JP2968946B2 - 鉄筋コンクリート管 - Google Patents
鉄筋コンクリート管Info
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Description
使用される鉄筋コンクリート管に関するものである。
管25が連続的に接合して形成され、該鉄筋コンクリー
ト管25には壁体に緊張材26が埋設され、これによっ
てプレストレスが付与されている。
リート管は、壁体に埋設された緊張材を接合端面で緊張
してプレストレスを付与し、緊張材の緊張端部が接合端
面から突出していた。そのためコンクリート管の接合端
面の構造が複雑となり、しかも鉄筋コンクリート管同士
の接合が煩雑で作業性が悪いという問題があった。
れたものであり、その目的は、鉄筋コンクリート管の接
合端面の構造を簡潔にして、鉄筋コンクリート管同士の
接合が容易に行える鉄筋コンクリート管を提供すること
である。
めの本発明の鉄筋コンクリート管は、壁体の中央部から
両接合端部側にかけて緊張材がUターン状に埋設され、
該緊張材が中央部において緊張されてプレストレスが付
与されたことである。
の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は
本発明の鉄筋コンクリート管の断面図、図2の(1)は
同側面図、(2)は図1のA−A線断面図、図3は図2
の(1)のB−B線断面図である。
打ちコンクリートまたはプレキャスト鉄筋コンクリート
によって断面四角形に形成され、幅広の通路1aと幅狭
な管理通路1bとを備えている。鉄筋コンクリート管1
の接合端部2側の周壁3には、連結線を挿入する挿入孔
4が接合端面2aにまで貫通されているとともに、前記
挿入孔4の中央部側の周壁にはジャッキを操作するため
の開口部5が形成されている。また接合端面2aの全周
にはシール用のゴムガスケット6が環状に設けられてい
る。また鉄筋コンクリート管1の上壁3aと底壁3bに
はPC鋼線及びPC鋼より線等の緊張材7、8が所定の
緊張力を付与された状態で埋設されている。
の中央部から両接合端部2側にかけてUターンして埋設
され、中央部内壁の定着溝9、10で端部7aが緊張定
着されている。この端部7aは互いに他方の端部8aと
重複させた状態、すなわち右側の緊張材の端部7aが左
側の緊張材8側の定着溝9に緊張定着されるとともに、
左側の緊張材の端部8aが右側の緊張材側の定着溝10
に緊張定着されることにより、鉄筋コンクリート管1全
体にわたってプレストレスが付与されている。このよう
に緊張材7、8が中央部から両接合端部2側にかけてU
ターン状に埋設され、かつその端部7a、8aが中央部
内壁で緊張定着されているので、鉄筋コンクリート管1
の接合端部2の構造が簡潔になり、さらに鉄筋コンクリ
ート管1同士の接合部における緊張定着作業を省くこと
ができる。よってこれらの接合作業を効率良く行うこと
ができる。なお、上記緊張材7は上壁3a及び底壁3b
に限らず、側壁に埋設することもできる。
1同士を接合して構築した共同溝11の断面図を示した
ものであり、現場打ちコンクリートまたはプレキャスト
鉄筋コンクリートで構築したものである。これらの各鉄
筋コンクリート管1は接合枠12によって接合されてい
る。この接合枠12は、図6に示すように、セラミック
塗装された型枠兼用枠体13、14が連結ボルト15で
対向状に連結されて、ガスケット16とゴムリミッタ1
7を挟んでいる。
た各鉄筋コンクリート管1は、その接合部間にわたって
設けた連結線18で緊張連結されている。この連結線1
8は鉄筋コンクリート管1の内壁に設けられている。こ
の連結線18における各鉄筋コンクリート管1の接合部
間には回転中心部材19が設けられている。すなわち連
結線18はこの回転中心部材19を貫通して配設されて
いる。これは地震や地盤の不同沈下等によって鉄筋コン
クリート管1に大きなせん断力や引張力が作用した場合
に、各鉄筋コンクリート管1が回転して上下左右にずれ
るのを防止するものである。この回転中心部材19は、
対向する鉄筋コンクリート管1の接合端面2aに設けた
半円筒形の収納体20が、縁を切った状態で合わさった
収納函21と、該収納函21に収納されて連結線18を
貫通させたせん断抵抗体22と、該せん断抵抗体22の
周りに充填された発砲ゴム等の緩衝材23とから構成さ
れている。したがって、鉄筋コンクリート管1に大きな
せん断力が作用した場合は、前記せん断抵抗体22を中
心に鉄筋コンクリート管1が回転する。
緊張材がUターン状に埋設され、前記緊張材が中央部に
おいて緊張されてプレストレスが付与されたことによ
り、接合端面の構造が簡潔になり、接合部における連結
材の緊張定着作業を省くことができる。
て緊張定着できるので、この緊張定着作業と鉄筋コンク
リート管の接合作業とを並行して行うことができる。
は図1のA−A線断面図である。
ある。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 壁体の中央部から両接合端部側にかけて
緊張材がUターン状に埋設され、該緊張材が中央部にお
いて緊張されてプレストレスが付与されたことを特徴と
する鉄筋コンクリート管。 - 【請求項2】 前記緊張材は鉄筋コンクリート壁の内部
において緊張されることを特徴とする請求項1に記載の
鉄筋コンクリート管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104397A JP2968946B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 鉄筋コンクリート管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104397A JP2968946B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 鉄筋コンクリート管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10204969A JPH10204969A (ja) | 1998-08-04 |
JP2968946B2 true JP2968946B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=11767029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1104397A Expired - Fee Related JP2968946B2 (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 鉄筋コンクリート管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2968946B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP1104397A patent/JP2968946B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10204969A (ja) | 1998-08-04 |
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