JP2977660B2 - 乗車券類処理機の保護装置 - Google Patents

乗車券類処理機の保護装置

Info

Publication number
JP2977660B2
JP2977660B2 JP35734091A JP35734091A JP2977660B2 JP 2977660 B2 JP2977660 B2 JP 2977660B2 JP 35734091 A JP35734091 A JP 35734091A JP 35734091 A JP35734091 A JP 35734091A JP 2977660 B2 JP2977660 B2 JP 2977660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt conveyor
ticket
processing unit
lever
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35734091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05174215A (ja
Inventor
善行 池本
薫 助川
茂 池澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP35734091A priority Critical patent/JP2977660B2/ja
Publication of JPH05174215A publication Critical patent/JPH05174215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2977660B2 publication Critical patent/JP2977660B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗車券や定期券等の乗
車券類を乗車券類処理機の本体内に取込んで精算処理等
する乗車券類処理機の保護装置に係り、特に、その本体
内部に設けられた処理ユニットを保守点検する際に内装
部品を破損しないようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の乗車券類処理機の一種の
自動精算機の一部縦断面図である。自動精算機の本体
(以下、本体という)aの筐体1の接客パネル1aに
は、乗車券類(以下、チケットという)の挿入口2が設
けられていて、この挿入口2から本体aの内部に設けら
れている精算機構b内にチケットが取込まれるように構
成されている。
【0003】精算機構bは、図示しない磁気ヘッド等を
備えた一対のベルトコンベアを対設して構成した主搬送
路3と、その主搬送路3の排出先端側に一端部が対向
し、他端部が挿入口2に対向させた上部及び下部からな
るベルトコンベアを対設して構成した取込み搬送路4と
を備え、これら両搬送路は、筐体1内の処理ユニット5
に設けられている。
【0004】特に自動精算機の搬送部分は、定期的に清
掃等の保守を行う必要があり、また、チケットは利用者
(乗客)が所持しているため変形していることが多く、
取込み搬送路4内でジャムを起こしやすいので、処理ユ
ニット5は、図1(b)に示されるように、挿入口2側
の方向に移動自在に設けられていて、保守管理時に、処
理ユニット5を筐体1から保守しやすい位置まで移動で
きるように構成されている。
【0005】また、取込み搬送路4は、上部のベルトコ
ンベア4aの主搬送路3側のローラシャフト4a′を中
心に回動できるように構成されていて、ジャムしたとき
に上部のベルトコンベア4aを回動させてチケットを取
出したり、清掃をしやすいようにしている。そして、保
守終了時には、下部のベルトコンベア4b側に上部のベ
ルトコンベア4aをばね6に抗して押し付けた後、フロ
ック7で両ベルトコンベア4a,4bを固定し、その
後、処理ユニット5を挿入口2側(図1(b)の矢印と
反対側)へ挿入するようにしている。なお、下部のベル
トコンベア4bは、処理ユニット5の側面カバー5aに
固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動精算機等の乗車券類処理機は、取込み搬送路4
を含む処理ユニット5を移動自在にし、かつ取込み搬送
路4を構成する上部のベルトコンベア4aが回動できる
ようにして、保守管理に便利なように構成されている
が、保守終了時に、取込み搬送路4を元の状態に戻し忘
れて処理ユニット5を挿入して、筐体1の内部に設けら
れた制御回路の組込まれている基板等の機器8を損傷す
るおそれがあった。
【0007】特に、近年は、自動精算機等の乗車券類処
理機の小形化が進み、したがって筐体1の実装密度が高
くなっているため、空間に余裕がなく、上述のおそれは
年々高まる傾向にあった。
【0008】そこで、本発明は、上記問題点を解決する
ためになされたものであって、保守終了時に、仮りに取
込み搬送路を元の状態にセットし忘れても、筐体内の機
器を損傷させることのない乗車券類処理機の保護装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る乗車券類処
理機の保護装置は、上記目的を達成するために、乗車券
類処理機の本体の筐体に設けられた挿入口から挿入され
た乗車券類を、その筐体内に設けられた上部及び下部か
らなるベルトコンベアからなる取込み搬送路を介して処
理ユニットに取込むようにした乗車券類処理機であっ
て、取込み搬送路は、挿入口に向って筐体内を移動自在
に設けられた処理ユニットに取付けられているととも
に、上部のベルトコンベアの一端部を中心に回動可能に
設けられている乗車券類処理機の保護装置において、一
端部が前記上部のベルトコンベアに固定され、他端部が
前記処理ユニットに回動自在に設けられたレバーに固定
されたワイヤと、前記処理ユニットが前記挿入口側へ移
動したときに、前記上部のベルトコンベアを前記下部の
ベルトコンベア側へ移動させるように、前記ワイヤを牽
引する、前記レバーを回動させるための前記筐体側に設
けられたレバー作動片とを有することを特徴としてい
る。
【0010】
【作用】上記構成において、処理ユニットが取出口側へ
移動すると、レバーは動作片に当接して回動する。レバ
ーの回動によりワイヤは上部のベルトコンベアを下部の
ベルトコンベア側に移動させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、上記図2の従来例と同一構成要素には同一
符合を用い、これら構成要素については説明が重複する
ため新規な部分のみについて異なる符号を付して説明す
る。
【0012】図1は、本発明に係る本体aの縦断面図で
あって、10はワイヤ、11はレバー及び12はレバー
作動片である。
【0013】ワイヤ10は、自転車用ブレーキに用いら
れるような、保護管内にスチール製のワイヤが内蔵され
たもので、一端部は、上部のベルトコンベア4aのほぼ
中央位置に固定され、他端はレバー11に固定されてい
る。そして、ワイヤ10の所定箇所は、下部のベルトコ
ンベア4b及び処理ユニット5の側面カバー5aに支持
部材10aにより支持されている。
【0014】レバー11は、下端が支軸11aにより側
面カバー5aに回動自在に設けられ、上部はほぼ逆L字
状に屈曲しているとともに、上部側に上記ワイヤ10の
他端部が固定されている。そして、レバー11が、常
時、時計方向に回転するように、つまり、ワイヤ10
が、常時、上部のベルトコンベア4aを下部のベルトコ
ンベア4b側に付勢するようにスプリング11bが設け
られている。
【0015】レバー作動片12は、筐体1の上壁内側に
固定された突起からなり、その突起の突出量はレバー1
1の上部に当接するように決められ、また、レバー作動
片12の上壁内側への取付位置は、処理ユニット5が挿
入口2側の所定位置(図1(a)に示される位置)に移
動したとき、レバー11が当接するように決められてい
る。
【0016】上述の構成の本実施例装置において、精算
機構bを定期点検する場合、又はチケットがジャムした
ときは、処理ユニット5を挿入口2と反対側へ保守でき
る位置まで移動する。そして、取込み搬送路4の保守や
ジャムしたチケットを取出す際は、フック7を外して上
部のベルトコンベア4aを回動させる(図1(b)参
照)。
【0017】保守等の終了時、上部のベルトコンベア4
aは下部のベルトコンベア4b側に押圧された後、フッ
ク7で元の形態(図1(a)参照)にセットし、そし
て、処理ユニット5を挿入口2側に挿入する。
【0018】処理ユニット5を挿入する際、仮りに上部
のベルトコンベア4aのセットし忘れがあっても、処理
ユニット5が挿入口2側へ移動する途中でレバー11が
レバー作動片12に当接して、上部のコンベア4aを下
部のベルトコンベア4b側へ移動させるので、筐体1の
内部に設けられた機器8を損傷させるおそれはない。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る乗車券類処理機の保護装置
は、一端部が上部のベルトコンベアに固定され、他端部
が処理ユニットに回動自在に設けられたレバーに固定さ
れたワイヤと、前記処理ユニットが挿入口側へ移動した
ときに、前記上部のベルトコンベアを下部のベルトコン
ベア側へ移動させるように、前記ワイヤを牽引する、前
記レバーを回動させるための前記筐体側に設けられたレ
バー作動片とからなるので、仮りに上部のベルトコンベ
アのセットし忘れがあっても、処理ユニットが挿入口側
へ移動する途中でレバーがレバー作動片に当接して、上
部のコンベアを下部のベルトコンベア側へ移動させるの
で、筐体内部に設けられた制御機器等を損傷させるおそ
れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例装置の縦断面図である。
【図2】従来装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 挿入口 4 取込み搬送路 4a 上部のベルトコンベア 4b 下部のベルトコンベア 5 処理ユニット 10 ワイヤ 11 レバー 12 レバー作動片 a 乗車券類処理機の本体(本体) b 精算機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−152089(JP,A) 特開 昭48−81599(JP,A) 実開 昭52−81898(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗車券類処理機の本体の筐体に設けられ
    た挿入口から挿入された乗車券類を、その筐体内に設け
    られた上部及び下部からなるベルトコンベアからなる取
    込み搬送路を介して処理ユニットに取込むようにした乗
    車券類処理機であって、取込み搬送路は、挿入口に向っ
    て筐体内を移動自在に設けられた処理ユニットに取付け
    られているとともに、上部のベルトコンベアの一端部を
    中心に回動可能に設けられている乗車券類処理機の保護
    装置において、 一端部が前記上部のベルトコンベアに固定され、他端部
    が前記処理ユニットに回動自在に設けられたレバーに固
    定されたワイヤと、 前記処理ユニットが前記挿入口側へ移動したときに、前
    記上部のベルトコンベアを前記下部のベルトコンベア側
    へ移動させるように、前記ワイヤを牽引する、前記レバ
    ーを回動させるための前記筐体側に設けられたレバー作
    動片と、 を有することを特徴とする乗車券類処理機の保護装置。
JP35734091A 1991-12-25 1991-12-25 乗車券類処理機の保護装置 Expired - Fee Related JP2977660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35734091A JP2977660B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 乗車券類処理機の保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35734091A JP2977660B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 乗車券類処理機の保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05174215A JPH05174215A (ja) 1993-07-13
JP2977660B2 true JP2977660B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=18453627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35734091A Expired - Fee Related JP2977660B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 乗車券類処理機の保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2977660B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6560833B2 (en) * 1998-12-04 2003-05-13 Konica Corporation Method of manufacturing ink jet head

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05174215A (ja) 1993-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5167411A (en) Apparatus for currency validation
JP2977660B2 (ja) 乗車券類処理機の保護装置
JP2890071B2 (ja) 硬貨処理装置
EP0512085B1 (en) Device for detecting double sheet films
EP0048125B1 (en) Apparatus for detecting the position of the end of the outer turn of a coil of strip material
JP2976123B2 (ja) 画像形成装置
JP2570244Y2 (ja) カード挿入・排出機構
JP2899509B2 (ja) カード待避機構
JP2000231610A (ja) 非接触型icカード発行装置
JP2506678Y2 (ja) 画像形成装置の用紙搬送路
JP2677673B2 (ja) 用紙検知機構
JP2550347Y2 (ja) 画像読取装置
JPH0355958Y2 (ja)
JP2556235B2 (ja) ロック機構
JPH11175807A (ja) 硬貨処理装置の硬貨立ち防止機構
JP2543167Y2 (ja) 硬貨搬送コンベアの硬貨導出装置
JP2794562B2 (ja) 電線ガイド装置
JPH103555A (ja) カードおよび券挿入口用フレーム
JPH0720671U (ja) 硬貨処理装置
JP2000182000A5 (ja)
JP4000849B2 (ja) 製版機のジャム処理機構
JPH0565961U (ja) 通帳取り込み機構
JPH10279127A (ja) 給紙装置
JPS6230026Y2 (ja)
JPH08171308A (ja) 画像形成装置のアース取り装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees