JP2970046B2 - 刷版の絵柄面積率測定装置 - Google Patents

刷版の絵柄面積率測定装置

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JP2970046B2
JP2970046B2 JP3127532A JP12753291A JP2970046B2 JP 2970046 B2 JP2970046 B2 JP 2970046B2 JP 3127532 A JP3127532 A JP 3127532A JP 12753291 A JP12753291 A JP 12753291A JP 2970046 B2 JP2970046 B2 JP 2970046B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PS版等の刷版の絵柄
面積率を測定する刷版の絵柄面積率測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、版胴に巻回のPS版等の刷版
にインクを供給することにより、絵柄を印刷紙に印刷す
るに際し、版胴へのインクの供給過多による印刷不良、
版胴へのインクの供給過小(いわゆるカレ)による印刷
不良を防止するため、インキーキーの開度を調整するこ
とにより刷版へのインクの供給量を調整するようにして
いる。
【0003】図1は印刷紙とインキーキーとの対応関係
を模式的に示す説明図で、図1において、1は印刷紙、
2はインキーキー、3はその印刷紙1に印刷されている
例えば円形の絵柄である。インキーキー2は印刷紙1へ
のインクの供給量を調節するために用いられる。各イン
キーキー2′は印刷紙1の搬送方向と直交する方向の幅
を仮想的に等分割した分割領域(1〜n)に対応し、こ
の分割領域(1〜n)は各刷版の分割領域と一対一に対
応している。
【0004】各インキーキー2′のキー開度は、各分割
領域1〜nの絵柄面積率(以下面積率という)に対して
定められ、各面積率はその各領域1〜nの各面積中に印
刷される絵柄3の画線部がどの位の割合を有しているか
否かによって定められるもので、例えば、i番目の分割
領域の面積をb、i番目の分割領域中の絵柄3の画線部
の面積をaとすると、i番目の分割領域の面積率Sはa
/bにより定義される。その各面積率に対して各インキ
ーキー2′の開度が設定され、その開度に応じて各分割
領域1〜nへのインクの供給量が設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、面積率とイ
ンキーキー2の開度との間には必ずしも一対一の直線的
な対応関係があるわけではなく、印刷機械毎、作業員毎
に異なり、およその目安により面積率とインキーキー2
の開度とを関連づけ、何度も繰り返し試し刷りを行って
所望の印刷品質が得られるように、面積率とインキーキ
ー2の開度との関係式を求めており、試し刷りに手間が
かかる。また、顧客によって較正刷りの仕上げ結果を見
て印刷品質に変更を求められることもある。このような
場合に、刷版を作り直さなくとも、インキの供給量を変
えることで、印刷物の調子を変えることが可能だが、逐
一試し刷りを行って各インキーキー2′の開度を微調整
するのは面倒であり、各インキーキー2′の開度調整に
多大の労力と時間とを費やすという問題点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、試し刷りを何度
も繰り返し行って絵柄の印刷品質を確かめつつ各インキ
ーキーの開度を調節しなくとも所望の印刷品質に極力近
付くように各インキーキーのキー開度を調節できる刷版
の絵柄面積率測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる刷版の絵
柄面積率測定装置は、絵柄に基づいて露光がされたカラ
ー印刷用各刷版を各刷版毎に撮影する撮影手段と、各刷
版に対応させて準備されかつ前記撮影手段により撮影さ
れた各刷版の反射光強度を画素毎に各番地に記憶する各
記憶手段と、 前記各記憶手段の反射光強度を各記憶手
段毎に読取り前記各刷版の反射光強度に基づいてカラー
画像信号を構築するカラー画像信号構築手段と、該カラ
ー画像信号構築手段から出力されるカラー画像信号に基
づいて画像を表示する表示手段と、インク供給量を調節
するインキーキー毎に対応させて分割された各刷版の分
割領域の面積に対する画線部の面積の割合として定義さ
れる絵柄面積率との間に所定の関係が与えられたキー開
度を前記表示手段に表示された絵柄を見つつ調節変更す
るために、前記各記憶手段に対応させて準備され各記憶
手段の各画素毎の反射光強度を調整変更する反射光強度
調整変更手段と、前記各絵柄面積率を前記各記憶手段に
記憶された反射光の強度に基づき算出してキー開度デー
タを得るキー開度データ演算手段と、を備えていること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明に係わる刷版の絵柄面積率測定装置によ
れば、撮影手段は絵柄に基づく露光がされたカラー用各
刷版を撮影する。各記憶手段は各刷版に対応させて準備
されかつ撮影手段により撮影された各刷版の反射光強度
を画素毎に各番地に記憶する。カラー画像信号構築手段
は各記憶手段の画素毎の反射光強度を読取り、各刷版の
反射光強度に基づいてカラー画像信号を構築する。表示
手段は画像信号構築手段から出力されるカラー画像信号
に基づいて画像を表示する。一方、各記憶手段に対応さ
せて準備された反射光強度調整変更手段は各記憶手段の
各画素毎の反射光強度を調整変更可能であり、インク供
給量を調節するインキーキー毎に対応させて分割された
各刷版の分割領域の面積に対する絵柄部分の画線部の面
積の割合として定義される面積率との間に所定の関係が
与えられたキー開度を表示手段に表示された絵柄を見つ
つ変更調節するのに用いられる。
【0009】作業員は校正刷りと表示手段に表示された
絵柄とを対比しつつ所望の印刷品質の絵柄に近づくよう
に反射光強度調整変更手段を用いて各記憶手段の各番地
の反射光強度を修正する。この結果に基づき、キー開度
データ演算手段は各記憶手段に記憶された反射光の強度
に基づいて各分割領域毎の仮想面積率を算出してキー開
度データを得る。
【0010】
【実施例】図2において、10は露光終了済みのPS版等
の各刷版を示し、Yは黄版、Mはマゼンタ版、Cはシア
ン版、Kは墨版である。その各Y、M、C、K版にはそ
の絵柄に対応して画線部と非画線部とが形成され、画線
部の反射率は非画線部の反射率に較べて低い。その各
Y、M、C、K版は撮影手段としてのCCDカメラ11によ
って撮影される。そのCCDカメラ11は各画素毎に反射光
強度に対応する電圧を出力する。その各電圧はA/D変
換回路12、書き込み回路13を介して各Y、M、C、K版
に専用の記憶手段としてのフレームメモリ14〜17に入力
される。各フレームメモリ14〜17の各番地には各画素毎
の反射光強度に対応する電圧値(以下、反射光強度デー
タという)が記憶される。
【0011】その各フレームメモリ14〜17の各反射光強
度データは読取り回路18を介してカラー画像信号構築手
段としてのカラー画像信号処理回路19に順に入力され
る。カラー画像信号処理回路20はY、M、C、Kの各反
射光強度データ情報をR、G、B信号情報に変換するマ
トリックス回路を有し、各画素毎のR、G、B情報信号
はA/D変換器21によって画像信号とされ、各刷版Y、
M、C、K10に基づく絵柄3が表示手段22に表示され
る。
【0012】その各フレームメモリ14〜17の各番地に記
憶された各反射光強度データは、反射光強度調整変更手
段としての調整回路23〜26によって調節変更されるもの
で、調整回路23はY専用のフレームメモリ14の各番地に
記憶されている反射光強度データを変更し、調整回路24
はM専用のフレームメモリ15の各番地に記憶されている
反射光強度データを変更し、調整回路25はC専用のフレ
ームメモリ16の各番地に記憶されている反射光強度デー
タを変更し、調整回路26はK専用のフレームメモリ17の
各番地に記憶されている反射光強度データを変更する。
その各調整回路23〜26へのデータ入力は反射光強度調整
変更手段の一部を構成する操作パネル27により行われ
る。その各調整回路23〜26の出力データは書き込み回路
28を介して各フレームメモリ14〜17に入力される。その
反射光強度データの調整変更に基づき、絵柄の色相、彩
度、明度が変更される。作業員は、その表示手段22に表
示されている絵柄を校正刷りの絵柄と対比しつつ所望の
印刷品質に近いものであるか否かを判断する。
【0013】その各フレームメモリ14〜17の各番地の反
射光強度データは、読取り回路18を介してCPU29に入
力される。CPU29は各分割領域毎に各番地に記憶され
ている反射光強度データを積算し、その分割領域の基準
の全反射光量データ(その分割領域に絵柄が形成されて
いないとした場合の分割領域内の全反射光量データ)を
用いて除算する。この各分割領域毎に得られた除算デー
タは、各刷版10の分割領域毎の面積に対する絵柄部分の
面積の割合として定義される面積率に対応している。こ
の各刷版10の分割領域毎の面積率データは、後述するキ
ー開度データに変換され、書き込み回路30を介して例え
ばフロッピーディスク31に記憶される。例えば、CPU
29には図3に示すように各刷版Y、M、C、Kの各分割
領域毎にその面積率とキー開度との間に所定の関係式と
しての曲線Rがあらかじめ与えられている。この曲線R
はこれまでに作業員の校正刷りによって蓄積されたデー
タ用いる。その白丸印はその校正刷りに基づく面積率と
インキーキー2の開度との関係を示している。曲線Rは
インクの供給過多を避けるためにこの校正刷りの各デー
タに対して若干低めに設定される。
【0014】ここで、例えば、各刷版Y、M、C、Kに
対応するある番地群の反射光強度を適宜調節して、表示
手段21に表示されている絵柄の色相、彩度、明度を変更
したとする。これにより、例えば、面積率が10%から15
%に変更されたとすると、インキーキー2の開度はA1
からA2に変更される。また、この結果、例えば面積率
の値が20%から25%に変更されたとすると、インキーキ
ー2′のキー開度はB1からB2に変更されることにな
る。すなわち、CPU29は各面積率を各記憶手段に記憶
された反射光の強度に基づき算出してキー開度データを
得るキー開度データ演算手段として機能する。
【0015】これらの変更調節データがフロッピーディ
スク31に記憶され、このフロッピーディスク31に記憶さ
れているキー開度データをプリセットデータとして用い
て印刷装置を駆動すれば、所望の印刷品質に極力近付け
た状態で、インキーキー2の開度を調整できる。従っ
て、作業員は正規の印刷を行うときに、最終的に色の調
子を合わせる作業時間の短縮を図ることができる。
【0016】図4は本発明に係わる刷版の絵柄面積率測
定装置の第2実施例を示し、R、G、B信号を調整する
調整回路32、33、34を反射光強度調整変更手段として用
いてR、G、B信号発生回路32′、33′、34′を調節
し、これによりR、G、B信号に基づき表示手段22に表
示される絵柄の色相、彩度、明度を調節変更する一方、
そのR、G、B信号をマトリックス逆変換回路34により
各刷版Y、M、C、Kの反射光強度データに変換して各
フレームメモリ14〜17に書き込むことにより、その変更
された絵柄部分に対応する各番地の反射光強度データを
書き換えることにしたものである。
【0017】なお、絵柄の諧調はハイライト、ミドル、
シャドウの各領域毎に変更できるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係わる刷版の絵柄面積率測定装
置は、以上説明したように、所望の印刷品質の絵柄に極
力近付けた状態で印刷できるように画面を見つつ各イン
キーキーの開度に対応する各面積率を変更できるように
構成したので、試し刷りを何度も繰り返し行って絵柄の
印刷品質を確かめつつインキーキーのキー開度を調整し
なくとも所望の印刷品質に極力近付けた状態でインキー
キーのキー開度を調整できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 印刷紙とインキーキーとの対応関係を示す模
式図である。
【図2】 本発明に係わる刷版の面積率調節装置のブロ
ック回路図である。
【図3】 面積率とキー開度との関係を説明するための
模式図である。
【図4】 本発明に係わる刷版の面積率調節装置の他の
例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
10 刷版 14〜17 フレームメモリ(記憶手段) 20 画像信号処理回路 22 表示手段 23〜26 調節回路(反射光強度調節変更手段) 29 CPU(キー開度データ演算手段) 32〜34 調節回路(反射光強度調節変更手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絵柄に基づいて露光がされたカラー印刷
    用各刷版を各刷版毎に撮影する撮影手段と、 各刷版に
    対応させて準備されかつ前記撮影手段により撮影された
    各刷版の反射光強度を画素毎に各番地に記憶する各記憶
    手段と、 前記各記憶手段の反射光強度を各記憶手段毎
    に読取り前記各刷版の反射光強度に基づいてカラー画像
    信号を構築するカラー画像信号構築手段と、 該カラー
    画像信号構築手段から出力されるカラー画像信号に基づ
    いて画像を表示する表示手段と、インク供給量を調節す
    るインキーキー毎に対応させて分割された各刷版の分割
    領域の面積に対する画線部の面積の割合として定義され
    る絵柄面積率との間に所定の関係が与えられたキー開度
    を前記表示手段に表示された絵柄を見つつ調節変更する
    ために、前記各記憶手段に対応させて準備され各記憶手
    段の各画素毎の反射光強度を調整変更する反射光強度調
    整変更手段と、 前記各絵柄面積率を前記各記憶手段に
    記憶された反射光の強度に基づき算出してキー開度デー
    タを得るキー開度データ演算手段と、を備えていること
    を特徴とする刷版の絵柄面積率測定装置。
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