JP2976770B2 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JP2976770B2
JP2976770B2 JP5240387A JP24038793A JP2976770B2 JP 2976770 B2 JP2976770 B2 JP 2976770B2 JP 5240387 A JP5240387 A JP 5240387A JP 24038793 A JP24038793 A JP 24038793A JP 2976770 B2 JP2976770 B2 JP 2976770B2
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    • H03F3/30Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
    • H03F3/3069Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
    • H03F3/3076Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output with symmetrical driving of the end stage
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03F1/30Modifications of amplifiers to reduce influence of variations of temperature or supply voltage or other physical parameters
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プッシュプル型の増
幅回路に係り、特にその出力回路部のバイアス安定化技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なパワーアンプ出力段は、
素子特性のばらつき等によりアイドリング電流が大きく
変化するため、アイドリング調整が必要である。例えば
出力段トランジスタを交換した場合には、バイアス抵抗
によるアイドリング電流の調整のやり直しが必要にな
る。また熱暴走を防止するため熱結合による温度補償が
不可欠であり、そのため構造上の工夫を必要とする。
【0003】この様な問題を解決するものとして、出力
トランジスタのエミッタ抵抗の両端電圧を検出し、これ
により出力トランジスタのベース間バイアスを制御する
技術が提案されている(例えば、特公昭54−1203
1号公報、第3図,第4図参照)。しかしながら、プッ
シュプル形式の出力トランジスタのエミッタに挿入され
る抵抗は、もともと動作バランスを取るためのものであ
って、1Ω以下の極めて小さい値である。したがって、
大振幅動作の場合はともかく、小電流動作の場合にはエ
ミッタ抵抗による検出電圧の変化が小さく、バイアス制
御の正確性を確保することが困難である。また、検出電
圧を大きくするためにエミッタ抵抗を大きくすること
は、アンプのドライブ能力低下や出力インピーダンスが
大きくなってしまい問題が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の一
般的なパワーアンプ出力段構成では、アイドリング調整
が必要であり、また熱結合による温度補償が不可欠であ
って、そのための構造上の工夫も必要になるといった問
題があった。また、出力トランジスタのエミッタ抵抗の
両端電圧によってバイアス制御を行う方法では、精密な
制御が難しく、精密制御を実現するためにエミッタ抵抗
を大きくすると、出力インピーダンスの増大等のアンプ
特性劣化をもたらす。この発明は、特性劣化をもたらす
ことなく、且つ大型のバイパス用ダイオードを用いるこ
となくアイドリング調整を不要としたプッシュプル型の
増幅回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る増幅回路
は、第1,第2のトランジスタがダーリントン接続さ
れ、これら第1,第2のトランジスタと相補的に動作す
る第3,第4のトランジスタがダーリントン接続され、
第2及び第4のトランジスタが出力段トランジスタとし
て直流電源端子間に直列接続されたプッシュプル型の出
力回路と、前記第2及び第4のトランジスタのそれぞれ
ベース・エミッタ間に前記第1及び第2のトランジスタ
と直列になるように接続されてアイドリング状態で前記
第2及び第4のトランジスタの少なくとも一方をカット
オフ状態に設定するバイアス用抵抗と、前記出力回路の
前記第1,第3のトランジスタのいずれか一方と直流電
源端子の間に挿入された電流検出用抵抗を有し、この電
流検出用抵抗の端子電圧により前記第1,第3のトラン
ジスタのいずれかのアイドリング電流検出を行う電流検
出手段と、この電流検出手段の出力に応じて前記第1,
第3のトランジスタのアイドリング電流を負帰還制御す
るバイアス手段と、を備えたことを特徴としている。
の発明に係る増幅回路はまた、異極性の第1,第2のト
ランジスタがダーリントン接続され、これら第1,第2
のトランジスタと相補的に動作する異極性の第3,第4
のトランジスタがダーリントン接続され、第2及び第4
のトランジスタが出力段トランジスタとして直流電源端
子間に直列接続されたプッシュプル型の出力回路と、前
記第1及び第2のトランジスタと直流電源端子の間にそ
れぞれ挿入されて前記第2及び第4のトランジスタのベ
ース・エミッタ間に接続され、アイドリング状態で前記
第2及び第4のトランジスタの少なくとも一方をカット
オフ状態に設定するバイアス用抵抗と、これらのバイア
ス用抵抗の一方を電流検出用抵抗としてその端子電圧と
基準電圧の差を増幅する誤差増幅手段と、この誤差増幅
手段の出力に応じて前記第1,第3のトランジスタのア
イドリング電流を負帰還制御するバイアス手段と、を備
えたことを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によると、ダーリントン接続のプッシ
ュプル型出力回路におけるダーリントン初段のトランジ
スタ(第1又は第3のトランジスタ)と電源端子の間に
電流検出用抵抗を挿入して、その端子電圧を利用してバ
イアス電流の自動的な負帰還制御を行うことにより、ア
イドリング調整を不要としている。そしてこの発明によ
ると、出力段トランジスタの出力端子側の抵抗でアイド
リング電流検出を行う従来の方法に対して、電流検出用
抵抗の抵抗値を大きくしても、出力インピーダンス増大
といった特性劣化をもたらすことはない。この発明にお
いて、同極性のダーリントン接続を利用した場合には、
電流検出用抵抗には、信号出力時の電流をバイパスする
ためのダイオードを並列接続することが必要である。し
かしこのダイオードは、出力段トランジスタ(第3又は
第4のトランジスタ)の大きな負荷電流をバイパスする
訳ではないから、小型で安価なものでよい。また異極性
のダーリントン接続を利用した場合には、出力段トラン
ジスタのベース・エミッタ接合がバイパス用ダイオード
として機能するから、格別のバイパス用ダイオードは必
要ない。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。図1は、第1の実施例に係る増幅回路の要
部構成を示す。npn型の第1のトランジスタQ1 と第
2のトランジスタQ2 がダーリントン接続され、同様に
pnp型の第3のトランジスタQ3 と第4のトランジス
タQ4 がダーリントン接続され、これらによりプッシュ
プル型の出力回路が構成されている。出力段トランジス
タQ2 とQ4 のコレクタはそれぞれ正側電源端子+Bと
負側電源端子−Bに接続され、エミッタが共通に出力端
子OUTに接続されている。第2のトランジスタQ2 及
び第4のトランジスタQ4 のベース・エミッタ間にはそ
れぞれバイアス用抵抗R1 ,R2 が接続されている。
【0008】出力回路の第1のトランジスタQ1 のコレ
クタと正側電源端子+Bの間には、電流検出用抵抗RI
が挿入されている。第3のトランジスタQ3 のコレクタ
は直接負側電源端子−Bに接続されている。誤差増幅回
路1は、電流検出用抵抗RIの端子電圧を利用してこの
出力回路のアイドリング電流検出を行うものである。出
力回路の初段トランジスタQ1 ,Q3 を駆動するバイア
ス回路2は、誤差増幅回路1の出力によって出力回路の
アイドリング電流を決定するためのバイアス電流の負帰
還制御を行う。出力端子OUTの電圧は帰還回路4によ
り電圧増幅回路3に負帰還されている。この帰還回路4
により出力端子OUTの電位は、ほぼ0V付近に安定化
されることになる。
【0009】図1の誤差増幅回路1及びバイアス回路2
の部分を具体化した回路例を図3に示す。エミッタが電
流検出用抵抗RI の端子に接続され、コレクタが抵抗R
3 ,R4 を介して第1のトランジスタQ1 のベースに接
続されたpnpトランジスタQ5 は、電流検出用抵抗R
I の端子電圧と基準電圧の差を増幅する誤差増幅用トラ
ンジスタである。このトランジスタQ5 のベースには、
基準電圧源となるR6,R7 及びダイオードDB の直列
回路が設けられている。抵抗R7 により、抵抗R6 とダ
イオードDB に電流を流して、トランジスタQ5 のベー
ス電位を決定している。ダイオードDB は、トランジス
タQ5 のベース・エミッタ間電圧VBEの電圧補償と同時
に、温度補償用を行うため設けられている。なお電流検
出用抵抗RI の両端電圧がVBEより充分大きい場合に
は、このダイオードDB を省略することができる。
【0010】出力回路の初段トランジスタQ1 ,Q3 の
ベース間には、そのベース間バイアス電圧を決める抵抗
R5 が接続されている。この抵抗R5 の両端には、負荷
時のトランジスタQ5 のオン/オフによるバイアス電圧
変動を吸収するためにブートストラップ用コンデンサC
2 が接続されている。出力端子OUTと抵抗R3 ,R4
の接続点の間に接続されたコンデンサC1 は出力平滑用
である。
【0011】この実施例では、アイドリング状態で出力
回路の出力段トランジスタQ2 がカットオフとなり、ト
ランジスタQ1 ,Q3 及びQ4 により出力回路が動作す
るように、バイアス抵抗R1 の値が設定されている。こ
のときのアイドリング電流II が流れる様子を図3に破
線で示している。即ち軽負荷時,小信号時にはトランジ
スタQ2 以外のトランジスタにより出力ドライブがなさ
れ、アイドリングが確保されて歪みの少ない動作が行わ
れる。高負荷時には、出力段トランジスタQ2 が能動状
態となり、大電流はこのトランジスタQ2 を流れる。な
お、もう一つの出力段トランジスタQ4 側のバイアス抵
抗R2 をバイアス抵抗R1 と同じ値に設定して、アイド
リング状態でこのトランジスタQ4 もカットオフ状態に
なるようにしてもよい。
【0012】アイドリング電流の制御動作を次に説明す
る。図3に示すように、出力回路にアイドリング電流I
I が流れているとする。この時、電流検出用抵抗RI の
両端に発生する電圧VI と、抵抗R6 ,ダイオードDB
により決まる基準電圧VB との差に応じてトランジスタ
Q5 にはコレクタ電流IC が流れる。この電流IC の変
化がバイアス抵抗R5 によって出力回路初段トランジス
タQ1 ,Q3 のベース間バイアス電圧VBBの変化とな
り、アイドリング電流II の変化にフィードバックされ
る。すなわち、アイドリング電流II が小さくなり、V
I =RI ・II が小さくなると、トランジスタQ5 は順
方向バイアスが大きくなり、これにより電流IC が増加
する。この結果バイアス電圧VBBが大きくなり、アイド
リング電流II が増加するというフィードバック制御が
なされる。つまり、トランジスタQ5 の部分は、誤差増
幅によりアイドリング電流II を一定化する定電流回路
を構成していることになる。
【0013】以上の動作をより具体的に、式を用いて説
明すると次のとおりである。電流検出用抵抗RI の両端
電圧は、トランジスタQ5 のベース・エミッタ間電圧を
VBEとして、
【0014】VI =VB −VBE …(1)
【0015】と表される。一方、アイドリング電流をI
I 、トランジスタQ5 のベース電流をIB 、コレクタ電
流をIC とすると、
【0016】 VI =RI (II +IC +IB )…(2)
【0017】である。ここで、アイドリング電流II が
コレクタ電流IC より十分大きく、ベース電流IB がコ
レクタ電流IC に比べて十分小さいとすると、ベース電
流IBを無視することができ、(1)式と(2)式か
ら、
【0018】 II =(VB −VBE)/RI −IC …(3)
【0019】となる。(3)式の右辺第1項は一定であ
るから、アイドリング電流II が増加すれば、コレクタ
電流IC が減少するという関係になる。コレクタ電流I
C が減少すれば、抵抗R5 の端子電圧低下により、アイ
ドリング電流II が減少するという制御がなされること
になる。
【0020】前述のようにこの実施例では、アイドリン
グ状態で出力段トランジスタQ2 がカットオフ状態に保
たれるように、バイアス条件が設定されている。例え
ば、アイドリング電流II =10mAとして、抵抗R1
の値を33Ωに設定すれば、出力段トランジスタQ2 の
ベース・エミッタ間電圧は0.33Vであり、このトラ
ンジスタQ2 はカットオフになる。一方、抵抗R2 を例
えば150Ωに設定すれば、10mAのアイドリング電
流の一部約4mAがトランジスタQ3 に流れ、残部約6
mAがトランジスタQ4 を流れる。但し先にも述べたよ
うに、アイドリング状態でトランジスタQ4 もカットオ
フとなるバイアス条件に設定してもよい。
【0021】以上のようにこの実施例による増幅回路で
は、自動的にアイドリング電流の安定化制御がなされ
る。またアイドリング電流検出用抵抗RI 及びバイパス
用ダイオードDは、出力回路の初段トランジスタQ1 側
に設けられていて、出力段トランジスタQ2 のコレクタ
は直接電源端子+Bに接続されている。そして高負荷時
にのみ出力段トランジスタQ2 がオンになり、ここに大
電流が流れる。従って、バイパス用ダイオードDには大
電流が流れることはなく、これに小型で安価なものを用
いることができる。
【0022】図2は、この発明の別の実施例の増幅回路
である。図1と対応する部分には、図1と同一符号を付
してある。図1の実施例では同極性のダーリントン接続
を利用したのに対して、この実施例では異極性のダーリ
ントン接続を利用して出力回路を構成している。即ち、
正電源側のダーリントン回路は、第1のトランジスタQ
11がnpn、第2のトランジスタQ12がpnpであり、
負電源側のダーリントン回路は、第3のトランジスタQ
13がpnp、第4のトランジスタQ14がnpnである。
【0023】また、出力段トランジスタQ12,Q14は、
先の実施例と逆にコレクタが共通に出力端子OUT接続
され、エミッタがそれぞれ直流電源端子+B,−Bに接
続されている。これに伴って出力段トランジスタQ12,
Q14のベースバイアス用抵抗R1 ,R2 が、初段トラン
ジスタQ11,Q13のコレクタと電源端子の間に入ること
になり、このバイアス用抵抗がそのまま図1の電流検出
用抵抗RI として用いられる。また図1のバイパス用ダ
イオードDはこの実施例では省略されている。この実施
例の場合、出力段トランジスタQ12のベース・エミッタ
間接合が抵抗R1 に並列に入り、これがバイパス用ダイ
オードとして機能するからである。
【0024】図4は、図2の電流検出回路1及びバイア
ス回路2の部分を具体化したもので、その構成は先の実
施例の図3と同様である。
【0025】この実施例においても、アイドリング状態
で出力段トランジスタQ12,Q14がオフ状態に保たれる
ようにバイアス条件が設定され、アイドリング電流は出
力回路の初段トランジスタQ11を流れる。このアイドリ
ング電流検出とその安定化動作は先の実施例と同様であ
る。またこの実施例の場合、出力回路の初段トランジス
タQ11,Q13のエミッタは直結されている。このため、
これらのトランジスタQ11,Q13のベースバイアス電圧
の変化は、エミッタ間に抵抗が挿入されている先の実施
例に比べて小さく、優れた過渡応答特性が得られる。
【0026】図5は、図4の実施例を変形した実施例で
ある。図4の実施例では抵抗R5 の両端電圧をそのまま
出力回路のバイアス電圧として用いた。この実施例で
は、ここに増幅用のpnpトランジスタQ6 を設けて、
能動型のバイアス回路としている。抵抗R5 の両端電圧
はトランジスタQ6 のベース・コレクタ間バイアスとし
て用いられる。トランジスタQ6 のエミッタは抵抗R9
,R8 を介して正側直流電源端子+Bに接続され、同時
にトランジスタQ11のベースに接続されている。
【0027】この実施例によると、電流流検出用トラン
ジスタQ5 のコレクタ電流変化はトランジスタQ6 によ
り増幅されて、出力回路のバイアス制御に用いられる。
従ってアイドリング電流制御の応答性が一層優れたもの
となる。
【0028】この発明は上記実施例に限られるものでは
ない。例えば図5に示した能動型バイアス回路は、図
1,図3の実施例にも同様に適用することが可能であ
る。実施例では、正電源側で電流検出と誤差増幅及びバ
イアスのフィードバック制御を行ったが、対称的に負電
源側にこれらと等価の回路を設けることもできる。また
実施例では、誤差増幅に一つのトランジスタを用いた
が、差動増幅回路,演算増幅回路等他の回路を誤差増幅
手段として用いることもできる。もちろんこれらがIC
化されたものでもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
アイドリング電流検出の誤差増幅を利用してバイアス電
流のフィードバック制御を行うことにより、アイドリン
グ調整を不要とした増幅回路が得られる。またこの発明
では、ダーリントン接続のプッシュプル型出力回路の初
段トランジスタの電流をバイアス電流として検出するよ
うに電流検出回路を構成することにより、電流検出用抵
抗のバイパス用ダイオードとして大きな負荷電流に耐え
られる大型のものを用いる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る増幅回路の要部構
成を示す。
【図2】 この発明の別の実施例の増幅回路の要部構成
を示す。
【図3】 図1の回路の具体構成例を示す。
【図4】 図2の回路の具体構成例を示す。
【図5】 図4の実施例を変形した実施例の回路構成を
示す。
【符号の説明】
Q1 …第1のトランジスタ、Q2 …第2のトランジス
タ、Q3 …第3のトランジスタ、Q4 …第4のトランジ
スタ、R1 ,R2 ,R5 …バイアス用抵抗、RI …電流
検出用抵抗、D…バイパス用ダイオード、1…誤差増幅
回路、2…バイアス回路、3…電圧増幅回路、4…帰還
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−68642(JP,A) 特開 昭58−143611(JP,A) 特開 昭61−13807(JP,A) 特開 平2−288607(JP,A) 実開 昭48−75552(JP,U) 実開 昭50−32937(JP,U) 実開 昭55−33513(JP,U) 特公 昭54−12031(JP,B2) 特公 昭46−27884(JP,B1) 特公 昭52−48452(JP,B1) 国際公開88/4115(WO,A1) ソ連国特許発明1497712(SU,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03F 1/34 H03F 3/30 PCI(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2のトランジスタがダーリント
    ン接続され、これら第1,第2のトランジスタと相補的
    に動作する第3,第4のトランジスタがダーリントン接
    続され、第2及び第4のトランジスタが出力段トランジ
    スタとして直流電源端子間に直列接続されたプッシュプ
    ル型の出力回路と、前記第2及び第4のトランジスタのそれぞれベース・エ
    ミッタ間に前記第1及び第2のトランジスタと直列にな
    るように接続されてアイドリング状態で前記第2及び第
    4のトランジスタの少なくとも一方をカットオフ状態に
    設定するバイアス用抵抗と、 前記 出力回路の前記第1,第3のトランジスタのいずれ
    か一方と直流電源端子の間に挿入された電流検出用抵抗
    を有し、この電流検出用抵抗の端子電圧により前記第
    1,第3のトランジスタのいずれかのアイドリング電流
    検出を行う電流検出手段と、 この電流検出手段の出力に応じて前記第1,第3のトラ
    ンジスタのアイドリング電流を負帰還制御するバイアス
    手段と、 を備えたことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 異極性の第1,第2のトランジスタがダ
    ーリントン接続され、これら第1,第2のトランジスタ
    と相補的に動作する異極性の第3,第4のトランジスタ
    がダーリントン接続され、第2及び第4のトランジスタ
    が出力段トランジスタとして直流電源端子間に直列接続
    されたプッシュプル型の出力回路と、前記第1及び第2のトランジスタと直流電源端子の間に
    それぞれ挿入されて前記第2及び第4のトランジスタの
    ベース・エミッタ間に接続され、アイドリング状態で前
    記第2及び第4のトランジスタの少なくとも一方をカッ
    トオフ状態に設定するバイアス用抵抗と、 これらのバイアス用抵抗の一方を電流検出用抵抗として
    その 端子電圧と基準電圧の差を増幅する誤差増幅手段
    と、 この誤差増幅手段の出力に応じて前記第1,第3のトラ
    ンジスタのアイドリング電流を負帰還制御するバイアス
    手段と、 を備えたことを特徴とする増幅回路。
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