JP2972131B2 - 米飯計量成形装置 - Google Patents

米飯計量成形装置

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JP2972131B2
JP2972131B2 JP7273385A JP27338595A JP2972131B2 JP 2972131 B2 JP2972131 B2 JP 2972131B2 JP 7273385 A JP7273385 A JP 7273385A JP 27338595 A JP27338595 A JP 27338595A JP 2972131 B2 JP2972131 B2 JP 2972131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、米飯を、握り寿司、海
苔巻き、太巻き寿司、細巻き寿司、握り飯等の種々の米
飯成形体用に計量成形する事ができる米飯計量成形装置
に関し、特に、海苔巻き、握り寿司及び握り飯用に米飯
を種々所定の量に自動計量成形して供給する自動米飯成
形装置用の米飯計量成形装置に関する。また、本発明
は、複数の大きさを変えることができる成形用型を備
え、米飯を種々の大きさに成形する米飯計量成形装置に
関し、特に、握り寿司、握り飯、巻寿司その他の米飯成
形体用に、米飯を計量成形することができる自動米飯計
量成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、巻き寿司、握り寿司及び
握り飯等の米飯成形体に米飯を成形する自動米飯成形装
置には、米飯送り用のコンベヤベルト装置の米飯出口に
は、一対の無端ベルト或は一対のローラを縦方向に並
べ、対向配設した米飯計量供給装置が、例えば米飯成形
型枠を円周上に備える米飯成形用のターンテーブルの米
飯成形部の上方に設けられている。このような一対の送
りローラを複数段に備える米飯計量供給装置の場合、複
数段の夫々一対の送りローラが、夫々、上方から下方に
間隔を順次狭めるように設けられて、垂直方向下側に向
って次第に狭窄する米飯送り通路を形成させている。こ
のような米飯計量供給装置においては、米飯の送り通路
の幅が順次狭められているために、この送り通路を送ら
れる間に、米飯は密に詰められて、米飯は、ほぼ一定の
米飯密度の流れに形成される。
【0003】このように飯粒が密に詰められた米飯流
は、略一定の密度になるので、米飯が前記縦方向の送り
通路を連続的に通って下部開口から送り出される過程
で、米飯の供給は、ほぼ定量化する。そこで、この米飯
の供給装置では、切断機を駆動することにより、米飯の
流れを所定長さ、例えば握り一個分の量に相当する長さ
に夫々切断されて、ターンテーブルの握り寿司等の成形
用型枠に入れられ、握り寿司として成形され供給され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
従来の米飯計量成形装置においては、米飯計量成形装置
の下方に、例えば握り寿司や握り飯等の断面形状の米飯
成形用型枠を円周上に形成されているターンテーブル形
式の米飯成形装置を設けて、米飯計量供給装置から計量
された米飯は、円周上に形成されているターンテーブル
形式の米飯成形装置の米飯成形用型枠内に入れられ、例
えば握り寿司として成形される。しかし、このように成
形された米飯成形体を、ベルトコンベヤ装置により所定
の場所に搬送するには、ハンド装置等によりコンベヤベ
ルト上に移すことが必要であり、ターンテーブル以外に
ハンド装置を必要とする。さらに、大きさが相違する複
数種の米飯成形体を製造する場合には、米飯成形体毎
に、例えばターンテーブル形式の米飯成形装置を設けな
ければ成らず、場所を要して問題であった。本発明は、
従来の米飯計量成形装置における、ハンド装置やターン
テーブル形式の米飯成形装置を必要とするために大掛か
りとなり、多くの場所を要するなどという問題点を解決
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、米飯計量成形
装置を、簡単な構造で比較的に場所を要しないで、自動
的に米飯成形体の量産を行うことができる米飯計量成形
装置を提供することを目的としている。
【0006】本発明は、米飯搬送コンベヤ部と、該米飯
搬送コンベヤ部の米飯送出口の下方に、相対して送り回
転部材を備え、該送り回転部材間に形成される下向きの
米飯送り路を米飯が順次送られ、米飯の密度の高い米飯
の流れを形成する米飯充填送り部と、該米飯充填送り部
の出口部の下方に位置し挟み型切断刃を備える米飯切断
部とを備える米飯計量成形装置において、米飯切断部の
挟み型切断刃の下方に該切断刃と一体に備えられ、切断
刃と共に相対して移動可能の一対の米飯成形型枠部材
と、該米飯成形型枠部材間下端に近接して設けられてい
るコンベヤベルトを備える米飯成形体搬送用のベルトコ
ンベヤ装置と、前記米飯成形体搬送用のコンベヤベルト
の上走路の下方において、前記米飯成形型枠部材の下方
に具備されている米飯成形用押型部材と、該米飯成形用
押型部材に連結している米飯押圧用上下往復動腕部材と
を備えて米飯成形部が設けられていることを特徴とする
米飯計量成形装置にある。
【0007】また、本発明は、米飯搬送コンベヤ部と、
該米飯搬送コンベヤ部の米飯送出口の下方に、相対して
送り回転部材を備え、該送り回転部材間に形成される下
向きの米飯送り路を米飯が順次送られ、米飯の密度の高
い米飯の流れを形成する米飯充填送り部と、該米飯充填
送り部の出口部の下方に位置し挟み型切断刃を備える米
飯切断部とを備える米飯計量成形装置において、カム駆
動用の駆動装置と、該カム駆動用の駆動装置の回転軸に
連結されている厚さの異なる部分を有する円筒カムの第
1のカムと、該カム駆動用の駆動装置の回転軸に連結さ
れている偏心カムの第2のカムと、夫々一端が支持枠に
回動可能に支持され、他端に米飯切断用の切断刃が取付
けられ、夫々の対向する位置に前記第1のカムに係合す
るカムフロアと、該カムフロアが設けられている位置と
異なる位置で弾性部材により互いに支持されている一対
の挟みレバーと、該挟みレバーの作用点位置の下方に上
下動可能に設けられている米飯成形押型部材と、一端が
弾性部材により支持され、他端に米飯成形押型部材が取
付けられ、前記弾性部材による支持位置と前記他端の米
飯成形押型部材の取付け位置の間に支点が設けられ、前
記弾性部材による支持位置と支点の位置の間の位置の上
方又は下方に、前記第2のカムに係合するカムフロアが
設けられている押型部材作動棒と、挟み型切断刃の下方
該切断刃と一体に備えられ、切断刃と共に相対して移
動可能の一対の米飯成形型枠部材と、該米飯成形型枠部
材間下端に近接して設けられているコンベヤベルトを備
える米飯成形体搬送用のベルトコンベヤ装置とを備
て、米飯成型部が設けられており、前記米飯成形押型部
材は、前記米飯成形体搬送用のコンベヤベルトの上走路
下方において、前記米飯成形型枠部材の下方に具備され
押型部材作動棒に連結されており、前記押型部材作
動棒は米飯押圧用上下往復動部材を備えていることを
特徴とする米飯計量成形装置にある。
【0008】本発明において、米飯計量成形装置は、巻
寿司、握り寿司や握り飯等の米飯成形体を、米飯を計量
し成形して作るものであり、また、食器等に計量され成
形された米飯成形体を供給するものである。したがっ
て、本発明の計量米飯成形装置は、例えば、幕の内弁当
のご飯の成形体の成形供給装置として、また複数の食器
等への握り寿司又は握り飯等の盛り付け用の米飯の計量
成形装置として使用することができ、また、更に、巻寿
司、握り寿司、握り飯、幕の内弁当用などとしての米飯
計量成形装置として使用できるものである。さらに、本
発明の米飯計量成形装置は、米飯握り機等の複数種の米
飯成形機の成形型への米飯の計量成形装置としても使用
できるものである。
【0009】本発明の米飯計量成形装置は、米飯搬送コ
ンベヤ部、その下方に縦方向に設けられている米飯充填
送り部、及び該米飯充填送り部下方に夫々成形型枠を下
方に備える切断刃付き開口部を有する成形部を具備す
る。本発明において、米飯搬送コンベヤ部は、米飯供給
成形装置の上部に設けられ、側壁により囲われている。
該側壁により囲われた内部に、米飯供給口側から米飯送
出口側にコンベヤベルトが設けられている。送出口側の
コンベヤベルト上方には、コンベヤベルト上から米飯を
掻き落とすための掻き具が設けられている。本発明にお
いて、掻き具は、コンベヤベルト上を送られて来る米飯
を、送られて来る速度より早い速度で、米飯送出口に掻
き落とすものであり、板状に形成され、コンベヤベルト
の幅方向に架設されている回転軸に、放射方向に立設さ
れている支持部材の頂部に固定されている。
【0010】本発明において、板状の掻き具は、放射方
向外側に複数の突起が設けられている。突起の高さは、
米粒の半分の高さ程度から米粒の高さ程度であり、基部
と合わせて米粒の長さ程度とすることができる。本発明
において、米飯搬送コンベヤ部は、掻き具先端部を板状
に形成し、掻き具の回転速度を早くするので、掻き具は
一か所に設けるのみで、米飯搬送コンベヤ部から米飯送
出口内に米飯を供給することができる。
【0011】本発明において、米飯充填送り部は、一対
のローラ又は一対のコンベヤベルト或いは片側がローラ
で他方の片側をコンベヤベルトとすることができる。即
ち、米飯充填送り部における送り面は、ローラ及び/又
はベルトにより形成することができる。本発明におい
て、米飯充填送り部の上方は、米飯搬送コンベヤ部の米
飯送出口のホッパーの幅の大きさに合わせて開いて形成
され、米飯送りローラは、下方側ローラを駆動側即ち原
動ローラとし、上方のローラを従動ローラとすると、従
動ローラ側つまり上側ローラの位置を変えることによっ
て、米飯送りローラ部を適宜の開き角度に調整すること
ができる。
【0012】本発明において、米飯充填送り部のローラ
の段数及びローラの大きさは、従来の米飯計量成形装置
と同様に、該供給装置からの米飯の供給用途に応じて適
宜設定することができる。本発明の米飯計量成形装置に
おいて、米飯充填送り部のローラの各対のローラの間隔
は垂直方向下側に向って次第に狭窄して形成するのが、
米飯が下方に移送されるに伴い絶えず圧縮作用を受ける
ので好ましい。
【0013】本発明において、米飯搬送コンベヤ部の駆
動装置は、米飯搬送コンベヤ部の米飯送出口のホッパー
内の所定レベルに米飯の存在を検出するセンサを配置し
て、該センサによりホッパー内の所定レベル以上に米飯
の存在を確認する間停止するように形成されている。こ
れに対し、米飯充填送り部の駆動装置は、カム駆動装置
の回転軸に取付けられている近接スイッチにより駆動を
開始し、タイマーにより米飯充填送り部の駆動装置の駆
動停止するように、近接スイッチ及びタイマーに接続し
ている。したがって、本発明によると、米飯充填送り部
の駆動開始から駆動停止に至る間の時間の長さを、カム
駆動用の駆動装置とタイマーの作動により適宜に設定す
ることができる。したがって、カム駆動用の駆動装置と
タイマーにより設定された時間の長さに応じた量の米飯
を、米飯充填送り部から送り出すことができる。このよ
うに、本発明においては、タイマーにより米飯充填送り
部から送り出される米飯の量を、適当に調整することが
できる。
【0014】本発明において、米飯充填送り部の米飯出
口を出る米飯は、切断機の挟み形式の切断刃により切断
される。本発明において、切断機の挟み形式の夫々の切
断刃は、挟みレバーに取付けられている。夫々の挟みレ
バーは、端部を支持枠に固定し、スプリング等の弾性体
により復帰可能に支持させてれており、中間部にカムフ
ロアを備えている。したがって、たとえば、カムフロア
は、カム駆動用の駆動装置の作動軸に設けられている円
筒カムの幅の大きい部分と接触してカムフロア間を広げ
て切断刃の間隔を広げ、円筒カムの幅の小さい部分と接
触してカムフロア間を狭めて、切断刃を接触させて切断
作用を行う。このように、一対の対向するカムフロア
は、幅の異なる部分を有する円筒カムと接触して切断刃
を接近させたり離れさせたりして、挟み形式の切断刃に
よる切断動作を行う。
【0015】本発明においては、切断刃による切断と成
形型枠の成形を同期させて行うために、切断刃の下側に
米飯成形用の成形型枠部材が設けられる。したがって、
本発明においては、米飯充填送り部の米飯出口から筒状
に押し出される米飯は、切断機の切断刃により一定の長
さに切断されると同時に、その下方で米飯成形用の成形
型枠部材間に挟まれ、横方向両側から押されて成形され
る。しかし、切断刃の下方に成形型枠部材を設け、切断
刃と共に動作するので、米飯は唯横方向から挟み込む成
形型枠部材内に閉じ込められることとなり、強く加圧成
形することができない。
【0016】そこで、本発明においては、米飯充填送り
部の米飯出口から送り出される筒状米飯は、切断すると
同時に成形型枠部材を合わせる段階で、成形型枠部材の
間に下から押型部材を押し当てて成形される。このよう
に成形型枠部材間に押型部材を押し当て、筒状米飯を、
所定の押圧力で所定形状に成形することができるよう
に、成形型枠部材と筒状米飯の間に隙間が設けられる。
したがって、本発明においては、成形型枠部材は、切断
刃の刃先に対して奥に引っ込んで設けられるのが好まし
い。米飯押圧用の押型部材の作動棒は、カム駆動用の駆
動装置の作動軸に設けられている第2カムの偏心カムに
より、上下方向に支点を中心に揺動するように、弾性体
を介して互いに引合うように保持される。作動棒にはカ
ムフロアが設けられており、偏心カムに接触して押型部
材の上下動を行う。
【0017】本発明において、米飯成形用の切断刃及び
成形型枠部材の水平乃至略水平方向の往復動作は、横方
向に接触面を有する第1カムにより行われ、成形用押型
部材の上下方向の作動は、上下面でカムフロアと接触す
る偏心カムの第2カムにより行われる。本発明において
は、第1及び第2カムは、切断刃、成形型枠部材及び押
型部材を同期を取って作動できるように、カム駆動用の
駆動装置の作動軸に共に取付けられる。しかし本発明に
おいて、切断刃、成形型枠部材及び押型部材の駆動は、
カム機構により行われると限定されるものではない。本
発明において、これら切断刃、成形型枠部材及び押型部
材の同期は、例えば歯車機構等の他の機構や、カム機構
としないで、例えばモータやエアシリンダ等の動力によ
る往復動揺動機構により行うこともできる。
【0018】本発明において、カム駆動用の駆動装置
は、米飯成形体の製造中停止することなく、作動させる
ことができるが、他の方法、例えば前記米飯計量成形装
置のタイマーの信号により作動させることもできる。カ
ム駆動用の駆動装置は、第1カム及び第2カムを回転さ
せる。第1カムの回転により、切断刃及び成形型枠部材
は、開閉して、米飯充填送り部から下方に押し出される
筒状の米飯を所定の長さに切断し、成形型枠部材により
左右から成形する。成形型枠部材は切断刃が閉じた段階
で、棒状の米飯の断面より大きい断面を有しており、一
対の成形型枠部材間に押型部材を下方から押し当てて、
成形型枠部材の成形空間一杯に米飯を密に充填して、摘
まんでも崩れ難い米飯成形体を作ることができる。
【0019】本発明において、カム駆動用の駆動装置の
作動軸に、米飯充填送り部用及び米飯成形体の搬送コン
ベヤ装置用の近接スイッチを夫々設けることにより、米
飯充填送り部の送りコンベヤベルト又は送りローラの作
動を、カム駆動用の駆動装置を作動を開始させることに
より開始させることができる。また米飯成形体の搬送コ
ンベヤ装置の作動も、この近接スイッチの作用により開
始させることができるが、米飯成形体の搬送コンベヤ装
置に、例えばセンサを設けて、米飯成形体の搬送コンベ
ヤによる搬送終了をセンサにより確認して、米飯成形体
の搬送コンベヤ装置の作動を確実に行うのが好ましい。
また米飯成形体の搬送コンベヤ装置の作動停止は、米飯
成形体の搬送が所定の通り行われたことを確認して停止
することができる。もとより、作動開始後の所定時間経
過したこととをタイマーにより検出して行うことができ
る。
【0020】したがつて、米飯充填送り部の送りコンベ
ヤベルト又は送りローラの作動の停止、及び米飯成形体
の搬送コンベヤ装置の作動の停止を、該取出しコンベヤ
ベルトの取出し側に米飯成形体検出用のセンサを設け
て、取出しコンベヤベルトにより送られてくる成形され
た米飯成形体が検出されたところで、米飯成形体の搬送
コンベヤ装置の作動を停止することができる。この場
合、計量供給される米飯が取出しコンベヤベルト上に検
出されなくなったところで運転を開始することができ
る。
【0021】本発明は、米飯成形部が、米飯切断部の挟
み型切断刃の下方に備えられ、相対して移動可能の一対
の米飯成形型枠部材と、米飯成形型枠部材間下端に近接
して設けられる米飯支持部材と、前記米飯成形型枠部材
間下方に上下に移動可能の押圧部材とを備えて形成され
ているので、場所を取ることもなく、米飯成形体を量産
可能の装置を提供することができる。
【0022】本発明において、米飯切断部の挟み型切断
刃の下方に備えられ、相対して移動可能の一対の米飯成
形型枠部材と、該米飯成形型枠部材間下端に近接して設
けられているコンベヤベルトを備える米飯成形体搬送用
のベルトコンベヤ装置と、前記米飯成形体搬送用のコン
ベヤベルトの上走路下に具備される米飯押圧用押型部材
と、該押型部材に連結する米飯押圧用上下往復動腕部材
とを備えているので、米飯成形体は、成形型枠部材内に
押型部材を押し込むことにより、該成形型枠部材に囲ま
れている空間内に、米飯を成形型枠部材内一杯に押し込
むことができ、このようにして成形された米飯は、周囲
から均一に押圧されており、飯粒が密に充填されて、手
で摘まんで、比較的崩れ難いものとすることができ、例
えば握りずし用として好適である。
【0023】また、本発明は、カム駆動用の駆動装置
と、該カム駆動用の駆動装置の回転軸に連結されている
厚さの異なる部分を有する円筒カムの第1のカムと、該
カム駆動用の駆動装置の回転軸に連結されている偏心カ
ムの第2のカムと、夫々一端が支持枠に回動可能に支持
され、他端に米飯切断用の切断刃が取付けられ、夫々の
対向する位置に前記第1のカムに係合するカムフロアが
設けられ、該カムフロアが設けられている位置と異なる
位置で弾性部材により互いに支持されている一対の挟み
レバーと、該挟みレバーの作用点位置の下方に上下動可
能に設けられている米飯成形押型部材置と、一端が弾性
部材により支持され、他端に米飯成形押型部材置が取付
けられ、前記弾性部材による支持位置と前記一対の米飯
成形押型部材置の間に支点が設けられ、前記弾性部材に
よる支持位置と支点の位置の間の位置の上方又は下方
に、前記第2のカムに係合するカムフロアが設けられて
いる押型部材作動棒と、挟み型切断刃の下方に一体に備
えられ、相対して移動可能の一対の米飯成形型枠部材
と、該米飯成形型枠部材下端に近接して設けられている
コンベヤベルトを備える米飯成形体搬送用のベルトコン
ベヤ装置とを備えており、前記米飯成形押型部材置は、
前記米飯成形体搬送用のコンベヤベルトの上走路下に具
備され、押型部材作動棒に連結する米飯押圧用上下往復
動部材とを備えて米飯成形部が設けられているので、切
断刃、成形型枠部材及び押型部材の同期をとることが、
カム駆動用の駆動装置を駆動させて、第1のカム及び第
2のカムを回転させることにより簡単にとることができ
る。成形型枠部材の容積と、押型部材の押圧行程が容易
に調整することができ、米飯を潰したり傷めることな
く、米飯成形体を作ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の態様について説明するが、本発明は、以下の
説明及び例示により何等限定されるものではない。図1
は、本発明の米飯計量成形装置の一実施例の概略の正面
図である。図2は、図1に示す本発明の実施例の成形部
の切断刃の閉じた状態の概略を一部破断して示す平面断
面図であり、図3は、図2に示す本発明の実施例の成形
部の切断刃の閉じた状態の概略を一部破断して示す正面
断面図である。図4は、図1に示す本発明の実施例の成
形部の切断兼型枠部材の開いた状態の概略を一部破断し
て示す平面断面図であり、図5は、図4に示す本発明の
実施例の成形部の切断兼型枠部材の開いた状態の概略を
一部破断して示す正面断面図である。図6は、図1に示
す本発明の実施例において、成形部の押型部材が上方位
置をとった状態の概略を一部破断して示す側面断面図で
あり、図7は図1に示す本発明の実施例において、成形
部の押型部材が下方位置をとった状態の概略を一部破断
して示す側面断面図である。図8は、図1に示す本発明
の実施例の米飯計量成形装置において、計量成形工程の
1サイクルを、切断兼型枠部材及び押型部材の作動を中
心に示す概略の工程図である。図9は図1乃至8に示す
本発明の米飯計量成形装置の一実施例におけるタイムチ
ャートを示す図である。図1乃至図9において、対応す
る部分及び箇所並びに対応する工程及び状態について
は、同一の符号が付されている。
【0025】
【実施例】図1乃至7において、海苔巻きに成形するた
めの米飯計量成形装置1は、上部に、ホッパー2を備え
る米飯搬送供給装置3を備えており、この米飯搬送供給
装置3は、その下方部分に、米飯供給用のコンベヤベル
ト4を備えている。米飯搬送供給装置3の出口側には、
出口開口5に近接して、米飯の供給を検出するフィード
シャリ検出センサ6が設けられている。米飯充填送り装
置7は、米飯搬送供給装置3の出口開口5の下方に形成
され、ガラス等の透明板部材8で囲われている。本例に
おいては、米飯充填送り装置7の上部には、一対の縦方
向に米飯を送る第1縦送りローラ9が回転軸10に設け
られており、その下方に位置して、一対の縦方向に米飯
を送る第2縦送りローラ11が回転軸12に設けられ、
さらに、その下方に位置して、一対の縦方向に米飯を送
る第3縦送りローラ13が回転軸14に設けられてい
る。第3縦送りローラ13の下方には、一対の米飯案内
部材15が設けられており開口16が形成されている。
【0026】開口16の下方には、上方が挟み型の切断
刃に形成され、下部が下端開放の成形型枠に形成され
て、二個一対で挟みの開閉動作を行う挟み型切断兼型枠
部材(ハサミ)17及び18が、スライダー70に支持
されて設けられている。本例において、挟み型切断兼型
枠部材の夫々の挟み型レバー19及び20の基部21及
び22は、枠板23に回動可能に支持されており、挟み
型レバー19及び20の中間部外側端部には、該レバー
19及び20の上側及び下側に向けて支持板24及び2
5が立設されており、該支持板24及び25には、バネ
26が夫々架け渡されている。本例において、挟み型切
断兼型枠部材17及び18の前記中間部より基部側に
は、夫々カムフォロア27及び28が形成されており、
該カムフォロア27及び28の間に筒型カム29が配置
されている。筒型カム29は幅の広い部分30と幅の狭
い部分31を有しており、カム29は、カム29を支持
する回転軸32の回転により回転して、カムフォロア2
7及び28の間にカム29の幅の広い部分30が位置し
たときに、挟み型切断兼型枠部材17及び18は開い
て、挟み型切断兼型枠部材の刃の部分に形成されている
凹部33及び34により、挟み型切断兼型枠部材17及
び18の刃の部分間に、開口35が形成される。
【0027】本例において、開口35の下方には、形成
された米飯成形体を取り出すための米飯成形体取出しコ
ンベヤ装置36が設けられている。取出しコンベヤ装置
36のコンベヤベルト37の上走路38の前記開口35
の下方には、下方から押上げる押型39が設けられてい
る。本例において、押型(成形スタンプ)39は挟み型
切断兼型枠部材17及び18が閉じ合わさる過程で切断
兼型枠部材17及び18間に押し込まれ、これにより、
米飯を切断兼型枠部材17及び18内に密に押し込むこ
とができる。
【0028】押型39は押上げレバー40の一端に連結
しており、押上げレバー40は支点41に支持され、他
端42は引張りバネ43により支持枠44に取付けられ
ている。本例において、支点41と引張りバネ43によ
り保持されている端部の間には、カムフロア45を備え
る突起部46が設けられている。この突起部46に設け
られているカムフロア45は、カム29を支持する回転
軸32に取付けられている偏心カム47と係合する。偏
心カム47は、短い半径部分48と長い半径部分49を
有しており、長い半径部分49にカムフロア45が押さ
れて押型39を押上げる。本例においては、押型39に
はテンションローラ50が連結しており、押型39を押
し上げたときに押型39と共にテンションローラ50も
上方に移動して、コンベヤベルト37を弛ませて、切断
兼型枠部材17及び18間に向けて米飯を押し上げるこ
とを容易にさせる。
【0029】本例において、カム29を支持する回転軸
32の一方の側には、縦送りローラ駆動用のモータ51
の駆動開始ドッグ52及び米飯成形体取出しコンベヤ装
置36の駆動用のモータ53の駆動開始ドッグ54が設
けられており、これらドッグは、偏心回転体で形成され
ており、回転軸32の回転により長い半径部分は回転軸
32を中心に回転移動し、夫々のドッグの長い半径部分
を検出するセンサ55及び56が、夫々ドッグに対応し
て設けられている。挟み型切断兼型枠部材17及び18
が開いたときに、センサ55は、ドッグ52の長い半径
部分が接近したことを検出して、縦送りローラ駆動用の
モータの駆動を開始させ、センサ56は、ドッグ54の
長い半径部分が接近したことを検出して、取出しコンベ
ヤ駆動用モータ53の駆動を開始させる。
【0030】本例において、縦送りローラ駆動用モータ
51の駆動の停止は、タイマーにより、駆動開始一定時
間後に行われる。米飯成形体の取出しコンベヤ装置36
の駆動の停止は、取出しコンベヤベルト37の取出し側
に設けられているセンサ69により、取出しコンベヤベ
ルト37を送られて来る米飯成形体を検出して行われ
る。本例において、カム29を支持する回転軸32のも
う一方の側には、カム駆動停止用のドッグ57が取付け
られている。このカム駆動停止用ドツグ57は、偏心回
転体で形成されており、回転軸32の回転により長い半
径部分は、回転軸32を中心に回転移動し、この長い半
径部分の接近したことをセンサ58により検出して、カ
ム駆動用モータ59の駆動を停止する。カム駆動用モー
タ59の駆動は、取出しコンベヤベルト37の取出し側
のセンサ69が、米飯成形体の存在しないことを検出す
ることにより行われる。
【0031】本例において、切断兼型枠部材17及び1
8が閉じるときに、各切断兼型枠部材がバネ26の弾力
で衝突しないように弾性材料製のストッパ60が、切断
兼型枠部材17及び18間に設けられている。本例にお
いて、米飯搬送供給装置3には、板状の掻き具61が回
転軸62の両側に立設されている支持棒63及び64に
架設されている。本例において、板状の掻き具61には
突起65が形成されている。本例において、突起65の
高さは2mmであり、掻き具61の基部66の高さは4
mmである。突起65の高さは0.6乃至3.5mmと
することができ、掻き具61の基部の高さは3.5乃至
5.5mmとすることができる。
【0032】本例は以上のように構成されているので、
例えば図1の実施例において、米飯搬送供給装置3のフ
ィードモータ67を駆動して、蓋68を開けて、米飯搬
送供給装置3内に米飯を入れる。米飯は、コンベヤベル
ト4の駆動により移動して、出口開口5からホッパー2
を経て米飯充填送り装置7に送られる。本例において計
量成形して得られる米飯成形体の重量は、タイマー(図
に示されていない)の作動時間により調整される。タイ
マーは、第1乃至第3の縦送りローラ9、11、13
(以下、これらを総合して縦送りローラという)を駆動
する縦送りローラの駆動用モータ58の駆動時間を制御
する。本例において、縦送りローラの駆動用モータ58
は、一定の速度で米飯を下方に移動させるように、夫々
の縦送りローラを回転する。
【0033】取出しコンベヤベルト37の米飯成形体検
出センサ69は、コンベヤベルト37の取出し側に計量
成形された米飯成形体の存在しないことを検出して、カ
ム駆動用モータ59を駆動させる。カム駆動用モータ5
9が駆動を開始して、縦送りローラ駆動用モータ駆動開
始ドッグ52の長い半径部分がセンサ55により検出さ
れて、縦送りローラ駆動用モータは駆動を開始する。ホ
ッパー2から米飯充填送り装置7に送られた米飯は、縦
送りローラ9、11および13の駆動により、飯粒を押
し詰めるようにして下方に送られる。
【0034】タイマーの作動により、縦送りローラ9、
11及び13は、設定された時間作動して停止する。縦
送りローラ駆動用モータ58の停止時には、挟み型レバ
ー19及び20のカムフォロア27及び28は、カム2
9の幅の狭い部分31に接触し、挟み型切断兼型枠部材
17及び18は閉じる方向に移動して、米飯充填送り装
置7から押し出される筒状米飯は切断されて、取出しコ
ンベヤベルト37上に載せられる。この挟み型切断兼型
枠部材17及び18が、更に閉じる方向に移動すると同
時に、押型39の押上げレバー40のカムフォロア45
が、カム47の長い半径部分に接触して、分断された筒
状米飯を載せる部分の取出しコンベヤベルト37が、押
型39により押されて、挟み型切断兼型枠部材17及び
18の下端に押し付けられる。
【0035】このように挟み型切断兼型枠部材17及び
18が閉じ、取出しコンベヤベルト37が挟み型切断兼
型枠部材17及び18の下端に押し付けられることによ
り、分断計量された筒状米飯は、挟み型切断兼型枠部材
17及び18内で所定の形状に成形される。その後カム
駆動用モータ59は、更に駆動を続けて、カム29及び
47は回転軸32を中心に回転して、挟み型切断兼型枠
部材17及び18は開く方向に移動する。この過程で米
飯成形体は、取出しコンベヤ装置駆動用モータ57の駆
動開始ドッグ54は、長い半径部分がセンサに検出され
て、取出しコンベヤベルト37は駆動し、米飯成形体
は、この駆動する取出しコンベヤベルト37上に載せら
れ、搬送される。米飯成形体が取出しコンベヤベルト3
7の取出し側端部のセンサ69により検出されて、取出
しコンベヤベルト37の駆動は停止される。
【0036】米飯成形体が、取出しコンベヤベルト37
により搬送される過程で、縦送りローラ駆動用モータ5
8の駆動開始ドッグ52は、長い半径部分がセンサ55
に検出されて、縦送りローラ9、11及び13は駆動を
開始し、米飯の縦送りを行い、開口16及び挟み型切断
兼型枠部材17及び18の開口35から押し出される。
カム29及び47の回転により、挟み型切断兼型枠部材
は閉じ、押型が押上げられて、取出しコンベヤベルト3
7が挟み切断兼型枠部材17及び18に押し付けられ
て、筒状米飯は成形され、押型が離れてテンションロー
ラが取出しコンベヤベルトを押して、取出しコンベヤベ
ルトを駆動可能な状態にし、この状態でカム駆動用モー
タ59の駆動停止用ドッグは、その長い半径部分がセン
サにより検出されて停止する。
【0037】これら挟み型切断兼型枠部材17及び1
8、押型39、縦送りローラ9、11及び13及び取出
しコンベヤ装置の作動関係を図8及び図9に示す。図
中、同一の段階を同一の符号で示してある。 (1) 挟み型切断兼型枠部材作動17及び18の状態 閉 押型39の位置 下限 縦送りローラの状態 停止 取出しコンベヤ装置 停止 (2) 挟み型切断兼型枠部材作動17及び18の状態 開 押型39の位置 下限 縦送りローラの状態 停止 取出しコンベヤ装置 運転 (3) 挟み型切断兼型枠部材作動17及び18の状態 開 押型39の位置 下限 縦送りローラの状態 運転 取出しコンベヤ装置 停止 (4) 挟み型切断兼型枠部材作動17及び18の状態 開 押型39の位置 下限 縦送りローラの状態 停止 取出しコンベヤ装置 停止 (5) 挟み型切断兼型枠部材作動17及び18の状態 閉 押型39の位置 上限 縦送りローラの状態 停止 取出しコンベヤ装置 停止
【0038】
【発明の効果】本発明は、第一送り回転部材の第一作動
時間内に、第一送り回転部材から下部開口に送られる第
一の米飯の量は、次の第一送り回転部材の第二作動時間
内に、第一送り回転部材から下部開口に送られる第二の
米飯の量と相違する量であり、第一の米飯の量と第二の
米飯の量の差は、第一の作動時間と第二の作動時間の差
に比例するようにしたので、従来の米飯計量供給装置で
は困難であった、一台で適宜の量の米飯を計量供給する
ことを可能にする。
【0039】また、本発明は、米飯搬送コンベヤ部に、
コンベヤベルト上にコンベヤベルトの幅方向に回転軸が
架設されており、該回転軸の離れた二つ以上の位置に、
夫々放射方向に且つ対向して複数の棒状支持体が立設さ
れており、対向する棒状支持体の端部間には板状の掻き
具が、コンベヤベルト幅方向に架け渡されているので、
従来の米飯計量供給装置に比して、簡単な構造で、米飯
を傷めることなく、米飯を米飯充填送り部に確実に供給
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の米飯計量成形装置の一実施例の概略の
正面図である。
【図2】図1に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
の切断刃の閉じた状態の概略を一部破断して示す平面断
面図である。
【図3】図2に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
の切断刃の閉じた状態の概略を一部破断して示す正面断
面図である。
【図4】図1に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
の切断兼型枠部材の開いた状態の概略を一部破断して示
す平面断面図である。
【図5】図4に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
の切断兼型枠部材の開いた状態の概略を一部破断して示
す正面断面図である。
【図6】図1に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
において、押型部材が上方位置をとった状態の概略を一
部破断して示す側面断面図である。
【図7】図1に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
において、押型部材が下方位置をとった状態の概略を一
部破断して示す側面断面図である。
【図8】図1に示す本発明の実施例の米飯計量成形装置
において、計量成形工程の1サイクルを、切断兼型枠部
材及び押型部材の作動を中心に示す概略の工程図であ
る。
【図9】図8に示す本発明の一実施例の米飯計量成形装
置における計量成形工程の1サイクルのタイムチャート
を示す図である。
【符号の説明】
1 米飯計量成形装置 2 ホッパー 3 米飯搬送供給装置 4 コンベヤベルト 5 出口開口 6 フィードシャリ検出センサ 7 米飯充填送り装置 8 透明板部材 9、11、13 送りローラ 10、12、14、32、62 回転軸 15 米飯案内部材 16、35 開口 17、18 挟み型切断兼型枠部材 19、20 挟み型レバー 21、22 基部 23 枠板 24、25 支持板 26 バネ 27、28、45 カムフォロア 29 筒型カム 30 筒型カム29の広い部分 31 筒型カム29の狭い部分 33、34 凹部 36 取出しコンベヤ装置 37 取出しコンベヤベルト 38 取出しコンベヤベルト37の上走路 39 押型 40 押上げレバー 41 支点 42 他端 43 引張りバネ 44 支持枠 46 突起部 47 偏心カム 48 偏心カム47の短い半径部分 49 偏心カム47の長い半径部分 50 テンションローラ 51 縦送りローラ駆動用モータ 52 縦送りローラ駆動用モータ51の駆動開始ドッグ 53 取出しコンベヤ装置駆動用モータ 54 取出しコンベヤ装置駆動用53の駆動開始ドッグ 55、56、58 センサ 57 カム駆動停止用ドッグ 59 カム駆動用モータ 60 ストッパー 61 板状の掻き具 63、64 支持棒 65 突起 66 掻き具の基部 67 フィードモータ 68 蓋 69 取出しコンベヤベルト37の取出し側のセンサ 70 スライダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−220661(JP,A) 特開 昭58−224652(JP,A) 実開 平1−155385(JP,U) 実開 昭58−29287(JP,U) 実開 昭59−50282(JP,U) 実開 昭60−131188(JP,U) 実開 昭54−34391(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯搬送コンベヤ部と、該米飯搬送コン
    ベヤ部の米飯送出口の下方に、相対して送り回転部材を
    備え、該送り回転部材間に形成される下向きの米飯送り
    路を米飯が順次送られ、米飯の密度の高い米飯の流れを
    形成する米飯充填送り部と、該米飯充填送り部の出口部
    の下方に位置し挟み型切断刃を備える米飯切断部とを備
    える米飯計量成形装置において、米飯切断部の挟み型切
    断刃の下方に該切断刃と一体に備えられ、切断刃と共に
    相対して移動可能の一対の米飯成形型枠部材と、該米飯
    成形型枠部材間下端に近接して設けられているコンベヤ
    ベルトを備える米飯成形体搬送用のベルトコンベヤ装置
    と、前記米飯成形体搬送用のコンベヤベルトの上走路
    下方において、前記米飯成形型枠部材の下方に具備され
    ている米飯成形用押型部材と、該米飯成形用押型部材に
    連結している米飯押圧用上下往復動腕部材とを備えて米
    飯成形部が設けられていることを特徴とする米飯計量成
    形装置。
  2. 【請求項2】 米飯搬送コンベヤ部と、該米飯搬送コン
    ベヤ部の米飯送出口の下方に、相対して送り回転部材を
    備え、該送り回転部材間に形成される下向きの米飯送り
    路を米飯が順次送られ、米飯の密度の高い米飯の流れを
    形成する米飯充填送り部と、該米飯充填送り部の出口部
    の下方に位置し挟み型切断刃を備える米飯切断部とを備
    える米飯計量成形装置において、カム駆動用の駆動装置
    と、該カム駆動用の駆動装置の回転軸に連結されている
    厚さの異なる部分を有する円筒カムの第1のカムと、該
    カム駆動用の駆動装置の回転軸に連結されている偏心カ
    ムの第2のカムと、夫々一端が支持枠に回動可能に支持
    され、他端に米飯切断用の切断刃が取付けられ、夫々の
    対向する位置に前記第1のカムに係合するカムフロア
    、該カムフロアが設けられている位置と異なる位置で
    弾性部材により互いに支持されている一対の挟みレバー
    と、該挟みレバーの作用点位置の下方に上下動可能に設
    けられている米飯成形押型部材と、一端が弾性部材によ
    り支持され、他端に米飯成形押型部材が取付けられ、前
    記弾性部材による支持位置と前記他端の米飯成形押型部
    材の取付け位置の間に支点が設けられ、前記弾性部材に
    よる支持位置と支点の位置の間の位置の上方又は下方
    に、前記第2のカムに係合するカムフロアが設けられて
    いる押型部材作動棒と、挟み型切断刃の下方に該切断刃
    一体に備えられ、切断刃と共に相対して移動可能の一
    対の米飯成形型枠部材と、該米飯成形型枠部材間下端に
    近接して設けられているコンベヤベルトを備える米飯成
    形体搬送用のベルトコンベヤ装置とを備えて、米飯成型
    部が設けられており、前記米飯成形押型部材は、前記米
    飯成形体搬送用のコンベヤベルトの上走路下方におい
    て、前記米飯成形型枠部材の下方に具備され、押型部
    材作動棒に連結されており、前記押型部材作動棒は
    飯押圧用上下往復動部材を備えていることを特徴とする
    米飯計量成形装置。
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