JP3116063B2 - 浄水システムの水配管切替装置 - Google Patents
浄水システムの水配管切替装置Info
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- JP3116063B2 JP3116063B2 JP03070486A JP7048691A JP3116063B2 JP 3116063 B2 JP3116063 B2 JP 3116063B2 JP 03070486 A JP03070486 A JP 03070486A JP 7048691 A JP7048691 A JP 7048691A JP 3116063 B2 JP3116063 B2 JP 3116063B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水をろ過機でろ過し
て家屋等に送水する浄水システムに備えられる浄水シス
テムの水配管切替装置に関するものである。
て家屋等に送水する浄水システムに備えられる浄水シス
テムの水配管切替装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】井戸や貯水槽の水をろ過機でろ過して家
屋等に送水する小型な浄水システムがあり、この浄水シ
ステムは例えば図１３に示すように構成されるものがあ
る。この浄水システムでは、供給側に配置された五方弁
１００と、送水側に配置された三方弁１０１とをろ過側
に操作してろ過流路Ａを形成し、これによりポンプ１０
２の駆動で井戸や貯水槽から水が配管１０３を介してろ
過機１０４に供給され、このろ過機１０４の砂１０５や
フィルタ１０６でろ過された水は配管１０７を介して家
屋に送水される。この浄水システムの通常のろ過運転時
の水の供給と送水とを白抜き矢印で示す。ところで、こ
のろ過作用でごみや泥がろ過機１０４の砂１０５につま
るため、五方弁１００と三方弁１０１とを逆洗浄側へ切
替えて逆洗浄流路Ｂを形成し、これで水を供給すること
でろ過機１０４の砂１０５に付着したごみや泥が洗浄さ
れ、排水管１０８から排出される。さらに、この逆洗浄
の後は洗浄する必要があり、五方弁１００と三方弁１０
１とを洗浄側へ切替えて洗浄流路Ｃを形成し、この洗浄
流路Ｃに水を流してろ過機１０４の砂１０５を洗浄して
排水管１０９から排出する。この洗浄が終了すると、再
度五方弁１００と、三方弁１０１とをろ過側に操作して
ろ過流路Ａを形成し、これによりポンプ１０２の駆動で
井戸や貯水槽から水が配管１０３を介してろ過機１０４
に供給され、このろ過機１０４の砂１０５やフィルタ１
０６でろ過された水は配管１０７を介して家屋等に送水
される。
屋等に送水する小型な浄水システムがあり、この浄水シ
ステムは例えば図１３に示すように構成されるものがあ
る。この浄水システムでは、供給側に配置された五方弁
１００と、送水側に配置された三方弁１０１とをろ過側
に操作してろ過流路Ａを形成し、これによりポンプ１０
２の駆動で井戸や貯水槽から水が配管１０３を介してろ
過機１０４に供給され、このろ過機１０４の砂１０５や
フィルタ１０６でろ過された水は配管１０７を介して家
屋に送水される。この浄水システムの通常のろ過運転時
の水の供給と送水とを白抜き矢印で示す。ところで、こ
のろ過作用でごみや泥がろ過機１０４の砂１０５につま
るため、五方弁１００と三方弁１０１とを逆洗浄側へ切
替えて逆洗浄流路Ｂを形成し、これで水を供給すること
でろ過機１０４の砂１０５に付着したごみや泥が洗浄さ
れ、排水管１０８から排出される。さらに、この逆洗浄
の後は洗浄する必要があり、五方弁１００と三方弁１０
１とを洗浄側へ切替えて洗浄流路Ｃを形成し、この洗浄
流路Ｃに水を流してろ過機１０４の砂１０５を洗浄して
排水管１０９から排出する。この洗浄が終了すると、再
度五方弁１００と、三方弁１０１とをろ過側に操作して
ろ過流路Ａを形成し、これによりポンプ１０２の駆動で
井戸や貯水槽から水が配管１０３を介してろ過機１０４
に供給され、このろ過機１０４の砂１０５やフィルタ１
０６でろ過された水は配管１０７を介して家屋等に送水
される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように、家屋に送
水する小型な浄水システムでは、ろ過、逆洗浄、洗浄の
操作が行なわれるが、この操作を供給側に配置された五
方弁と、洗浄側に配置された三方弁とをそれぞれ操作し
て行なう必要があり、切替操作が面倒である。また、ろ
過流路や逆洗浄流路の外に、洗浄流路を形成する特別の
配管が必要であり、しかも五方弁と三方弁の２個の弁が
設けられ、配管構造が複雑で、部品点数も嵩み、特に小
型の浄水システムに用いるには好ましくない。この発明
はかかる実情に鑑みなされたもので、簡単で小型な弁構
造で、しかも容易な弁操作でろ過、逆洗浄、洗浄が選択
的に切替可能で、操作性も向上する浄水システムの水配
管切替装置を提供することを目的としている。
水する小型な浄水システムでは、ろ過、逆洗浄、洗浄の
操作が行なわれるが、この操作を供給側に配置された五
方弁と、洗浄側に配置された三方弁とをそれぞれ操作し
て行なう必要があり、切替操作が面倒である。また、ろ
過流路や逆洗浄流路の外に、洗浄流路を形成する特別の
配管が必要であり、しかも五方弁と三方弁の２個の弁が
設けられ、配管構造が複雑で、部品点数も嵩み、特に小
型の浄水システムに用いるには好ましくない。この発明
はかかる実情に鑑みなされたもので、簡単で小型な弁構
造で、しかも容易な弁操作でろ過、逆洗浄、洗浄が選択
的に切替可能で、操作性も向上する浄水システムの水配
管切替装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために講
じた手段は、水をろ過機でろ過して送水する浄水システ
ムに、ろ過、逆洗浄、洗浄とを選択的に切替可能な切替
弁を備え、この切替弁によってろ過、逆洗浄、洗浄が選
択的に切り替えられる、浄水システムの水配管切替装置
を前提として、次の要件によって構成されることであ
る。前記切替弁は円筒状の本体と、この本体に回動可能
に嵌合した円筒状の弁体とを有し、前記本体には、その
底部中心とその周辺に底部ポートを、その側部に３つの
側部ポートを設けてあり、水を供給する上流側供給配管
と接続される上流側供給通路と、ろ過機の上流側へ接続
され、下流側供給配管と接続される下流側供給通路と、
ろ過機の下流側へ接続され、浄水配管と接続される上流
側浄水通路と、浄化された水を送水する浄水配管に接続
される下流側浄水通路と、排水配管に接続される排水通
路とが、前記底部ポート、側部ポートにそれぞれ連通し
ており、また、前記弁体には、隔壁により区画された第
１切替連通路と第２切替連通路とが形成され、前記第１
切替連通路は、弁体底部の中心とその周辺とに底部ポー
トを備え、側部には１つの側部ポートを備え、前記第２
切替連通路は、底部に底部ポートと側部に周方向に３つ
の側部ポートを備え、かつ前記弁体は操作レバーにより
９０度の範囲で回転して、前記側部、底部にそれぞれ設
けられた各ポートをろ過回転位置、逆洗浄回転位置、洗
浄回転位置に切替が可能であり、弁体のろ過回転位置で
は、前記弁体により下流側浄水通路を開き、排水通路を
閉じるとともに、前記弁体の第１切替連通路の１つの側
部ポートとその底部中心の底部ポートを介して、本体の
側部に設けた３つの側部ポートのうちの１つとその底部
中心の底部ポートのそれぞれに接続された上流側供給通
路と下流側供給通路とが連通し、かつ前記第２切替連通
路の側部に設けた３つの側部ポートのうちの２つを介し
て、本体の側部ポートのうちの２つのそれぞれに接続さ
れた上流側浄水通路と下流側浄水通路とが連通し、弁体
の逆洗浄回転位置では、前記弁体により、下流側浄水通
路を閉じ、排水通路を開くとともに、前記弁体の前記第
２切替連通路の側部ポートのうちの２つを介して、本体
の側部ポートのうちの２つのそれぞれに接続された上流
側供給通路と上流側浄水通路とが連通し、かつ前記第１
切替連通路の底部中心とその周辺の底部ポートを介し
て、本体の底部中心とその周辺の底部ポートのそれぞれ
に接続された下流側供給通路と前記排水通路とが連通
し、弁体の洗浄回転位置では、前記弁体により、下流側
浄水通路を閉じ、排水通路を開くとともに、前記弁体の
第１切替連通路の１つの側部ポートとその底部中心の底
部ポートを介して、本体の側部ポートのうちの１つとそ
の底部中心の底部ポートのそれぞれに接続された上流側
供給通路と下流側供給通路とが連通し、かつ前記第２切
替連通路の側部ポートのうちの１つとその底部ポートを
介して、本体の側部ポートの１つとその底部周辺の底部
ポートのそれぞれに接続された上流側浄水通路と前記排
水通路とを連通すること。
じた手段は、水をろ過機でろ過して送水する浄水システ
ムに、ろ過、逆洗浄、洗浄とを選択的に切替可能な切替
弁を備え、この切替弁によってろ過、逆洗浄、洗浄が選
択的に切り替えられる、浄水システムの水配管切替装置
を前提として、次の要件によって構成されることであ
る。前記切替弁は円筒状の本体と、この本体に回動可能
に嵌合した円筒状の弁体とを有し、前記本体には、その
底部中心とその周辺に底部ポートを、その側部に３つの
側部ポートを設けてあり、水を供給する上流側供給配管
と接続される上流側供給通路と、ろ過機の上流側へ接続
され、下流側供給配管と接続される下流側供給通路と、
ろ過機の下流側へ接続され、浄水配管と接続される上流
側浄水通路と、浄化された水を送水する浄水配管に接続
される下流側浄水通路と、排水配管に接続される排水通
路とが、前記底部ポート、側部ポートにそれぞれ連通し
ており、また、前記弁体には、隔壁により区画された第
１切替連通路と第２切替連通路とが形成され、前記第１
切替連通路は、弁体底部の中心とその周辺とに底部ポー
トを備え、側部には１つの側部ポートを備え、前記第２
切替連通路は、底部に底部ポートと側部に周方向に３つ
の側部ポートを備え、かつ前記弁体は操作レバーにより
９０度の範囲で回転して、前記側部、底部にそれぞれ設
けられた各ポートをろ過回転位置、逆洗浄回転位置、洗
浄回転位置に切替が可能であり、弁体のろ過回転位置で
は、前記弁体により下流側浄水通路を開き、排水通路を
閉じるとともに、前記弁体の第１切替連通路の１つの側
部ポートとその底部中心の底部ポートを介して、本体の
側部に設けた３つの側部ポートのうちの１つとその底部
中心の底部ポートのそれぞれに接続された上流側供給通
路と下流側供給通路とが連通し、かつ前記第２切替連通
路の側部に設けた３つの側部ポートのうちの２つを介し
て、本体の側部ポートのうちの２つのそれぞれに接続さ
れた上流側浄水通路と下流側浄水通路とが連通し、弁体
の逆洗浄回転位置では、前記弁体により、下流側浄水通
路を閉じ、排水通路を開くとともに、前記弁体の前記第
２切替連通路の側部ポートのうちの２つを介して、本体
の側部ポートのうちの２つのそれぞれに接続された上流
側供給通路と上流側浄水通路とが連通し、かつ前記第１
切替連通路の底部中心とその周辺の底部ポートを介し
て、本体の底部中心とその周辺の底部ポートのそれぞれ
に接続された下流側供給通路と前記排水通路とが連通
し、弁体の洗浄回転位置では、前記弁体により、下流側
浄水通路を閉じ、排水通路を開くとともに、前記弁体の
第１切替連通路の１つの側部ポートとその底部中心の底
部ポートを介して、本体の側部ポートのうちの１つとそ
の底部中心の底部ポートのそれぞれに接続された上流側
供給通路と下流側供給通路とが連通し、かつ前記第２切
替連通路の側部ポートのうちの１つとその底部ポートを
介して、本体の側部ポートの１つとその底部周辺の底部
ポートのそれぞれに接続された上流側浄水通路と前記排
水通路とを連通すること。
【０００５】
【作用】弁体が隔壁によって内部を２分された円筒体で
あって、円筒状の本体に回動可能に嵌合されていて、弁
体を９０度の範囲で回動操作して、その円筒状の側壁に
設けた複数の側部ポートと、本体の円筒状側壁に設けた
複数の側部ポートとの連通を適宜切替え、これによっ
て、ろ過、逆洗浄、洗浄の作動モードが選択的に切替え
られる。この切替えは、弁体、本体の主として円筒状側
壁に設けた弁ポートの連通の切替えでなされ、この切替
面（弁体、本体の円筒状側壁面）には水圧はさほどかか
らず、また、弁体が前記のように隔壁によって２分され
ているので一次水（弁に流入する高圧水）の水圧が作用
する面積は、弁体の全底面積の約１／２であって、一次
水によって弁体の底面を押し付ける力が小さいので、こ
の弁の切替え操作は軽い。また、この弁の操作は単純な
回動操作だけであってリフト操作はないので、その切替
え操作は単純で、容易である。
あって、円筒状の本体に回動可能に嵌合されていて、弁
体を９０度の範囲で回動操作して、その円筒状の側壁に
設けた複数の側部ポートと、本体の円筒状側壁に設けた
複数の側部ポートとの連通を適宜切替え、これによっ
て、ろ過、逆洗浄、洗浄の作動モードが選択的に切替え
られる。この切替えは、弁体、本体の主として円筒状側
壁に設けた弁ポートの連通の切替えでなされ、この切替
面（弁体、本体の円筒状側壁面）には水圧はさほどかか
らず、また、弁体が前記のように隔壁によって２分され
ているので一次水（弁に流入する高圧水）の水圧が作用
する面積は、弁体の全底面積の約１／２であって、一次
水によって弁体の底面を押し付ける力が小さいので、こ
の弁の切替え操作は軽い。また、この弁の操作は単純な
回動操作だけであってリフト操作はないので、その切替
え操作は単純で、容易である。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図１は浄水システムの全体概略図、
図２はこの浄水システムの水配管切替装置の概略図であ
る。図１に示すように、浄水システムでは井戸や貯水槽
の水をポンプ１の駆動で、並列に配置された砂ろ過機２
からカーボンろ過機３へ順次供給してろ過し、このろ過
された水を家屋４に送水するようになっており、家屋４
では、このろ過された水が、調理水５、洗濯水６、風呂
水７等に使用される。砂ろ過機２には水配管切替装置１
０が取付けられ、この水配管切替装置１０はろ過、逆洗
浄、洗浄とを選択的に切替可能になっている。この水配
管切替装置１０の切替弁１１は、図２に示すように本体
１２と、この本体１２に回動可能に設けた弁体１３とを
有しており、操作レバー１４を操作して弁体１３を回転
する。この操作レバー１４は図２ではろ過回転位置にあ
り、この浄水システムの通常のろ過運転時の水の供給と
送水とを白抜き矢印で示す。この切替弁１１の本体１２
には、図２に示すように、ポンプ１に連結された供給配
管１５、砂ろ過機２の上流側へ連結される供給配管１
６、砂ろ過機２の下流側へ連結される浄水配管１７、送
水する浄水配管１８及び排水配管１９が接続され、操作
レバー１４を操作して弁体１３を回転して弁体１３をろ
過回転位置にすると浄水流路Ａが形成され、弁体１３を
逆洗浄回転位置にすると逆洗浄流路Ｂが形成され、また
弁体１３を洗浄回転位置にすると洗浄流路Ｃが形成され
る。このように、切替弁１１の操作で浄水流路Ａが形成
されると、砂ろ過機２の上流側に供給された水は砂８、
さらにセラミックフィルタ９でろ過して浄水される。ま
た、切替弁１１の操作で逆洗浄流路Ｂが形成されると、
砂ろ過機２の下流側に水が供給されてセラミックフィル
タ９、砂８の順に逆流するため、砂８につまるごみや泥
が浮き上がって排水配管１９から排出される。さらに、
切替弁１１の操作で洗浄流路Ｃが形成されると、砂ろ過
機２の上流側に供給された水は砂８、さらにセラミック
フィルタ９を通り、これらを洗浄して排水配管１９から
排出される。次に、この水配管切替装置の切替弁につい
て説明する。図３は水配管切替装置の切替弁のろ過状態
での平面図、図４は水配管切替装置の切替弁の一部を破
断したろ過状態での断面図、図５は弁体のろ過状態での
断面図、図６は水配管切替装置の切替弁のろ過状態での
分解斜視図である。切替弁１１の本体１２には、上流側
供給配管１５と連通する上流側供給通路１２０と、砂ろ
過機２の上流側へ連結される下流側供給配管１６と連通
する下流側供給通路１２１と、砂ろ過機２の下流側へ連
結される浄水配管１７と連通される上流側浄水通路１２
２と、送水する浄水配管１８に連通する下流側浄水通路
１２３と、排水配管１９に連通する排水通路１２４とが
形成されている。本体１２の円筒部１２ａには上流側供
給通路１２０、上流側浄水通路１２２及び下流側浄水通
路１２３の内側ポート（本体の「側部ポート」）１２０
ａ、１２２ａ、１２３ａがそれぞれ開口され、これらの
外側ポート１２０ｂ、１２２ｂ、１２３ｂはそれぞれ同
一方向へ開口しており、配管の配置や配管作業が容易で
ある。本体１２の円筒部１２ａの内部には段部１２ｂが
形成され、これにパッキン２０が装着されている。この
パッキン２０はその突部２０ａが段部１２ｂの凹部１２
ｃに係合して回り止めされている。パッキン２０の軸部
に大径孔部２１が形成され、その大径孔部２１の周囲に
は小径孔部２２が２個形成されており、この大径孔部２
１は下流側供給通路１２１の底部ポート１２１ａに連通
され、さらに小径孔部２２は排水通路１２４の底部ポー
ト１２４ａに連通され、さらに下流側供給通路１２１の
外側ポート１２１ｂは弁軸方向へ開口し、排水通路１２
４の外側ポート１２４ｂは下流側浄水通路１２３の外側
ポート１２３ｂに近接して同方向へ開口している。本体
１２には弁体１３の回転切替弁部１３ａがＯリング２３
を介して回動可能に設けられ、この弁体１３の軸部１３
ｂにはＯリング２４を介して挿通されたカバー２５がビ
ス２６で本体１２に締付固定され、この本体１２とカバ
ー２５との間にＯリング２７が設けられている。また、
カバー２５と、回転切替弁部１３ａにあてがわれたプレ
ート２８との間にはスプリング２９が設けられ、回転切
替弁部１３ａがパッキン方向へ付勢されている。弁体１
３の軸部１３ｂのカバー２５から突出する端部には操作
レバー１４が係合され、ワッシャ３０、３１を介してボ
ルト３２で締付固定され、操作レバー１４で弁体１３が
回動される。図３では操作レバー１４はろ過操作位置Ｓ
１にあり、このときストッパー６０に当接して位置決め
されてろ過状態である。この操作レバー１４を矢印方向
へ移動して逆洗浄操作位置Ｓ２へ操作すると逆洗浄状態
になり、このときストッパー６１に当接して位置決めさ
れている。この操作レバー１４を矢印方向へ移動して両
者の中間の洗浄操作位置Ｓ３へ操作すると洗浄状態にな
る。弁体１３の回転切替弁部１３ａには隔壁１３ｃで第
１切替連通路１３０と第２切替連通路１３１が区画さ
れ、この第１切替連通路１３０はその底部中心の底部ポ
ート１３０ａ、その底部周辺の底部ポート１３０ｂと一
つの側部ポート１３０ｃとを有し、第２切替連通路１３
１はその底部周辺の底部ポート１３１ａと周方向に並ん
だ３つの側部ポート１３１ｂ，１３１ｂ，１３１ｂとを
有しており、この弁体１３の回転でろ過、逆洗浄、洗浄
とを選択的に切替可能になっている。次に、この水配管
切替装置の作動を図７乃至図１２に基づいて説明する。
図７は切替弁をろ過回転位置にした状態の断面図、図８
は図７のろ過回転位置でのろ過流路を示す図、図９は切
替弁を逆洗浄回転位置にした状態の断面図、図１０は図
９の逆洗浄回転位置での逆洗浄流路を示す図、図１１は
切替弁を洗浄回転位置にした状態の断面図、図１２は図
１１の洗浄回転位置での洗浄流路を示す図である。図７
及び図８に示すように、弁体１３がろ過回転位置に操作
されると、本体１２の内側ポート（側部ポート）１２０
ａと回転切替弁部１３ａの側部ポート１３０ｃが連通
し、同時に回転切替弁部１３ａの底部ポート１３０ａと
本体１２の底部ポート１２１ａが連通し、これで回転切
替弁部１３ａの第１切替連通路１３０を介して本体１２
の上流側供給通路１２０と下流側供給通路１２１とが連
通する。また、本体１２の内側ポート（側部ポート）１
２２ａ、１２３ａと回転切替弁部１３ａの側部ポート１
３１ｂとが連通し、これで第２切替連通路１３１を介し
て本体１２の上流側浄水通路１２２と下流側浄水通路１
２３とが連通し、浄水流路Ａが形成される。また、図９
及び図１０に示すように、弁体１３が逆洗浄回転位置に
操作されると、本体１２の内側ポート（側部ポート）１
２０ａ、１２２ａと回転切替弁部１３ａの側部ポート１
３１ｂが連通し、これで回転切替弁部１３ａの第２切替
連通路１３１を介して本体１２の上流側供給通路１２０
と上流側浄水通路１２２とが連通される。また、同時に
本体１２の底部ポート１２１ａと回転切替弁部１３ａの
底部ポート１３０ａが連通し、さらに底部ポート１３０
ｂと底部ポート１２４ａが連通し、これで第１切替連通
路１３０を介して本体１２の下流側供給通路１２１と排
水通路１２４とが連通され、逆洗浄流路Ｂが形成され
る。さらに、図１１及び図１２に示すように、弁体１３
が洗浄回転位置に操作されると、本体１２の内側ポート
（側部ポート）１２０ａと回転切替弁部１３ａの側部ポ
ート１３０ｃが連通し、同時に回転切替弁部１３ａの底
部ポート１３０ａと本体１２の底部ポート１２１ａが連
通し、これで回転切替弁部１３ａの第１切替連通路１３
０を介して本体１２の上流側供給通路１２０と下流側供
給通路１２１とが連通する。また、本体１２の内側ポー
ト（側部ポート）１２２ａと回転切替弁部１３ａの側部
ポート１３１ｂと連通し、回転切替弁部１３ａの底部ポ
ート１３１ａと本体１２の底部ポート１２４ａと連通
し、これで第２切替連通路１３１を介して本体１２の上
流側浄水通路１２２と排水通路１２４とが連通され、洗
浄流路Ｃが形成される。
て詳細に説明する。図１は浄水システムの全体概略図、
図２はこの浄水システムの水配管切替装置の概略図であ
る。図１に示すように、浄水システムでは井戸や貯水槽
の水をポンプ１の駆動で、並列に配置された砂ろ過機２
からカーボンろ過機３へ順次供給してろ過し、このろ過
された水を家屋４に送水するようになっており、家屋４
では、このろ過された水が、調理水５、洗濯水６、風呂
水７等に使用される。砂ろ過機２には水配管切替装置１
０が取付けられ、この水配管切替装置１０はろ過、逆洗
浄、洗浄とを選択的に切替可能になっている。この水配
管切替装置１０の切替弁１１は、図２に示すように本体
１２と、この本体１２に回動可能に設けた弁体１３とを
有しており、操作レバー１４を操作して弁体１３を回転
する。この操作レバー１４は図２ではろ過回転位置にあ
り、この浄水システムの通常のろ過運転時の水の供給と
送水とを白抜き矢印で示す。この切替弁１１の本体１２
には、図２に示すように、ポンプ１に連結された供給配
管１５、砂ろ過機２の上流側へ連結される供給配管１
６、砂ろ過機２の下流側へ連結される浄水配管１７、送
水する浄水配管１８及び排水配管１９が接続され、操作
レバー１４を操作して弁体１３を回転して弁体１３をろ
過回転位置にすると浄水流路Ａが形成され、弁体１３を
逆洗浄回転位置にすると逆洗浄流路Ｂが形成され、また
弁体１３を洗浄回転位置にすると洗浄流路Ｃが形成され
る。このように、切替弁１１の操作で浄水流路Ａが形成
されると、砂ろ過機２の上流側に供給された水は砂８、
さらにセラミックフィルタ９でろ過して浄水される。ま
た、切替弁１１の操作で逆洗浄流路Ｂが形成されると、
砂ろ過機２の下流側に水が供給されてセラミックフィル
タ９、砂８の順に逆流するため、砂８につまるごみや泥
が浮き上がって排水配管１９から排出される。さらに、
切替弁１１の操作で洗浄流路Ｃが形成されると、砂ろ過
機２の上流側に供給された水は砂８、さらにセラミック
フィルタ９を通り、これらを洗浄して排水配管１９から
排出される。次に、この水配管切替装置の切替弁につい
て説明する。図３は水配管切替装置の切替弁のろ過状態
での平面図、図４は水配管切替装置の切替弁の一部を破
断したろ過状態での断面図、図５は弁体のろ過状態での
断面図、図６は水配管切替装置の切替弁のろ過状態での
分解斜視図である。切替弁１１の本体１２には、上流側
供給配管１５と連通する上流側供給通路１２０と、砂ろ
過機２の上流側へ連結される下流側供給配管１６と連通
する下流側供給通路１２１と、砂ろ過機２の下流側へ連
結される浄水配管１７と連通される上流側浄水通路１２
２と、送水する浄水配管１８に連通する下流側浄水通路
１２３と、排水配管１９に連通する排水通路１２４とが
形成されている。本体１２の円筒部１２ａには上流側供
給通路１２０、上流側浄水通路１２２及び下流側浄水通
路１２３の内側ポート（本体の「側部ポート」）１２０
ａ、１２２ａ、１２３ａがそれぞれ開口され、これらの
外側ポート１２０ｂ、１２２ｂ、１２３ｂはそれぞれ同
一方向へ開口しており、配管の配置や配管作業が容易で
ある。本体１２の円筒部１２ａの内部には段部１２ｂが
形成され、これにパッキン２０が装着されている。この
パッキン２０はその突部２０ａが段部１２ｂの凹部１２
ｃに係合して回り止めされている。パッキン２０の軸部
に大径孔部２１が形成され、その大径孔部２１の周囲に
は小径孔部２２が２個形成されており、この大径孔部２
１は下流側供給通路１２１の底部ポート１２１ａに連通
され、さらに小径孔部２２は排水通路１２４の底部ポー
ト１２４ａに連通され、さらに下流側供給通路１２１の
外側ポート１２１ｂは弁軸方向へ開口し、排水通路１２
４の外側ポート１２４ｂは下流側浄水通路１２３の外側
ポート１２３ｂに近接して同方向へ開口している。本体
１２には弁体１３の回転切替弁部１３ａがＯリング２３
を介して回動可能に設けられ、この弁体１３の軸部１３
ｂにはＯリング２４を介して挿通されたカバー２５がビ
ス２６で本体１２に締付固定され、この本体１２とカバ
ー２５との間にＯリング２７が設けられている。また、
カバー２５と、回転切替弁部１３ａにあてがわれたプレ
ート２８との間にはスプリング２９が設けられ、回転切
替弁部１３ａがパッキン方向へ付勢されている。弁体１
３の軸部１３ｂのカバー２５から突出する端部には操作
レバー１４が係合され、ワッシャ３０、３１を介してボ
ルト３２で締付固定され、操作レバー１４で弁体１３が
回動される。図３では操作レバー１４はろ過操作位置Ｓ
１にあり、このときストッパー６０に当接して位置決め
されてろ過状態である。この操作レバー１４を矢印方向
へ移動して逆洗浄操作位置Ｓ２へ操作すると逆洗浄状態
になり、このときストッパー６１に当接して位置決めさ
れている。この操作レバー１４を矢印方向へ移動して両
者の中間の洗浄操作位置Ｓ３へ操作すると洗浄状態にな
る。弁体１３の回転切替弁部１３ａには隔壁１３ｃで第
１切替連通路１３０と第２切替連通路１３１が区画さ
れ、この第１切替連通路１３０はその底部中心の底部ポ
ート１３０ａ、その底部周辺の底部ポート１３０ｂと一
つの側部ポート１３０ｃとを有し、第２切替連通路１３
１はその底部周辺の底部ポート１３１ａと周方向に並ん
だ３つの側部ポート１３１ｂ，１３１ｂ，１３１ｂとを
有しており、この弁体１３の回転でろ過、逆洗浄、洗浄
とを選択的に切替可能になっている。次に、この水配管
切替装置の作動を図７乃至図１２に基づいて説明する。
図７は切替弁をろ過回転位置にした状態の断面図、図８
は図７のろ過回転位置でのろ過流路を示す図、図９は切
替弁を逆洗浄回転位置にした状態の断面図、図１０は図
９の逆洗浄回転位置での逆洗浄流路を示す図、図１１は
切替弁を洗浄回転位置にした状態の断面図、図１２は図
１１の洗浄回転位置での洗浄流路を示す図である。図７
及び図８に示すように、弁体１３がろ過回転位置に操作
されると、本体１２の内側ポート（側部ポート）１２０
ａと回転切替弁部１３ａの側部ポート１３０ｃが連通
し、同時に回転切替弁部１３ａの底部ポート１３０ａと
本体１２の底部ポート１２１ａが連通し、これで回転切
替弁部１３ａの第１切替連通路１３０を介して本体１２
の上流側供給通路１２０と下流側供給通路１２１とが連
通する。また、本体１２の内側ポート（側部ポート）１
２２ａ、１２３ａと回転切替弁部１３ａの側部ポート１
３１ｂとが連通し、これで第２切替連通路１３１を介し
て本体１２の上流側浄水通路１２２と下流側浄水通路１
２３とが連通し、浄水流路Ａが形成される。また、図９
及び図１０に示すように、弁体１３が逆洗浄回転位置に
操作されると、本体１２の内側ポート（側部ポート）１
２０ａ、１２２ａと回転切替弁部１３ａの側部ポート１
３１ｂが連通し、これで回転切替弁部１３ａの第２切替
連通路１３１を介して本体１２の上流側供給通路１２０
と上流側浄水通路１２２とが連通される。また、同時に
本体１２の底部ポート１２１ａと回転切替弁部１３ａの
底部ポート１３０ａが連通し、さらに底部ポート１３０
ｂと底部ポート１２４ａが連通し、これで第１切替連通
路１３０を介して本体１２の下流側供給通路１２１と排
水通路１２４とが連通され、逆洗浄流路Ｂが形成され
る。さらに、図１１及び図１２に示すように、弁体１３
が洗浄回転位置に操作されると、本体１２の内側ポート
（側部ポート）１２０ａと回転切替弁部１３ａの側部ポ
ート１３０ｃが連通し、同時に回転切替弁部１３ａの底
部ポート１３０ａと本体１２の底部ポート１２１ａが連
通し、これで回転切替弁部１３ａの第１切替連通路１３
０を介して本体１２の上流側供給通路１２０と下流側供
給通路１２１とが連通する。また、本体１２の内側ポー
ト（側部ポート）１２２ａと回転切替弁部１３ａの側部
ポート１３１ｂと連通し、回転切替弁部１３ａの底部ポ
ート１３１ａと本体１２の底部ポート１２４ａと連通
し、これで第２切替連通路１３１を介して本体１２の上
流側浄水通路１２２と排水通路１２４とが連通され、洗
浄流路Ｃが形成される。
【０００７】
【発明の効果】前記のように、この発明では、弁体に第
１切替連通路と第２切替連通路とが形成され、この弁体
を操作レバーにより９０度の範囲で回動してろ過回転位
置、逆洗浄回転位置、洗浄回転位置の切替を行なうか
ら、操作レバーの移動範囲が小さく配置スペースの確保
が容易であり、しかも簡単で小型な弁構造で、容易な弁
操作でろ過、逆洗浄、洗浄が選択的に切替可能で操作性
も向上する。さらに具体的にいえば、この発明の切替弁
は多数の側部ポートを備えた円筒状の本体に円筒状の弁
体を回動可能に嵌合したので、弁体を回動するだけで切
替弁が、ろ過、逆洗浄、洗浄の３通りに切り替えられ、
また、この発明の切替弁は、弁体を引き上げるリフト操
作が必要でないので、切替弁の部品点数が少なく、機構
が単純でコンパクトであり、その軸の支持機構、シール
が単純に構成される。さらにまた、円筒状の本体、円筒
状の弁体に側部ポート、底部ポートをそれぞれ設け、切
替弁の主なポートの切り替えが、側部ポートの連通の切
り替えで行われ、この側壁の側部ポート切替面が一次水
（弁に流入する高圧水）の水圧でさほど本体の円筒状内
面に押し付けられることはなく、また、弁体の内部は隔
壁によって２分されていて、一次水圧は弁体底面の約半
分に作用するに過ぎないから、水圧によって弁体底面を
本体底面に押し付ける力は小さい。したがって、弁体の
回動抵抗は小さく、切替弁は軽く切り替え操作される。
さらに、この発明の切替弁は、弁体の底面と円筒状側壁
の側部ポートとによって多数の弁ポートの切り替えを行
う構造であるので、多数の弁ポートを設けるについて、
その多数の弁ポートを余裕をもって配置できる。他方、
底面に全ての弁ポートを配置する場合は各弁ポートに必
要な開口面積を確保するため（開口面積が小さいと弁ポ
ートの流動抵抗が大きくなる）に底部面積を大きくする
必要があり、その結果、切替弁（弁体、本体）が大型に
なることが避けられないが、この発明の切替弁は前記の
とおり、多数の弁ポートを余裕をもって配置できるの
で、切替弁を比較的小さくすることができる。
１切替連通路と第２切替連通路とが形成され、この弁体
を操作レバーにより９０度の範囲で回動してろ過回転位
置、逆洗浄回転位置、洗浄回転位置の切替を行なうか
ら、操作レバーの移動範囲が小さく配置スペースの確保
が容易であり、しかも簡単で小型な弁構造で、容易な弁
操作でろ過、逆洗浄、洗浄が選択的に切替可能で操作性
も向上する。さらに具体的にいえば、この発明の切替弁
は多数の側部ポートを備えた円筒状の本体に円筒状の弁
体を回動可能に嵌合したので、弁体を回動するだけで切
替弁が、ろ過、逆洗浄、洗浄の３通りに切り替えられ、
また、この発明の切替弁は、弁体を引き上げるリフト操
作が必要でないので、切替弁の部品点数が少なく、機構
が単純でコンパクトであり、その軸の支持機構、シール
が単純に構成される。さらにまた、円筒状の本体、円筒
状の弁体に側部ポート、底部ポートをそれぞれ設け、切
替弁の主なポートの切り替えが、側部ポートの連通の切
り替えで行われ、この側壁の側部ポート切替面が一次水
（弁に流入する高圧水）の水圧でさほど本体の円筒状内
面に押し付けられることはなく、また、弁体の内部は隔
壁によって２分されていて、一次水圧は弁体底面の約半
分に作用するに過ぎないから、水圧によって弁体底面を
本体底面に押し付ける力は小さい。したがって、弁体の
回動抵抗は小さく、切替弁は軽く切り替え操作される。
さらに、この発明の切替弁は、弁体の底面と円筒状側壁
の側部ポートとによって多数の弁ポートの切り替えを行
う構造であるので、多数の弁ポートを設けるについて、
その多数の弁ポートを余裕をもって配置できる。他方、
底面に全ての弁ポートを配置する場合は各弁ポートに必
要な開口面積を確保するため（開口面積が小さいと弁ポ
ートの流動抵抗が大きくなる）に底部面積を大きくする
必要があり、その結果、切替弁（弁体、本体）が大型に
なることが避けられないが、この発明の切替弁は前記の
とおり、多数の弁ポートを余裕をもって配置できるの
で、切替弁を比較的小さくすることができる。
【図１】浄水システムの全体概略図である。
【図２】浄水システムの水配管切替装置の概略図であ
る。
る。
【図３】水配管切替装置の切替弁のろ過状態での平面図
である。
である。
【図４】水配管切替装置の切替弁の一部を破断したろ過
状態での断面図である。
状態での断面図である。
【図５】弁体のろ過状態での断面図である。
【図６】水配管切替装置の切替弁のろ過状態での分解斜
視図である。
視図である。
【図７】切替弁をろ過回転位置にした状態の断面図であ
る。
る。
【図８】図７のろ過回転位置でのろ過流路を示す図であ
る。
る。
【図９】切替弁を逆洗浄回転位置にした状態の断面図で
ある。
ある。
【図１０】図９の逆洗浄回転位置での逆洗浄流路を示す
図である。
図である。
【図１１】切替弁を洗浄回転位置にした状態の断面図で
ある。
ある。
【図１２】図１１の洗浄回転位置での洗浄流路を示す図
である。
である。
【図１３】従来の浄水システムの水配管切替装置の概略
図である。
図である。
２・・・砂ろ過機 １０・・・水配管切替装置 １１・・・切替弁 １２・・・本体 １３・・・弁体 １４・・・操作レバー １２０・・・上流側供給通路 １２１・・・下流側供給通路 １２２・・・上流側浄水通路 １２３・・・下流側浄水通路 １２４・・・排水通路 １３０・・・第１切替連通路 １３１・・・第２切替連通路 Ａ・・・浄水流路 Ｂ・・・逆洗浄流路 Ｃ・・・洗浄流路
Claims (1)
- 【請求項１】水をろ過機でろ過して送水する浄水システ
ムに、ろ過、逆洗浄、洗浄とを選択的に切替可能な切替
弁を備え、この切替弁によってろ過、逆洗浄、洗浄が選
択的に切り替えられる、浄水システムの水配管切替装置
において、 前記切替弁は円筒状の本体と、この本体に回動可能に嵌
合した円筒状の弁体とを有し、 前記本体には、その底部中心とその周辺に底部ポート
を、その側部に３つの側部ポートを設けてあり、水を供
給する上流側供給配管と接続される上流側供給通路と、
ろ過機の上流側へ接続され、下流側供給配管と接続され
る下流側供給通路と、ろ過機の下流側へ接続され、浄水
配管と接続される上流側浄水通路と、浄化された水を送
水する浄水配管に接続される下流側浄水通路と、排水配
管に接続される排水通路とが、前記底部ポート、側部ポ
ートにそれぞれ連通しており、 また、前記弁体には、隔壁により区画された第１切替連
通路と第２切替連通路とが形成され、前記第１切替連通
路は、弁体底部の中心とその周辺とに底部ポートを備
え、側部には１つの側部ポートを備え、前記第２切替連
通路は、底部に底部ポートと側部に周方向に３つの側部
ポートを備え、かつ前記弁体は操作レバーにより９０度
の範囲で回転して、前記側部、底部にそれぞれ設けられ
た各ポートをろ過回転位置、逆洗浄回転位置、洗浄回転
位置に切替が可能であり、 弁体のろ過回転位置では、前記弁体により下流側浄水通
路を開き、排水通路を閉じるとともに、前記弁体の第１
切替連通路の１つの側部ポートとその底部中心の底部ポ
ートを介して、本体の側部に設けた３つの側部ポートの
うちの１つとその底部中心の底部ポートのそれぞれに接
続された上流側供給通路と下流側供給通路とが連通し、
かつ前記第２切替連通路の側部に設けた３つの側部ポー
トのうちの２つを介して、本体の側部ポートのうちの２
つのそれぞれに接続された上流側浄水通路と下流側浄水
通路とが連通し、 弁体の逆洗浄回転位置では、前記弁体により、下流側浄
水通路を閉じ、排水通路を開くとともに、前記弁体の前
記第２切替連通路の側部ポートのうちの２つを介して、
本体の側部ポートのうちの２つのそれぞれに接続された
上流側供給通路と上流側浄水通路とが連通し、かつ前記
第１切替連通路の底部中心とその周辺の底部ポートを介
して、本体の底部中心とその周辺の底部ポートのそれぞ
れに接続された下流側供給通路と前記排水通路とが連通
し、 弁体の洗浄回転位置では、前記弁体により、下流側浄水
通路を閉じ、排水通路を開くとともに、前記弁体の第１
切替連通路の１つの側部ポートとその底部中心の底部ポ
ートを介して、本体の側部ポートのうちの１つとその底
部中心の底部ポートのそれぞれに接続された上流側供給
通路と下流側供給通路とが連通し、かつ前記第２切替連
通路の側部ポートのうちの１つとその底部ポートを介し
て、本体の側部ポートの１つとその底部周辺の底部ポー
トのそれぞれに接続された上流側浄水通路と前記排水通
路とを連通することを特徴とする浄水システムの水配管
切替装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03070486A JP3116063B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 浄水システムの水配管切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03070486A JP3116063B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 浄水システムの水配管切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04282083A JPH04282083A (ja) | 1992-10-07 |
| JP3116063B2 true JP3116063B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=13432902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03070486A Expired - Fee Related JP3116063B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 浄水システムの水配管切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3116063B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1333190C (zh) * | 2005-01-18 | 2007-08-22 | 陈恺瑞 | 三位五通转角阀和由该阀控制的全自动自来水处理系统 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0532882U (ja) * | 1991-10-08 | 1993-04-30 | 宇部興産株式会社 | 逆洗用切換弁 |
| JPH08117740A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-14 | Kankyo:Kk | 浄水器 |
| CN108087588B (zh) * | 2018-01-23 | 2024-02-06 | 成都壹玖创新科技有限公司 | 多通道转向阀 |
| CN110127778A (zh) * | 2018-02-08 | 2019-08-16 | 福建金源泉科技发展有限公司 | 自洁式净水机循环系统 |
| CN216472379U (zh) * | 2021-10-29 | 2022-05-10 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种净水设备及净水系统 |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP03070486A patent/JP3116063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1333190C (zh) * | 2005-01-18 | 2007-08-22 | 陈恺瑞 | 三位五通转角阀和由该阀控制的全自动自来水处理系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04282083A (ja) | 1992-10-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |