JP2974837B2 - 密封部材 - Google Patents

密封部材

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JP2974837B2 JP3244673A JP24467391A JP2974837B2 JP 2974837 B2 JP2974837 B2 JP 2974837B2 JP 3244673 A JP3244673 A JP 3244673A JP 24467391 A JP24467391 A JP 24467391A JP 2974837 B2 JP2974837 B2 JP 2974837B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、弁棒シ
ール用のグランドパッキン、バルブボンネット、各種機
器のフランジガスケット等として用いられるような封部
材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の密封部材としては、例え
ば、図12に示すように、テープ状の膨脹黒鉛シート1
2aを渦巻き状に巻き重ねて加圧成形した第1従来例の
ダイモールドパッキン12と、図13に示すように、膨
脹黒鉛成形体13aの両端面に編組パッキン13b,1
3bをそれぞれ接合して加圧成形した第2従来例のパッ
キンリング13と、図14に示すように、膨脹黒鉛成形
体14aの両端面にニットメッシュ成形体14b,14
bをそれぞれ接合して加圧成形した第3従来例のパッキ
ンリング14と、図15に示すように、膨脹黒鉛成形体
15aの各角隅部に断面L字形の各金属片15b…をそ
れぞれ接合して加圧成形した第4従来例のパッキンリン
グ15と、図16に示すように、膨脹黒鉛成形体16a
の両端面に、ジクザク状に折曲げてなる折曲げパッキン
16b,16bをそれぞれ接合して加圧成形した第5従
来例のパッキンリング16と、図17に示すように、膨
脹黒鉛成形体17aの両端面に、スパイラル状に巻回し
てなる紐状成形体17b,17bをそれぞれ接合して加
圧成形した第6従来例のパッキンリング17と、図18
に示すように、テープ状シール材18aの両側端面に沿
って配置した補強材18bを金属製の縫糸18cで縫着
して加圧成形した第7従来例のパッキンリング18とが
ある。
【0003】しかし、上述のように膨脹黒鉛シート12
aのみで構成されたパッキンリング12は、使用時に付
加される締付け面圧が限度以上に高くなると、シール部
分のパッキン隙間にパッキンリング12の一部が噛込
み、局部的に大きな圧力が付加されるため、噛込み量に
対応してパッキンリング12の摩耗量が増大し、シール
性が損なわれるという問題点を有している。
【0004】また、高温条件下で長時間使用した場合、
パッキンリング12の端面側から酸素等が侵入するた
め、酸素等による影響でパッキンリング12が徐々に酸
化消耗し、時間が経過するに伴いパッキンリング12の
重量減少率(図19参照)が大きくなるので、高温条件
下での使用時においてシール機能が低下し、適用温度範
囲が制限される問題点を有している。
【0005】一方、2種類以上のシール部材を組合わせ
てなるパッキンリング13,14,15,16,17
は、食み出しを防止するために用いられる編組リング1
3bと、ニットメッシュ成形体14bと、金属片15b
と、折曲げパッキン16bと、紐状成形体17bとをそ
れぞれ加工するのに手間がかかり、特にパッキンリング
18は、テープ状シール材18aに補強材18bを縫着
してから加圧成形するため、他のシール部材に比べて工
程数が多くなり、製作コストがアップするという問題点
があった。
【0006】また、パッキンリング13,14,15,
16,17は、編組リング13bと、ニットメッシュ成
形体14bと、折曲げパッキン16bとを結合した寸法
だけ厚くなり、特に編組リング13bと、金属片15b
と、紐状成形体17bとを小サイズに加工することが技
術的に困難であり、シール部分と対応したサイズに加工
することができない。かつ、ニットメッシュ成形体14
bや紐状成形体17bは少量であるため、金型(図示省
略)にセットするのが面倒であり、製作が困難な問題点
も有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、膨張黒鉛
からなるテープ状成形体の長手側端部を該端部に沿って
金属製補強材を配置した単一のテープ状シール材を巻き
重ねて密封部材を製作することにより、シール部分と対
応したサイズに加工することができ、かつ、高いシール
性が長期間安定して得られる密封部材の提供を目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、膨張黒鉛か
らなるテープ状成形体の長手側端部を該端部に沿って、
金属製補強材を配置してなるテープ状シール材であっ
て、かつ該補強材が、金属または金属網状体の何れか
から選ばれ、該テープシール材を渦巻状に巻き重ねて加
圧成形した密封部材であることを特徴とする。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、単一のテープ状シー
ル材を渦巻き状に巻き重ねて密封部材を製作するので、
シール部分と対応したサイズに密封部材を加工すること
ができ、従来品のように複数のシール部材を組合わせる
必要がなく、そのシール部材を加工する手間および工程
が省け、製作コストの低減を図ることができる。
【0010】また、従来品に比べて工程が少なく、加工
が簡単であるため小サイズ部品の製作に最適であると共
に、金属箔や金属網状体の補強材を密封部材の端面側に
配置して加圧形成してあるため、使用時において、シー
ル部分のパッキン隙間に密封部材の一部が噛込まれるの
を確実に防止することができ、シール機能が損なわれな
い。
【0011】加えて、金属箔や金属網状体の金属製の補
強材で外部の空気と遮断されるために、テープ状シール
材の酸化を防止でき、それから形成されるパッキンリン
グ単体でも長期に渡って安定した高いシール性が得られ
る。
【0012】要するにテープ状成形体の長手側端部に別
種の金属泊や金属網状体からなる金属製補強材を配置し
て、それを巻き重ねて加圧成形することにより、従来の
ようにグランド内に複数のパッキン部材を組合せる必要
がなく、使用時にグラウンド内で締付けられた際に、密
封部材の一部が噛込まれるのを確実に防止し、かつ高温
時にテープ状シール材の酸化を防止することができる。
【0013】しかも、金属製補強材はテープ状成形体の
長手方向の端部に配置されているので、膨張黒鉛からな
るテープ状成形体の中央部分は原材料シート(膨張黒鉛
のシート)の構成が残り、膨張黒鉛の優れたシール性能
(つまり相手シール面へのなじみ性のよさ、柔軟性)を
そのまま保持しつつ、膨張黒鉛パッキンの酸化抑制効果
とはみ出し防止効果とを同時に奏することができる効果
がある。
【0014】
【実施例】本発明の第1〜第5実施例を以下図面に基づ
いて詳述する。図面は密封部材を示し、図1に示す第1
実施例のパッキンリング1は、図2に示すように、テー
プ状に成形した膨脹黒鉛シート2a(厚み0.38mm、
幅20mm、長さ160mm)の長手側両端部に、アルミニ
ウム等で形成した金属箔2b,2b(厚み15μm、幅
4mm)を一体的に配置いわゆるグロメット加工(ここに
グロメットとはマグローヒル科学技術用語大辞典第2
版、1985年3月25日発行、発行所 株式会社 日
刊工業新聞社、より「はとめ」を意味する)してテープ
状シール材2を形成した後、同テープ状シール材2を渦
巻き状に巻き重ねてから金型(図示省略)で加圧成形し
て、図1に示すように、リング形状のパッキンリング1
(内径8mm、外径14mm、高さ100mm)を製作する。
【0015】図3に示す第2実施例のパッキンリング3
は、上述の第1実施例において用いられる金属箔2b,
2bに代えて、図4に示すように、テープ状に成形した
膨脹黒鉛シート4a(厚み0.38mm、幅20mm、長さ
160mm)の長手側両端部に、SUS304等で形成し
た金属製の網状体4b,4b(線径0.1mm、織り幅5
mm)を一体的に配置してテープ状シール材4を形成した
後、同テープ状シール材4を渦巻き状に巻き重ねてから
金型(図示省略)で加圧成形して、上述の第1実施例と
同一形状寸法のパッキンリング3を製作する。
【0016】図5に示す第3実施例のパッキンリング5
は、上述の第2実施例において用いられる膨脹黒鉛シー
ト4aに代えて、図6に示すように、多孔質PTFE等
でテープ状に成形した合成樹脂シート6a(厚み0.5
mm、幅20mm、長さ160mm)の長手側両端部に、金属
製の網状体6b,6b(線径0.1mm、織り幅5mm)を
一体的に配置してテープ状シール材6を形成した後、同
テープ状シール材6を渦巻き状に巻き重ねてから金型
(図示省略)で加圧成形して、前述の第1実施例と同一
形状寸法のパッキンリング5を製作する。
【0017】図7に示す第4実施例のパッキンリング7
は、前述の第1実施例において用いられる膨脹黒鉛シー
ト2aに代えて、図8に示すように、テープ状に成形し
た合成樹脂シート8a(厚み0.5mm、幅20mm、長さ
160mm)の長手側両端部に、金属箔8b,8b(厚み
15μm、幅4mm)を一体的に配置してテープ状シール
材8を形成した後、同テープ状シール材8を渦巻き状に
巻き重ねてから金型(図示省略)で加圧成形して、前述
の第1実施例と同一形状寸法のパッキンリング7を製作
する。
【0018】図9に示す第5実施例のパッキンリング9
は、図10および図11に示すように、テープ状に成形
した膨脹黒鉛シート10a(厚み0.38mm、幅20m
m、長さ160mm)の長手側両端部に、アルミニウム等
の金属箔11aをマイカシート11bに裏うちした積層
体10b,10b(厚み0.1mm、幅4mm)を一体的に
配置してテープ状シール材10を形成した後、同テープ
状シール材10を渦巻き状に巻き重ねてから金型(図示
省略)で加圧成形して、図9に示すように、リング形状
のパッキンリング9(内径8mm、外径14mm、高さ10
0mm)を製作する。この第5実施例では膨脹黒鉛シート
10aの長手側両端部を、アルミニウム等の金属箔11
aとマイカシート11bの積層体10b,10bを用い
てグロメット加工を施したが、マイカシート単体もしく
は、マイカシートと金属網状体との積層シートを使用し
てもよい。
【0019】上述のパッキンリング1,3,5,7,9
に対する比較例として、例えば、膨脹黒鉛シート12a
をダイモールド成形してなる第1従来例の試験品Aを形
成する一方、膨脹黒鉛シート2aに金属箔2b,2bが
グロメット加工されたテープ状シール材2を巻き重ねて
なる第1実施例の試験品Bと、膨脹黒鉛シート4aに網
状体4b,4bが一体的に配置されたテープ状シール材
4を巻き重ねてなる第2実施例の試験品Cと、合成樹脂
シート6aに網状体6b,6bが一体的に配置されたテ
ープ状シール材6を巻き重ねてなる第3実施例の試験品
Dとを同一形状寸法(内径8mm、外径14mm)に成形し
て、同一条件で性能試験を行なった。すなわち、シール
部分のパッキン押え(グランド)の隙間(直径クリアラ
ンス)を0.6mmに設定し、使用時における試験品A,
B,C,Dの食み出し寸法を測定した。下記の表1は、
上記条件で試験品A,B,C,Dを性能試験した結果で
ある。
【0020】
【表1】
【0021】測定の結果、試験品A,B,C,Dに付加
される締付け面圧が200kg/cmm2以下の場合、試験片
A(第1従来例に相当)には0.1mm〜0.2mm程度の
食み出しが若干生じ、試験品B,C,D(実施品)に
は食み出しが生じない。すなわち、試験品A,B,C,
Dの食み出し寸法が設定されたパッキン押え隙間0.6
mm以下であると、シール部分のパッキン隙間に対する噛
込み量が小さいため、シール性が損なわれない。しか
し、試験品A,B,C,Dに付加される締付け面圧が3
00kg/cmm2 以上の場合、試験品Aには1.3mm〜1.
8mmの食み出しが生じ、試験品B,C,Dには0.2mm
〜0.5mm程度の食み出しが若干生じる。すなわち、試
験品Aの食み出し寸法が設定されたパッキン押え隙間
0.6mm以上になると、シール部分のパッキン隙間に対
する試験品Aの噛込み量が大きくなり、局部的に大きな
圧力が付加されるため、試験品Aの摩耗量が増大し、シ
ール性が損なわれる。一方、試験品B,C,Dの食み出
し寸法は設定されたパッキン押え隙間0.6mm以下であ
るため、シール部分のパッキン隙間に対する試験品B,
C,Dの噛込み量が小さく、シール性が損なわれない。
測定結果が示すように、従来例の試験品Aと比較した場
合、本発明の試験品B,C,Dの方がシール性に優れて
いることが証明される。
【0022】次に、パッキンリング1,3,5,7,9
の高温条件下での比較例として、例えば、図9に示した
第5実施例の金属箔11aをマイカシート11bに裏う
ちした積層体10bを長手側両端部に一体的に配置した
膨脹黒鉛テープで形成された本発明の試験品Gと、図1
3に示した膨脹黒鉛成形体13aと編組パッキン13b
とを接合してなる第2従来例の試験品Fと、図14に示
した膨脹黒鉛成形体14aとニットメッシュ成形体14
bとを接合してなる第3従来例の試験品Eとを同一形状
寸法に形成して同一条件で試験を行った。すなわち、試
験温度570℃に設定し、締付け面圧360kg/cm2
設定して、高温条件下での使用時における各試験品E,
F,Gの重量減少率を測定した。
【0023】測定の結果、上述の試験品E,F(従来例
に相当)を構成する編組パッキン13bおよびニットメ
ッシュ成形体14bは、パッキンボックス内部(図示省
略)のシール隙間に膨脹黒鉛成形体13a,14aの角
隅部が食い込むのを防止するための補強リングであるの
で、これら補強リングは充分なシール機能を有しておら
ず、高温条件下で長時間使用した場合、編組パッキン1
3b側およびニットメッシュ成形体14b側から酸素等
が侵入し、酸素等による影響で膨脹黒鉛成形体13a,
14aが徐々に酸化消耗するため、図19に示すよう
に、第3従来例の試験品Eと本発明の試験品Gとを比較
した場合、第3従来例の試験品Eに比べて本発明の試験
品Gは1/3程度の重量減少率であるが、第2従来例の
試験品Fと本発明の試験品Gとを比較した場合、時間が
経過するに伴い試験品Fを構成する膨脹黒鉛成形体13
aの酸化消耗量が増加し、試験品Fと試験品Gとの重量
減少率の差が大きくなるので、従来例の試験品E,Fの
何れと比較しても本発明の試験品Gの方がシール性に優
れていることが証明される。
【0024】以上の試験結果が示すように、長手側両端
部に金属箔2b,8bまたは網状体4b,6bまたは金
属箔11aとマイカシート11bの積層体10bが一体
的に配置された単一のテープ状シール材2,4,6,
8,10を渦巻き状に巻き重ねてパッキンリング1,
3,5,7,9をそれぞれ製作するので、シール部分と
対応したサイズにパッキンリング1,3,5,7,9を
加工することができ、従来品のように複数のシール部材
を組合わせる必要が無く、そのシール部材を加工する手
間および工程が省け、製作コストの低減を図ることがで
きる。
【0025】しかも、従来品比べて工程が少なく、加工
が簡単であるため小サイズ部品の製作に最適であると共
に、パッキンリング1,3,5,7,9の両端面に金属
箔2b,8bまたは網状体4b,6bまたは金属箔11
aとマイカシート11bの積層体10bを一体的に配置
してあるため、使用時において、シール部分のパッキン
隙間にパッキンリング1,3,5,7,9の一部が噛込
まれるのを確実に防止することができ、シール機能が損
なわれず、単体でも安定した高いシール性が得られる。
【0026】さらに、パッキンリング1,7,9は両端
面に金属箔2b,8bまたは金属箔11aとマイカシー
ト11bの積層体10bを一体的に配置してあるため、
パッキンボックス内部のシール面に金属箔やマイカシー
トがそれぞれ密着し、酸素等の侵入を積極的に防止する
ことができ、高温条件下での使用時にいて酸素等によ
る影響が極めて少なくなり、パッキンリング1,7,9
の酸化消耗量が大幅に減少すると共に、パッキンリング
1,7,9のシール機能を長期間維持することができ
る。
【0027】要するにテープ状成形体の長手側端部に別
種の金属泊や金属網状体からなる金属製補強材を配置し
て、それを巻き重ねて加圧成形することにより、従来の
ようにグランド内に複数のパッキン部材を組合せる必要
がなく、使用時にグラウンド内で締付けられた際に、密
封部材の一部が噛込まれる確実に防止し、かつ高温時に
テープ状シール材の酸化を防止することができる。
【0028】しかも、金属製補強材はテープ状成形体の
長手方向の端部に配置されているので、膨張黒鉛からな
るテープ状成形体の中央部分は原材料シート(膨張黒鉛
のシート)の構成が残り、膨張黒鉛の優れたシール性能
(つまり相手シール面へのなじみ性のよさ、柔軟性)を
そのまま保持しつつ、膨張黒鉛パッキンの酸化抑制効果
とはみ出し防止効果とを同時に奏することができる効果
がある。
【0029】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のテープ状成形体は、実施例の膨脹
黒鉛シート2a,4a,10aに対応し、以下同様に、
補強材は、金属箔2b,8b、網状体4b,6b、積層
体10bに対応し、テープ状シール材は、テープ状シー
ル材2,4,10に対応し、密封部材は、パッキンリン
グ1,3,9に対応するも、この発明は、上述の実施例
の構成のみに限定されるものではない。
【0030】上述の第1〜第4実施例では弁棒部(図示
省略)のシール部分と対応したサイズにパッキンリング
1,3,9を加圧成形しているが、例えば、フランジ部
(図示省略)のシールに用いる場合、シール部分と対応
した形状寸法にパッキンリング1,3,9を加圧成形し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の密封部材の第1実施例のパッキン
リングを示す斜視図。
【図2】 第1実施例に用いられるテープ状シール材の
一部断面斜視図。
【図3】 第2実施例のパッキンリングを示す斜視図。
【図4】 第2実施例に用いられるテープ状シール材の
一部断面斜視図。
【図5】 第3実施例のパッキンリングを示す斜視図。
【図6】 第3実施例に用いられるテープ状シール材の
一部断面斜視図。
【図7】 第4実施例のパッキンリングを示す斜視図。
【図8】 第4実施例に用いられるテープ状シール材の
一部断面斜視図。
【図9】 第5実施例のパッキンリングを示す斜視図。
【図10】 第5実施例に用いられるテープ状シール材
の一部断面斜視図。
【図11】 第5実施例に用いられるテープ状シール材
のグロメット部拡大断面図。
【図12】 第1従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図13】 第2従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図14】 第3従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図15】 第4従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図16】 第5従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図17】 第6従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図18】 第7従来例のパッキンリングを示す一部拡
大断面図。
【図19】 各試験品の重量減少率を示す特性図。
【符号の説明】
1,3,9…パッキンリング 2,4,10…テープ状シール材 2a,4a,10a…膨脹黒鉛シート 2b,8b,11a…金属箔 4b,6b…網状体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】膨張黒鉛からなるテープ状成形体の長手側
    端部を該端部に沿って、金属製補強材を配置してなるテ
    ープ状シール材であって、かつ該補強材が、金属また
    は金属網状体の何れかから選ばれ、該テープシール材を
    渦巻状に巻き重ねて加圧成形した密封部材。
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