JP2967819B1 - 昇降型のベッド側面ガード機構 - Google Patents

昇降型のベッド側面ガード機構

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Abstract

【要約】 【課題】 ベッド等の側面を全面的にカバーし、不使用
時には、サイドフレーム上に落とし込めるようにし、そ
の落とし込んだ際に、手足など挟み込むようなことのな
いようにする。 【解決手段】 サイドフレーム13に着脱可能に設けた
中空状の下部横桟部材15と、この下部横桟部材15内
に巻き取り軸25を内蔵してスクリーン部材12を巻き
取り収容する構成とする。スクリーン部材12の上端部
は、上部横桟部材16に取り付ける。前記上部横桟部材
16を持ち上げて、上部横桟部材16の両端側をヘッド
ボード17及びフットボード18の上部両側部近傍の切
り欠き部19に係止させることで、下部横桟部材15内
に巻き取り収容されたスクリーン部材12を引き出し
て、ベッド10側面を覆うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッド等の側面を
全面的にカバーし、しかも不使用時には、サイドフレー
ム上に落とし込めるようにした昇降型のベッド側面ガー
ド機構であって、その落とし込んだ際に、手足など挟み
込むようなことのないようにした、昇降型のベッド側面
ガード機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッド等のサイドフレームに設け
られる側柵としては、サイドフレームに差し込むだけの
差込式側柵の他、必要時に持ち上げてベッド側面をカバ
ーできるようにした折り畳み式側柵1を挙げることがで
きる(図10参照)。かかる折り畳み式側柵は、差込式
側柵のように、いちいち外したり取り付けたりする必要
がないので、手間がかからない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、折り畳
み式側柵1は、通常、起伏可能に取り付けられた複数の
支柱2を有しているので、サイドフレーム上に倒すとき
に、支柱2間に布団などが挟まったりすると、それ以上
折り畳むことができなかったり、使用者の手足などを挟
んだりして、思わぬ怪我をするおそれがある。本発明
は、以上のような課題を克服するために提案されたもの
であって、ベッド等の側面を全面的にカバーし、しかも
不使用時には、サイドフレーム上に落とし込めるように
した昇降型のベッド側面ガード機構であって、その落と
し込んだ際に、手足など挟み込むようなことのないよう
にした、昇降型のベッド側面ガード機構を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッド側面を、スクリーン部材によ
ってガードするように、スクリーン部材を昇降可能に設
けた昇降型のベッド側面ガード機構において、サイドフ
レームに着脱可能に設けた中空状の下部横桟部材を有
し、この下部横桟部材内にスクリーン部材を常時巻き取
るように付勢した状態で収容する構成とし、このスクリ
ーン部材の上端端部側に上部横桟部材を取り付ける構成
とする一方、ヘッドボード及びフットボードの上部端側
近傍に、前記上部横桟部材を係止させるための係止手段
を設け、前記上部横桟部材を持ち上げて、下部横桟部材
内に巻き取り収容されたスクリーン部材を付勢力に抗し
て引き出し、前記ヘッドボード及びフットボードにおけ
る係止手段に上部横桟部材の両端側を係止させること
で、ベッド側面を覆うようにスクリーン部材を張設
た。また本発明は、ベッド側面を、スクリーン部材によ
ってガードするように、スクリーン部材を昇降可能に設
けた昇降型のベッド側面ガード機構において、サイドフ
レーム上に下部横桟部材を着脱可能に設けると共に、こ
の下部横桟部材の両端側に支柱を立設し、この支柱の前
記下部横桟部材に近接した位置に巻き取り軸を介在して
スクリーン部材を常時巻き取るように付勢した状態で
き取り保持する構成とすると共に、このスクリーン部材
の上端端部側に上部横桟部材を取り付ける構成として、
前記下部横桟部材の両端側の支柱に設けた案内溝に沿っ
て昇降可能に装着し、前記上部横桟部材を持ち上げるこ
とで、スクリーン部材を付勢力に抗して巻き取り軸から
引き出して、スクリーン部材を張設した状態でベッド側
面を覆うようにすると共に、上部横桟部材を最高位置に
持ち上げることで自動的に持ち上げた位置で保持するよ
うにしたロック機構を設けた。前述の構成において、ロ
ック機構は、上部横桟部材内に収容された一対のストッ
パピンを有し、これらストッパピンは、ストッパピンの
基部間に介在させた付勢手段の付勢力により、常時、上
部横桟部材の両端側から先端が突出するようにし、前記
ストッパピンの基部に、付勢手段の付勢力に抗して、ス
トッパピンの先端を、上部横桟部材内に引き込むように
操作するためのノブを設けて、これらノブを、前記上部
横桟部材中央部に形成した動作規制用の長穴から突出さ
せ、上部横桟部材を最高位置に持ち上げた位置で、支柱
側に設けたロック穴に前記一対のストッパピンを係止さ
せることで上部横桟部材をスクリーン部材と共に保持す
る一方、前記ノブを介し、一対のストッパピンを同時に
付勢手段の付勢力に抗して、ストッパピンの先端を、上
部横桟部材内に引き込むように操作することで、上部横
桟部材を最高位置にて保持された状態を解除するように
した。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる昇降型のベ
ッド側面ガード機構について、一つの実施の形態を示
し、添付の図面に基づいて以下説明する。図1に、本発
明にかかる昇降型のベッド側面ガード機構11を適用し
たベッド10を示す。この昇降型のベッド側面ガード機
構11は、ベッド10側面を、スクリーン部材12によ
ってガードするように、スクリーン部材12を昇降可能
に構成したものである。すなわち、前記ベッド側面ガー
ド機構11は、図2に示すようにサイドフレーム13に
設けた取り付け穴14に、後述する取り付け手段を介し
て着脱可能に設けた中空状の下部横桟部材15と、この
下部横桟部材15内に巻き取り軸(後述)を内蔵してス
クリーン部材12を巻き取り収容する構成としている。
また、このスクリーン部材12の上端部は、上部横桟部
材16に取り付けられている。一方、ヘッドボード17
及びフットボード18の上部両側部近傍には、切り欠き
部19を形成して、前記上部横桟部材16を持ち上げ
て、上部横桟部材16の両端側を係止させることで、下
部横桟部材15内に巻き取り収容されたスクリーン部材
12を引き出して、ベッド10側面を覆うようにしてい
る。
【0006】前記スクリーン部材12には、遮蔽された
ベッド側面を、ある程度外側から透視できるように、例
えば合成樹脂糸を比較的粗めに織り込んで構成した織布
や、編み上げたメッシュ状の布を適用することができ
る。
【0007】前記下部横桟部材15および上部横桟部材
16は、アルミ製押し出し成形材を用いたもので、下部
横桟部材15は、全長がほぼヘッドボード17とフット
ボード18間のサイドフレーム13に匹敵する寸法を有
している。また、前記下部横桟部材15は、サイドフレ
ーム13両外側の取り付け穴14に、取り付け手段20
によって着脱可能に固定している(図3参照)。この取
り付け手段20は、下部横桟部材15のサイドフレーム
13端面側に当接すべき面にねじ止めしたL型金具21
を介して、締め付けボルト22を取り付け穴14に嵌入
可能な径の円筒部材23に挿通すると共に、この締め付
けボルト22にナット24を螺着した構成としている。
前記円筒部材23とナット24とは、斜面をもって接す
るようにしており、前記締め付けボルト22を締め付け
ることで、円筒部材23とナット24とが、当接面であ
る斜面を介して互いにずれて取り付け穴14に押し付け
られ、前記下部横桟部材15を脱落しないように固定す
る構造である。
【0008】そして、前記下部横桟部材15内は、長手
方向に沿って、スクリーン部材12を巻き取るようにし
た巻き取り軸25を収容するように巻き取り軸収容室2
6が区画形成されており、さらに、下部横桟部材15頂
部外壁に、この巻き取り軸収容室26から、スクリーン
部材12を引き出すことができるようにスリット27が
形成されている。なお、前記巻き取り軸25には、常時
スクリーン部材12を巻き取る方向に付勢する適宜な付
勢手段を設けることができる。
【0009】次に、前記上部横桟部材16は、中空パイ
プ状のもので、全長がほぼ下部横桟部材15と同寸法を
有し、両端面にヘッドボード17やフットボード18の
側縁に当接するようにした支持軸28、28を突設して
いる(図2参照)。なお、これら支持軸28、28の先
端には、上部横桟部材16がヘッドボード17とフット
ボード18との間から、長手方向にずれて外れないよう
にするためのずれ止めヘッド28a、28aを設けてい
る。また、上部横桟部材16の図中下部に、スクリーン
部材12の上端部を取り付け、スクリーン部材12を下
部横桟部材15の巻き取り軸25に巻き取り収容した際
に、この上部横桟部材16の取付箇所が、下部横桟部材
15頂部のスクリーン部材12引き出し口であるスリッ
ト27上に、もたらされるようにしている。
【0010】一方、前記ヘッドボード17及びフットボ
ード18には、上部両側部近傍に設けた切り欠き部19
の他に、ボトム近傍の側縁に、スクリーン部材12を下
部横桟部材15の巻き取り軸25に巻き取り収容した状
態において、上部横桟部材16の支持軸28、28が係
止するくぼみ29、29が設けられている(図2、図4
参照)。
【0011】以上のように構成されるベッド側面ガード
機構11において、スクリーン部材12によってベッド
10側面を覆うときは、上部横桟部材16を持って上方
に引っ張り上げる。すると、スクリーン部材12は、下
部横桟部材15の巻き取り軸25から、スリット27を
通って引き出される。この際、上部横桟部材16は、両
端の支持軸28、28が、ヘッドボード17及びフット
ボード18のボトム近傍の側縁におけるくぼみ29、2
9から離脱して、ヘッドボード17及びフットボード1
8の側縁に沿って、上昇し、ヘッドボード17及びフッ
トボード18最上部の切り欠き部19にもたらすことが
できる。そして、上部横桟部材16両端の支持軸28、
28を、前記切り欠き部19に係止させることで、スク
リーン部材12によってベッド10側面を覆った状態で
保持することができる(図1参照)。この場合、スクリ
ーン部材12は、比較的目の粗い織布であるので、外側
からボトム上側を透視することができる。
【0012】反対に、ベッド側面を開放するときは、上
部横桟部材16を持って、両端の支持軸28、28を、
ヘッドボード17及びフットボード18最上部の切り欠
き部19から離脱させて、上部横桟部材16を下部横桟
部材15の直上まで降ろすようにし、上部横桟部材16
両端の支持軸28、28をヘッドボード17及びフット
ボード18のボトム近傍の側縁におけるくぼみ29、2
9に係止させるようにすればよい(図3、図4参照)。
この際、スクリーン部材12は自重もあり、巻き取り軸
25側に、常時付勢されているので、たるみを極力なく
すことができ、途中で、手足、布団の端を巻き込むおそ
れは少ない。たとえ、何かを巻き込んだとしても、合成
樹脂糸を織り込んだ、軽量且つ柔軟なスクリーン部材1
2であるので、問題はない。
【0013】以上のように、ベッド側面ガード機構11
を構成する上部横桟部材16は、アルミ材よりなり、ま
た、スクリーン部材12は、合成樹脂糸を織り込んだも
のであるので、軽量であり、操作性がよく、しかも、ベ
ッド側面全体を覆うことができるので、従来よりあるサ
イドレールといわれるパイプ型折り畳み式側柵の機能を
充分に果たすことができ、しかも、手足、布団などの巻
き込みは少なく、たとえ、何かを巻き込んだとしても、
合成樹脂糸を織り込んだ、軽量且つ柔軟なスクリーン部
材12であるので怪我などのおそれはない。このため、
通常のベッドの他、小児用ベッドにおいても、適用が考
えられる等、汎用性の高いものとなる。
【0014】本発明は、以下のように実施することもで
きる。すなわち、図5に示すベッド30におけるベッド
側面ガード機構31では、サイドフレーム32における
取り付け穴33に、取り付け手段34によって着脱可能
に固定するようにした下部横桟部材35の両端側に支柱
36、36を立設し、支柱36、36を支えとしてスク
リーン部材37を、引き上げ下げする構成としている。
かかる支柱36、36には、下部横桟部材35の直上直
近に、前記スクリーン部材37を適宜な付勢力をもって
巻き取るようにした巻き取り軸38が設けられている。
また、前記スクリーン部材37の上端部を、上部横桟部
材39に取り付けるようにしており、この上部横桟部材
39を支柱36、36に設けた案内溝40(図9参照)
に沿って昇降可能に装着している。そして、上部横桟部
材39には、上部横桟部材39を最高位置に持ち上げた
際に、支柱36、36に設けられたロック穴41に係止
することで、スクリーン部材37によってベッド側面を
覆うようにした状態で保持するようにしたロック機構4
2が設けられている。
【0015】ここで、前記上部横桟部材39とロック機
構42とについて、さらに詳細に説明する。前記上部横
桟部材39は、図6に示すように、アルミ材の押し出し
成形による中空状枠部材であり、両端側に前記支柱3
6、36に設けた案内溝40に沿って移動自在に嵌入し
た移動子43、43を嵌着している。また、かかる上部
横桟部材39の、図中、下面側には、スクリーン部材3
7の上端部を、取り付け枠44を介してビス止めしてい
る。
【0016】次に前記ロック機構42は、図7に示すよ
うに、中空状の上部横桟部材39内に、収容された一対
のストッパピン45を有している。これらストッパピン
45は、ストッパピン45の基部45a間に介在させた
ばね部材46の付勢力により、常時、上部横桟部材39
の両端側の移動子43、43から先端が突出するように
している。また、ストッパピン45の基部45aには、
前記ばね部材46の付勢力に抗して、ストッパピン45
の先端を、移動子43、43内に引き込むように操作す
るための(ロック解除操作するための)ノブ47、47
がねじ止めされている。そしてかかるノブ47、47
は、上部横桟部材39中央部に形成した動作規制用の長
穴48、48から突出させている。
【0017】以上のようなベッド側面ガード機構31に
おいて、スクリーン部材37によってベッド30側面を
覆うには、上部横桟部材39をもって、支柱36、36
に沿って持ち上げていき、上部横桟部材39を最高位置
にもたらすようにする。すると、ロック機構42におけ
る一対のストッパピン45が、ばね部材46の付勢力に
より前記支柱36、36に設けられたロック穴41に係
止するので、この状態でスクリーン部材37を保持する
ことができる(図5参照)。
【0018】一方、スクリーン部材37を下げてベッド
30側面を開放するには、ロック機構42におけるノブ
47、47を、上部横桟部材39中央部の長穴48、4
8の規制下に、ばね部材46の付勢力に抗して、同時に
ストッパピン45の引き戻し操作(ロック解除操作)を
行う。この場合、一対のストッパピン45を同時に引き
戻し操作を行わないと、ロック解除ができないので、無
闇にスクリーン部材37が、上部横桟部材39を介して
下降することはなく、子供や、痴呆症患者のいたずら操
作を回避することができる。なお、前記スクリーン部材
37を下げていく際に、スクリーン部材37は、巻き取
り軸38側に付勢されているので、たるむようなことは
なく、しかも巻き取る方向がボトムに背を向ける、すな
わち外側に向かって巻き取るようにしているので、手足
や、布団などを巻き込むようなことはない(図8、図9
参照)。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本発明では、従来のように
パイプ枠型のものではなく、上部横桟部材とスクリーン
部材とより構成しているので、軽量であり、操作性がよ
く、しかも、ベッド側面全体を覆うことができるので、
側柵の機能を充分に果たすことができ、しかも、手足、
布団などの巻き込みは少なく、たとえ、何かを巻き込ん
だとしても、合成樹脂糸を織り込んだ、軽量且つ柔軟な
スクリーン部材であるので怪我などのおそれはない。こ
のため、通常のベッドの他、小児用ベッドにおいても、
適用が考えられる等、適用範囲は、広範なものとなる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる昇降型のベッド側面ガード機構
の一例を示す、外観斜視説明図である。
【図2】図1に示すベッド側面ガード機構のベッドへの
取り付け構造を示した一部分解斜視説明図である。
【図3】図2に示すベッド側面ガード機構において、A
−A線に沿って切断してみた矢視図である。
【図4】図1に示すベッド側面ガード機構のスクリーン
部材を最低位置に下げて、ベッド側面を開放した状態を
示す外観斜視説明図である。
【図5】本発明にかかる昇降型のベッド側面ガード機構
の別例を示す、一部分解斜視説明図である。
【図6】図5に示すベッド側面ガード機構の上部横桟部
材とスクリーン部材との取り付け構造を示した要部分解
斜視説明図である。
【図7】図6に示す上部横桟部材に組み込まれたロック
機構の構成を示した分解者斜視説明図である。
【図8】図5に示すベッド側面ガード機構において、A
−A線に沿って切断してみた機能を説明するための模式
的矢視図である。
【図9】図5に示すベッド側面ガード機構のスクリーン
部材を最低位置に下げて、ベッド側面を開放した状態を
示す外観斜視説明図である。
【図10】現行の折り畳み式側柵に見られる、不都合を
説明するための模式的斜視図である。
【符号の説明】
10、30 ベッド 11、31 ベッド側面ガード機構 12、37 スクリーン部材 13、32 サイドフレーム 14、33 取り付け穴 15、35 下部横桟部材 16、39 上部横桟部材 17 ヘッドボード 18 フットボード 19 切り欠き部 20、34 取り付け手段 21 L型金具 22 締め付けボルト 23 円筒部材 24 ナット 25、38 巻き取り軸 26 巻き取り軸収容室 27 スリット 28 支持軸 28a ずれ止めヘッド 29 くぼみ 36 支柱 40 案内溝 41 ロック穴 42 ロック機構 43 移動子 44 取り付け枠 45 ストッパピン 45a 基部 46 ばね部材 47 ノブ 48 長穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド側面を、スクリーン部材によっ
    てガードするように、スクリーン部材を昇降可能に設け
    た昇降型のベッド側面ガード機構において、サイドフレ
    ームに着脱可能に設けた中空状の下部横桟部材を有し、
    この下部横桟部材内にスクリーン部材を常時巻き取るよ
    うに付勢した状態で収容する構成とし、このスクリーン
    部材の上端端部側に上部横桟部材を取り付ける構成とす
    る一方、ヘッドボード及びフットボードの上部端側近傍
    に、前記上部横桟部材を係止させるための係止手段を設
    け、前記上部横桟部材を持ち上げて、下部横桟部材内に
    巻き取り収容されたスクリーン部材を付勢力に抗して引
    き出し、前記ヘッドボード及びフットボードにおける係
    止手段に上部横桟部材の両端側を係止させることで、ベ
    ッド側面を覆うようにスクリーン部材を張設したことを
    特徴とする昇降型のベッド側面ガード機構。
  2. 【請求項2】 ベッド側面を、スクリーン部材によっ
    てガードするように、スクリーン部材を昇降可能に設け
    た昇降型のベッド側面ガード機構において、サイドフレ
    ーム上に下部横桟部材を着脱可能に設けると共に、この
    下部横桟部材の両端側に支柱を立設し、この支柱の前記
    下部横桟部材に近接した位置に巻き取り軸を介在してス
    クリーン部材を常時巻き取るように付勢した状態で巻き
    取り保持する構成とすると共に、このスクリーン部材の
    上端端部側に上部横桟部材を取り付ける構成として、前
    記下部横桟部材の両端側の支柱に設けた案内溝に沿って
    昇降可能に装着し、前記上部横桟部材を持ち上げること
    で、スクリーン部材を付勢力に抗して巻き取り軸から引
    き出して、スクリーン部材を張設した状態でベッド側面
    を覆うようにすると共に、上部横桟部材を最高位置に
    ち上げることで自動的に持ち上げた位置で保持するよう
    にしたロック機構を設けたことを特徴とする昇降型のベ
    ッド側面ガード機構。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構は、上部横桟部材内に
    収容された一対のストッパピンを有し、これらストッパ
    ピンは、ストッパピンの基部間に介在させた付勢手段の
    付勢力により、常時、上部横桟部材の両端側から先端が
    突出するようにし、前記ストッパピンの基部に、付勢手
    段の付勢力に抗して、ストッパピンの先端を、上部横桟
    部材内に引き込むように操作するためのノブを設けて、
    これらノブを、前記上部横桟部材中央部に形成した動作
    規制用の長穴から突出させ、上部横桟部材を最高位置に
    持ち上げた位置で、支柱側に設けたロック穴に前記一対
    のストッパピンを係止させることで上部横桟部材をスク
    リーン部材と共に保持する一方、前記ノブを介し、一対
    のストッパピンを同時に付勢手段の付勢力に抗して、ス
    トッパピンの先端を、上部横桟部材内に引き込むように
    操作することで、上部横桟部材を最高位置にて保持され
    た状態を解除するようにしたことを特徴とする請求項2
    記載の昇降型のベッド側面ガード機構。
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CN114224505A (zh) * 2021-10-21 2022-03-25 大连交通大学 一种多方位调节式信号增强的无线网络健康监测装置
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