JP2971904B2 - 熱転写記録媒体 - Google Patents

熱転写記録媒体

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は繰返し使用可能な熱転写記録媒体、特に繰返
し使用しても高印字濃度で、かつ、印字濃度低下の少な
い画像を形成できる熱転写記録媒体に関する。
[従来の技術] 従来よりプリンター、ファクシミリ等の記録装置にお
いて、熱転写を利用したものは装置の小型化、低価格
化、保守の低減が図れるものとして広く普及している。
熱転写記録装置に用いられる熱転写記録媒体は基材上に
熱転写性インク層が単に設けられているものであり、1
回の使用でインク層の加熱部分が全く転写して繰返し使
用ができないためにランニングコストの点で問題があっ
た。そこで繰返し使用可能な熱転写記録媒体の出現が求
められ現在まで各種の方法が提案されてきた。
従来公知の例としては、(1)特開昭54−68253、特
開昭55−105579公報に開示されているような基材上に微
細多孔質インク層を設け、少しずつ熱溶融性インクが浸
み出るようにしたものや、(2)特開昭58−212993公報
に開示されるような基材上のインク層の上に多孔質膜を
設け、インク流出量を制御したもの、更に(3)特開昭
60−127191、特開昭60−127192公報に開示されるような
接着層を介してインク層を設け少しずつインクをはがし
て転写させるもの等が提案されている。
しかしながら第1の方法は繰返し使用に伴いインク浸
出が困難となり印字濃度が徐々に低下する。第2の方法
は印字濃度を高めるために多孔質膜の孔径を大きくする
と機械的強度が低下し、インク層のはがれが生じる。第
3の方法は印字毎の熱溶融性インクの転写量が一定しな
い等の欠点があった。
又従来技術のほとんどはワードプロセッサー等の記録
装置に用いるシリアルサーマルヘッドに対応したもので
あり、ファクシミリ、バーコードプリンター等の記録装
置に用いられるラインサーマルヘッドのように熱転写記
録媒体と非転写紙の加熱後の剥離時間が長いものにおい
てはインク層の剥れが生じたり、又画像濃度の低下が発
生するという欠点があった。
ラインサーマルヘッドによる印字への対応では、機械
的強度の面から第1の方法が比較的よい結果を与えるも
のの上述のインク浸出性の悪化に伴う画像濃度の低下は
到命的である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、こうした実状に鑑み、繰返し使用しても支
障なく高印字濃度を維持することができ、かつラインサ
ーマルヘッドによる高画質繰返し印字を可能とした熱転
写記録媒体を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討を行
った結果、インク層を微細多孔質樹脂と熱溶融性インク
から構成し、該インク成分中に特定の脂肪酸エステルを
含有させることが有効であることを知見し、更に該イン
ク層を特定構造の二層とすることにより一層有利となる
ことを知見し、本発明に至った。
すなわち、本発明は(1)支持体上に熱転写インク層
を設けてなる熱転写記録媒体において、該インク層が微
細多孔質形成樹脂と熱溶融性インク成分からなり、該熱
溶融性インク成分中に、モノグリセライドを主体とする
グリセリン脂肪酸エステル及び/又はソルビタン脂肪酸
エステルを含有し、上記脂肪酸の炭素数が20以上である
ことを特徴とする熱転写記録媒体、(2)インク層が粗
大多孔質断面分枝状樹脂構造と熱溶融性インクから主と
してなる第1インク層、微細多孔質樹脂構造と熱溶融性
インクから主としてなる第2インク層を順次設けてな
り、該分枝状樹脂構造が部分的に微細多孔質構造及び支
持体と連結している前記(1)記載の熱転写記録媒体で
ある。
次に本発明を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る熱転写記録媒体の構
成例の一部を略示する断面図である。
支持体1は従来より公知の耐熱性を有する材料、例と
してポリエステル、ポリカーボネート、トリアチルセル
ロース、ナイロン、ポリイミド等のプラスチックフィル
ム、セロハン、硫酸紙、コンデンサー紙等が使用でき
る。基材の厚さは熱感度、機械的強度を考慮して2〜15
μm程度であることが望ましい。又耐熱性基材のサーマ
ルヘッドと接触する表面にシリコーン樹脂、フッ素樹
脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
メラミン樹脂、ニトロセルロース等からなる耐熱保護層
を設けることにより基材の耐熱性を更に向上せしめるこ
ともできる。
本発明の熱溶融性インク2は着色剤及びワックス類を
主成分とし、必要により他の添加剤が加えられて構成さ
れるが、ワックスとして、モノグリセライドを主体とす
るグリセリン脂肪酸エステル及び/又はソルビタン脂肪
酸エステルのうち脂肪酸の炭素数が20以上のものが使用
されることが特徴的である。炭素数20以上の脂肪酸とし
て(カッコ内は炭素数)、アラキン酸(20)、ヘンエイ
コハク酸(21)、ベヘン酸(22)、トリコサン酸(2
3)、リグノセリン酸(24)、ペンタコサン酸(25)、
セロテン酸(26)、オクタコサン酸(28)、モルタン酸
(29)等の直鎖飽和脂肪酸、エルカ酸(22)等の不飽和
脂肪酸があげられる。
直鎖飽和脂肪酸、中でもベヘン酸のモノグリセライド
及び/又はソルビタンエステルは本発明の効果を具現す
る上で特に有効である。脂肪酸の炭素数が19以下のグリ
セリン脂肪酸エステル、及び/又はソルビタン脂肪酸エ
ステルの使用は、炭素数減少に伴う融点の低下により印
字時の地汚れ、又ブロッキングを誘発し易く好ましくな
い。
上述の脂肪酸エステルは単独あるいは2種以上の混合
物として用いられ、その熱溶融性インク中の使用割合は
15〜95%より好ましくは20〜90重量%の範囲になる量で
ある。
又、熱溶融性インク2中のワックス類は上記脂肪酸エ
ステル類のみに限定されるものではなく、他のワックス
類との併用が可能である。他のワックス類の例としてミ
ツロウ、カルナバワックス、鯨ロウ、木ロウ、キャンデ
リラワックス、ヌカロウ、モンタンワックス等の天然ワ
ックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス、酸化ワックス、オゾケライト、セレシン、エス
テルワックス等が挙げられる。他にマルガリン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
フロメン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸、ステアリルアル
コール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール、ステ
アリンアミド、オレインアミド等のアミド類が挙げられ
る。
着色剤は従来より公知の顔料及び染料の中から適宜選
択できるが、顔料としてカーボンブラック、フタロシア
ニン系顔料が好ましく用いられ、又染料として直接染
料、酸性染料、塩基性染料、分散性染料、油溶性染料等
が好適に用いられる。
本発明の微細多孔質樹脂構造3及び粗大多孔質断面分
枝状樹脂構造3′の構成物質はガラス転移点が本発明の
熱溶融性インクの融点より高い各種樹脂を用いることが
できる。例として塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂等
が挙げられる。中でも塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
は本発明の熱溶融性インク2とのマッチング性が良好で
あり、後に述べる微細多孔質体及び粗大多孔質断面分枝
状構造の作成が任意に行うことができ、特に好んで用い
られる。
第2図の第1インク層4、第2インク層5を形成する
には、微細多孔質樹脂構造3及び粗大多孔質断面分枝樹
脂構造3′を構成する樹脂を熱溶融性インク成分とを溶
媒に溶解・分散して塗布液を調整し、これを支持体1あ
るいは第1インク層4上に塗布し乾燥させればよい。基
本的には微細多孔質樹脂構造3と断面分枝状樹脂構造
3′は同様なものであるが、多孔質の密度が大きく異な
る。断面分枝状樹脂構造は熱溶融性インクが大きなドメ
インを形成しており、樹脂がそれをゆるくバインドした
状態となっている。具体的な作成法は塗布液調製時の熱
溶融性インク成分液のゲル化によって行われる。
インク層形成用塗布液を調製する溶媒としては、沸点
約100℃以上、好ましくは約110〜200℃の高沸点溶媒
と、沸点約100℃以下好ましくは約50〜90℃の低沸点溶
媒との混合溶媒を用いるのがよい。この場合、高沸点溶
媒としては、例えばトルエン、キシレン等の芳香族系溶
媒や、n−オクタン、n−デカン、n−ウンデカン等の
飽和炭化水素系溶媒、あるいはそれらの混合物等が挙げ
られ、一方、低沸点溶媒としては、例えばアセトン、メ
チルエチルケトン、テトラヒドロフラン等が挙げられ
る。低沸点溶媒は高分子物質を溶解し得るものであれば
よく、又、高沸点溶媒は高分子物質を必ずしも溶解し得
るものである必要はなく、低沸点溶媒との混合物とした
場合に、高分子物質を析出させないような種類のもので
あればよい。高沸点溶媒と低沸点溶媒の混合割合は、混
合溶媒中、高沸点溶媒が5〜30重量%好ましくは10〜20
重量%の範囲になる量である。
なお、微細多孔質樹脂構造3及び分枝状樹脂構造3′
の作成にあたり、上記の混合溶媒を用いる方法と発泡剤
の使用による発泡多孔質体を作成する方法とを併用した
り、或いは後者の“発泡剤の使用による微細多孔質体を
作成する方法”単独が施されてもかまわない。発泡多孔
質体の作成は発泡剤の添加により塗工後加熱により行わ
れる。発泡剤は加熱時に分解し層全体に孔を形成するア
ゾ化合物等が好ましく、例えばアゾジカルボンアミド、
アゾビスイソブチルニトリル、アゾシクロヘキシルニト
リル、ジアゾアミノベンゼン、バリウムアゾジカルボキ
シレート等が挙げられる。又、発泡剤の発泡温度、発泡
効率を制御するために酸化亜鉛、各種ステアリン酸塩、
パルミチン酸塩等の発泡助剤及びDOP等の可塑剤を添加
してもよい。発泡剤の量は特に限定されないが、第1イ
ンク層4及び第2インク層5中の樹脂及び熱溶融性イン
クの固型分総量に対し3〜30重量%程度添加されること
が望ましい。発泡剤の含有率が、上記範囲より少なけれ
ば転写能力をあげるに必要な孔が充分に得られず、逆に
多ければ機械的強度の低下を招き好ましくない。
本発明の第1インク層1及び第2インク層2の厚さは
印字回数等使用状況に応じて適宜設定され得るものであ
る。しかしながら、第1インク層1は本発明の熱転写記
録媒体としてインク供給的な能力を持つことから、その
厚みは熱感度、繰返し印字性も考慮して3〜15μmとす
ることが望ましい。又、第2インク層2はインク転写量
を均一に制御する能力を持つことからなるべく薄くする
ことが望ましく、具体的には10μm以内とすることが好
ましい。
[実施例] 次に実施例を挙げて本発明を実に詳しく説明する。な
お、ここに記載の部は重量基準である。
実施例1 厚さ約4.5μmのポリエステルフィルムの片面にシリ
コン樹脂からなる耐熱保護層を形成して基材とした。イ
ンク層の構成は微細多孔質樹脂構造と熱溶融性インクか
らなる単層とし、熱溶融性インク成分として カーボンブラック 15部 ベヘン酸モノグリセライド 30部 キャンデリラワックス 40部 酸化ポリエチレンワックス 15部 の組成物を用意し、これに層構成成分に対し40重量%の
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を添加混合した後、こ
の混合物をトルエン/メチルエチルケトン混合溶媒(重
量比50/50)に分散した液を基材上に塗布、乾燥して15
μmのインク層を形成し、熱転写記録媒体を得た。
実施例2 実施例1の熱溶融性インク成分中のベヘン酸モノグリ
セライドの代りにソルビタンモノベヘネートとした以外
は実施例1と同様に熱転写記録媒体をつくった。
実施例3 実施例2において、ソルビタンモノベヘネートをモン
タン酸モノグリセライドに代えた以外は実施例2と同様
にして熱転写記録媒体を得た。
実施例4 実施例2においてソルビタンモノベヘネートをソルビ
タンモノモンタネートに代えた以外は実施例2と同様に
して熱転写記録媒体を得た。
実施例5 実施例1の熱溶融性インク成分に層構成成分に対し20
重量%の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を添加混合し
た後、この混合物をトルエン/メチルエチルケトン混合
溶媒(重量比50/50)に分散した液を基材上に塗布、乾
燥して約10μm厚の第1インク層を形成した。
次いで前記第1インク層と同じ分散液(但し、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体の量をインク成分に対して40
重量%とした)を第1インク層に約5μm厚に塗工して
第2インク層を形成し、熱転写記録媒体を得た。
実施例6 実施例3の熱溶融性インク成分中のベヘン酸モノグリ
セラライドの代りに、ソルビタンモノベヘネートとした
以外は実施例3と同様にして熱転写記録媒体を得た。
比較例1 熱溶融性インク成分として カーボンブラック 15部 キャンデリラワックス 60部 酸化ポリエチレンワックス 25部 を用い、実施例1と同様にして単層のインク層を有する
熱転写記録媒体を得た。
比較例2 比較例1の熱溶融性インク成分を用い、実施例5と同
様にして10μmの第1インク層、その第1インク層上に
5μmの第2インク層を持つ熱転写記録媒体を得た。
比較例3 実施例1の熱溶融性インク成分中のベヘン酸モノグリ
セライドの代りにステアリン酸モノグリセライドとした
以外は実施例1と同様にして15μmの単層のインク層を
持つ熱転写記録媒体を得た。
これら9種の熱転写記録媒体をラインプリンターに装
着し、熱転写記録媒体の同じ位置を4回繰返して印字し
て、各回の濃度をマクベス社製反射濃度計(RD−914)
で測定した。
[印字条件] サーマルヘッド:ライン薄膜ヘッドタイプ プラテン圧:230gf/cm 被転写紙に対する熱転写記録媒体の剥離角:45゜ 印加エネルギー:20mJ/mm2 印字速度:2インチ/sec 被転写紙:上質紙(ベック平滑度200sec) 各実施例及び比較例に対する各回印字の画像濃度をま
とめて表−1に示した。
表−1にみられるように熱溶融性インク成分中にベヘ
ン酸モノグリセライドを含む実施例1及びソルビタンモ
ノベヘネートを含む実施例2は、比較例1のこれら脂肪
酸エステルを含まないものと比較して画像濃度の低下が
小さい。又炭素数18のステアリン酸を持つステアリン酸
モノグリセライドを使用した比較例3では、画像度の低
下こそ実施例1及び2と同等レベルであったが、印字に
伴う被転写紙の地汚れ、更にブロッキングの発生がおこ
り実用に値しなかった。
又、2層化することで更に画像濃度の低下が減少し
(実施例5)、脂肪酸エステルを含まない比較例2に比
しても優れた結果となった。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の熱転写媒体は熱溶融性イ
ンク成分中に、炭素数が20以上の脂肪酸のモノグリセラ
イドを主体とするグリセリン脂肪酸エステル及び/又は
ソルビタン脂肪酸エステルを含有したことにより繰返し
使用しても高印字濃度を維持することができ、更にイン
ク層を二層構造とすることにより、この効果を一層顕著
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1及び2図は本発明の熱転写記録媒体の層構成を説明
する図で第1図は熱溶融性インク層が単層のもの、第2
図は同インク層が二層構造のものである。 1……基体、2……熱溶融性インク、 3……微細多孔質樹脂構造、 3′……粗大多孔質断面分枝状樹脂構造、 4……第1インク層、5……第2インク層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−133785(JP,A) 特開 昭62−158087(JP,A) 特開 昭61−295086(JP,A) 特開 昭63−268693(JP,A) 特開 昭63−62789(JP,A) 特開 昭63−57284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、熱転写インク層を設けてなる
    熱転写記録媒体において、該インク層が微細多孔質形成
    樹脂と熱溶融性インク成分からなり、該熱溶融性インク
    成分中に、モノグリセライドを主体とするグリセリン脂
    肪酸エステル及び/又はソルビタン脂肪酸エステルを含
    有し、上記脂肪酸の炭素数が20以上であることを特徴と
    する熱転写記録媒体。
  2. 【請求項2】インク層が粗大多孔質断面分枝状樹脂構造
    と熱溶融性インクから主としてなる第1インク層、微細
    多孔質樹脂構造と熱溶融性インクから主としてなる第2
    インク層を順次設けてなり、該分枝状樹脂構造が部分的
    に微細多孔質構造及び支持体と連結していることを特徴
    とする請求項(1)記載の熱転写記録媒体。
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