JP2971545B2 - 彩色装飾部を有する空気入りタイヤとその製造方法 - Google Patents

彩色装飾部を有する空気入りタイヤとその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、彩色装飾部を有する空気入りタイヤ、特
に複数色の装飾帯、装飾文字などを一体化した空気入り
タイヤとその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、タイヤサイドウォールの一方にホワイトの環状
装飾帯又は装飾文字を有するタイヤが広く使用されてい
る。その場合、装飾帯又は装飾文字の汚染防止の為、ホ
ワイトゴムは、表面露出部分は表層だけでなくその周辺
の内層ゴム部分にまで使用されるのが普通である。その
ようなレイアウトの代表例が特公昭46−41761号公報に
示される。この場合、ホワイトゴムでは、汚染性老化防
止剤が使用できないので、表層の耐候性確保上、重合体
成分としてエチレンプロピレンジエン三元共重合体(EO
DM)を使用し、そのためコストが高く、かつ屈曲疲労性
が悪い。そこで、コストダウンの為にホワイトゴムを2m
m以下のシートにする試みが特開昭52−51603号公報に示
されている。しかし、この場合、ホワイトゴムの周辺ゴ
ム中に含まれる汚染性老化防止剤によるホワイトゴムの
汚染が問題となる。前記のように、現在、タイヤサイド
ウォールに要求される屈曲疲労性、外表面の耐候性を損
なうことなく容易に汚染しない複数色のサイドウォール
装飾部を実現する技術は、知られていない。
(発明が解決しようとする課題) この発明の目的は、タイヤサイドウォールに要求され
る屈曲疲労性、外表面の耐候性を損なうことなく容易に
汚染しない複数色のサイドウォール装飾部を有する空気
入りタイヤとその製造方法を提供することである。
タイヤサイドウォール装飾部の多色化を実現するに当
り、現在のホワイトタイヤのように表面露出部分の表層
だけでなく、その周辺の内層ゴム部分も白色又は彩色ゴ
ムとした場合は、耐候性の為に使用するEPDMの屈曲疲労
性とコストアップが問題となる。屈曲疲労性の為配置範
囲が限定され、従来の1色(白色)だけの方法を多色化
にそのまま適用するには無理がある。特公昭46−41761
号公報の第4図のみにホワイト部分の内層ゴムに非汚染
性サイドゴムを回り込ませた実施例があるが、該サイド
ゴムが外表面も構成しており、耐候性と屈曲疲労性の両
立に対する配慮は何ら示されていない。特開昭52−5160
3号公報では、ホワイトシート内層ゴムによる汚染防止
に対する配慮は何ら見られない。したがって、これら従
来技術の単なる組合せでは上記この発明の目的を達成す
ることはできない。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重
ねた結果、複数色からなる装飾部と非汚染性内層ゴムと
耐候性カーバーシートを適切に配置することにより上記
目的を達成しうることを確かめこの発明を完成するに到
った。
すなわち、この発明は、第1にタイヤサイドウォール
が複数色からなる装飾部と、該装飾部を支持し、かつ周
囲の通常のサイドウォールゴムから隔離する大きさを有
してサイドウォールの一部を形成する非汚染性ないし微
汚染性のサイドウォール内層ゴムと、該内層ゴムが表面
に露出しないように少なくとも該内層ゴムの露出すべき
面を覆う耐候性カーバーシートとを一体としてそなえ、
かつ製品タイヤで、タイヤ断面方向に測った装飾部のゲ
ージが同一断面における該装飾部のゲージとサイドウォ
ール内層ゴムのゲージとの合計ゲージ、すなわちサイド
ゴムゲージに対し60%以下であることを特徴とする彩色
装飾部を有する空気入りタイヤである。
第2の発明は、前記タイヤの製造にあたり、部材張り
合わせ工程(成型工程)で通常のサイドウォールゴムの
一部を、該装飾部の占める位置を隔離することのできる
大きさを有する非汚染性ないし微汚染性のサイドウォー
ル内層ゴムで置換したサイドウォールゴムを張り合わ
せ、次いで該内層ゴム上にこれに隔離されるように複数
色からなる装飾部を環状に多層、多列又はこれらの混合
型に張り付け、しかも装飾部と内層ゴムの厚さを製品タ
イヤで、タイヤ断面方向に測った装飾部のゲージが同一
断面における該装飾部のゲージとサイドウォール内層ゴ
ムのゲージとの合計ゲージ、すなわちサイドゴムゲージ
に対し60%以下となるように選び、更に少なくとも内層
ゴム及び装飾部がタイヤ表面に露出しないように該内層
ゴムの露出面及び装飾部を耐候性カーバーシートで環状
に覆って加硫後、該内装ゴムが露出しない範囲で装飾部
を覆うカーバーシートを所望のようにバフする段階をそ
なえる前記タイヤの製造方法である。
(作 用) この発明において内層ゴムは汚染性老化防止剤を含ま
ない非汚染性ないし微汚染性ゴムであることが必要であ
り、屈曲疲労性の良い内層ゴムを用いることにより、装
飾部の汚染防止と屈曲疲労防止を両立することができ装
飾部の種類及び配置の範囲を従来より広げることができ
る。
装飾部は、汚染性老化防止剤を含まないことが必要で
ある。ゴム重合体成分がEPDMであるか、EPDM15重量%以
上と、ハロゲン化ブチルゴム及び/又はジエン系ゴムと
のブレンドである装飾部は、汚染性老化防止剤を用いな
くても、所望の耐候性を確保することができる。装飾部
に凹凸をつけて、彩色に更に変化をつけることも可能で
ある。また装飾ゴムと内層ゴムの加硫接着改良のために
内層ゴムのゴム重合体成分の一部にEPDMを用いることも
可能である。複数色の装飾部は、異なる単色の複数のス
トリップを成型工程で内層ゴム上に張り合わせても、複
数色のストリップを同時に押し出し、又はカレンダーの
前工程で準備してもよい。
この発明に用いられる耐候性のカーバーシートは、ゴ
ム重合体成分がEPDM単独であるか、EPDMとハロゲン化ブ
チルゴム及び/又はジエン系ゴムとのブレンドで構成さ
れるようなものであって汚染性老化防止剤を含まない。
このカーバーシートで前記内層ゴムの露出すべき表面又
はそれを越えて通常のサイドウォール部分を一部含める
範囲まで環状に覆うことにより耐候性に劣る内層ゴムが
表面に露出して劣化されることを防止する。
更に、この発明のタイヤは、製品タイヤで、タイヤ断
面方向に測った装飾部のゲージが同一断面における該装
飾部のゲージとサイドウォール内層ゴムのゲージとの合
計ゲージであるサイドゴムゲージに対し60%以下である
ことがサイド表面の耐候性と屈曲疲労性を両立させる上
で必要であり、60%を超えると屈曲疲労性が悪化する。
この発明の空気入りタイヤの一例を第1図に示す。こ
のタイヤは、一方のサイドウォールに二色の装色帯、す
なわち装色部3a,3bが隣接して設けられ、それぞれに隣
接して耐候性カーバーシート4a,4b、更に通常のサイド
ウォールゴム2a,2bに続く。このタイヤの装飾部を中心
とする部分拡大断面略図を第2図に示す。この図に示す
ようにカーカス1上に通常のサイドウォールゴム2a,2b
と前記内層ゴム5とでサイドウォールを形成する。内層
ゴム上に設けられた2列の装飾部3a,3bは、それらの合
計幅が内層ゴム5の外側面の幅より小さく、通常のサイ
ドウォールゴム、2a,2b、すなわち汚染性老化防止剤を
含有するゴムと必ず内層ゴム5を介して連続する。ま
た、内層ゴム5の露出すべき面、すなわち内層ゴム5の
外側面で装飾部に覆われない領域と装飾部、更に通常の
サイドウォールゴム2a,2bの端部外側面にわたってカー
バーシート4で覆う。通常のサイドウォールゴム2a,2b
の端部を覆った幅は、厳密には0でもよいが、外界から
の内層ゴムの保護を確実にするため、数mm以上とするの
が好ましい。加硫後、バフライン6に沿ってバフするこ
とによって2色の装飾部が第1図に示すように現れる。
第3図は、2色の装色部であるが、幅の小さい装飾部
3aが幅の大きい装飾部3bの中央を走る2層構造の例であ
り、第4図は、第3図の構造を成型する段階を示してい
る。第5図は、大きい装飾部3cの中にこれと異なる2色
の小さい装飾部3a,3bが並行して走る2層型の装飾部の
例である。もち論所要に応じて装飾部3aと3bは同色でも
よい。
第6図は、2色の装飾部をサイドウォールの幅一杯に
なるように配置した例で、このような場合でもこの発明
で示した構造にすることにより屈曲疲労性、非汚染性及
び耐候性を満たすことが可能である。
第7図は、2本のリブ上に3色の装飾部3a.3b,3cを形
成して変化をつけた例であり、第8図は、これを成型す
る段階を示すものである。
第9図は、従来のホワイトの環状装飾帯を有する空気
入りタイヤであってホワイトゴム7上に耐候性カーバー
シート4を設ける。また、第10図及び第11図は、この発
明に従わない彩色装飾部を有する空気入りタイヤの例で
あって、第10図では内層ゴム5の幅が2列の装飾部3a,3
bの合計幅より小さいため、装飾部が汚染性老化防止剤
を含む通常のサイドウォールゴム2a及び2bに接し、装飾
部の汚染が起こる。第11図では、装飾部3a,3bの汚染は
起こらないが、カーバーシート4の幅が短いため、内層
ゴム5が一部露出し、内層ゴムが劣化しやすい。
(実施例) 以下、この発明を実施例及び比較例によって示す。
装飾部ゴム及び内層ゴム イ.テストサンプルの調製法 オゾンクラック評価用テストサンプルは、所定の配合
に従って成分をバンバリミキサーで混練し、混練ゴムを
145℃×40分プレス加硫して作製した。
ロ.オゾンクラック性評価法 前記テストサンプルを50pphmのO3濃度で40℃、30%定
伸張条件下で24hr試験した。オゾンクラック性の評価
は、JIS K6301に従って、き裂の数、き裂の大きさ及び
深さに応じて15段階に判定した。
ハ.装飾部ゴム及び内層ゴムの配合と装飾ゴムのオゾン
クラックテスト 第1表に示す。第1表の配合量は、重量部で示され
る。
第1表からEPDM 10 PHRのNo.4配合では耐O3性が悪
く、ジエン系ゴムのみの配合(No.3)では耐O3性が極め
て悪いことが分かる。
実施例1〜4,比較列1〜2 次に第1表の装飾部ゴムと内層ゴムを組み合わせて汚
染性を評価した。
イ.サンプルの調製 装飾部ゴム及び内層ゴムは、第5図に示すような複合
体として作製した。装飾部ゴム3a,3b及び3cは、着色剤
がそれぞれ赤、青、黄である以外第2表に示す同一配合
ゴムであり、内層ゴムの配合も第2表に示す通りであ
る。このような装飾部ゴムと内層ゴムを重ね合わせて加
硫し、サンプルを作製した。この時、装飾部ゴム合計の
厚さが2mm、内層ゴムの厚さが4mmとなるように調整し
た。混練法、加硫条件は、前述のオゾンクラック評価用
テストサンプルの場合と同様に行った。
ロ.装飾部ゴムの汚染性評価法 前記サンプルを80℃で48hr後、日光に暴露し、装飾部
ゴムの変色の有無を調べた。
ハ.汚染性試験結果 第2表に示す。
第2表から明らかなように、内層ゴムに汚染性老化防
止剤が含まれると装飾部ゴムが汚染され、含まれない場
合、汚染が起こらないことが分かる。
実施例5〜6,比較例3 本例では、微汚染性の老化防止剤を含む内層ゴムを用
いた場合の非汚染性及び汚染性の老化防止剤を含む各内
層ゴムを用いた場合と比較した。
イ.サンプルの調製 第3表に示す装飾部ゴムと内層ゴムを重ね合わせて加
硫しサンプルを作製した。この時、装飾部ゴムの厚さは
実施例5及び6では2mm、比較例3では10mm、内層ゴム
の厚さはいずれの例でも4mmとなるように調整した。そ
の他は、実施例1〜4の場合と同様に行った。
ロ.装飾部ゴムの汚染性評価法 前記サンプルを100℃で24hr後、日光に暴露し、装飾
部ゴムの汚染の程度を内層ゴムとの界面から測った変色
の距離(mm)で表した。
ハ.汚染性試験結果 第3表に示す。
第3表から明らかなように内層ゴムが微汚染性である
場合(実施例6)でも、装飾部ゴムのゲージの調整によ
って、例えば、通常ゲージを1.5mm以上とすれば、装飾
部ゴムの汚染を防止することができる。
実施例7〜8,比較列4〜6 実施例1〜4と同様な構造の第5図に示すような複合
体を作製したが、装飾部ゴムに第1表のNo.1のゴムを、
内層ゴムに第1表のNo.5のゴムを使用し、かつ両ゴムの
厚さの比を変化させて重ね合わせて加硫し、サンプルを
調製した。混練法、加硫条件は、実施例1〜4と同じで
ある。
屈曲疲労による破断率は、デマチャクラック試験を10
0hr行った後、次式によりサンプルの破断率(%)で評
価した。
また、サイドゴムゲージに対する装飾部のゲージ比率
Sは、次式 で示される。
結果を第4表に示す。
装飾部ゲージをサイドゴムゲージに対して60%以下に
すれば、サイド表面の屈曲疲労性の低下が少ないことが
分かる。
(発明の効果) 実施例及び比較例から明らかなように、この発明の彩
色装飾部を有する空気入りタイヤは、装飾部が内層ゴム
により汚染性老化防止剤を含有するゴムから隔離される
ため装飾部の汚染性がなく、装飾部のゲージをサイドゴ
ムゲージに対し特定比率内に押さえることにより装飾部
の屈曲疲労性が改良され、かつ内層ゴムの露出すべき面
が耐候性カーバーシートで覆われるので十分な耐候性を
有している.したがって、この発明のタイヤでは、複数
色の装飾部をサイドウォールに広い範囲にわたって自由
に設けて、耐候性、耐汚染性及び良好な屈曲疲労性を同
時に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、2列2色の装飾部を有するこの発明のタイヤ
の斜視図、 第2図は、第1図のタイヤの装飾部を中心とする部分拡
大断面略図、 第3図は、この発明に従う2色2層の装飾部を有するタ
イヤの部分断面略図、 第4図は、第3図の構造のタイヤを成型するこの発明に
従う段階を示す部分断面略図、 第5図は、この発明に従う2層型装飾部を有する別のタ
イヤの部分断面略図、 第6図は、この発明に従う二つの装飾部をサイドウォー
ルの幅一杯になるように配置したタイヤの断面略図、 第7図は、この発明に従うリブ上に装飾部を形成したタ
イヤの部分断面略図、 第8図は、第7図の構造のタイヤのこの発明に従う成型
時の貼り付け段階を示す部分断面略図、 第9図は、従来のホワイトの環状装飾帯を有する空気入
りタイヤの部分断面略図、 第10図及び第11図は、この発明に従わない彩色装飾部を
有する空気入りタイヤを比較のために示す部分断面略図
である。 1……カーカス 2a,2b……サイドウォールゴム 3a,3b,3c……装飾部 4,4a,4b……カーバーシート 5……内層ゴム 6……バフライン 7……ホワイトゴム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−175509(JP,A) 特開 昭62−41005(JP,A) 特開 昭52−51603(JP,A) 特開 平1−278805(JP,A) 特開 昭59−14502(JP,A) 特公 昭46−41761(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 13/00 - 13/04 B29D 30/00 - 30/72

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤサイドウォールが複数色からなる装
    飾部と、該装飾部を支持し、かつ周囲の汚染性老化防止
    剤を含む通常のサイドウォールゴムから隔離する大きさ
    を有してサイドウォールの一部を形成する非汚染性ない
    し微汚染性のサイドウォール内層ゴムと、該内層ゴムが
    表面に露出しないように少なくとも該内層ゴムの露出す
    べき面を覆う耐候性カーバーシートとを一体としてそな
    え、かつ製品タイヤで、タイヤ断面方向に測った装飾部
    のゲージが同一断面における該装飾部のゲージとサイド
    ウォール内層ゴムのゲージとの合計ゲージ、すなわちサ
    イドゴムゲージに対し60%以下であることを特徴とする
    彩色装飾部を有する空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】装飾部のゴム重合体成分がエチレンプロピ
    レンジエン三元共重合体(EPDM)である請求項1記載の
    空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】装飾部のゴム重合体成分がエチレンプロピ
    レンジエン三元共重合体(EPDM)15重量%以上と、ハロ
    ゲン化ブチルゴム及びエンジン系ゴムよりなる群から選
    ばれた少なくとも1種の重合体とのブレンドである請求
    項1記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】彩色装飾部を有する空気入りタイヤの製造
    における部材張り合わせ工程で汚染性老化防止剤を含む
    通常のサイドウォールゴムの一部を、該装飾部を占める
    位置を隔離することのできる大きさを有する非汚染性な
    いし微汚染性のサイドウォール内層ゴムで置換したサイ
    ドウォールゴムを張り合わせ、次いで該内層ゴム上にこ
    れに隔離されるように複数色からなる装飾部を環状に多
    層、多列又はこれらの混合型に張り付け、しかも装飾部
    を内層ゴムの厚さを製品タイヤで、タイヤ断面方向に測
    った装飾部のゲージが同一断面における該装飾部のゲー
    ジとサイドウォール内層ゴムのゲージとの合計ゲージ、
    すなわちサイドゴムゲージに対し60%以下となるように
    し、更に少なくとも内層ゴム及び装飾部がタイヤ表面に
    露出しないように該内層ゴムの露出面及び装飾部を耐候
    性カーバーシートで環状に覆って加硫後、該内層ゴムが
    露出しない範囲で装飾部を覆うカーバーシートを所望の
    ようにバフする段階を特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれか一つの項に記載の彩色装飾部を有する空気
    入りタイヤの製造方法。
  5. 【請求項5】装飾部のゴム重合体成分がエチレンプロピ
    レンジエン三元共重合体(EPDM)である請求項4記載の
    製造方法。
  6. 【請求項6】装飾部のゴム重合体成分がエチレンプロピ
    レンジエン三元共重合体(EPDM)15重量%以上と、ハロ
    ゲン化ブチルゴム及びジエン系ゴムよりなる群から選ば
    れた少なくとも1種の重合体とのブレンドである請求項
    4記載の製造方法。
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