JP2976079B2 - 石油暖房機 - Google Patents

石油暖房機

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JP2976079B2 JP3233542A JP23354291A JP2976079B2 JP 2976079 B2 JP2976079 B2 JP 2976079B2 JP 3233542 A JP3233542 A JP 3233542A JP 23354291 A JP23354291 A JP 23354291A JP 2976079 B2 JP2976079 B2 JP 2976079B2
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preheating
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建二 落合
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱手段を備えた気化
器で灯油をガス化し、このガスをバーナ部に導いて燃焼
させる石油暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の石油暖房機においては、運転開始
時に実施する気化器の予熱に要する時間を短縮するため
に、石油暖房機の運転予定の無い時点においても、加熱
手段を作動させて気化器を加熱(プリヒート)してお
き、運転開始操作が行なわれた際に直ちにガス化燃料を
発生させて燃焼の開始を可能にし、暖房運転に入れるよ
うにしているものがある。(特公平3−45285号公
報参照) なお、長時間運転しないような場合の経済性および安全
性を考慮して、適宜プリヒートを停止可能にしたものも
ある。(特公平3−50167号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上述した従来
の石油暖房機のうち、前者にあっては、燃焼運転開始前
に必要であった予熱時間が不要になり、運転開始操作後
即着火が実現されて、使い勝手及び採暖性能は劇的に向
上した。しかし、低電力とは言え、常時加熱手段に通電
して気化器を加熱しているため、省電力という観点にて
らして好ましくはない。
【0004】一方後者にあっては、前者の気化器の通電
加熱の停止によって省電力の効果は生じるものの、暖房
運転開始操作時の予熱時間短縮の効果が生じないと言う
問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、灯油を気化させる気化
器と、この気化器から供給される燃料ガスを燃焼させる
バーナ部と、気化器を灯油の気化温度にプリヒートする
加熱手段と、使用者の生活パターンに合わせて暖房運転
の停止からプリヒートを開始するまでのノンプリヒート
時間帯およびプリヒートを開始してから終了するまでの
プリヒート時間帯を設定する生活パターン設定手段と、
室温が所定値以下の場合にのみこの生活パターン設定手
段によって設定されたノンプリヒート時間帯およびプリ
ヒート時間帯に基づいて加熱手段への通電を制御し、室
温が所定値以上の場合にはそのノンプリヒート時間帯お
よびプリヒート時間帯についての設定を回避するよう制
御する制御部とで石油暖房機を構成し、省電力のための
制御がなされるようにした。また、灯油を気化させる気
化器と、この気化器から供給される燃料ガスを燃焼させ
るバーナ部と、気化器を灯油の気化温度にプリヒートす
る加熱手段と、使用者の生活パターンに合わせて暖房運
転の停止からプリヒートを開始するまでのノンプリヒー
ト時間帯およびプリヒートを開始してから終了するまで
のプリヒート時間帯を設定する生活パターン設定手段
と、タイマー運転機能を設定するタイマー運転設定手段
と、生活パターン設定手段によって設定されたノンプリ
ヒート時間帯およびプリヒート時間帯に基づいて加熱手
段への通電を制御する一方、タイマー運転設定手段によ
ってタイマー運転が設定された場合にはそのノンプリヒ
ート時間帯およびプリヒート時間帯についての設定を回
避するよう制御する制御部とで石油暖房機を構成し、省
電力のための制御がなされるようにした。
【0006】
【作用】石油暖房機の運転停止から気化器のプリヒート
を開始するまでの間のノンプリヒート時間帯および気化
器のプリヒート開始からプリヒートが終了するまでの間
のプリヒート時間帯を使用者の生活パターンに合わせて
任意に設定し得るので、省電力を達成しながらプリヒー
ト時間帯の中で暖房運転開始操作後即着火が実現し、操
作性ならびに採暖性が改善されるのはもとより、室温が
所定値以上の場合には、上述のノンプリヒート時間帯お
よびプリヒート時間帯についての制御が行なわれないよ
うになり、一層の省電力が達成されることとなる。
た、タイマー運転機能を作動させて希望時間後もしくは
希望時刻に暖房運転を開始させるようにしたときにも、
ノンプリヒート時間帯およびプリヒート時間帯について
の制御は行なわれないので、省電力が達成される。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に従って説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例による石油暖房機
の概略の構成図、図2は同様概略の制御回路図、図3は
暖房機を使用する使用者の生活パターンとノンプリヒー
ト時間帯およびプリヒート時間帯を説明するための図、
そして図4は制御部にプログラムされたマイコンプログ
ラムのフローチャートである。
【0009】さて図1において、1は液体燃料である灯
油をガス化する気化器で、2はこの気化器1を灯油のガ
ス化温度に加熱するシーズヒータよりなる加熱手段、3
は気化器1の温度を検知するサーミスタよりなる温度検
知手段である。4は電磁ポンプで、油受け皿5内の灯油
を吸引し、送油パイプ7を通じて気化器1へ送油す
る。8は気化器1のノズルで、9はこのノズル8から燃
料ガスを供給されるバーナ部である。
【0010】図2において、Pは商用電源で、これには
前述の加熱手段2とこの加熱手段2への通電を開閉制御
する接点10bとの直列回路が接続し、またこの直列回
路に並列にトランスTの一次巻線が接続している。トラ
ンスTの二次巻線には全波整流部Sの入力側が接続さ
れ、その出力は直流安定化電源11を経てマイコンより
なる制御部12に接続している。10aはこの制御部1
2の指示に基づいて前述の開閉接点10bを開閉制御す
る制御手段で、13はノンプリヒート時間帯T1、T2
およびプリヒート時間帯t1、t2の設定を行なうため
スイッチ等からなる生活パターン設定手段である。そ
れらはともに制御部12に接続されている。14は制御
部12に対してタイマー運転機能を設定するためのタイ
マー運転設定手段である。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。
【0012】石油暖房機の運転に際しては、まず運転ス
イッチ(図示省略)を操作する。それにより、トランス
T、全波整流部Sおよび直流安定化電源11を介して
御部12に直流電圧が印加される。
【0013】それに続いて生活パターン設定手段13
操作し、例えば図3に示す如くの使用者の生活パターン
に合わせて、ノンプリヒート時間他T1、T2およびプ
リヒート時間帯t1、t2を制御部12に設定する。
【0014】この図3を簡単に説明する。この図3は、
6時起床、8時外出、17時帰宅、そして22時に就寝
というパターンの生活をする使用者に合わせてノンプリ
ヒート時間帯およびプリヒート時間帯を設定した例であ
り、プリヒート時間帯t1およびt2を5時〜6時の間
および16時〜17時の間にそれぞれ設定し、それ以外
の区間をノンプリヒート時間帯T1、T2として設定
し、起床ならびに帰宅時の暖房運転開始操作に合わせて
直ちに暖房運転が開始できるようになっていることを示
しているほか、外出ならびに就寝時に暖房運転停止操作
によって暖房運転が停止した後は次のプリヒート開始時
刻までノンプリヒート状態を持続するようになっている
ことを示している。
【0015】この設定が行なわれた制御部12は、図4
に示すフローチャートの如く、室温が例えば15℃以
下、タイマー運転セットが否であることを確認して、予
め設定されたノンプリヒート時間帯T1(T2)が経過
下時点から制御手段10aを作動させて接点10bを閉
路し、加熱手段2に通電してプリヒートを開始する。
【0016】プリヒート時間帯t1(t2)中は、温度
件検知部材3によって気化器1の温度を検知しながら、
その温度を灯油6の気化可能な値に保持するよう制御部
12によって制御手段10aを駆動制御し、加熱手段2
への通電を制御する。
【0017】プリヒート時間帯t1、t2の間に暖房運
転開始操作が行なわれると、制御部12は電磁ポンプ4
を駆動して送油パイプ7を介して灯油6を気化器1に送
るとともに点火器(図示省略)を作動させる。
【0018】気化器1に送られた灯油6は気化ガスとな
ってノズル8からバーナ部9に噴出し、点火器によって
点火されて燃焼を開始する。
【0019】なお、室温が例えば15℃以上である場合
のほか、タイマー運転設定手段14によってタイマー運
転がセットされていることが確認されている場合は、
活パターン設定手段13によって制御部12に対して行
なわれたノンプリヒート時間帯およびプリヒート時間帯
の設定は一時回避され、それぞれの運転開始直前に従来
通りのプリヒートを行なうことになり、省電力が励行さ
れる。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によれば、石油暖房機の運転
停止から次の気化器のプリヒートを開始するまでの間の
ノンプリヒート時間帯および気化器のプリヒート開始か
らプリヒートが終了するまでの間のプリヒート時間帯が
任意に設定可能となり、省電力を達成しながらプリヒー
ト時間帯の中で暖房運転開始操作後即着火が実現し、操
作性ならびに採暖性が改善された上に、室温が所定値以
上の場合に、ノンプリヒート時間帯およびプリヒート時
間帯の制御が行なわれないようになって、一層の省電力
が達成されることとなった。また、タイマー運転機能が
設定されて希望時間後もしくは希望時刻に暖房運転を開
始させるようにしたときにも、上述のノンプリヒート時
間帯およびプリヒート時間帯が設けられないので、この
場合にも省電力が達成されることとなった。
【0021】
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の石油暖房機の概略構成図であ
る。
【図2】同じく一実施例の制御回路である。
【図3】同じく一実施例における暖房機使用者の生活パ
ターンとプリヒート時間帯の設定例を説明する図であ
る。
【図4】同じく制御部にプログラムされたマイコンプロ
グラムのフローチャーである。
【符号の説明】 1 気化器 2 加熱手段9 バーナ部 12 制御部 13 生活パターン設定手段 14 タイマー運転設定手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯油(6)を気化させる気化器(1)
    と、この気化器から供給される燃料ガスを燃焼させるバ
    ーナ部(9)と、前記気化器を灯油の気化温度にプリヒ
    ートする加熱手段(2)と、使用者の生活パターンに合
    わせて暖房運転の停止からプリヒートを開始するまでの
    ノンプリヒート時間帯およびプリヒートを開始してから
    終了するまでのプリヒート時間帯を設定する生活パター
    ン設定手段(13)と、室温が所定値以下の場合にのみ
    この生活パターン設定手段によって設定されたノンプリ
    ヒート時間帯およびプリヒート時間帯に基づいて前記加
    熱手段への通電を制御し、室温が所定値以上の場合には
    そのノンプリヒート時間帯およびプリヒート時間帯につ
    いての設定を回避するよう制御する制御部(12)とで
    構成されていることを特徴とする石油暖房機。
  2. 【請求項2】 灯油(6)を気化させる気化器(1)
    と、この気化器から供給される燃料ガスを燃焼させるバ
    ーナ部(9)と、前記気化器を灯油の気化温度にプリヒ
    ートする加熱手段(2)と、使用者の生活パターンに合
    わせて暖房運転の停止からプリヒートを開始するまでの
    ノンプリヒート時間帯およびプリヒートを開始してから
    終了するまでのプリヒート時間帯を設定する生活パター
    ン設定手段(13)と、タイマー運転機能を設定するタ
    イマー運転設定手段(14)と、前記生活パターン設定
    手段によって設定されたノンプリヒート時間帯およびプ
    リヒート時間帯に基づいて前記加熱手段への通電を制御
    する一方、前記タイマー運転設定手段によってタイマー
    運転が設定された場合にはそのノンプリヒート時間帯お
    よびプリヒート時間帯についての設定を回避するよう制
    御する制御部(12)とで構成されていることを特徴と
    する石油暖房機。
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