JP2979766B2 - 熱線式流量計の制御回路 - Google Patents

熱線式流量計の制御回路

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JP2979766B2 JP3226920A JP22692091A JP2979766B2 JP 2979766 B2 JP2979766 B2 JP 2979766B2 JP 3226920 A JP3226920 A JP 3226920A JP 22692091 A JP22692091 A JP 22692091A JP 2979766 B2 JP2979766 B2 JP 2979766B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱線式流量計の制御回
路に関し、特にその回路の小型化を可能にし、かつ確実
な検査を可能にした熱線式流量計の制御回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱線式流量計として、特開昭60
−86420号公報に開示されるものが知られている。
このような従来の熱線式流量計は、流体流路中に感温抵
抗体を設置し、この感温抵抗体の温度を一定にするよう
に感温抵抗体の発熱量を調節することで、その感温抵抗
体への通電量から流体流路中の流量を計測していた。そ
して、その通電量の調節には上記公報に開示されるよう
にトランジスタが広く用いられていた。さらに、このよ
うな従来技術では、パワー素子であるトランジスタと、
制御回路を搭載するハイブリッド回路基板とを別々に実
装することが一般的であった。
【0003】図6は従来の制御回路の実装状態を示す平
面図であり、図7は図6のC−C断面図である。この従
来技術では、チップ型トランジスタ61は、ヒートシン
ク62と絶縁基板63とを介して金属容器64に搭載さ
れている。さらにこの金属容器64には制御回路が搭載
されたハイブリッド回路基板65が搭載され、トランジ
スタ61とハイブリッド回路基板65との間はボンディ
ングワイヤ66、67、68により接続されている。な
お、ハイブリッド回路基板65上の回路は、端子電極6
9を介して外部の感温抵抗体と接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術による
と、ハイブリッド回路基板とトランジスタとを同一容器
内に収容して、この容器を吸気通路に直接取り付けるこ
とが可能であった。
【0005】しかし、上記のような従来技術ではハイブ
リッド回路基板とトランジスタとが別々に搭載されるた
め、実装状態での回路の面積が大きくなるという問題点
がある。そこで、ハイブリッド回路基板上にトランジス
タを直接搭載し、ハイブリッド回路基板とトランジスタ
とをボンディングワイヤで接続することが考えられる
が、ワイヤボンディング工程でトランジスタ素子が劣化
することがあるため、ワイヤボンディング工程後にトラ
ンジスタのコレクタ−エミッタ間の漏れ電流検査をする
必要が生じる。ところが、従来の回路では、トランジス
タのコレクタから、制御回路を経由してトランジスタの
エミッタに流れる漏れ電流があるため、正確な検査がで
きなくなるという問題点があった。
【0006】本発明は上記のごとき問題点に鑑み、回路
の実装面積を従来よりさらに小型化するとともに、トラ
ンジスタの検査を確実にできるようにして、制御回路の
信頼性を高めることを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、流体流路中に設置される感温抵抗体と、
前記感温抵抗体と直列に設けられ、前記感温抵抗体に供
給される電力を調節するトランジスタと、前記感温抵抗
体を所定温度にするように前記感温抵抗体への印加電力
を調節する調節信号を出力する制御回路とを備える熱線
式流量計の制御回路において、前記制御回路が形成され
るとともに、前記トランジスタが搭載されるハイブリッ
ド回路基板と、前記ハイブリッド回路基板に搭載され、
電源から前記トランジスタのコレクタに向けて順方向に
接続されたダイオードと、前記ハイブリッド回路基板上
の配線パターンと前記トランジスタとを接続するボンデ
ィングワイヤとを備え、前記制御回路が、前記ボンディ
ングワイヤによる配線後に前記トランジスタのコレクタ
−エミッタ間の漏れ電流を検査するための配線パターン
を有するという技術的手段を採用する。
【0008】
【作用】上記本発明の構成による作用を説明する。本発
明の構成では、感温抵抗体に通電するトランジスタのコ
レクタには、ダイオードが順方向に接続される。しか
も、トランジスタとダイオードとは、制御回路を搭載す
るハイブリッド回路基板に搭載され、トランジスタとハ
イブリッド回路基板の配線パターンとはボンディングワ
イヤにより接続される。
【0009】従って、ハイブリッド回路基板にトランジ
スタとダイオードとを搭載し、ワイヤボンディングした
後は、トランジスタのコレクタから制御回路へ流れる電
流はダイオードによって阻止されるため、ワイヤボンデ
ィング後にトランジスタのコレクタ−エミッタ間の漏れ
電流を、制御回路に影響されることなく正確に検査する
ことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明を適用した実施例を説明する。な
お、この明細書の中では、差動増幅回路とその出力回路
とを含む回路を演算増幅器あるいはオペアンプと称する
ものとする。
【0011】図1および図2は第1実施例の回路図であ
り、図1の左端A−A線から図2の右端A−A線に連な
る一連の回路図を示している。この第1実施例は、内燃
機関の吸気通路に設けられたバイパス通路に感温抵抗体
を設け、内燃機関の吸入空気量を測定するものである。
【0012】図1,図2において、1は車載バッテリ、
2はノイズ除去用コンデンサ、3は抵抗器である。4は
バッテリの端子が逆接続された時等に装置の電源ライン
がグランドに対し負電圧となった場合に後述する感温抵
抗体7の焼損を保護するための保護ダイオードである。
【0013】5は2段のパワートランジスタであり、エ
ミッタフォロク回路を構成している。6はパワートラン
ジスタ5のベースに設けられた抵抗器である。7,8は
感温抵抗体であり、空気の流路に配置される。また、感
温抵抗体7,8はセラミック等の絶縁体ボビンに白金線
を巻回した同一のものが用いられほぼ同一抵抗値であ
り、また熱容量,形状等はほぼ同じである。第1の固定
抵抗器9は、第1の感温抵抗体7に流れる電流を電圧に
変換して検出する。抵抗器10,11は第1の感温抵抗
体7の両端電圧を分圧するための分圧回路を構成する。
12は抵抗器13,14はノイズ除去用コンデンサ、1
5,16は抵抗器である。17は第2の固定抵抗器、1
8は第3の固定抵抗器である。19,20はノイズ除去
用コンデンサ、21は回路保護用抵抗器、22,23は
抵抗器、24,25は後述する基準電圧源104の出力
電圧Vrefを分圧するための分圧抵抗器である。
【0014】100はモノリシックIC化された範囲を
示し、101,102,103はバッテリー電圧の過電
圧に対してモノシリックIC100を保護するためのツ
ェナーダイオードである。104は基準電圧源であり、
バンドギャップ型基準電圧源回路である。105は演算
増幅器(以下オペアンプと称する)、106はトランジ
スタ、107〜110はダイオード、111,112は
抵抗器、113はダイオードであり、105〜113の
素子で、基準電圧源104の出力電圧Vrefを基準と
して定電圧電源回路を構成している。
【0015】200はオペアンプの範囲を示す。オペア
ンプ200は、抵抗器201,202,一対のPNPト
ランジスタ203,204、一対のNPNトランジスタ
205,206、定電流源207、一対のPNPトラン
ジスタ208,209、一対の定電流源210,21
1、電流源212、一対のトランジスタ213,21
4、位相補償用コンデンサ215、抵抗器216,21
7,218定電流源217,218、電圧反転増幅用の
NPNトランジスタ219、抵抗器220,221およ
びNPNトランジスタ222,223を備える。オペア
ンプ200は、オペアンブ200の出力端子であるトラ
ンジスタ223のエミッタを、抵抗201を介してトラ
ンジスタ203のベースに接続しており、ボルテージホ
ロワ回路となっている。また、前記電流源207,21
0,211,212,217,218は電源電圧(V
B)の変化に依存しない一定電流を供給し、PNPトラ
ンジスタを用いたカレントミラー回路で構成している。
【0016】300はオペアンプの範囲を示す。オペア
ンプ300は抵抗器301,302、一対のPNPトラ
ンジスタ303,304、抵抗器305,306、定電
流源307、一対のNPNトランジスタ308,30
9、一対のPNPトランジスタ310,311、一対の
定電流源312,313、定電流源314、一対のトラ
ンジスタ315,316、位相補償用のコンデンサ31
7、抵抗器318、定電流源319,320、電圧反転
増幅用のNPNトランジスタ321、PNPトランジス
タ322〜326、および定電流源327〜331を備
える。そして、抵抗器305と抵抗器306は基準電圧
源104の基準電圧Vrefを分圧し、トランジスタ3
08のエミッタに抵抗器305が設けられることで、オ
ペアンプ300にオフセット電圧を作用させている。前
記電流源312,313,314,319,320は電
源電圧(VB)の変化に依存しない一定電流を供給し、
具体的には、PNPトランジスタを用いたカレントミラ
ー回路で構成している。
【0017】400,500はオペアンプである。図1
に図示される回路のうち、オペアンプ200,300と
5〜19の素子で構成される回路がブリッジ回路及びそ
の制御回路である。そして、オペアンプ400,500
と20〜25の素子で構成される回路が、ブリッジ回路
から流量と相関を持った電圧として検出される電圧VM
を増幅し出力するための出力回路である。
【0018】次に上記の構成による回路各部の作動を説
明する。装置1にバッテリ1から電源が供給されると、
基準電圧源104は基準電圧Vrefを出力する。この
基準電圧はバンドギャップ型の回路で作られ、約1.2
Vの温度特性に優れた高精度な基準電圧である。このV
ref電圧を基準として、105〜113で構成される
定電圧電源回路で定電圧VCCを作り他の回路の電源と
して供給している。この定電圧回路において、VCCは
下記数式1で与えられる。
【0019】
【数1】
【0020】なお、この数式1において、R111,R
112は各々抵抗器111,112の抵抗値を示し、V
Fは直列接続されたダイオード107〜110,113
の順方向電圧降下を示す。
【0021】この順方向電圧降下VFは−2mV/℃程
度の温度依存があり、従って、上式からわかるようにV
CCには温度依存性が与えられている。次にブリッジ回
路の作動を説明する。
【0022】まず、装置に電源が供給されたときのブリ
ッジ回路の起動について説明する。装置に電源が供給さ
れると、定電圧Vccが供給される。この実施例では、
パワートランジスタ5を駆動するオペアンプ300の出
力部にトランジスタ322〜326によって構成される
エミッタホロワ回路を設け、トランジスタ321のコレ
クタの電圧よりトランジスタ326のエミッタの電圧を
高めている。このため、トランジスタ326のエミッタ
端子の電圧は、オペアンプ300の入力トランジスタ3
03、304のベースに加わる電圧に関係なく所定範囲
の電圧となる。このため、装置に電源が供給された直後
にも、トランジスタ326のエミッタ端子の電圧は、オ
ペアンプ300の入力に関係なく所定範囲の電圧とな
る。
【0023】このトランジスタ326のエミッタ端子の
電圧VEの最小値VE(MIN)と最大値VE(MA
X)とは、トランジスタ322〜326の各々のエミッ
タ−ベース間の順方向電圧降下をVBE1とすると、下
記の数式2、数式3で表される。
【0024】
【数2】VE(MIN)≒5×VBE1
【0025】
【数3】VE(MAX)≒5×VBE1+Vcc上記の
ようにしてトランジスタ326のエミッタ端子に電圧が
発生すると、エミッタホロワ回路を構成するトランジス
タ5が導通し、トランジスタ5のエミッタ電圧がオペア
ンプ300の入力に関係なく所定範囲の電圧となる。
【0026】このトランジスタ5のエミッタ電圧VBR
の最小値VBR(MIN)と最大値VBR(MAX)と
は、下記の数式4、数式5で表される。
【0027】
【数4】 VBR(MIN)=5×VBE1−2×VBE2
【0028】
【数5】 VBR(MAX)=5×VBE1+VCC−2×VBE2 なお、この数式4では、2段のダーリントン接続からな
るトランジスタ5の各トランジスタのベース−エミッタ
間の順方向電圧降下をVBE2として、トランジスタ5
のベース−エミッタ間の順方向電圧降下を2×VBE2
としてある。
【0029】ここで、常温におけるVBE1とVBE2
とをほぼ0.7(V)とすると、VBRは2.1〜VC
C+2.1(V)の範囲の電圧となる。以上の作動によ
り、オペアンプ300の入力状態に関係なく所定範囲の
電圧が感温抵抗体7、8を含むブリッジ回路に印加さ
れ、オペアンプ300の入力となる電圧VMとVKとが
発生する。この時は電源の供給直後であるため、第1の
感温抵抗体7はまだ発熱していないから、VM>VKと
なる。このため、オペアンプ300の出力(トランジス
タ326のエミッタ電圧)はVCC+5×VBE1とな
り、トランジスタ5のエミッタ電圧は5×VBE1+V
CC−2×VBE2の最大電圧となる。この結果、感温
抵抗体7には最大の電流が通電され、感温抵抗体7が発
熱して抵抗値が上昇し、電圧VMが低下する。そして、
VM=VKとなるようにオペアンプ300がトランジス
タ5を制御する。
【0030】以上に説明したように、この実施例ではト
ランジスタ5のエミッタ端子の電圧がとりうる最大値が
制限されているから、バッテリの電源電圧VBが変動し
てもエミッタ端子の電圧VBRが過度に上昇することが
ない。例えば、バッテリの電圧が通常使用時の電圧より
はるかに高い電圧となったり、何らかの外乱ノイズによ
ってVM、VKが異常値をとるようなことがあっても、
電圧VBRが過度に上昇することがなく、感温抵抗体が
保護される。
【0031】また、トランジスタのベース−エミッタ間
の順方向電圧降下VBEは公知のように−2(mV/°
C)程度の温度特性を有している。このため、電圧VB
Rは、上記の数式4、数式5に示したように、およそ3
×VBEの温度特性を有している。そこでこの実施例で
は、定電圧電源回路にダイオード107〜110、11
3を使用することで、電圧VCCに+6(mV/°C)
程度の温度特性を与え、上記の3×VBEの温度特性に
よる電圧VBRの最大値の変化をキャンセルしている。
これにより、電圧VBRの最大値を温度、および電源電
圧VBに関係なくほぼ一定に維持することができる。
【0032】なお、電圧VBRの最大値は、検出対象の
最大流量時に必要な電圧よりいくらか高く、かつ、感温
抵抗体等のブリッジ回路を保護する程度の値に設定され
る。次にブリッジ回路起動後の作動について説明する。
ブリッジ回路を構成する主要な部品は、オペアンプ20
0,300,トランジスタ5,感温抵抗器7,8,固定
抵抗器9〜11,17,18である。以下、第1の感温
抵抗体7の抵抗値をRH、第2の感温抵抗体8の抵抗値
をRK、第1の固定抵抗器9の抵抗値をR9、第1の固
定抵抗器17の抵抗値をR17、第3の固定抵抗器18
の抵抗値をR18、固定抵抗器10,11の抵抗値をR
10,R11として表わす。また、図中のVBR,V
M,VKはその記号の付してある部分の電圧を表わすも
のである。
【0033】上記の起動時の作動によりブリッジ回路に
通電されると、オペアンプ200,300の入力電圧が
発生し、オペアンプ300の入力電圧には下記数式6の
条件が成立する。
【0034】
【数6】VM+VOS3=VK 一方、オペアンプ200の入力電圧には、下記数式7の
条件が成立する。
【0035】
【数7】
【0036】上記数式6に数式7を代入すると下記数式
8が導かれ、さらに下記数式9で表わされる電圧VBR
を代入して整理すると下記数式10が導かれる。この数
式10が、ブリッジ回路の平衡条件式である。なお、R
H≪R10+R11とする。
【0037】
【数8】
【0038】
【数9】
【0039】
【数10】
【0040】上式においてVOS3はオペアンプ300
のオフセット電圧である。この電圧VOS3は基準電圧
源104の出力である電圧Vrefを抵抗306,30
5からなる分圧回路で分圧したオフセット電圧ΔVとオ
ペアンプ300の内部回路で前記ΔV以外に発生する内
部オフセット電圧(VOS3Dとする)とで決まり下記
の数式11で表わされる。
【0041】
【数11】VOS3=ΔV+VOS3D 電圧VOS3Dは主にトランジスタ303と304,3
08と309,310と311のそれぞれのペア性の不
整合及び電流源312と313の不整合によって生じる
内部オフセット電圧である。電圧VOS2はオペアンプ
200の内部オフセット電圧であり、オペアンプ300
の内部オフセット電圧VOS3Dと同じ理由により生ず
る。
【0042】なお、以下の説明では作動説明を簡単にす
るために、VOS2,VOS3を0(V)として説明す
る。前述の数式10においてVOS2,VOS3を0
(V)として式を整理すると、ブリッジ平衡条件式は下
記数式12となる。
【0043】
【数12】
【0044】上式の右辺は空気流路に設置される第2の
感温抵抗体8の抵抗値RKと固定抵抗器の抵抗値R1
7,R18,R10,R11で決まる。ここで空気流路
に設置される感温抵抗体7,8はほぼ同一抵抗でかつ、
同一熱容量を持つ感温抵抗体であるが、第2の感温抵抗
体8は自己発熱しないようそこに加わる電圧が調節され
ている。この実施例では、抵抗10,11の分圧回路と
オペアンプ200によって、第2の感温抵抗体8の両端
に加わる電圧は、第1の感温抵抗体7の両端に加わる電
圧(VBR−VM)の1/10〜1/20程度となるよ
う設定している。従って、上記数式12の右辺は、第2
の感温抵抗体8の温度が空気流路を流れる空気温度にほ
ぼ等しくなることから、この空気温度によって決まる値
となる。
【0045】一方、数式12の左辺のRH/R9は、R
9が第1の固定抵抗であるから、第1の感温抵抗体7の
抵抗値RHによって決まる値となる。第1の感温抵抗体
7は空気流路に設置されており、そこに流れる電流をI
とすると、I2 RHの電力を消費し、発熱する。この発
熱電力I2 RHは空気流路を流れる空気に放熱されるの
で、この流路を流れる空気流量が多いか、少ないかによ
って空気に奪われる熱量が変わってくる。このため、空
気量に応じて温度が変化し、抵抗値RHも変化しようと
するが、第1の感温抵抗7の抵抗値RHが変わらないよ
うオペアンプ300がトランジスタ5からの通電量を制
御する。つまり、空気流量に応じて前記Iを変化させる
ことにより、I2 RHを変化させRHが常に所定抵抗値
になるよう制御される。
【0046】具体的には、回路図中のVBRを変化させ
ることにより、前述のIを変化させる。従って、この電
流Iは空気流量に相関を持った値である。そしてこの実
施例では、第1の固定抵抗9の電圧降下電圧(I×R
9)を検出することにより、空気流量に相関を持った電
圧を検出している。この電圧(VM)を後述する出力回
路にて増幅し、流量信号電圧として図示せぬ燃料噴射量
制御装置に出力する。
【0047】次に、第2の感温抵抗体8の役割について
詳細に説明する。前述のように第2の感温抵抗体8は、
ほぼ自己発熱させない(自己発熱は約1℃以下が望まし
い)ことが前提であり、この感温抵抗体8は空気流路を
流れる空気温度を計測しているものである。感温抵抗体
7,8の抵抗値は3800ppm/℃の温度依存性を有
している。この実施例では、この感温抵抗体8を有する
ことによって、流路を流れる空気温度変化を補償してお
り、流れる空気温度に関係することなく、流量に相関を
持った電圧(VM)を得ている。
【0048】具体的には、第2の感温抵抗体8の温度に
対し、第1の感温度抵抗体7の温度を常に一定温度高く
すれば良い。これは、数式12においてR17,R18
を未知数として、具体的温度の2点について連立方程式
を立て、解くことにより、R17,R18を設定すれば
容易に実現できる。また第1,第2の感温抵抗体の温度
差に空気流路を流れる空気温度に応じて温度依存性を与
えることも前述の抵抗値R17,R18の前提により容
易に温度依存性を与えることもできる。
【0049】次にVOS2,VOS3を含めて回路の作
動を説明する。上記の数式10に示されるブリッジ平衡
条件式を変形して、流量に相関を持った電圧VMを求め
ると、下記数式13となり、上述のVOS3=ΔV+V
OS3Dを代入すると数式14となる。
【0050】
【数13】
【0051】
【数14】
【0052】この数式14をオフセット電圧について整
理すると下記の数式15となる。
【0053】
【数15】
【0054】この数式15の右辺第2頁括弧内の式がこ
の実施例の回路構成における総合オフセット電圧VOS
である。数式15からわかるように、オペアンプ300
の内部オフセット電圧VOS3Dとオペアンプ200の
内部オフセット電圧は相殺するよう作用する。すなわ
ち、VOS3D及びVOS2は0(V)が理想である
が、現実的にはオペアンプ内のペア素子の不整合等によ
り必ずオフセット電圧が生じる。そこでこの実施例で
は、VOS3DとVOS2とを相殺させている。そのた
めにこの実施例ではモノリックIC100内つまり、1
チップ上にオペアンプ200,300を作り、オペアン
プ200,300のチップ上への配置,素子サイズの最
適化等により、VOS2≒VOS3Dとしている。これ
により、総合オフセット電圧VOSを理想のVOS=Δ
Vに近づけることができる。
【0055】また、このようにして作ったオペアンプの
内部オフセットの温度ドリフトもVOS2とVOS3D
でほぼ同じとなる。ここで、数式15の右辺第2頁のR
18/RK+R17+R18は、抵抗器10,11の分
圧比でほぼ決まるが、第2の感温抵抗体8の自己発熱が
ほとんど無視できる程度(自己発熱1℃以下)に抑えら
れると0.7〜0.9の値となる。
【0056】総合オフセット電圧VOSはブリッジ回路
を安定に作動させるために必要であり、正の電圧でなけ
ればならない。すなわちVOSが負の場合はオペアンプ
300の入力と出力の関係でみると正帰還がかかること
になり、不安定になり発振現象が発生する。以上の理由
によりVOSは正の電圧である必要があるが、この正の
VOSの大小によってブリッジ回路の応答性が左右され
る。具体的には空気流路を流れる空気量が急激に変化し
た場合の流量信号である電圧VMの応答が総合オフセッ
ト電圧VOSの値によって変わる。総合オフセット電圧
VOSが大きいとブリッジ回路の負帰還が強くなり応答
性は遅くなる。逆にVOSが小さいほど負帰還は弱くな
り応答性は早くなる。応答性を早くすると過渡時にリン
ギング等が発生し好ましくない。応答性が遅いと過渡時
の流量が計れないので問題となる。そこで総合オフセッ
ト電圧VOSの最適化が必要であり、通常このVOSは
数mVに設定する。以上の理由によりVOSはできる限
りバラツキの少ない所定電圧値であることが望ましい。
この実施例では、数式15に示す総合オフセット電圧の
誤差要素であるオペアンプ200のオフセット電圧VO
S2とオペアンプ300の内部オフセット電圧VOS3
Dが相殺するよう、作用するので総合オフセット電圧V
OSの誤差を最小限に抑えている。
【0057】また、この実施例では、第1の感温度抵抗
体7と抵抗器9,10,11に流す電流をトランジスタ
5を介して電源電圧VBから得ている。これにより、第
1の感温抵抗体7に流す電流を、抵抗器3を通して得る
場合より、最低作動電圧を下げることができる。
【0058】さらにこの実施例では、第2の感温抵抗体
8と抵抗器17,18との直列回路に流す電流もトラン
ジスタ5のエミッタから供給している。すなわち、オペ
アンプ200の出力トランジスタ223のコレクタは、
抵抗器15を介してトランジスタ5のエミッタに接続さ
れ、トランジスタ223のエミッタは第2の感温抵抗体
8に接続されている。
【0059】ここで、第2の感温抵抗体8に供給する電
流は数mA〜数十mAになり、この電流を定電圧源のV
CCから供給しようとすると、抵抗器3を流れる電流が
増加し、この抵抗器3における電圧降下が大きくなっ
て、回路が作動可能な最低作動電圧が高くなってしまう
という問題点が生じる。また、これを回避するために抵
抗器3の抵抗値を小さくすると、過電圧保護用のツェナ
ーダイオード101,102,103の容量を高める必
要が生じ、モノリシックIC100のチップサイズの大
型化,コストアップ等の問題点が生じる。
【0060】しかし、この実施例の上記構成によると、
第2の感温抵抗体8の電流をトランジスタ5を介して電
源電圧VBから得ているため、上述のごとき問題点を生
じることがない。
【0061】なお、抵抗器15はトランジスタ223の
消費電力を低減するための抵抗であり、これを取り除い
て回路を構成してもよい。前述の作動説明でわかるよう
に、第1の感温抵抗体7の消費電力は、抵抗器9〜1
8,オペアンプ200,300,トランジスタ5等によ
り構成される制御回路により、帰還制御される。この帰
還制御ループ内には以下に述べる電圧増幅回路が介在し
ている。
【0062】オペアンプ200内にはトランジスタ20
5,206,208,209で構成される差動増幅回路
があり、これは、トランジスタ203と204のそれぞ
れのベース端子電圧の差電圧を電圧増幅しており、トラ
ンジスタ209のコレクタ端子に増幅後の電圧が出力さ
れ通常60(dB)程度の増幅度を有している。また、
トランジスタ221では電圧反転増幅を行っている。こ
のトランジスタ2211個で通常60(dB)前後の電
圧増幅度を有している。これらの2つの増幅回路の電源
は定電圧電源の定電圧VCCから電流源210〜21
1,217を介して供給されている。オペアンプ200
内のその他のトランジスタ203,204,213,2
14,222,223はすべてエミッタフォロワ回路を
構成しており、電圧増幅作用はない(電圧増幅度は1
倍)。
【0063】次にオペアンプ300はオペアンプ200
と同様にトランジスタ308,309,310,311
で差動増幅回路を構成する。また、トランジスタ321
で電圧反転増幅回路を構成する。それらの電源は電流源
312〜314,320を介して定電圧電源の定電圧V
CCから供給されている。その他のトランジスタ30
3,304,315,316,322〜326はエミッ
タホロワ回路を構成しており、電圧増幅作用はない。
【0064】またパワートランジスタ5はエミッタホロ
ワ回路を構成しており、電圧増幅作用はない。従って帰
還ループ内に介在する電圧増幅回路の電源はすべて定電
圧電源の定電圧VCCより供給しているので装置の電源
の電圧VBが変動しても定電圧VCCに応じて制御され
る電圧VBRが変動することはない。
【0065】次にバッテリー1の電圧が低下した場合に
ついて説明する。つまり流量計測するために必要なVB
R電圧に対しバッテリー1の電圧VBは最低何(V)必
要かについて述べる。
【0066】抵抗器3における電圧降下電圧をV1,
抗器6における電圧降下電圧をV2 , ダーリントン型パ
ワートランジスタ5の後段トランジスタのベース,エミ
ッタ間の順方向電圧降下電圧をVBE1,前段トランジ
スタのベースエミッタ間の順方向電圧降下電圧をVBE
2,電流源331の電圧降下電圧の最小値をVCE(M
IN)とすると流量計測に必要な最低電圧値は下記の数
式16で表わされる。
【0067】
【数16】 VB(MIN)=VBR+VBE2+VBE1+V2
+VCE(MIN)+V1 なお、VCE(MIN)は電流源331の電圧降下の最
小値を示し、トランジスタ5を正常作動させるために必
要なベース電流を供給できる最低の電圧を示す。
【0068】ここで、定電流源の詳細な回路を図3に示
す。図3における327〜331のPNPトランジスタ
は、図1,図2の電流源327〜331の各々に相当す
る。図3の電流源回路は一般的なカレントミラー回路で
あり、基本電流T1 は下記の数式17で決まる。
【0069】
【数17】
【0070】なお、VEB350はトランジスタ350
のエミッタ−ベース間電圧降下電圧、VEB351はト
ランジスタ351のエミッタ−ベース間電圧降下電圧、
R352は抵抗352の抵抗値である。図3において、
電流I1 がトランジスタ350のコレクタ電流として流
れ、トランジスタ327〜331はそれぞれ基本電流I
1 をミラーして出力する。トランジスタ327〜331
の出力する電流値は、バイポーラICの同一チップ上で
回路を構成する場合において、トランジスタ350とト
ランジスタ327〜332に同一素子を用いれば各トラ
ンジスタの出力電流はほぼ基本電流I1 と同一電流とな
る。本実施例における電流源327〜330は同一電流
値の電流源とし、電流源331の電流源はパワートラン
ジスタ5のベース電流を供給するために他の電流源32
7〜330の電流に比べ、数十倍の電流値としている。
これはトランジスタ350の素子面積に対し、トランジ
スタ331の素子面積を大きくするか、あるいはトラン
ジスタ350と同一素子を並列に何個か接続することに
より容易に達成できる。
【0071】次に出力回路について説明する。出力回路
はオペアンプ400,500と抵抗21〜25,コンデ
ンサ20で構成されている。この出力回路はブリッジ回
路から流量に相関を持った電圧信号として電圧VMをオ
ペアンプ500の非反転入力端子に入力し、下記の数式
18で表わされる出力電圧Voutを出力するよう作用
する。なお、抵抗21〜25の抵抗値をR21〜R25
として表わし、電圧VRは下記の数式19で表わされ
る。
【0072】
【数18】
【0073】
【数19】
【0074】上記の数式18に示されるように、出力回
路は、電圧増幅作用を有する。また、数式18のVR及
びR22/R23を調整することにより、個々の製品に
固有のVM特性値の違いを同一特性値に合わせ込むこと
ができる。これにより、出力電圧VoutをA/D変換
するA/D変換器のA/D変換可能範囲にあわせた出力
電圧を出力することができ、A/D変換器のA/D変換
可能範囲をむだなく使って、A/D変換時のビット誤差
を小さくできる。また、出力電圧Voutの信号電圧
と、外部から重畳するノイズ電圧とのS/Nを大きくと
ることができ、ノイズに強くすることができる。
【0075】以上の様にパワートランジスタ5のベース
電流を定電流源331より供給することにより、流量を
計測できるバッテリー電圧VBの最低電圧値は、上記の
数式16で示される電圧になる。ところで、従来の装置
では、パワートランジスタのベース電流は、オペアンプ
の出力トランジスタから与えられるのが通常であった。
従来のオペアンプの出力トランジスタには、ダーリント
ン接続のトランジスタが用いられるのが一般的であっ
た。このため、流量を計測できる最低電圧には、オペア
ンプの出力トランジスタの電圧降下も含む必要があっ
た。下記の数式20は本実施例による最低電圧と、従来
装置の最低電圧との差を示している。この数式20で
は、すべてのトランジスタのベース−エミッタ間電圧降
下を等しくみなして、VBEとしている。
【0076】
【数20】
【0077】次に、この実施例の制御回路の実装構造を
図4、図5により説明する。図4は制御回路とトランジ
スタとダイオードとを搭載するハイブリッド回路基板の
要部を示す平面図であり、図5は図4のB−B断面図で
ある。
【0078】セラミック製のハイブリッド回路基板51
には配線パターン52、53、54、55が形成され、
その上にチップ型のダイオード4とチップ型のトランジ
スタ5とが搭載される。そして、トランジスタ5のコレ
クタと配線パターン54とがはんだにより接続され、ベ
ースと配線パターン52との間はボンディングワイヤ5
6で接続され、エミッタと配線パターン53との間はボ
ンディングワイヤ57で接続される。さらに、配線パタ
ーン55から配線パターン54に向けて、順方向にダイ
オード4が接続されている。なお、トランジスタ5はヒ
ートシンク58の上に載せられている。そして、このハ
イブリッド回路基板51は、図示せぬ金属基板の上に載
せられ、樹脂製容器の中に収容される。
【0079】この実施例では、ハイブリッド回路基板5
1にダイオード4とトランジスタ5とを搭載した後に、
アルミワイヤ56、57の超音波ボンディングを施し、
その後にトランジスタ5のコレクタ−エミッタ間の漏れ
電流を検査する。この検査は配線パターン53と配線パ
ターン54とに検査装置の電極を当てて行われる。この
とき、この実施例によるとダイオード4が設けられてい
るため、配線パターン54から制御回路を通って配線パ
ターン53に達する漏れ電流が阻止される。このため、
配線パターン54からトランジスタ5のコレクタ−エミ
ッタ間を通って配線パターン53に達する漏れ電流が正
確に検出される。
【0080】また、ダイオード4は、バッテリ1の極性
が逆接続された時の保護素子としても機能し、バッテリ
1が逆接続された時のトランジスタ5の破壊、ひいては
感温抵抗体の焼損を防止する。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、熱線
式流量計の制御回路の検査を確実にでき、その制御回路
の実装面積を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例の回路の一部を示
す回路図である。
【図2】本発明を適用した第1実施例の回路の一部を示
す回路図である。
【図3】定電流回路を示す回路図である。
【図4】本発明を適用したハイブリッド回路基板の平面
図である。
【図5】本発明を適用したハイブリッド回路基板の断面
図である。
【図6】従来技術による制御回路の実装状態を示す平面
図である。
【図7】従来技術による制御回路の実装状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 4 ダイオード 5 パワートランジスタ 7 第1の感温抵抗体 8 第2の感温抵抗体 51 ハイブリッド回路基板 100 モノリッシクICの範囲 200 演算増幅器(オペアンプ) 300 オペアンプ 400 オペアンプ 500 オペアンプ 600 差動増幅部 700 反転増幅部 800 出力部 900 出力回路 150 オペアンプ 250 オペアンプ 260 電源スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴 隆央 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−86420(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/68 G01P 5/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流路中に設置される感温抵抗体と、 前記感温抵抗体と直列に設けられ、前記感温抵抗体に供
    給される電力を調節するトランジスタと、 前記感温抵抗体を所定温度にするように前記感温抵抗体
    への印加電力を調節する調節信号を出力する制御回路と
    を備える熱線式流量計の制御回路において、 前記制御回路が形成されるとともに、前記トランジスタ
    が搭載されるハイブリッド回路基板と、 前記ハイブリッド回路基板に搭載され、電源から前記ト
    ランジスタのコレクタに向けて順方向に接続されたダイ
    オードと、 前記ハイブリッド回路基板上の配線パターンと前記トラ
    ンジスタとを接続するボンディングワイヤとを備え、前記制御回路が、 前記ボンディングワイヤによる配線後
    に前記トランジスタのコレクタ−エミッタ間の漏れ電流
    を検査するための配線パターンを有することを特徴とす
    る熱線式流量計の制御回路
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