JP2003286999A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP2003286999A
JP2003286999A JP2002090337A JP2002090337A JP2003286999A JP 2003286999 A JP2003286999 A JP 2003286999A JP 2002090337 A JP2002090337 A JP 2002090337A JP 2002090337 A JP2002090337 A JP 2002090337A JP 2003286999 A JP2003286999 A JP 2003286999A
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discharge
impeller
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JP2002090337A
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Hiroshi Horiuchi
啓史 堀内
Kenichi Shimodera
健一 下寺
Toshio Eki
驛  利男
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗い機などに用いる、2つの排出口を設
け、回転方向により発生するケーシング内の水流の力を
利用して排出口への排出方向の切替えを行うタイプのポ
ンプ装置において、運転開始中、または直後に、閉塞を
狙う側の流水路からも意図せずに漏水するという問題が
あった。また漏水を防ぐよう、確実に閉塞を狙う側の面
に切替弁のシール部が押付けられるよう、つるまきバネ
などの付勢力発生手段が必要となる、という問題があっ
た。 【解決手段】 ポンプ非駆動状態では、常時切替弁が自
重で第2の排出口である汚水排出口を閉塞するよう、切
替装置、ケーシング等の配置を行った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗い機等に搭載
され、洗浄水・すすぎ水の洗浄槽内の循環動作、並びに
洗浄槽からの汚水排水動作を担ううず巻きポンプの内部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すような被洗浄物を収納する洗
浄槽、及び洗浄槽内に洗浄・すすぎのために用いる洗浄
水・すすぎ水等の供給を行うための給水手段、及び洗浄
槽7から排出するための排出手段、並びに供給された洗
浄水・すすぎ水を被洗浄物の洗浄・すすぎをするために
汲み上げるポンプ1及び食器に噴射する洗浄水・すすぎ
水が出てくる洗浄ノズル8が設けられた食器洗い機など
において、洗浄水・すすぎ水の排出手段、並びに食器に
噴射するための汲み上げ装置には、うず巻きポンプが用
いられていることが多い。
【0003】こうした食器洗い機用のポンプにおいて、
例えば図10に示すような特開2000−333896
のように、切替え弁をケーシング内部に設け、駆動手段
であるモータの回転方向を変えることで発生するケーシ
ング内部の水流の力で弁が切替わるタイプがある。この
方式では、モータの回転方向を変えることにより、排出
口を洗浄・すすぎ用と汚水排出用に切替えることが出来
る。また図11に示すような特開平11−113828
のように、切替え弁の表面に弾性部材を設けるなどし
て、特に洗浄・すすぎ中の汚水排出口側からの漏水を確
実に防ぐタイプもある。このようなポンプを搭載するこ
とにより、従来、洗浄・すすぎ動作と排水動作を行うポ
ンプの2つが必要であったところ、1つのポンプでよく
なり、結果省スペース、低コスト化を図ることができ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記形
態の場合、次のような問題がある。まず、特開2000
−333896のような形態をとる場合、洗浄・すすぎ
運転を開始する際、汚水排出口からの漏水を確実に防ぐ
ようにするためには、ポンプが駆動していない状態でも
汚水排出口を切換弁が塞ぐよう、切換弁につるまきバネ
を設置して汚水排出口を閉塞するような構成とするよう
な工夫が必要になるなど、部品点数が多くなったり、組
み付けが煩雑になるという問題があった。
【0005】また特開平11−113828のような形
態を取る時も同様に、切換弁がポンプ非駆動状態では常
に排出口を閉塞していないため、洗浄・すすぎ運転開始
直後には汚水排出口側より若干の漏水が発生するという
問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のポンプでは、羽
根車と羽根車を回転させるモータ等の駆動手段と、羽根
車を覆うと共に、流体の吸入口と排出口が備わったケー
シングから構成される渦巻きポンプの中で、2つの排出
口を設け、ポンプの回転方向により発生するケーシング
内流路中の水流の力を利用して、2つの排出口への排出
方向の切替えを行う切替え装置を設けたタイプのポンプ
装置において、ケーシング内には羽根車の回転軌跡に応
じた壁と切替弁の回動軌跡に応じた壁と第2の流路に対
応した壁を構成した整流台が備えられており、また羽根
車が回転していない時は、常時切換弁の自重により第2
の排出口面は閉塞されているポンプとした。これによ
り、つるまきバネなどの汚水排出口閉塞手段等の部品を
用いることなく、非駆動状態から駆動手段による正回転
が急に始まっても、第2の排出口より漏水することな
く、第1の排出口から吸込んだ洗浄水を排出することが
出来る。
【0007】また、第1の排出口の下流経路は、ポンプ
の吸込水溜水部に繋がり、また第2の排出口の下流経路
は、吸込水溜水部に繋がらずに機外への排出(排水)経
路となっているポンプとした。これにより、ポンプの正
回転の際、第2の排出口より機外へ排水することなく、
安定した正回転のポンプ運転が出来る。
【0008】また、切替弁の材質を切替弁の比重が1.
0以上、若しくは内部への錘具備により比重が1.0以
上とするポンプとした。これにより、正回転中の第2の
排出口からの漏水を確実に防ぐことが出来る。
【0009】また、切換弁が1つの排出口を閉塞してい
る状態にて、切換弁の整流台と対峙する面の一部を切り
欠く若しくは突起を設け、またさらに整流台の切換弁と
対峙する面の一部を切り欠く若しくは突起を設けること
で、切換弁と整流台の隙間形状を略クランク状にするポ
ンプとした。これにより、正回転開始直後に発生するケ
ーシング内の圧力変動による切替弁の第2の排出口閉塞
部を開こうとする推進力を小さく押さえることができ、
結果正転中の第2の排出口閉塞状態を安定して保つこと
が出来る。
【0010】また、切換弁が第1の吐水口を閉じた時、
第1の排出口の一部に排出流路を設け、完全閉塞しない
構成のポンプとした。これにより、切替弁が第1の排出
口を閉じている状態で故意に完全閉塞しないよう排出流
路を設けることにより、ポンプを逆転させて、洗浄槽内
部の壁面などに付着した汚れ・残菜等を洗い落としなが
ら、機外への汚水排出運転を行うこと出来る。
【0011】また、切換弁の排出口閉塞面シール構造
が、多重リップ構造になっているポンプとした。これに
より、正回転時は第2の排出口から、逆回転時は第1の
排出口からの漏水を確実に防ぐことが出来る。
【0012】また、切換弁の第2の排出口閉塞面におい
て、シール部外側面積Soがシール部内側面積Siに比
して小さい(So<Si)ポンプとした。これにより、
正回転開始直後に発生するケーシング内の圧力変動によ
る切替弁の第2の排出口閉塞部を開こうとする推進力を
小さく押さえることができ、結果正転中の第2の排出口
閉塞状態を安定して保つことが出来る。
【0013】また、切換弁の整流台近接部の一部を庇形
状にし、またポンプ羽根車の中心から整流台のケーシン
グ内流れの上流部突端までの距離を羽根車の中心から切
換弁庇突端部までの距離よりも長くし、且つ1つの排出
口を閉塞している状態にて、庇形状部突端が、整流台の
上流部突端よりも下流となるよう、切換弁先端が整流台
の上流部突端を掛かり合せる形態になるよう整流台、切
換弁が配置されているポンプとした。これにより、ポン
プの正転時において、水流受け面部の押圧力を増加させ
るため、第2の排出口閉塞状態を安定して保つことがで
きる。
【0014】また、排出口に、環状の弾性体で構成した
座体を設け、且つ其の弾性体と排出後の流水路となる排
出ホースが一体に形成されているポンプとした。これに
より、排出口に閉塞状態保持に必要なシール部である弾
性体で構成した座体と排出後の流水路となる排出ホース
を一体にすることにより、部品点数の削減やシール部の
メンテナンス性向上を図ることが出来る。
【0015】また、被洗浄物を収納する洗浄槽、及び洗
浄槽内に洗浄・すすぎのために用いる洗浄水・すすぎ水
等の供給を行うための給水手段、及び洗浄槽から排出す
るための排出手段、並びに供給された洗浄水・すすぎ水
を被洗浄物の洗浄・すすぎをするために汲み上げるポン
プ等の供給装置・及び食器に噴射する洗浄水・すすぎ水
が出てくる噴射口が設けられた食器洗い機のうち、洗浄
水・すすぎ水供給装置と洗浄槽内の汚水排出装置が一体
となっているタイプにて、請求項2記載のポンプを搭載
し、第1の排出口からは洗浄水・すすぎ水が排出され、
第2の排出口からは洗浄槽内の汚水が排出される構造を
特徴とする食器洗い機とした。これにより、本発明の方
式を、洗浄水・すすぎ水供給装置と汚水排出口装置が一
体化したポンプ装置として食器洗い機に搭載すること
で、洗浄・すすぎ工程中に、機外に洗浄槽内の洗浄水を
排出することなく、安定した洗浄・すすぎ運転を行うこ
とが出来る。
【0016】
【実施例】図1、図2に第1の実施例の形態を示す。図1
は、ポンプの構造図を示す。図2(a)は、図1のA−
A断面であり、ポンプの正転時ケーシング内状態を示
す。同様に図2(b)は、逆転時のケーシング内状態を
示す。なお、図中の上部がそのまま取付け姿勢での上部
になる。図1、図2に示すように、本発明のポンプ1
は、羽根車2と羽根車2を回転させるモータ等の駆動手
段3、及び羽根車2を覆うと共に、流体の吸込口4と第
1の排出口5、及び第2の排出口6が備わったケーシン
グ9、及び羽根車の回転による水流方向で第1の排出口
5又は第2の排出口6への排出経路を切替える切替弁1
1、及びケーシング9内には羽根車2の回転軌跡に応じ
た壁と切替弁11の回動軌跡に応じた壁と第2の排出口
6に連通する連通路13に対応した壁を構成した整流台
12にて構成されている。
【0017】駆動手段1によりケーシング9内の羽根車
2が正転12すると、吸込口4から溜水部10に溜水し
た洗浄水がケーシング9内に吸込まれると同時に、ケー
シング9内部の15に示す方向に水流が発生する。この
15の水流は切替弁11の正転時水流受け面16に推進
力を与え、結果第2の排出口6の排水口面17に切替弁
11の第2の排水側弁部18が突き当たるまで、切替弁
11が回転軸19を中心に回動する。すると、ケーシン
グ9内の切替弁11近傍に20に示す水流が発生し、結
果、洗浄水は第1の排出口5から排出される。
【0018】また、駆動手段1によりケーシング9内の
羽根車2が逆方向23に回転すると、吸込口4から溜水
部10に溜水した洗浄水がケーシング9内に吸込まれる
と同時に、ケーシング9内部の22に示す方向に水流が
発生する。この22の水流は、切替弁11の逆転時水流
受け面23に推進力を与え、結果第1の排出口の入り口
面24に切替弁11の排水側弁部25が突き当たるま
で、切替弁11が回動する。すると、ケーシング9内の
切替弁11部近傍に26に示す水流が発生し、結果、洗
浄水は第2の排出口6から排出される。
【0019】本実施例の場合、駆動手段1が非駆動状態
においては、図2(a)で示すように切替弁11は自重
により第2の排出口6の排出口面17を閉塞している。
そのため、非駆動状態から駆動手段1による正回転が急
に始まっても、第2の排出口6より漏水することなく、
吸込んだ洗浄水を、第1の排出口5から排出することが
できる。
【0020】第2の実施例を図3に示す。本実施例にお
いては、図に示すように、切替弁11の整流台12と対
峙する面の一部を切削し切欠部27、また切替弁11の
一部に突起28を設けることにより、切替弁11が第2
の排出口6の排出口面17を閉塞している状態にて、切
替弁11と整流台12の間の流路29を略クランク形状
にしている。
【0021】このような構造にすることにより、羽根車
2が静止状態から正転方向14に回転しはじめた時、ケ
ーシング9内に発生する流水30が整流台12と切替弁
11の隙間31に入り込み、同隙間出口32へ流出する
際の流路抵抗がクランク状の流路29により大きくなる
ため、第2の排出口6に連通する連通路13部分の急激
な圧力上昇を防止し、切替弁11の第2の排出口側弁部
18に急激に発生する第2の排出口閉塞部を開こうとす
る推進力を小さく抑えることができ、結果、静止状態か
ら正転状態に移る際、切替弁11の第2の排出口6閉塞
状態を安定して保つことができる。
【0022】第3の実施例を図4に示す。本実施例にお
いては、図に示すように、切替弁11の第1の排出口側
弁部25の一部に切り欠き部33を設け、切替弁11が
第1の排出口5の排水口面24側に付勢されている時も
完全閉塞せず、連通路34を形成することができる。こ
の構成をとると、羽根車を逆転させ、第2の排出口への
流水を行っている時も、連通路34を通る第1の排出口
への僅かな量の送水35がなされる。すると、溜水部1
0内の洗浄水を外に排出する際に、排水運転中に食器洗
い機洗浄槽7内壁面に付着した汚れ等を洗浄ノズル8か
らの噴射水で洗い落としながらの運転を行うことができ
る。なお、この連通路34は、切り欠き部33のみなら
ず、当該箇所の閉塞手段であるパッキンをなくしたり、
切替弁自体に連通路を設けたりの手段でも形成できるこ
とは言うまでもない。
【0023】第4の実施例を図5に示す。本実施例は切
替弁11にまつわるものである。本実施例における切替
弁11においては、図に示すように、切替弁11の第2
の排水口側弁部18を多重リップにしている。この構造
により、一つのリップが破損したり異物噛み込みが発生
したとしても、ポンプ正転中の洗浄・すすぎ運転中に、
第2の排出口を介して排水される現象を阻止することが
出来る。
【0024】第5の実施例を図6に示す。本実施例にお
いては、切替え弁9の第2の排水口側弁部18におい
て、シール面36の内側面積Siと外側面積Soとの関
係をSi>Soとしている。ポンプ正回転時には、連通
路13部の圧力上昇により、切替弁11の第2の排水口
側弁部18にも第2の排出口6の排水口面17を開こう
とする推進力が掛かるが、実際にはSo部に掛かるた
め、この推進力を小さく抑えることが出来るため、安定
したポンプの正回転をすることが出来る。
【0025】第6の実施例を図7に示す。本実施例にお
いては、切替弁11の整流台12近接部の一部を庇形状
部37にし、羽根車2の中心から整流台12の流れの上
流部突端38までの距離を羽根車2の中心から切替弁庇
形状部37突端までの距離よりも長くし、且つ第2の排
出口6の排出口面17を閉塞している状態にて、庇形状
部37突端が、整流台の上流部突端38よりも下流とな
るよう、切替弁先端が整流台12の上流部突端38を掛
かり合わせる形態になるよう整流台12、切替弁11を
配置している。この庇部により、ポンプ正回転時切替弁
に受ける正転時水流受け面は16のみならず、庇部外面
39も加わるため、切替弁11が安定して第2の排出口
6の排出口面17を閉塞した状態を保つことができる。
また本実施例では、図に示すように錘40を切替弁11
の内側に配置しており、この錘も切替弁11の安定状態
保持に加勢している。
【0026】図8に第7の実施例を示す。本実施例にお
いては、第2の排出口部を環状の弾性体で構成した座体
42を設け、且つ其の弾性体と排出後の流水路となる排
出ホース41として構成している。この構成により、切
替弁11に弁構造をとる必要がなく、また排出後の流水
路とシールのための座体の一体化で部品点数の削減を図
ることが出来る。なお、排出ホースの固定として、本実
施例では押さえ金具43を用いている。
【0027】
【発明の効果】別部品を用いることなく、漏水防止およ
び安定した正回転のポンプ運転が出来る。また切換弁の
シール性能向上や切換性向上を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における食器洗い機のポンプ構造の周辺
構造図である。
【図2】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第1
の実施例である。 (a)ポンプ正回転時 (b)ポンプ逆回転時
【図3】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第2
の実施例である。
【図4】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第3
の実施例である。 (a)切替弁周辺の外観図 (b)ポンプ正転時、第1の排出口閉塞部近傍を示す図
【図5】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第4
の実施例である。 (a)切替弁の多重リップ構造 (b)切替弁の多重リップ構造による第2の排出口閉塞
【図6】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第5
の実施例である。
【図7】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第6
の実施例である。
【図8】本発明における食器洗い機のポンプ構造の第7
の実施例である。 (a)分解状態 (b)組立状態 (c)座体部
【図9】食器洗い機の流水経路図を示す。
【図10】従来のポンプにおける第1の例である。 (a)ポンプ断面図 (b)切替弁近傍
【図11】従来の食器洗い機における第2の例である。
【符号の説明】 1 ポンプ 2 羽根車 3 駆動手段 4 吸込口 5 第1の排出口 6 第2の排出口 7 洗浄槽 8 洗浄ノズル 9 ケーシング 10 溜水部 11 切替弁 12 整流台 13 第2の排出口6に連通する連通路 14 羽根車2の正転方向 15 羽根車正転時のケーシング9内の流水方向 16 切替弁11の正転時水流受け面 17 第2の排出口6の排水口面 18 切替え弁11の第2の排水口側弁部 19 切替弁の回転軸 20 羽根車正転時の切替弁近傍の流水方向 21 羽根車2の逆転方向 22 羽根車逆転時のケーシング9内の流水方向 23 切替弁11の逆転時水流受け面 24 第1の排出口5の排水口面 25 切替弁11の第1の排水口側弁部 26 羽根車逆転時の切替弁近傍の流水方向 27 切欠部 28 切替弁11に設けた突起部 29 切替弁11と整流台12間の流路 30 正転時に整流台12と切替弁11の間に入り込
む流水 31 正転時に流水が入り込む整流台12と切替弁1
1の隙間入り口 32 整流台12と切替弁11の隙間出口 33 切替弁11の第1の排出口側弁部25の一部に
設けた切り欠き部 34 連通路 35 第1の排出口からの送水 36 排水口側弁部18のシール面 37 庇形状部 38 上流部突端 39 切替弁の庇部外面 40 錘 41 排出ホース 42 座体 43 押さえ金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/44 F04D 29/44 D E 29/46 29/46 A 29/48 29/48 (72)発明者 驛 利男 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BF02 BF03 BF04 BF05 3H020 AA01 AA07 BA01 BA11 DA13 3H034 AA01 AA03 AA13 BB01 BB06 BB11 CC03 DD01 DD10 DD12 DD20 DD25 DD26 DD27 DD28 DD30 EE04 EE12 EE15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車と羽根車を回転させるモータ等の
    駆動手段と、羽根車を覆うと共に、流体の吸入口と排出
    口が備わったケーシングから構成される渦巻きポンプの
    中で、2つの排出口を設け、ポンプの回転方向により発
    生するケーシング内流路中の水流の力を利用して、2つ
    の排出口への排出方向の切替えを行う切替え装置を設け
    たタイプのポンプ装置において、ケーシング内には羽根
    車の回転軌跡に応じた壁と、切替弁の回動軌跡に応じた
    壁と、第2の流路に対応した壁とで構成した整流台が備
    えられており、また前記羽根車が回転していない時は、
    前記切換弁の自重により第2の排出口面は常時閉塞され
    ていることを特徴としたポンプ。
  2. 【請求項2】 前記2つの排出口の内第1の排出口の下
    流経路は、ポンプの吸込水溜水部に繋がり、第2の排出
    口の下流経路は、吸込水溜水部に繋がらずに機外への排
    出(排水)経路となっていることを特徴とした請求項1
    記載のポンプ。
  3. 【請求項3】 前記切替弁の比重が1.0以上の材質、
    若しくは内部への錘具備により比重が1.0以上になっ
    ていることを特徴とする請求項1〜2記載のポンプ。
  4. 【請求項4】 前記切換弁に前記整流台と対峙する面の
    一部を切削した切欠または突起を設ける、若しくは更に
    前記整流台の切換弁と対峙する面の一部を切削した切欠
    または突起を設けることで、切換弁が1つの排出口を閉
    塞している状態にて、切換弁と整流台の隙間形状を略ク
    ランク状にすることを特徴とした請求項1〜3記載のポ
    ンプ。
  5. 【請求項5】 前記切換弁が第1の排出口を閉じた時、
    第1の排出口の一部に排出流路を設け、完全閉塞しない
    構成にしたことを特徴とする請求項1〜4記載のポン
    プ。
  6. 【請求項6】 前記切換弁の排出口閉塞面シール構造
    が、多重リップ構造になっていることを特徴とした請求
    項1〜5記載のポンプ。
  7. 【請求項7】 前記切換弁の第2の排出口閉塞面におい
    て、シール部外側面積Soがシール部内側面積Siに比
    して小さい(So<Si)ことを特徴とした請求項1〜
    6記載のポンプ。
  8. 【請求項8】 前記切換弁の先端に、前記切換弁と対峙
    する整流台との近接部の一部を切削して庇を形状し、ま
    た前記整流台の先端に、ポンプ羽根車の中心から整流台
    のケーシング内流れの上流部突端までの距離を羽根車の
    中心から切換弁庇突端部までの距離よりも長い上流部突
    端を形成し、且つ1つの排出口を閉塞している状態に
    て、前記切換弁の庇の突端が、前記整流台の上流部突端
    よりも下流となる形態で掛合するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜7記載のポンプ。
  9. 【請求項9】 前記第1の排出口および/または第2の
    排出口に、環状の弾性体で構成した座体を設け、且つ其
    の弾性体と排出後の流水路となる排出ホースが一体に形
    成されていることを特徴とする請求項1〜8記載のポン
    プ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9記載に記載のポンプを搭
    載したことを特徴とする食器洗い機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005307823A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Nidec Shibaura Corp ポンプ及びそれを用いた食器洗い機
JP2008038743A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Nidec Shibaura Corp ポンプおよびこのポンプを搭載した食器洗浄機
CN100431464C (zh) * 2004-11-26 2008-11-12 乐金电子(天津)电器有限公司 洗碗机的流路转换部漏水防止结构
JP2016191255A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 Toto株式会社 水洗大便器

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