JP2972076B2 - 外壁パネルの設置構造 - Google Patents

外壁パネルの設置構造

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JP2972076B2 JP2958494A JP2958494A JP2972076B2 JP 2972076 B2 JP2972076 B2 JP 2972076B2 JP 2958494 A JP2958494 A JP 2958494A JP 2958494 A JP2958494 A JP 2958494A JP 2972076 B2 JP2972076 B2 JP 2972076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣合う柱間に設置され
る外壁パネルの設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の外壁を構成する外壁パネル
を設置するにあたり、隣合うように設置される柱1は、
その柱1間の間隔が建物モジュールMの整数倍(n)と
なっており、この建物モジュールMの整数倍(n)とな
った柱1間に建物モジュールMの整数倍(n)となった
外壁パネルaが設置されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、隣合う柱1
間の間隔が建物モジュールMの整数倍(n)となった柱
1間に外壁パネルaを設置するにあたり、外壁パネルa
を取付施工するためのクリアランスS(隙間)を設ける
必要があり、このため、柱1間に複数枚の外壁パネルa
を設置する場合には図4に示されるようにクリアランス
S分だけ建物モジュールMよりも横長さLの短いパネル
bを少なくとも一枚用いなければならず、また、一枚も
のの外壁パネルaを柱間に設置する場合にも外壁パネル
aを取付施工するためのクリアランスSを設ける必要が
あることから一枚ものの外壁パネルaの横長さLを建物
モジュールMの整数倍(n)とすることができないもの
であり、柱1間に設置される外壁パネルaとして部材寸
法が共通化(建物モジュールMの整数倍(n))された
パネルを使用することができないという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、柱間に設置されるパネルの部材共通化を図る
ことができる外壁パネルの設置構造を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、発明では、隣合う柱1間に、外側面に外装材11
と内装材12を添設して構成され、所定の横長さLとな
った基本パネル2を設置し、隣合う柱1の対向側面間の
距離Tを上記基本パネル2の横長さLの整数倍+αと
したことを特徴とするものである。また本発明では、柱
1を挟んで柱1の側面と対向する基本パネル2の対向端
部に柱カバー3を外装材11及び内装材12と略面一に
取付けるための補助部材4を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】発明によれば、隣合う柱1の対向側面間に基
本パネル2の横長さLの整数倍の間隔を確保することが
でき、しかもαによって基本パネル2を取付施工する
ためのクリアランスを確保することができ、柱1間に複
数枚の基本パネル2を設置するにあたって横長さの短い
パネルを用いる必要がなくなり、また、一枚もののパネ
ルを柱1間に設置する場合にもパネルの横長さを短くす
る必要がなくなり、柱1間に設置されるパネルとして部
材寸法が共通化されたパネルを使用することができる。
【0007】また、補助部材4間に柱カバー3を取付け
ることで柱1の外面側に柱カバー3を設置することがで
きるものであり、補助部材4を用いて基本パネル2の表
面側に部分的に突出したりするようなことなく柱カバー
3を設置することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。図1に示されるように屋内と屋外とを仕切る
ように隣合う柱1間には基本パネル2が設置されてい
る。この基本パネル2は枠材10の外側面に外装材11
または内装材12を添設して構成されている。各基本パ
ネル2の上部と下部は図2に示されるように断面L型の
連結金具5によって固定されている。基本パネル2が1
階の外壁を構成する場合には基本パネル2の下部は連結
金具5にて1階土台固定プレート6に連結されると共に
上部は連結金具5にてラチス梁7に固定される。また、
基本パネル2が2階の外壁を構成する場合には基本パネ
ル2の下部は連結金具5にてラチス梁7の上部に取付け
られた2階土台固定プレート8に連結されると共に上部
は連結金具5にて屋根梁9に固定される。
【0009】隣合う柱1の対向側面間の距離Tは上記基
本パネル2の横長さLの整数倍+αとされている。こ
こで、基本パネル2の横長さLを900mmとした場
合、図1中の柱11と柱12との間の距離TはL+L+L
+α+αとなっており、900+900+900+40
+40となっている。つまり、柱11と柱12との間には
基本パネル2の横長さLの3倍の距離と各柱1と隣合う
基本パネル2との間にαとして40mmの隙間が設けら
れている。そして、基本パネル2と各柱1との間に設け
られるαとしての40mmの隙間によってパネルの取付
施工時のクリアランスを確保するようになっており、ま
た、横長さLが同一となった部材寸法が共通化された3
枚の基本パネル2を複数枚使用するようになっている。
【0010】また、柱13と柱11との間の距離Tは基本
パネル2の横長さLの1倍+αとなっており、柱13
と柱11との間に設置される基本パネル2も柱11と柱1
2との間に設置される基本パネル2と部材寸法が同一と
なったものを使用できるようになっている。柱1を挟ん
で柱1の側面と対向する基本パネル2の対向端部には柱
カバー3を取付けるための補助部材4が設けられてい
る。この補助部材4は基本パネル2の端部に位置する枠
材10に取付けられており、各基本パネル2の外装材1
1及び内装材12の端部より側方に突出するように取付
けられている。そして、柱1を挟んで隣合う補助部材4
に柱カバー3を取付けることで柱1の外面が柱カバー3
にてカバーされている。ここで、αとして40mmの隙
間を設けるようにしてあることで基本パネル2の厚み寸
法を大きくしても柱1を挟んで直交するように配置され
る各基本パネル2の端部が相互に緩衝するようなことな
く各基本パネル2を設置することができるものであり、
また、このように厚み寸法を大きくすることができるこ
とによって各基本パネル2の内装面を内側にずらすこと
が可能となり、柱1の外面と離間した状態で柱カバー3
の取付けを行うことができ、柱カバー3が基本パネル2
の内装材12または外装材11の外面より突出した状態
で取付けられるようなことがないものであり、柱カバー
3は基本パネル2の外面と略面一の状態で設置すること
ができるものである。しかも、このように基本パネル2
の厚み寸法をαの寸法内で変更できることにより、基本
パネル2の厚み寸法を種々変更することで基本パネル2
と近接して屋内に形成される階段の巾や廊下の巾を問題
なく拡げることができるものである。
【0011】図3は他の実施例を示すものであり、この
ものにあっては、柱11 と柱12 との間に設置される基
本パネル2が予め基本パネル2の横長さLの整数倍とし
て3倍の長さを有する一枚ものとなっている。このもの
にあっても、基本パネル2と各柱1との間に設けられる
αとしての40mmの隙間によってパネルの取付施工時
のクリアランスを確保するようになっており、基本パネ
ル2の長さ寸法を短くしなくとも隣合う柱1間に基本パ
ネル2の横長さLの整数倍として3倍の長さを有する一
枚ものの基本パネル2を設置できるようになっている。
この実施例においては、内装材12及び外装材11より
突出する枠材10の端部に柱カバー3の端部が取付けら
れるようになっており、内装材12及び外装材11より
突出する枠材10の端部にて補助部材4が形成されてい
る。
【0012】そして、上記のように隣合う柱1の対向側
面間の距離Tを基本パネル2の横長さLの整数倍+α
としてあることにより、基本パネル2の横長さLを90
0mmとした場合、柱1間に設置される基本パネル2は
900mmまたは900mmの整数倍の長さ寸法となっ
たものを用意しておくだけでよく、使用される部材の品
種を限定することができるものである。つまり、隣合う
柱1間に基本パネル2を設置するにあたって横長さLが
900mm以下の基本パネル2を用意する必要がなく、
基本パネル2は横長さLの整数倍の長さ寸法のものであ
れば問題なく隣合う柱1間に設置することができるもの
である。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明は、隣合う柱間に、外側
面に外装材と内装材を添設して構成され、所定の横長さ
となった基本パネルを設置し、隣合う柱の対向側面間の
距離を上記基本パネルの横長さの整数倍+αとしてあ
るので、隣合う柱の対向側面間に基本パネルの横長さL
の整数倍の間隔を確保することができ、しかも、αに
よってパネルを取付施工するためのクリアランスを確保
することができ、柱間に複数枚の外壁パネルを設置する
場合に横長さの短いパネルを用いる必要がなくなり、ま
た、一枚ものの外壁パネルを柱間に設置する場合にもパ
ネルの横長さを短くする必要がなくなり、柱間に設置さ
れるパネルとして部材寸法が共通化されたパネルを使用
することができるものである。
【0014】また、柱を挟んで柱の側面と対向する基本
パネルの対向端部に柱カバーを外装材及び内装材と略面
一に取付けるための補助部材を設けてあるので、補助部
材間に柱カバーを取付けることで柱の外面側に柱カバー
を設置することができるものであり、補助部材を用いて
基本パネルの表面側に部分的に突出したりするようなこ
となく柱カバーを設置することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す水平断面図である。
【図2】同上の垂直断面図である。
【図3】他の実施例の水平断面図である。
【図4】従来例を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 柱 2 基本パネル 3 柱カバー 4 補助部材11 内装材 12 外装材 L 横長さ T 距離

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣合う柱間に、外側面に外装材と内装材を
    添設して構成され、所定の横長さとなった基本パネルを
    設置し、隣合う柱の対向側面間の距離を上記基本パネル
    の横長さの整数倍+αとし、柱を挟んで柱の側面と対
    向する基本パネルの対向端部に柱カバーを外装材及び内
    装材と略面一に取付けるための補助部材を設けて成るこ
    とを特徴とする外壁パネルの設置構造。
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