JP2970723B2 - 半導体パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

半導体パッケージおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップを接合す
るベース基板にリードフレームをガラス溶着するサーデ
ィップタイプの半導体パッケージおよびぞの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の半導体パッケージは、
図6に示すように、アルミナセラミックスのベース基板
1にリードフレーム2を低融点ガラス3でガラス溶着
し、ベース基板に半導体チップ4を接合し、ワイヤボン
ディングした後、アルミナセラミックスのキャップ5を
低融点ガラス3でガラス溶着して気密封止される。
【0003】また、放熱性を改良するものとして、特開
平3−8362号において、ベース材として、Cuと鉄
系金属のクラッド材あるいはろう付品を用いたもの、特
開平2−303053号において、クラッド材のうち、
比較的簡単な方法で製造可能な3層のクラッド材とし
て、熱膨張係数の小さなインバー(Fe−Ni合金)を
用いた、インバー/Cu/インバー等のCuを中間層と
したもの、あるいは特開昭58−67049号におい
て、WまたはMoと主成分としてFe、Ni、Cuを含
有する粉末焼結材を用いたものが開示されている。
【0004】さらに、放熱性が要求される高周波素子へ
の半導体パッケージとしては、図7に示すように、Cu
−W合金をベース基板6としてWメタライズで配線層を
形成したアルミナセラミックのフレーム7にリードフレ
ーム2をろう付けにより組立てた半導体パッケージに半
導体チップ4を接合しワイヤボンディングした後、一般
にコバール(Fe−Ni−Co)のキャップ8で半田封
止されている。また、このベース基板6とフレーム7と
をろう付けするタイプではろう付け時にベースのチップ
接合面にろう材が流れチップ接合不良が発生することが
ある。このため、図8に示すようにベース基板9のチッ
プ接合面と、ろう付け面の段付き加工が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、Ga
As等の高周波素子が使用される情報通信機器が普及す
るにつれて安価で放熱性に優れ、高周波素子に適した半
導体パッケージの要求が高まりつつある。この要求に対
して、上述した図6に示すアルミナセラミックスをベー
ス基板としたサーディップパッケージは、安価である反
面、アルミナセラミックス以上の放熱性が要求され、ま
たリード部分の特性インピーダンスの制御がなされてい
ないため、高周波素子に適さないといった欠点がある。
そして、ガラス封止の封止温度が高くGaAs素子には
適さないといった欠点がある。また、図7においては、
ベース基板に用いるCu−W合金は重く電子機器の軽量
化のためには不利で、材料そのものが高価で、かつ段付
き、研磨加工にコストがかかり、しかもパッケージのめ
っきが製造工程からすべてAuめっきとなるために、高
価となる欠点がある。
【0006】したがって、本発明は上記したような従来
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、軽量かつ安価で放熱性に優れ、しかも、高周波
素子に適した半導体装置およびこれに用いる半導体パッ
ケージを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る半導体パッケージは、ベース基板に半
導体チップの熱膨張と整合がとれ熱伝導がよくて、軽量
かつ安価で加工性のよいCu/Mo/Cuの3層のクラ
ッド材を用いる。そして、Cu/Mo/Cuのクラッド
材と異種材料の接合をろう付けのような高温で行うと変
形を生じ易いため、低温で接合できるガラスもしくは接
着剤で行う。また、ガラスもしくは接着剤の厚さ、リー
ド寸法(幅、厚さ)を制御し、リードフレームにガラス
もしくは接着剤との熱膨張の整合がとれる金属を用いた
ものである。また、ウインドフレームにベース基板、ガ
ラスとの熱膨張の整合が得られるメタルおよびメタライ
ズ付きセラミックスを用いたものである。また、本発明
に係る半導体装置は、ダイボンド、ワイヤボンド、封止
に必要な部分のみAuめっきとし、しかるのちに、外装
めっきをしたものである。また、封止用キャップとし
て、ガラスもしくは接着剤と熱膨張に整合が得られるメ
タルを用いる。
【0008】
【作用】本発明においては、ベース基板にCu/Mo/
Cuのクラッド材を用いたので、半導体チップの熱膨張
と整合がとれ、熱伝導がよくて軽量かつ安価となる。ま
た、パッケージの組立をガラスもしくは接着剤で行うこ
とにより、ベース基板をフラットにでき軽量かつ安価と
なり、しかも、組立による変形が防止できる。ガラス厚
さ、リード寸法(幅、厚さ)を制御することにより、配
線部の特性インピーダンスが半導体チップの特性インピ
ーダンスと整合がとられ、高周波素子に適する。必要部
分のみAuめっきとし、特にベース基板、リードフレー
ム、ウインドフレームのガラスもしくは接着剤の塗布部
にはAuめっきを施さないことによりガラスもしくは接
着剤との密着力が向上し信頼性が向上する。ウインドフ
レームにメタルもしくはメタライズしたセラミックを用
いたことにより半田、もしくはシーム溶接による封止が
可能となりGaAs素子に適する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明に係る半導体パッケージを示し、
(a)は側断面図、(b)はキャップを取付ける前の全
体斜視図、図2は同じくベース基板を示し、(a)は平
面図、(b)は側断面図、図3は同じくベース基板の製
造方法を示し、(a)は側断面図、(b)は全体斜視
図、図4は同じくウインドフレームの製造方法を示し、
(a)は側断面図、(b)は全体斜視図である。
【0010】これらの図において、11はベース基板
で、Cu/Mo/Cuの3層のクラッド材で構成されて
いる。このベース基板11にめっきを施す方法は、本発
明のようにベース基板11の外形が小さい場合には、所
定寸法に加工後、バレル法が用いられるが、パレル法に
よるめっきは緻密でなく、このため、本実施例ではラッ
ク法によるめっきを実施している。ところが、ラック法
によるめっきは電極取りが必要なため所定寸法加工後に
めっきを行うと作業性が悪くなる。このため、本実施例
では、所定寸法に加工する前の大きな部材のまま全面に
Niめっき18を施し、次に、図2に示すように、所定
寸法に打ち抜き加工をする。このとき、打ち抜き加工さ
れたベース基板11の側面は素地となるが、後述するよ
うに、Snによる外装めっきを施すので、金属層が形成
され、腐食等の問題は発生しない。Niめっき18を施
した後、チップ接合部のみ露出させるようマスキングし
て、Auめっき19を施す。
【0011】15は45合金(Fe-Ni系)からなる金属
で形成されたウインドフレームである。このウインドフ
レーム15の製造方法は、前述したベース基板11の製
造方法と同様な理由で、図4に示すように、まず全面に
Niめっき18を施し、上面、すなわち、後述するキャ
ップ16との接合面である上面のみAuめっきされ、ガ
ラス13の接合部にはAuめっきを施していない。Au
めっき19を施した後、所定寸法に打ち抜かれる。この
場合も、側面は素地となる。なお、このウインドフレー
ム15はセラミックスで形成してもよく、その場合、ま
ず、未焼成のセラミックスの表面に、タングステンある
いはモリブデン等の金属粉末を印刷し、セラミックスと
同時に焼成して金属化する、いわゆる、メタライズ化す
ることにより、半田ぬれ性の確保を行う。
【0012】キャップ16は、45合金(Fe−Ni)
板(NS−5)で形成されている。12はリードフレー
ムで、45合金(Fe−Ni)で形成されており、半導
体チップ14との電気接続するためのワイヤボンディン
グ部分のみAuをスポットめっきしている。ベース11
とリードフレーム12との間、リードフレーム12とウ
インドフレーム15との間は低融点ガラス13によって
溶着されている。
【0013】封止後にSnによる外装めっきを施す。外
装めっきを封止後に施すことによりあらかじめ外装めっ
きをする場合と比較して、半導体素子搭載時の温度の影
響等を無視できるので、Auめっきに限られていためっ
き層の種類を選択する自由度が増すこととなる。
【0014】また、ベース基板11のチップ接合部、リ
ードフレーム12のワイヤボンド部およびウインドフレ
ーム15のキャップ接合部の表面部分にAu層を施し、
ベース基板11のガラス13の接合部の表面部分にはA
u層を施していないので、ガラスもしくは接着剤とのぬ
れ性が悪いAuを除去することによって、ベース基板1
1は、ガラスもしくは接着剤との密着力が向上し信頼性
が高まる。
【0015】ここで、上記構成の半導体パッケージにお
いて、熱膨張係数が7.1×10-6/℃の低融点ガラス
13、ウインドフレーム15およびリードフレーム12
として45合金(Fe−Ni)を用い、ウインドフレー
ム15の厚さを0.5mm、リードフレーム12の厚さ
を0.125mmとし、ベース基板11の厚さを0.5
mmとして、Cu/Mo/Cuの板厚比率を変えて、−
65℃/175℃×20サイクルの温度サイクルテスト
を行い、気密性を評価した。
【0016】その結果、板厚比率が1:1:1のものは
ほとんどがリーク不良となったが、板厚比率が1:3:
1〜1:5:1のものはリーク不良が発生しなかった。
これは、図9に示すように、ガラスへの熱応力が、板厚
比率が1:3:1〜1:5:1のものは、2kg/mm2以下
に納まり、ガラス13にリークが発生することがないと
推測されるためである。
【0017】また、ベース基板11のCu/Mo/Cu
板厚比率が1:5:1とした半導体パッケージを用い
て、これにキャップ16として板厚が0.125mmの
45合金(Fe−Ni)板(NS−5)、コバール(F
e−Ni−Co)板を用い半田封止し封止後の反りを測
定した。その結果、45合金(Fe−Ni)板では反り
が発生しなかったが、コバール(Fe−Ni−Co)板
では10μm/14mmの反りが発生した。この半導体
パッケージでは、キャップとして45合金(Fe−N
i)板を用いることで封止による反り防止が可能で信頼
性が向上する。
【0018】ここで、パッケージ各部を構成する、キャ
ップ16、ウインドフレーム15、リードフレーム1
2、ガラス13およびベース基板11は、熱膨張係数を
整合することにより、各構成部材の接合部分における剥
離や相手部材のリーク不良を防止できる。表1はパッケ
ージ各部の構成に使用した部材の熱膨張係数である。上
述したように、Cu/Mo/Cuの板厚比率が1:3:
1〜1:5:1のクラッド材を用いることがガラス13
のリーク不良を防止する必要条件であるが、その熱膨張
係数の範囲は、6.0〜6.8(×10-6/℃)であ
る。
【0019】
【表1】
【0020】また、キャップ16の熱膨張係数が6.3
〜7.4(×10-6/℃)、ウインドフレーム15、リ
ードフレーム12の熱膨張係数が6.2(×10-6
℃)、ガラス13の熱膨張係数が7.1(×10-6
℃)であるので、これら各部材の熱膨張係数の整合を図
る最大公約数を考察すると、キャップ16、ウインドフ
レーム15、リードフレーム12およびガラス13を熱
膨張係数が6.0〜7.5(×10-6/℃)のものを使
用することにより、ガラス13にリークが発生すること
なく、かつ、各部材間の接合部が良好状態を保持でき
る。なお、ガラス13の替わりに石英ガラスのような低
熱膨張係数を有するフィラーを混合した樹脂からなる接
着剤を用いてもよい。
【0021】図5は、本発明の第2の実施例を示し、
(a)は要部側断面図、(b)はリード部の平面図であ
る。これらの図において、比誘電率(εr)11.8
(カタログ値)の低融点ガラス13を用いてベース基板
11とウインドフレーム15との間のガラス厚さ(B)
とリード幅(W)およびリード厚さ(T)を変えて、定
在波比(VSWR)を測定した。すなわち、図5に示す
パッケージに50Ωの特性インピーダンスをもつアルミ
ナセラミック製のマイクロストリップ線路17を半田に
より接合しワイヤボンド(φ20μmのA1ワイヤ)で
電気的に接続し、ネットワークアナライザーを用いて測
定する。測定では、RF特性の中で反射特性をみるVS
WR(S11)を用いた。その結果が表2である。
【0022】
【表2】
【0023】定在波比(VSWR)は、例えば、50Ω
の同軸ケーブルとパッケージの伝送線路部のインピーダ
ンス整合がとれていない場合に定在波がたつが、この定
在波の電圧振幅の最大値を最小値で割った値のことで、
一般に高周波パッケージにおいてVSWRは1.3以下
が望ましいとされる。表2に示すように、ウインドフレ
ーム15がアルミナセラミックスの場合には、リード幅
(W)が0.33mm程度で実用可能なVSWRの値が
得られた。また、ウインドフレーム15をメタルにした
場合には、ベース基板11とウインドフレーム15との
間のガラス13の厚さ(B)を0.6mm、リード幅
(W)を0.15mmにすることにより実用可能なVS
WRの値を得ることができる。
【0024】図10は、リード厚さ(T)を0.125
mm以下とした場合(本実施例では0.1mm)、VS
WRが1.3となるためのガラス厚(B)−比誘電率
(εr)ーリード幅(W)との関係を示した図である。
この図において、リード幅(W)を種々変化させて得ら
れた曲線を境界線として上の領域が、VSWRが1.3
以下の領域である。この領域にあることが実用可能な条
件となり、かつ、ガラスもしくは接着剤の比誘電率(ε
r)が14以下となるためには、リード幅(W)を0.
2mm以下とし、ガラスの厚さ(B)を0.6mm以上
とすると、ガラスの厚さ(B)を製造するに実用的な厚
さとすることができる。
【0025】また、キャップ16で半田封止した後で、
ベース基板11、リードフレーム12、ウインドフレー
ム15およびキャップ16の外側部分をSnめっきす
る。このように、外装にSnメッキをしたことにより安
価で放熱性に優れ、かつ高周波素子に適した半導体装置
が得られる。なお、ベース基板、ウインドフレーム、キ
ャップの厚さは実施例の値に限定されることなく適宜選
択可能で、また、外装めっきとしてSnに限定されるこ
となく半田めっきでも可能なことはいうまでのないこと
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
ラス厚さ、リード寸法(幅、厚さ)を制御することによ
り、半導体チップとの特性インピーダンスの整合がと
れ、安価で放熱性に優れ、かつ高周波素子に適した半導
体パッケージを得ることができる。また、必要な部分の
みをAuめっきとしたので、ベース基板とガラスとの密
着性が良好となり、製品の信頼性が向上する。さらに、
ベース基板およびウインドフレームは材料の全体にNi
めっきを施し、次に必要部分の表面にAuめっきを施
し、しかるのちに、打ち抜きにより所定寸法に加工し、
最後にウインドフレームにメタルキャップを接合して封
止した後に外装めっきを施したので、緻密度の高いめっ
きを生産性良く製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る半導体パッケージを示し、
(a)は側断面図、(b)はキャップを外した状態の全
体斜視図である。
【図2】 本発明に係る半導体パッケージのベース基板
を示し、(a)は平面図、(b)側断面図である。
【図3】 本発明に係る半導体パッケージのベース基板
のめっき方法を示し、(a)は側断面図、(b)は全体
斜視図である。
【図4】 本発明に係る半導体パッケージのウインドフ
レームのめっき方法を示し、(a)は側断面図、(b)
は全体斜視図である。
【図5】 本発明に係る半導体パッケージの第2の実施
例を示し、(a)は要部側断面図、(b)はリード部の
平面図である。
【図6】 従来の半導体パッケージの側断面図である。
【図7】 従来の半導体パッケージの第5の例の側断面
図である。
【図8】 従来の半導体パッケージの第6の例の側断面
図である。
【図9】 本発明に係る半導体パッケージにおけるクラ
ッド材のCu/Mo/Cuの板厚比率に対するガラスへ
の最大応力の変化を示した図である。
【図10】 本発明に係る半導体パッケージにおいて、
VSWRが1.3となるようなガラス厚−比誘電率−リ
ード幅の関係を示した図である。
【符号の説明】
11 ベース基板 12 リードフレーム 13 低融点ガラス 14 半導体チップ 15 ウインドフレーム 16 キャップ 17 マイクロストリップ線路 18 Niめっき 19 Auめっき
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 23/14 H01L 23/50 G 23/50 23/14 M (72)発明者 北村 勲 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 小原 雅信 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 高田 充幸 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機株式会社 材料デバイス研究所 内 (56)参考文献 特開 昭63−124555(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/02 H01L 23/10 H01L 23/12 301 H01L 23/14 H01L 23/50

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップを接合するベース基板にリ
    ードフレームをガラスもしくは接着剤により接着すると
    共に、半導体チップを取り囲むように枠状に形成した金
    属からなるウインドフレームをガラスもしくは接着剤に
    より接着することにより構成した半導体パッケージにお
    いて、前記ガラスもしくは接着剤の比誘電率が14以下
    であると共に、リード厚さが0.125mm以下であ
    り、厚さが0.6mm以上であり、少なくともウインド
    フレームにガラスもしくは接着剤で接着した部分のリー
    ド幅が0.20mm以下であることを特徴とする半導体
    パッケージ。
  2. 【請求項2】 半導体チップを接合するベース基板にリ
    ードフレームをガラスもしくは接着剤により接着すると
    共に、半導体チップを取り囲むように枠状に形成した金
    属からなるウインドフレームをガラスもしくは接着剤に
    より接着することにより構成した半導体パッケージにお
    いて、ベース基板のチップ接合部、リードフレームのワ
    イヤボンド部およびウインドフレームのキャップ接合部
    の表面部分にAu層を施し、ベース基板のガラスもしく
    は接着剤塗布部の表面部分のAu層を除去したことを特
    徴とする半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体パッケージにおい
    て、ベース基板材料の全体にNiめっきを施し、次にチ
    ップ接合部の表面部分にAuめっきを施し、しかるのち
    に、所定寸法のベース基板に加工したことを特徴とする
    半導体パッケージの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体パッケージにおい
    て、ウインドフレーム材料の全体にNiめっきを施し、
    キャップを接合する表面部分にAuめっきを施し、しか
    るのちに、所定寸法のウインドフレームに加工したこと
    を特徴とする半導体パッケージの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3および請求項4記載の半導体パ
    ッケージに半導体チップを搭載し、ウインドフレームに
    メタルキャップを接合して封止した後で外装めっきを施
    したことを特徴とする半導体パッケージの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、ウ
    インドフレームに接合するメタルキャップの熱膨張係数
    が6.0〜7.5×10 -6 /℃のメタルとし、このメタ
    ルキャップとベース基板とを電気的に接続したことを特
    徴とする半導体パッケージ。
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