JP2970617B2 - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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JP2970617B2
JP2970617B2 JP9239124A JP23912497A JP2970617B2 JP 2970617 B2 JP2970617 B2 JP 2970617B2 JP 9239124 A JP9239124 A JP 9239124A JP 23912497 A JP23912497 A JP 23912497A JP 2970617 B2 JP2970617 B2 JP 2970617B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • H04J3/0608Detectors therefor, e.g. correlators, state machines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0089Multiplexing, e.g. coding, scrambling, SONET

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時分割多重信号
のフレーム同期回路に関し、特にSDH信号のフレーム
同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの運用性の向上を目的とし
てITU−T(国際電気通信連合・国際通信標準化部
門)において、ネットワーク内のインターフェイスが
「SDH−NNI」の名で標準化されている。その中で
STM−N信号はN本のSTM−1フレーム構造がバイ
ト多重された信号として規定されている。
【0003】STM−N信号のフレーム同期を行うため
に、通常、STM−N信号のSOH(Section Overhea
d;セクション・オーバへッド)内にあるフレーム同期
用のA1、A2バイトパターンを検出してフレーム同期
が行われる。
【0004】従来のフレーム同期回路として、ハードウ
ェア量をなるべく押さえるようにした例が特開平8−1
63116号公報に記載されている。
【0005】図7は、同公報記載のフレーム同期回路の
構成を示す図である。同図において、50は入力の直列
データDATAを並列データに変換するシフトレジス
タ、51〜58は前記シフトレジスタを構成するD型フ
リップフロップ(D−F/F)、71〜78は前記直並
列変換回路からクロックCLK1のタイミングでデータ
を取り出すためのD−F/F、81、82はシフトレジ
スタ50の各段の出力を入力としそれぞれA1バイトパ
ターン及びA2バイトパターンを検出するためのアンド
ゲート、83はアンドゲート81、82の検出信号を選
択するためのセレクタ、61、62はそれぞれセレクタ
83の論理出力を入力クロックCLKに対して半周期ず
れたタイミングでD−F/F71〜78に供給するため
のインバータ及びD−F/Fである。
【0006】このフレーム同期回路では、アンドゲート
81を用いてシフトレジスタ50のデータのパターンが
A1バイトであるかどうかの検証を行う。もし、セレク
タ83の状態がアンドゲート81の出力を選択するよう
に設定されている場合には、シフトレジスタ50に入力
されたデータがA1バイトになると、このデータパター
ンによりアンドゲート81の出力の論理が”1”にな
り、これがセレクタ83から出力される。D−F/F6
2はこの状態でインバータ61からのクロックCLKの
タイミングで前記論理”1”を出力しクロックCLK1
を発生する。D−FF71〜78は、前記クロックCL
K1の立ち上がりでシフトレジスタ50のデータを並列
に取り込む。以後、このタイミングでデータが読み込ま
れ、バイト単位の位相があつた信号が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のフレーム
同期回路は、A1バイトの検出からクロックCLK1の
発生までの同期動作を入力クロックCLKの1タイムス
ロット内に終えなければならない。入力データの速度が
遅ければ、このような回路形式でも十分使えるが、ST
M−64のような高速データの場合には、最もスピード
が早いバイポーラデバイスで回路を組んでもA1バイト
の検出からクロックCLK1の発生までに要する時間が
前記1タイムスロット以上かかるようになるため、クロ
ックCLK1発生のタイミング制御が困難になり、フレ
ーム同期が成立しなくなるという問題があった。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、高速SD
H信号に対して確実に動作しうる簡単な構成を持つフレ
ーム同期回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のフレーム同期回
路は、SDH信号を1ビット毎に交互に入力する第1及
び第2のシフトレジスタ(4、7)と、前記1及び第2
のシフトレジスタの各出力の互いに1ビットずれた1バ
イト分の出力を入力としそれぞれからA1バイトを検出
する第1及び第2ののA1バイト検出論理回路(アンド
ゲート30及び31)と、前記第1のA1バイト検出論
理回路の検出出力に同期して前記第1及び第2のシフト
レジスタの出力から1バイトを単位とするデータをラッ
チして出力するラッチ回路(5、8)と、前記第2のA
1バイト検出論理回路の検出出力により前記第1及び第
2のシフトレジスタに入力するSDH信号の入力順序を
切り換える切替回路(1ビットシフト回路、例えば1ビ
ット遅延回路1等)とを有する。
【0010】また、本発明のフレーム同期回路は、入力
データに対して選択信号により1ビット遅れたデータを
出力できる遅延回路と、入力クロックを1/2に分周す
る分周回路と、前記遅延回路の出力信号を入力して、前
記分周回路の分周クロック信号を用いてデータを順次シ
フトする第1及び第2のシフトレジスタ回路と、前記分
周回路の分周クロック信号を入力としてカウント動作
し、また、セット信号によりカウンタを所定値にセット
することができるカウンタ回路と、前記第1及び第2の
シフトレジスタの出力信号から互いに1ビットずれた所
定ビット数のデータを入力してSDHフレームのA1バ
イトを検出し、それぞれの検出出力を前記遅延回路の選
択信号及び前記カウンタ回路のセット信号として出力す
るA1バイト検出回路と、前記第1及び第2のシフトレ
ジスタの出力を入力し、前記カウンタ回路の出力信号で
ラッチを行う第1及び第2のラッチ回路とを有する。
【0011】そして、前記第1のシフトレジスタは、分
周クロック信号の立ち下がりで入力データをラッチし、
ラッチ時点から次の分周クロック信号の立ち上がりま
で、信号を保持する第1のフリップフロップと、分周ク
ロック信号の立ち上がりで入力データをラッチして、ラ
ッチ時点から分周クロック信号の次の立ち上がりまでデ
ータを保持する第2ないし第4のフリップフロップで構
成され、前記第2のシフトレジスタは、分周クロック信
号の立ち上がりで入力データをラッチして、ラッチ時点
から分周クロック信号の次の立ち上がりまでデータを保
持する第1ないし第5のフリップフロップで構成され
る。
【0012】前記A1バイト検出回路は、前記第1のシ
フトレジスタの前記第1ないし第4のフリップフロップ
の出力と前記第2のシフトレジスタの前記第1ないし第
4のフリップフロップの出力を入力とし前記選択信号を
出力する第1の論理ゲート回路と、前記第1のシフトレ
ジスタの前記第1から第4のフリップフロップの出力と
前記第2のシフトレジスタの前記第2から第5のフリッ
プフロップの出力を入力とし前記セット信号を出力する
第2の論理ゲート回路とを有する。
【0013】前記遅延回路は、SDH信号を入力しSD
Hのクロック信号でラッチを行う第1のフリップフロッ
プと、第1のフリップフロップの出力信号を入力し前記
クロック信号でラッチを行う第2のフリップフロップ
と、選択信号が一旦入力されると出力が常にオンになる
フリップフロップと、前記フリップフロップの出力によ
り、前記第1のフリップフロップの出力信号又は前記第
2のフリップフロップの出力信号を選択して出力するセ
レクタ回路とを有する。
【0014】(作用)並列の2つのシフトレジスタに入
力クロックの1/2分周クロックでSTM−N信号をビ
ット毎に交互に入力することにより、同期を成立させる
ためのタイミング回路の動作の時間的余裕を増加させ
る。ここで、2つのシフトレジスタ上でのSTM−N信
号のA1バイトの現れ方は互いに1ビットずれた出力位
置での2通りのパタ―ンとして生じるので、1ビット進
んだ方の出力位置のパターンがでたときは、シフトレジ
スタに入力される信号を、例えば1ビット遅らせること
により1ビット遅れた方の正規のパターンを検出できる
ようにする。以後その検出タイミング(位相)に合わせ
てバイトデータを出力するようにしてフレーム同期をと
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施の形態
のフレーム同期回路を示す図である。
【0016】本フレーム同期回路の全体構成は、STM
−N信号をバイト単位で出力するためのシフトレジスタ
を、2個並列構成とした第1と第2のシフトレジスタ
4、7と、前記各シフトレジスタ4、7にSTM−N信
号を1ビット毎に交互に入力するためのクロックを出力
する1/2分周回路2と、各シフトレジスタ4、7への
STM−N信号の入力順序の切替制御を行う1ビット遅
延回路1と、各シフトレジスタ4、7から並列データを
入力しA1バイトを検出するA1バイト検出回路と、各
シフトレジスタ4、7のSTM−Nデータをバイト単位
で並列に出力するための第1と第2のラッチ回路5、8
と、前記各ラッチ回路5、8のラッチ動作をバイト単位
で行うためクロックを出力する2ビットカウンタ回路3
を備えている。
【0017】次に、本フレーム同期回路の各部の構成及
び動作を説明する。
【0018】1ビット遅延回路1は、STM−N信号と
そのビットレートのクロック信号(STM−Nクロッ
ク)を入力し、第1と第2のシフトレジスタ4、7にS
TM−N信号を出力する。1ビット遅延回路1は、A1
バイト検出回路6が正しくないA1バイトのパターンを
受信したときにオン(例えば、論理”1”)となる後述
のType2信号がオンになると、STM−N信号のビ
ット列をその時点から1ビット(1周期)分遅延して出
力する。
【0019】図2は、前記1ビット遅延回路1の構成例
を示すブロック図である。1ビット遅延回路1は、第1
と第2のD型フリップフロップD−F/F40、41、
RSフリップフロップRS−F/F43及びセレクタ4
2から構成される。STM−Nデータは第1のD−F/
F40に入力されSTM−Nクロックにより第2のD−
F/F41に送られる。RS−F/F43がリセット状
態ではセレクタ42はD−F/F40の出力を選択出力
しており、Type2信号がオンになるとRS−F/F
43がセット状態となり、セレクタ42は以後D−F/
F41の出力信号を選択出力する。このため、Type
2信号がオンになるとD−F/F40の出力に対して1
ビット分遅れたSTM−N信号が出力される。
【0020】第1のシフトレジスタ4及び第2のシフト
レジスタ7は、それぞれ1ビット遅延回路1からのST
M−N信号を、分周回路2からのクロック信号(STM
−Nクロック)を1/2分周したクロックにより、ビッ
ト単位で交互に入力しシフトする。
【0021】A1バイト検出回路6は、各シフトレジス
タ4、7の出力信号をモニタし、A1バイトが検出され
ると検出されたA1バイトのパターンの位相に応じてT
ype1信号とType2信号を出力する。
【0022】2ビットカウンタ回路3は、分周回路2か
らの1/2分周クロックを入力とし2ビットのカウント
(1/4分周)を行い、前記クロック信号の8クロック
毎に1クロックを出力する。また、この動作中、A1バ
イト検出回路6からType1信号のオン状態を入力す
るとカウンタのカウント値を設定値「2」にセットで
き、カウンタのクロック出力の位相を制御できるように
構成されている。
【0023】第1のラッチ回路5及び第2のラッチ回路
8は、それぞれ第1と第2のシフトレジスタ4、7の出
力を2ビットカウンタ回路3のクロック出力でラッチし
1バイト単位でSTM−Nデータを出力する。
【0024】図3は、本実施の形態における第1と第2
のシフトレジスタ4、7、第1と第2のラッチ回路5、
8及びA1バイト検出回路6の構成例を示すブロック図
である。
【0025】第1のシフトレジスタ4は初段のMSM
(マスタースレーブマスタ)型D−F/F10と2段以
降のD−F/F11〜13から構成される。1ビット遅
延回路1の出力信号は1ビットおきにMSM型D−F/
F10に1/2分周クロックの立ち下がりによりラッチ
される。MSM型D−F/F10にラッチされた信号
は、1/2分周クロックの前記立ち下がり後の最初の立
ち上がりのタイミングで2段目のD−F/F11にラッ
チされる。3段目以降のD−F/F12〜13は、順次
前段の信号を前記クロックの立ち上がりのタイミングで
ラッチし信号は後段に送られる。第2のシフトレジスタ
7はD−F/F20〜24から構成される。1ビット遅
延回路1の出力信号は1ビットおきに1/2分周クロッ
クの立ち上がりでD−F/F20にラッチされ、同様に
後段のD−F/F21〜24に順次ラッチされて送られ
る。各シフトレジスタ4、7は8ビットの出力Q0〜Q
7及びQ1〜Q8をA1バイト検出回路6に出力する。
【0026】第1のラッチ回路5は、第1のシフトレジ
スク4の出力を並列に入力するD−F/F14〜17か
ら構成され、第1のシフトレジスク4の出力を2ビット
カウンタ回路3の出力のタイミングでラッチする。同様
に第2のラッチ回路8は、第2のシフトレジスタ7の出
力を並列に入力するD−F/F25〜28から構成さ
れ、第2のシフトレジスタ7のD−F/F21〜24の
出力を2ビットカウンタ回路3の出力のタイミングでラ
ッチする。
【0027】A1バイト検出回路6は、2個のアンドゲ
ート30、31から構成されており、第1のシフトレジ
スタ4及び第2のシフトレジスタの各出力から互いに1
ビットずれた1バイトデータQ0〜Q7及びQ1〜Q8
のビットパターンをそれぞれモニタする。8ビット(1
バイト)出力Q0〜Q7にA1バイトが検出されたとき
はType1信号がオンとなり、また、同出力Q1〜Q
8にA1バイトが検出されたときはType2信号がオ
ンとなる。
【0028】図3から分かるようにバイト単位のデータ
を入出力する第1と第2のラッチ回路5、8はシフトレ
ジスタ4、7の出力Q0〜Q7に接続されており、この
1バイト出力がSTM−N信号の1バイトと一致するタ
イミング(位相)で動作するように同期を確立する必要
があるので、Type1信号がオンになるクロックタイ
ミングが正しい同期タイミングとなる。
【0029】一方、Type2信号がオンになる場合
は、1ビットずれている状態であるから、前記Type
2信号がオンになった場合は、1ビット遅延回路を制御
してその出力STM−Nを1ビット遅延して、シフトレ
ジスタ4、7へのビット列の振り分け順序を切り換える
ことにより、以降、Type1信号がオンになるように
する。
【0030】また、Type1信号がオンになった直後
からの8ビット(1バイト)単位が正しいデータである
から、このオンのタイミングにおいて2ビットカウンタ
値を「2」にセットし、該カウンタが4カウント毎(8
ビット後毎)にカウンタからクロック信号を出力してシ
フトレジスタ4、7の出力Q0〜Q8を第1と第2のラ
ッチ5、8にラッチする。
【0031】以上の動作を図4及び図5を参照してより
具体的に説明する。
【0032】図4は、第1と第2のシフトレジスタ4、
7におけるA1バイトの発生パターンを示すものであ
る。第1と第2のシフトレジスタ4、7は、STM−N
信号の1バイト(8ビット)に対し合計9段のD−F/
F(10〜13及び20〜24)で構成されており、こ
の9段のD−F/F上にはType1及びType2と
して示すような2種類のA1バイトのパターンの何れか
発生される。つまり、A1バイトの8ビットパターン
「11110110」が互いに1ビットずれた出力位置
(Q0〜Q7)又は(Q1〜Q8)の何れかで検出され
る。
【0033】A1バイト検出回路6は、このうち正しい
出力位置(Q0〜Q7)で発生するType1のA1バ
イトを検出するためのアンドゲート30と、第1と第2
のシフトレジスタ4、7へのビット列の入力順序が逆転
し1ビットずれた出力位置Q1〜Q8のType2のA
1バイトを検出するためのアンドゲート31を備えてい
る。
【0034】図5は、入力STM−N信号等のタイムチ
ャートと、第1と第2のシフトレジスタの入力データパ
ターン等を示す図である。同図を参照すると、入力ST
M−N信号及び出力Q0〜Q8は、それぞれバイト単位
(A、B、C、D…)で表示したSTM−N信号のビッ
ト列及びシフトレジスタ4、7の各段のビットの推移を
示している。また、2ビットカウンタ値は、1/2分周
クロックのカウント値を示す。
【0035】A1バイト検出回路6のアンドゲート31
は、上述のように出力Q1〜Q8のビットパターンが
「11110110」となった場合にこれを検出してT
ype2信号をオンとする。Type2信号がオンとな
ると、1ビット遅延回路1の出力データを1ビット分遅
らせる。この結果、第1と第2のシフトレジスタ4、7
には、Type2信号がオンになった直後に直前のデー
タビットと同一データビットが再度入力されることにな
る。このことは図5におけるSTM−N信号の同一ビッ
ト「B:0」として示している。
【0036】STM−N信号が1ビット遅延し結果的に
データ列が1ビット増加すると、第1と第2のシフトレ
ジスタ4、7へのデータの入力順序は逆になるから、図
4からも分かるようにように数ビット経過すると正しい
A1バイトがアンドゲート30により検出されるように
なり、このときType1信号はオンとなる。このTy
pe1信号の出力時に2ビットカウンタ回路3の値を
「2」にセットその出力のタイミング(位相)を決定す
る。2ビットカウンタ回路3は、カウント値「1」から
「2」に変化したときに第1と第2のラッチ回路5、8
にラッチ用のクロック信号を出力する。第1と第2のラ
ッチ回路5、8はこのクロック信号により第1と第2の
シフトレジスタ4、7の出力をラッチしてバイト単位の
データを出力する。以降、2ビットカウンタ回路3の出
力により第1と第2のシフトレジスタ4、7には正しい
入力順序でSTM−N信号が入力され、第1と第2のラ
ッチ回路5、8からバイト単位の位相がそろったSTM
−Nバイト信号が出力される。
【0037】次に、図6は、本発明においてより高速動
作を可能とする他の実施の形態を示す図である。
【0038】本実施の形態は、A1バイト検出回路6の
Type1信号の出力回路の改良構成を提供するもので
ある。A1バイトを検出するアンドゲート30の出力に
より直接2ビットカウンタ回路3の設定値をセットする
構成はタイミング設計等が困難であるので、本実施の形
態においては、アンドゲート30の出力部にD−F/F
32を挿入し、Type1信号のオン出力を1/2分周
クロックにより動作するD−F/F32に一旦ラッチし
て出力するように構成する。このようにすると2ビット
カウンタ回路3の値をセットするタイミングが1/2分
周クロックにより決定されるため、タイミング設計が簡
単になるとともにより高速動作に対応できるようにな
り、高速のSTM−64の信号に対する好適なフレーム
同期を実現することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、並列シフトレジスタを
用いることにより、同期確立のためのタイミング動作の
時間的余裕を確保することが可能である。つまり、同期
検出及びカウンタ回路の制御タイミングの設定を簡素化
でき高速でも安定して動作するフレーム同期回路を構成
することができる。
【0040】このため、STM−64のような高速SD
H信号においても少ないハードウェアで同期を確立でき
るフレーム同期回路を構成することができる。
【0041】本発明によりSDH同期回路を構成するこ
とによりSTM−16までの信号に対して安定した同期
確立が実現でき、且つ消費電力も1.5W以下に押さえ
ることができる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】本実施の形態の1ビット遅延回路の詳細な構成
例を示す図である。
【図3】本実施の形態のシフトレジスタ、ラッチ回路及
びA1バイト検出回路の詳細な構成例を示す図である。
【図4】第1及び第2のシフトレジスタにおけるA1バ
イトのパターンを示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の動作を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図7】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 1ビット遅延回路 2 分周回路 3 2ビットカウンタ回路 4 第1のシフトレジスタ 5 第1のラッチ回路 6 A1バイト検出回路 7 第2のシフトレジスタ 8 第2のラッチ回路 10〜17、20〜28、32 D型フリップフロップ
(D−F/F) 30、31 アンドゲート 40、41 D型フリップフロップ(D−F/F) 42 セレクタ 43 RSフリップフロップ(RS−F/F) 50 シフトレジスタ 51〜58、62、71〜78 フリップフロップ 61 インバータ 81〜82 アンドゲート 83 セレクタ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SDH信号を1ビット毎に交互に入力す
    る第1及び第2のシフトレジスタと、前記1及び第2の
    シフトレジスタの各出力の互いに1ビットずれた1バイ
    ト分の出力を入力としそれぞれからA1バイトを検出す
    る第1及び第2のA1バイト検出論理回路と、前記第1
    のA1バイト検出論理回路の検出出力に同期して前記第
    1及び第2のシフトレジスタの出力から1バイトを単位
    とするデータをラッチして出力するラッチ回路と、前記
    第2のA1バイト検出論理回路の検出出力により前記第
    1及び第2のシフトレジスタに入力するSDH信号のデ
    ータ入力順序を切り換える切替回路とを有することを特
    徴とするフレーム同期回路。
  2. 【請求項2】 前記切替回路は、前記第2のA1バイト
    検出論理回路の検出出力により前記SDH信号を1ビッ
    トシフトする1ビットシフト回路を有することを特徴と
    する請求項1記載のフレーム同期回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のA1バイト検出論理回路の検
    出出力を所定値のセット入力とし、SDH信号の1バイ
    ト周期で前記ラッチ回路のラッチを制御するカウンタ回
    路を有することを特徴とする請求項1記載のフレーム同
    期回路。
  4. 【請求項4】 入力データに対して選択信号により1ビ
    ット遅れたデータを出力できる遅延回路と、入力クロッ
    クを1/2に分周する分周回路と、前記遅延回路の出力
    信号を入力して、前記分周回路の分周クロック信号を用
    いてデータを順次シフトする第1及び第2のシフトレジ
    スタ回路と、前記分周回路の分周クロック信号を入力し
    てカウント動作し、また、セット信号によりカウンタを
    所定値にセットすることができるカウンタ回路と、前記
    第1及び第2のシフトレジスタの出力から互いに1ビッ
    トずれた所定ビット数のデータを入力してSDHフレー
    ムのA1バイトを検出し、それぞれの検出出力を前記遅
    延回路の選択信号及び前記カウンタ回路のセット信号と
    して出力するA1バイト検出回路と、前記第1及び第2
    のシフトレジスタの出力を入力し前記カウンタ回路の出
    力信号でラッチを行う第1及び第2のラッチ回路とを有
    することを特徴とするフレーム同期回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のシフトレジスタは、分周クロ
    ック信号の立ち下がりで入力データをラッチし、ラッチ
    時点から次の分周クロック信号の立ち上がりまで信号を
    保持する第1のフリップフロップと、分周クロック信号
    の立ち上がりで入力データをラッチして、ラッチ時点か
    ら分周クロック信号の次の立ち上がりまでデータを保持
    する第2ないし第4のフリップフロップで構成され、前
    記第2のシフトレジスタは、分周クロック信号の立ち上
    がりで入力データをラッチして、ラッチ時点から分周ク
    ロック信号の次の立ち上がりまでデータを保持する第1
    ないし第5のフリップフロップを有することを特徴とす
    る請求項4記載の同期回路。
  6. 【請求項6】 前記A1バイト検出回路は、前記第1の
    シフトレジスタの前記第1ないし第4のフリップフロッ
    プの出力と前記第2のシフトレジスタの前記第1ないし
    第4のフリップフロップの出力を入力とし前記選択信号
    を出力する第1の論理ゲート回路と、前記第1のシフト
    レジスタの前記第1から第4のフリップフロップの出力
    と前記第2のシフトレジスタの前記第2から第5のフリ
    ップフロップの出力を入力とし前記セット信号を出力す
    る第2の論理ゲート回路とを有することを特徴とする請
    求項5記載のフレーム同期回路。
  7. 【請求項7】 前記遅延回路は、SDH信号を入力しS
    DHのクロック信号でラッチを行う第1のフリップフロ
    ップと、第1のフリップフロップの出力信号を入力し前
    記クロック信号でラッチを行う第2のフリップフロップ
    と、選択信号が一旦入力されると出力が常にオンになる
    フリップフロップと、前記フリップフロップの出力によ
    り、前記第1のフリップフロップの出力信号又は前記第
    2のフリップフロップの出力信号を選択して出力するセ
    レクタ回路とを有することを特徴とすることを特徴とす
    る請求項4記載のフレーム同期回路。
  8. 【請求項8】 前記A1バイト検出回路は、前記第2の
    論理ゲート回路の出力を前記分周回路の分周クロックに
    よりラッチを行うフリップフロップを有することを特徴
    とする請求項6記載のフレーム同期回路。
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