JP2977955B2 - サンプリング回路 - Google Patents

サンプリング回路

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JP2977955B2 JP3164662A JP16466291A JP2977955B2 JP 2977955 B2 JP2977955 B2 JP 2977955B2 JP 3164662 A JP3164662 A JP 3164662A JP 16466291 A JP16466291 A JP 16466291A JP 2977955 B2 JP2977955 B2 JP 2977955B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルデータ伝送
システムでの伝送データをサンプリングするサンプリン
グ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルデータを伝送するシステムの
1つとして、伝送路を介して接続した主装置と従装置と
から構成されるものがある。 また、この種のシステム
では、主装置が伝送路を通じて従装置に伝送クロックを
出力すると、従装置はその入力された伝送クロックを用
いて伝送データを出力し、更に主装置は上記伝送データ
を伝送路を通じて入力しつつそのサンプリングを行うよ
うに構成されるものがある。
【0003】この種のシステムにおける伝送データのサ
ンプリングは、通常、伝送クロックのN倍の周波数でな
され、N倍の周波数で動作するカウンタの出力でその入
力伝送データの安定点を抽出し、更にその抽出データを
伝送クロックでサンプリングすることにより実現され
る。 図3は、この種の従来システムに用いられるサン
プリング回路の回路図を示したものであり、D型F/F
(フリップフロップ)10〜17、EX- OR回路2
0, 22, 24、NOR回路21, 23から構成されて
いる。
【0004】図3に示したサンプリング回路は、特に、
4倍の周波数のサンプリングを4倍の周波数クロックで
実施し、伝送クロックはその4倍の周波数を1/4分周
して生成するものである。 上述した回路要素のうち、
D型F/F10〜13は入力伝送データS1 を各周波数
すなわち4倍周波数クロックS2、サンプリングクロッ
クS38、伝送クロックS3 でサンプリングする回路を構
成している。 また、D型F/F14、15は入力伝送
データS1 に位相を一致させたサンプリングクロックS
38を生成する回路を構成している。 更に、D型F/F
16、17は入力伝送データS1 の4倍の周波数クロッ
クS2 を1/4分周することにより伝送クロックS3 を
生成する回路を構成している。
【0005】このサンプリング回路の動作は、図4に示
すタイムチャートに従って実施される。 一般に、伝送
路を通じて通信する際、伝送されるデータはジッタ成分
を持っている。 従来のサンプリング回路では、そのジ
ッタ成分がポイントa、ポイントbの様な差異になって
伝送データS1 に現れた場合(図4参照)、4倍周波数
クロックS2 によって上記伝送データS1 はポイントa
では変化後のLがサンプリングされ、ポイントbでは変
化点が変動して変化前のLがサンプリングされる。 こ
の時、4倍周波数サンプリング用のD型F/F10、1
1の出力はそれぞれS4 、S5 となり、これら両者の排
他的論理和であるリセットパルスS6 はその分だけ伝送
クロックS3 と周波数がずれたものとなる。
【0006】このリセットパルスS6 は4倍周波数クロ
ックS2 で動作するカウンタすなわちD型F/F14の
カウンタ動作をリセットするために用いられるが、上述
のずれを伴ったことによってそのリセットタイミングが
4倍周波数クロックS2 の1クロック分だけ遅れること
になる。 その影響はD型F/F14の出力S37、更に
はD型F/F15の出力であるサンプリングクロックS
38に対してもタイミングのずれとなって現れる。 従
来、このサンプリングクロックS38のずれに伴ってD型
F/F12の出力がS39の様になり、伝送クロックS3
によるその出力S39のサンプリング結果であるD型F/
F13の出力すなわちサンプリングデータS40は入力伝
送データS1 とは異なってしまうことになった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様に上記従来のサ
ンプリング回路は、伝送データに含まれるジッタ成分に
よりサンプリングクロックがずれてしまい、安定したサ
ンプリングデータを得ることができないという問題点が
あった。
【0008】本発明は上記問題点を除去し、伝送データ
に含まれるジッタ成分に起因したサンプリングクロック
のずれを防止し、常に安定したサンプリングデータを得
ることのできるサンプリング回路を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、従装置との間
でデータ伝送を行う主装置に実装され、該主装置から送
出した伝送クロックを用いて前記従装置が送出する伝送
データを入力して該入力伝送データのサンプリングを行
うサンプリング回路において、前記入力伝送データを前
記伝送クロックの4倍の周波数でサンプリングする第1
のサンプリング手段と、前記伝送クロックの4倍の周波
数を1/4に分周し、前記入力伝送データと位相が一致
するサンプリングクロックを生成する2ビットのバイナ
リカウンタと、前記第1のサンプリング手段によるサン
プリングデータを前記サンプリングクロックによりサン
プリングする第2のサンプリング手段と、前記第2のサ
ンプリング手段によるサンプリングデータを前記伝送ク
ロックでサンプリングし、前記入力伝送データのサンプ
リングデータとして出力する第3のサンプリング手段
と、前記第1のサンプリング手段による連続した2つの
サンプリングデータの排他的論理和によりリセットパル
スを生成し、該リセットパルスにより、前記バイナリカ
ウンタの上位1ビットのみをリセットするリセット手段
とを具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は、伝送クロックの4倍の周波数を1/
4に分周し、入力伝送データと位相が一致するサンプリ
ングクロックを生成する2ビットのバイナリカウンタを
有し、第1のサンプリング手段によって前記入力伝送デ
ータを前記伝送クロックの4倍の周波数でサンプリング
し、次いで、第2のサンプリング手段によって前記第1
のサンプリング手段によるサンプリングデータを前記サ
ンプリングクロックによりサンプリングし、更に、第3
のサンプリング手段によって前記第2のサンプリング手
段によるサンプリングデータを前記伝送クロックでサン
プリングし、前記入力伝送データのサンプリングデータ
として出力するサンプリング回路であって、前記第1の
サンプリング手段による連続した2つのサンプリングデ
ータの排他的論理和によりリセットパルスを生成し、該
リセットパルスにより、前記バイナリカウンタの上位1
ビットのみをリセットする構成を有するものである。
【0011】本発明では、伝送クロックの4倍の周波数
を1/4に分周する2ビットのバイナリカウンタの上位
1ビットのみをリセットするようにしたため、このバイ
ナリカウンタのリセットに用いるリセットパルスが伝送
データに含まれるジッタ成分の影響で遅延した場合に
も、当該遅延の影響のないつまり入力伝送データに対す
る位相のずれがないサンプリングクロックを生成するこ
とができ、該サンプリングクロックを用いて常に安定し
たサンプリングデータを得ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 図1は本発明に係るサンプリング回
路の一実施例を示す回路図である。 この本発明回路に
おいて、図3に示した回路の各部と同一の働きをなすも
のには同一の符号を付している。
【0013】図1から明かであるように、本発明回路は
従来回路(図3参照)からNOR回路21を削除した構
成を有している。従来回路において、NOR回路21は
S4とS5の排他的論理和出力(4倍の周波数でサンプリ
ングした連続する2つのデータが異なる時に出力され
る)すなわちリセットパルスS6に基づきD型F/F1
4をリセットするための働きをなしていた。 従って、
従来回路は、伝送データS1に含まれるジッタ成分によ
ってリセットパルスS6がずれた場合にD型F/F14
のリセットが遅れ、その影響でサンプリングクロックS
38がずれを生じるために、安定したサンプリングデータ
S40を得ることができなかった。
【0014】本発明回路ではD型F/F14に対する従
来回路でのようなリセット経路を絶つことで、S8 が
“L”、S7 が“H”の時にリセットしないという不感
帯を設けたものである。
【0015】この本発明回路の構成に着目し、以下に、
その動作を図2のタイムチャートを参照して説明する。
【0016】ここで、本発明回路に入力する伝送データ
S1 がジッタ成分を含んでいるものとする。 このジッ
タ成分がポイントa、ポイントbの様な差異になって伝
送データS1 に現れた場合(図2参照)、4倍周波数ク
ロックS2 によって上記伝送データS1 はポイントaで
は変化後のLがサンプリングされ、ポイントbでは変化
点が変動して変化前のLがサンプリングされる。
【0017】この時、4倍周波数サンプリング用のD型
F/F10、11の出力はそれぞれS4 、S5 のように
なり、リセットパルスS6 はその分だけ伝送クロックと
周波数がずれてしまう。
【0018】従来回路では、そのリセットパルスS6 を
4倍周波数クロックS2 で動作するカウンタすなわちD
型F/F14のカウンタ動作をリセットするために用い
ていたため、上述のずれに伴ってリセットが遅れること
でサンプリングクロックがずれることになった。 しか
しながら、本発明回路では上述の如くのずれを伴ったリ
セットパルスS6 はNOR回路23に直接入力する。
従って、D型F/F14はリセットパルスS6 のずれに
よる影響を受けること無く、4倍周波数クロックS2 の
みに依存した正確な繰り返し周期の出力S7 を発生す
る。
【0019】この出力S7 は、また、EX- OR回路2
2、NOR回路23を経てD型F/F15にずれのない
サンプリングクロックS8 の発生をもたらす。
【0020】このように本発明回路ではジッタ成分によ
りずれたリセットパルスS6 が上述した不感帯により吸
収され、サンプリングクロックS8 は上記リセットパル
スS6 のずれの影響を受けることなく正確なタイミング
でD型F/F12に入力する。 従って、D型F/F1
2からは伝送クロックS3 と同じ周波数の出力S9 が出
力され、これによって、その出力S9 を伝送クロックS
3 でサンプリングするD型F/F13からは常に安定な
サンプリングデータS10を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、伝送ク
ロックの4倍の周波数を1/4に分周し、入力伝送デー
タと位相が一致するサンプリングクロックを生成する2
ビットのバイナリカウンタに対し、該バイナリカウンタ
の上位1ビットのみをリセットするリセット手段を設け
たため、伝送データに含まれるジッタ成分の影響でリセ
ットパルスが遅延した場合にも、上記バイナリカウンタ
によって当該遅延の影響のない安定したサンプリングク
ロックを生成でき、該サンプリングクロックを用いて常
に安定したサンプリングデータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサンプリング回路の一実施例を示
す回路図。
【図2】本発明のサンプリング回路における各動作信号
のタイムチャート。
【図3】この種の従来のサンプリング回路の構成を示す
回路図。
【図4】従来のサンプリング回路の各動作信号のタイム
チャート。
【符号の説明】
10〜17 D型F/F(フリップフロップ) 20, 22, 24 EX- OR回路 23 NOR回路 S1 入力伝送データ S2 伝送クロックの4倍周波数クロック S3 伝送クロック S4 10のQ出力 S5 11のQ出力 S6 S4 とS5 の排他的論理和出力(リセットパル
ス) S7 14のQ出力 S8 15のQ出力(サンプリングクロック) S9 12のQ出力 S10 13のQ出力(サンプリングデータ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従装置との間でデータ伝送を行う主装置
    に実装され、該主装置から送出した伝送クロックを用い
    て前記従装置が送出する伝送データを入力して該入力伝
    送データのサンプリングを行うサンプリング回路におい
    て、 前記入力伝送データを前記伝送クロックの4倍の周波数
    でサンプリングする第1のサンプリング手段と、 前記伝送クロックの4倍の周波数を1/4に分周し、前
    記入力伝送データと位相が一致するサンプリングクロッ
    クを生成する2ビットのバイナリカウンタと、 前記第1のサンプリング手段によるサンプリングデータ
    を前記サンプリングクロックによりサンプリングする第
    2のサンプリング手段と、 前記第2のサンプリング手段によるサンプリングデータ
    を前記伝送クロックでサンプリングし、前記入力伝送デ
    ータのサンプリングデータとして出力する第3のサンプ
    リング手段と、 前記第1のサンプリング手段による連続した2つのサン
    プリングデータの排他的論理和によりリセットパルスを
    生成し、該リセットパルスにより、前記バイナリカウン
    タの上位1ビットのみをリセットするリセット手段とを
    具備することを特徴とするサンプリング回路。
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