JP2969295B2 - ディスクのチャック反転機構 - Google Patents

ディスクのチャック反転機構

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JP2969295B2 JP3115306A JP11530691A JP2969295B2 JP 2969295 B2 JP2969295 B2 JP 2969295B2 JP 3115306 A JP3115306 A JP 3115306A JP 11530691 A JP11530691 A JP 11530691A JP 2969295 B2 JP2969295 B2 JP 2969295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスクをチャック
して反転する機構に関し、詳しくは被検査のディスクを
チャックし、その両面を検査するためにディスクを反転
し、検査中に次のディスクをチャックして待機させ、検
査のスループットを向上できる機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクなどのディスクは検査装置
により表面欠陥が検査される。両面が有効面の場合はデ
ィスクを半回転、すなわち反転して検査される。
【0003】図3は両面検査のためのディスクの反転動
作を説明するもので、回転機構2のスピンドル21にロー
ディングされた被検査のディスク1は、モータ22により
回転され、検査部において検査される。片面の検査が終
了すると、矢印Sにより回転機構がチャック機構3の位
置まで移動して(イ) となり、矢印Aによりチャック機構
が下降して(ロ) となってディスクがチャックされる。つ
いで矢印Bにより上昇して(ハ) の矢印Cの方向に反転さ
れ、再び矢印B′により下降してスピンドルにローディ
ングされ、回転機構が検査部まで移動して反対面が検査
される。両面検査が終了すると、別途の搬送機構により
このディスクをチャック機構から取り除いた後、次のデ
ィスクがチャックされて交換される。
【0004】以上のようにチャック機構の動作は単純な
繰り返しであるが、昇降位置と反転角度は正確なことが
必要であり、これをロボットにより行うときはかなり複
雑な制御を必要とする。これに対して、この発明の発明
者により、簡易で正確に昇降/反転ができるものとし
て、「ワーク反転用カム機構、特願平 2-219419 号、平
成2.08.21 」が特許出願されている。図4は上記の特許
出願にかかるワーク反転用カム機構の反転部4を示す。
(a)は斜視図で、支持板41にカム板42と、これに係合し
たゼネバ歯車44とを軸支する。カム板をモータ43により
1回転すると、ゼネバ歯車が半回転して反転軸45が反転
する。反転軸に上記のチャック機構3を固定してディス
クを反転させる。図の(b) は、カム板の回転角度θに対
する、反転軸の回転角度αを示すもので角度αはθ=0
〜110°,160〜200°,250〜360°の範
囲で一定値に安定しており、それらの中間で間欠的に9
0°づつ変化する。このように安定範囲が広いので、カ
ム板の回転角度が仮に正確でなくても、反転軸を正確に
反転することができる。なお、図(a) には省略したが上
記のカム板にクランクを取り付け、カム板の回転による
反転に連動して支持板を正確に昇降する機構とされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、磁気ディスクの
生産量の増加に対応して、その検査は流れ作業により行
われている。しかし、最近においてはさらに需要と生産
が増加したために、従来以上に検査速度を向上すること
が要請され、検査自体を迅速化することが検討されて実
行されている。しかし、上記したディスクの交換にはか
なりの時間が必要とされているので、これを短縮するこ
とにより検査のスループットを向上することができる。
この発明は以上に鑑みてなされたもので、チャック機構
の構造を2枚のディスクをチャックできるものに改良
し、1枚の検査中に検査済のものを交換して交換時間を
短縮できるチャック反転機構を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はディスクのチ
ャック反転機構であって、ディスク検査装置のディスク
が装着されるスピンドルの回転軸に沿ってこのスピンド
ル先から離れる方向を上部としてこの上部に平行に配置
され、ディスクを上下に一定の間隔をなして別々に着脱
自在にチャックする第1および第2のチャック部と、
転によりこれら第1および第2のチャック部の位置を上
下入れ替える反転部とにより構成され、ディスクをス
ンドルに対してローディング/アンローディングし、
1および第2のチャック部のうちスピンドルに対して遠
い側に位置するチャック部がディスクの検査中に次位の
ディスクを検査対象面を下側としてチャックし、スピン
ドルに対して近い側に位置するチャック部が検査終了後
のディスクをチャックするものであって、反転部による
反転によりスピンドルに対して第1および第2のチャッ
ク部の上下の位置が入れ替わるものである。また、他の
発明として上記の反転部は、カム板の1回転により半回
転するゼネバ歯車を有する反転機構部と、反転機構部を
上記の一定の間隔に等しい距離を昇降させるエアシリン
ダとにより構成され、チャック部の結合の中心点をゼネ
バ歯車の反転軸に固定したものである。
【0007】
【作用】このように、スピンドルに対して遠い側に位置
するチャック部が、ディスクの検査中に次位のディスク
を反転によりローディングするために検査対象面を下側
としてチャックされているので、ディスクの検査が終了
したときには、スピンドルに対して近い側に位置するチ
ャック部が検査が終了したディスクをチャックして、第
1および第2のチャック部の位置を上下反転させるだけ
で次のディスクを検査対象面を上側としてスピンドルに
容易に装着することができ、検査済みディスクのアンロ
ードの処理と次のディスクのロードの処理とが反転動作
により同時的にできる。これによりディスク交換時間を
短縮することができる。具体的には、この発明のチャッ
ク反転機構においては、チャック部(第1および第2の
チャック部)のチャックアームはエアシリンダとクラン
ク機構により移動し、2枚のディスクが水平状態で別々
に着脱自在にチャックされる。チャック部は反転部のゼ
ネバ歯車により正確に反転され、また必要に応じて反転
/昇降部のエアシリンダにより一定の間隔だけ昇降し
て、いずれかのディスクを解放して検査装置のスピンド
ルにローディングし、またこれをチャックしてアンロー
ディングする。このチャック反転機構の制御方法は、2
組のチャックアームの一方にディスクをチャックして反
転または昇降し、スピンドルに対してディスクをローデ
ィング/アンローディングしてその両面に対する検査を
行い、この検査中に次位のディスクを他方のチャックア
ームにチャックして検査に対して待機することができ、
これによりディスクの交換時間が短縮される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構造を示し、
(a) はチャック反転機構と検査装置の回転機構の側面
図、(b) はチャック部5の平面および正面図である。図
1(a) において、反転/昇降部6はベース盤7にガイド
板61とエアシリンダ62と、エアシリンダによりガイド板
に沿って一定距離Hだけ昇降する反転部4とにより構成
する。反転部は前記した図4(a) のものとし、その反転
軸45にチャック部5を取り付ける。ベース盤7は検査装
置と共通とし、検査装置の回転機構2は、レール23に沿
って矢印Sのように移動して、第1および第2のチャッ
ク部からなるチャック部5の下に停止する。チャック部
5は、反転し、または必要により一定距離Hを昇降して
ディスクを回転機構のスピンドル21に対してローディン
グし、またはアンローディングする。図(b) において、
チャック部5における第1のチャック部に対して第2の
チャック部を対応する構成要素の符号に「′」を付けて
示し、説明すると、図(b) に示すチャック部5は、ガイ
ド棒51と、ガイド棒に軸支され、エアシリンダ52に駆動
されるクランク機構53と、クランク機構によりガイド棒
に沿って移動する2本1組のチャックアーム54a,54b を
設ける。各チャックアームにはディスク1の円周エッジ
に対応する位置に2個のローラー55が取り付けられる。
両チャックアームの間隔wを変化させ、これが狭いとき
円周エッジを両側でチャックし、間隔wを広くするとデ
ィスクが解放される。この2本1組のチャックアームの
2組を上記の一定の間隔Hとして重ね合わせ、それぞれ
のガイド棒51と51′を結合部56で結合し、結合部の中心
が反転軸45に固定される。なお、チャックするとき、ま
たは解放するときはディスクは矢印Rの方向にアクセス
される。
【0009】図2により上記のチャック反転機構の制御
方法を説明する。(イ) において、ディスク1-1が他の箇
所から搬送されてチャック部4の上側のチャックアーム
にチャックされたとし、ディスクの下側をA面、上側を
B面とする。ここでチャック部を反転(矢印R)すると
(ロ) となり、回転機構2がS方向に移動してディスクは
スピンドル21にローディングされる。ついで回転機構が
反対のS′方向に移動してA面が検査され、検査が終了
すると回転機構がS移動してディスクは再びチャックさ
れる。つぎにチャック部は反転されて(ハ) となり、さら
に距離Hを下降して(ニ) となる。ここで(ロ) と同様な動
作がなされてB面が検査される。この検査中にチャック
部5が距離Hを上昇して(ホ) とすると上側は空いている
のでここに次位のディスク1-2を、A面を下側としてチ
ャックして待機する。先のディスク1-1の検査が終了す
ると下側のチャックアームにチャックされて(ヘ) とな
り、これを反転して(ト) としてディスク1-2のA面が検
査される。この検査中に検査済のディスク1-1はチャッ
ク部から取り去られて他の箇所に搬送される。A面の検
査が終了したディスク1-2をチャックしたチャック部
は、再び反転されて(チ) 、すなわち(ハ) に戻り、以下、
上記と同様な動作により検査が繰り返される。以上によ
り、次位のディスクが検査中の(ホ) においてチャックさ
れて待機し、検査済のディスクはやはり検査中の(ト) に
おいて取り去られるので、ディスクの交換時間がかから
ず、検査のスループットが短縮される。
【0010】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明によるチ
ャック反転機構においては、両面検査のためにディスク
を正確に反転する反転機能を有するとともに、2枚のデ
ィスクを同時にチャックできるチャック部を設けたもの
で、これによりディスクの検査中に、検査済のディスク
をつぎに検査されるディスクに交換して待機させ、検査
のスループット時間を短縮することができ、ディスク検
査装置の稼働率の向上に寄与する効果には大きいものが
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示し、(a) はチャック
反転機構と検査装置の回転機構の側面図、(b) はチャッ
ク部5の平面および正面図である。
【図2】 この発明によるチャック反転機構の制御方法
の説明図である。
【図3】 ディスク検査装置におけるディスクの反転の
説明図である。
【図4】 特許出願にかかる「ワーク反転用カム機構」
の反転部の斜視図とその動作を示す曲線図である。
【符号の説明】
1,1-1, 1-2…ディスク、2…回転機構、21…スピン
ドル、22…モータ、23…レール、3…チャック機構、4
…反転部、41…支持板、42…カム板、43…モータ、44…
ゼネバ歯車、45…反転軸、5…チャック部、51,51 ′…
ガイド棒、52…エアシリンダ、53,53 ′…クランク機
構、 54a,54a′,54b,54b′ …チャックアーム、55…
ローラー、6…反転/昇降部、61…ガイド板、62…エア
シリンダ、7…ベース盤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−283452(JP,A) 特開 昭62−257668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 25/04 G11B 17/22 - 17/30 B65H 15/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク検査装置のディスクが装着される
    スピンドルの回転軸に沿ってこのスピンドル先から離れ
    る方向を上部としてこの上部に平行に配置され、前記
    ィスクを上下に一定の間隔をなして別々に着脱自在にチ
    ャックする第1および第2のチャック部と、反転により
    これら第1および第2のチャック部の位置を上下入れ替
    える反転部とにより構成され、該ディスクを前記スピン
    ドルに対してローディング/アンローディングし、前記
    第1および第2のチャック部のうち前記スピンドルに対
    して遠い側に位置するチャック部が前記ディスクの検査
    中に次位のディスクを検査対象面を下側としてチャック
    し、前記スピンドルに対して近い側に位置するチャック
    部が検査終了後のディスクをチャックするものであっ
    て、前記反転部による反転により前記スピンドルに対し
    て前記第1および第2のチャック部の上下の位置が入れ
    替わることを特徴とする、ディスクのチャック反転機
    構。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のチャック部は、ガ
    イド棒と、エアシリンダにより駆動されるクランク機構
    と、このクランク機構に結合して前記エアシリンダの駆
    動により該ガイド棒に沿って移動して前記着脱自在にデ
    ィスクをチャックする2本のチャックアームとを有し、
    前記一定の間隔において結合されている、請求項1記載
    のディスクのチャック反転機構。
  3. 【請求項3】 前記反転部は、カム板の1回転により半
    回転するゼネバ歯車を有する反転機構部と、この反転機
    構部を前記一定の間隔に等しい距離を昇降させるエアシ
    リンダとにより構成され、前記第1および第2のチャッ
    ク部は、前記一定の間隔において結合され、前記ゼネバ
    歯車の反転軸が前記一定の間隔の結合の中心点固定
    れている、請求項1記載のディスクのチャック反転機
    構。
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JP4125116B2 (ja) * 2000-09-20 2008-07-30 三菱電機株式会社 ディスク装置
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CN113838492B (zh) * 2020-06-08 2023-03-28 苏州互盟信息存储技术有限公司 一种双面光盘翻盘器及光盘库

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