JP2970394B2 - 直交変調装置 - Google Patents

直交変調装置

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JP2970394B2 JP6082292A JP8229294A JP2970394B2 JP 2970394 B2 JP2970394 B2 JP 2970394B2 JP 6082292 A JP6082292 A JP 6082292A JP 8229294 A JP8229294 A JP 8229294A JP 2970394 B2 JP2970394 B2 JP 2970394B2
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/20Modulator circuits; Transmitter circuits
    • H04L27/2032Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner
    • H04L27/2053Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases
    • H04L27/206Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases using a pair of orthogonal carriers, e.g. quadrature carriers
    • H04L27/2064Modulator circuits; Transmitter circuits for discrete phase modulation, e.g. in which the phase of the carrier is modulated in a nominally instantaneous manner using more than one carrier, e.g. carriers with different phases using a pair of orthogonal carriers, e.g. quadrature carriers using microwave technology

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  • Amplitude Modulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直交変調装置に係り、特
に準マイクロ波帯域のような高周波数帯域の信号位相を
変調する場合に適用して好適なディジタル通信用の直交
変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の直交変調装置の一例の回
路図を示す。同図中、プリント配線板50には、90度
移相回路51と、ダイオード52a、53a、高インピ
ーダンス線路54a及び55aなどからなる第1のミキ
サ56aと、ダイオード52b、53b、高インピーダ
ンス線路54b及び55bなどからなる第2のミキサ5
6bと、平衡−不平衡変換回路57a、57bと信号合
成用抵抗58などの回路素子が搭載され、また、搬送波
入力端子59と第1のミキサ56aに接続された変調信
号入力端子60a及び61aと、第2のミキサ56bに
接続された変調信号入力端子60b及び61bと、抵抗
58の両端に接続された出力端子62が設けられてい
る。
【0003】この直交変調装置はダイオード型変調装置
と称され、入力端子59より入力された搬送波は90度
移相回路51により互いに位相が90度異なる2種類の
搬送波とされ、一方の搬送波は第1のミキサ56aに供
給されて入力端子60a及び61aより入力された互い
に逆相の第1の変調信号と乗算され、他方の搬送波は第
2のミキサ56bに供給されて入力端子60b及び61
bより入力された互いに逆相の第2の変調信号と乗算さ
れる。第1及び第2のミキサ56a及び56bより取り
出された第1及び第2の乗算出力は、トランス57a、
57bを通して抵抗58で合成された後、出力端子62
より直交変調波として出力される。
【0004】しかし、この従来の直交変調装置は、+
20dB 程度の高い搬送波入力レベルが必要、漏
洩搬送波と出力信号との差が−20dB程度しかとれな
い、90度移相回路51の構成が難しい、帯域が狭
い、大きい容積が必要で装置が大型化する、などの問
題がある。
【0005】そこで、従来はこのダイオード型変調装置
の問題を解決するために、直交変調装置を半導体集積回
路で構成する方法がとられている。例えば、米国の電気
電子技術者協会(IEEE)の1992年発行の学会
誌、バイポーラ・サーキッツ・アンド・テクノロジー・
ミーティング3.2の59ページ〜62ページに記載さ
れた論文「ディジタル・セルラー通信のためのQPSK
変調装置」には、図11の回路系統図に示す如き直交変
調装置が開示されている。
【0006】同図に示すように、この従来の直交変調装
置では、局部発振信号LO1を移相器65により互いに
位相が90度異なる第1及び第2の信号とした後、第1
の信号はミキサ66に供給して互いに逆相の同相信号I
と乗算し、第2の信号はミキサ67に供給して互いに逆
相の直交信号Qと乗算し、それぞれの乗算出力信号を合
成アンプ68に供給して合成することによりQPSK変
調波を得る。このQPSK変調波は、帯域フィルタ特性
を有する濾波回路69により必要な周波数成分のみ濾波
された後、ミキサ70に供給されて局部発振信号LO2
と周波数変換されることにより準マイクロ波帯の信号と
され、更に出力アンプ71、平衡−不平衡変換回路72
をそれぞれ介して出力される。
【0007】
【0008】
【0009】 一方、ガリウム砒素のような化合物半導
体で集積回路化した直交変調装置も従来より知られてい
る(例えば、K.Yamamoto他、”A 1.9−
GHz−Band GaAs Direct−Quad
rature Modulator IC with
a Phase Shifter”,IEEE JOU
RNAL OF SOLID−STATE CIRCU
ITS”,VOL.28,NO.10,OCTOBER
1993,pp.994−1000)。
【0010】 図12は上記の文献に開示されている、
化合物半導体で集積回路化した直交変調装置の回路図を
示す。この従来装置は、90度移相回路91、増幅回路
92、ミキサ93及び94より構成されている。増幅回
路92は前段にバイアスキャパシタを有し、ガリウム砒
素からなる電界効果トランジスタを用いた差動増幅回路
が3段縦続接続された構成で、90度移相回路91より
互いに90度位相が異なる搬送波が入力され、これを増
幅してミキサ93、94に供給し、ここで変調信号と乗
算させる。
【0011】 また、従来より、90度移相回路の位相
誤差を補正する方法もいくつか提案されている(例え
ば、特開昭61−238144号、特開平2−1743
43号、特開平4−287542号、各公報)。一例と
して特開平2−174343号公報記載の直交変調装置
のブロック図を図13に示す。この従来の直交変調装置
は図13において、入力端子99より入力された搬送波
信号を分岐回路100で2分岐し、一方はミキサ103
に供給して入力端子101よりの第1の変調信号と乗算
させ、他方は可変移相器105により90度移相させた
後ミキサ104に供給して入力端子102よりの第2の
変調信号と乗算させる。ミキサ103、104の各出力
信号は合成回路108で合成されて出力端子109へQ
PSK変調波として出力される。
【0012】この一般的な構成に加えて上記の従来装置
は、ミキサ103、104に供給されるそれぞれの搬送
波を位相比較器106でそれらの位相差が本来の90度
からどれだけずれているかを検出し、その検出位相差に
応じた信号をループフィルタ107を介して可変移相器
105に制御信号として供給し、可変移相器105の移
相量を、ミキサ103、104の各出力信号の位相差が
90度になるように可変制御する。
【0013】 また、従来、準マイクロ波帯で使用でき
る90度移相器を消費電力の無い受動回路で構成した図
14に示す如き直交変調装置も知られている(1993
年電子情報通信学会春季大会C−80)。この従来の直
交変調装置では、基板111上にインターディジタル型
90度移相器112を設け、この90度移相器112に
より端子113を介して入力される搬送波を互いに位相
が90度異なる第1及び第2の搬送波にして、集積回路
化されている2相変調器114、115にそれぞれ供給
し、ここで端子116、117よりの変調信号で変調さ
せる。この2相変調器114、115の各出力信号は、
基板118上に設けられた合成回路などを介して出力端
子119へ4相位相変調波として出力される。
【0014】この従来の直交変調装置では、インターデ
ィジタル型90度移相器112をアルミナ・セラミクス
基板111上に薄膜回路で形成し、この基板111と基
板118を2相変調器114、115と共に一つのパッ
ケージに組み込むことにより、1.5GHz帯の広帯域
で消費電力の少ない構成とされている。
【0015】 更に、従来、移相回路を受動素子で構成
した準マイクロ波帯で使用される直交変調装置も知られ
ている(特開平5−347529号公報)。図15はこ
の従来の直交変調装置における移相回路の一例の回路図
を示す。同図において、90度移相回路は第1の移相部
121a及び第1の差動増幅回路122aの縦続接続回
路からなる第1の移相回路と、第2の移相部121b及
び第2の差動増幅回路122bの縦続接続回路からなる
第2の移相回路とが入力に対して並列に接続された構成
である。
【0016】移相部121aと121bはそれぞれ二つ
の4端子移相器の直列回路からなり、これらは半導体基
板上に進相素子としてのスパイラルコイルと、遅相素子
としてのMIM(Metal Insulator M
etal)コンデンサとにより形成されている。これら
の移相部121a及び121bは入力端子に互いに逆相
の高周波入力信号RF1及びRF2が入力され、これを
移相してそれぞれ直交するベクトルで表される2種類の
信号S2A及びS2Bと、S4A及びS4Bとを出力す
る。ここで、信号S2A及びS2Bの合成ベクトルS2
と、信号S4A及びS4Bの合成ベクトルS4とはそれ
ぞれほぼ直交するように、移相部121a及び121b
の移相量が設定されている。
【0017】上記の信号S2A及びS2Bと、S4A及
びS4Bは次段の差動増幅回路122a及び122bの
差動対トランジスタのゲートに入力され、ここで差動増
幅されて同相出力端子と反転出力端子にそれぞれ信号V
1A及びV1B、V2A及びV2Bとして出力される。
ここで、出力信号V1A及びV2Aは互いに位相が90
度異なり、また、出力信号V1B及びV2Bも互いに位
相が90度異なる。
【0018】 この従来の移相回路によれば、例えば図
16に示すように、700MHz〜2GHzまでの周波
数範囲の高周波入力信号RF1及びRF2に対し、90
°±2°の精度で位相を合わせた信号V1A(V1B)
とV2A(V2B)を出力することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
装置のうち図11に示した従来装置は、低周波数で変調
した後、ミキサ70で準マイクロ波帯に周波数変換して
いるため、信号源がLO1とLO2の2種類必要で、ま
た、構成が複雑になり、スプリアス雑音が発生するとい
う欠点がある。
【0020】
【0021】 また、図12に示した従来装置は、90
度移相回路91が抵抗とコンデンサとで構成された濾波
回路を利用しているため、出力レベルの不平衡を補正す
るために出力レベルが一定になるような増幅回路92が
必要となり、消費電力が増大するという問題がある。ま
た、化合物半導体の電界効果トランジスタはシリコン・
バイポーラ・トランジスタに比べて高価であるため、装
置全体を高価なものとするという問題もある。
【0022】 図13に示した従来装置は、移相器を可
変移相器105で構成し、位相比較器106で検出した
位相誤差を可変移相器105に帰還することにより、9
0度の移相精度を高める方法をとっている。しかし、こ
の従来装置が記載されている特許公開公報には、可変移
相器105の具体的な記述は無く、この従来装置は準マ
イクロ波帯で使用できるものではない。
【0023】 また、図14に示した従来装置は、消費
電力が少ないものの、基板111上にインターディジタ
ル型90度移相回路112を構成するための薄膜回路の
パターンに高い精度が要求されるため、高価となるう
え、微細なパターンの接続に金等の細線をボンディング
するため手間がかかる。更に、この従来装置では、基板
111及び118や2相変調器114及び115の半導
体集積回路チップをパッケージにろう材で接着するため
手間がかかり、高価であり、また、容積が大きいという
欠点もある。
【0024】 更に、図15に示した従来装置の移相回
路は、半導体集積回路上に構成する場合、スパイラルコ
イルを所望の定数通りに構成する方法が困難であり、試
行錯誤が必要なため設計に時間がかかるという欠点があ
る。また、この従来回路では、スパイラルコイルやMI
M型コンデンサの定数には集積回路個体によるばらつき
が大きいため、求める90度位相差もばらつきが大き
い。更に、この従来回路では、数百nHという定数のス
パイラルコイルを構成するには大きな面積を必要とする
ため、装置全体の容積が大きくなり、また高価であると
いう問題もある。
【0025】 また、この従来装置の移相回路では、図
16に示した特性からわかるように、700MHz〜2
GHzまでの周波数範囲で2度の誤差を有しており、こ
れにばらつきを考慮すると誤差が大きいという欠点もあ
る。また更に、この移相回路の所望の移相が得られる帯
域幅1.3GHzは、準マイクロ波帯での多様な用途を
考える場合、やや不十分な帯域幅である。
【0026】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
準マイクロ波帯のような高周波数帯の広い周波数帯域に
亘って入力レベルが小さく、入力信号の出力端子への回
り込みを小さくすることができる直交変調装置を提供す
ることを目的とする。
【0027】また、本発明の他の目的は、小型で、安価
な構成の直交変調装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、分布結合回路により入力搬送波を位相が互
いに90度異なる第1及び第2の搬送波に分割して出力
する90度移相回路を構成する多層基板と、多層基板上
に配線を介して回路接続され、90度移相回路からの該
第1及び第2の搬送波を外部入力変調信号で変調し、直
交変調された変調波を出力する直交変調回路部を内蔵す
る半導体集積回路と、半導体集積回路及び配線を保護す
る保護手段とを有する構成としたものである。
【0029】 ここで、前記多層基板は、前記半導体集
積回路のパッドと前記90度移相回路の端子とを配線を
介して接続する配線パターンが形成され、かつ、半導体
集積回路が載置固定される領域を有する最上層の第1の
基板と、搬送波入力端子に一端が接続され、かつ、両端
に上層との電気的接続のためのビアホールが穿設された
略U字状の配線パターンが形成されており、上下間の配
線パターンにより分布結合回路を構成する、それぞれ異
なる搬送波入力端子に接続された中間層の複数の第2の
基板と、接地面を形成する最下層の第3の基板とを少な
くとも含むことが、装置の小型化の点で好ましい。
【0030】 また、前記多層基板は、少なくとも前記
半導体集積回路のパッドと前記90度移相回路の端子と
を配線を介して接続する第1の配線パターンと、半導体
集積回路が載置固定される領域と、一端が第1の搬送波
入力端子に第1のビアホールを介して接続され、他端が
ボンディングワイヤを介して前記半導体集積回路の所定
のパッドに接続され、中央部分が細く、かつ、ジグザグ
状に形成された第2の配線パターンと、第2の搬送波入
力端子に第2のビアホールを介して一端が接続され、他
端が細幅で、第2の配線パターンに近接離間して配置さ
れた第3の配線パターンと、一端が細幅で第3の配線パ
ターンの細幅の端部にボンディングワイヤを介して接続
され、かつ、他端が太幅で半導体集積回路の他の所定の
パッドに接続された、第2の配線パターンに近接離間し
て配置された第4の配線パターンとを有し、第2乃至第
4の配線パターンにより側結合型の前記分布結合回路に
よる90度移相回路を構成する上層の第1の基板と、
地面を形成する下層の第2の基板とよりなる構成とする
ことが、装置の低価格化の点で好ましい。
【0031】
【作用】本発明では、90度移相回路を多層基板により
構成し、この多層基板上に直交変調回路部を内蔵する変
調器半導体集積回路が搭載されるため、多層基板と同一
面積内に直交装置全体を作成することができる。また、
多層基板による90度移相回路は分布結合回路による構
成であるため、広い高周波数帯域に亘って90度移相回
路の通過損失と結合量の差及び位相誤差を小とすること
ができる。
【0032】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明になる直交変調装置の第1実施例の斜視図、
図2乃至図5はそれぞれ図1の各層の基板の平面図を示
す。図1に示すように、本実施例は90度移相回路を組
み込んだ多層基板1と、2相変調器を2回路と出力信号
同相合成回路とを組み込んだ変調器半導体集積回路2
と、蓋24とより大略構成されている。
【0033】多層基板1は最上層である第1層の基板1
から最下層の第n層の基板1までの全部でn層から
なる。第1層の基板1は半導体集積回路組み立て層あ
るいは基板と半導体集積回路との接続層であり、図2の
平面図に示すように、矩形の配線パターン3と、その周
囲に点在して形成された島状の配線パターン5と、周縁
に沿って形成された、蓋24をシールするための細幅の
パターン6とが形成され、更に配線パターン3の所定位
置と配線パターン5のそれぞれには下層の基板と電気的
接続を行うためのビアホール4が穿設されている。
【0034】これにより、第1層基板1の配線パター
ン3上には図1に示すように、半導体集積回路2が載置
固定され、半導体集積回路2の端子パッドが対応する配
線パターン3あるいは5に、金などのボンディングワイ
ヤ(配線)7により接続される。
【0035】また、多層基板1の側部及び底部には、搬
送波入力端子8a及び8bと、4つの変調信号入力端子
9a〜9d(図1にはそのうち片側の2つの入力端子9
a及び9bのみが図示されている)と、2つの高周波接
地端子10a及び10b(図1にはそのうち片側の1つ
の接地端子10aのみが図示されている)と、5つの接
地端子11a〜11e(図1にはそのうち2つの接地端
子11b及び11cが図示されている)と、図1には図
示されていない電源端子12と、出力端子13となる各
配線パターンが形成されている。
【0036】なお、図2の第1層の平面図にはビアホー
ル4を介して配線パターン5と接続される上記の各端子
の符号がカッコ内に記載してある。なお、配線パターン
3内のビアホール4を介して接地端子11a〜11eが
接続される。
【0037】多層基板1の中間層であるm番目の基板1
は、図3の平面図に示すように、一端が上記の搬送波
入力端子8aに接続された略U字状の配線パターン14
と、一端が上記電源端子12に接続された配線パターン
15とが形成されている。また、配線パターン14の両
端にはビアホール16が穿設され、また配線パターン1
5の両端にもビアホール17が穿設されている。
【0038】また、多層基板1のm+1番目の基板1
m+1は、図4の平面図に示すように、一端が上記の搬
送波入力端子8bに接続され、かつ、二つのビアホール
19間を接続する配線パターン18が接続される。この
配線パターン18の基板中央部に位置する配線部18a
は基板1の中央部に位置する配線部14aと基板垂直
方向上近接した位置に設けられている。これら配線パタ
ーン14及び18は、それぞれ長さがほぼλ/4の分
布結合回路による90度移相回路を構成している。ここ
で、λは基板の厚さや誘電率で決まる線路上の波長で
あり、一般的には使用する帯域の中心周波数を選ぶ。
【0039】更に、多層基板1の最下層のn番目の基板
は、図5の平面図に示すように、接地端子11a〜
11eにそれぞれ接続された配線パターン20と、前記
各端子8a、8b、9a〜9d、10a、10b、12
及び13に別々に接続されている配線パターン22とが
設けられている。配線パターン20には上層の基板との
電気的接続のためにビアホール21が穿設され、配線パ
ターン22にもそれぞれ上層の基板との電気的接続のた
めにビアホール23が穿設されている。
【0040】上記の各構成の基板1〜1からなる多
層基板1に各端子8a、8b、9a〜9d、10a、1
0b、11a〜11e、12及び13が形成され、ま
た、半導体集積回路2が多層基板1上に搭載され接続さ
れた後に、図1に示す如く蓋24が半導体集積回路2及
びボンディングワイヤ7を保護するために設けられる。
半導体集積回路2及びボンディングワイヤ7を保護する
ためには、蓋24の代わりに樹脂材を塗布するようにし
ても良い。
【0041】かかる構成の本実施例は図6に示す回路図
で表すことができる。同図中、図1乃至図5と同一構成
部分には同一符号を付してある。図6において、半導体
集積回路2は2相変調器を構成するミキサ26a及び2
6bと合成回路27とを有する構成とされている。な
お、図6には便宜上、電源端子12や接地端子11a〜
11eの図示を省略してある。
【0042】 次に、本実施例の動作について図6と共
に説明する。入力端子8a及び8bの一方に搬送波が入
力され、他方は終端抵抗とコンデンサとにより高周波的
終端されている。例えば、入力端子8aを搬送波入力
端子とすると、入力端子8bは終端抵抗とコンデンサを
通して接地面に接続される。入力端子8aから入力され
た搬送波は、前記配線パターン14及び18による分布
結合回路により互いに位相が90度異なる2波に分割さ
れた後、ミキサ26a及び26bにそれぞれ供給され
る。ミキサ26aは入力された第1の搬送波と入力端子
9c及び9dよりの互いに逆相の第1の変調信号と乗算
する。ミキサ26bは第1の搬送波と90度位相の異な
る第2の搬送波と入力端子9a及び9bよりの互いに逆
相の第2の変調信号と乗算する。ここで、ミキサ26
a、26bの搬送波入力端子、ベースバンド入力端子、
出力端子はいずれも差動(バランス)入力、差動出力と
なっている。このうち、搬送波入力信号は、単相(アン
バランス)信号であるため、入力端子は一つのみであ
る。よって、使用しない入力端子10a、10bはコン
デンサを接続し、接地面に接続することにより、高周波
的に接地され、回路の動作を安定させている。
【0043】合成回路27はこれらのミキサ26a及び
26bにより乗算して得られた2相変調波をそれぞれ合
成し、これにより得られた4相の位相変調波を出力端子
13へ出力する。
【0044】図7は本実施例による通過損失と結合損失
の一例の特性図を示す。図7は横軸が周波数、縦軸がゲ
イン及びアイソレーションを示し、中心周波数を2.4
GHzとしたときの搬送波入力端子8a(8b)からミ
キサ26b(26a)の入力端子までの信号伝送路の利
得(通過損失)を曲線I、ミキサ26a及び26bの両
入力端子間のアイソレーション(結合損失)を曲線II、
入力端子8a(8b)からミキサ26a(26b)の入
力端子への信号の結合量を曲線IIIで示す。
【0045】一方、図8は縦軸が本実施例による通過出
力と結合出力との位相差、すなわち、ミキサ26aと2
6bの両入力端子の入力搬送波の位相差を示し、横軸が
周波数を示す。
【0046】図7の曲線IとIIIからわかるように、通
過損失と結合量との差が1dB以下となる周波数帯域幅
は、1.85GHzから3.10GHzまでの1.25
GHzであり、また、このときの通過出力と結合出力と
の位相差の90度からのずれは図8に示すように1度以
下であり、このことから本実施例によれば、広帯域で使
用できる直交変調装置であることがわかる。また、上記
の位相差の90度からのずれが2度以下となる周波数帯
域幅は図8からわかるように、約3GHzであり、従来
に比べかなり広帯域であることがわかる。
【0047】なお、この測定例では結合量の最大を図7
に曲線IIIで示すように約−3.5dB、通過損失量の
最低値を同図に曲線Iで示すように約−3dBとしてい
るが、結合量の最大値と通過損失量の最低値との差を結
合量の最大値の方が大きくなるように1dBとすると、
通過損失と結合量の差が1dB以下となる帯域幅は大き
くなり、1GHz〜3GHzの準マイクロ波帯全域で使
用可能な入力信号の出力端子への回り込みが少ない90
度移相回路を構成することができる。
【0048】また、本実施例は図1からわかるように、
多層基板1により90度移相回路を組み込み、変調器半
導体集積回路2により2相変調器を2回路と出力信号同
相合成回路とを組み込んだ構成としているため、90度
移相回路、変調器半導体集積回路チップ、その他配線を
同一面積内に作成することができ、また多層基板と容器
が一体となり、従来に比べて小型、かつ、安価な構成
で、低消費電力とすることができる。
【0049】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図9は本発明の第2実施例の平面図を示す。本実施
例は90度移相回路を2層基板で構成したもので、第2
層は接地面となるため、配線は第1層にのみ形成され
る。図9はこの第1層の配線パターンを示す。すなわ
ち、第1の基板31上には2相変調器を2回路と出力
信号同相合成回路とを組み込んだ変調器半導体集積回路
32と、矩形の配線パターン33と、その周囲に点在し
て形成された島状の配線パターン34a〜38と、配線
パターン39〜41と、周縁に沿って形成された細幅の
領域43とが形成されている。
【0050】配線パターン33上には図9に示すよう
に、半導体集積回路32が載置固定され、半導体集積回
路32の端子パッドが対応する配線パターン34a〜3
8は、金などのボンディングワイヤ44により接続され
ている。ここで配線パターン34a及び34bは第1の
変調信号入力端子に接続される配線パターン、配線パタ
ーン35a及び35bは第2の変調信号入力端子に接続
される配線パターン、配線パターン36は電源端子に接
続される配線パターン、配線パターン37a及び37b
は高周波接地端子に接続される配線パターン、配線パタ
ーン38は出力端子に接続される配線パターンで、これ
らの配線パターンの基板側端部には黒丸で示す如くビア
ホールが穿設されている。
【0051】また、第1の搬送波入力端子にビアホール
45を介して一端が接続され、他端がボンディングワイ
ヤ46を介して変調器半導体集積回路32の所定の端子
パッドに接続される配線パターン39は、中央部分が細
く、かつ、ジグザグ状に形成されている。一方、第2の
搬送波入力端子にビアホール47を介して一端が接続さ
れる配線パターン40は他端が基板中央部に位置し、か
つ、40aで示す如く細幅とされている。また、配線パ
ターン41の一端は細幅で、かつ、41aで示す如く基
板中央部に位置し、他端が太幅でボンディングワイヤ4
8を介して変調器半導体集積回路32の所定の端子パッ
ドに接続されている。
【0052】また、上記の基板中央部に位置する配線パ
ターン端部40a及び41aはそれぞれボンディングワ
イヤ42を介して接続されている。更に配線パターン4
0及び41はそれぞれ配線パターン39の一部に近接離
間配置されている。これにより、配線パターン39、4
0及び41は側結合型の分布結合回路による90度移相
回路を構成している。
【0053】本実施例も、第1及び第2の搬送波入力端
子のうちの一方が高周波的に接地され、他方の搬送波入
力端子より入力された搬送波が上記の分布結合回路によ
る90度移相回路により互いに位相が90度異なる2種
類の搬送波に分割された後、変調器半導体集積回路32
に供給され、ここで変調された後配線パターン38を介
して出力端子へ直交変調波が出力される。
【0054】なお、図9では便宜上、図示を省略した
が、本実施例も第1層の基板311の表面は変調器半導
体集積回路32や各種配線パターンや配線を保護するた
めに蓋で覆われるか、あるいは樹脂により塗布されるこ
とは勿論である。
【0055】本実施例によれば、配線できる層が1層だ
けであるので、小型化の点では第1実施例より不利であ
るが、基板枚数が1枚でパターン面が表と裏の2面だけ
と少なくて済むため、第1実施例よりも安価に構成する
ことができる。
【0056】 なお、以上の実施例は準マイクロ波帯に
適用するように説明したが、マイクロ波帯に適用するこ
とも可能である。また、本発明は以上の実施例のパター
ンに限定されるものではなく、例えば配線パターン3や
33は矩形のパターンに限定されるものではないことは
勿論である。また、配線パターン14はλ/4の長さ
のパターンを小さな面積に入れようとしているから略U
字状としている。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層基板による90度移相回路を高周波数帯の広帯域に
亘って90度移相回路の通過損失と結合量の差及び位相
誤差が小である分布結合回路による構成としたため、準
マイクロ波帯などの高周波数帯域で、しかも広帯域に亘
って入力レベルが小さく、かつ、入力信号の出力端子へ
の回り込みが少ない直交変調装置を実現することができ
る。
【0058】また、本発明によれば、90度移相回路を
構成する多層基板上に直交変調回路部を内蔵する変調器
半導体集積回路を搭載することにより、多層基板と同一
面積内に直交装置全体を作成するようにしたため、従来
に比べて小型、低価格で、また低消費電力とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】図1の実施例の第1層の平面図である。
【図3】図1の実施例の第m層の平面図である。
【図4】図1の実施例の第m+1層の平面図である。
【図5】図1の実施例の第n層の平面図である。
【図6】図1の実施例の回路図である。
【図7】図1の実施例の通過損失と結合損失の特性図で
ある。
【図8】図1の実施例の通過出力と結合出力との位相差
を示す特性図である。
【図9】本発明の第2実施例の平面図である。
【図10】従来の直交変調装置の一例の回路図である。
【図11】従来の直交変調装置の他の例の回路図であ
る。
【図12】化合物半導体により半導体集積回路化した従
来装置の回路図である。
【図13】位相誤差を補正する手段を有する従来装置の
一例のブロック図である。
【図14】90度移相器を受動回路で構成した従来装置
の一例の構成図である。
【図15】従来装置における受動素子で構成した移相回
路の一例の回路図である。
【図16】図15に示す移相回路の特性図である。
【符号の説明】
1 多層基板 11、311 第1層基板 1m 第m層基板 1m+1 第m+1層基板 1n 第n層基板 2、32 変調器半導体集積回路 3、5、6、14、15、18、20、22、34a、
34b、35a、35b、36、37a、37b、3
8、39〜41 配線パターン 4、16、17、19、23、45、47 ビアホール 8a、8b 搬送波入力端子 9a〜9d 変調信号入力端子 10a、10b 高周波接地端子 11a〜11e 接地端子 12 電源端子 13 出力端子 24 蓋 26a、26b 2相変調器を構成するミキサ 27 合成回路 42、46、48 ボンディングワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 27/00 - 27/38 H01P 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分布結合回路により入力搬送波を位相が
    互いに90度異なる第1及び第2の搬送波に分割して出
    力する90度移相回路を構成する多層基板と、 該多層基板上に配線を介して回路接続され、該90度移
    相回路からの該第1及び第2の搬送波を外部入力変調信
    号で変調し、直交変調された変調波を出力する直交変調
    回路部を内蔵する半導体集積回路と、 該半導体集積回路及び配線を保護する保護手段とを有
    し、前記多層基板は、前記半導体集積回路のパッドと前
    記90度移相回路の端子とを配線を介して接続する配線
    パターンが形成され、かつ、該半導体集積回路が載置固
    定される領域を有する最上層の第1の基板と、搬送波入
    力端子に一端が接続され、かつ、両端に上層との電気的
    接続のためのビアホールが穿設された略U字状の配線パ
    ターンが形成されており、上下間の配線パターンにより
    前記分布結合回路を構成する、それぞれ異なる搬送波入
    力端子に接続された中間層の複数の第2の基板と、接地
    面を形成する最下層の第3の基板とを少なくとも含む
    とを特徴とする直交変調装置。
  2. 【請求項2】 分布結合回路により入力搬送波を位相が
    互いに90度異なる第1及び第2の搬送波に分割して出
    力する90度移相回路を構成する多層基板と、 該多層基板上に配線を介して回路接続され、該90度移
    相回路からの該第1及び第2の搬送波を外部入力変調信
    号で変調し、直交変調された変調波を出力する直交変調
    回路部を内蔵する半導体集積回路と、 該半導体集積回路及び配線を保護する保護手段と を有
    し、前記多層基板は、少なくとも前記半導体集積回路の
    パッドと前記90度移相回路の端子とを配線を介して接
    続する第1の配線パターンと、該半導体集積回路が載置
    固定される領域と、一端が第1の搬送波入力端子に第1
    のビアホールを介して接続され、他端がボンディングワ
    イヤを介して前記半導体集積回路の所定のパッドに接続
    され、中央部分が細く、かつ、ジグザグ状に形成された
    第2の配線パターンと、第2の搬送波入力端子に第2の
    ビアホールを介して一端が接 続され、他端が細幅で、該
    第2の配線パターンに近接離間して配置された第3の配
    線パターンと、一端が細幅で前記第3の配線パターンの
    細幅の端部にボンディングワイヤを介して接続され、か
    つ、他端が太幅で前記半導体集積回路の他の所定のパッ
    ドに接続された、該第2の配線パターンに近接離間して
    配置された第4の配線パターンとを有し、前記第2乃至
    第4の配線パターンにより側結合型の前記分布結合回路
    による90度移相回路を構成する上層の第1の基板と、 接地面を形成する下層の第2の基板とよりなる ことを特
    徴とする直交変調装置。
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