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項１３】 前記褐藻類を凍結及び解凍する段階
は、約−５℃で凍結し、さらに約３℃で約６時間の間解
凍する操作を３回繰り返すことによりなることを特徴と
する請求項１２に記載の毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項１４】 前記褐藻類抽出溶液の混合段階は、加
熱して抽出した褐藻類抽出溶液と加熱せずに抽出した褐
藻類抽出溶液とを１：１の割合で混合することを特徴と
する請求項１０に記載の毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項１５】 前記よもぎ抽出溶液を抽出する工程
は、前記加熱により抽出した褐藻類溶液を冷却し、該褐
藻類溶液によもぎを入れてよもぎ抽出溶液を抽出する段
階を含むことを特徴とする請求項８に記載の毛髪用化粧
組成物の製造方法。 - 【請求項１６】 前記よもぎ抽出溶液を抽出する段階
は、約６０℃に冷却した前記褐藻類溶液１Ｌ当たり前記
よもぎを粉末化したよもぎ粉末１０ｇを入れてよもぎ抽
出溶液を抽出する段階を含むことを特徴とする請求項１
５に記載の毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項１７】 前記松葉抽出溶液加工工程は、水１Ｌ
当たり松葉１２５ｇを入れてから加熱して松葉抽出溶液
を抽出する段階を含むことを特徴とする請求項８に記載
の毛髪用化粧組成物の製造方法。 - 【請求項１８】 前記溶液を混合し攪拌する工程は、前
記工程から抽出した抽出溶液及び添加物を一つに混合し
て均一に攪拌する段階と、前記段階で混合された完成品
を包装する段階とを含むことを特徴とする請求項８に記
載の毛髪用化粧組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019970057760A KR100258419B1 (ko) | 1997-11-03 | 1997-11-03 | 탈모를예방하는모발용화장조성물및그조성물의제조방법 |
| KR1997-57760 | 1997-11-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11217317A JPH11217317A (ja) | 1999-08-10 |
| JP2981470B2 true JP2981470B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=19524058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10312612A Expired - Fee Related JP2981470B2 (ja) | 1997-11-03 | 1998-11-02 | 毛髪用化粧組成物及びその組成物の製造方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6254858B1 (ja) |
| JP (1) | JP2981470B2 (ja) |
| KR (1) | KR100258419B1 (ja) |
| CN (1) | CN1180762C (ja) |
| CA (1) | CA2250528C (ja) |
| DE (1) | DE19850516A1 (ja) |
| FR (1) | FR2771288B1 (ja) |
| GB (1) | GB2334444B (ja) |
| TW (1) | TWI231212B (ja) |
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| KR20020032850A (ko) * | 2000-10-27 | 2002-05-04 | 김병수 | 해조류의 추출물을 함유하는 샴푸대용 모발세정제 및 그의제조방법 |
| KR100419678B1 (ko) * | 2001-05-15 | 2004-02-21 | 최정면 | 모발 도포 조성물 |
| FR2826866B1 (fr) * | 2001-07-03 | 2005-12-30 | Ahmed Kadri | Lotion capillaire favorisant la repousse des cheveux |
| KR20030012311A (ko) * | 2001-07-31 | 2003-02-12 | 배영환 | 샴푸 조성물 |
| KR100433380B1 (ko) * | 2001-11-16 | 2004-05-27 | 박장용 | 솔림욕 이미용제(황솔팩)와 입욕 조성물 및 그 제조방법 |
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| KR20020070220A (ko) * | 2002-07-25 | 2002-09-05 | 노재숙 | 한방팩을 이용한 대머리 찜질 |
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| JP2007509918A (ja) * | 2003-10-30 | 2007-04-19 | リピッド ニュートリション ベスローテン フェンノートシャップ | 松葉抽出物 |
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| KR100757237B1 (ko) * | 2006-12-28 | 2007-09-10 | 김지활 | 탈모방지 및 발모촉진 기능을 갖는 나노입자 조성물 |
| KR100830401B1 (ko) * | 2007-01-26 | 2008-05-19 | 원유용 | 백토 스프레이 액, 백토 미용 파우더 제조방법과 생산된백토 스프레이액 및 백토 미용 파우더 |
| KR100879822B1 (ko) | 2007-08-23 | 2009-01-22 | 대한민국 | 다시마 엽체를 이용한 미용 마스크 팩의 제조방법 |
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