JP2968637B2 - 熱間圧延における板幅制御法 - Google Patents

熱間圧延における板幅制御法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延における板幅
制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来の熱間仕上圧延機の板幅制御方法とし
ては、仕上圧延機における板幅変化量を測定または演算
により求め、この測定値または演算値に基づいてスタン
ド間張力を変化させて板幅を制御する方法(例えば特開
平1−262011号公報),粗圧延機および/または
仕上圧延機入口に設置してあるエッジャーの開度を制御
して圧延材料の板幅を制御する方法等が知られている。
【0003】後者のエッジャーの開度により板幅制御を
行う方法については、圧延材の板幅,板厚,スタンド間
張力,材料温度,変形抵抗により仕上圧延時の板幅変化
量を演算し板幅制御を行う特開昭62−68616号公
報に示されるような方法,圧延材のクラウン量あるいは
クラウン変化量を測定あるいは演算し、このクラウン量
あるいはクラウン変化量より板幅変化量を演算し板幅制
御を行う特開昭62−296904号公報あるいは特開
昭63−299807号公報に示されるような方法があ
る。
【0004】また、文献によると板幅変化は図9に示す
ような3つの領域で起こり、ロールバイト入口近傍で幅
縮みが、ロールバイト内で幅広がりが、またスタンド間
において幅縮みが生じていると言われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来法では、仕上圧延機での板幅変化影響因子として板ク
ラウンの影響を考慮していないものや、板クラウンの影
響を考慮している場合においてもクラウン変化量の絶対
値で評価しているため、圧延材板厚との関係が不明確で
あり、そのため精度の良い板幅変化の予測ができなかっ
た。
【0006】また、上記で述べたごとく板幅変化は、ロ
ールバイト入口直近,ロールバイト内、およびスタンド
間と、異なる3つの領域で生じており、これら各領域に
おける板幅変化のメカニズムはそれぞれ異なるものと考
えられる。したがって、板幅変化の高精度な予測をする
ためには、各領域毎の板幅変化特性を十分把握する必要
があるが、上記に示した従来の方法においてはこれが行
われていない。
【0007】そこで、発明者らは、ロールバイト入口直
近およびロールバイト内の領域について3次元剛塑性有
限要素法を用いて種々の圧延条件で解析を行い、板幅変
化挙動を調査し、後記「作用」の項で説明するように、
板幅変化予測を高精度に行える従来にない新しい知見を
得た。特に、クラウンの影響項については、クラウン比
率変化 Ch /h−CH /H (CH ,Ch :入,出側のクラウン量、H,h:入,出
側板厚)という従来にない新しいパラーメータを用いる
ことによって、板厚との相関を得ることができた。
【0008】また、ロールバイト入口直近およびロール
バイト内では、板幅変化挙動も本質的に異なることも明
らかにすることができた。
【0009】本発明は、上記で述べたような問題点を新
たに得られた知見によって解消し、従来に比して、高精
度な板幅制御が可能な熱間圧延における板幅制御法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、仕上圧延機での板幅変化量を演算により求め、こ
の演算値と仕上圧延機出側の目標板幅に基づき、粗圧延
機および/または仕上圧延機入口に設置してあるエッジ
ャーの開度を制御し、上記圧延材料の板幅を制御する熱
間圧延における板幅制御法において、仕上圧延機各スタ
ンドでの圧延条件を決定するセットアップ計算におい
て、各スタンドにおける圧延材の板厚,圧下率,スタン
ド間張力,クラウン比率変化,圧延材変形抵抗,圧延材
温度およびスタンド間通過時間を求め、これらの値より
該仕上圧延機で生じると予想される板幅変化量を予測演
算し上記エッジャーでの制御量を設定することを特徴と
する板幅制御方法で、一態様では、上記仕上圧延機での
板幅変化量を演算する過程で、板幅変化量をロールバイ
ト入口近傍,ロールバイト内およびスタンド間と、3つ
の領域に分けて演算することを特徴としたものである。
【0011】
【作用】以下、本発明について詳細に説明する。
【0012】先ず、ロールバイト(RB)近傍の領域に
ついて板圧延解析システム(3次元剛塑性FEMによる
板変形解析と分割モデルによる汎用のロール変形解析コ
ードを連成させたもの)を用いて解析した結果から得ら
れた知見について説明する。図3は、入出側張力を付加
した時の長手方向の幅変化を示した図である。これよ
り、ロールバイト近傍においては、ロールバイト(R
B)入口,RB内、および、RB出口、での3つの領域
で板幅が変化していることがわかる。これらの領域で
は、それぞれ異なるメカニズムによって板幅変化が生じ
ていると考えられるので、各領域における板幅変化と板
幅変化影響因子との関係を調べる必要がある。
【0013】ただし、図3からも明らかであるように、
RB出口での板幅変化は僅かであり、実用上は無視して
も差し支えない。そこで、簡易化のためRB出口での変
化分は省略し、RB入口およびRB内の領域の2つの変
化量のみに注目し、これらと各因子との関係を調べた。
【0014】・圧下率の影響 図4は、RB入口およびRB内板幅変化量と圧下率との
関係を、出側板厚h毎に示した図である。これにより、
RB入口およびRB内のいずれの領域においても、板幅
変化量は圧下率の増加に伴い、指数関数的に増加し、板
厚が増加するほどその割合が大きくなるという明白な相
関関係が見られる。
【0015】・張力の影響 図5は、板幅変化量と張力との関係を示した図である。
これより、張力付加によってRB内で幅広がりが減少
し、RB入口で幅縮みが生じ、その割合は入側張力を付
加した場合が大きいことがわかる。
【0016】図6は、板幅変化量と入出側張力との関係
を、出側板厚h毎に示した図である。
【0017】これにより、RB入口およびRB内におけ
る板幅変化量は、入出側張力付加によりいずれの板厚に
おいても直線的に減少し、その割合は板厚が大きいほど
大きいという板厚との明白な相関が見られる。
【0018】・クラウン比率変化の影響 図7は、板幅変化量とクラウン比率変化量との関係を出
側板厚h毎に示した図である。これより、クラウン比率
変化量の変化によって板幅変化量は、RB入口およびR
B内のいずれにおいても直線的に変化し、その割合は板
厚が大きいほど大きいことがわかる。
【0019】このようなクラウン比率変化による板幅変
化のメカニズムは、次のように考えられる。すなわち、
クラウン比率変化により伸び歪の幅方向分布が変化し、
それによって張力分布が変化するため板幅変化が生じる
というメカニズムである。
【0020】以上のように、クラウン比率変化による板
幅変化は非常に大きく、従来のように板クラウンの影響
を考慮していないものや、板クラウンの影響を考慮して
いる場合においてもクラウン量やクラウン量の変化で評
価しているものでは、板厚との相関などの点から精度が
悪く、高精度な板幅予測ができない。
【0021】・変形抵抗の影響 図8は、RB入口およびRB内板幅変化量と変形抵抗と
の関係を示した図である。これより、変形抵抗は、RB
入口およびRB内のいずれの板幅変化にも影響をおよぼ
す。
【0022】以上の結果からRB入口およびRB内での
幅変化量△W1 および△W2 は、出側板厚h、圧下率
r、入,出側張力Ti ,To 、クラウン比率変化Cr
h /h−CH /H、および、変形抵抗Kf の関数とし
て、下記(1),(2)式によって求められる。
【0023】 △W1 =△W1 (h,r,Ti ,To ,Cr ,Kf ) ・・・(1) △W2 =△W2 (h,r,Ti ,To ,Cr ,Kf ) ・・・(2) 以下、図2に示すフローを参照して本発明を説明する。
【0024】まず、仕上圧延機入側の板厚,クラウン
量,板幅および圧延材温度を、計測あるいは推定により
もとめる。仕上セットアップ計算において、これらの値
と圧延材の材料特性、および、仕上圧延機出側の目標板
厚,目標クラウン量などに基づいて、仕上圧延機各スタ
ンドでのロールギャップ(圧下スケジュール),ロール
ベンディング力(クラウンスケジュール),ロール周速
およびスタンド間張力が決まる。
【0025】このセットアップ値に従って、以下のよう
にして仕上圧延機での板幅変化量を演算する。
【0026】(1) ロールバイト入口近傍の板幅変化量の
予測:No.iスタンドにおけるRB入口近傍での板幅
変化量を
【0027】
【数01】
【0028】とすると、仕上圧延機全スタンドのRB入
口近傍で生じる板幅変化量△W1 は、(1)式より下記
(3)式のように算出される。
【0029】
【数3】
【0030】但し、ΣはスタンドNo.iに関する総和
記号であり
【0031】
【数02】
【0032】である。
【0033】(2) ロールバイト内の板幅変化量の予測:
No.iスタンドにおけるRB内の板幅変化量を
【0034】
【数03】
【0035】とすると、仕上圧延機全スタンドのRB内
で生じる板幅変化量△W2 は、(2)式より下記(4)
式のように算出される。
【0036】
【数4】
【0037】(3) スタンド間の板幅変化量の予測:スタ
ンド間での板幅変形については、第35回塑性加工連合
講演論文集(1984)第277〜280頁で述べられているよう
に、短時間で生じるクリープ変形であると考えられ、N
o.iからi+1スタンド間に生じる板幅変化量
【0038】
【数04】
【0039】は、iスタンド出側張力
【0040】
【数05】
【0041】
【数07】
【0042】
【数06】
【0043】などの関数として表わされる。
【0044】したがって、仕上圧延機全スタンド間で生
じる板幅変化量△W3 は、下記(5)式のように算出さ
れる。
【0045】
【数5】
【0046】(4) 仕上圧延機出側板幅の予測:上記よ
り、仕上圧延機で生じる板幅変化量の総和△Wは下記
(6)式のように算出される。
【0047】 △W=△W1 +△W2 +△W3 ・・・(6) 従って、仕上圧延機入側板幅をWin とすると仕上圧延
機出側板幅Wout は下記(7)式のように算出される。
【0048】 Wout =Win +△W ・・・(7) 以上より演算された仕上圧延機出側板幅Wout と仕上圧
延機出側目標板幅Wpとの差分からエッジャー開度量We
を演算しエッジャ−開度をこれに制御することによ
り、高精度な板幅制御が可能となる。
【0049】
【実施例】以下、本発明の実施例を、本発明を一態様で
実施する図1に示す装置構成に基づいて説明する。
【0050】粗の水平圧延機3を出た圧延材の、仕上圧
延機入側の板厚,クラウン量,板幅および圧延材温度
が、粗圧延機後面に設置されている板厚計9,板幅計1
0および温度計11によって計測され、あるいは計測値
に基づいて算出される。演算処理装置15においては、
これらの値と圧延材の材料特性および仕上圧延機出側の
目標板厚,目標クラウン量などに基づいて仕上圧延機各
スタンドでのロールギャップ,ロールベンディング力,
ロール周速およびスタンド間張力を決定する仕上セット
アップ計算を行い、仕上圧延機制御装置14にその情報
が伝えられ、各スタンドの圧延条件が設定される。
【0051】さらに、演算処理装置15においては、仕
上セットアップ計算機能により決定された仕上圧延機5
の各スタンドでの圧延条件(圧下率,スタンド間張力,
クラウン比率変化,入出側板厚,圧延材温度,変形抵抗
およびスタンド間通過時間)より仕上圧延機で生じると
予想される板幅変化量を、上述の(3),(4),(5)および
(6)式を用いて演算する。その演算値と目標板幅値との
差分からエッジャー開度量を求め、エッジャー制御装置
13により仕上圧延機前に設置されたエッジャー装置4
を制御し板幅を制御する。なお、エッジャー開度を求め
る際には、幅圧下により生じるドッグボーン形状に起因
する幅戻り量を考慮することは言うまでもない。
【0052】以上、仕上圧延機前に設置されたエッジャ
ー装置4によって板幅を制御した場合の実施例を説明し
たが、次に、エッジャー装置4がなく粗圧延機前に設置
されたエッジャー装置2によって板幅を制御する場合の
実施例について説明する。
【0053】エッジャー装置2によって板幅を制御する
場合は、セットアップ計算前の初期の板厚,クラウン
量,板幅および圧延材温度は、粗圧延機前面に設置され
ている板厚計6,板幅計7および温度計8によって計測
される。演算処理装置15においては、粗の水平圧延機
3の圧延条件を設定し、上記と同様にセットアップ計算
を行い、仕上圧延機各スタンドの圧延条件が設定され
る。したがって、板幅変化量の演算においては、粗の水
平圧延機3近傍、水平圧延機3と仕上No.1圧延機間
で生じると予想される板幅変化量を含めて、上記と同様
に板幅変化量の予測演算を行い、エッジャー装置2によ
って板幅を制御する。
【0054】以上は、セットアップ計算によって得られ
た初期のエッジャー制御であるが、例えば走間板厚変更
のように、圧延中、各スタンドでの圧延条件を変化させ
る場合には、圧延条件を変化させる前に上記の演算を行
いエッジャー開度変更量△W e を求め、条件変更位置に
対応して△We だけエッジャー制御を行えばよい。
【0055】なお、本実施例では、粗圧延機および/ま
たは仕上圧延機入口に設置してあるエッジャー4,2に
よる制御法について述べたが、本発明は、仕上圧延機の
スタンド間にエッジャーを有する設備や、張力圧延によ
って板幅制御を行う他の設備に実施しても同様の効果を
得ることができる。
【0056】また、これまでの説明では、クラウン比率
変化の変更がロールベンディング力によって行われる例
について述べてきたが、ロールシフト,ぺアクロスなど
の制御装置によってクラウン比率変化を変更するような
場合についても同様に本発明を適用することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、板幅変化量
をRB入口直近,RB内およびスタンド間の3つの領域
で演算し、その演算過程においてクラウン比率変化の影
響を考慮に入れて正確に板幅変化量を予測しているの
で、従来に比べ板幅精度を向上することができ、歩留を
向上させるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を一態様で実施する装置構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 図1に示す仕上圧延機5の出側板幅を目標板
幅とする、本発明のエッジャ−開度制御の内容を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図3】 図1に示す圧延設備で圧延される圧延材の、
長手方向の板幅変化を示すグラフである。
【図4】 図1に示す圧延設備で圧延される圧延材の、
RB入口およびRB出口での板幅変化量と圧下率との関
係を出側板厚h毎に示したグラフである。
【図5】 図1に示す圧延設備で圧延される圧延材の、
板幅変化量と入,出側張力との関係を示すグラフであ
る。
【図6】 図1に示す圧延設備で圧延される圧延材の、
板幅変化量と入出側張力との関係を出側板厚毎hに示す
グラフである。
【図7】 図1に示す圧延設備で圧延される圧延材の、
板幅変化量とクラウン比率変化量との関係を出側板厚毎
hに示したグラフである。
【図8】 圧延材の板幅変化量と変形抵抗との関係を示
したグラフである。
【図9】 仕上圧延時の板幅変化挙動を模式的に表わし
た平面図である。
【符号の説明】
1:圧延材 2:粗圧延機のエッジ
ャー 3:粗の水平圧延機 4:仕上圧延機前に設
置されたエッジャー 5:7スタンのロールを備えた仕上圧延機 6:粗圧延機前面に設置された板厚計 7:粗圧延機前面に設置された板幅計 8:粗圧延機前面に設置された温度計 9:粗圧延機後面に設置された板厚計 10:粗圧延機後面に設置された板幅計 11:粗圧延機後面に設置された温度計 12:仕上圧延機出側板幅計 13:エッジャー制御装置 14:仕上圧延機制御装置 15:演算処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉 田 忠 継 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社 技術開発本部内 (56)参考文献 特開 平1−99710(JP,A) 特開 平3−71909(JP,A) 特公 昭51−36711(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21B 37/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕上圧延機での板幅変化量を演算により求
    め、この演算値と仕上圧延機出側の目標板幅に基づき、
    粗圧延機および/または仕上圧延機入口に設置されたエ
    ッジャーの開度を制御し、上記圧延材料の板幅を制御す
    る熱間圧延における板幅制御法において、 仕上圧延機各スタンドでの圧延条件を決定するセットア
    ップ計算において、各スタンドにおける圧延材の板厚,
    圧下率,スタンド間張力,クラウン比率変化,圧延材変
    形抵抗,圧延材温度およびスタンド間通過時間を求め、
    これらの値より該仕上圧延機で生じると予想される板幅
    変化量を予測演算し上記エッジャーでの制御量を設定す
    ることを特徴とする熱間圧延における板幅制御法。
  2. 【請求項2】上記仕上圧延機での板幅変化量を演算する
    過程で、板幅変化量をロールバイト入口近傍,ロールバ
    イト内およびスタンド間と、3つの領域に分けて演算す
    ることを特徴とする請求項1記載の熱間圧延における板
    幅制御法。
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