JP2970602B2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2970602B2 JP9167097A JP16709797A JP2970602B2 JP 2970602 B2 JP2970602 B2 JP 2970602B2 JP 9167097 A JP9167097 A JP 9167097A JP 16709797 A JP16709797 A JP 16709797A JP 2970602 B2 JP2970602 B2 JP 2970602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばチップ抵抗
基板(以下、「基板」と称する。)を供給マガジンから
レーザトリミング装置の載置台に供給し、この載置台上
の処理済みの基板(以下、「処理後基板」と称する。)
を収納マガジンに収納する基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の基板搬送装置には、所
定の回路特性や回路定数を得るために使用され、絶縁基
板上のチップ抵抗をレーザ光によって切削するレーザト
リミング装置に対し、基板を供給するハンド付きの基板
搬送装置が知られている。
【0003】この基板搬送装置は、未処理基板(処理前
基板)を収納する供給マガジンおよび処理後基板を収納
する収納マガジンを有している。これら両マガジンは、
チップ抵抗等を基板上に作成する前工程,レーザ光によ
ってチップ抵抗等にトリミング処理を施す加工処理工程
およびこの加工処理工程の後工程を含む自動化ライン上
で一直線上(一次元的)に配設されている。
【0004】このような基板搬送装置によってレーザト
リミング装置の載置台上に供給された未処理基板は、基
板上に配置されたチップ抵抗等の加工位置を確定するた
めに、載置台上の基準コーナーベアリング機構部によっ
て基板位置決め完了位置に位置補正された後、レーザト
リミング装置の加工ステージ上に搬送され処理される。
そして、処理後基板は、その平面位置を保持したまま基
板位置決め完了位置(処理後基板の基板収納位置)に戻
ってくる。
【0005】このため、載置台上での基板の供給時の位
置と処理後の位置とは、加工処理に先立って基準コーナ
ーベアリング機構部によって位置補正されたX軸方向お
よびY軸方向へのシフト分だけ互いに二次元的にずれて
いることになる。
【0006】この二次元的なシフト量に合わせて二つの
基板把持位置にハンドを移動操作するために、従来より
図9に示すように供給側および収納側にそれぞれ基板搬
送装置を備えた二ハンド方式によるものが採用されてい
る。
【0007】このような基板搬送装置の動作は、次に示
すようにして行われる。すなわち、供給マガジン1から
未処理の基板23を供給側の搬送装置30の搬送アーム
3fに取り付けられているハンド4aによって吸着し、
搬送アーム3fを上下移動させる搬送アーム上下駆動手
段12によって供給マガジン1から基板23を取り出
し、載置台22の真上に旋回した後、搬送アーム上下駆
動手段12によって供給搬送アームを下降させ、基板2
3の吸着を解除して基板23を載置台22上に載置す
る。
【0008】次に、処理前の基板23の加工位置を確定
するために、載置台22上で基準コーナー位置合わせ方
式により基板23の位置決めを行う。この位置合わせに
つき、図10を用いて説明すると、同図に破線で示す基
板供給位置23aに供給された基板23は、X軸方向に
位置決めするためのベアリング32,33およびY軸方
向に位置決めするためのベアリング34に基板23の二
辺部が当接して位置補正される。
【0009】これにより、基板23の位置は、基板供給
位置23aからX軸方向およびY軸方向にそれぞれΔ
X,ΔYだけ移動した同図に実線で示す基板収納(処理
後)位置23bとなる。
【0010】この平面位置を保持したまま、基板23は
トリミング装置の加工ステージまで搬送され、レーザト
リミング処理が行われた後、基板収納位置23bまで搬
送される。
【0011】したがって、このような供給側の搬送装置
においては、供給マガジン1から基板23を取り出し、
載置台22上の基板位置決め完了位置である基板収納位
置23bに対するシフト量ΔX,ΔYが数mm程度であ
る基板供給位置23aに供給することができるように、
アーム旋回限界点リミット33,34(図9)によって
位置出しが行われるとともに、搬送アーム3fの長さが
決められる。
【0012】一方、収納側の搬送装置31は、処理後の
基板23が搬送されて載置台22上で基板収納位置23
bと同じ位置に戻ってくるので、この基板23を収納マ
ガジン2に収納することができるように、アーム旋回限
界点リミット35、36によって調整され、位置出しが
行われる。
【0013】すなわち、図9において、X軸方向および
Y軸方向へのそれぞれシフト量ΔX,ΔYを調整するこ
とができるように搬送装置31による位置出しおよび搬
送アーム3eの長さが決められる。なお、図9におい
て、符号7および8はそれぞれ搬送装置31の前方端位
置と後方端位置である。また、図10において、符号3
6および37はそれぞれ基準コーナーベアリング機構部
を構成するY軸ステージとX軸ステージである。図11
に従来の基板搬送装置の動作フローを示す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の基板
搬送装置においては、ハンドによる基板把持位置を補正
する機能を備えておらず、このため供給側および収納側
にそれぞれ搬送装置30,31が設置されていた。すな
わち、一方の搬送装置30のハンドが処理前の基板23
を把持して供給マガジンと載置台間を移動し、他方の搬
送装置31のハンドが処理後の基板23を把持して移動
していた。
【0015】この結果、載置台22上の基板23を受け
渡しする際に供給側のハンドと収納側のハンドとが互い
に機械的に干渉することから、この干渉を回避する手段
として各ハンドの動作タイミングをずらす必要が生じ、
ハンドリング操作に多大の時間を要するという問題があ
った。
【0016】また、二ハンド方式によるハンドリング操
作は、配線等が複雑になり、コスト高になるという問題
もあった。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ハンドリング操作時間を短縮することができる
とともに、コストの低廉化を図ることができる基板搬送
装置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の基板搬送装置は、処理前・
後の基板を把持するハンド付きの搬送アームを有し、基
板供給マガジンと基板中継載置面間および基板中継載置
面と基板収納マガジン間を移動する把持機構と、この把
持機構に配設された、一方の軸方向に搬送アームを変位
操作する第一駆動機構と、他方の軸方向に搬送アームを
変位操作する第二駆動機構とからなり、搬送アームを基
板中継載置面と同一の平面内で互いに直角な二軸方向に
変位操作して基板把持位置を補正する補正機構とを備え
た構成としてある。
【0019】したがって、基板中継載置面上の処理後基
板を収納マガジンに搬送するに祭し、単一のハンドによ
って処理後基板が基板中継載置面上に処理前基板を供給
する位置と同一の位置で把持される。
【0020】この場合、基板把持位置の補正時に第一駆
動機構によって搬送アームが一方の軸方向に変位し、ま
た第二駆動機構によって搬送アームが他方の軸方向に変
位する。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の基
板搬送装置において、第一駆動機構および第二駆動機構
のうち少なくとも一方の駆動機構が搬送アームに回動力
を付与する回動機構からなる構成としてある。したがっ
て、基板把持位置の補正時に第一駆動機構および第二駆
動機構のうち少なくとも一方の駆動機構によって搬送ア
ームが回動する。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1記載の基
板搬送装置において、第一駆動機構および第二駆動機構
のうち少なくとも一方の駆動機構が搬送アームに進退力
を付与する直線移動機構からなる構成としてある。した
がって、基板把持位置の補正時に第一駆動機構および第
二駆動機構のうち少なくとも一方の駆動機構によって搬
送アームが一方の軸方向に直線移動する。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項3記載の基
板搬送装置において、搬送アームが、アーム旋回初期位
置とアーム旋回完了位置を決定するためのアーム旋回位
置検出部材を介して直線移動機構に回動自在に連結され
ている構成としてある。したがって、基板把持位置の補
正時に直線移動機構によって搬送アームがアーム旋回位
置検出部材を介し回動する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1(a)および(b)は本
発明の第一実施形態に係る基板搬送装置の要部を示す平
面図と側面図、図2は同じく本発明の第一実施形態に係
る基板搬送装置の全体を示す斜視図、図3は本発明の第
一実施形態に係る基板搬送装置における供給マガジンと
基板中継載置面間および基板中継載置面と収納マガジン
間の基板搬送を説明するために示す斜視図、図4は本発
明の第一実施形態に係る基板搬送装置の基板把持位置補
正を説明するために示す平面図で、同図において図9と
同一または同等の部材については同一の符号を付す。同
図において、符号100で示す基板搬送装置は、把持機
構101および補正機構102を備え、供給マガジン1
と基板中継載置面22間および基板中継載置面22と収
納マガジン2間を移動する。
【0025】把持機構101は、平行クランク機構から
なり、取付ベース53に駆動自在に配設され、かつ補正
機構102に回動力伝達機構(図示せず)を介して連結
されている。この把持機構101は、処理前・処理後の
基板23を把持するハンド4付きの搬送アーム3を有し
ている。把持機構101のハンド4には、基板23を吸
着する吸着リップ58aが取り付けられている。
【0026】補正機構102は、回動力伝達機構(図示
せず)に回動力(図1において、搬送アーム3がD方向
にΔθ量回動する)を付与する駆動軸69を有する第一
駆動機構としてのエアシリンダ52と、取付ベース53
(支柱66)に進退力を付与するプッシャー67を有す
る第二駆動機構としてのエアシリンダ65とからなり、
基板搬送装置本体(搬送アーム上下駆動手段12等を含
む)に配設されている。
【0027】これにより、搬送アーム3を基板中継載置
面22と同一の平面内で互いに直角な二軸方向にそれぞ
れΔY,ΔXだけ変位操作して基板23に対する把持位
置が補正される。補正機構102の両エアシリンダ5
2,65は、それぞれがサーボ制御装置51,64によ
って駆動制御される。また、図2において、符号19は
本実施形態の工程動作,この工程動作の前後動作および
トリミング装置との連係動作を制御するシステム制御装
置である。なお、搬送装置100の移送機構および搬送
アームの旋回機構等についての説明は省略する。
【0028】次に、本発明の第一実施形態に係る基板搬
送方法について説明する。先ず、前方端位置8に位置付
けられている搬送装置100の搬送アーム3(ハンド
4)によって供給マガジン1から処理前の基板23を取
り出す。
【0029】次に、搬送アーム3を供給マガジン1の上
方位置から図3に示すように供給経路9に沿って載置台
22(矢印Aで示す方向に回転するターンテーブル)上
の基板供給位置23a上方位置まで旋回操作し、この位
置で搬送アームと共にハンド4を下降操作し、ハンド4
による基板23の吸着を解除して載置台22上の基板供
給位置23aに基板23を供給する。そして、ハンド4
(搬送アーム3)を上昇操作して停止させ、処理後の基
板23が搬送されるまで待機させる。
【0030】この後、載置台22上に供給された基板2
3を図10に示すように基板収納位置23bに位置決め
すると、基板収納位置23bに保持したままレーザトリ
ミング装置の加工ステージに搬送する。
【0031】そして、基板処理後に基板23を搬送して
基板収納位置23bに戻す。この間、搬送装置32のハ
ンド4は、収納時の位置と供給時の位置とが同じ位置関
係で吸着することができるようにハンド4の位置補正が
行われる。
【0032】この位置補正につき、図1,図4および図
5(a),(b)を用いて説明する。先ず、サーボ制御
装置51からエアシリンダ52に搬送アーム3をΔθだ
け回転操作する回転位置決め指令が出力される。このΔ
θの回転は、Y軸方向のシフト量が供給時のΔYのシフ
ト量となるように設定されている。
【0033】次に、エアシリンダ52が回転すると、搬
送アーム3が駆動軸69を介して回転中心61の回りに
回転力を受け、二点鎖線で示す位置まで移動する。この
とき、ハンド4が平行運動してY軸方向にΔYだけ移動
する。
【0034】また、サーボ制御装置64からエアシリン
ダ65等を介して取付ベース53にX軸方向にΔXだけ
移動操作する位置決め指令が出力され、取付ベース53
と一体に移動するハンド4がΔXだけ移動する。
【0035】このように、処理後の基板23の収納動作
に先立って、ハンド4のX軸方向およびY軸方向へのそ
れぞれΔX,ΔYの位置補正が行われるため、基板23
の収納動作が確実に行われる。
【0036】そして、ハンド4を前方端位置8で搬送ア
ーム3と共に下降操作し、吸着リップ58aによって処
理後の基板23を吸着した後に上昇して位置補正前の状
態に戻し、後方端位置7に後退操作して停止させる。
【0037】さらに、ハンド4を図3に示すように収納
経路10に沿って搬送アーム3と共に収納マガジン2の
方向に旋回操作し、収納マガジン2の上方位置で停止さ
せた後、収納マガジン2に向かって下降操作し、処理後
の基板23の吸着を解除して基板23を収納マガジン2
に収納する。
【0038】この後、ハンド4を上昇操作し、載置台2
2上の基板23の供給・収納位置まで戻すと、搬送装置
32を前進操作して前方端位置8で停止させ、次の供給
指令が出力されるまで待機させる。図6に本発明の第一
実施形態に係る基板搬送装置の動作フローを示す。
【0039】本実施形態においては、ハンド4のY軸方
向の補正が図4に示すようにX軸を境にして一方側で行
う例を示したが、本発明はこれに限定されず、他方側で
行うものでもよく、すなわち要するにX軸に関して対称
な位置で行われるものであればよい。
【0040】次に、本発明の第二実施形態に係る基板搬
送装置につき、図7を用いて説明する。図7は本発明の
第二実施形態に係る基板搬送装置(補正機構)を示す平
面図で、同図において取付ベースについては同一の符号
を付す。同図において、符号200で示す基板搬送装置
は、把持機構101(図7に図示せず)および補正機構
201を備え、基板搬送装置100と同様に供給マガジ
ン1と基板中継載置面22間および基板中継載置面22
と収納マガジン2間を移動する。
【0041】補正機構201は、搬送アーム3にアーム
旋回位置検出部材75を介して回動力を付与するロッド
73を有する直線移動機構としてのエアシリンダ72
と、取付ベース53(支柱66)に進退力を付与するロ
ッド81を有する直線移動機構としてのエアシリンダ8
0とからなり、基板搬送装置本体(搬送アーム上下駆動
手段12等を含む)に配設されている。
【0042】これにより、搬送アーム3を基板中継載置
面22と同一の平面内で互いに直角な二軸方向にそれぞ
れΔY,ΔXだけ変位操作して基板23に対するハンド
4による把持位置が補正される。この場合、Y軸方向変
位ΔYは、ロッド73の移動によるアーム旋回位置検出
部材75の矢印D方向への回動によって得られる。
【0043】エアシリンダ72,80は、エア源71に
接続されており、それぞれがY軸方向とX軸方向への基
板把持位置の補正を行う。アーム旋回位置検出部材75
は、アーム旋回初期位置を決定するための第一ドグ75
aおよびアーム旋回完了位置を決定するための第二ドグ
75bを有している。
【0044】第一ドグ75aは、基板中継載置面22の
上方位置(基板供給・収納位置)を検出する。第二ドグ
75bは、供給マガジン1から基板23を取り出すため
の位置および収納マガジン2へ基板23を収納するため
の位置を検出する。
【0045】このように構成された基板搬送装置におい
ては、基板23を供給マガジン1から取り出して基板中
継載置面22上に供給し、次に図8(a)および(b)
に示すように搬送アーム3(ハンド4)を移動操作して
補正した後、ハンド4によって基板中継載置面22上の
処理後の基板23を吸着して収納マガジン2に収納す
る。
【0046】この場合、ハンド4のY軸方向位置補正
(Y軸方向の基板把持位置補正)は、エアシリンダ72
のロッド73で第一ドグ75aを押圧して図7に示す矢
印D方向に回動操作することにより、ハンド4をY軸方
向にΔYだけ移動操作して行われる。
【0047】また、ハンド4のX軸方向位置補正(X軸
方向の基板把持位置補正)は、エアシリンダ80のロッ
ド81で取付ベース53を押圧することにより、ハンド
4をX軸方向にΔXだけ移動操作して行われる。これに
より、処理後の基板23は、ハンド4による収納時に供
給時の吸着位置と同じ位置で吸着が可能となる。
【0048】なお、本実施形態において、搬送アーム3
のY軸方向の補正は、搬送アーム3を回動操作すること
により行う場合を説明したが、取付ベース53をY軸方
向に移動操作するものでもよい。また、X軸方向の位置
補正は、搬送アーム3を回動操作しても同様の効果を奏
する。
【0049】さらに、各実施形態においては、搬送アー
ム3が吸着手段によって基板23を把持する場合につい
て説明したが、供給マガジン1から基板23を取り出し
て基板中継載置面22上に供給し、この基板中継載置面
22上の処理後の基板23を把持し収納マガジン2に収
納することができる手段であれば、吸着手段に限定され
るものではなく、他の手段(摘まみ、すくい、握り、受
け等によるもの)でも勿論よい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
理前・後の基板を把持するハンド付きの搬送アームを有
し、基板供給マガジンと基板中継載置面間および基板中
継載置面と基板収納マガジン間を移動する把持機構と、
この把持機構に配設され、搬送アームを基板中継載置面
と同一の平面内で互いに直角な二軸方向に変位操作して
基板把持位置を補正する補正機構とを備えたので、基板
中継載置面上の処理後基板を収納マガジンに搬送するに
祭し、単一のハンドによって処理後基板が基板中継載置
面に処理前基板を供給する位置と同一の位置で把持され
る。
【0051】したがって、従来のように二つのハンド
(搬送装置)を用いてこれら各ハンドの動作タイミング
をずらす必要がないから、ハンドリング操作時間を短縮
することができ、コストの低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係る基板搬送装置の要部を示す平面図と側面図である。
【図2】同じく本発明の第一実施形態に係る基板搬送装
置の全体を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係る基板搬送装置にお
ける供給マガジンと基板中継載置面間および基板中継載
置面と収納マガジン間の基板搬送を説明するために示す
斜視図である。
【図4】本発明の第一実施形態に係る基板搬送装置の基
板把持位置補正を説明するために示す平面図である。
【図5】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係る基板搬送装置の補正機構の動作を示すフロー図であ
る。
【図6】本発明の第一実施形態に係る基板搬送装置の動
作を示すフロー図である。
【図7】本発明の第二実施形態に係る基板搬送装置を示
す平面図である。
【図8】(a)および(b)本発明の第二実施形態に係
る基板搬送装置の補正機構の動作を示すフロー図であ
る。
【図9】従来の基板搬送装置を示す斜視図である。
【図10】基板中継載置面上での位置決めについて説明
するために示す平面図である。
【図11】従来の基板搬送装置の動作を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
1 供給マガジン 2 収納マガジン 3 搬送アーム 4 ハンド 22 基板中継載置面 52,65 エアシリンダ 100 基板搬送装置 101 把持機構 102 補正機構

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理前・後の基板を把持するハンド付き
    の搬送アームを有し、基板供給マガジンと基板中継載置
    面間および基板中継載置面と基板収納マガジン間を移動
    する把持機構と、 この把持機構に配設された、一方の軸方向に前記搬送ア
    ームを変位操作する第一駆動機構と、他方の軸方向に前
    記搬送アームを変位操作する第二駆動機構とからなり、
    前記搬送アームを前記基板中継載置面と同一の平面内で
    互いに直角な二軸方向に変位操作して基板把持位置を補
    正する補正機構とを備えたことを特徴とする基板搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記両駆動機構のうち少なくとも一方の
    駆動機構が前記搬送アームに回動力を付与する回動機構
    からなることを特徴とする請求項1記載の基板搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記両駆動機構のうち少なくとも一方の
    駆動機構が前記搬送アームに進退力を付与する直線移動
    機構からなることを特徴とする請求項1または2記載の
    基板搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送アームが、アーム旋回初期位置
    とアーム旋回完了位置を決定するためのアーム旋回位置
    検出部材を介して前記直線移動機構に回動自在に連結さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の基板搬送装
    置。
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