JP2975735B2 - 板状部品積層接着装置 - Google Patents

板状部品積層接着装置

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JP2975735B2 JP3237163A JP23716391A JP2975735B2 JP 2975735 B2 JP2975735 B2 JP 2975735B2 JP 3237163 A JP3237163 A JP 3237163A JP 23716391 A JP23716391 A JP 23716391A JP 2975735 B2 JP2975735 B2 JP 2975735B2
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敬之 林
昭一 栗原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状のパーツをその厚
さ方向に積層して、接着剤により接着する装置に関し、
特に自動化に適した板状部品積層接着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、円板形のパーツaの周面にネジ
を切る場合、細径で薄い円板状のパーツaではそのまま
ネジを切ることができないので、図12で示すように、
パーツaを軸方向に積層し、固定した状態でネジ切り装
置にかけ、その周面にネジを切ることが行なわれてい
る。従来、このような目的でバルク状の円板形のパーツ
を積層して固定する場合、パーツをその厚さ方向に並べ
ることができる溝を有する治具を用い、前記溝の中でパ
ーツを並べ、それらに瞬間接着剤を塗布し、接着後、一
定の個数毎に分離するという手段がとられていた。
【0003】しかしながら、このような従来の手段で
は、円板状のパーツを並べたり、接着後のパーツを一定
の数毎に分離するのに時間と人手がかかる。また、積層
したパーツがずれたり、間隔が離れてしまう等、積層状
態にばらつきが生じ易く、また接着剤の塗布量や塗布位
置等、接着状態にもばらつきが生じ易い。このため、作
業時間がかかり、加工不良も発生しやすいことから、生
産性が低いという課題があった。そこで本発明は、前記
従来技術の課題に鑑み、板状のパーツをその厚さ方向に
一定の数だけ積層して接着する作業を自動化するのに適
し、しかもその作業が能率よく行える板状部品積層接着
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明では、前
記の目的を達成するため、板状のパーツaをその厚さ方
向に積層して、接着剤により接着する装置であって、前
記パーツaを一定の方向に整列して1つずつ順次供給す
るパーツフィーダー10と、該パーツフィーダー10に
より供給されたパーツaをその厚さ方向に送る供給機構
2と、該供給機構2から送られてくるパーツaを複数個
だけ積層し、整列した状態でその径方向に取り出す機構
と、取り出した複数個の積層状態のパーツaを両側から
挟持し、搬送する搬送ドラム41と、該搬送ドラムのパ
ーツaが通過する個所に配置された積層状態のパーツa
を一列に整列する整列手段と、該整列手段の後の搬送ド
ラムのパーツaが通過する個所に配置され、パーツaの
積層方向に沿って接着剤の吐出端が移動する接着剤吐出
用のノズル61と、該ノズル61より後の搬送ドラムの
パーツaが通過する個所に配置され、積層状態のパーツ
aを開放して排出する排出部とを備えることを特徴とす
る板状部品積層接着装置を提供する。
【0005】
【作用】前記装置において、パーツフィーダ10から板
状のパーツaが順次1つずつ一定の姿勢で供給機構2に
送られたパーツaは、同供給機構2によりその厚さ方向
に並んだ状態で所定の数がその径方向へ送られ、搬送ド
ラム41側で両側から挟持され、搬送される。この搬送
ドラム41によるパーツaの搬送経路には、同パーツa
を整列する整列手段が配置されているため、まずそこで
パーツaが一列に整列される。続いて、接着剤吐出用の
ノズル61が移動しながら、接着剤を吐出し、挟持され
た積層状態のパーツaの側面に接着剤が塗布され、積層
されたパーツaを接着する。その後さらに、排出部にお
いてパーツaが開放され、排出される。このようにし
て、順次一定の数のパーツaが積層され、かつ接着され
る。搬送ドラム41では、前記の整列、接着、排出及び
その他の工程が、積層された各々の組のパーツaについ
て同時に行なわれるため、工程サイクルの速い装置が構
成できる。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
について詳細に説明する。図1に本発明の実施例による
板状部品積層接着装置の全体概要が示されている。同図
において、10は基台の上に設置されたパーツフィーダ
ーであり、2はこのパーツフィーダー10からパーツa
の供給を受ける供給装置である。パーツaをバルク状に
収納したホッパー12側からパーツaがランダムに供給
され、これがパーツフィーダー10で整列され、一定の
方向に配列されて、供給機構2に順次送られる。13
は、パーツフィーダー10のシュート11と、供給機構
2との間にパーツaが存在するか否かを感知するセンサ
ーであり、このセンサー13がパーツaを感知するとパ
ーツフィーダー10の運転が停止され、パーツaを感知
しないと、パーツフィーダー10の運転が開始される。
【0007】図示の供給機構2は、前記パーツaが収納
される溝を螺旋状に形成したスクリューシャフト21を
ステッピングモーター22で間欠回転する形式のスクリ
ューフィーダーからなり、図2に示すように、前記パー
ツフィーダー10のシュート11からこのスクリューシ
ャフト21の溝に落し込まれたパーツaは、一対のガイ
ド23、23の間を紙面上手前(図1において下方)へ
送られる。
【0008】図1において整列部3の下側には、固定ベ
ース73が配置され、その上にスライダー71が配置さ
れ、このスライダー71がエアシリンダー77で図1に
おいて左右にスライドされるようになっている。この部
分を詳細を図3、図4及び図7に示す。図7から明かな
ように、スライダー71には、前記パーツaが一列にの
み通過することができる凹部72が前記スクリューシャ
フト21の中心軸と平行に形成され、その下方に開いた
底部は固定ベース73で閉じられている。また、固定ベ
ース73の右端には、V字形の溝74が前記凹部72と
平行に形成され、この溝74は、後述する搬送ドラム4
1のピン45、46が通過する間に配置されている。ス
ライダー71は、図7において左右に往復移動し、これ
によって前記凹部72が、スクリューシャフト21によ
るパーツaの搬送経路の延長線上と前記固定ベース41
の溝74の上との間を往復する。
【0009】図3に示されたように、前記供給機構2の
スクリューシャフト21によるパーツaの搬送経路の延
長線上に受け棒5が配置され、この受け棒5は基台1に
固定されたブッシュ82にスライド自在に貫通し、その
一端側にストッパ83が設けられている。このストッパ
83にエアシリンダー81のプランジャーが当り、同エ
アシリンダー81の動作によって、受け棒5の他端がス
ライダー71の凹部72に挿入される。前記エアシリン
ダー81のプランジャーが後退した状態で、受け棒5の
軸方向に図3において下方の負荷がかかると、ブッシュ
82から適当な摺動抵抗を受けながら受け棒5がスライ
ドする。そして、受け棒5の先端面が、前記凹部72の
開口端面にくると、ストッパ83がエアシリンダー81
側に当たって、受け棒5がそこで停止する。
【0010】図1及び図3に示すように、前記スライダ
71のスライドする先側、すなわちこれらの図において
右側に搬送ドラム41が配置されている。この搬送ドラ
ム41は、一対の円盤状の側板42、43を平行に配置
し、これをステッピングモーター52により、図4及び
図5において矢印方向に30°間隔で間欠回転させるも
のである。前記側板42、43の対向する内側面には、
積層されたパーツaを挟持するためのピン45、46が
回転中心の回りに60°間隔で対向して突設されてい
る。このうち、側板41側から突設されたピン45は、
固定であるが、他方の側板43側から突設されたピン4
6は、同側板43をスライド自在に貫通している。
【0011】図6、図8、図10、図11からわかるよ
うに、側板43の外側面には、前記ピン46の位置に対
応してL字形のピン受78が設けられ、ピン46の側板
43から外側に突出した部分は、このピン受78にスラ
イド自在に挿入され、さらにその先端にフランジ77が
設けられている。ピン46のピン受78と側板43との
間の部分にフランジ状のストッパ79が固定されてお
り、このストッパ79とピン受78との間にバネ80が
係装されている。このバネ80によって前記ストッパ7
9が押され、ピン46の先端が側板43の内側に突出す
るようになっている。
【0012】図5に示すように、前記側板43の外側面
には、後述するようにパーツaを排出する位置からパー
ツaの挟持を開始する位置までの間に、前記ピン46の
フランジ77を案内するガイド49が設けられている。
図6に示すように、このガイド49は、コ字形の断面を
有し、バネ80に抗してピン46の先端を側板43の内
側面から引き込むようフランジ77を保持し、案内する
ものである。
【0013】さらに、このガイド49の始点と終点側に
は、ピン46のフランジ77を受けるコ字形のフランジ
受76、76と、このフランジ受76、76を側板43
の厚さ方向に駆動するエアシリンダー47、48とが設
けられている。すなわち、図8に示すように、パーツa
の挟持を開始するガイド49の終点側において、フラン
ジ受76が同図に示す位置にあるとき、搬送ドラム41
が回転するのに伴い、ガイド49の中を通ってくるフラ
ンジ77がフランジ受76で受けられる。その後、エア
シリンダー47の動作により、フランジ受76を図8に
おいて左側に押し出すと、ストッパ79が側板43の外
側面に当たるまでピン46が矢印で示すように側板43
の内側に突出させられる。その後、搬送ドラム41がさ
らに回転すると、フランジ77がフランジ受76から抜
け、ピン46がバネ80の弾力で側板43の内側に突出
した状態のまま、その先に進行する。
【0014】このような構成は、ガイド49の始点側と
なるパーツaを排出する位置側でも同様である。図11
において、フランジ受76を右側に保持しておくと、搬
送ドラム41の回転に伴い、手前から移動してくるフラ
ンジ77がコ字形を呈したフランジ受76に受けられ
る。その後、エアシリンダー48の作動により、フラン
ジ受76を図11に示す位置まで左方向に移動させる
と、ピン46の先端は、矢印で示すようにバネ80の弾
力に抗して側板43の内側面から引き込まれる。その
後、搬送ドラム41がさらに回転すると、フランジ77
がフランジ受76から抜けると同時に、図6で示すよう
にガイド49の中に入り、ピン46がバネ80の弾力で
側板43の内側面から引き込まれたまま前記ガイド49
の終点位置まで進行する。
【0015】図4に示すように、前記搬送ドラム41の
パーツaの挟持を開始する位置には、前述の固定ベース
73が配置され、そのピン45、46の停止する位置の
間に固定ベース73のV字形の溝74が配置されてい
る。ここでは、まず、前述のようしてスライダー71の
凹部72に所定の数のパーツaが重ねられて収納された
後、スライダー71が図7で示すようにスライドし、そ
の凹部72のパーツaが固定ベース73の溝74に落し
込まれる。その後前述のようにして、エアシリンダー4
7の動作により、ピン46が側板43の内側に突出し、
ピン45との間に積み重ねられたパーツaが挟持され
る。このパーツaは、搬送ドラム41の回転に伴い、そ
の先に搬送される。
【0016】図4で示すように、前述のようにピン4
5、46に挟持されたパーツaがその挟持開始位置から
ピン45、46の1ピッチ分、つまり60°移動した位
置が、この挟持したパーツaを整列するステーションと
なっている。ここでは、エアシリンダー53によって矢
印の方向に駆動される平面ブロック54と、エアシリン
ダー56及びスライド機構55によって矢印方向に駆動
されるVブロック57とが配置されている。搬送ドラム
41の間欠回転により、ピン45、46に挟持されたパ
ーツaがこの位置に搬送されてきたとき、図9で示すよ
うに、平面ブロック54は、その先端の平面部分がピン
45、46の間のパーツaに当たると共に、Vブロック
57のV溝58が当たる。これにより、ピン45、46
の間に挟持されたパーツaのズレが修正され、それらの
中心軸が一致するように整列される。
【0017】図4で示すように、整列ステーションから
ピン45、46が半ピッチ分、つまり30°回転した位
置にセンサー59が配置され、ここでピン45、46の
間に挟持されたパーツaの有無が検査される。センサー
59としては、例えば光学センサーや磁気センサー等の
非接触型センサーが用いられる。
【0018】図4で示すように、前記センサー59が配
置された位置からピン45、46がさらに半ピッチ分、
つまり30°回転した位置が、挟持したパーツaを接着
する接着ステーションとなっている。ここでは、カム機
構64とエアシリンダー63を介してフレーム(図示せ
ず)に取り付けられたブラケット62に、2本のディス
ペンサーノズル61が取り付けられ、これらノズル61
の吐出口の延長線は、一点で交わるようになっている。
これらディスペンサーノズル61は、瞬間接着剤を毎回
定量ずる送り出すシリンジポンプ(図示せず)に接続さ
れている。搬送ドラム41の間欠回転により、この位置
にピン45、46に挟持されたパーツaが搬送されてき
たとき、図10に矢印で示すように、エアシリンダー6
3の動作によって、ディスペンサーノズル61が下降
し、それらの吐出口の延長線の交点が前記パーツaの側
面に合わせられる。続いて、前記カム機構64の動作に
より、ディスペンサーノズル64が図10に矢印で示す
ように左右(パーツaの積層方向)に往復すると共に、
シリンジポンプから定量の接着剤が吐出される。これに
より、パーツaに瞬間接着剤が塗布される。なおここで
は、前記センサー59でピン45、46の間にパーツa
が検出されなかったとき、シリンジポンプが動作しない
ようになっている。
【0019】図4で示すように、前記ディスペンサーノ
ズル61が配置された位置からピン45、46が1ピッ
チ分、つまり60°回転した位置にエアノズル69が配
置され、ここでピン45、46の間に挟持されたパーツ
aに空気が吹き付けられる。
【0020】さらに、前記ピン45、46が1ピッチ回
転した位置にパーツaを排出するためのシュート44が
配置されている。ここは前述したようなガイド49の始
点側となっており、そこにエアシリンダー48で作動さ
れるフランジ受76が配置されている。従ってここで
は、前述したようにして、エアシリンダー48の作動に
より、フランジ受76を図11に示す位置まで左方向に
移動させ、ピン46の先端を側板43の内側面から引き
込む。すると、それまでバネ80の弾力でピン45、4
6の間に挟持されていたパーツaがシュート44に排出
される。
【0021】次に、この装置の一連の動作について説明
すると、まず最初に、スライダー71の凹部72は、ス
クリューフィーダー21の延長線の真上に位置し、同凹
部72の中に受け棒5の先端が挿入され、かつエアシリ
ンダー81のプランジャーは後退した状態なっている。
この状態で、パーツフィーダー10と供給機構2とが共
に駆動し、パーツフィーダー10から一定の姿勢で供給
機構2へ順次送られたパーツaがスクリューシャフト2
1の溝に沿って次々と搬送され、前記凹部72の中に順
次押し出される。このとき、受け棒5がその送りの負荷
を受け、図3において下方へ後退する。これにより、パ
ーツaが凹部72の中に押し込まれていく。そして、受
け棒5の先端面が凹部72の開口端に達したところで同
受け棒5が停止する。
【0022】続いて、モーター22の停止動作中に、ス
ライダー71が図7において二点鎖線で示すようにスラ
イドし、その凹部72に挿入された数のパーツaが同凹
部72に保持されたまま移動し、固定ブロック73のV
字形の溝74に送られる。その後スライダー71が後退
すると共に、前述したようにして、ピン46が図8に矢
印で示すように側板45の内側に押し出され、ピン4
5、46の間に積層されたパーツaを挟持する。続い
て、搬送ドラム41が30°回転する。以下、同じ動作
が繰り返され、ピン45、46の間に順次パーツaが挟
持されていく。
【0023】搬送ドラム41がさらに30°回転し、ピ
ン45、46の間に挟持されたパーツが、整列ステーシ
ョンに行くと、そこでは、前述したようにしてピン4
5、46の間のパーツaが平面ブロック54とVブロッ
ク57との間に挟まれ、整列される。次いで、搬送ドラ
ム41が30°回転した位置では、ピン45、46の間
のパーツaがセンサー59で検出される。このセンサー
59でパーツaの存在が検出されると、さらに搬送ドラ
ム41が30°回転した位置で、前述したようにパーツ
aに瞬間接着剤が塗布される。その後、搬送ドラム41
がピン45、46の2ピッチ分回転した位置で空気ノズ
ル69からパーツaに空気が吹き付けられ、塗布された
瞬間接着剤が乾燥される。次いで、搬送ドラム41がピ
ン45、46の1ピッチ分回転した位置で、接着された
パーツaがシュート44に排出される。
【0024】ここでは、各ステーションでの動作を順を
追って説明したが、実際は、搬送ドラム41が30°ず
つ回転する度に、各ステーションでの動作が同時に進行
ことはいうまでもない。なお、この実施例では、積層
し、接着する板状のパーツaとして円板形のパーツaを
一般的な例として説明したが、本発明の装置では、楕円
形板状や矩形板状等、他の形状のパーツを取り扱うこと
ができるのは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、装
置の連続的な動作により、バルク状態の板状のパーツa
を所定の数だけ積層し、それを接着することができるた
め、自動化に最適であり、作業が能率よく行える板状部
品積層接着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す板状部品積層接着装置の
平面図である。
【図2】本発明の実施例を示す板状部品積層接着装置の
パーツフィーダと供給機構の部分を示す一部縦断正面図
である。
【図3】本発明の実施例を示す板状部品積層接着装置の
パーツを積層し、保持する部分を示す要部平面図であ
る。
【図4】本発明の実施例を示す搬送ドラムの内側部分を
示す要部縦断側面図である。
【図5】本発明の実施例を示す搬送ドラムの一方の外側
部分を示す要部縦断側面図である。
【図6】本発明の実施例を示す搬送ドラムのピンのガイ
ド部分を示す図5のA−A線断面図である。
【図7】本発明の実施例を示す搬送ドラムのピンにパー
ツを挟持する部分を示す搬送ドラムの内側部分の要部縦
断側面図である。
【図8】本発明の実施例を示す搬送ドラムのピンにパー
ツを挟持する部分を示す搬送ドラムの一部縦断要部正面
図である。
【図9】本発明の実施例を示す搬送ドラムのピンに挟持
されたパーツを整列する部分を示す搬送ドラムの内側部
分の要部縦断側面図である。
【図10】本発明の実施例を示す搬送ドラムのピンに挟
持されたパーツに接着剤を塗布する部分を示す搬送ドラ
ムの要部正面図である。
【図11】本発明の実施例を示す搬送ドラムのピンに挟
持されたパーツに空気を吹き付け、さらに同パーツを排
出する部分を示す搬送ドラムの要部背面図である。
【図12】本発明の実施例により接着するパーツの例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
2 パーツの供給機構 5 受け棒 10 パーツフィーダー 41 搬送ドラム 44 パーツ排出用のシュート 45 ピン(固定側) 46 ピン(可動側) 54 パーツ整列用の平面ブロック 57 パーツ整列用のVブロック 61 ディスペンサーノズル 73 固定ブロック 71 スライダー a パーツ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 1/00 - 35/00 B29C 65/78 B65H 5/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のパーツaをその厚さ方向に積層し
    て、接着剤により接着する装置であって、前記パーツa
    を一定の方向に整列して1つずつ順次供給するパーツフ
    ィーダー10と、該パーツフィーダー10により供給さ
    れたパーツaをその厚さ方向に送る供給機構2と、該供
    給機構2から送られてくるパーツaを複数個だけ積層
    し、整列した状態でその径方向に取り出す機構と、取り
    出した複数個の積層状態のパーツaを両側から挟持し、
    搬送する搬送ドラム41と、該搬送ドラムのパーツaが
    通過する個所に配置された積層状態のパーツaを一列に
    整列する整列手段と、該整列手段の後の搬送ドラムのパ
    ーツaが通過する個所に配置され、パーツaの積層方向
    に沿って接着剤の吐出端が移動する接着剤吐出用のノズ
    ル61と、該ノズル61より後の搬送ドラムのパーツa
    が通過する個所に配置され、積層状態のパーツaを開放
    して排出する排出部とを備えることを特徴とする板状部
    品積層接着装置。
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