JP2970118B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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裕 谷口
隆行 石原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排水経路に逆流防止装置
を有する食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における食器洗浄機を図2、図3を
参照して説明する。図2は、食器洗浄機の概略構造を示
すもので、1は食器洗浄機本体2内部に配設した略箱状
の洗浄槽で、この洗浄槽1内の洗浄水は、モータ3によ
り回転駆動される洗浄ポンプ4にて残菜フィルター部5
より吸い込まれ、上下の洗浄ノズル6に圧送される。洗
浄ノズル6より勢いよく噴射された洗浄水は、上下のか
ご7に整然と配置した食器8に衝突して洗浄を行う。そ
して、洗浄槽1内の洗浄水は排水ポンプ9により排水経
路10の途中に設けた逆流防止装置11を経て機外へ排
出される。
【0003】図3は、従来の逆流防止装置11の構造を
示すもので、12は、略円筒状のスリーブで弁座部13
を設けてある。14は逆止弁で、支点15を中心に回転
するよう軸16にて、スリーブ12に取り付けられてい
る。
【0004】以上のように構成された従来の逆流防止装
置11において、排水工程では、排水ポンプ9が動作し
て洗浄水を排水経路10側に強制的に流出させるため、
排水経路10に設けたスリーブ12内の逆止弁14は支
点15を中心に回転(二点鎖線で示した部分)し、洗浄
水は排出されることとなる。そして万一排水経路10を
汚水が逆流してきた時は、その流水圧力で逆止弁14を
スリーブ12の弁座部13に押しつけることにより、排
水経路10を遮断して、汚水の逆流を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、逆止弁14をスリーブ12に取り付ける際、逆
止弁14の支点15の穴に軸16を挿入して、それをス
リーブ12に固定しなければならず、非常に複雑な加工
を要していた。また逆止弁14は、支点15を中心に軸
16との間で回転させているため、排水時に軸16部に
排水液に含まれていた残菜がひっかかり易く、もし軸1
6と支点15の間に残菜が侵入した場合は、回転不能に
なるという問題点を有していた。また逆止弁14は軸1
6部に吊着されているだけであり、汚水の逆流圧力が非
常に小さい場合は、逆止弁14の弁座部13への押圧が
なくなり、汚水の逆流を防止することができなくなると
いう問題点も有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、構造が簡単で、容易に加工組み立てができ、しか
も排水液に含まれている残菜の影響をほとんど受けず、
また汚水の逆流圧力が非常に小さくても、汚水の逆流を
防止できる食器洗浄機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の食器洗浄機は、略円筒状で弁座部を有するス
リーブと、円盤状で上部に固定部を設けたゴム製の逆止
弁と、Oリングとで逆流防止装置を構成し、前記スリー
ブは、弁座部の上部及び円筒の外周に溝を設け、上部の
溝には前記逆止弁の固定部を逆止弁が弁座部側へ付勢さ
れるよう挿着し、また外周の溝には、Oリングを取り付
けた逆流防止装置を排水ポンプよりも下流側の排水経路
内に設けた構成を有している。
【0008】
【作用】この構成では、逆止弁に回転軸を設けていない
ため、排水液に含まれる残菜により逆止弁が回転不能に
なることはなく、また逆止弁をゴムで構成し、その固定
部をスリーブに逆止弁が弁座部側に付勢されるよう挿着
しているため、汚水の逆流圧力が小さくても、ゴムの弾
力性により、逆止弁がスリーブの弁座部に押されて密着
するため、汚水の逆流を防止することができる。またス
リーブに逆止弁とOリングとを取り付けた逆流防止装置
を排水経路に設けるだけの簡単な構成であり、容易に加
工組み立てが行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、食器洗浄機の概略構造は従
来と同一のためその説明を省略する。
【0010】図1(a)において、17は排水経路10
内に水平方向に配設した略円筒状のスリーブで、その中
央付近には、弁座部18を設けている。そして弁座部1
8を境に、円筒の約半分を切り欠いた形状としている。
また、弁座部18の上部には、溝A19を、そしてまた
外周部には、溝B20を図のように設けている。一方、
21はゴム製の逆止弁で、図のように略円盤状の形状を
有し、その上部には、固定部22を設けている。23は
Oリングである。図1(b)は、これらの部品を組み立
てた状態を示す断面図で、逆止弁21の固定部22をス
リーブ17の溝A19に横方向から逆止弁21が弁座部
18側へ付勢されるよう挿着し、そしてスリーブ17の
溝B20には、Oリング23を取り付けた構造となって
おり、このユニットで逆流防止装置11を構成してい
る。そして、この逆流防止装置11は、排水ポンプ9よ
りも下流側の排水経路10内に組み込んでいる。
【0011】本発明は、以上のような構成となってお
り、その動作は従来例と同じで、排水工程では、排水ポ
ンプ9が動作して洗浄水を排水経路10側に強制的に流
出させるためその圧力で、排水経路10に設けたスリー
ブ17内の逆止弁21は固定部22を中心に回転(二点
鎖線で示す)し、洗浄水は排出されることとなる。そし
て万一排水経路10を汚水が逆流してきた時は、その流
水圧力で逆止弁21をスリーブ17の弁座部18に押し
つけることにより、排水経路10を遮断して、汚水の逆
流を防止することができる。なお、逆流圧力が非常に小
さくても、本構成においては、逆止弁21をゴムで構成
して、スリーブ17の上部の溝A19にその固定部22
を、逆止弁21が弁座部18側へ付勢されるよう横方向
から挿着しているため、逆止弁21はゴムの弾性によ
り、弁座部18に密着し、逆流を完全に防止することが
できることとなる。また、排水経路10とスリーブ17
の間にはOリング23を設けているため、その間で汚水
が逆流することもない。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、略円筒状で弁座
部を有するスリーブと、円盤状で上部に固定部を設けた
ゴム製の逆止弁と、Oリングとで逆流防止装置を構成
し、前記スリーブは、弁座部の上部及び円筒の外周に溝
を設け、上部の溝には前記逆止弁の固定部を逆止弁が弁
座部側へ付勢されるよう挿着し、また外周の溝には、O
リングを取り付けた逆流防止装置を排水ポンプよりも下
流側の排水経路内に設けた構成を有しているため、排水
液に含まれる残菜が支点に侵入して逆止弁が回転不能に
なることはなく、また汚水の逆流圧力が非常に小さくて
も、ゴムの弾力性により、逆止弁がスリーブの弁座部に
押されて密着し、またOリングにより排水経路とスリー
ブの間を密閉しているため、汚水の逆流を完全に防止す
ることができる。またスリーブに逆止弁とOリングとを
取り付けた逆流防止装置を排水経路に設けるだけの簡単
な構成であり、容易に加工組み立てが行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例における食器洗浄機の
逆流防止装置の分解斜視図 (b)は実施例における逆流防止装置の要部拡大断面図
【図2】従来の食器洗浄機の概略断面図
【図3】従来の食器洗浄機の逆流防止装置の要部拡大断
面図
【符号の説明】
9 排水ポンプ 10 排水経路 11 逆流防止装置 17 スリーブ 18 弁座部 19 溝A 20 溝B 21 逆止弁 22 固定部 23 Oリング
フロントページの続き (72)発明者 安田 三治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−162473(JP,U) 特公 昭51−31460(JP,B1) 実公 昭49−23011(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/42 F16K 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄手段を有する洗浄槽と、前記洗浄槽内
    の洗浄水を洗浄槽外へ排水する排水ポンプと、排水経路
    内に配設した逆流防止装置とを備え、前記逆流防止装置
    は、略円筒状で弁座部を有するスリーブと、円盤状で上
    部に固定部を設けたゴム製の逆止弁と、Oリングとで構
    成し、前記スリーブは、弁座部の上部及び円筒の外周に
    溝を設け、前記弁座部の上部の溝には前記逆止弁の固定
    部を逆止弁が弁座部側に付勢されるよう挿着し、また外
    周の溝には、Oリングを取り付けた逆流防止装置を排水
    ポンプよりも下流側の排水経路に設けた食器洗浄機。
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