JP2968309B2 - Ｌａｎのアクセスユニット - Google Patents
ＬａｎのアクセスユニットInfo
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- JP2968309B2 JP2968309B2 JP2129910A JP12991090A JP2968309B2 JP 2968309 B2 JP2968309 B2 JP 2968309B2 JP 2129910 A JP2129910 A JP 2129910A JP 12991090 A JP12991090 A JP 12991090A JP 2968309 B2 JP2968309 B2 JP 2968309B2
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- access unit
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/42—Loop networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、複数のワークステーションとともにループ
型のローカルエリアネットワーク（LAN）を構成する集
線装置に対して、その一つのポートを分岐してさらに任
意の数のワークステーションを接続可能にするために使
用されるアクセスユニットに関する。
型のローカルエリアネットワーク（LAN）を構成する集
線装置に対して、その一つのポートを分岐してさらに任
意の数のワークステーションを接続可能にするために使
用されるアクセスユニットに関する。
＜従来の技術＞ 第５図に示すように、集線装置Ｓは、複数（図面では
４個）のポートP,…を有し、これらのポートＰの全部も
しくは一部にワークステーションＷを接続することで、
ループ型のLANが構成される。C1,C2は、他の集線装置と
接続するためのコネクタである。
４個）のポートP,…を有し、これらのポートＰの全部も
しくは一部にワークステーションＷを接続することで、
ループ型のLANが構成される。C1,C2は、他の集線装置と
接続するためのコネクタである。
ワークステーションＷ用の各ポートＰの内部にはリレ
ーＲがあって、該リレーＲは、ポートＰにワークステー
ションＷが接続されると、切換動作をして回線を開き、
回線をワークステーションＷ側に切り換えるが、ワーク
ステーションＷが取り外されると、回線を閉じるように
なっている。したがって、ワークステーションＷは、こ
の集線装置Ｓのポート数の範囲内で、任意にLANに加入
したり脱退することができる。
ーＲがあって、該リレーＲは、ポートＰにワークステー
ションＷが接続されると、切換動作をして回線を開き、
回線をワークステーションＷ側に切り換えるが、ワーク
ステーションＷが取り外されると、回線を閉じるように
なっている。したがって、ワークステーションＷは、こ
の集線装置Ｓのポート数の範囲内で、任意にLANに加入
したり脱退することができる。
ところで、ワークステーションＷが集線装置Ｓの設置
された部屋から離れた場所にある場合は、ケーブルの敷
設に手間取るとともに、離れた場所にあるワークステー
ションＷの台数が多い場合は配線が複雑化する。
された部屋から離れた場所にある場合は、ケーブルの敷
設に手間取るとともに、離れた場所にあるワークステー
ションＷの台数が多い場合は配線が複雑化する。
また、集線装置Ｓのポート数は限られているから、こ
のポート数以上にはワークステーションＷを増設するこ
とが困難で、LANを拡張したいという要求に充分に応え
ることができない。
のポート数以上にはワークステーションＷを増設するこ
とが困難で、LANを拡張したいという要求に充分に応え
ることができない。
そのため、従来は、第５図にも既に示しているような
アクセスユニットauが使用されている。このアクセスユ
ニットauは、集線装置Ｓの一つのポートＰに接続される
一種の分岐装置であって、集線装置ＳのポートＰに接続
されるコネクタcoと、ワークステーションＷ用の複数
（図示の例では３つ）のポートコネクタcpとを有する。
アクセスユニットauが使用されている。このアクセスユ
ニットauは、集線装置Ｓの一つのポートＰに接続される
一種の分岐装置であって、集線装置ＳのポートＰに接続
されるコネクタcoと、ワークステーションＷ用の複数
（図示の例では３つ）のポートコネクタcpとを有する。
このアクセスユニットauを用いれば、集線装置Ｓに接
続できるワークステーションＷの数が増えてLANの拡張
が可能となり、しかも、集線装置Ｓに対してはアクセス
ユニットauから１本のケーブルを接続すればよく、ワー
クステーションＷを集線装置ｓにまで個別に配線接続す
る手間が省ける。
続できるワークステーションＷの数が増えてLANの拡張
が可能となり、しかも、集線装置Ｓに対してはアクセス
ユニットauから１本のケーブルを接続すればよく、ワー
クステーションＷを集線装置ｓにまで個別に配線接続す
る手間が省ける。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかしながら、従来のアクセスユニットauは、ポート
数が４ポート等の一定数に固定されているため、分岐ポ
ート数を自由に設定したり変更するにはいまだ支障があ
り、拡張の容易性には問題があった。
数が４ポート等の一定数に固定されているため、分岐ポ
ート数を自由に設定したり変更するにはいまだ支障があ
り、拡張の容易性には問題があった。
また、従来は、ワークステーションＷを１台増設する
場合でも、複数のポート（通常、４ポート）を有するア
クセスユニットauを使用することになり、無駄が多く、
コスト的に問題があった。
場合でも、複数のポート（通常、４ポート）を有するア
クセスユニットauを使用することになり、無駄が多く、
コスト的に問題があった。
さらに、アクセスユニット一般の問題として、回線切
換の問題がある。すなわち、アクセスユニットauにワー
クステーションＷを接続すると、アクセスユニットau内
の回線が開いてワークステーションＷと接続され、さら
に、このアクセスユニットauが接続された集線装置Ｓの
ポートＰにおいて、集線装置Ｓの回線が開いてアクセス
ユニットauの回線と接続されなければならない。要する
に、回線が２段にわたって切り換られるようにする必要
がある。
換の問題がある。すなわち、アクセスユニットauにワー
クステーションＷを接続すると、アクセスユニットau内
の回線が開いてワークステーションＷと接続され、さら
に、このアクセスユニットauが接続された集線装置Ｓの
ポートＰにおいて、集線装置Ｓの回線が開いてアクセス
ユニットauの回線と接続されなければならない。要する
に、回線が２段にわたって切り換られるようにする必要
がある。
この点について従来考えられているのは、接続するワ
ークステーションＷからアクセスユニットauに回線切換
用の電源を供給することであるが、このような手段で
は、ワークステーションＷとアクセスユニットauとの間
にそれぞれ電源線が別途必要となり、ケーブルやコネク
タの構成が一般のデータ伝送用のものと異なってくるの
で、容易に実施することができない。
ークステーションＷからアクセスユニットauに回線切換
用の電源を供給することであるが、このような手段で
は、ワークステーションＷとアクセスユニットauとの間
にそれぞれ電源線が別途必要となり、ケーブルやコネク
タの構成が一般のデータ伝送用のものと異なってくるの
で、容易に実施することができない。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、分岐ポート数を１ポートずつ増やせるようにして、
LANの拡張が任意の数で自由にかつ無駄なく行えるよう
にするとともに、別電源を使用せずに２段の回線切換が
行われるようにすることを課題とする。
て、分岐ポート数を１ポートずつ増やせるようにして、
LANの拡張が任意の数で自由にかつ無駄なく行えるよう
にするとともに、別電源を使用せずに２段の回線切換が
行われるようにすることを課題とする。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は、上記の課題を達成するために、前段回線用
コネクタと、後段回線用コネクタと、ワークステーショ
ン用の単一のポートコネクタとを有するとともに、リレ
ーと、トランスと、直流信号抜取回路と、リレー駆動回
路と、定電流回路とを有し、後段回線用コネクタは、後
段側から接続された他のコネクタの取り外しにより機械
的に回線を折り返し状に閉じるものであり、リレーは、
前後段の両コネクタ間の回線上にあって回線をポートコ
ネクタの側に切り換えるものであり、トランスは、ポー
トコネクタとリレーとの間にあって、ワークステーショ
ンから送出される、データ伝送用の交流信号に直流信号
を加えてなる重畳信号から交流信号を取り出して回線側
に供給するものであり、直流信号抜取回路は、ポートコ
ネクタとトランスとの間にあって、ワークステーション
からの重畳信号に含まれる直流信号を取り出すものであ
り、リレー駆動回路は、直流信号抜取回路で取り出され
た直流信号によりリレーをセットもしくはリセットする
ものであり、定電流回路は、トランスから回線側に送出
される交流信号に、直流信号抜取回路で取り出された直
流信号を重畳するものである構成とした。
コネクタと、後段回線用コネクタと、ワークステーショ
ン用の単一のポートコネクタとを有するとともに、リレ
ーと、トランスと、直流信号抜取回路と、リレー駆動回
路と、定電流回路とを有し、後段回線用コネクタは、後
段側から接続された他のコネクタの取り外しにより機械
的に回線を折り返し状に閉じるものであり、リレーは、
前後段の両コネクタ間の回線上にあって回線をポートコ
ネクタの側に切り換えるものであり、トランスは、ポー
トコネクタとリレーとの間にあって、ワークステーショ
ンから送出される、データ伝送用の交流信号に直流信号
を加えてなる重畳信号から交流信号を取り出して回線側
に供給するものであり、直流信号抜取回路は、ポートコ
ネクタとトランスとの間にあって、ワークステーション
からの重畳信号に含まれる直流信号を取り出すものであ
り、リレー駆動回路は、直流信号抜取回路で取り出され
た直流信号によりリレーをセットもしくはリセットする
ものであり、定電流回路は、トランスから回線側に送出
される交流信号に、直流信号抜取回路で取り出された直
流信号を重畳するものである構成とした。
＜作用＞ 上記の構成において、前段回線用コネクタを集線装置
のポートに接続するとともに、後段回線用コネクタに、
同構成の他のアクセスユニットの前段回線用コネクタを
接続して、複数のアクセスユニットを縦列接続すること
で、集線装置の単一のポートが複数のポートに分岐す
る。
のポートに接続するとともに、後段回線用コネクタに、
同構成の他のアクセスユニットの前段回線用コネクタを
接続して、複数のアクセスユニットを縦列接続すること
で、集線装置の単一のポートが複数のポートに分岐す
る。
そして、縦列接続された各アクセスユニットのポート
コネクタにワークステーションを接続することで、LAN
が拡張されるのであるが、このように接続したワークス
テーションからは、交流信号と直流信号との重畳信号が
送出される。
コネクタにワークステーションを接続することで、LAN
が拡張されるのであるが、このように接続したワークス
テーションからは、交流信号と直流信号との重畳信号が
送出される。
アクセスユニットでは、この重畳信号から直流信号抜
取回路により直流信号が取り出され、この直流信号でリ
レー駆動回路が動作し、リレーがポートコネクタの側に
切り換わり、回線がワークステーションに接続される。
取回路により直流信号が取り出され、この直流信号でリ
レー駆動回路が動作し、リレーがポートコネクタの側に
切り換わり、回線がワークステーションに接続される。
また、ワークステーションからの送出信号は、トラン
スを通過することで、直流信号成分が抜き取られるが、
トランスの二次側では、定電流回路により再び直流信号
が重畳される。この重畳信号は、回線を通じて集線装置
のポートに供給される。集線装置のポートでは、入力信
号に含まれる直流信号により、リレーが切換動作し、集
線装置内の回線がアクセスユニット側に接続される。
スを通過することで、直流信号成分が抜き取られるが、
トランスの二次側では、定電流回路により再び直流信号
が重畳される。この重畳信号は、回線を通じて集線装置
のポートに供給される。集線装置のポートでは、入力信
号に含まれる直流信号により、リレーが切換動作し、集
線装置内の回線がアクセスユニット側に接続される。
＜実施例＞ 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第１図は、本発明のアクセスユニットを含むLANの構
成図で、図中、符号Ｓは集線装置、Ａは本発明に係るア
クセスユニット、Ｗはワークステーションである。
成図で、図中、符号Ｓは集線装置、Ａは本発明に係るア
クセスユニット、Ｗはワークステーションである。
集線装置Ｓは、従来のものと同一の構成で、複数（図
面では４個）のワークステーション用ポートP,…を有
し、かつ他の集線装置との接続用コネクタC1,C2を有す
る。
面では４個）のワークステーション用ポートP,…を有
し、かつ他の集線装置との接続用コネクタC1,C2を有す
る。
アクセスユニットＡは、前段回線用コネクタ１と、後
段回線用コネクタ２と、ワークステーションＷ用の単一
のポートコネクタ３とを有する。
段回線用コネクタ２と、ワークステーションＷ用の単一
のポートコネクタ３とを有する。
前段回線用コネクタ１は、集線装置ＳのポートＰ、も
しくは同一構成の他のアクセスユニットＡの後段回線用
コネクタ２に接続しうる。
しくは同一構成の他のアクセスユニットＡの後段回線用
コネクタ２に接続しうる。
後段回線用コネクタ２は、したがって、同一構成の他
のアクセスユニットＡの前段回線用コネクタ１に接続可
能であり、また、後段側から他のコネクタが接続されて
いない状態では、機械的に回線を折り返し状に閉じ、他
のコネクタが接続されると、回線を後段の回線に接続
し、他のコネクタが取り外されると、再び回線を折り返
し状に閉じるようになっている。
のアクセスユニットＡの前段回線用コネクタ１に接続可
能であり、また、後段側から他のコネクタが接続されて
いない状態では、機械的に回線を折り返し状に閉じ、他
のコネクタが接続されると、回線を後段の回線に接続
し、他のコネクタが取り外されると、再び回線を折り返
し状に閉じるようになっている。
ポートコネクタ３は、単一のワークステーションＷ用
ポートを構成しており、したがって、このアクセスユニ
ットＡには１台のワークステーションＷが接続可能であ
る。
ポートを構成しており、したがって、このアクセスユニ
ットＡには１台のワークステーションＷが接続可能であ
る。
なお、ワークステーションＷからは、データ伝送用の
交流信号にリレー駆動用直流信号を加えた重畳信号が送
出されるようになっている。
交流信号にリレー駆動用直流信号を加えた重畳信号が送
出されるようになっている。
第２図は、アクセスユニットＡの内部の回路構成図で
ある。
ある。
同図に示すように、アクセスユニットＡは、前記した
前段回線用コネクタ１と、後段回線用コネクタ２と、ポ
ートコネクタ３とを有するほか、リレー４と、トランス
5,6と、直流信号抜取回路７と、リレー駆動回路８と、
定電流回路９とを有する。
前段回線用コネクタ１と、後段回線用コネクタ２と、ポ
ートコネクタ３とを有するほか、リレー４と、トランス
5,6と、直流信号抜取回路７と、リレー駆動回路８と、
定電流回路９とを有する。
リレー４は、前後段の両コネクタ1,2間の回線をポー
トコネクタ３の側に切り換えるラッチング式のリレー
で、リレー接点部4aと、セットコイル4bと、リセットコ
イル4cとからなる。
トコネクタ３の側に切り換えるラッチング式のリレー
で、リレー接点部4aと、セットコイル4bと、リセットコ
イル4cとからなる。
トランス5,6は、回線とポートコネクタ３の両端子3a,
3bとの間にそれぞれ設けられている。これらトランス5,
6のうち、ポートコネクタ３の入力端子3aに対応するト
ランス（入力トランス）５は、ワークステーションＷが
送出する重畳信号から交流信号成分を取り出して回線側
に供給する。ポートコネクタ３の出力端子3bに対応する
トランス（出力トランス）６は、回線側からの重畳信号
に含まれる交流信号成分を取り出すものであり、その一
次側（リレー４の側）には、直流信号を取り除くための
コイル10が接続されている。
3bとの間にそれぞれ設けられている。これらトランス5,
6のうち、ポートコネクタ３の入力端子3aに対応するト
ランス（入力トランス）５は、ワークステーションＷが
送出する重畳信号から交流信号成分を取り出して回線側
に供給する。ポートコネクタ３の出力端子3bに対応する
トランス（出力トランス）６は、回線側からの重畳信号
に含まれる交流信号成分を取り出すものであり、その一
次側（リレー４の側）には、直流信号を取り除くための
コイル10が接続されている。
直流信号抜取回路７は、ポートコネクタ３の入力端子
3aと入力トランス５との間にあって、ワークステーショ
ンＷが送出する重畳信号から直流信号成分を取り出すも
のである。
3aと入力トランス５との間にあって、ワークステーショ
ンＷが送出する重畳信号から直流信号成分を取り出すも
のである。
リレー駆動回路８は、直流信号抜取回路７で取り出さ
れた直流信号によりリレー４をセットもしくはリセット
するもので、直流信号抜取回路７からの直流信号で充電
されるセット用およびリセット用の一対のコンデンサ11
s,11rと、前記の直流信号に応答していずれかのコンデ
ンサ11s,11rの充電電荷をセットコイル4bもしくはリセ
ットコイル4cに供給するコントローラ12とからなる。な
お、このコントローラ12は、両コンデンサ11s,11rが充
分に充電される時間待機してから動作するよう、CR時定
数回路を内蔵している。13s,13rは、各コンデンサ11s,1
1rの前段に設けた逆流防止用ダイオードである。
れた直流信号によりリレー４をセットもしくはリセット
するもので、直流信号抜取回路７からの直流信号で充電
されるセット用およびリセット用の一対のコンデンサ11
s,11rと、前記の直流信号に応答していずれかのコンデ
ンサ11s,11rの充電電荷をセットコイル4bもしくはリセ
ットコイル4cに供給するコントローラ12とからなる。な
お、このコントローラ12は、両コンデンサ11s,11rが充
分に充電される時間待機してから動作するよう、CR時定
数回路を内蔵している。13s,13rは、各コンデンサ11s,1
1rの前段に設けた逆流防止用ダイオードである。
定電流回路９は、入力トランス５から回線側に送出さ
れる交流信号に、直流信号抜取回路７で取り出された直
流信号を重畳するものである。
れる交流信号に、直流信号抜取回路７で取り出された直
流信号を重畳するものである。
上記の構成において、本発明のアクセスユニットＡを
用いてLANを拡張する場合は、第１図に示したように、
集線装置ＳのいずれかのポートＰに、アクセスユニット
Ａの前段回線用コネクタ１を接続し、このアクセスユニ
ットＡの後段回線用コネクタ２に、他のアクセスユニッ
トＡの前段回線用コネクタ１を接続し、このように、集
線装置Ｓの一つのポートＰに対して、アクセスユニット
Ａの複数（図示例では２台）を互いに縦列に接続し、各
アクセスユニットＡのポートコネクタ３にワークステー
ションＷを接続する。これで、集線装置ＳのポートＰに
接続したワークステーションＷと、アクセスユニットＡ
のポートコネクタ３に接続したワークステーションＷと
で拡張LANが構成される。
用いてLANを拡張する場合は、第１図に示したように、
集線装置ＳのいずれかのポートＰに、アクセスユニット
Ａの前段回線用コネクタ１を接続し、このアクセスユニ
ットＡの後段回線用コネクタ２に、他のアクセスユニッ
トＡの前段回線用コネクタ１を接続し、このように、集
線装置Ｓの一つのポートＰに対して、アクセスユニット
Ａの複数（図示例では２台）を互いに縦列に接続し、各
アクセスユニットＡのポートコネクタ３にワークステー
ションＷを接続する。これで、集線装置ＳのポートＰに
接続したワークステーションＷと、アクセスユニットＡ
のポートコネクタ３に接続したワークステーションＷと
で拡張LANが構成される。
次に、アクセスユニットＡの内部の動作を説明する。
ポートコネクタ３にワークステーションＷが接続されて
いない状態では、リレー４がリセットされており、アク
セスユニットＡ内の回線は閉じられている。
ポートコネクタ３にワークステーションＷが接続されて
いない状態では、リレー４がリセットされており、アク
セスユニットＡ内の回線は閉じられている。
この場合、当該アクセスユニットＡの後段に他のアク
セスユニットＡが接続されていなければ、回線は後段回
線用コネクタ２の部分で折り返している。一方、後段に
他のアクセスユニットＡが接続されていれば、これらの
アクセスユニットA,…の回線は互いに接続され、最終段
のアクセスユニットＡの後段回線用コネクタ２の部分で
折り返している。
セスユニットＡが接続されていなければ、回線は後段回
線用コネクタ２の部分で折り返している。一方、後段に
他のアクセスユニットＡが接続されていれば、これらの
アクセスユニットA,…の回線は互いに接続され、最終段
のアクセスユニットＡの後段回線用コネクタ２の部分で
折り返している。
この状態から、ポートコネクタ３にワークステーショ
ンＷを接続すると、ワークステーションＷからポートコ
ネクタ３の入力端子3aには重畳信号が加えられる。そし
て、この重畳信号に含まれる直流信号成分は、直流信号
抜取回路７で取り出され、リレー駆動回路８と定電流回
路９とに与えられる。
ンＷを接続すると、ワークステーションＷからポートコ
ネクタ３の入力端子3aには重畳信号が加えられる。そし
て、この重畳信号に含まれる直流信号成分は、直流信号
抜取回路７で取り出され、リレー駆動回路８と定電流回
路９とに与えられる。
リレー駆動回路８では、この直流信号により両コンデ
ンサ11s,11rが充電され、これらコンデンサ11s,11rが充
分に充電されたところで、コントローラ12が動作し、セ
ット用コンデンサ11sの充電電荷がリレー４のセットコ
イル4bに与えられる。
ンサ11s,11rが充電され、これらコンデンサ11s,11rが充
分に充電されたところで、コントローラ12が動作し、セ
ット用コンデンサ11sの充電電荷がリレー４のセットコ
イル4bに与えられる。
これで、リレー接点部4aがポートコネクタ３の側に切
り換わり、ワークステーションＷがアクセスユニットＡ
内の回線に接続される。
り換わり、ワークステーションＷがアクセスユニットＡ
内の回線に接続される。
一方、直流信号抜取回路７で取り出された直流信号
は、定電流回路９により、入力トランス５の二次側に与
えられる。この入力トランス５の二次側では、重畳信号
から直流信号成分が取り除かれており、交流信号成分の
みの信号となっているが、直流信号成分が加えられるこ
とで、直流信号と交流信号との重畳信号となる。したが
って、アクセスユニットＡの回線には重畳信号が乗る。
は、定電流回路９により、入力トランス５の二次側に与
えられる。この入力トランス５の二次側では、重畳信号
から直流信号成分が取り除かれており、交流信号成分の
みの信号となっているが、直流信号成分が加えられるこ
とで、直流信号と交流信号との重畳信号となる。したが
って、アクセスユニットＡの回線には重畳信号が乗る。
アクセスユニットＡの回線に乗った重畳信号は、集線
装置ＳのポートＰに供給される。
装置ＳのポートＰに供給される。
集線装置ＳのポートＰでは、アクセスユニットＡから
の重畳信号に含まれる直流信号によりアクセスユニット
Ａ側に回線を開く。すなわち、集線装置Ｓの各ポートＰ
には、本発明のアクセスユニットＡのポートについて説
明したのと同様のリレー、リレー駆動回路、トランスお
よび直流信号抜取回路があり、これらの回路が、アクセ
スユニットＡからの重畳信号に含まれる直流信号を取り
出して、リレーＲを切換動作させ、回線をアクセスユニ
ットＡ側に切り換えるのである。
の重畳信号に含まれる直流信号によりアクセスユニット
Ａ側に回線を開く。すなわち、集線装置Ｓの各ポートＰ
には、本発明のアクセスユニットＡのポートについて説
明したのと同様のリレー、リレー駆動回路、トランスお
よび直流信号抜取回路があり、これらの回路が、アクセ
スユニットＡからの重畳信号に含まれる直流信号を取り
出して、リレーＲを切換動作させ、回線をアクセスユニ
ットＡ側に切り換えるのである。
一方、アクセスユニットＡのポートコネクタ３からワ
ークステーションＷを取り外すと、リレー駆動回路８の
コントローラ12には直流信号が与えられなくなるので、
これに応答してコントローラ12は、それまでリセット用
コンデンサ11rに充電されていた電荷をリセットコイル4
cに供給し、リレー４をリセットする。これで、回線は
閉じられる。
ークステーションＷを取り外すと、リレー駆動回路８の
コントローラ12には直流信号が与えられなくなるので、
これに応答してコントローラ12は、それまでリセット用
コンデンサ11rに充電されていた電荷をリセットコイル4
cに供給し、リレー４をリセットする。これで、回線は
閉じられる。
この場合、縦列接続されている他のアクセスユニット
ＡにワークステーションＷが接続されていれば、そのワ
ークステーションＷからアクセスユニットＡの回線に重
畳信号が供給されているから、この重畳信号により集積
装置ＳのポートＰは、アクセスユニットＡに対して回線
接続の状態を維持する。アクセスユニットＡからすべて
のワークステーションＷが取り外されると、最後のワー
クステーションＷが取り外された時点で、集線装置Ｓの
ポートＰには、重畳信号が供給されなくなるから、集線
装置ＳはアクセスユニットＡに対して回線を閉じる。
ＡにワークステーションＷが接続されていれば、そのワ
ークステーションＷからアクセスユニットＡの回線に重
畳信号が供給されているから、この重畳信号により集積
装置ＳのポートＰは、アクセスユニットＡに対して回線
接続の状態を維持する。アクセスユニットＡからすべて
のワークステーションＷが取り外されると、最後のワー
クステーションＷが取り外された時点で、集線装置Ｓの
ポートＰには、重畳信号が供給されなくなるから、集線
装置ＳはアクセスユニットＡに対して回線を閉じる。
第３図、第４図および第５図は、本発明のアクセスユ
ニットを用いたLANの他の構成例を示す。
ニットを用いたLANの他の構成例を示す。
第３図に示すLANでは、集線装置を含まず、複数（図
面では３台）のアクセスユニットA,…が互いに縦列接続
され、先頭段のアクセスユニットＡの前段回線用コネク
タ１が、最終段のアクセスユニットＡの後段回線用コネ
クタ２に接続されている。このような構成では、アクセ
スユニットA,…が集線装置として機能し、回線が二重ル
ープとなるので、図面上ワークステーションＷが接続さ
れていない側のループをバックアップループとして利用
しうる。
面では３台）のアクセスユニットA,…が互いに縦列接続
され、先頭段のアクセスユニットＡの前段回線用コネク
タ１が、最終段のアクセスユニットＡの後段回線用コネ
クタ２に接続されている。このような構成では、アクセ
スユニットA,…が集線装置として機能し、回線が二重ル
ープとなるので、図面上ワークステーションＷが接続さ
れていない側のループをバックアップループとして利用
しうる。
第４図に示すLANでは、複数のアクセスユニットA,…
が互いに縦列接続され、先頭段のアクセスユニットA,…
の前段回線用コネクタ１が、集線装置Ｓの後段接続用コ
ネクタC2に接続され、最終段のアクセスユニットＡの後
段回線用コネクタ２が集積装置Ｓの前段接続用コネクタ
C1に接続されている。このような構成においても、アク
セスユニットA,…は集線装置として機能している。
が互いに縦列接続され、先頭段のアクセスユニットA,…
の前段回線用コネクタ１が、集線装置Ｓの後段接続用コ
ネクタC2に接続され、最終段のアクセスユニットＡの後
段回線用コネクタ２が集積装置Ｓの前段接続用コネクタ
C1に接続されている。このような構成においても、アク
セスユニットA,…は集線装置として機能している。
第５図に示すLANでは、アクセスユニットＡの前段回
線用コネクタ１を、集線装置として機能している他のア
クセスユニットＡのポートコネクタ３に接続するととも
に、後段回線用コネクタ２に、他のアクセスユニットＡ
の前段用コネクタ１を接続して、複数のアクセスユニッ
トA,…を縦列接続することで、集線装置として機能して
いるアクセスユニットＡのポートが複数のポートに分岐
されている。
線用コネクタ１を、集線装置として機能している他のア
クセスユニットＡのポートコネクタ３に接続するととも
に、後段回線用コネクタ２に、他のアクセスユニットＡ
の前段用コネクタ１を接続して、複数のアクセスユニッ
トA,…を縦列接続することで、集線装置として機能して
いるアクセスユニットＡのポートが複数のポートに分岐
されている。
＜発明の効果＞ 以上述べたように、本発明によれば、集線装置のポー
トに対して任意の数のアクセスユニットを縦列接続する
ことで、必要とする数のワークステーション用ポートを
確保することができ、LANの拡張が任意の数で自由にか
つ無駄なく行える。
トに対して任意の数のアクセスユニットを縦列接続する
ことで、必要とする数のワークステーション用ポートを
確保することができ、LANの拡張が任意の数で自由にか
つ無駄なく行える。
また、ワークステーションからデータ伝送用交流信号
と直流信号との重畳信号が送出されるようにし、この重
畳信号に含まれる直流信号で、アクセスユニットの回線
切換用リレーも、集線装置のリレーも動作させるように
したから、２段にわたる回線切換のために別個に電源線
を設ける必要がなく、一般のデータ伝送用ケーブルやコ
ネクタが使用可能で、実施が容易である。
と直流信号との重畳信号が送出されるようにし、この重
畳信号に含まれる直流信号で、アクセスユニットの回線
切換用リレーも、集線装置のリレーも動作させるように
したから、２段にわたる回線切換のために別個に電源線
を設ける必要がなく、一般のデータ伝送用ケーブルやコ
ネクタが使用可能で、実施が容易である。
第１図は本発明によるアクセスユニットを含むLANの構
成図、第２図はアクセスユニット内部の回路構成図、第
３図、第４図および第５図はLANの他の実施例の構成図
である。 第６図は従来のアクセスユニットを含むLANの構成図で
ある。 Ｓ……集積装置、Ｐ……ポート、Ａ……アクセスユニッ
ト、１……前段回線用コネクタ、２……後段回線用コネ
クタ、３……ポートコネクタ、４……リレー、5,6……
トランス、７……直流信号抜取回路、８……リレー駆動
回路、９……定電流回路。
成図、第２図はアクセスユニット内部の回路構成図、第
３図、第４図および第５図はLANの他の実施例の構成図
である。 第６図は従来のアクセスユニットを含むLANの構成図で
ある。 Ｓ……集積装置、Ｐ……ポート、Ａ……アクセスユニッ
ト、１……前段回線用コネクタ、２……後段回線用コネ
クタ、３……ポートコネクタ、４……リレー、5,6……
トランス、７……直流信号抜取回路、８……リレー駆動
回路、９……定電流回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−123243（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−204945（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−247146（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−208334（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−46042（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04L 12/42
Claims (1)
- 【請求項１】前段回線用コネクタと、後段回線用コネク
タと、ワークステーション用の単一のポートコネクタと
を有するとともに、 リレーと、トランスと、直流信号抜取回路と、リレー駆
動回路と、定電流回路とを有するアクセスユニットであ
って、 後段回線用コネクタは、後段側から接続された他のコネ
クタの取り外しにより機械的に回線を折り返し状に閉じ
るものであり、 リレーは、前後段の両コネクタ間の回線上にあって回線
をポートコネクタの側に切り換えるものであり、 トランスは、ポートコネクタとリレーとの間にあって、
ワークステーションから送出される、データ伝送用の交
流信号に直流信号を加えてなる重畳信号から交流信号を
取り出して回線側に供給するものであり、 直流信号抜取回路は、ポートコネクタとトランスとの間
にあって、ワークステーションからの重畳信号に含まれ
る直流信号を取り出すものであり、 リレー駆動回路は、直流信号抜取回路で取り出された直
流信号によりリレーをセットもしくはリセットするもの
であり、 定電流回路は、トランスから回線側に送出される交流信
号に、直流信号抜取回路で取り出された直流信号を重畳
するものである、 ことを特徴とするLANのアクセスユニット。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129910A JP2968309B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | Ｌａｎのアクセスユニット |
| CA002042725A CA2042725C (en) | 1990-05-18 | 1991-05-16 | Access unit for local area network and concentrator system thereof |
| US08/306,521 US5619494A (en) | 1990-05-18 | 1994-09-15 | Access unit for local area network and concentrator system thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129910A JP2968309B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | Ｌａｎのアクセスユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425253A JPH0425253A (ja) | 1992-01-29 |
| JP2968309B2 true JP2968309B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15021417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2129910A Expired - Fee Related JP2968309B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | Ｌａｎのアクセスユニット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5619494A (ja) |
| JP (1) | JP2968309B2 (ja) |
| CA (1) | CA2042725C (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20050091394A1 (en) * | 2003-10-27 | 2005-04-28 | Schneider Automation Inc. | Software configurable dual cable redundant Ethernet or bus configuration |
| CN101388778B (zh) * | 2008-11-05 | 2011-01-19 | 江苏科技大学 | 一种网络物理隔离装置及其隔离方法 |
| US8674539B1 (en) * | 2010-10-01 | 2014-03-18 | Qualcomm Incorporated | Powerline communication power supply and modem interface mechanism |
| US9280405B2 (en) | 2012-11-07 | 2016-03-08 | Qualcomm Incorporated | Error correction for powerline communication modem interface |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3581010A (en) * | 1966-11-18 | 1971-05-25 | Fujitsu Ltd | Frame synchronization system for synchronizing the frame of a digital signal transmission |
| EP0060307B1 (en) * | 1981-03-12 | 1985-07-17 | International Business Machines Corporation | Method for connecting or disconnecting selected stations in a ring communication system, and ring communication system including selectively connectable stations |
| US4935926A (en) * | 1984-07-25 | 1990-06-19 | Codex Corporation | Networking circuitry |
| EP0198932B1 (en) * | 1985-04-23 | 1990-07-25 | International Business Machines Corporation | Extension arrangement and station connecting method for a ring communication system |
| US4701630A (en) * | 1985-06-27 | 1987-10-20 | International Business Machines Corp. | Local area network station connector |
| US4733153A (en) * | 1987-07-02 | 1988-03-22 | Brooktree Corporation | Switching system for capacitor charging/discharging |
| JP2539457B2 (ja) * | 1987-10-02 | 1996-10-02 | 株式会社日立製作所 | リング集線装置 |
| JPH0693692B2 (ja) * | 1988-12-21 | 1994-11-16 | 三菱電線工業株式会社 | ループ型ローカルエリアネットワークの集線装置 |
| JPH06103887B2 (ja) * | 1989-10-06 | 1994-12-14 | 三菱電線工業株式会社 | ローカルエリアネットワークのアクセスユニット |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP2129910A patent/JP2968309B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-05-16 CA CA002042725A patent/CA2042725C/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-15 US US08/306,521 patent/US5619494A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425253A (ja) | 1992-01-29 |
| CA2042725C (en) | 1998-08-11 |
| US5619494A (en) | 1997-04-08 |
| CA2042725A1 (en) | 1991-11-19 |
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