JP2817169B2 - 逆止弁装置 - Google Patents
逆止弁装置Info
- Publication number
- JP2817169B2 JP2817169B2 JP1042340A JP4234089A JP2817169B2 JP 2817169 B2 JP2817169 B2 JP 2817169B2 JP 1042340 A JP1042340 A JP 1042340A JP 4234089 A JP4234089 A JP 4234089A JP 2817169 B2 JP2817169 B2 JP 2817169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- check valve
- strainer
- dust
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Check Valves (AREA)
- Details Of Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水の逆流を防止し、水中のゴミを除去する
逆止弁装置に関するものである。
逆止弁装置に関するものである。
従来の技術 従来、逆止弁装置は、第4図に示すようなものがあっ
た。
た。
第4図において流入路1は弁座シリンダ3の側面部外
周にあり、弁座3の内側に円筒形のストレーナ4が接続
され、シリンダ5に弁座シリンダ3が固定されている。
弁座シリンダ3の上部の弁軸受け10には、弁軸6がスプ
リング7とスプリング受け8を介して接続されている。
弁軸6には弁体9が接続され、弁座シリンダ3との間で
流体の流れを遮断している。
周にあり、弁座3の内側に円筒形のストレーナ4が接続
され、シリンダ5に弁座シリンダ3が固定されている。
弁座シリンダ3の上部の弁軸受け10には、弁軸6がスプ
リング7とスプリング受け8を介して接続されている。
弁軸6には弁体9が接続され、弁座シリンダ3との間で
流体の流れを遮断している。
流入路1から弁座シリンダ3の溝面開口部のストレー
ナ4を介してストレーナ4内部に流入した流体は、弁軸
6を上方へ持ち上げ、弁座シリンダ3と弁体9との間に
生じたすき間から流出路2へ流出する。流体の流れが停
止すると、弁軸6がスプリング7によって弁座シリンダ
3に押しつけられ流出路2から弁座シリンダ3内部へ逆
流を防ぐようになっている。
ナ4を介してストレーナ4内部に流入した流体は、弁軸
6を上方へ持ち上げ、弁座シリンダ3と弁体9との間に
生じたすき間から流出路2へ流出する。流体の流れが停
止すると、弁軸6がスプリング7によって弁座シリンダ
3に押しつけられ流出路2から弁座シリンダ3内部へ逆
流を防ぐようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような従来の構成では次のような
課題を有していた。
課題を有していた。
(1) ストレーナ部にゴミ等が付着した状態で逆止弁
の掃除を行うため流路中から取りはずすとゴミが流路中
に残留し、ストレーナ掃除後の再装着時に流出路中に残
留していたゴミが入り込む危険性がある。
の掃除を行うため流路中から取りはずすとゴミが流路中
に残留し、ストレーナ掃除後の再装着時に流出路中に残
留していたゴミが入り込む危険性がある。
(2) ストレーナ部にゴミ詰まりを生じると水圧を外
周から直接受けることになり変形する可能性が高い。
周から直接受けることになり変形する可能性が高い。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、ゴミ等
が流路中に残留するのを防止し、逆止弁の着脱時に流出
路中にゴミが流入するのを解消し、より信頼性の高い逆
止弁装置を提供するものである。
が流路中に残留するのを防止し、逆止弁の着脱時に流出
路中にゴミが流入するのを解消し、より信頼性の高い逆
止弁装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の逆止弁装置は逆止
弁体と、逆止弁体を受け止める弁座と、流体中のゴミの
流入を防止する逆円錐形のストレーナと、側面外周を複
数の支柱で囲み開口部を有するシリンダと、前記ストレ
ーナを前記シリンダ内に収納し、前記開口部より下方に
溝部を設けたものである。
弁体と、逆止弁体を受け止める弁座と、流体中のゴミの
流入を防止する逆円錐形のストレーナと、側面外周を複
数の支柱で囲み開口部を有するシリンダと、前記ストレ
ーナを前記シリンダ内に収納し、前記開口部より下方に
溝部を設けたものである。
作用 本発明は上記構成とすることによって、逆止弁装置の
着脱時にゴミ等が逆止弁装置内に残り、流路中へのゴミ
流入を防止する。
着脱時にゴミ等が逆止弁装置内に残り、流路中へのゴミ
流入を防止する。
実施例 以下、本発明における逆止弁装置の一実施例を添付図
面に基づいて説明する。第1,2,3図において、流入路11
はシリンダ12の側面外周にあり、シリンダ12の内側に逆
円錘型のストレーナ13、シリンダ12の下流側に弁座14を
接続し、弁座14の中心部には弁軸受け15があり、弁体16
を固定した弁軸17がスプリング18とスプリング受け19を
介して弁軸受け15に接続され、流体が流れていない時
は、弁体16がシリンダ12に密着している。流出路20は、
弁体16、弁軸17の下流側にある。
面に基づいて説明する。第1,2,3図において、流入路11
はシリンダ12の側面外周にあり、シリンダ12の内側に逆
円錘型のストレーナ13、シリンダ12の下流側に弁座14を
接続し、弁座14の中心部には弁軸受け15があり、弁体16
を固定した弁軸17がスプリング18とスプリング受け19を
介して弁軸受け15に接続され、流体が流れていない時
は、弁体16がシリンダ12に密着している。流出路20は、
弁体16、弁軸17の下流側にある。
流入路11を流れてきた流体は、シリンダ12の側面開口
部21を通り、逆円錘型のストレーナ13の外周へ流入す
る。流体中に含まれたゴミ等は、ストレーナ13が逆円錘
型であるため、シリンダ12の支柱の障害を受けることな
く、流入路11の裏側へも十分に回り込み、ストレーナ13
の全面で捕獲されストレーナ13の下流へのゴミ等の流入
を防止している、ストレーナ13を通過した流体は、弁体
16を押し上げ、弁座14と弁体16とのすき間を通って流出
路20へ流れ込む。流体の流れがない場合は、弁体16は弁
座14にスプリング18によって弁座14に押し付けられ、流
入路11側圧力が低下し、流出路20側圧力より低くなった
時でも、流出路20側の流体が逆流しないようになってい
る。又、ストレーナー13は逆円錘型であるため、下部の
流速が遅くなり、大きなゴミは下部にすみやかに落下す
る。落下した大きいゴミ等はシリンダ12内側下部の溝部
22に蓄積し、細かいゴミのみがストレーナ13に付着した
状態で残り、シリンダ12から外部に出さない構成となっ
ている。
部21を通り、逆円錘型のストレーナ13の外周へ流入す
る。流体中に含まれたゴミ等は、ストレーナ13が逆円錘
型であるため、シリンダ12の支柱の障害を受けることな
く、流入路11の裏側へも十分に回り込み、ストレーナ13
の全面で捕獲されストレーナ13の下流へのゴミ等の流入
を防止している、ストレーナ13を通過した流体は、弁体
16を押し上げ、弁座14と弁体16とのすき間を通って流出
路20へ流れ込む。流体の流れがない場合は、弁体16は弁
座14にスプリング18によって弁座14に押し付けられ、流
入路11側圧力が低下し、流出路20側圧力より低くなった
時でも、流出路20側の流体が逆流しないようになってい
る。又、ストレーナー13は逆円錘型であるため、下部の
流速が遅くなり、大きなゴミは下部にすみやかに落下す
る。落下した大きいゴミ等はシリンダ12内側下部の溝部
22に蓄積し、細かいゴミのみがストレーナ13に付着した
状態で残り、シリンダ12から外部に出さない構成となっ
ている。
以上の構成により、ストレーナ13の全表面とシリンダ
12内側下部の溝部に捕獲されたゴミは、逆止弁装置を流
路から外す時もシリンダ12内に残り、シリンダ12外部へ
出ないため、再装着時の流出路20側への侵入、残留を防
止でき、蓄えるゴミの量も多くなり、ストレーナの清掃
期間も長くなることができるため、装着された製品の信
頼性向上を図れる。
12内側下部の溝部に捕獲されたゴミは、逆止弁装置を流
路から外す時もシリンダ12内に残り、シリンダ12外部へ
出ないため、再装着時の流出路20側への侵入、残留を防
止でき、蓄えるゴミの量も多くなり、ストレーナの清掃
期間も長くなることができるため、装着された製品の信
頼性向上を図れる。
発明の効果 以上のように本発明の逆止弁装置によると次の効果を
得ることができる。
得ることができる。
(1)捕獲したゴミをシリンダ内の溝部に蓄積したまま
でシリンダ外部への流出防止ができる事により、ストレ
ーナの清掃時にも流路内へゴミを残すことなく取り外し
ができる。
でシリンダ外部への流出防止ができる事により、ストレ
ーナの清掃時にも流路内へゴミを残すことなく取り外し
ができる。
(2)流路内へゴミを残さずに取り外せるため、再度装
着時にゴミの流路への進入が防止できる。
着時にゴミの流路への進入が防止できる。
(3)溝部にゴミが蓄積されるためゴミの捕獲量を増加
させることができ、ストレーナの清掃周期期間を長くで
きる。
させることができ、ストレーナの清掃周期期間を長くで
きる。
第1図は本発明の一実施例における逆止弁装置の構成
図、第2図は同装置の構成断面図、第3図は同装置の流
体が流れている状態を示す構成断面図、第4図は従来の
逆止弁装置の構成図である。 12……シリンダ、13……ストレーナ、14……弁座、16…
…弁体、22……溝部。
図、第2図は同装置の構成断面図、第3図は同装置の流
体が流れている状態を示す構成断面図、第4図は従来の
逆止弁装置の構成図である。 12……シリンダ、13……ストレーナ、14……弁座、16…
…弁体、22……溝部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 15/00 - 15/20 F16K 51/00
Claims (1)
- 【請求項1】逆止弁体と、逆止弁体を受け止める弁座
と、流体中のゴミの流入を防止する逆円錐形のストレー
ナと、側面外周を複数の支柱で囲み開口部を有するシリ
ンダと、前記ストレーナを前記シリンダ内に収納し、前
記開口部より下方に溝部を設けた構成とした逆止弁装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042340A JP2817169B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 逆止弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1042340A JP2817169B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 逆止弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02221777A JPH02221777A (ja) | 1990-09-04 |
JP2817169B2 true JP2817169B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=12633285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1042340A Expired - Fee Related JP2817169B2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 逆止弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817169B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL9101567A (nl) * | 1991-09-17 | 1993-04-16 | Sierra Semiconductor Bv | Actieve instelbesturing voor klasse ab cmos-verschilversterkers. |
JPH0659683U (ja) * | 1993-01-28 | 1994-08-19 | 株式会社イナックス | 水栓用止水栓 |
KR100402446B1 (ko) * | 2001-01-20 | 2003-10-22 | 이상만 | 급수장치용 역지밸브 |
JP2009058055A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 逆止弁の設定方法と逆止弁ユニット |
KR100943206B1 (ko) * | 2008-02-14 | 2010-02-19 | 김성수 | 역류방지 장치를 형성한 엘보형 스트레나 체크 밸브 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176331U (ja) * | 1984-04-26 | 1985-11-22 | 三菱電機株式会社 | 石油燃焼器 |
JPH0227745Y2 (ja) * | 1985-03-26 | 1990-07-26 |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1042340A patent/JP2817169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02221777A (ja) | 1990-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5993646A (en) | Grease trap | |
US3774764A (en) | Disposable spin-on type oil filters | |
US4257890A (en) | Fuel-water separator | |
US4039452A (en) | Self-cleaning filter | |
US3932281A (en) | Leaf trap kit for swimming pools | |
US3754651A (en) | Filter | |
JPH08232793A (ja) | 液体濾過装置 | |
JP2817169B2 (ja) | 逆止弁装置 | |
US5076942A (en) | Filter | |
US3288290A (en) | Filter device | |
US3493110A (en) | Multiple filter device | |
EP0646740B1 (en) | Vacuum valve | |
US4459209A (en) | Material collector for fluid container having bottom outlet | |
US5472609A (en) | Water conditioner backflush device | |
JPH1119416A (ja) | ストレーナ | |
JPH0218889B2 (ja) | ||
JPH0632166Y2 (ja) | エアーフイルタエレメント組立体 | |
JP2771216B2 (ja) | ゲートポンプ装置 | |
JPS6043544A (ja) | 除塵マンホ−ル付ポンプ室 | |
JPH018672Y2 (ja) | ||
US2412043A (en) | Suction strainer provided with a sediment chamber | |
JP3216957B2 (ja) | 屋外用エスカレータの排水装置 | |
JPS6145844Y2 (ja) | ||
US1911508A (en) | Strainer | |
JPH0312337Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |