JP2980547B2 - 立体駐車設備 - Google Patents

立体駐車設備

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JP2980547B2
JP2980547B2 JP7299389A JP29938995A JP2980547B2 JP 2980547 B2 JP2980547 B2 JP 2980547B2 JP 7299389 A JP7299389 A JP 7299389A JP 29938995 A JP29938995 A JP 29938995A JP 2980547 B2 JP2980547 B2 JP 2980547B2
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cage
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高建 池永
英一 武知
紀彦 井上
邦浩 松井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体駐車設備に関
し、特に垂直循環式の立体駐車設備の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の垂直循環式立体駐車設備を、図2
〜図4に基づき説明する。すなわち、この垂直循環式立
体駐車設備は、図2および図3に示すように、上下位置
にそれぞれ配置された左右一対のスプロケット(図示せ
ず)と、これら左右位置における上下のスプロケット間
に巻回された左右一対のチェーン1,1と、これら左右
のチェーン1,1間に渡ってかつ所定間隔置きに取り付
けられた吊持用軸体2と、この吊持用軸体2に吊持され
るとともに左右の垂下部3aおよび両垂下部3a同士間
を連結する一対の水平連結部3bとからなる車両保持用
のケージ3と、このケージ3の水平連結部3b上に支持
されて車両を載置するための載置板4とから構成されて
おり、また上記吊持用軸体2は、ケージ3吊持用の両軸
端部2aと、これら両軸端部2a間に連結用フランジ部
5を介して取り付けられる連結軸部2bとから構成され
ている。
【0003】また、この立体駐車設備には、最下部の入
出庫位置において、車両の方向を転換し得るように、タ
ーンテーブルが床面に配置されている。したがって、図
4に示すように、車両を出庫させる際には、ターンテー
ブル6を上昇させて、車両を載置している載置板4を持
ち上げ、載置板4を180度回転させていた。
【0004】ところで、このような立体駐車設備におい
ては、図4に示すように、法的に、ケージ3の載置板4
の下面、すなわちターンテーブル6の上面6aから吊持
用軸体2の中央部、すなわち連結軸部2b下面までの高
さAが、収容する車両の高さに50mmを加えた寸法、ま
たは最低でも1600mm以上と決められており、また立
体駐車設備全体の高さは、適用される法規制の関係上、
31m以下が好ましく、したがって通常、32台を収容
するのが限度であった。
【0005】なお、下方のケージ3(3A)に隣接する
例えば上方のケージ3(3B)の水平連結部3bと下方
のケージ3Aの連結軸部2bとの距離Bは、連結用フラ
ンジ部5の存在により、小さくするには限度があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同一基準内で
もできるだけ多くの車両を収納し得る方が経済的であ
り、32台を超える収納台数が望まれているが、ターン
テーブル6の上面6aと連結軸部2b下面までの最小距
離Aの制限、および連結用フランジ部5の存在により、
ケージ3同士間の配置ピッチPを縮めることができず、
したがって32台以上を収納させることができないとい
う問題があった。
【0007】そこで、本発明は、より多くの車両を格納
し得る立体駐車設備を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の立体駐車設備は、上下位置にそれぞれ配置
された左右一対のスプロケットと、これら左右位置にお
ける上下のスプロケット間に巻回された左右一対のチェ
ーンと、これら左右のチェーン間に渡ってかつ所定間隔
置きに取り付けられた吊持用軸体と、これら各吊持用軸
体に吊持された車両載置用のケージとを有する立体駐車
設備において、上記吊持用軸体を、ケージ吊持用の両軸
端部とこれら両軸端部間に連結用フランジ部を介して連
結配置される連結軸部とから構成し、上記ケージを、上
記吊持用軸体の両軸端部に吊持される左右の垂下部およ
びこれら両垂下部同士間を連結する水平連結部とから構
成し、かつ上記連結用フランジ部に対応する垂下部と水
平連結部との接続部近傍を、上方に屈曲させたものであ
る。
【0009】上記の構成によると、連結用フランジ部に
対応するケージにおける垂下部と水平連結部との接続部
近傍を、上方に屈曲させたので、この屈曲した分だけ、
車両を載置するケージにおける空間高さを縮めることが
でき、したがって全体的に見れば、ケージ数個分の高さ
を縮めることができるので、この数個分のケージを増加
させることができる。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1に基づ
き説明する。なお、本実施の形態における立体駐車設備
は、その全体構造において、従来例で説明したものとほ
ぼ同一構造であるため、本実施の形態では、要部につい
てだけ説明するものとし、したがって従来例と同一部品
には同一番号を付して、その説明を省略する。
【0011】すなわち、図1に示すように、吊持用軸体
2により吊持されたケージ3は、吊持用軸体2の軸端部
2aから垂下された左右一対の垂下部3aと、これら両
垂下部3a同士間を連結する一対の水平連結部3bとか
ら構成され、またこれら一対の水平連結部3b上に、車
両を載置する載置板4が支持される。
【0012】そして、上記ケージ3の内、隣接するケー
ジ3における連結用フランジ部5に対応する位置、すな
わち垂下部3aと水平連結部3bとの接続部3c近傍
が、この連結用フランジ部5を避けるようにして、上方
に凹状に屈曲されている。
【0013】したがって、従来例で説明した距離Bが、
その屈曲した高さ(距離または空間高さ)hだけ上下方
向で縮ませることができる。すなわち、各ケージ3ごと
にこの高さhだけ縮めることができる(ケージ3間のピ
ッチPを縮めることができる)ため、全体として、ケー
ジ3が32個あるとすると、この高さhの32倍の高さ
だけ縮めることができ、例えばこの縮めた分に相当する
ケージ3は2個分となり、したがって全体として、34
台の車両を収納することができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、連
結用フランジ部に対応するケージにおける垂下部と水平
連結部との接続部近傍を上方に屈曲させたので、この屈
曲した分だけ、車両を載置するケージにおける空間高さ
を縮めることができ、したがって全体的に見れば、ケー
ジ数個分の高さを縮めることができるので、この数個分
のケージを増加させることができる。すなわち、従来の
立体駐車設備に比べて経済的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における立体駐車設備のケ
ージの要部拡大断面図である。
【図2】従来例の立体駐車設備におけるケージの正面図
である。
【図3】従来例の立体駐車設備におけるケージの平面図
である。
【図4】図3におけるケージの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 チェーン 2 吊持用軸体 2a 軸端部 2b 連結軸部 3 ケージ 3a 垂下部 3b 水平連結部 4 載置板 5 連結用フランジ部 6 ターンテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 邦浩 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−259370(JP,A) 実開 昭64−46347(JP,U) 実開 平7−11669(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下位置にそれぞれ配置された左右一対の
    スプロケットと、これら左右位置における上下のスプロ
    ケット間に巻回された左右一対のチェーンと、これら左
    右のチェーン間に渡ってかつ所定間隔置きに取り付けら
    れた吊持用軸体と、これら各吊持用軸体に吊持された車
    両載置用のケージとを有する立体駐車設備において、上
    記吊持用軸体を、ケージ吊持用の両軸端部とこれら両軸
    端部間に連結用フランジ部を介して連結配置される連結
    軸部とから構成し、上記ケージを、上記吊持用軸体の両
    軸端部に吊持される左右の垂下部およびこれら両垂下部
    同士間を連結する水平連結部とから構成し、かつ上記連
    結用フランジ部に対応する垂下部と水平連結部との接続
    部近傍を、上方に屈曲させたことを特徴とする立体駐車
    設備。
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