JP2968091B2 - 建物ユニットの乾燥設備 - Google Patents

建物ユニットの乾燥設備

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JP2968091B2 JP13895491A JP13895491A JP2968091B2 JP 2968091 B2 JP2968091 B2 JP 2968091B2 JP 13895491 A JP13895491 A JP 13895491A JP 13895491 A JP13895491 A JP 13895491A JP 2968091 B2 JP2968091 B2 JP 2968091B2
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豊充 西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット化された建物
ユニットの塗装面を乾燥させる建物ユニットの乾燥設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭51−15869号公報に
示される様に、予め工場で組み立てられるユニット化さ
れた建物がある。また、このような組み立て済の建物ユ
ニットは、その桁面及び妻面に組み立て工場内で塗装処
理されていて、塗装後の建物ユニットは乾燥設備により
乾燥される。
【0003】斯かる建物ユニットの乾燥設備としては、
例えば、特公平2ー35230号公報に開示されるよう
に、搬送コンベアにより搬送される建物ユニットを収容
し、この建物ユニットの上方から下方に向けて乾燥風を
送風するように構成されたものがある。
【0004】この様に構成された建物ユニットの乾燥設
備にあっては、建物ユニットの桁面及び妻面が塗装処理
され、この塗装処理された桁面及び妻面の上方から乾燥
風を吹き出して塗装面の乾燥を行なうようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
に構成された建物ユニットの乾燥設備にあっては、建物
ユニットの塗装面の形状や建物ユニット全体の大きさに
よっては、建物ユニットの上方から下方に向って吹き出
された乾燥風が余計な部分に当たって、その温度や速度
が低下したり、乱流が発生して、十分な乾燥を行なうこ
とができない場合があった。
【0006】本発明は、上記実情に鑑み、簡単な構成で
ありながら十分な乾燥効果を得ることができ、もって、
建物ユニットの乾燥時間を短縮化することができる建物
ユニットの乾燥設備を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、組立後の建物ユニットが
収容可能な乾燥空間部が設定され、該乾燥空間部の上部
には前記建物ユニットの妻面と平行した方向に延出され
た複数の妻面用送風ユニットと前記建物ユニットの桁面
と平行した方向に延出された桁面用送風ユニットとが配
設され、該各送風ユニットから下方に向けて送風される
乾燥風により前記建物ユニットに施された塗装が乾燥処
理されるように設定された建物ユニットの乾燥設備にお
いて、前記各送風ユニットの近傍には各送風ユニットに
沿うエアカーテン送風機が設けられていることを要旨と
するものである。
【0008】
【作用】この様な構成においては、各送風ユニットから
の乾燥風がエアカーテン送風機からの送風により仕切ら
れ、乱流のない安定した乾燥風を建物ユニットに吹きつ
けることができ、乾燥風の温度や風速を低下させること
なく乾燥させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の建物ユニットの乾燥設備の実
施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0010】図において、1は建物ユニットで、この建
物ユニット1は床面に敷設された搬送コンベア2によっ
て所定の作業工程へと移送されるようになっている。ま
た、建物ユニット1は、搬送コンベア2の延びる方向に
沿う方向に桁面3,3、搬送コンベア2の延びる方向と
直交する方向に妻面4,4がそれぞれ位置し、これら各
面3,3、4,4は塗装処理されている。
【0011】5(図2)は建物ユニット1の塗装処理を
乾燥させる乾燥設備で、搬送コンベア2により移送され
た建物ユニット1が搬入・搬出されるように開閉可能な
縦壁部6,6と、搬送コンベア2と平行した縦壁部7,
7と、屋根部8とを備え、これら各縦壁部6,6、7,
7及び屋根部8により建物ユニット1を収容する乾燥空
間部Kが形成されている。
【0012】縦壁部7の一方の乾燥空間部K側の面には
仕切壁9が設けられて、この仕切壁9の上下適宜複数カ
所にはエア流出口(図示せず)が形成されている。ま
た、仕切壁9と縦壁部7との間には吸引風路Fが形成さ
れ、この吸引風路F内にはエア流出口から桁面3方向
(図1矢印イ方向)に向けて熱風を吹き出すエアカーテ
ン送風機10,10…が取り付けられている。
【0013】屋根部8には、建物ユニット1の妻面4,
4と平行した方向に延出された複数の妻面用送風ユニッ
ト11,11…と、建物ユニット1の桁面3,3と平行
した方向に延出された桁面用送風ユニット12,12…
とが配設され、各送風ユニット11,12から下方に向
けて送風される乾燥風により建物ユニット1に施された
塗装が乾燥処理されるように設定されている。
【0014】妻面用送風ユニット11,11…の近傍に
は、妻面用送風ユニット11,11…の延出方向に沿う
エアカーテン送風機13,13…が設けられている。
【0015】また、床面Yには、吸引ユニット16が設
けられ、吸引ユニット16は吸引ポンプ(図示せず)に
連通している。吸引ポンプの先は、バ−ナ−等の加熱手
段を介して妻面用送風ユニット11,11…、エアカ−
テン送風機13,13,…の入口に連なっている。
【0016】上記の構成において、搬送コンベア2によ
り乾燥設備5に搬送された建物ユニット1の塗装面を乾
燥させる場合、その桁面3は、桁面3と仕切り壁9との
間を上方から下方に向かう方向(図1の矢印ロの方向)
に向けて送風する桁面用送風ユニット12からの乾燥風
とエアカ−テン送風機10からの熱風により乾燥され
る。このとき、桁面用送風ユニット12からの乾燥風及
びエアカーテン送風機10からの熱風は仕切壁9と桁面
3との間を略直線状に強制的に吹き下げられる(図1矢
印ロ)こととなる。
【0017】そして吹き下げられた乾燥風及び熱風の一
部は、エアカ−テン送風機10の吸引力により吸引口9
aから強制的に吸引され(図1矢印ニ)、循環する。他
の一部は、吸引口16を介して外部に送られ、加熱後、
妻面用送風機11,11,…エアカ−テン送風機13,
13,…の入口に送られる。
【0018】このことにより、仕切壁9と桁面3との間
の気流は乱流となることなく速やかに流れ、吹き下がっ
た乾燥風及び熱風の温度や風速が低下されることはなく
乾燥効果を上げることができる。
【0019】一方、妻面用送風機11,11,…から下
方に向けて送風された乾燥風(図1矢印ホ)は、エアカ
−テン送風機13,13,…からの送風により仕切ら
れ、図2に示すように、搬送コンベア2の延出方向と平
行した方向に、エアカ−テン送風機13,13,…から
の送風により仕切られ部分を、それに対応する妻面用送
風機11,11,…から送風された乾燥風が乾燥処理す
る。乾燥後は、吸引口16を介して外部に送られ、加熱
後、妻面用送風機11,11,…エアカ−テン送風機1
3,13,…の入口に送られる。そのため、他のエアカ
−テン送風機13からの送風によって乾燥風の流れが阻
害されず、乱流のない安定した乾燥風を建物ユニット1
の屋根及び妻面4に吹きつけることができ、乾燥風の温
度や風速を低下させることなく乾燥させることができ
る。
【0020】ところで、各送風ユニット11,12及び
エアカーテン送風機10,13の設置場所や設置数は上
記実施例に限定されるものではない。また、仕切壁9は
縦壁部7,7の両方に設置しても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の建物ユ
ニットの乾燥設備にあっては、各送風ユニットの近傍に
は各送風ユニットに沿うエアカーテン送風機が設けられ
ていることにより、簡単な構成でありながら、十分な乾
燥効果を得ることができ、もって、建物ユニットの乾燥
時間を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建物ユニットの乾燥設備の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の建物ユニットの乾燥設備の平面図であ
る。
【図3】本発明の建物ユニットの乾燥設備の側面図であ
る。
【符号の説明】
K…乾燥空間部 F…吸引風路 Y…床面 1…建物ユニット 5…乾燥設備 7…縦壁部 9…仕切壁 9a…吸引口 10…エアカーテン送風機 11…妻面用送風ユニット 12…桁面用送風ユニット 13…エアカーテン送風機 16…吸引ユニット。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立後の建物ユニットが収容可能な乾燥
    空間部が設定され、該乾燥空間部の上部には前記建物ユ
    ニットの妻面と平行した方向に延出された複数の妻面用
    送風ユニットと前記建物ユニットの桁面と平行した方向
    に延出された桁面用送風ユニットとが配設され、該各送
    風ユニットから下方に向けて送風される乾燥風により前
    記建物ユニットに施された塗装が乾燥処理されるように
    設定された建物ユニットの乾燥設備において、前記各送
    風ユニットの近傍には各送風ユニットに沿うエアカーテ
    ン送風機が設けられていることを特徴とする建物ユニッ
    トの乾燥設備。
  2. 【請求項2】 前記乾燥設備の前記乾燥空間部側の少な
    くとも一縦壁面には上下方向に延びる仕切壁が設けら
    れ、該仕切壁と前記縦壁面との間には吸引風路が形成さ
    れ、該吸引風路内に前記エアカーテン送風機が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の建物ユニット
    の乾燥設備。
  3. 【請求項3】 前記仕切壁の下端には吸引口が形成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の建物ユニット
    の乾燥設備。
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JPH04363168A JPH04363168A (ja) 1992-12-16
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