JP2975758B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

Info

Publication number
JP2975758B2
JP2975758B2 JP4013153A JP1315392A JP2975758B2 JP 2975758 B2 JP2975758 B2 JP 2975758B2 JP 4013153 A JP4013153 A JP 4013153A JP 1315392 A JP1315392 A JP 1315392A JP 2975758 B2 JP2975758 B2 JP 2975758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
password
circuit
memory
messages
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4013153A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05207129A (ja
Inventor
祐三 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP4013153A priority Critical patent/JP2975758B2/ja
Publication of JPH05207129A publication Critical patent/JPH05207129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2975758B2 publication Critical patent/JP2975758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶させてあるメッセ
ージを暗証番号を知る発呼者に対して再生することがで
きるようにした電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の留守番電話装置のブロッ
ク図である。この装置では、発呼側で入力されて電話回
線を経て到達した信号(DTMF信号)は、終端回路2
1および音声回路22を経て暗証番号検出回路23に入
力される。暗証番号検出回路23は、上記の入力された
信号が示す番号が、暗証番号メモリ24内の番号と一致
するか否かを判断し、一致したなら、メッセージ読出回
路25がメッセージメモリ26内のデータを読み出して
音声回路22に入力する。入力されたデータは、音声回
路22にて音声化され、終端回路21を経て電話回線に
送出され、発呼側に到達するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、一つの暗証番号に対して一つのメッセージを
対応させているにすぎない。従って、例えば、暗証番号
(1♯)に対するメッセージとして、「文言A+文言B
+文言C」を記録し、暗証番号(2♯)に対するメッセ
ージとして、「文言A+文言B+文言D」を記録すると
いうように、各メッセージで重複する内容がある場合で
も、個々の暗証番号に対応してメッセージを記録しなけ
ればならないため、小さい容量のメモリでは多くの相手
にメッセージを記録しておくことができない。また、メ
ッセージを記録する者にとっては、重複する内容を何度
も記録しなければならない煩わしさがある。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、一つの暗証
番号に対して複数のメッセージを適宜組み合わせ、この
一群のメッセージを発呼者に送出できる構成とすること
で上記欠点を解消するようにした電話装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電話装置
は、上記の課題を解決するために、記録した複数のメッ
セージの各々に対して任意の複数の暗証番号を対応させ
て記録させる手段と、発呼側から入力された暗証番号を
前記の各メッセージに対して記憶させた複数の暗証番号
と比較し、一致する暗証番号のメッセージを順次再生し
て発呼側に送出する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2に係る電話装置は、各メッ
セージが、再生される一群のメッセージの途中のもので
あるか最後のものであるかを区別するための音情報を再
生して発呼側に送出する手段を備えたことを特徴として
いる。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、一つの暗証番号に対して
複数のメッセージを適宜組み合わせ、この一群のメッセ
ージを発呼者に送出できるので、小さい容量のメモリで
多くの相手に対するメッセージを記録しておくことがで
き、また、メッセージを登録する者にとっては、重複す
る内容を何度も入力しなければならといった煩わしさか
ら解放されることになる。
【0008】また、請求項2の構成によれば、各メッセ
ージが、再生される一群のメッセージの途中のものであ
るか最後のものであるかを発呼者に知らせることがで
き、一群のメッセージ再生途中に生じうる無音状態を発
呼者がメッセージ終了と判断して回線断してしまう事
態、或いは、メッセージが終了したのにいつまでも回線
断しない事態を回避することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図4に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。図1は、本発明に
係る電話装置を示す概略の構成図であり、この電話装置
は、終端回路1と、音声回路2と、暗証番号検知回路3
と、メッセージメモリ4と、暗証番号メモリ5と、暗証
番号書き込み回路6と、暗証番号読み出し回路7と、暗
証番号比較回路8と、メッセージナンバーメモリ9と、
メッセージ書き込み回路10と、メッセージ読み出し回
路11と、キー入力部12と、マイク13と、スピーカ
14とを備えて構成される。
【0010】上記の終端回路1は、電話装置本体と電話
回線を接続し整合させるための回路である。音声回路2
は、電話回線から終端回路1を経て入力される信号を、
スピーカ14や暗証番号検知回路3に入力したり、マイ
ク13から入力された音声の終端回路1への出力や当該
音声をデータ変換してメッセージ書き込み回路10への
出力を行ったり、メッセージ読み出し回路11から入力
されるデータを音声信号に変換してこの音声信号を電話
回線に出力するようになっている。
【0011】暗証番号検知回路3は、発呼側からDTM
F等によって暗証番号が入力されたかどうかを検知し、
暗証番号を検知した場合は、当該番号を暗証番号比較回
路8に入力するようになっている。メッセージメモリ4
は、応答用のメッセージI・II・III…が記録され
るメモリである。また、このようなメッセージの他、回
線接続時に再生する固定メッセージMOや、複数メッセ
ージを連続して再生するときにメッセージとメッセージ
の間で再生させる音声や音楽からなる接続用メッセージ
MCを有する。各メッセージの内容の一例を示せば、表
1のとおりである。
【0012】
【表1】
【0013】暗証番号メモリ5は、メッセージメモリ4
の各メッセージに対応させてそれぞれ複数の暗証番号を
記録することができるメモリである。例えば、メッセー
ジIに対応する暗証番号格納領域である領域I−1に
は、暗証番号(1♯)が、領域I−2には、暗証番号
(2♯)が格納されるという具合である。なお、暗証番
号メモリ5とメッセージメモリ4とにおけるメモリの記
録領域の概念を示せば、図2のようである。
【0014】暗証番号書き込み回路6は、メッセージ記
録時にキー入力部12から入力される暗証番号を、その
メッセージに対応する暗証番号メモリ5の領域に格納す
るようになっている。暗証番号読み出し回路7は、暗証
番号検知回路3が暗証番号を検知したときに、比較のた
め暗証番号メモリ5に格納されている暗証番号を順次読
み出すようになっている。
【0015】暗証番号比較回路8は、暗証番号検知回路
3が検知した暗証番号と、暗証番号読み出し回路7が読
み出した暗証番号とを比較し、暗証番号が一致した場合
は、その暗証番号に対応するメッセージメモリのナンバ
ーをメッセージナンバーメモリ9に供給するようになっ
ている。メッセージナンバーメモリ9は、暗証番号比較
回路8から入力されるメッセージナンバーを格納し、こ
れをメッセージ読み出し回路11に供給するようになっ
ている。
【0016】メッセージ書き込み回路10は、メッセー
ジ書き込み時に、マイク13および音声回路2を介して
入力されるメッセージを、メッセージメモリ4に記録す
るものである。メッセージ読み出し回路11は、メッセ
ージメモリ4内のメッセージを読み出して音声回路2に
出力するものである。具体的には、留守番モード時に回
線が接続されたときに、一般応答用の固定メッセージM
Oを読み出し、メッセージナンバーメモリ9からメッセ
ージナンバーが供給されたときには、そのナンバーに対
応するメッセージを順次読み出して音声回路2に供給す
るようになっている。
【0017】次に、かかる電話装置の動作を説明してい
く。まず、通話時は、電話回線から終端回路1を経て入
力される信号は、音声回路2を介してスピーカ14から
出力される。同時に、マイク13から入力される信号
は、音声回路2および終端回路1を介して電話回線に出
力される。また、メッセージ書き込み時、マイク13お
よび音声回路2を通して吹き込まれたメッセージは、メ
ッセージ書き込み回路10によってメッセージメモリ4
に記録される。このメッセージ書き込みに際し、キー入
力部12から入力される暗証番号は、暗証番号書き込み
回路6によって、上記吹き込まれたメッセージに対応す
る暗証番号格納領域に格納される。
【0018】次に、留守番モード時の動作を、図3にフ
ローチャートに基づいて説明していく。まず、着信の有
無を判断し(S1)、着信したならば、固定メッセージ
MOを再生して回線に送出する(S2)。また、固定メ
ッセージMOの再生・送出と同時に暗証番号検知回路3
により、暗証番号の検知がなされる(S3)。暗証番号
が検知されないときは、発呼側から発せられるメッセー
ジを録音する処理を行う(S4)。一方、暗証番号を検
知したときには、暗証番号読み出し回路7にて暗証番号
メモリ5に格納されている暗証番号を読み出し(S
5)、これと前記検知された暗証番号との比較動作を実
行し(S6)、両暗証番号が一致しないときには、ステ
ップ8に進む一方、一致するときには、その暗証番号に
対応するメッセージのナンバーをメッセージナンバーメ
モリ9に格納していく(S7)。そして、暗証番号メモ
リ5に格納されている全ての暗証番号について上記のス
テップ5・6・7を繰り返す(S8)。
【0019】次に、一致する番号が全くなかったか否か
を判断し(S9)、全くなかったのであれば、エラー処
理(S10)を実行して終了する一方、一致する番号が
あったのであれば、接続メッセージMCを再生して回線
に送出し(S11)、メッセージナンバーメモリ9に格
納されたナンバーに対応するメッセージを読み出し(S
12)、そのメッセージを音声回路2にて再生して電話
回線に送出する(S13)。そして、メッセージナンバ
ーメモリ9に格納されたナンバーの全てについて上記ス
テップ12・13の処理を繰り返す(S14)。
【0020】ここで、メッセージメモリ4と暗証番号メ
モリ5との関係が図4に示すようであるとした場合で、
発呼側が暗証番号として2♯を入力したとすれば、メッ
セージMO・MCに続けて、メッセージIとメッセージ
IIが順次再生されることになり、また、発呼側が暗証
番号として3♯を入力したとすれば、メッセージMO・
MCに続けて、メッセージIとメッセージIIIが順次
再生されることになる。なお、発呼者とその発呼者に対
するメッセージの一例を示せば、以下の表2のようであ
る。このとき、Aさんには2♯、Bさんには3♯、C〜
Fさんには1♯の暗証番号を教えておくこととする。
【0021】
【表2】
【0022】以上のように、一つの暗証番号に対して複
数のメッセージを適宜組み合わせ、この一群のメッセー
ジを発呼者に送出できるので、小さい容量のメモリで多
くの相手に対するメッセージを記録しておくことがで
き、また、メッセージを登録する者にとっては、重複す
る内容を何度も入力しなければならといった煩わしさか
ら解放されることになる。
【0023】また、先述のように、接続メッセージMC
によってメッセージが有ることを発呼者に知らせている
が、この接続メッセージMCと同様の内容のメッセー
ジ、或いは音楽等を各メッセージの間に挿入するように
してもよい。また、最後のメッセージが最後のメッセー
ジであることを示すためには、当該最後のメッセージを
再生したあとに、例えば、「これでメッセージを終了し
ます」とった音声或いは音楽を再生すればよい。また、
一群のメッセージ再生中に比較的小さい音量で音楽を流
しつづけ、メッセージの再生終了と同時にこの音楽の再
生を止めることによっても、上記接続メッセージおよび
終了メッセージ等を再生する場合と同様、一群のメッセ
ージ再生途中に生じうる無音状態を発呼者がメッセージ
終了と判断して回線断してしまう事態、或いは、メッセ
ージが終了したのにいつまでも発呼側が回線断しない事
態を回避することが可能になる。なお、被呼側である電
話装置が、最後のメッセージを再生・送出した後に直ち
に回線断を行うようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、一つの
暗証番号に対して複数のメッセージを適宜組み合わせ、
この一群のメッセージを発呼者に送出できるので、小さ
い容量のメモリで多くの相手に対するメッセージを記録
しておくことができ、また、メッセージを登録する者に
とっては、重複する内容を何度も入力しなければならと
いった煩わしさから解放される。また、一群のメッセー
ジ再生途中に生じうる無音状態を発呼者がメッセージ終
了と判断して回線断してしまう事態、或いは、メッセー
ジが終了したのにいつまでも回線断しない事態を回避で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての電話装置を示すブロ
ック図である。
【図2】暗証番号メモリとメッセージメモリとにおける
記録領域の概念図である。
【図3】留守番モード時に着信したときの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】暗証番号メモリとメッセージメモリとにおける
記録領域において、具体的な記録例を示す概念図であ
る。
【図5】従来の電話装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 音声回路 3 暗証番号検知回路 4 メッセージメモリ 5 暗証番号メモリ 6 暗証番号書き込み回路 7 暗証番号読み出し回路 8 暗証番号比較回路 9 メッセージナンバーメモリ 10 メッセージ書き込み回路 11 メッセージ読み出し回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録した複数のメッセージの各々に対し
    て任意の複数の暗証番号を対応させて記録させる手段
    と、発呼側から入力された暗証番号を前記の各メッセー
    ジに対して記憶させた複数の暗証番号と比較し、一致す
    る暗証番号のメッセージを順次再生して発呼側に送出す
    る手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 各メッセージが、再生される一群のメッ
    セージの途中のものであるか最後のものであるかを区別
    するための音情報を再生して発呼側に送出する手段を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
JP4013153A 1992-01-28 1992-01-28 電話装置 Expired - Fee Related JP2975758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4013153A JP2975758B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4013153A JP2975758B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05207129A JPH05207129A (ja) 1993-08-13
JP2975758B2 true JP2975758B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=11825225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4013153A Expired - Fee Related JP2975758B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2975758B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05207129A (ja) 1993-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5544231A (en) Conversation recording/playback method in a key phone system
JPH10210154A (ja) ボイスメッセージの明瞭度を向上する方法
JPS58197950A (ja) 着信メツセ−ジ表示方式
JP2975758B2 (ja) 電話装置
JP3297824B2 (ja) 電話装置
JP3222704B2 (ja) 留守番電話機
JPS6139756A (ja) 留守番電話システム
US5367560A (en) Telephone answering device with a plurality of passwords
JP3096533B2 (ja) 留守番電話機
JP2653548B2 (ja) 留守番電話機
JP3211275B2 (ja) 留守番電話装置
JP3276687B2 (ja) 留守番電話装置
JP2822505B2 (ja) 音声蓄積装置
JP2588238B2 (ja) 留守番電話機
KR900005156B1 (ko) 자동응답 전화기의 통화시 아웃고잉/인컴잉 메세지 기록 및 아웃고잉메세지 전송방법
JP4004565B2 (ja) 留守録機能付電話機
JP2727835B2 (ja) 留守番電話装置
JPS63288550A (ja) 電話装置
JPH0698000A (ja) 留守番電話機
JP3273121B2 (ja) 通信装置
JP3307171B2 (ja) 音声蓄積装置
JPH05300224A (ja) 留守録装置
JP2001186261A (ja) 音声蓄積装置
JPS62243454A (ja) 電話機
JPH05297900A (ja) 音声録音再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080903

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090903

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100903

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110903

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees