JP2979454B2 - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
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- JP2979454B2 JP2979454B2 JP5287039A JP28703993A JP2979454B2 JP 2979454 B2 JP2979454 B2 JP 2979454B2 JP 5287039 A JP5287039 A JP 5287039A JP 28703993 A JP28703993 A JP 28703993A JP 2979454 B2 JP2979454 B2 JP 2979454B2
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- ultrasonic motor
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- vibrating body
- rotor
- piezoelectric element
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、狭い管路など手の届
かない箇所で作業を行ったり、体内で治療などを行う装
置の駆動源である超音波モータに関する。
かない箇所で作業を行ったり、体内で治療などを行う装
置の駆動源である超音波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すブロック図、図5に示
す断面図及び図6に示す超音波振動子のように、複数の
圧電振動体(19)と複数の端子板(18)を交互に積
層して2つの座金(13)、(113)で挟み込み、座
金(13)の他面には、超音波ねじり楕円振動子である
はり本体(15)を配し、これらを全て1本のボルト
(16)で固定する。ロータ(17)は、加圧バネ(1
05)により超音波ねじり楕円振動子であるはり本体
(15)に加圧される。動作は、端子板(18)に電圧
を印加し座金(13)、(113)に縦振動を起こさ
せ、超音波ねじり楕円振動子であるはり本体(15)に
振動を伝える。これにより超音波ねじり楕円振動子であ
るはり本体(15)に所定の圧力で接触するロータ(1
7)が回転する構造が知られていた。また、図7に示す
断面図のように、圧電ねじり振動子(21)と圧電厚み
振動子(22)を積層して、ケース(404)によって
ケーシングされた構造が知られていた。例えば、特開昭
61−52163号公報や特開昭61−121777号
公報に、このような従来の片持梁状ねじり超音波振動子
を用いた超音波モータが開示されている。
す断面図及び図6に示す超音波振動子のように、複数の
圧電振動体(19)と複数の端子板(18)を交互に積
層して2つの座金(13)、(113)で挟み込み、座
金(13)の他面には、超音波ねじり楕円振動子である
はり本体(15)を配し、これらを全て1本のボルト
(16)で固定する。ロータ(17)は、加圧バネ(1
05)により超音波ねじり楕円振動子であるはり本体
(15)に加圧される。動作は、端子板(18)に電圧
を印加し座金(13)、(113)に縦振動を起こさ
せ、超音波ねじり楕円振動子であるはり本体(15)に
振動を伝える。これにより超音波ねじり楕円振動子であ
るはり本体(15)に所定の圧力で接触するロータ(1
7)が回転する構造が知られていた。また、図7に示す
断面図のように、圧電ねじり振動子(21)と圧電厚み
振動子(22)を積層して、ケース(404)によって
ケーシングされた構造が知られていた。例えば、特開昭
61−52163号公報や特開昭61−121777号
公報に、このような従来の片持梁状ねじり超音波振動子
を用いた超音波モータが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の片持梁
状ねじり超音波振動子を用いた超音波モータは、圧電振
動子を積層するため、この間に端子板を挟む必要があり
リードの取り出しや構造が複雑になる。また、中心部に
各部品を固定するための軸やねじが入っており、圧電振
動子に穴を明けるので表面積が減少し振動が低減してし
まうなど、小型化には不向きであった。
状ねじり超音波振動子を用いた超音波モータは、圧電振
動子を積層するため、この間に端子板を挟む必要があり
リードの取り出しや構造が複雑になる。また、中心部に
各部品を固定するための軸やねじが入っており、圧電振
動子に穴を明けるので表面積が減少し振動が低減してし
まうなど、小型化には不向きであった。
【0004】そこで、この発明の目的は上記課題を解決
するため、端子板や固定するための軸やねじを用いず
に、有効面積を大きく取り構造も簡単にして、縦ねじり
振動をする超音波モータを得ることを目的としている。
するため、端子板や固定するための軸やねじを用いず
に、有効面積を大きく取り構造も簡単にして、縦ねじり
振動をする超音波モータを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は複数の振動体と圧電素子に導通性を持た
せて全面で固定し、リード線は振動体から取り出す構造
とした。
に、この発明は複数の振動体と圧電素子に導通性を持た
せて全面で固定し、リード線は振動体から取り出す構造
とした。
【0006】
【作用】上記のように構成された超音波モータは、第一
の振動体に設けた複数の突起がロータに所定の圧力で接
触することで弾性変形し、振動体の発生する振動波によ
り復元、変形を繰り返すことにより、一方向へロータを
回転させる。
の振動体に設けた複数の突起がロータに所定の圧力で接
触することで弾性変形し、振動体の発生する振動波によ
り復元、変形を繰り返すことにより、一方向へロータを
回転させる。
【0007】
【実施例】(1)第1実施例 以下に、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明す
る。本発明の超音波モータのブロック図を図1に、断面
図を図2に、ロータ側振動体の斜視図を図3に示す。図
1において、第一の振動体(753)の振動体突起(7
52)の無い端面に、導通部材を形成した圧電素子(7
54)を固定する。第二の振動体(755)は、導通部
材を形成した圧電素子(754)の他面に固定する。振
動体突起(752)の突起部上面にロータ(751)を
置き、ロータ(751)に案内されたばね等の加圧手段
(758)を組み込む。ケースなどの支持手段(75
9)を、ロータ(751)が回転可能に組み込み、第一
の振動体(753)に固定することで、ロータ(75
1)が振動体突起(752)に加圧支持される。
る。本発明の超音波モータのブロック図を図1に、断面
図を図2に、ロータ側振動体の斜視図を図3に示す。図
1において、第一の振動体(753)の振動体突起(7
52)の無い端面に、導通部材を形成した圧電素子(7
54)を固定する。第二の振動体(755)は、導通部
材を形成した圧電素子(754)の他面に固定する。振
動体突起(752)の突起部上面にロータ(751)を
置き、ロータ(751)に案内されたばね等の加圧手段
(758)を組み込む。ケースなどの支持手段(75
9)を、ロータ(751)が回転可能に組み込み、第一
の振動体(753)に固定することで、ロータ(75
1)が振動体突起(752)に加圧支持される。
【0008】第一の振動体(753)には、第一の振動
体リード(757)が固定されている。第二の振動体
(755)には、第二の振動体リード(756)が固定
されている。第一の振動体リード(757)及び第二の
振動体リード(756)からの駆動信号により、圧電素
子(754)は作動し、第一の振動体(753)に振動
を伝え振動体突起(752)により、ロータ(751)
が動作する。
体リード(757)が固定されている。第二の振動体
(755)には、第二の振動体リード(756)が固定
されている。第一の振動体リード(757)及び第二の
振動体リード(756)からの駆動信号により、圧電素
子(754)は作動し、第一の振動体(753)に振動
を伝え振動体突起(752)により、ロータ(751)
が動作する。
【0009】図2及び図3において、第一の振動体下面
(1e)に導通部材を形成した圧電素子(3)を固定す
る。第二の振動体(2)は、導通部材を形成した圧電素
子(3)の他面に固定する。第一の振動体(1)の振動
体突起上面(1c)には、ロータ(9)のロータ摺動面
(9b)側を接触させて載せ、加圧ばね(5)はロータ
(9)を案内に組み込む。ケース(4)は、ロータ
(9)を回転可能に支持して組み込み、ケース段部(4
b)を第一の振動体段部(1b)に組み込むことで、ロ
ータ(9)は第一の振動体(1)に加圧される。また、
ケース(4)のロータ(9)支持部には、軸受(8)が
組み込まれている。
(1e)に導通部材を形成した圧電素子(3)を固定す
る。第二の振動体(2)は、導通部材を形成した圧電素
子(3)の他面に固定する。第一の振動体(1)の振動
体突起上面(1c)には、ロータ(9)のロータ摺動面
(9b)側を接触させて載せ、加圧ばね(5)はロータ
(9)を案内に組み込む。ケース(4)は、ロータ
(9)を回転可能に支持して組み込み、ケース段部(4
b)を第一の振動体段部(1b)に組み込むことで、ロ
ータ(9)は第一の振動体(1)に加圧される。また、
ケース(4)のロータ(9)支持部には、軸受(8)が
組み込まれている。
【0010】第一の振動体下面(1e)及び第二の振動
体下面(2a)には、各々、リード線A(6),リード
線B(7)が固定されている。ここで、第一の振動体突
起(1a)は、高さの不均一な第一の振動体突起段部
(1d)を有し、その方向は円周上で常に第一の振動体
突起(1a)に対し同一方向に形成されている。ケース
取り付け部(4a)の円周上には、他に取り付けるため
の穴が複数個空いている。
体下面(2a)には、各々、リード線A(6),リード
線B(7)が固定されている。ここで、第一の振動体突
起(1a)は、高さの不均一な第一の振動体突起段部
(1d)を有し、その方向は円周上で常に第一の振動体
突起(1a)に対し同一方向に形成されている。ケース
取り付け部(4a)の円周上には、他に取り付けるため
の穴が複数個空いている。
【0011】次に、動作について説明する。図示しない
駆動回路から任意の周波電圧をリード線A(6)及びリ
ード線B(7)を介して、第一の振動体(1)及び第二
の振動体(2)に与えることで、圧電素子(3)にも電
圧が加わり変形し、第一の振動体(1)も変形する。第
一の振動体突起(1a)は、第一の振動体支持部(1
g)によって支持され、第一の振動体突起(1a)に切
り欠き部(1f)を設けたことで、第一の振動体突起上
面(1c)にロータ(9)が所定の圧力で接触すると、
たわんだ状態と元に戻ろうとする動作により円周方向へ
の送り運動をする。この運動により、ロータ(9)は一
定方向に回転する。
駆動回路から任意の周波電圧をリード線A(6)及びリ
ード線B(7)を介して、第一の振動体(1)及び第二
の振動体(2)に与えることで、圧電素子(3)にも電
圧が加わり変形し、第一の振動体(1)も変形する。第
一の振動体突起(1a)は、第一の振動体支持部(1
g)によって支持され、第一の振動体突起(1a)に切
り欠き部(1f)を設けたことで、第一の振動体突起上
面(1c)にロータ(9)が所定の圧力で接触すると、
たわんだ状態と元に戻ろうとする動作により円周方向へ
の送り運動をする。この運動により、ロータ(9)は一
定方向に回転する。
【0012】(2)第2実施例 図8に示す断面図は、本発明の第2実施例を示す。第1
実施例との違いは、ケース段部(104b)を第二の振
動体段部(102a)に組み込み、リード線A(10
6)の通る溝を第二の振動体段部(102a)に設けた
ことである。このようにすると、第二の振動体(10
2)に衝撃が加わったとしても、ケース(104)が吸
収するので圧電素子(103)と剥がれることが無くな
る。
実施例との違いは、ケース段部(104b)を第二の振
動体段部(102a)に組み込み、リード線A(10
6)の通る溝を第二の振動体段部(102a)に設けた
ことである。このようにすると、第二の振動体(10
2)に衝撃が加わったとしても、ケース(104)が吸
収するので圧電素子(103)と剥がれることが無くな
る。
【0013】(3)第3実施例 図9に示す振動体の断面図は、本発明の第3実施例を示
す。第1実施例との違いは、第一の振動体突起(201
a)の数が3本あることである。このようにすると、接
触点が増えるので安定した動作を得ることが出来る。ま
た、第一の振動体突起(201a)の数は3本に限ら
ず、3本以上とすることも可能である。
す。第1実施例との違いは、第一の振動体突起(201
a)の数が3本あることである。このようにすると、接
触点が増えるので安定した動作を得ることが出来る。ま
た、第一の振動体突起(201a)の数は3本に限ら
ず、3本以上とすることも可能である。
【0014】(4)第4実施例 図10に示す振動体の断面図は、本発明の第4実施例を
示す。第1実施例との違いは、第一の振動体突起(30
1a)の形状が元部が太く先端が細い形となっている点
である。このような形状でも必要な動作を得ることが出
来る。また、第一の振動体突起(301a)の数も増や
すことが可能である。
示す。第1実施例との違いは、第一の振動体突起(30
1a)の形状が元部が太く先端が細い形となっている点
である。このような形状でも必要な動作を得ることが出
来る。また、第一の振動体突起(301a)の数も増や
すことが可能である。
【0015】(5)第5実施例 図11に示す断面図は、本発明の第5実施例を示す。第
1実施例との違いは、ケース(204)の外形に凹凸が
無く、第二の振動体(202)まで全て覆われているこ
とである。このようにすると細管内など、目の届きにく
い箇所で使用するときに引っ掛かったりせずにすむ。ま
た、外部からの衝撃にも強い構造となっている。
1実施例との違いは、ケース(204)の外形に凹凸が
無く、第二の振動体(202)まで全て覆われているこ
とである。このようにすると細管内など、目の届きにく
い箇所で使用するときに引っ掛かったりせずにすむ。ま
た、外部からの衝撃にも強い構造となっている。
【0016】(6)第6実施例 図12に示す断面図は、本発明の第6実施例を示す。第
1実施例との違いは、ケース(304)の外周をチュー
ブ(10)等で覆い、ロータ(109)に軸(11)を
固定したことである。このようにすると液体中での使用
も可能となり、細管内に挿入して分岐点に差しかかった
とき、ロータ(109)を駆動することで軸(11)が
方向を変えて、任意の方向へ進むことができる。
1実施例との違いは、ケース(304)の外周をチュー
ブ(10)等で覆い、ロータ(109)に軸(11)を
固定したことである。このようにすると液体中での使用
も可能となり、細管内に挿入して分岐点に差しかかった
とき、ロータ(109)を駆動することで軸(11)が
方向を変えて、任意の方向へ進むことができる。
【0017】(7)第7実施例 図13に示す断面図は、本発明の第7の実施例を示す。
第6実施例との違いは、ロータ(209)に砲弾型ピン
(12)を固定したことである。このようにすると、例
えば細管内に挿入して遺物等で狭くなった部分を、取り
除いたり押し広げることができる。
第6実施例との違いは、ロータ(209)に砲弾型ピン
(12)を固定したことである。このようにすると、例
えば細管内に挿入して遺物等で狭くなった部分を、取り
除いたり押し広げることができる。
【0018】(8)第8実施例 図14に示す断面図は、本発明の第8実施例を示す。第
6実施例との違いは、ロータ(309)に刃具付きピン
(20)を固定したことである。このようにすると、例
えば細管内に挿入して遺物等を切り取ったり、新たに穴
を明けることもできる。
6実施例との違いは、ロータ(309)に刃具付きピン
(20)を固定したことである。このようにすると、例
えば細管内に挿入して遺物等を切り取ったり、新たに穴
を明けることもできる。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように動力源
及び超音波モータ駆動回路と、振動体、ロータ及び加圧
手段と、振動体を支持する支持手段から構成される超音
波モータにおいて、圧電素子が従来より小型でも同等の
有効面積が得られ、圧電素子を1枚しか用いずリードの
取り出しを振動体から行うことで、構造を簡素化した超
小型の縦ねじり振動を用いた超音波モータを実現できる
効果がある。
及び超音波モータ駆動回路と、振動体、ロータ及び加圧
手段と、振動体を支持する支持手段から構成される超音
波モータにおいて、圧電素子が従来より小型でも同等の
有効面積が得られ、圧電素子を1枚しか用いずリードの
取り出しを振動体から行うことで、構造を簡素化した超
小型の縦ねじり振動を用いた超音波モータを実現できる
効果がある。
【図1】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータの
代表的な構成の一例を示すブロック図である。
代表的な構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータの
第1実施例の断面図である。
第1実施例の断面図である。
【図3】本発明の第一の振動体の第1実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図4】従来の縦ねじり振動を用いた超音波モータのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】従来の縦ねじり振動を用いた超音波モータの断
面図である。
面図である。
【図6】従来のはりの上面図である。
【図7】従来のケーシングされた縦ねじり振動を用いた
超音波モータの断面図である。
超音波モータの断面図である。
【図8】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータの
第2実施例の断面図である。
第2実施例の断面図である。
【図9】本発明の第一の振動体の第3実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図10】本発明の第一の振動体の第4実施例の斜視図
である。
である。
【図11】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータ
の第5実施例の断面図である。
の第5実施例の断面図である。
【図12】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータ
の第6実施例の断面図である。
の第6実施例の断面図である。
【図13】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータ
の第7実施例の断面図である。
の第7実施例の断面図である。
【図14】本発明の縦ねじり振動を用いた超音波モータ
の第8実施例の断面図である。
の第8実施例の断面図である。
1、201、301 第一の振動体 2、102、202 第二の振動体 3、103 圧電素子 4、104、204、304、404 ケース 5、105 加圧バネ 6、106 リード線A 7 リード線B 8 軸受 9、109、209、309 ロータ 10 チューブ 11 軸 12 砲弾型ピン 13、113 座金 15 はり本体 16 ボルト 17 ロータ 18 端子板 19 圧電振動体 20 刃具付きピン 21 圧電ねじり振動子 22 圧電厚み振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 賢二 東京都江東区亀戸6丁目31番1号 セイ コー電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−19980(JP,A) 特開 昭61−121777(JP,A) 特開 昭63−167682(JP,A) 特開 昭60−152273(JP,A) 特開 平4−150780(JP,A) 特開 昭61−152378(JP,A) 実開 平1−67616(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02N 2/00
Claims (7)
- 【請求項1】 動力源及び超音波モータ駆動回路と、圧
電素子(754)を有する振動体(753、755)
と、圧電素子(754)の伸縮運動により振動体(75
3、755)に発生する振動波により、ロータ(75
1)を摩擦駆動する超音波モータにおいて、一方の端面
に複数の突起(752)を設けると共に、他方の端面に
圧電素子(754)を接合した第一の振動体(753)
と、一方の端面に圧電素子(754)を接合した第二の
振動体(755)と、第一の振動体(753)の複数の
突起(752)に加圧接触するロータ(751)と、ロ
ータ(751)を第一の振動体(753)に加圧する加
圧手段(758)と、ロータ(751)を案内し加圧手
段(758)を保持し第一の振動体(753)もしく
は、第二の振動体(754)に固定された支持手段(7
59)と、第一の振動体(753)に固定された第一の
振動体リード(757)と、第二の振動体(755)に
固定された第二の振動体リード(756)とを有するこ
とを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項2】 請求項1記載の超音波モータにおいて、
圧電素子(754)の第一の面と第一の振動体(75
3)及び圧電素子(754)の第二の面と第二の振動体
(755)を、圧電素子(754)に形成された導通部
材を介して積層したことを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項3】請求項1記載の超音波モータにおいて、第
一の振動体(753)に設けた複数の突起(752)
が、弾性変形可能であることを特徴とする超音波モー
タ。 - 【請求項4】 請求項1記載の超音波モータにおいて、
ロータ(751)が軸部を(109)を有し、軸部(1
09)に一部が所定角度変形している案内部材(11)
を固定したことを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項5】 請求項1記載の超音波モータにおいて、
ロータ(751)が軸部(209)を有し、軸部(20
9)に砲弾形状のピン(12)を固定したことを特徴と
する超音波モータ。 - 【請求項6】 請求項1記載の超音波モータにおいて、
ロータ(751)が軸部(309)を有し、軸部(30
9)に偏心した位置に刃具を持つ切削部材(20)を固
定したことを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項7】 超音波モータの外周をチューブ(10)
で覆った請求項1記載の超音波モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5287039A JP2979454B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 超音波モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5287039A JP2979454B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 超音波モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143767A JPH07143767A (ja) | 1995-06-02 |
JP2979454B2 true JP2979454B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=17712260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5287039A Expired - Fee Related JP2979454B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 超音波モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979454B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5287039A patent/JP2979454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07143767A (ja) | 1995-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S533 | Written request for registration of change of name |
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