JP2969139B2 - 接続器 - Google Patents

接続器

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JP2969139B2
JP2969139B2 JP2084348A JP8434890A JP2969139B2 JP 2969139 B2 JP2969139 B2 JP 2969139B2 JP 2084348 A JP2084348 A JP 2084348A JP 8434890 A JP8434890 A JP 8434890A JP 2969139 B2 JP2969139 B2 JP 2969139B2
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静雄 小林
友紀 木村
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Shinko Electric Co Ltd
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は引掛けシーリングローゼットなどの接続器に
係り、この接続器を天井などの取付け面に取付ける木ね
じなどの取付け具を接続器本体に仮止め保持するものに
関する。
(従来の技術) この種の引掛けシーリングローゼットなどの接続器
は、天井面などの取付け面に器具本体を貫通した木ねじ
などの取付け具で取付けられるようになっている。そし
て従来この取付け具はポリエチレン樹脂にて形成した袋
などに収納して接続器本体に接着テープなどにて添付し
たり、包装箱に同梱するなどの方法が採られていたが、
取付け具を袋に入れたり、テープで粘着したりする作業
を必要とするので、取扱いが面倒であるなどの問題があ
る。そこで、例えば、実公昭64−7532号公報、特開昭59
−60809号公報に記載されているように、接続器本体の
被取付け面側に凹窪部を形成するように電気接続部品を
覆う蓋体を設け、この蓋体に木ねじなどの取付け具を仮
止め保持する係合部を形成した構造の接続器が知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記実公昭64−7532号公報、特開昭59−6080
9号公報に記載されている構造の接続器では、取付け具
を蓋材に保持する係合部を有する蓋体は本体の同じ熱硬
化性樹脂より成形されているので、取付け具の着脱の際
に係止部に作用する外力によって係止部が破損しやすい
などの問題がある。また、複雑な形状の蓋体成形用の金
型が必要となるため、接続器の製造単価が高くなるとい
う問題もある。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、木ねじなどの
取付け具を接続器本体に着脱する際に係止部が破損する
ことのない、安価で作製できる接続器を提供するもので
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の接続器は、熱硬化性樹脂からなる接続器本体
と、この接続器本体の被取付け面側に設けられこの接続
器本体内に収納された電気接続部品を覆う熱可塑性樹脂
からなる蓋体と、前記接続器本体を貫通しこの接続器本
体を取付け面に取付けえる取付け具とを備え、前記接続
器本体は、前記取付け具が上下に貫通する取付け孔と、
この接続器本体の前記被取付け面側の周縁部から内側に
突出した係止部を有し、前記蓋体には、前記取付け孔に
連通する貫通孔が形成された筒状突起部を前記被取付け
面側に突設し、前記取付け具を、前記係止部と前記筒状
突起部の外側面とで前記蓋体の被取付け面側に仮止め保
持するものである。
(作用) 本発明の接続器は、熱可塑性樹脂からなる蓋体の筒状
突起部は弾性を有しているので、取付け具をこの蓋材に
仮止め保持する際に筒状突起部に外力が作用しても、こ
の筒状突起部の変形が起るだけでこの筒状突起部は破損
することなく、接続器本体から突出した係止部ととも
に、この取付け具を蓋体の被取付け面側に仮止め保持す
る。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は例えば引掛けシーリングローゼ
ットなどの接続器本体で、この本体は熱硬化性樹脂より
成形され、被取付け面2となる上面が開口した箱状に形
成されている。さらに、この本体1の被取付け面2の周
縁部の開口縁部から内側に向けて係止部3が本体1と一
体に突設され、この係止部3の内方に空間3aが形成され
るようになっている。
この本体1の被接続面4となる下面には、第2図に示
すように一端に挿入孔部5を有する引掛け刃挿入溝孔6
が略中心部から対称位置に形成され、また、この引掛け
刃挿入溝孔6の間に位置して本体1を貫通する一対の取
付け孔7が開口形成されている。そして、この本体1の
内部には両引掛け刃挿入溝孔6の内側周縁に沿って引掛
け刃と接触する受け刃が設けられ、この受け刃に接続す
る自己鎖錠ばね端子などの端子器具が収納されている。
次に、8は熱可塑性樹脂からなる蓋体で、本体1の被
取付け面2の開口部から嵌合され、本体1の開口縁部よ
り内側に保持されるようになっており、この蓋体8に
は、本体1のそれぞれの取付け孔7に連通する貫通孔9
を略中央に形成した筒状突起部10が本体1の被取付け面
2側に突設され、この筒状突起部10の上端周縁部には本
体1の係止部3に相対して係止片11が筒状突起部10と一
体に形成され、この係止片11の内方には空間11aが形成
されている。さらに、この蓋体8の上面には、本体1に
収納されている端子器具に接続する一対の電線挿通孔13
と、電線の接続を解除するための解除孔(図示せず)が
形成されている。そして、この蓋体8は蓋体8の上面と
本体1の開口縁部との間に空間を形成して位置してい
る。
次に、取付け具12は木ねじなどにて形成され、本体1
の取付け孔7から挿通され、蓋体8の貫通孔9からこの
本体1の被取付け面2に向けて突出され、この取付け具
12を天井面などの取付け面に螺着するなどの手段によ
り、本体1は取付け面に取付けられる。
次に、この実施例の作用について説明する。
接続器の梱包などに際しては、本体1の被取付け面2
側におて、取付け具12の長手方向を本体1の長手方向と
同じにして、第3図に示すように、蓋体8の上面の取付
け具12の仮止め保持予定位置の上方に取付け具12を位置
させる。次に、取付け具12を蓋体8の上面に向けて押し
込むと、第4図に示すように、熱可塑性樹脂からなる蓋
体8の筒状突起部10の係止片11はその係止片11の有する
弾性によって変形し、また、筒状突起部10の取付け具12
と接する側面も窪んで、取付け具12の挿入を促す。次
に、取付け具12が所定位置に保持されると、筒状突起部
10と係止片11とはそれぞれ有する弾性によって元の形状
に戻り、取付け具12は係止部3の内側の空間3aと係止片
11の内側の空間11aに位置され、取付け具12は本体1の
係止部3と、蓋体8の係止片11とによって取付け具12を
蓋体8の上面に嵌合して保持される。
次いで、接続器を取付け面に取付けるに際しては、蓋
体8の上面に装着されている取付け具12を取り外す。こ
の取り外しに要する外力が、どのように蓋体8に作用し
ても、蓋体8の有する弾性によって緩和されるので、係
止片11が破損したり、蓋体8にき裂が生じることはな
い。また、蓋体8は従来の熱硬化性樹脂製のものに比較
して、外力の作用によって容易に変形するので、取付け
具12の着脱が容易に行える。
また、上記の実施例では、本体1の被取付け面2側に
設けられた係止部3は、1本の取付け具12に対して1箇
所であったが、第6図に示すように、2箇所にしても良
い。また蓋体8の筒状突起部10には係止片11を必ずしも
必要としない。この実施例の構造では取付け具12が2箇
所で蓋体8に係止されるので、不意の衝撃に対しては、
1箇所で蓋体8に係止されている場合に比較して、蓋体
8よりはずれにくくなり、取付け具12の仮止め保持の効
果は高くなる。
なお、前記実施例では、引掛けシーリングローゼット
について説明したが、各種接続器に適用できるものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、取付け具を、熱硬化性樹脂からなる
本体の係止部と、熱可塑性樹脂からなる蓋体の筒状突起
部の側面とで、蓋体の上面に嵌合して装着しているの
で、取付け具の着脱の際に作用する外力は、蓋体の筒状
突起部の有する弾性によって緩和されるので、本体に突
設する係止部と筒状突起部は着脱時に作用する外力によ
って破損することはない。
また、取付け具を接続器に装着する手段として、本体
の被取付け面の周縁部内側側面に設けた係止部と、蓋体
の本体の取付け孔から連通する貫通孔を中央に設けた筒
状突起部の側面を利用しているので、本体や蓋体を成形
する際の金型の作製も容易であり、製造単価も、従来の
取付け具の装着手段を持たない接続器のものとほぼ同じ
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す接続器の被取付け面を
示す斜視図、第2図は同上被接続面を示す斜視図、第3
図は同上取付け具を装着する状態の説明図、第4図は同
上第3図に続く状態の説明図、第5図は同上第4図に続
く取付け具が仮止め保持された状態の説明図、第6図は
本発明の他の一実施例を示す接続器の上面図、第7図は
同上被取付け面を示す分解斜視図である。 1……接続器本体、2……被取付け面、3……係止部、
7……取付け孔、8……蓋体、9……貫通孔、10……筒
状突起部、12……取付け具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−60809(JP,A) 特開 平3−226907(JP,A) 実開 昭54−166577(JP,U) 実公 昭64−7532(JP,Y2) 実公 昭51−8477(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 21/02 101 H02G 3/08 H02G 3/20 H01R 13/73

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂からなる接続器本体と、この
    接続器本体の被取付け面側に設けられこの接続器本体内
    に収納された電気接続部品を覆う熱可塑性樹脂からなる
    蓋体と、前記接続器本体を貫通しこの接続器本体を取付
    け面に取付けえる取付け具とを備え、 前記接続器本体は、前記取付け具が上下に貫通する取付
    け孔と、この接続器本体の前記被取付け面側の周縁部か
    ら内側に突出した係止部を有し、 前記蓋体には、前記取付け孔に連通する貫通孔が形成さ
    れた筒状突起部を前記被取付け面側に突設し、 前記取付け具を、前記係止部と前記筒状突起部の外側面
    とで前記蓋体の被取付け面側に仮止め保持することを特
    徴とした接続器。
JP2084348A 1990-03-30 1990-03-30 接続器 Expired - Fee Related JP2969139B2 (ja)

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