JP2975454B2 - 官能星型ポリマー - Google Patents

官能星型ポリマー

Info

Publication number
JP2975454B2
JP2975454B2 JP3121398A JP12139891A JP2975454B2 JP 2975454 B2 JP2975454 B2 JP 2975454B2 JP 3121398 A JP3121398 A JP 3121398A JP 12139891 A JP12139891 A JP 12139891A JP 2975454 B2 JP2975454 B2 JP 2975454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
block
methacrylate
alkyl
monomer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3121398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0797413A (ja
Inventor
ロバート・ジユード・サザーランド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Original Assignee
Shell Internationale Research Maatschappij BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shell Internationale Research Maatschappij BV filed Critical Shell Internationale Research Maatschappij BV
Publication of JPH0797413A publication Critical patent/JPH0797413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2975454B2 publication Critical patent/JP2975454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/02Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type
    • C08F297/026Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type polymerising acrylic acid, methacrylic acid or derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、星型ポリマータイプであって、
しかも官能(functionalized)枝の存在を特徴とする特定
の新規ブロックポリマーに関するものである。本発明
は、より特定的には重合メタクリル酸ブロックの複数が
中心コアに結合しているブロックポリマーに関するもの
である。
【0002】「星型」ブロックコポリマーの製造は当業
者に知られている。一般に、このようなポリマーは、ブ
ロックポリマーの中心すなわちコアの役割を果たす1個
のジオレフィン重合ブロック、及びそのブロックに少な
くとも1種の別の重合モノマーが複数(それも大抵きわ
めて多数)結合していることを特徴とする。カナダ特許
716,645 (Milkovich) は、そのような星型ポリマーの製
造を開示しており、その製造は、アルケニル置換芳香族
炭化水素及び共役アルカジエン炭化水素を連続的にアニ
オン重合して「リビング」中間体ブロックを生成し、こ
の少なくとも2個のブロック同志をジアルケニル芳香族
炭化水素を添加することによりカップリングさせること
による。この重合の適用範囲は広いが、スチレンとブタ
ジエンが中間体ブロックの前駆体として好まれ、ジビニ
ルベンゼンがカップリング剤のモノマーとして好まれ、
アルキルリチウム(例えばsec−ブチルリチウム)が
アニオン重合開始剤として使用される。Milkovich タイ
プの方法において、カップリング剤として使用する分子
種( 例えば重合ジビニルベンゼン) が少なくとも部分的
に不溶性になることは珍しくない。この不溶性は得られ
る星型ポリマーの分子量を制限することになる。
【0003】代わりの方法として、星型ポリスチレンポ
リマー製造方法がLutz et al, Makromol. Chem., 189,
1051-1060 (1988)に開示されている。この方法は、ビス
不飽和モノマー(例えばジビニルベンゼン)の重合を開
始するために、アルカリ金属化合物(この場合、金属ア
リールカリウムナフタレンである)でアニオン重合した
低分子量のリビングポリスチレンポリマーを使用するこ
とからなる。複数の有機金属部位を有する得られたリビ
ング重合中間体は、反応条件において溶解性のままであ
る。この中間体はコア(このコア上で複数の追加のブロ
ックが「アーム」即ち枝として重合する)の役割を果た
す。スチレン、アルカジエン類、ビニルピリジン類、メ
タクリル酸エステル類を含む様々なモノマーが、枝の形
成で有用であると言っている。ビニルピリジン類、メタ
クリル酸エステル類のうち、エチレンジメタクリレート
をビス不飽和モノマーとして使用すると言っているが、
そのようなポリマーの製造を全く記載していない。Lutz
et alのポリマーは通常広い範囲の分子量を示してお
り、またそこには枝の末端官能化についでの記載はな
い。ただ、リビング枝分かれポリマーを使用して異なる
第二のモノマー(エチレンオキシド)を枝の末端部分と
して重合する場合が記載されているだけである。その
際、得られた星型ポリマーは、ポリマーを官能化するた
めの末端ヒドロキシ基を枝の外側末端に有する。しかし
このような官能化を達成するには、エチレンオキシド部
分を導入するためにさらに追加の重合ステップを行わな
ければならない。追加の重合なしに官能化するという試
み、すなわち金属化枝分かれ中間体と一酸化炭素または
実質的に化学量論的量のエチレンオキシドとの反応は成
功しなかった。従って、Lutz et alが考えたような官能
星型ポリマーは、かなり限られている。枝の末端で官能
化されている星型ブロックポリマーを追加して提供する
ことは、有益であろう。
【0004】詳しい研究および実験の結果、星型ブロッ
クポリマーの新規な種類を発見したのであり、このポリ
マーにおいては中心となるポリマーコアに結合している
枝のいくつかの少なくとも末端部分は、重合メタクリル
酸アルキル(メタクリル酸部分のエチレン性不飽和によ
り重合している)のブロックで官能化されている。
【0005】従って、本発明は一般式(I)を有し、分
子量が20,000〜2,000,000である星型ブ
ロックポリマーを与える。
【0006】
【化3】
【0007】〔式中、Cは架橋ビス不飽和モノマーのブ
ロックであり;Aは各々独立してアニオン重合モノマー
のブロックであり;Mはメタクリル酸部分のエチレン不
飽和を介して重合した重合メタクリル酸アルキルのブロ
ックであり;rは0又は1であり;s及びtは平均2以
上、但しs≦tである〕 本発明の官能星型ブロックポリマーは、金属炭化水素化
合物(典型的にはアルカリ金属アルキル)とアニオン重
合性モノマーとの反応により比較的低分子量の高分子開
始剤を調製することによって製造する。次いでこの高分
子開始剤を使用して、ビス不飽和モノマーを架橋させ、
複数の有機金属部位を有する架橋高分子ブロックを形成
する(この架橋高分子ブロックは最終的には星型ブロッ
クポリマー生成物のコアの役割を果たす)。金属部位を
含むこのコアを利用して、末端モノマーとしてのメタク
リル酸アルキルを含む1種以上の重合性モノマーを重合
することにより複数の枝の成長を開始する。得られた星
型ブロックポリマーは、少なくとも枝の末端部分として
官能ブロック(即ち、重合メタクリル酸アルキルブロッ
ク)を有し、比較的に均一な分子量分布を特徴とする。
【0008】本発明の星型ブロックポリマーの製造の初
期ステップにおいて、比較的低分子量の有機金属高分子
開始剤を製造するために、少なくとも1種のアニオン重
合性モノマーを一官能性金属炭化水素化合物重合開始剤
と接触することにより重合させる。金属炭化水素開始剤
は、一官能性アルカリ金属炭化水素化合物(例えばアル
カリ金属アルキルまたはアルカリ金属アリール)が適当
である。アルカリ金属アルキルが一般に好ましく、リチ
ウム及び第2アルキル部分を有するアルカリ金属アルキ
ル(sec−ブチルリチウム)が特に好ましい。
【0009】重合されて比較的低分子量の高分子開始剤
となるアニオン重合性モノマーは、少なくともアルケニ
ル芳香族化合物(例えばスチレンまたはα−メチルスチ
レン)、共役アルカジエン(例えばブタジエンまたはイ
ソプレン)またはビニルピリジンからなるグループから
選択する。比較的低分子量の有機金属重合開始剤の製造
において、ある場合には2種以上のアニオン重合性モノ
マー(連続重合、または共重合する)を使用するのが有
用である。しかし大抵の場合は、前に述べた1種類のア
ニオン重合性モノマーを初期の高分子開始剤を製造する
ために使用する。アニオン重合性モノマーがアルケニル
芳香族化合物(例えばスチレン)または共役アルカジエ
ン(例えばイソプレン)であるとき、特に良好な結果が
得られる。
【0010】初期の高分子開始剤を製造するための重合
は、従来方法で行う。例えば少なくとも1種のアニオン
重合性モノマーとアルカリ金属炭化水素化合物を適当な
反応溶媒中、穏やかな条件のもとで接触させる。炭化水
素反応溶媒、特に環式脂肪族炭化水素溶媒(例えばシク
ロヘキサン)が反応溶媒として適当である。ある場合に
は、極性の大きい反応溶媒を使用するのが有用であり、
そのような場合には混合溶媒、大抵はシクロヘキサンと
極性を有する共存溶媒、例えばエーテル共存溶媒(ジエ
チルエーテルまたはテトラヒドロフランなど)の混合物
を使用する。反応溶媒としてシクロヘキサンまたはシク
ロヘキサン−ジエチルエーテルの使用が好ましい。重合
温度は穏やか(例えば10℃〜60℃)であり、大抵は
周囲温度でこの重合を行うのが有用である。反応圧力
は、反応混合物を液相に維持するのに十分な圧力であ
る。典型的な反応圧力は、0.81〜5.1バール
(0.8〜5気圧)である。得られる高分子種の分子量
の制御は従来方法で達成され、例えば金属炭化水素化合
物とアニオン重合性モノマーの割合を制御することによ
って行う。得られる高分子種は、その中に有機金属部位
が存在するので従来リビングポリマーと言われているも
のであり、分子量2000未満、大抵は約1000であ
るのが好ましい。
【0011】上に述べたようなリビングポリマー種を使
用して、ビス不飽和モノマーを架橋させ、本発明の星型
ブロックポリマーの中心部分すなわちコアの役割を果た
すブロックポリマー部分を形成する。本発明の星型ブロ
ックポリマーのコアの製造において様々なビス不飽和モ
ノマーが有用であるが、20個までの炭素原子および2
個までの芳香族環からなるジ(アルケニル)芳香族化合
物の使用によって良好な結果が得られる。このジ(アル
ケニル)芳香族化合物の例は、ジビニルベンゼン、ジビ
ニルトルエン、ジビニルビフェニル、、ジビニルナフタ
レン、ジイソプロペニルベンゼン、ジイソプロペニルビ
フェニル及びジイソブテニルベンゼンである。ビス不飽
和モノマーとしてジビニル芳香族化合物が好ましく、特
にジビニルベンゼンが好ましい。
【0012】ビス不飽和モノマーの高分子開始剤との架
橋は、最も簡単にはその開始剤の製造に使用した媒体中
で、高分子開始剤を含む生成物混合物へビス不飽和モノ
マーを添加することによって行う。最終的な星型ブロッ
ク高分子のコアを形成するための架橋反応にとって、同
一または類似の反応条件及び反応溶媒の使用が適当であ
る。得られる架橋ビス不飽和モノマー生成物は、複数の
有機金属部位を有するかなり小さく緊密に架橋したポリ
マー部分である。有機金属部位の数は架橋プロセスで使
用するビス不飽和モノマーと高分子開始剤との比率にあ
る程度依存する。高分子コアにはさらに、架橋剤または
重合剤の役割を果たした高分子開始剤の部分が複数結合
している。メタクリレート含有枝が成長するのは、この
架橋コアの有機金属部位からである。
【0013】従って、本発明の星型ブロックポリマー
は、架橋ビス不飽和モノマーのコア、並びにコアに結合
した、高分子開始剤に由来する比較的低分子量の高分子
種及び重合メタクリル酸アルキルの末端ブロック少なく
とも一つを含む複数の官能枝からなる。本発明の星型ブ
ロックポリマーの変形例の一つにおいて、官能枝はホモ
ポリマーメタクリル酸アルキル枝であり、ここでアルキ
ル基はそれぞれ独立に炭素原子を30個まで、好ましく
は20個まで有する。このようなホモポリマー官能枝は
メタクリル酸アルキルのブロック重合により得られ、そ
の重合はメタクリル酸部分のエチレン不飽和によるもの
であり、アニオン重合開始剤として架橋コアの有機金属
部位を使用して、架橋コア上で重合メタクリル酸アルキ
ル枝を複数成長させる。この変形例においては、重合し
得るメタクリル酸アルキルエステルとしては、メチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、sec−ブチル
メタクリレート、t−ブチルメタクリレート、sec−
アミルメタクリレート、オクチルメタクリレート、デシ
ルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、オクタデ
シルメタクリレートが挙げられる。好ましくは有機金属
部位を含む中心コアが製造される媒体中で行うこの変形
例において、高分子コアをメタクリル酸アルキルと接触
させて、ホモポリマーメタクリル酸アルキル枝を製造す
る。メタクリル酸アルキルの選択は、ある程度所望の星
型ブロックポリマーの特有の性質に依存する。しかし、
アルキルが少ない炭素からなる第1アルキルである重合
メタクリル酸アルキル枝の製造は比較的難しく、それは
このような重合メタクリル酸アルキル枝を製造するのに
必要とされる反応温度がかなり低いためである。一方、
アルキルがより高級なアルキルである重合メタクリル酸
アルキル枝もまた難しく、それはそのような高級メタク
リル酸アルキルが比較的不活性であるのと所望のメタク
リル酸アルキルモノマーを直ちに得るのが難しいからで
ある。メタクリレート含有枝の星型ブロックポリマーを
製造するのに好ましいメタクリル酸アルキルは、枝分か
れブチルメタクリレート、即ちsec−ブチルメタクリ
レートまたはtert−ブチルメタクリレートである。
このようなメタクリレートを使用した結果得られる星型
ブロックポリマーは、所望の特性を有しているだけでな
く、比較的製造しやすいので好ましい生成物である。他
のメタクリル酸アルキル部分を有する星型ブロックポリ
マーは、対応するメタクリル酸アルキルから直接製造さ
れるが、大抵の場合そのようなポリマーを製造するに
は、最初に枝分かれブチルメタクリレートを使用して枝
分かれブチルメタクリレート枝を有する星型ブロックポ
リマーを製造し、次いで最初の星型ブロックポリマー生
成物をエステル交換反応することにより所望のアルキル
部分を導入する。
【0014】枝分かれブチルメタクリレート含有ポリマ
ーの製造における適当な反応条件としては、典型的には
反応温度−80〜80℃が挙げられ、ここでsec−ブ
チルメタクリレートの重合に好ましいのは温度範囲の低
い方であり、tert−ブチルメタクリレートの重合に
は温度範囲の高い方が好ましい。重合圧力は、反応混合
物を液相に維持するのに十分な圧力が適当であり、典型
的な反応圧力は、5.1バール(5気圧)以下である。
【0015】本発明の星型ブロックポリマーの第二の変
形例において、コアから成長した官能枝は重合したアニ
オン重合性モノマーの初期(すなわち内部)セグメント
(すなわちブロック)及び重合したメタクリル酸アルキ
ルの第二または末端部分を含む。この変形例において、
架橋コアの有機金属部位は、重合したアニオン重合性モ
ノマーセグメント(架橋コアを製造するのに使用する高
分子開始剤の長さよりも長くてはいけない)のコアから
の成長を開始するのに使用する。自身の枝上に有機金属
部位を有する得られたブロックポリマーを、重合メタク
リル酸アルキルの末端セグメントの成長を開始するのに
使用する。
【0016】内部非官能性セグメントの前駆体として使
用するアニオン重合性モノマーは、中心コアを形成する
ためにビス不飽和モノマーの架橋用高分子開始剤を製造
するのに使用するものと、同一のモノマーまたは異なる
モノマーである。星型ブロックポリマーの枝の任意の非
官能性部分製造用の好ましいアニオン重合性モノマー
は、アルケニル芳香族化合物(例えばスチレン)及び共
役アルカジエン(例えばイソプレン)である。有機金属
部位を有する架橋高分子コアは、in situ でアニオン重
合性モノマーと反応温度10〜60℃、反応圧力5.1バー
ル(5気圧)以下で反応させるのが適当である。有機金
属部位を有する複数の重合したアニオン重合性モノマー
を含む得られた星型ブロックポリマー中間体を、次いで
in situ でメタクリル酸アルキル、好ましくは枝分かれ
ブチルメタクリレート(上記)と反応させることによ
り、メタクリル酸アルキル含有枝を有する所望の星型ブ
ロックポリマーを製造する。
【0017】官能メタクリル酸アルキル含有枝を製造す
る変形例とは独立に、所望の重合が達成されたら、それ
以降の反応は生成物混合物に対して活性水素化合物の少
量(典型的にはアルコール例えばメタノール)を添加す
ることにより公知の方法で停止する。官能メタクリル酸
アルキル含有枝を有する星型ブロックポリマーは、従来
方法で回収する。例えば溶媒除去、または非溶媒添加に
よってポリマーを凝集させる等である。この目的に使用
する典型的な非溶媒は水性メタノールである。
【0018】本発明の高分子生成物は、架橋ビス不飽和
モノマーの中心コア及びコアに結合した複数(例えば2
本以上、好ましくは少なくとも3本)の官能枝を特徴と
する星型ブロックポリマーである。ここで、実質的に全
ての官能枝の各々の少なくとも外側部分は、メタクリル
酸部分のエチレン不飽和により重合したポリ(メタクリ
ル酸アルキル)であり、その中のアルキルはそれぞれ独
立に炭素原子を30個まで有する。高分子開始剤による
架橋の開始、及び所望の内部非官能セグメント含有枝の
製造中における完成前の連鎖終結の結果、非官能枝、即
ち少なくとも重合メタクリル酸アルキルの末端部分を含
まない枝が存在することを理解するべきである。それで
も枝の相当割合は、少なくとも重合メタクリル酸アルキ
ルの末端部分が存在することによって官能化している。
【0019】本発明の星型ブロックポリマーの分子量は
反応条件、反応溶媒、反応させるモノマーの相対割合の
選択によって変化するのであって、官能枝がホモポリマ
ーであるかあるいは重合したアニオン重合性モノマーの
内部部分を含むかどうかによってある程度左右される。
特に重要な星型ブロックポリマーは、分子量20,00
0〜2,000,000、特に50,000〜1,00
0,000を有する。正確な分子量は分子によって異な
るのであって、上の値は平均であることを理解すべきで
ある。しかし、本発明の星型ブロックポリマーの特徴
は、ポリマーの分子量分布がかなり狭いことである。
【0020】式(I)で表される星型ブロックポリマー
において、メタクリル酸アルキル中のアルキル基は独立
に炭素原子30個まで、好ましくは2〜10個を有し、
sは好ましくは平均3〜50、より好ましくは10〜3
0であり、tは50以下で、sと等しいかまたは大き
い。C、AおよびMで表される部分の割合は分子によっ
ていくらか異なるが、中心コアCに起因する分子の分子
量のパーセンテージは10%以下、好ましくは2%以下
である。以下の式
【0021】
【化4】
【0022】で表される官能枝内において、重合メタク
リル酸アルキルのパーセンテージは、ホモポリマー枝の
場合当然100%であり、枝が重合したアニオン重合性
モノマーの内部セグメントを含む場合は100%未満で
ある。重合したメタクリル酸アルキルに起因する官能枝
の分子量のパーセンテージは、少なくとも50%、好ま
しくは少なくとも90%である。重合したメタクリル酸
アルキルのホモポリマー枝は特に好ましい。
【0023】本発明の星型ブロックポリマーは、熱可塑
性ゴムと呼ばれる材料に属するもので、ポリマーは室温
でエラストマー特性を示し、適度に上昇した温度におい
ても熱可塑性特性を示す。従ってポリマーは、熱可塑性
エラストマーでは慣用の多くの用途(特に粘着配合物が
挙げられる)に有用である。さらに、重合したメタクリ
ル酸アルキルブロックのおかげで、本発明星型ブロック
ポリマーはエンジンオイルその他の炭化水素流体の粘度
指数向上に有用である。
【0024】
【実施例】以下の実施例により本発明を説明するが、本
発明の限定を意図するものではない。
【0025】実施例I ガラス製重合容器にメカニカルスターラー及びシリンジ
を装備し、シリンジを介して化学物質を加えた。容器を
窒素でパージし、窒素雰囲気に維持した。200mlの
シクロヘキサンを添加した後、攪拌を始めた。容器に
1.0mlのN,N,N’,N’−テトラメチルエチレ
ンジアミン及び4滴のジフェニルエチレンを添加した。
溶液をsec−ブチルリチウムで淡いオレンジ色なるま
で滴定し、さらに1.5mlのsec−ブチルリチウム
を加えても変色しなくなるまで行った。3.2mlのイ
ソプレンを滴下したあと、1.0mlのジビニルベンゼ
ンを滴下すると溶液の色が濃い赤色に変わった。得られ
た溶液を20分間攪拌し、13.0mlのtert−ブ
チルメタクリレートを滴下した。溶液を2時間攪拌する
と色が淡いオレンジ色に薄れた。10mlのメタノール
を添加することにより重合を停止した。存在する溶媒を
蒸発により除去し、得られたオイルをイソプロピルアル
コール/メタノール/水中で凝集させた。
【0026】実施例II 窒素でパージし、スターラーを備えたたガラス製重合容
器に、200mlのシクロヘキサン、20mlのテトラ
ヒドロフランを加え、攪拌を開始した。指示薬としてジ
フェニルエチレンを4滴添加した後、溶液をsec−ブ
チルリチウムでオレンジ色になるまで滴定した。さらに
追加の1.5mlのsec−ブチルリチウムを加えた。
5分の攪拌後、3.2mlのイソプレンを添加し、溶液
を15分間攪拌すると、淡いオレンジ色に変色した。
1.0mlのジビニルベンゼンを添加した後、溶液を2
0分間攪拌すると、最初の血のような赤色がいくらか淡
く変色した。攪拌は継続しながら、13.0mlのte
rt−ブチルメタクリレートを加えた。重合をメタノー
ルの添加により停止し、一晩放置すると水のような白が
淡い黄色に変色した。溶媒を蒸発除去し、得られた生成
物をメタノール/水中で凝集させた。
【0027】実施例III スターラーを備えたガラス製重合容器を窒素でパージ
し、200mlのシクロヘキサン及び5.0mlのジエ
チルエーテルを加えた。攪拌を開始した。指示薬として
ジフェニルエチレンを4滴添加した後、溶液をsec−
ブチルリチウムでオレンジ色になるまで滴定した。さら
に追加の1.5mlのsec−ブチルリチウムを加え、
得られた溶液を15分間攪拌した。攪拌を継続しなが
ら、3.2mlのイソプレンを滴下した。次いで1ml
のジビニルベンゼンを加えると、溶液は血のような赤色
に変色した。攪拌10分後、溶液の色は淡くなり、1
3.0mlのtert−ブチルメタクリレートを加える
と溶液は淡い黄色に変色した。30分後、溶液は殆ど水
のような白になった。重合をメタノールの添加により停
止し、ポリマー生成物をメタノール/水中で凝集させ
た。
【0028】比較実験A ガラス製容器に300mlのシクロヘキサンを導入し、
容器を窒素連続流でパージした。容器の内容物を攪拌し
ながら、50mlのジエチルエーテルを加えた。滴定指
示薬として2滴のジフェニルエチレンを加え、混合物を
約1.5mlのsec−ブチルリチウムで溶液が淡いオ
レンジ色になるまで滴定した。さらに追加の1.5ml
のsec−ブチルリチウムを加え、合計1.0mlのジ
ビニルベンゼンを滴下した。約0.5ml添加後に溶液
は濃い赤色になった。添加が終了した後得られた溶液を
20分間攪拌した。得られた溶液に、13.0mlのt
ert−ブチルメタクリレートを滴下すると、溶液の色
は暗いオレンジ色まで薄くなった。重合をメタノールの
添加により停止し、生成物をメタノール/水中で凝集さ
せた。乾燥した得られた生成物は、微細なパウダーであ
った。
【0029】比較実験B 500ml容量の丸底フラスコを窒素でパージし、25
0mlのシクロヘキサンを加えた。攪拌を開始し、フラ
スコの中身を窒素雰囲気中還流条件で40℃まで加熱
し、50mlのジエチルエーテルを加えた。指示薬とし
て2滴のジフェニルエチレンを加え、溶液をsec−ブ
チルリチウムで濃いオレンジ色になるまで滴定した。
1.5mlのsec−ブチルリチウムを添加後、1.0
mlのジビニルベンゼンを滴下すると、溶液は濃い赤紫
に変色した。溶液を20分間攪拌すると、濃い錆色にな
り、沈澱が生じた。加熱を停止し、溶液を室温まで冷却
させた。冷却後、13.0mlのtert−ブチルメタ
クリレートを滴下すると、暗いクリーム色になった。攪
拌15分後、重合をメタノールの添加により停止し、溶
液は乳白色になると沈澱が溶解した。得られた生成物を
メタノール/水中で凝集させた。
【0030】上の結果から観察できることは、比較実験
A及びBで製造した生成物とは反対に実施例I〜III
で製造したポリマーは難溶性または沈澱を全く示さない
ことである。本発明ポリマーの改善した溶解性は、例え
ばオイル添加剤として使用するポリマーにとって当然重
要な必要条件である。

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)を有し、分子量が20,0
    00〜2,000,000である星型ブロックポリマ
    ー。 【化1】 〔式中、 Cは、20個までの炭素原子及び2個までの芳香族環を
    有するジ(アルケニル)芳香族化合物である架橋ビス不
    飽和モノマーのブロックであり; Aは各々独立してアニオン重合モノマーのブロックであ
    、該アニオン重合モノマーはアルケニル芳香族化合
    物、共役アルカジエン、ビニルピリジンまたはこれらの
    混合物からなるグループから選択され; Mはメタクリル酸部分のエチレン不飽和を介して重合し
    た重合メタクリル酸アルキルのブロックであり; rは0又は1であり; s及びtは平均2以上、但しs≦tである〕
  2. 【請求項2】 メタクリル酸アルキル部分のアルキル基
    がそれぞれ独立に30個までの炭素原子を有する請求項
    1に記載のポリマー。
  3. 【請求項3】 sの値が3〜50であり、tの値が50
    までである請求項1又は2に記載のポリマー。
  4. 【請求項4】 ジ(アルケニル)芳香族炭化水素がジビ
    ニル芳香族炭化水素、好ましくはジビニルベンゼンであ
    る請求項1〜のいずれかに記載のポリマー。
  5. 【請求項5】 アニオン重合性モノマーがスチレン又は
    イソプレンである請求項1〜のいずれかに記載のポリ
    マー。
  6. 【請求項6】 Cがポリマーの分子量の10%以下を構
    成する請求項1〜のいずれかに記載のポリマー。
  7. 【請求項7】 以下の式 【化2】 で表される枝において、Mが枝の分子量の少なくとも5
    0%を構成する請求項1〜6のいずれかに記載のポリマ
    ー。
  8. 【請求項8】 rが零である請求項1〜のいずれかに
    記載のポリマー。
  9. 【請求項9】 メタクリル酸アルキルが枝分かれブチル
    メタクリレート、好ましくはtert−ブチルメタクリ
    レートである請求項1〜のいずれかに記載のポリマ
    ー。
  10. 【請求項10】 請求項1〜のいずれかに記載のポリ
    マーの製造方法であって、以下のステップを含む方法: a) アニオン重合性モノマーを金属炭化水素化合物に液
    相溶液中、重合性条件のもとで接触させ、重合開始剤で
    ある有機金属部位を有する低分子量ポリマーを製造す
    る; b) 開始剤をビス不飽和モノマーに重合条件のもとで接
    触させ、第一のブロックポリマー中間体である、有機金
    属部位を複数有する架橋ビス不飽和モノマーのブロック
    を製造する; c) 場合によっては、重合条件のもとで第一のブロック
    ポリマー中間体をアニオン重合性モノマーに接触させ、
    架橋ビス不飽和モノマーからなる1個のコア及び末端有
    機金属部位を有する重合したアニオン重合性モノマーの
    枝を複数有する第二のブロックポリマー中間体を製造す
    る; d) 重合条件のもとで第一または第二のブロックポリマ
    ー中間体をメタクリル酸アルキルと接触させる;及び e) 活性水素化合物により重合を停止する。
  11. 【請求項11】 金属炭化水素化合物がアルキルアルカ
    リ金属、好ましくはアルキルリチウムである請求項10
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 メタクリル酸アルキルが枝分かれブチ
    ルメタクリレート、好ましくはtert−ブチルメタク
    リレートである請求項10または11に記載の方法。
JP3121398A 1990-05-29 1991-05-27 官能星型ポリマー Expired - Lifetime JP2975454B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US53013290A 1990-05-29 1990-05-29
US530132 1990-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0797413A JPH0797413A (ja) 1995-04-11
JP2975454B2 true JP2975454B2 (ja) 1999-11-10

Family

ID=24112569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3121398A Expired - Lifetime JP2975454B2 (ja) 1990-05-29 1991-05-27 官能星型ポリマー

Country Status (8)

Country Link
US (1) USH1730H (ja)
EP (1) EP0459588B1 (ja)
JP (1) JP2975454B2 (ja)
KR (1) KR910020056A (ja)
AT (1) ATE125828T1 (ja)
CA (1) CA2043307A1 (ja)
DE (1) DE69111697T2 (ja)
DK (1) DK0459588T3 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5344887A (en) * 1992-12-21 1994-09-06 Shell Oil Company Star polymers of dienes, vinylarenes and alkyl methacrylates as modiied viscosity index improvers
US5486563A (en) * 1994-12-20 1996-01-23 Shell Oil Company Process for making dispersant viscosity index improvers
US5552491A (en) * 1995-01-27 1996-09-03 Ethyl Additives Corporation Star-branched acrylate and methacrylate polymers
JP4623690B2 (ja) * 1999-08-31 2011-02-02 日本曹達株式会社 星型ブロックコポリマー
WO2001016198A1 (fr) * 1999-08-31 2001-03-08 Nippon Soda Co., Ltd. Copolymere bloc en etoile
US6767968B1 (en) 2000-10-03 2004-07-27 Symyx Technologies, Inc. ABA-type block copolymers having a random block of hydrophobic and hydrophilic monomers and methods of making same
DE102005041528A1 (de) * 2005-08-31 2007-03-01 Rohmax Additives Gmbh Öllösliche Polymere
US8883927B2 (en) * 2007-11-28 2014-11-11 Dynasol Elastómeros, S.A. De C.V. Radial multi-block copolymers
JP5186415B2 (ja) * 2008-02-28 2013-04-17 株式会社クラレ メタクリル系樹脂フィルム
JP5186416B2 (ja) * 2008-02-28 2013-04-17 株式会社クラレ 表示窓保護板
JP5227847B2 (ja) * 2008-02-29 2013-07-03 株式会社クラレ メタクリル系樹脂組成物
JP5317768B2 (ja) * 2008-03-03 2013-10-16 株式会社クラレ メタクリル系重合体組成物
TWI462939B (zh) * 2012-12-28 2014-12-01 Chi Mei Corp 經改質的共軛二烯-乙烯基芳香烴共聚物及其聚合方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB856581A (en) * 1956-07-03 1960-12-21 Rohm & Haas Preparation of block copolymers
SE339105B (ja) * 1966-02-23 1971-09-27 Avisun Corp
CA973295A (en) * 1970-07-29 1975-08-19 Her Majesty The Queen, In Right Of Canada, As Represented By The Ministe R Of The National Research Council Of Canada Block copolymers and process for producing them
CA973300A (en) * 1970-09-04 1975-08-19 Henry L. Hsieh ESTERS OF .alpha.,.beta.-UNSATURATED ACIDS AS COUPLING AGENTS FOR ALKALI METAL CONTAINING POLYMERS
DE2401629A1 (de) * 1974-01-15 1975-07-24 Basf Ag Block- bzw. pfropfcopolymerisate
US3985830B1 (en) * 1974-07-15 1998-03-03 Univ Akron Star polymers and process for the preparation thereof
US4010226A (en) * 1975-07-17 1977-03-01 Shell Oil Company Block polymers and their preparation
US4463131A (en) * 1981-06-02 1984-07-31 Rohm And Haas Company Bulk flowable impact modifiers
FR2514011A1 (fr) * 1981-10-02 1983-04-08 Philippe Teyssie Copolymeres sequences derives de dienes conjugues ou d'hydrocarbures aromatiques vinyl-substitues et d'esters acryliques et procede pour leur fabrication
US4523000A (en) * 1982-11-02 1985-06-11 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Copolymers, process for the preparation thereof and ionizing radiation sensitive resist using such copolymers
NO860171L (no) * 1985-01-30 1986-07-31 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Fremgangsmaate for fremstilling av store polymerpartikler.
JPH0647058B2 (ja) * 1985-03-13 1994-06-22 旭化成工業株式会社 気体選択透過膜
AU608016B2 (en) * 1987-07-06 1991-03-21 Dow Chemical Company, The Block polymers of methacrylates and derivatives thereof
US5037890A (en) * 1987-11-02 1991-08-06 Mitsubishi Petrochemical Company Limited Process for producing graft-modified α-olefin copolymer
US4975491A (en) * 1989-01-18 1990-12-04 The Dow Chemical Company Functionalized polymers prepared by anionic polymerization

Also Published As

Publication number Publication date
KR910020056A (ko) 1991-12-19
EP0459588A3 (en) 1992-04-22
ATE125828T1 (de) 1995-08-15
DK0459588T3 (da) 1995-09-18
CA2043307A1 (en) 1991-11-30
EP0459588A2 (en) 1991-12-04
DE69111697D1 (de) 1995-09-07
USH1730H (en) 1998-05-05
DE69111697T2 (de) 1996-02-29
EP0459588B1 (en) 1995-08-02
JPH0797413A (ja) 1995-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2975454B2 (ja) 官能星型ポリマー
US5194510A (en) Thermoplastic elastomers
JPH07268047A (ja) 星状ポリマー
US3992483A (en) Promoters in the polymerization of monovinyl-aromatic compounds with primary lithium initiators
US5098959A (en) Block polymers of methacrylates
EP0501957B1 (en) Elastomeric graft copolymers and their use as compatibilizers
US4960842A (en) Amine containing initiator system for anionic polymerization
RU1788957C (ru) Способ получени привитого сополимера
JPS58109515A (ja) 分散剤―粘度指数向上剤特性を有する油溶性星形重合体
JP3758703B2 (ja) 工業的に用いうる二官能性陰イオン重合開始剤の製造方法およびその使用
US3959412A (en) Block polymer preparation
JPS5871909A (ja) 共役ジエン又はビニル置換芳香族炭化水素及びアクリルエステルのブロツク共重合体及びその製造方法
US5171800A (en) Anionic polymerization with bifunctional initiators
EP0095086B1 (en) Polymerizable, optically active polymer and process for preparing polymerizable polymer
SU624577A3 (ru) Способ получени карбоцепных сополимеров
WO1991004989A1 (en) Ion-exchange reactions for polymeric alkali metal carboxylates
GB2118952A (en) Anionic polymerisation of unsaturated monomers
JPS5837321B2 (ja) アニオン重合方法
CA1248660A (en) Block copolymer containing tetrahydrofuran block
JP4212064B2 (ja) 疎水性親水性ab型ブロックコポリマーの製造方法
US5064907A (en) Polymers with functional groups
US4001350A (en) Block and graft copolymers
KR860001032B1 (ko) 이소프로페닐 방향족 단량체와 비닐 방향족 단량체와의 공중합체의 제조방법
US4102849A (en) Oil-extended hydrogenated diblock copolymer
JPH03134008A (ja) 星形に分枝したコポリマー、その水素化生成物およびリビングポリマー用のカプリング剤