JP2979909B2 - リニアモ−タ式搬送装置による台車の走行制御方法 - Google Patents

リニアモ−タ式搬送装置による台車の走行制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,地上に配設したセン
サによって台車に装置するセンサ対象機能を検知し,そ
の検知信号によって台車の現在状況を検知するリニアモ
−タ式搬送装置による台車の走行制御方法に係り,特
に,センサが密接して配設された場合等に,隣接するセ
ンサそれぞれによる検出信号が上位制御装置に伝送され
ることによって制御を混乱させる恐れのないように改良
したものである。
【0002】
【従来の技術】本発明を適用するリニアモ−タ式搬送装
置の搬送路例を図3によって説明する。図3はリニアイ
ンダクションモ−タ(以下LIMと記す)を用いたリニ
アモ−タ式搬送装置の1例を示したものである。図3に
おいて,1は搬送路で,1Aは搬送路のレ−ル,2はL
IMの1次側であって,搬送路1に沿って,所定間隔で
配設されている。3はLIMの2次側導体を備えた台車
であって,台車に設けた,例えば,コンテナ,キャリア
等に積載した物品を,LIMの1次側に給電される所定
周波数の交流電力によって駆動され搬送する。また,図
3において,1AHは水平経路,1AVは垂直経路,1
AI,1AOはそれぞれ水平経路1AHと垂直経路1A
Vの接続部である立体曲線部である。5Aは台車に装着
した所定のセンサ対象機能を検出することによって台車
の存在と走行方向および速度を検出するセンサユニット
であって,例えば,水平経路等LIM1次側の配設間隔
が大なる場合には各LIM1次側の前後に,垂直経路等
LIM1次側の配設間隔が小なる場合には各LIM1次
側の中間に,それぞれ適切に配設し,各センサユニット
に設けた所定数のセンサによるセンサ対象機能の検知信
号によってそのセンサユニットに隣接するLIM1次側
への給電電力を制御する。搬送路1は上記のほか水平面
における曲線部も備えている。
【0003】図4に上述した構成における搬送システム
の制御体系と信号経路の概要を示す。図4において,1
0はこの搬送システムの制御全般の中心装置であるホス
トコントロ−ラ,11は搬送システムの規模その他の条
件に対応して搬送路1の所定箇所ごとに配設されるロ−
カルコントロ−ラ,12は搬送路を搬送路の経路条件等
に対応して分割した所定区間ごとに配設するLIMドラ
イバ,13は前述した台車3を駆動するために搬送路1
に沿って所定間隔で配設したそれぞれがLIM1次側2
を備えたLIMユニット,5Aは,詳細を後述するよう
に,それぞれLIMユニットに対応させて配設したセン
サユニットである。即ち,ホストコントロ−ラ10に
は,所定数のロ−カルコントロ−ラ11が接続し,1セ
ットのロ−カルコントロ−ラ11には所定数のLIMド
ライバ12が接続し,1セットのLIMドライバ12に
は所定数のLIMユニット13およびセンサユニット5
Aが接続している。LIMユニット13にはLIMの1
次側2と,LIMドライバ12によって制御されてLI
Mの1次側2に電力を供給するスイッチ制御機能14等
が設けられている。センサユニット5Aは,各LIMユ
ニット13を制御するために,各LIMユニット13に
対応させて,前述したように配設されている。また,セ
ンサユニット5Aには,前述したように台車に装着した
センサ対象機能5Bを検知して台車の存在と台車の速度
および走行方向を検知する必要個数,例えば,2個のセ
ンサが設けられている。また,図4には,LIMの2次
側導体4とセンサ対象機能5Bによって構成された台車
の走行機能部3Bを略示している。図に示す矢印は台車
の走行方向を示している。走行台車の多いリニアモ−タ
式搬送装置では,その経路条件に対応して搬送路を所定
距離で分割したゾ−ンを形成させている。各ゾ−ンに
は,1台以上の台車がはいらないように制御される。ま
た,LIMユニット13は,台車を駆動するに適切なピ
ッチでレ−ル1Aに沿って配設される。図4にはLIM
ユニット1個に対してセンサユニット1個の場合を記し
ている。
【0004】次に上述した搬送路とセンサの関係を図5
によって説明する。図5において1は搬送路の断面を示
していて,1Aは搬送路1のレ−ルで2はLIMの1次
側,3Aは台車(図3に示した3)の車体の一部であ
る。また,4はLIMの2次側導体,5Aはセンサユニ
ット,5Bはセンサ対象機能であって,センサとセンサ
対象機能とは,センサによって所望されるデ−タが得ら
れるように対応させて設定される。図5においては,L
IMの2次側導体4とセンサ対象機能5Bを台車3の車
体3Aに装着する機構および台車3をレ−ル1Aに保持
するフリ−ロ−ラ等の図示は省略している。
【0005】上述したセンサ対象機能例の概要表面図を
図6に示している。図6において,3Bは台車3におけ
る走行機能部を示している。走行機能部3Bはレ−ル1
Aに面して,LIMの2次側導体4とセンサ対象機能5
Bによって構成されている。センサ対象機能5BはN磁
極5NおよびS磁極5Sを表面に向けて所定ピッチで交
互に配列した磁極列により構成したプレ−トである(以
下センサ対象機能をセンサプレ−トと記す)。センサプ
レ−ト5Bの端部における磁極の幅は半分にしている。
図6には,前述したセンサユニット(図3ないし図5に
示した5A)に備えられている2個のセンサ5a,5b
を示している。2個のセンサ5a,5bは磁極を配列し
たセンサプレ−トに対応した機能と性能を備えていて,
例えばホ−ル素子によって構成されている磁気センサで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述したよ
うなリニアモ−タ式搬送装置の台車制御手段によると,
図3に示すように搬送路が垂直の場合は台車を駆動する
LIM1次側は密接して配設する必要がある。LIM1
次側を密接して配設すると必然的にセンサユニット(以
下センサと記す)の配設も密接される。従って,同一の
台車を隣接したセンサが同時に検出して上位の管理・制
御装置である,例えばロ−カルコント−ラに台車の2個
のセンサが存在信号を伝送すると,この二つの信号を受
信したロ−カルコントロ−ラは台車が近接して2台存在
すると判定し,このロ−カルコントロ−ラに予め設定さ
れている処理動作を実行する。従って,例えば,1台し
か存在を許可しないゾ−ンに2台または2台以上の台車
が存在すると判定して警報動作を行うと,以降の円滑な
搬送動作の実行を妨げることになる。本発明は従来のも
のの上記課題(問題点)を解決し,隣接する複数個のセ
ンサが同一の台車を検出しても,上位の管理・制御装置
である,例えばロ−カルコント−ラが誤った判定処理を
行うことがない正確に台車を検知し,安定に制御できる
リニアモ−タ式搬送装置による台車の走行制御方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明に基づくリニアモ−タ式搬送装置による台車
の走行制御方法においては,所定のセンサによる検出信
号によって,このセンサの所定方向に隣接するセンサの
検出信号を上位管理・制御装置に伝送することを禁止す
るようにした。このセンサによる検出信号によって,こ
のセンサの所定方向に隣接する検出信号を上位管理・制
御装置に伝送することを禁止するには,検出した台車の
進行方向に隣接するセンサの検出信号を上位管理・制御
装置に伝送することを禁止することが望ましい。
【0008】
【作用】本発明は,上述のように構成したので,2個の
センサが同時に検出信号を得ても,上位の管理・制御装
置には一方の信号しか伝送されない。従って,上位の管
理・制御装置が誤った管理・制御操作を実行しない。検
出した台車の進行方向に隣接するセンサの検出信号を上
位管理・制御装置に伝送することを禁止するようにする
と,上記機能が的確に実行される。
【0009】
【実施例】本発明に基づくリニアモ−タ式搬送装置の台
車制御方法の実施例を図1によって説明する。 実施例1:図1は図5ないし図7によって示したリニア
モ−タ式搬送装置に適用したものであって,図5ないし
図7と同一の要素装置は同一の符号を使用している。図
1において,1Aは搬送路のレ−ル,3は台車である。
矢印は台車の進行方向を示している。図1における台車
3に装着したセンサプレ−ト(図示せず)は地上の所定
位置に配設したセンサ5AXによって検出されている。
図1において,5AX,5AY,5AZはそれぞれ搬送
路に沿って隣接し配設されるセンサを示していて,LI
M1次側(図3に示した2)を含むLIMユニット(図
4に示した13)およびLIMドライバ(図4に示した
12)の図示は省略している。11は各センサ5AX,
5AY,5AZ等を備えたゾ−ンを総括する上位管理・
制御装置であるロ−カルコントロ−ラである。搬送路
上,X番目のセンサ5AXからはロ−カルコントロ−ラ
11に,台車に装着したセンサプレ−ト(図4ないし図
6に示した5B)を検出した信号を伝送する信号線5A
Xsを接続し,隣接するセンサ5AYとの間でセンサプ
レ−ト(図4ないし図6に示した5B)を検出した信号
を相互に伝送する信号線5AXYを接続している。搬送
路上,Y番目のセンサ5AYからはロ−カルコントロ−
ラ11に,センサプレ−ト(図4ないし図6に示した5
B)を検出した信号を伝送する信号線5AYsを接続
し,隣接するセンサ5AZとの間にはセンサプレ−ト
(図4ないし図6に示した5B)を検出した信号を相互
に伝送する信号線5AYZを接続している。また,上記
と同様に搬送路上,Z番目のセンサ5AZからはロ−カ
ルコントロ−ラ11に,センサプレ−ト(図4ないし図
6に示した5B)を検出した信号を伝送する信号線5A
Zsを接続し,隣接するセンサ(図示せず)との間には
センサプレ−ト(図4ないし図6に示した5B)を検出
した信号を相互に伝送する信号線5AZLを接続してい
る。X番目のセンサ5AXは上述と同様に隣接するセン
サ(図示せず)との間にセンサプレ−ト(図4ないし図
6に示した5B)を検出した信号を相互に伝送する信号
線5ALXを接続している。ロ−カルコントロ−ラ11
はさらに上位の管理・制御装置であるホストコントロ−
ラ(図3に示す10)との間に信号伝送線10aを接続
している。図1において3′,3″はそれぞれ台車3が
矢印方向に移動した状態を示している。
【0010】上述の構成において,台車3の走行に伴っ
て,台車3に装着したセンサプレ−ト(図示せず)を搬
送路のレ−ル1Aに沿って地上の所定位置に配設したX
番目のセンサ5AXが検出すると,X番目のセンサ5A
Xからは信号線5AXsによって台車3の到達をロ−カ
ルコントロ−ラ11に伝送し,ロ−カルコントロ−ラ1
1は予め設定された条件に従って,例えば,LIMドラ
イブ12に指令信号を出力し,また,ホストコントロ−
ラ10に報告信号を送出する。また,X番目のセンサ5
AXの検出信号によってセンサ5AXと組をなしている
LIMユニット(図4に示す14)を機能させてLIM
の1次側(図4に示す2)にLIMドライバ(図4に示
す12)から送られる所定の交流電力を供給する。X番
目のセンサ5AXはまた,進行方向に隣接するY番目の
センサ5AYに台車3の検出信号を伝送し,Y番目のセ
ンサ5AYが台車3のセンサプレ−ト(図示せず)を検
出してもロ−カルコントロ−ラ11にY番目のセンサ5
AYからその検出信号を伝送するのを禁止する。台車3
がさらに進行して3′位置まで到達しY番目のセンサ5
AYが台車3のセンサプレ−ト(図示せず)を検出する
と,Y番目のセンサ5AYの検出信号によってセンサ5
AYと組をなしているLIMユニット(図4に示す1
4)を機能させてLIMの1次側(図4に示す2)にL
IMドライバ(図4に示す12)から送られる所定の交
流電力を供給するとともに,センサ5AYはまた,進行
方向に隣接するZ番目のセンサ5AZに台車3の検出信
号を伝送するが,前述したようにセンサX番目のセンサ
5AXから信号線5AXYを伝送されてきた信号によっ
てロ−カルコントロ−ラ11に台車3の検出信号を伝送
するのを禁止する。台車3がさらに進行して3″位置ま
で到達するとX番目のセンサ5AXは台車3のセンサプ
レ−ト(図示せず)を検出しなくなる。従って,Y番目
のセンサ5AYは禁止されていた台車3の検出信号をロ
−カルコントロ−ラ11に伝送するのが解除されるの
で,Y番目のセンサ5AYによる台車3の検出信号がロ
−カルコントロ−ラ11に伝送されて所定の処理が実行
される。以降台車3の進行に従って,上述と同様の動作
が進行方向に隣接したセンサに順次伝達され実行され
る。
【0011】実施例2:実施例1は台車の進行方向のセ
ンサに台車検出信号を伝送してロ−カルコントロ−ラへ
の台車検出信号の伝送を禁止したが,台車の通過してき
たセンサのロ−カルコントロ−ラへの台車検出信号の伝
送を禁止する。即ち,例えば,台車3の走行に伴って台
車3に装着したセンサプレ−ト(図示せず)を搬送路の
レ−ル1Aに沿って地上の所定位置に配設したX番目の
センサ5AXが検出すると,X番目のセンサ5AXから
は信号線5AYsによって台車3の到達をロ−カルコン
トロ−ラ11に伝送し,ロ−カルコントロ−ラ11は予
め設定された条件に従って,例えば,LIMドライバ1
2に指令信号を出力し,ホストコントロ−ラ10に報告
信号を送出する。また,X番目のセンサ5AXの検出信
号によってセンサ5AXと組をなしているLIMユニッ
ト(図4に示す14)を機能させてLIMの1次側(図
4に示す2)にLIMドライバ(図4に示す12)から
送られる所定の交流電力を供給する。X番目のセンサ5
AXからは,また,進行方向反対側に隣接するセンサ
(図示せず)に信号線5ALXによって検出信号を伝送
し,隣接センサ(図示せず)がロ−カルコントロ−ラ1
1に台車3の検出信号を伝送するのを停止させる。従っ
て,X番目のセンサ5AXに対して進行方向反対側に隣
接するセンサ(図示せず)が台車3の装着したセンサプ
レ−ト(図示せず)を検知していてロ−カルコントロ−
ラ11に台車3の検出信号を伝送していた場合は,その
センサからロ−カルコントロ−ラ11に伝送していた台
車3の検出信号伝送が停止される。台車3がさらに進行
して3′位置まで到達し,Y番目のセンサ5AYが台車
3のセンサプレ−ト(図示せず)を検出すると,センサ
5AYの検出信号によってセンサ5AYと組をなしてい
るLIMユニット(図4に示す14)を機能させてLI
Mの1次側(図4に示す2)にLIMドライバから送ら
れる所定の交流電力を供給し,台車3の到達をロ−カル
コントロ−ラ11に伝送するとともに,センサ5AYは
また,進行方向反対側に隣接するセンサ5AXに信号線
5AXYを経由して台車3の検出信号を伝送する。従っ
て,X番目のセンサ5AXから信号線5AYsに送出し
ていた台車3の検出信号は停止される。以降台車3の進
行に従って,上述と同様の動作が進行方向反対側に隣接
したセンサに順次伝達される。
【0012】実施例3:実施例3を図2によって説明す
る。図1および図5ないし図7と同一の要素装置は同一
の符号を使用している。図2は,図1に対して,各セン
サ間に台車3の到達信号を伝送する5ALX,5AX
Y,5AYZ,5AZL等の信号線を削除している。従
って,隣接するセンサの台車検出信号を上位の管理・制
御装置であるロ−カルコントロ−ラ11に伝送するのを
禁止するには,それぞれ,信号線5AXs,5AYs,
5AZs等によってロ−カルコントロ−ラ11に伝送す
る検出信号によって,ロ−カルコントロ−ラ11内部に
おいて,進行方向の隣接するセンサからの台車到達信号
を受信するのを禁止するようにしている。
【0013】実施例4:実施例4は図2において,実施
例3が台車到達信号を受信したロ−カルコントロ−ラ1
1が進行方向の隣接するセンサからの台車到達信号を受
信するのを禁止するようにしているのに対して,実施例
2と同様,台車到達信号を受信したロ−カルコントロ−
ラ11の通過側に隣接するセンサからの台車到達信号を
受信するのを禁止するようにしている。
【0014】上述の説明は本発明の技術思想を実現する
ための基本手法と構成を示したものであって,種々応用
改変することができる。例えば,LIMユニットやセン
サユニットが近接配置される垂直搬送路等においては,
一般に一つの垂直搬送路部は一つのゾ−ンに属するの
で,各実施例の説明においては,上位管理・制御装置と
して,同一のロ−カルコントロ−ラであるように説明し
たが,隣接する別のゾ−ンで別個のロ−カルコントロ−
ラに所属していても,それぞれのゾ−ンに属するロ−カ
ルコントロ−ラ相互間に所定の信号伝送ル−ルを設ける
ことによって同様に実行できる。また,図3に示した以
外の階層構造であっても上述と同様の技術思想に従って
同様に構成できる。即ち,各センサによる検知信号を伝
送する上位管理・制御装置がロ−カルコント−ラでない
場合も,また,ゾ−ンと管理・制御装置の構成が異なる
場合においても,それぞれ上位管理・制御装置への信号
伝送を禁止,あるいは許可できるようにすれば良い。ま
た,上述した実施例におけるセンサとセンサ対象機能
は,センサが磁気式センサ(例えばホ−ル素子)で,セ
ンサ対象機能がNとSの磁極を連続して配列させたセン
サプレ−トであっても,センサが光学式センサで,セン
サ対象機能が連続する縦縞を描いたセンサプレ−トであ
っても,その他の種類のセンサとセンサ対象機能との組
み合わせであっても同様に適用できることは当然であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので2
個またはそれ以上のセンサが同時に検出信号を得ても,
上位の管理・制御装置には両者の信号が同時には伝送さ
れない。従って,上位の管理・制御装置が誤った管理・
制御操作を実行しないという優れた効果を有する。検出
した台車の進行方向に隣接するセンサのセンサプレ−ト
検出信号を上位制御装置に伝送することを禁止するよう
にすると,上記機能が的確に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくリニアモ−タ式搬送装置による
台車の走行制御方法の実施例1及び実施例2の機能を説
明する概要構成ブロック図である。
【図2】本発明に基づくリニアモ−タ式搬送装置の台車
制御方法の実施例3及び実施例4の機能を説明する概要
構成ブロック例図である。
【図3】本発明を適用するリニアモ−タ式搬送装置の構
成を示す概要説明図である。
【図4】本発明を適用するリニアモ−タ式搬送装置の制
御システムの構成を示す概要ブロック図である。
【図5】本発明を適用するリニアモ−タ式搬送装置の台
車検出装置の構成を説明する概要断面図である。
【図6】本発明を適用するリニアモ−タ式搬送装置の台
車に装着されるセンサ対象機能(センサプレ−ト)を説
明する概要平面図である。
【符号の説明】
1A:レ−ル 3,3′,3″:台車 5AX,5AY,5AZ:センサ(センサユニット) 5ALX,5AXY,5AYZ,5AZL:センサ(セ
ンサユニット)間の信号線 5AXs,5AYs,5AZs:センサ(センサユニッ
ト)と上位管理・制御装置(ロ−カルコントロ−ラ)間
の信号線 11:センサ(センサユニット)の上位管理・制御装置
(ロ−カルコントロ−ラ)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモ−タによって駆動される台車に
    所定機能のセンサ対象機能を装着し,上記センサ対象機
    能面に対向して該センサ対象機能を検出するセンサを各
    リニアモ−タ1次側に対応させて地上所定位置に配設
    し,上記センサ対象機能を検出する各センサの出力によ
    って台車を検知し,該センサに対応するリニアモ−タ1
    次側を制御するリニアモ−タ式搬送装置による台車の走
    行制御方法において,所定の上記センサによる検出信号
    によって該センサの所定方向に隣接するセンサによる検
    出信号を上位管理・制御装置に伝送することを禁止する
    ようにしたことを特徴とするリニアモ−タ式搬送装置に
    よる台車の走行制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の所定のセンサによる検出
    信号によって,該センサの所定方向に隣接するセンサに
    よるセンサ対象機能検出信号を上位管理・制御装置に伝
    送することを禁止するようにするには,該台車の進行方
    向に隣接するセンサの検出信号を上位管理・制御装置に
    伝送することを禁止するようにしたリニアモ−タ式搬送
    装置による台車の走行制御方法。
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