JPH05312616A - 空気流量測定装置 - Google Patents

空気流量測定装置

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JPH05312616A
JPH05312616A JP4123245A JP12324592A JPH05312616A JP H05312616 A JPH05312616 A JP H05312616A JP 4123245 A JP4123245 A JP 4123245A JP 12324592 A JP12324592 A JP 12324592A JP H05312616 A JPH05312616 A JP H05312616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air flow
voltage
bridge circuit
temperature
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP4123245A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ishikawa
人志 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP4123245A priority Critical patent/JPH05312616A/ja
Publication of JPH05312616A publication Critical patent/JPH05312616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、温度特性誤差の空気流量に対
する依存性を少なくすることにより温度特性誤差の少な
い空気流量測定装置を提供するにある。 【効果】吸入空気中に配置された発熱抵抗体10、及
び、吸入空気温度を検出するための感温抵抗体11と、
複数の抵抗体12,13,14とでブリッジ回路を構成
された空気流量測定装置において、ブリッジ電圧部にツ
エナーダイオード20を接続して、調整回路の基準電圧
27の温度特性に流量依存性を持たせて空気流量測定装
置の温度特性誤差を改善した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の内燃機関に吸
入される空気量を計測する空気流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気流量測定装置は、ブリッジ回
路によって検出された吸入空気量の検出出力と基準電圧
とを比較増幅する調整回路によって所定の空気流量を出
力していた。また、この調整回路の基準電圧として、ツ
エナーダイオードのツエナー電圧により構成していた。
【0003】ツエナーダイオードのツエナー電圧は温度
によってそのツエナー電圧が変化するため空気流量測定
装置の温度補償が可能である。
【0004】これらに関する従来技術は、公開特許公報
の平2−243965 号にも示されている。公開特許公報の平
2−243965 号において、基準電圧として、ツエナーダイ
オードのツエナー電圧を使用している。前述の通り、ツ
エナー電圧は温度によってそのツエナー電圧が変化する
ため、回路を構成する部品の温度変化によって生じる空
気流量測定装置の流量検出誤差を温度補償するためのも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ブリ
ッジ回路によって検出された吸入空気量の検出出力と基
準電圧とを比較増幅する調整回路の基準電圧としてツエ
ナーダイオードのツエナー電圧を使用している。一方、
基準電圧であるツエナーダイオードのツエナー電圧温度
特性は空気流量に対して勾配がなく、また、ブリッジ回
路によって検出された吸入空気量の検出出力は空気流量
に対して勾配をもつことから、空気流量測定装置の温度
特性誤差は、空気流量に対して勾配をもつことになる。
したがって、空気流量測定装置の温度特性誤差を低空気
流量で調整しても、高空気流量で温度特性誤差に裕度が
ないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、温度特性誤差の空気流量
に対する依存性を少なくすることにより温度特性誤差の
少ない空気流量測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、空気流量測定装置の吸入空気量の検出出力と基準電
圧とを比較増幅する調整回路の基準電圧として、その基
準電圧の温度特性が流量に依存するようにしたものであ
る。
【0008】このため、吸入空気量によって変化するブ
リッジ回路に電流によって温度特性が変化するツエナー
ダイオードを接続して、前記調整回路の基準電圧の温度
特性に空気流量依存性を持たせたものである。
【0009】
【作用】上記調整回路の基準電圧として、ブリッジ回路
に接続されたツエナーダイオードより構成されている。
吸入空気量によってブリッジ回路の電圧は変化するた
め、ツエナーダイオードに流れるツエナー電流が変化す
る。さらに、ツエナーダイオードのツエナー電圧温度特
性は、ツエナー電流によって変化するため前記調整回路
の基準電圧の電圧温度特性は、その結果、空気流量依存
性を持つことになる。
【0010】したがって、調整回路は、ブリッジ回路に
よって検出された吸入空気量の検出出力と基準電圧の差
を増幅しているため、その温度特性は空気流量に対して
依存性が無くなる。
【0011】
【実施例】本実施例の一実施例を図1,2を用いて説明
する。
【0012】図1について説明する。
【0013】吸入空気中に配置された発熱抵抗体10、
及び、吸入空気温度を検出するための感温抵抗体11
と、複数の抵抗体12,13,14とでブリッジ回路を
構成しており、該ブリッジ回路の中点17と一方のブリ
ッジ回路の中点18は比較増幅器15,電源1と接続さ
れたパワートランジスタ16を介して前記ブリッジ回路
に帰還され、発熱抵抗体10と感温抵抗体11との温度
差が一定になるように制御されている。該ブリッジ回路
の空気流量検出出力はブリッジ回路の中点17であり、
ブリッジ電圧19,ブリッジ回路中点17,18は、空
気流量によって、その電圧は変化する。
【0014】ツエナーダイオード20は、該ブリッジ回
路のブリッジ電圧19に接続されており、抵抗体21に
よってツエナーダイオード20に流れるツエナー電流は
決定されている。ツエナーダイオード20と抵抗体21
によって分圧された電圧28は、さらに、所定の空気流
量測定装置の出力を得るために抵抗22,23によって
分圧されている。これらの抵抗体21,22,23の抵
抗値は空気流量検出出力17の温度特性を補償するよう
に決定される。抵抗体22,23によって分圧された電
圧27とブリッジ回路の空気流量検出出力17は比較増
幅器26,抵抗体24,25により所定の空気流量測定
装置の出力になり増幅されている。
【0015】空気流量によってブリッジ電圧19は変化
するため、ツエナーダイオード20に流れるツエナー電
流は空気流量によって変わる。また、ツエナーダイオー
ドのツエナー電圧温度特性は、ツエナー電流によって変
化するため、電圧28,27の電圧温度特性は空気流量
によって変わる。
【0016】これを、図2を用いて説明する。図2の横
軸は吸入空気温度25℃,回路部品温度25℃を基準と
して、吸入空気温度80℃,回路部品温度80℃の場合
の電圧の温度特性を示したものである。曲線32は、図
1における電圧27の電圧温度特性の空気流量依存性、
曲線33は、図1におけるブリッジ回路の空気流量検出
出力電圧17の電圧温度特性の空気流量依存性を示した
ものである。直線31は、従来技術による基準電圧の温
度特性を示したものであるが、空気流量依存性はない。
ブリッジ回路によって検出された吸入空気量の検出出力
17と基準電圧27とを比較増幅するため、本発明の一
実施例によれば空気流量測定装置の温度特性の空気流量
依存性は補償される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、調整回路の基準電圧の
電圧温度特性に流量依存性を持たせることができるの
で、空気流量測定装置の温度特性が改良できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための電圧温度特
性図である。
【符号の説明】
1…電源、10…発熱抵抗体、11…感温抵抗体、12
…抵抗体、13…抵抗体、14…抵抗体、15…比較増
幅器、16…パワートランジスタ、17…空気流量検出
出力、18…ブリッジ回路の中点、19…ブリッジ電
圧、20…ツエナーダイオード、21…抵抗体、22…
抵抗体、23…抵抗体、24…抵抗体、25…抵抗体、
26…比較増幅器、27…電圧、28…電圧。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入空気中に配置された発熱抵抗体、及
    び、吸入空気温度を検出するための感温抵抗体と、複数
    の抵抗体とでブリッジ回路を構成し、前記ブリッジ回路
    の検出出力を比較増幅器を介して前記ブリッジ回路に帰
    還することにより、前記発熱抵抗体と感温抵抗体との温
    度差が一定になるように制御されたブリッジ回路を具備
    し、該ブリッジ回路によって検出された吸入空気量の検
    出出力と基準電圧とを比較増幅してなる空気流量測定装
    置において、前記ブリッジ回路部のブリッジ電圧を前記
    基準電圧としたことを特徴とした空気流量測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、電流によってその電圧
    特性が変化する素子をブリッジ回路部のブリッジ電圧部
    に接続して、基準電圧としたことを特徴とした空気流量
    測定装置。
JP4123245A 1992-05-15 1992-05-15 空気流量測定装置 Pending JPH05312616A (ja)

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JP4123245A JPH05312616A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 空気流量測定装置

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JP4123245A JPH05312616A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 空気流量測定装置

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ID=14855802

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JP4123245A Pending JPH05312616A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 空気流量測定装置

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JP (1) JPH05312616A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6094982A (en) * 1996-05-24 2000-08-01 Ricoh Company, Ltd. Flow measuring device and flow measuring method
US6840102B2 (en) 2002-02-19 2005-01-11 Denso Corporation Flow amount measuring apparatus

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US6230560B1 (en) 1996-05-24 2001-05-15 Ricoh Company, Ltd. Flow measuring device and flow measuring method
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