JP2975835B2 - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

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JP2975835B2
JP2975835B2 JP6018515A JP1851594A JP2975835B2 JP 2975835 B2 JP2975835 B2 JP 2975835B2 JP 6018515 A JP6018515 A JP 6018515A JP 1851594 A JP1851594 A JP 1851594A JP 2975835 B2 JP2975835 B2 JP 2975835B2
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器の洗浄を行う食器
洗浄機やビーカ、試験管などの医療・実験用器具の洗浄
を行う器具洗浄機など、器物の洗浄を行う洗浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄機では、例えば特開
昭62−282683号公報(B08B11/00)や
特開昭63−288122号公報(A47L15/4
6)に示されているように、洗浄室の底部に貯めた洗浄
水を、ヒータにより加熱すると共に洗浄ポンプにて洗浄
ノズルへと送り、洗浄ノズルから洗浄室に収容した食器
等の被洗浄物に噴射して洗浄を行うようにしている。
【0003】このような洗浄機に用いられている洗浄ポ
ンプは、ポンプモータと、このポンプモータの回転軸に
取り付けられたインペラと、このインペラを収容するケ
ーシングと、このケーシングに取り付けられ、前記回転
軸を回転自在に支持する軸受とで構成されている。ま
た、ケーシング内に取り込まれた洗浄水がポンプモータ
の回転軸に侵入しないように(回転軸が錆びないよう
に)前記インペラと前記軸受との間をメカニカルシール
により水封している。
【0004】このメカニカルシールは、洗浄ポンプのよ
うに、高速回転し且つ長時間動作するために耐久性が必
要な場合に一般的に用いられる構造であり、この構造を
図6にて具体的に説明する。
【0005】図6は洗浄ポンプを示したものである。6
0はポンプモータ、61はこのポンプモータ60の回転
軸である。62は前記回転軸61に取り付けられたイン
ペラ、63はこのインペラ62を収容するケーシングで
ある。このケーシング63の前記インペラ62の前方に
は吸込口64が、インペラ62の上方には、洗浄ノズル
(図示せず)に接続される吐出口65がそれぞれ形成さ
れている。
【0006】こうして、ポンプモータ60を駆動する
と、インペラ62が回転して吸込口64から吸い込んだ
洗浄水を吐出口65から洗浄ノズルへ送る。
【0007】66は前記ケーシング63に取り付けられ
た軸受で、前記回転軸61を回転自在に支持する。67
は水封のため軸受66とケーシング63との間に介在さ
れたパッキンである。このパッキンの材質は例えばゴム
である。68は前記インペラ62の後面中央に取り付け
られたリング状のフローティングシートで、このフロー
ティングシート68とインペラ62との間には、やはり
水封のためパッキン69が介在されている。70は前記
軸受66に装着され、前記フローティングシート68の
表面と摺接する摺接リングである。この摺接リング70
は、インペラ62が回転したときに確実にフローティン
グシート68に摺接するようバネ71にてフローティン
グシート68側に付勢されている。このように、回転軸
61に洗浄水が侵入しないための軸受66とインペラ6
2との間の水封は、フローティングシート68に摺接リ
ング70が密着することによりなされており、このよう
な水封構造を一般にメカニカルシールと呼んでいる。
【0008】前記フローティングシート68や摺接リン
グ70の材質としては、耐摩耗性に優れ、摩擦抵抗の小
さいセラミックやカーボンが用いられているが、さら
に、フローティングシート68と摺接リング70との摺
接面には、洗浄ポンプの駆動によりケ−シング63内に
満たされる洗浄水が僅かにしみ込むようになっている。
そして、フローティングシート68と摺接リング70
は、この洗浄水を潤滑剤として抵抗少なく摺動してい
る。
【0009】このため、洗浄水がない状態で洗浄ポンプ
を駆動すると、フローティングシート68と摺接リング
70との摺接面での摩擦抵抗が大きくなって焼きつきを
起こし、大きな騒音を発生させる虞がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な洗浄機にあっては、機器が故障してサービスマンが修
理を行おうとし、不具合を調査する場合には、洗浄運転
を行ってみるしかなく、洗浄ポンプ、給水弁、ヒータな
ど負荷を個別に素早く検査することができなかった。
【0011】一方、特開平3−26298号公報(D0
6F33/02)には、洗濯機などの機器において、修
理などの際、モータや給水弁、排水弁などの負荷を素早
く検査できるようにした検査装置が示されている。この
ものは、操作スイッチの特定操作により入ることのでき
る検査モードを備え、この検査モードにおいて、所定の
スイッチ操作をすると、個別に負荷が駆動する。そし
て、特に、負荷の駆動は、次に所定のスイッチ操作をす
るまで続けられるようにしており、各負荷の検査を時間
的な制約なく十分に行えるようにしている。
【0012】そこで、この検査装置の技術を上記洗浄機
に適用し、修理の際、洗浄ポンプ、給水弁、ヒータなど
負荷を個別に素早く且つ十分に検査できるようにするこ
とが考えられる。
【0013】しかし、こうした場合、検査の際には洗浄
ポンプやヒータは、通常の洗浄運転時と違って、洗浄水
がない状態で動作することになるので、検査に手間取っ
たりして長い時間洗浄ポンプやヒータが動作し続けるこ
とになると、前述したように洗浄ポンプのメカニカルシ
ール部分の焼きつきが発生したり、洗浄室のヒータ近傍
の部分が過熱し、変形あるいは損したりする虞がある。
洗浄室が樹脂製である場合は、特に変形、破損しやす
い。
【0014】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、洗浄ポンプの焼きつきやヒータによる洗浄室
の異常過熱を発生させることなく、素早く且つ十分に負
荷を検査できるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決手段
は、洗浄室と、この洗浄室内に収容した食器等の被洗浄
物に洗浄水を噴射するための洗浄ノズルと、前記洗浄室
への給水動作を行う給水手段と、前記洗浄室に貯めた洗
浄水を前記洗浄ノズルへ送る洗浄ポンプと、前記洗浄室
内の洗浄水を排出する排水手段と、電源スイッチ、各種
運転条件の設定スイッチ、スタートスイッチ等の操作ス
イッチと、これら操作スイッチの操作に基づいて、前記
給水手段、洗浄ポンプ及び排水手段の各負荷を制御して
洗浄運転を実行する制御手段と、前記操作スイッチを用
いた所定の特殊操作がなされると、検査モードに入った
ことを知らせる報知手段と、この検査モード中に、所定
のスイッチ操作がなされると、このスイッチ操作に応じ
て前記各負荷をそれぞれ動作させる駆動制御手段と、前
記駆動制御手段による負荷の動作中に、更なる所定のス
イッチ操作がなされると、この負荷を停止させる停止制
御手段とを備えると共に、前記洗浄ポンプを、ポンプモ
ータと、このポンプモータの回転軸に取り付けられたイ
ンペラと、このインペラを収容するケーシングと、この
ケーシングに取り付けられ、前記回転軸を回転自在に支
持する軸受とで構成し、前記インペラと前記軸受との間
をメカニカルシールにより水封した洗浄機において、前
記駆動制御手段による前記洗浄ポンプの始動から所定の
ポンプ制限時間を計測する計時手段と、前記停止制御手
段により前記洗浄ポンプが停止される前に前記ポンプ制
限時間が経過すると、洗浄ポンプを停止させるポンプ停
止制御手段とを備えた構成である。
【0016】また、本発明の第2の解決手段は、洗浄室
と、この洗浄室内に収容した食器等の被洗浄物に洗浄水
を噴射するための洗浄ノズルと、前記洗浄室への給水動
作を行う給水手段と、前記洗浄室の底部に配置され、洗
浄水を加熱するヒータと、前記洗浄室に貯めた洗浄水を
前記洗浄ノズルへ送る洗浄ポンプと、前記洗浄室内の洗
浄水を排出する排水手段と、電源スイッチ、各種運転条
件の設定スイッチ、スタートスイッチ等の操作スイッチ
と、これら操作スイッチの操作に基づいて、前記給水手
段、ヒータ、洗浄ポンプ及び排水手段の各負荷を制御し
て洗浄運転を実行する制御手段と、前記操作スイッチを
用いた所定の特殊操作がなされると、検査モードに入っ
たことを知らせる報知手段と、この検査モード中に、所
定のスイッチ操作がなされると、このスイッチ操作に応
じて前記各負荷をそれぞれ動作させる駆動制御手段と、
前記駆動制御手段による負荷の動作中に、更なる所定の
スイッチ操作がなされると、この負荷を停止させる停止
制御手段とを備えた洗浄機において、前記駆動制御手段
による前記ヒータの動作開始から所定のヒータ制限時間
を計測する計時手段と、前記停止制御手段により前記ヒ
ータが停止される前に前記ヒータ制限時間が経過する
と、ヒータを停止させるヒータ停止制御手段とを備えた
構成である。
【0017】ここで、前記ポンプ制限時間は、洗浄水が
ない状態で洗浄ポンプを駆動しても、洗浄ポンプのメカ
ニカルシール部分が焼きつきを起こさないよう考慮して
決められた所定の時間であり、前記ヒータ制限時間は、
洗浄水がない状態ヒータが動作していても、洗浄室のヒ
ータ近傍部分が変形したり、破損したりしないよう考慮
して決められた所定の時間である。
【0018】
【作用】操作スイッチを用いて通常の使用では行わない
ような所定の特殊操作を行うと、検査モードに入り、そ
の旨が報知される。この検査モード中、ある所定のスイ
ッチ操作がなされると、その操作に対応する負荷が動作
する。さらに、その負荷が動作しているときに所定のス
イッチ操作がなされると、負荷が停止する。
【0019】このとき、負荷がメカニカルシールの構造
を有する洗浄ポンプである場合には、所定のスイッチ操
作による停止が行われる前に、動作時間がポンプ制限時
間を経過すると停止する。さらに、負荷がヒータである
場合にも、所定のスイッチ操作による停止が行われる前
に、動作時間がヒータ制限時間を経過すると停止する。
【0020】即ち、検査の際、通常の運転とは違った状
態で長い時間動作しても何ら問題が発生しない通常の負
荷に対しては、時間的な制約なしに動作させることがで
き、通常の運転とは違った状態であまり長く動作させる
と問題が発生する特殊な負荷である洗浄ポンプ及びヒー
タに対しては、問題が発生する前に確実に停止させるこ
とができる。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明す
る。
【0022】図3において、1は本発明の洗浄機の一実
施例である食器洗浄乾燥機である。2はこの食器洗浄乾
燥機1の機枠、3はこの機枠2に内設された洗浄室であ
る。この洗浄室3は、下方開口状の樹脂製上ケース3a
と下方開口状の樹脂製下ケース3bとを熱溶着などによ
り接合して形成されている。洗浄される食器類は食器カ
ゴ(図示せず)に納められた状態でこの洗浄室3に収容
される。
【0023】4は前記洗浄室3の前面に設けられた食器
の投入口、5はこの投入口4を開閉するドアで、下端が
支持されており、手前に開く。6は前記機枠2の前面下
部、即ち、前記ドア5の下方に設けられた操作パネルで
ある。7はこの操作パネル6の裏面に取り付けられた制
御ボックスで、本食器洗浄乾燥機1の制御機構の中枢を
なすマイクロコンピュータ(後述する)などの電装部品
が納められている。
【0024】8は前記洗浄室3の底部中央に回転可能に
支持された中空状のノズルアームで、上面に所定の角度
をもって噴出口9が開設されている。このノズルアーム
8は本発明の洗浄ノズルに相当する。
【0025】10は前記洗浄室3の底部前方に形成され
た排水槽で、側面下部に循環口11及び排水口12が開
設されている。13は食器類から流れ落ちた残菜類を除
去するために前記排水槽10の上面に配置されたフィル
タである。14は前記洗浄室3の外底部に取り付けられ
た洗浄ポンプで、その吸込口15は、接続パイプ16を
介して前記排水槽10の循環口11に連結されており、
また、吐出口17は前記ノズルアーム8に連結されてい
る。
【0026】18は同じく前記洗浄室3の外底部に取り
付けられた排水ポンプで、その吸込口は接続ホース19
を介して前記排水槽10の排水口12に連結されてい
る。この排水ポンプ18は本発明の排水手段に相当す
る。20は前記排水ポンプ18の吐出口に接続された排
水ホースである。
【0027】前記洗浄ポンプ14の構成は、従来の洗浄
ポンプと同じであり、メカニカルシールにより水封され
ており、その詳細については図6ですでに説明したの
で、ここでは省略する。
【0028】排水ポンプの場合、排水作業は短い時間で
あり、短い時間しか動作させる必要がないので、耐久性
はあまり必要とされない。よって、前記排水ポンプ18
は、前記洗浄ポンプ14と違って、メカニカルシールで
はなくオイルシールによって水封されている。
【0029】こうして、洗浄またはすすぎ時、前記洗浄
室3内に貯えられた洗浄水またはすすぎ水は、前記洗浄
ポンプ14によって、前記ノズルアーム8内に導入さ
れ、さらに前記噴出口9からその上方に配置された食器
類(図示せず)に噴射され、前記排水槽10を通って再
び洗浄ポンプ14内に吸い込まれる。このようにして、
前記洗浄室3内に貯えられた洗浄水やすすぎ水が循環し
ながら食器類に掛けられることにより、食器類が洗浄さ
れる。
【0030】また、排水時、洗浄水及びすすぎ水は、前
記排水ポンプ18の動作により、前記排水ホース20を
通って排出される。
【0031】21は前記洗浄室3底部の中央付近から後
方にわたって設けたループ状のシーズヒータで、前記洗
浄水やすすぎ水を温水化し、且つ乾燥時には前記洗浄室
3内を昇温させ、洗浄・乾燥効果を高めるものである。
【0032】22は前記洗浄室3の下部後方に形成され
た水位検知室で、この検知室22内には、洗浄室3内の
水位を検知するためのフロート(図示せず)が配置され
ている。
【0033】23は前記洗浄室3の後部上方に設置され
た給水ノズルある。24は電磁給水弁で、一端が前記給
水ノズル23に給水パイプ(図示せず)にて接続され、
他端が外部の給水源に接続される。この給水弁24は本
発明の給水手段に相当する。前記洗浄水やすすぎ水とな
る給水源の水は、この給水弁24を開放することによっ
て、前記給水ノズル23から前記洗浄室3内へ供給され
る。
【0034】25は同じく前記洗浄室3の後方に設けら
れた循環風路で、洗浄室3内の空気を後壁の上部に設け
られた導出口26から取り込み、後壁の下部に設けられ
た導入口27から戻すことにより空気の循環を行う。2
8はこの循環風路25の後方に設けられ、外気を通過さ
せる冷却風路、29は前記循環風路25と冷却風路28
とを仕切るように設けられた両面ファンで、循環風路2
5内と冷却風路28内の空気を同時に強制循環させると
共に、循環風路25内の空気を冷却風路28内の空気と
熱交換させて水分を除去する。30はこの両面ファン2
9を駆動するファンモータである。
【0035】さて、ここで前記操作パネル6について図
4に基づいて詳述する。31は機器本体に交流電源(A
C100V)を投入するための電源スイッチ、32は各
種洗浄乾燥運転をスタートさせたり一時停止させたりす
るためのスタートスイッチである。33は各種運転条件
を設定する設定スイッチである。これら電源スイッチ3
1、スタートスイッチ32及び設定スイッチ33が本発
明の操作スイッチになる。
【0036】前記設定スイッチ33には、各種洗浄乾燥
運転コースを選択設定するためのコーススイッチ34
と、乾燥運転コースごとに決まっている乾燥時間を手動
で変更するための乾燥スイッチ35とがある。
【0037】なお、前記電源スイッチ31は、一度操作
ボタンが押されるとこの操作ボタンがロックされ、再び
操作ボタンが押されてロック解除されるまで接点が閉じ
たままであるロック式のプッシュスイッチである。一
方、前記スタートスイッチ32、コーススイッチ34及
び乾燥スイッチ35は、操作ボタンがロックせず、操作
ボタンを押している間だけ接点が閉じているノンロック
式のプッシュスイッチである。
【0038】36は本発明の報知手段となる表示部であ
り、大きく分けて運転コース表示部37と運転状態表示
部38とからなる。運転コース表示部37では、前記コ
ーススイッチ34によって、「標準」、「乾燥のみ」、
「ソフト」、「予洗」の運転コースの中の1つのコース
を選択すると、そのコースに対応した表示が点灯する。
運転状態表示部38では、まず、洗い工程、すすぎ工
程、乾燥工程、ドライ仕上げ工程の各工程が行われてい
る間、各工程に対応する「洗い」、「すすぎ」、「乾
燥」、「ドライ仕上げ」の表示が点滅し、これによって
運転コースの進行度合いを示す。また、前記乾燥スイッ
チ35によって手動で変更された乾燥時間を「切」、
「20分」、「40分」、「60分」の表示の点灯によ
り知らせる。さらに、洗浄乾燥運転が、すすぎ工程の最
後に行われる熱湯すすぎまで進行すると、「クリーンサ
イン」の表示が点灯し、洗浄室3内の食器がほぼきれい
になったことを知らせる。
【0039】なお、前記ドライ仕上げ工程は、乾燥が終
了した後、洗浄室3内の除湿を行う工程である。この工
程は、前記ヒータ21をOFFした後、前記両面ファン
29のみを動作させることにより行われる。
【0040】次に、本食器洗浄乾燥機1の制御機構を図
5に示す。39は制御機構の中心となるマイクロコンピ
ュータ(以下、マイコンという)であり、制御部40、
記憶部41、カウンタ部42などから構成されている。
【0041】43は直流電源回路であり、前記電源スイ
ッチ31により機器本体に投入された交流電源44から
前記マイコン39など電源となる直流電源を作り出して
いる。
【0042】45はドアスイッチで、前記ドア5の開閉
を検知する。46は前記フロートの動作により洗浄室3
内の所定水位を検知する水位検知回路、47は前記洗浄
室3の底部に配置したサーミスタ(図示せず)を含み、
洗浄水やすすぎ水の温度及び洗浄室3内の温度を検知す
る温度検知回路である。これらドアスイッチ45、水位
検知回路46及び温度検知回路47は、前記マイコン3
9の入力側(入力ポート)に接続されている。また、前
記スタートスイッチ32、設定スイッチ33(コースス
イッチ34及び乾燥スイッチ35)も同様に前記マイコ
ン39の入力側に接続されている。
【0043】48はブザー音を発生するブザー回路あ
る。49はLED駆動回路であり、前記表示部36の各
表示を点灯、点滅させるために各表示毎に対応して設け
られたLED(図示せず)と、これらLEDを駆動する
ための回路とからなる。これらブザー回路48及びLE
D駆動回路49は、前記マイコン39の出力側(出力ポ
−ト)に接続されている。
【0044】50は同じく前記マイコン39の出力側に
接続された負荷駆動回路で、トライアックなどから構成
されている。この負荷駆動回路50の出力側には、負荷
として、前記洗浄ポンプ14のポンプモータ51、前記
排水ポンプ18のポンプモータ52、前記ファンモータ
30、給水弁24及びヒータ21が接続されている。そ
して、この負荷駆動回路50は、マイコン39からの出
力に基づいて前記各負荷をON/OFFする。
【0045】53は前記電源スイッチ31を自動でOF
Fするオートパワーオフ機構(以下APOという)であ
り、前記ポンプモータ51,52などと同様、前記負荷
駆動回路50により駆動される。
【0046】前記マイコン39の記憶部41は、各種入
力に対応して各種処理を行うためのルールやこれら処理
の際に行う種々の判断ための基準データなどを記憶して
いる。そして、前記制御部40は、前記スタートスイッ
チ32、設定スイッチ33などの入力に基づき、前記記
憶部41内のルールや基準データを用いて、前記洗浄ポ
ンプ14、排水ポンプ18などの各負荷の動作を制御す
る。
【0047】前記マイコン39のカウンタ部42には、
検査モードにおける前記洗浄ポンプ14の動作を制限す
るためのポンプ制限時間を計測する5秒カウンタ54、
同じく検査モードにおける前記ヒータ21の動作を制限
するためのヒータ制限時間を計測する7秒カウンタ55
及び電源の自動遮断時間を計測する10分カウンタ56
が備えられている。そして、5秒カウンタ54及び7秒
カウンタ55が本発明の計時手段に相当する。
【0048】さて、上記の構成に基づく動作を、図1乃
至図2に従って説明する。通常、洗浄・乾燥を行う場
合、食器類を洗浄室3に収容した後、電源スイッチ31
を押すと、ステップ1(以下、ステップをSと略す)で
機器本体に電源が投入される。電源が投入されると、マ
イコン39の制御部40は、S2で電源投入と同時に乾
燥スイッチ35が押されているかを判断する。今、乾燥
スイッチ35は押されていないので、S3に移行してス
タートスイッチ32の操作を待つ。
【0049】使用者は、コーススイッチ34を用いて洗
浄乾燥運転コースを選択設定し、スタートスイッチ32
を押す。S3でスタートスイッチ32が押されたと判断
すると、制御部40はS4で選択設定された運転コース
を実行する。そして、洗浄乾燥運転が全て終了するとS
5に移行し、制御部40はAPO53を動作させて電源
スイッチ31を自動でOFFし、機器本体の電源を断
つ。
【0050】ところで、電源が投入されてからスタート
スイッチ32が押されないまま10分が経過したとS6
で判断すると、制御部40はAPO53を動作させて機
器本体の電源を断つ。
【0051】これに対し、機器が故障して修理を行うよ
うな場合であって、サービスマンが洗浄ポンプ14や排
水ポンプ18などの各負荷の動作をチェックする場合、
まず、乾燥スイッチ35を押しながら電源スイッチ31
を押す。電源投入と同時に乾燥スイッチ35が押されて
いることをS2で判断すると、S7移行する。
【0052】次に、サービスマンによって、さらに乾燥
スイッチ35が押されたままスタートスイッチ32が3
回押し離されすると、S7でこれを判断し、制御部40
はS8でLED駆動回路49を動作させて、表示部36
の「クリーンサイン」の表示のみを点灯する。通常の洗
浄乾燥運転では「クリーンサイン」のみが点灯すること
はなく、この表示によって検査モードに入ったことをサ
ービスマンに知らせる。
【0053】そして、この後、即ち検査モードにおい
て、乾燥スイッチ35が押され、S9でこれを判断する
と、制御部40はS10で給水弁24を開放させる。こ
うして、サービスマンは、例えば、ドア5を開けて洗浄
室3内を覗き、給水ノズル23から水が流れ出すか否か
を確かめることにより、給水弁24の動作をチェックす
ることができる。
【0054】給水弁24の動作チェックが終わり、乾燥
スイッチ35が押され、S11でこれを判断すると、制
御部40はS12で給水弁24を閉鎖させた後、S13
で洗浄ポンプ14を動作させる。こうして、サービスマ
ンは、例えば、動作音がするか否かを確かめることによ
り、洗浄ポンプ14の動作をチェックすることができ
る。
【0055】乾燥スイッチ35が押され、S14でこれ
を判断すると、制御部40はS15で洗浄ポンプ14を
停止した後、S16で排水ポンプ18を動作させる。こ
うして、サービスマンは、例えば、動作音がするか否か
を確かめることにより、排水ポンプ18の動作をチェッ
クすることができる。
【0056】一方、洗浄ポンプ14が動作してから、乾
燥スイッチ35が押される前に、ポンプ制限時間5秒が
経過し、S17でこれを判断すると、制御部40はS1
8で浄ポンプ14を停止させる。ここで、前記ポンプ制
限時間5秒は洗浄水がない状態で洗浄ポンプ14を駆動
しても、洗浄ポンプ14のメカニカルシール部分が焼き
つきを起こさないよう考慮して決められた所定の制限時
間である。次に乾燥スイッチ35が押され、S19でこ
れを判断すると、制御部40はS20で排水ポンプ18
を動作させる。
【0057】排水ポンプ18の動作チェックが終わり、
乾燥スイッチ35が押され、S21でこれを判断する
と、制御部40はS22で排水ポンプ18を停止させた
後、S23で両面ファン29を動作させる。こうして、
サービスマンは、例えば、動作音がするか否かを確かめ
ることにより、両面ファン29の動作をチェックするこ
とができる。
【0058】さらに、両面ファン29の動作チェックが
終わり、乾燥スイッチ35が押され、S24でこれを判
断すると、制御部40はS25で両面ファン29を停止
させた後、S26ヒータ21を動作させる。こうして、
サービスマンは、例えば、ドア5を開けてヒータ21に
手を近づけ、発熱しているか否かを確かめることによ
り、ヒータ21の動作をチェックすることができる。
【0059】次に乾燥スイッチ35が押され、S27で
これを判断すると、制御部40はS28でヒータ21を
停止した後、検査モードを抜けてS3へ移行し、洗浄乾
燥コースのスタート操作を待つ。
【0060】一方、ヒータ21が動作してから乾燥スイ
ッチ35が押される前にヒータ制限時間7秒が経過し、
S29でこれを判断すると、制御部40はS30でヒー
タ21を停止させる。そして、S31でAPO53を動
作させて機器本体の電源を断つ。ここで、前記ヒータ制
限時間7秒は洗浄水がない状態や両面ファン29が動作
していない状態でヒータ21が動作していても、洗浄室
3のヒータ近傍部分が変形したり、破損したりしないよ
う考慮して決められた所定の制限時間である。
【0061】なお、この検査モードの操作手順、及びこ
の操作により順次動作する各負荷の動作順番は、予めサ
ービスマニュアル書などによりサービスマンに知らされ
ているものである。
【0062】また、上記動作から明らかなように、マイ
コン39の制御部40が、本発明の制御手段、駆動制御
手段、停止制御手段、ポンプ停止制御手段及びヒータ停
止制御手段に相当する。
【0063】以上、本発明の実施例では、検査モードに
おいて、給水弁、排水ポンプ、両面ファンという、通常
の洗浄乾燥運転時と違った状態で長い時間動作させても
問題の発生しない負荷(通常負荷)については、動作し
てから乾燥スイッチが押されるまで動作するので、時間
的な制約がなく十分に検査ができる。そして、メカニカ
ルシール構造を有する洗浄ポンプやヒータ(特殊負荷)
については、乾燥スイッチが押されなくても制限時間に
なれば停止するので、通常の洗浄乾燥運転時と違って洗
浄水のない状態動作させることになる検査の際、洗浄ポ
ンプのメカニカルシール部が焼きつきを起こすことや、
洗浄室のヒータ近傍部分が異常に過熱することによって
変形、破損を起こすことがない。
【0064】したがって、洗浄ポンプの焼きつきやヒー
タによる洗浄室の異常過熱を発生させることなく、素早
く且つ十分に負荷の検査が行えるものである。
【0065】なお、本発明は、食器洗浄乾燥機に限定さ
れるものではなく、食器洗浄機や器具洗浄機であっても
よい。
【0066】
【発明の効果】本発明の洗浄機の構成によれば、検査の
際、給水手段、排水手段という、通常の運転と違った状
態で長い時間動作しても何ら問題が発生しない負荷に対
しては、時間的な制約なしに動作させることができ、通
常の運転とは違った洗浄水がない状態であまり長く動作
させるとメカニカルシール部が焼きつく洗浄ポンプや洗
浄室を異常過熱させてしまうヒータに対しては、問題が
発生する前に確実に停止させることができる。
【0067】したがって、洗浄ポンプの焼きつきやヒー
タによる洗浄室の異常過熱を発生させることなく、素早
く且つ十分に負荷の検査が行える洗浄機が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である食器洗浄乾燥機の動作
を示すフローチャートである。
【図2】同じく図1に続くフローチャートである。
【図3】同じく食器洗浄乾燥機の全体構造を示す側面縦
断面図である。
【図4】同じく操作パネルの詳細図である。
【図5】同じく食器洗浄乾燥機の制御機構を示すブロッ
ク図である。
【図6】食器洗浄機や器具洗浄機の洗浄ポンプとして一
般に用いられるメカニカルシール構造を有する洗浄ポン
プの詳細を示す側面縦断面図である。
【符号の説明】
3 洗浄室 8 ノズルアーム(洗浄ノズル) 14 洗浄ポンプ 18 排水ポンプ(排水手段) 21 シーズヒータ(ヒータ) 24 電磁給水弁(給水手段) 31 電源スイッチ(操作スイッチ) 32 スタートスイッチ(操作スイッチ) 33 設定スイッチ(操作スイッチ) 36 表示部(報知手段) 40 制御部(制御手段、駆動制御手段、停止制御手
段、ポンプ停止制御手段ヒータ停止制御手段) 54 5秒カウンタ(計時手段) 55 7秒カウンタ(計時手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室と、この洗浄室内に収容した食器
    等の被洗浄物に洗浄水を噴射するための洗浄ノズルと、
    前記洗浄室への給水動作を行う給水手段と、前記洗浄室
    に貯めた洗浄水を前記洗浄ノズルへ送る洗浄ポンプと、
    前記洗浄室内の洗浄水を排出する排水手段と、電源スイ
    ッチ、各種運転条件の設定スイッチ、スタートスイッチ
    等の操作スイッチと、これら操作スイッチの操作に基づ
    いて、前記給水手段、洗浄ポンプ及び排水手段の各負荷
    を制御して洗浄運転を実行する制御手段と、前記操作ス
    イッチを用いた所定の特殊操作がなされると、検査モー
    ドに入ったことを知らせる報知手段と、この検査モード
    中に、所定のスイッチ操作がなされると、このスイッチ
    操作に応じて前記各負荷をそれぞれ動作させる駆動制御
    手段と、前記駆動制御手段による負荷の動作中に、更な
    る所定のスイッチ操作がなされると、この負荷を停止さ
    せる停止制御手段とを備えると共に、前記洗浄ポンプ
    を、ポンプモータと、このポンプモータの回転軸に取り
    付けられたインペラと、このインペラを収容するケーシ
    ングと、このケーシングに取り付けられ、前記回転軸を
    回転自在に支持する軸受とで構成し、前記インペラと前
    記軸受との間をメカニカルシールにより水封した洗浄機
    において、 前記駆動制御手段による前記洗浄ポンプの始動から所定
    のポンプ制限時間を計測する計時手段と、前記停止制御
    手段により前記洗浄ポンプが停止される前に前記ポンプ
    制限時間が経過すると、洗浄ポンプを停止させるポンプ
    停止制御手段とを備えたことを特徴とする洗浄機。
  2. 【請求項2】 洗浄室と、この洗浄室内に収容した食器
    等の被洗浄物に洗浄水を噴射するための洗浄ノズルと、
    前記洗浄室への給水動作を行う給水手段と、前記洗浄室
    の底部に配置され、洗浄水を加熱するヒータと、前記洗
    浄室に貯めた洗浄水を前記洗浄ノズルへ送る洗浄ポンプ
    と、前記洗浄室内の洗浄水を排出する排水手段と、電源
    スイッチ、各種運転条件の設定スイッチ、スタートスイ
    ッチ等の操作スイッチと、これら操作スイッチの操作に
    基づいて、前記給水手段、ヒータ、洗浄ポンプ及び排水
    手段の各負荷を制御して洗浄運転を実行する制御手段
    と、前記操作スイッチを用いた所定の特殊操作がなされ
    ると、検査モードに入ったことを知らせる報知手段と、
    この検査モード中に、所定のスイッチ操作がなされる
    と、このスイッチ操作に応じて前記各負荷をそれぞれ動
    作させる駆動制御手段と、前記駆動制御手段による負荷
    の動作中に、更なる所定のスイッチ操作がなされると、
    この負荷を停止させる停止制御手段とを備えた洗浄機に
    おいて、 前記駆動制御手段による前記ヒータの動作開始から所定
    のヒータ制限時間を計測する計時手段と、前記停止制御
    手段により前記ヒータが停止される前に前記ヒータ制限
    時間が経過すると、ヒータを停止させるヒータ停止制御
    手段とを備えたことを特徴とする洗浄機。
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