JPH04261856A - 印刷シミュレーション装置 - Google Patents

印刷シミュレーション装置

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JPH04261856A
JPH04261856A JP3021853A JP2185391A JPH04261856A JP H04261856 A JPH04261856 A JP H04261856A JP 3021853 A JP3021853 A JP 3021853A JP 2185391 A JP2185391 A JP 2185391A JP H04261856 A JPH04261856 A JP H04261856A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー原稿をカラー印
刷する場合に、カラーモニタの表示画面上で印刷の刷り
上がり状態をシミュレートする印刷シミュレーション装
置に関し、特にカラースキャナと組み合わせて使用され
る印刷シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷する場合は、まずカラー原稿
をカラースキャナで色分解する。そこでは、読取った画
像データに種々の色分解条件に従った色補正(例えば、
グラデーションカーブを補正することによりなされるト
ーン補正)を施して、色分解し、色分解信号に応じて色
分解版を作成する。次いで、得られた色分解版により校
正刷り用印刷版を製版し、この校正刷り用印刷版を校正
機にかけて校正刷りを行う。このとき、校正刷りの色調
からスキャナの色分解条件(色補正量)が適正かどうか
を判定し、校正刷りの色調が好ましい色調でない場合は
、色分解条件を変更して色補正をやり直し、再び色分解
版の作成及び校正刷りを行う。
【0003】そして、好ましい色調の校正刷りが得られ
るまで上記の処理を繰り返し、好ましい校正刷りが得ら
れたらその色分解版から実用印刷版を製版し、印刷機に
かけて本刷りを行う。ところで、このような校正刷りは
かなり多くの時間、費用及び労力を要するため、近年、
カラーモニタを用いた印刷シミュレーション装置(例え
ば、特開平1−131569号公報)が開発されている
【0004】この種の印刷シミュレーション装置として
は、従来、カラー原稿をカラースキャナで読取った画像
データを、刷り上がり状態に合った色分解条件で色補正
した後、色補正された画像データをカラーモニタ上に表
示する構成をとる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例に
よる場合には、色補正された画像データをモニタ用デー
タに変換する変換特性が標準的なインクや用紙を用いる
場合を想定して決定されたものであり、刷り上げるため
のインクや用紙が標準的なものと異なるとき、例えば蛍
光インク等の特色インクで印刷するときやトレーシング
ペーパー、艶の有るコート紙等に印刷するとき、そのよ
うな変換特性が用意されていないため、カラーモニタ上
の表示画面を頼ることなく、オペレータの経験に依って
色分解条件を微妙に変更している。
【0006】したがって、経験を積んだオペレータでな
いと好ましい結果が得られなかったり、好ましい結果を
得るまで試行錯誤を繰り返さなければならず非効率的で
あった。本発明は、上記従来技術の欠点を解決するため
になされたものであり、校正刷りの必要回数を減少でき
、またインクや用紙が標準のものと異なっていても、そ
れに応じた色分解を誰が行っても効率よく容易に設定で
きる印刷シミュレーション装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の技術的手段は、カラー原稿を入力手段で読取り、読
取られた画像データを色演算手段で色補正した後、その
補正後の画像データを出力手段へ与えるカラースキャナ
に接続され、前記補正後の画像データに基づいてモニタ
表示する印刷シミュレーション装置において、前記色演
算手段と出力手段との間に介挿され、色演算手段の出力
経路を出力手段側と印刷シミュレーション側とに切換え
る切換手段と、この切換手段から与えられる補正後の画
像データを、前記出力手段に基づく刷り上がり状態に対
応する変換特性のルックアップテーブルによってモニタ
表示用の画像データに変換する変換手段と、前記切換手
段への切換指令および変換手段への変換特性選択指令を
指示する指示手段と、前記変換手段から出力された画像
データに基づく画像を表示するカラーモニタ手段と、を
備えていることを特徴とする。
【0008】また、前記変換手段は、前記出力手段に基
づく刷り上げの際に選択使用する複数のインク夫々に対
応した変換特性のルックアップテーブルを備え、これら
テーブルのうち実使用のインクに応じたものが、前記指
示手段にて指定される構成としてもよい。そして、また
、前記変換手段は、前記出力手段に基づく刷り上げの際
に選択使用する複数の用紙夫々に対応した変換特性のル
ックアップテーブルを備え、これらテーブルのうち実使
用の用紙に応じたものが、前記指示手段にて指定される
ようにしてもよい。
【0009】更に、前記変換手段は、前記出力手段に基
づく刷り上げの際に選択使用する複数のインクと複数の
用紙との組合せの夫々に対応した変換特性のルックアッ
プテーブルを、該当するインク名称および用紙名称と関
連させて備え、これらルックアップテーブルのうち実使
用するインクと用紙とに応じたものが、前記指示手段に
てインク名称と用紙名称によって指定されるようにして
もよい。
【0010】
【作用】請求項1にあっては、入力手段はカラー原稿を
読取る。読取られた画像データは、色演算手段へ入力さ
れ、ここで色補正されて変換手段へ入力される。変換手
段は、指示手段からの指令に従って、前記色演算手段か
ら与えられる画像データを、出力手段に基づく刷り上が
り状態に応じたものに変換する。この変換された画像デ
ータはカラーモニタ手段に表示される。このとき、画像
データが刷り上がり状態に応じたものに変換されている
ので、カラーモニタ手段に表示された画像は刷り上がり
状態と一致したものとなっている。
【0011】請求項2にあっては、出力手段に基づく刷
り上げの際に選択使用する複数のインク夫々に対応させ
て、変換手段に備わっているルックアップテーブルのう
ちから、前記指示手段にて実使用のインクに応じたもの
を指定すると、そのインクに最適な変換特性のルックア
ップテーブルが選択され、切換手段からの画像データは
その変換特性で処理された後、カラーモニタ手段に表示
される。
【0012】請求項3にあっては、出力手段に基づく刷
り上げの際に選択使用する複数の用紙夫々に対応させて
、変換手段に備わっているルックアップテーブルのうち
から、前記指示手段にて実使用の用紙に応じたものを指
定すると、その用紙に最適な変換特性のルックアップテ
ーブルが選択され、切換手段からの画像データはその変
換特性で処理された後、カラーモニタ手段に表示される
【0013】請求項4にあっては、出力手段に基づく刷
り上げの際に選択使用する複数の用紙およびインク夫々
の名称と対応させて、変換手段に備わっているルックア
ップテーブルのうちから、前記指示手段にて実使用の用
紙とインクの名称を指定すると、その用紙とインクに最
適な変換特性のルックアップテーブルが選択され、切換
手段からの画像データはその変換特性で処理された後、
カラーモニタ手段に表示される。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1は印刷シミュレーション装置及びそれが接続
されたカラースキャナを示すブロック図である。カラー
スキャナは一点鎖線で囲むように、入力部(入力手段)
1と色演算回路(色演算手段)2と出力部(出力手段)
3を主体として構成される。
【0015】印刷シミュレーション装置は、間引き回路
4、フレームメモリFM1、FM2、セレクタ(切換手
段)SL1、SL2、変換回路(変換手段)5、カラー
CRTディスプレイ(カラーモニタ手段)9、制御部1
0、コンソール(指示手段)11から構成されている。 カラースキャナの概略構成 入力部1は、例えばドラム型の入力スキャナが用いられ
、カラー原稿を装着したシリンダをその軸周りに回転さ
せながら、カラー原稿をピックアップユニットで加色法
の3原色であるB、G、Rの画像データとして読取り、
対数変換して出力する。但し、入力部1としては平面型
の入力スキャナを用いてもよい。
【0016】色演算回路2は、ルックアップテーブル方
式のRAMを含む階調変換回路、USM(Unshar
p  Masking)回路、色修正回路等を備えてな
り、カラーコレクション(色修正)等の各演算処理を行
い、処理後のデータをY、M、C、K各々8ビットのデ
ータに変換して出力する。この色演算回路は、上記の特
開平1−131569号公報等により公知のもので、通
常使用されているものである。
【0017】なお、色演算回路2の上記演算処理は、オ
ペレータのマニュアル操作による色分解条件の設定に基
づいて行われる。また、前記条件設定の一部を自動設定
することもできる。出力部3は、網点信号発生回路、レ
ーザ光源、レーザビームを変調して露光ビームを生成す
る音響光学変調器等からなる出力スキャナであり、本ス
キャン時にY、M、C、Kの各画像データに対応する露
光ビームを生成し、これを記録用の感光材料の表面に照
射して記録動作を行う。
【0018】なお、色補正後の画像データをレイアウト
システム(画像編集装置)へ与えることもあり、このレ
イアウトシステムも本発明における出力手段に含まれ、
また、前記画像データを記憶するディスク等のメモリも
出力手段に含まれるものとする。 印刷シミュレーション装置の構成 間引き回路4は、入力部1から出力されるB、G、Rの
画像データ(例えば8ビットのデータ)をカラーCRT
ディスプレイ9の一画面の画素数に合致するようピクセ
ル(画素)単位で間引く回路である。間引き率やどのよ
うに間引くかは制御部10によって設定される。
【0019】第1のフレームメモリFM1は、例えば5
12×512ピクセルの画像メモリからなり、間引き回
路4にて間引かれたB、G、Rの画像データをB、G、
R毎に区分けして各々の記憶領域に格納すると共に、制
御バス60を介して制御部10から与えられる制御信号
により画像データの読出しを行う。第1のセレクタSL
1は、色演算回路2への画像データの入力経路を切換え
る。即ち、セレクタSL1が図示するaの入力経路を選
択していると、入力部1により読取られたB、G、Rの
画像データがそのまま色演算回路2に与えられる。また
、セレクタSL1がbの入力経路を選択していると、フ
レームメモリFM1に一旦格納された画像データが色演
算回路2に与えられる。セレクタSL1の切換動作は制
御部10によって制御される。
【0020】第2のセレクタ(切換手段)SL2は、色
演算回路2からの画像データの出力経路を切換える。即
ち,セレクタSL2がaの出力経路を選択すると、色演
算回路2からの画像データが出力部3に与えられる。ま
た、セレクタSL2がbの出力経路を選択すると、色演
算回路2からの画像データが変換回路(変換手段)5に
与えられる。セレクタSL2の切換は制御部10からの
切換指令により行われる。
【0021】変換回路5は、減色法の画像データから加
色法の画像データに変換する変換テーブル(ルックアッ
プテーブル)を備えており、色演算回路2から送出され
るY、M、C、Kの各色の濃度データをB、G、R各色
の輝度データに変換する。この変換は、下記数1〜数3
により行う。なお、これら数1〜数3は下記数4に対応
している。
【0022】
【数1】
【0023】
【数2】
【0024】
【数3】
【0025】
【数4】
【0026】上記数1〜数3における変換特性fYB(
Y)、fMB(M)等は、インクの種類や用紙の種類に
応じて夫々異なっている。例えば、Bの輝度に関しては
、図2の(a)〜(d)に実線にて示す標準の用紙で標
準のインクを用いる場合に比べて、輝度が低下するトレ
ーシングペーパーを用いる場合には同図に一点鎖線にて
示すように、同じ入力値(横軸)において出力値(縦軸
)が全体的に低くなった関数が用いられる。なお、図2
の入力値(横軸)は、色演算回路2から出力される8ビ
ットのY,M,C,Kの画像データに対応させた0〜2
55の範囲であり、出力値(縦軸)は各入力値に対応す
るもので、対数目盛としてある。
【0027】また、輝度が上昇する艶の有るコート紙を
用いる場合には同図に破線にて示すように、同じ入力値
(横軸)において出力値(縦軸)が全体的に高くなった
関数が用いられる。このことは、Gの輝度、Rの輝度に
ついても同様である。つまり、用紙、インクに夫々標準
のものを用いる場合のルックアップテーブルは、Bの輝
度についてfYB(Y)、fMB(M)、fCB(C)
、fKB(K)の4つ、Gの輝度についてfYG(Y)
、fMG(M)、fCG(C)、fKG(K)の4つ、
Rの輝度についてfYR(Y)、fMR(M)、fCR
(C)、fKR(K)の4つ、即ち4×3個を1組とし
て用意する。 そして、用紙のみが標準以外のものとなると、それにつ
いても12個を用意し、更に他の標準以外のものとなる
と、それについても12個を用意する。つまり、用紙の
種類数(n)に応じた数(12×n個)を用意しておく
【0028】また、インクが標準以外のものとなると、
それについても12個を1組として用意し、更に他の標
準以外のものとなると、それについても12個を用意す
る。つまり、インクの種類数(m)に応じた数(12×
m個)を用意しておく。更に、用紙とインクとの組合せ
を異ならせた場合には、その異なる都度、それについて
12個を用意する。そして、用意した各ルックアップテ
ーブルは、12個を1組として各組について例えば識別
Noを関連させて変換回路5に記憶させておく。
【0029】これら各組のルックアップテーブルの選択
は、コンソール(指示手段)11による識別Noの呼び
出しにてなされる。そして、色補正後の画像データは選
択されたルックアップテーブルにより変換され、変換後
の輝度データは、B、G、R毎に第2のフレームメモリ
FM2に格納された後、カラーCRTディスプレイ9に
表示される。
【0030】制御部10は、各セレクタSL1、SL2
を切換えたり、フレームメモリFM1、FM2を読出し
、書込み制御したり、コンソール11からマニュアル入
力される指示に基づき或いは自動的に印刷シミュレーシ
ョン装置をシミュレーション動作させるためのものであ
る。コンソール(指示手段)11は、色演算回路2の色
分解条件の変更等をマニュアル入力できる部所でもある
。コンソール11に代えてオペレーションパネル(キー
ボード)を用いることもできる。なお、制御部10とコ
ンソール11とは図面では印刷シミュレーション装置側
に設けているが、カラースキャナの一部機能も分担して
いる。 最適の色分解条件に設定する操作 次に、上記印刷シミュレーション装置によってカラース
キャナを最適の色分解条件に設定するための操作を説明
する。
【0031】先ず、制御部10の制御信号によって間引
き回路4に所定の間引き率を設定する。この状態で、プ
リスキャンを行い、その際に入力部1から得られるB、
G、Rの画像データを所定の間引き率で間引いて第1の
フレームメモリFM1に書き込む。このようにフレーム
メモリFM1に画像データを書き込むことにより、以後
適時に制御部10からの指令によって読み出すことで、
何度も同じ原稿のスキャンを行わなくても以降の回路に
画像データを供給できる。
【0032】また、セレクタSL1、SL2をb側に切
換える。そして、制御部10の読出し指令に基づいてフ
レームメモリFM1から画像データを読出し、色演算回
路2を通して変換回路5に出力する。これによって最初
の色分解条件の下で色演算された画像データを得、これ
を第2のフレームメモリFM2に格納し、カラーCRT
ディスプレイ9に画像を表示できる。
【0033】このとき、印刷工程にて使用する用紙やイ
ンクに応じて、オペレータが色演算回路2の色分解条件
をコンソール11からの指示にて変更することにより、
フレームメモリFM1からの画像データがその条件で色
分解される。そして、ここで得られた画像データに基づ
く画像をカラーCRTディスプレイ9上に再度表示する
ことができる。
【0034】また、このとき、コンソール11からの指
示によって、変換回路5の変換特性は使用する用紙やイ
ンクに応じた特性のものが選択されている。したがって
、印刷の刷り上がり状態をカラーCRTディスプレイ9
で容易に確認できる。このようにして、最適の色分解条
件が得られた場合には、その色分解条件を選択する。 ここで選択された最適の色分解条件は制御部10により
、色演算回路2に設定される。
【0035】この設定が終了すると、コンソール11か
らの指示により、セレクタSL1およびSL2を共にa
側に切換える。そして、入力部1においてカラー原稿を
本スキャンし、その際に読み取られた画像データを第1
のセレクタSL1を介して色演算回路2へ送り、ここで
、前述のプリセットされた色分解条件に基づいて、マス
キング(色修正)等の処理を施し、第2のセレクタSL
2を経て出力部3へ送出し、出力部3において、複製画
像を露光記録する。
【0036】図示する実施例の全容は以上の通りである
が、本発明は以下に述べる各種の変更が可能である。上
記実施例では各組のルックアップテーブルと関連付けて
識別Noを変換回路5に記憶させているが、本発明はこ
れに限らず、識別Noに代えてインク名称や用紙名称と
関連付けて各組のルックアップテーブルを記憶させてお
き、そのインク名称や用紙名称をコンソール11にて指
定するようにしても実施できる。
【0037】また、上記実施例では変換回路5に用紙変
更に対応するルックアップテーブルと、インク変更に対
応するルックアップテーブルとを備えるようにしている
が、これを廃し、用紙変更に対応するルックアップテー
ブルとインク変更に対応するルックアップテーブルとの
一方のみ、あるいはインクと用紙との組合せに対応する
ルックアップテーブルを備えるようにしてもよい。
【0038】更に、上記実施例ではプリスキャンと本ス
キャンの2回スキャンを行って、最適の色分解条件で複
製記録するようにしているが、1回のスキャンで行うこ
ともできる。つまり、大容量の別のフレームメモリを利
用し、1回のスキャンで得た画像データをこのメモリに
書き込み、これを最適の色分解条件選択作業時と複製記
録時とに使用すればよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明による場合に
は、コンソール(指示手段)からの指令に従って変換回
路(変換手段)が補正後の画像データを、出力部(出力
手段)に基づく刷り上がり状態に応じた変換特性に従っ
てモニタ表示用の画像データに変換するので、校正刷り
の必要回数を減少させることができる。
【0040】また、刷り上げの際に選択使用する複数の
インク夫々に対応した変換特性のルックアップテーブル
を変換手段に備えさせ、実使用するインクに応じたもの
を指示手段にて指定できるようにした場合や、刷り上げ
の際に選択使用する複数の用紙夫々に対応した変換特性
のルックアップテーブルを変換手段に備えさせ、実使用
する用紙に応じたものを指示手段にて指定できるように
した場合には、熟練者に限らず初心者が作業を行っても
、実使用するインクや用紙に応じた刷り上がり状態をカ
ラーモニタ手段に表示でき、刷り上がりの確認が容易に
なる。
【0041】更に、実使用するインクや用紙に対応する
変換特性のルックアップテーブルを、インク名称や用紙
名称にて指定できるようにした場合には、その指定を容
易に行うことができ、更に作業効率の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷シミュレーション装置の一実
施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】1つの組を構成する12個のルックアップテー
ブルのうちでBの輝度を決定するための変換特性fYB
(Y)、fMB(M)、fCB(C)、fKB(K)を
示す図である。
【符号の説明】
1…入力部(入力手段) 2…色演算回路(色演算手段) 3…出力部(出力手段) 5…変換回路(変換手段) 9…カラーCRTディスプレイ(カラーモニタ手段)1
0…制御部 11…コンソール(指示手段) SL2…セレクタ(切換手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カラー原稿を入力手段で読取り、読取
    られた画像データを色演算手段で色補正した後、その補
    正後の画像データを出力手段へ与えるカラースキャナに
    接続され、前記補正後の画像データに基づいてモニタ表
    示する印刷シミュレーション装置において、前記色演算
    手段と出力手段との間に介挿され、色演算手段の出力経
    路を出力手段側と印刷シミュレーション側とに切換える
    切換手段と、この切換手段から与えられる補正後の画像
    データを、前記出力手段に基づく刷り上がり状態に対応
    する変換特性のルックアップテーブルによってモニタ表
    示用の画像データに変換する変換手段と、前記切換手段
    への切換指令および変換手段への変換特性選択指令を指
    示する指示手段と、前記変換手段から出力された画像デ
    ータに基づく画像を表示するカラーモニタ手段と、を備
    えていることを特徴とする印刷シミュレーション装置。
  2. 【請求項2】  前記変換手段は、前記出力手段に基づ
    く刷り上げの際に選択使用する複数のインク夫々に対応
    した変換特性のルックアップテーブルを備え、これらテ
    ーブルのうち実使用のインクに応じたものが、前記指示
    手段にて指定されるようにしてあることを特徴とする請
    求項1記載の印刷シミュレーション装置。
  3. 【請求項3】  前記変換手段は、前記出力手段に基づ
    く刷り上げの際に選択使用する複数の用紙夫々に対応し
    た変換特性のルックアップテーブルを備え、これらテー
    ブルのうち実使用の用紙に応じたものが、前記指示手段
    にて指定されるようにしてあることを特徴とする請求項
    1記載の印刷シミュレーション装置。
  4. 【請求項4】  前記変換手段は、前記出力手段に基づ
    く刷り上げの際に選択使用する複数のインクと複数の用
    紙との組合せの夫々に対応した変換特性のルックアップ
    テーブルを、該当するインク名称および用紙名称と関連
    させて備え、これらルックアップテーブルのうち実使用
    するインクと用紙とに応じたものが、前記指示手段にて
    インク名称と用紙名称によって指定されるようにしてあ
    ることを特徴とする請求項1記載の印刷シミュレーショ
    ン装置。
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