JPH09276340A - 挟み込み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵 - Google Patents
挟み込み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵Info
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- JPH09276340A JPH09276340A JP8096366A JP9636696A JPH09276340A JP H09276340 A JPH09276340 A JP H09276340A JP 8096366 A JP8096366 A JP 8096366A JP 9636696 A JP9636696 A JP 9636696A JP H09276340 A JPH09276340 A JP H09276340A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 折り畳みの際に、ふとんや手などを挟み込む
ようなことのないようにする。 【解決手段】 ベッド１１のサイドフレーム１２に取り
付けるようにした下部横桟１５と、一方向側にのみ倒伏
可能に軸止め構成した複数の支柱１７と、上部横桟１８
とを備えた折り畳み式側柵１０において、下部横桟１５
と上部横桟１８との間に、遮蔽幕として蛇腹状伸縮幕２
０を張設する。この蛇腹状伸縮幕２０を、折り畳み式側
柵１０のベッド１１の床部内側に面するようにする。
ようなことのないようにする。 【解決手段】 ベッド１１のサイドフレーム１２に取り
付けるようにした下部横桟１５と、一方向側にのみ倒伏
可能に軸止め構成した複数の支柱１７と、上部横桟１８
とを備えた折り畳み式側柵１０において、下部横桟１５
と上部横桟１８との間に、遮蔽幕として蛇腹状伸縮幕２
０を張設する。この蛇腹状伸縮幕２０を、折り畳み式側
柵１０のベッド１１の床部内側に面するようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばベッド等の
側面をカバーする折り畳み式側柵において、折り畳みの
際に、ふとんや手などを挟み込むようなことのないよう
にした、挟み込み防止機能を備えたベッド等における折
り畳み式側柵に関するものである。
側面をカバーする折り畳み式側柵において、折り畳みの
際に、ふとんや手などを挟み込むようなことのないよう
にした、挟み込み防止機能を備えたベッド等における折
り畳み式側柵に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ベッド等のサイドフレームに設け
られる側柵としては、サイドフレームに差し込むだけの
柵や、折り畳み式、回転して下降する柵等、種々の構造
を有するものがある。これら側柵のうち、折り畳み式側
柵は、ベッド等のサイドフレーム上に一端部が軸着され
た縦枠と、この縦枠の他端部が軸着された上部横枠と、
縦枠を立位状態に保持するための立位保持機構とから構
成されているものがあり、さらに、全体を折り畳む形式
のものや、側柵自体が２分割形成されて、それぞれ、別
個に折り畳むことができる形式のものがある。しかしな
がら、いずれの形式のものにおいても、サイドフレーム
上で折り畳むことができるように、折り畳みスペースを
有しており、このために、側柵の立位状態では、前記折
り畳みスペースがオープンスペースとなってしまい、ベ
ッド側面全体をカバーすることはできない。
られる側柵としては、サイドフレームに差し込むだけの
柵や、折り畳み式、回転して下降する柵等、種々の構造
を有するものがある。これら側柵のうち、折り畳み式側
柵は、ベッド等のサイドフレーム上に一端部が軸着され
た縦枠と、この縦枠の他端部が軸着された上部横枠と、
縦枠を立位状態に保持するための立位保持機構とから構
成されているものがあり、さらに、全体を折り畳む形式
のものや、側柵自体が２分割形成されて、それぞれ、別
個に折り畳むことができる形式のものがある。しかしな
がら、いずれの形式のものにおいても、サイドフレーム
上で折り畳むことができるように、折り畳みスペースを
有しており、このために、側柵の立位状態では、前記折
り畳みスペースがオープンスペースとなってしまい、ベ
ッド側面全体をカバーすることはできない。
【０００３】そこで、本出願人は、ベッドサイド面を全
面的にカバーすることが可能な折り畳み式側柵を、すで
に商品化している。例えば、図７に示すように、この折
り畳み式側柵１は、ベッド等のサイドフレームにおける
付属品類取り付け用の孔に固定金具２を介して取り付け
るようにした下部横桟３と、この下部横桟３の両端側に
立設したガイドポスト４と、下部横桟３上に一端部を回
動可能に取り付けた伸縮自在な複数の支柱５と、これら
複数の支柱５の他端部に回動可能に取り付けた上部横桟
６とを有している。前記複数の支柱５は、シリンダ部５
ａとシリンダ部５ａに対して緩衝的に進退するロッド部
５ｂとを有し、このロッド部５ｂを下部横桟３上におい
て、一方向側にのみ倒伏可能に取り付けるようにし、前
記上部横桟６の両端に、前記ガイドポスト４に沿って昇
降可能とすると共に任意の位置において、上部横桟６を
固定保持する機能のストッパ機構７を取り付ける構成と
している。
面的にカバーすることが可能な折り畳み式側柵を、すで
に商品化している。例えば、図７に示すように、この折
り畳み式側柵１は、ベッド等のサイドフレームにおける
付属品類取り付け用の孔に固定金具２を介して取り付け
るようにした下部横桟３と、この下部横桟３の両端側に
立設したガイドポスト４と、下部横桟３上に一端部を回
動可能に取り付けた伸縮自在な複数の支柱５と、これら
複数の支柱５の他端部に回動可能に取り付けた上部横桟
６とを有している。前記複数の支柱５は、シリンダ部５
ａとシリンダ部５ａに対して緩衝的に進退するロッド部
５ｂとを有し、このロッド部５ｂを下部横桟３上におい
て、一方向側にのみ倒伏可能に取り付けるようにし、前
記上部横桟６の両端に、前記ガイドポスト４に沿って昇
降可能とすると共に任意の位置において、上部横桟６を
固定保持する機能のストッパ機構７を取り付ける構成と
している。
【０００４】かかる構成の折り畳み式側柵１によれば、
ストッパ機構７を片側のみ解除操作することで、図８に
示すように上部横桟６を頭側、または脚側に傾けた状態
で保持したり、図９に示すように双方のストッパ機構７
を解除操作しておけば、上部横桟６を下部横桟３側に、
すなわち折り畳んだ状態とすることができ、いずれにし
ても、従来の折り畳み式側柵に見られるような折り畳み
スペースは不要であり、ベッド側面全体をカバーするこ
とができるという、顕著な効果がもたらされるに至っ
た。
ストッパ機構７を片側のみ解除操作することで、図８に
示すように上部横桟６を頭側、または脚側に傾けた状態
で保持したり、図９に示すように双方のストッパ機構７
を解除操作しておけば、上部横桟６を下部横桟３側に、
すなわち折り畳んだ状態とすることができ、いずれにし
ても、従来の折り畳み式側柵に見られるような折り畳み
スペースは不要であり、ベッド側面全体をカバーするこ
とができるという、顕著な効果がもたらされるに至っ
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、折り畳
み時、複数の支柱５におけるシリンダ部５ａ内にロッド
部５ｂが順次緩衝的に退縮しながら、一方向に倒れ込ん
でいくので、支柱５間にふとんや手などをうっかり挟み
込みやすく、その防止策が求められている。本発明は、
以上のような課題を克服するために提案されたものであ
って、柵部を任意の高さに調節すると共に、その位置に
おいて、固定できるようにした、ベッド等の側面をカバ
ーする折り畳み式側柵において、折り畳みの際に、ふと
んや手などを挟み込むようなことのないようにした、挟
み込み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側
柵を提供することを目的とする。
み時、複数の支柱５におけるシリンダ部５ａ内にロッド
部５ｂが順次緩衝的に退縮しながら、一方向に倒れ込ん
でいくので、支柱５間にふとんや手などをうっかり挟み
込みやすく、その防止策が求められている。本発明は、
以上のような課題を克服するために提案されたものであ
って、柵部を任意の高さに調節すると共に、その位置に
おいて、固定できるようにした、ベッド等の側面をカバ
ーする折り畳み式側柵において、折り畳みの際に、ふと
んや手などを挟み込むようなことのないようにした、挟
み込み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側
柵を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッド等のサイドフレームに装着す
るようにした下部横桟と、この下部横桟の両端側に立設
したガイドポストと、下部横桟上に一端部を一方向側に
のみ倒伏可能に取り付けた伸縮自在な複数の支柱と、こ
れら複数の支柱の他端部に回動可能に取り付けた上部横
桟とを有し、前記支柱を、下部横桟と上部横桟間におい
て、所定角度傾斜させて配置するようにし、前記上部横
桟をストッパ機構を介して、前記ガイドポストに沿って
昇降可能とすると共に前記ストッパ機構により任意の位
置において固定保持するようにし、前記下部横桟と上部
横桟との間に伸縮可能な遮蔽幕を形成して、この遮蔽幕
をベッドの床部側に面するように前記下部横桟をサイド
フレームに装着するようにした。前述の構成において、
遮蔽幕は、蛇腹状伸縮幕であって、下部横桟長手方向に
折り目が形成されるように、所定幅で折り畳む構造とす
ると共に、折り畳む側に弾性的に付勢するようにし、下
部横桟と上部横桟との間に複数の伸縮自在な支柱により
形成する柵部側面空間を覆うように構成した。
ために、本発明は、ベッド等のサイドフレームに装着す
るようにした下部横桟と、この下部横桟の両端側に立設
したガイドポストと、下部横桟上に一端部を一方向側に
のみ倒伏可能に取り付けた伸縮自在な複数の支柱と、こ
れら複数の支柱の他端部に回動可能に取り付けた上部横
桟とを有し、前記支柱を、下部横桟と上部横桟間におい
て、所定角度傾斜させて配置するようにし、前記上部横
桟をストッパ機構を介して、前記ガイドポストに沿って
昇降可能とすると共に前記ストッパ機構により任意の位
置において固定保持するようにし、前記下部横桟と上部
横桟との間に伸縮可能な遮蔽幕を形成して、この遮蔽幕
をベッドの床部側に面するように前記下部横桟をサイド
フレームに装着するようにした。前述の構成において、
遮蔽幕は、蛇腹状伸縮幕であって、下部横桟長手方向に
折り目が形成されるように、所定幅で折り畳む構造とす
ると共に、折り畳む側に弾性的に付勢するようにし、下
部横桟と上部横桟との間に複数の伸縮自在な支柱により
形成する柵部側面空間を覆うように構成した。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる挟み込み防
止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵につい
て、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以
下説明する。図１に折り畳み式側柵１０を示し、この折
り畳み式側柵１０は、ベッド１１のサイドフレーム１２
における付属品類取り付け用の孔１３に固定金具１４を
介して取り付けるようにした下部横桟１５と、この下部
横桟１５の両端側に立設したガイドポスト１６と、下部
横桟１５上に一端部を回動可能に取り付けた伸縮自在な
複数の支柱１７と、これら複数の支柱１７の他端部に回
動可能に取り付けた上部横桟１８とを有している。前記
複数の支柱１７は、上部横桟１８が最高位にある際、所
定角度傾斜するように設けられている。すなわち支柱１
７は、上部横桟１８側に回動可能に取り付けたシリンダ
部１７ａと、シリンダ部１７ａに対して緩衝的に進退す
るロッド部１７ｂとを有している。このロッド部１７ｂ
は下部横桟１５側に、一方向側にのみ倒伏可能に軸止め
されている。また前記上部横桟１８の両端には、連結手
段（図示省略）を介し、上部横桟１８を前記ガイドポス
ト１６に沿って昇降可能とすると共に任意の位置におい
て固定保持するためのストッパ機構１９が設けられてい
る。そして前記下部横桟１５と上部横桟１８との間に
は、遮蔽幕として蛇腹状伸縮幕２０が張設されている。
止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵につい
て、一つの実施の形態を示し、添付の図面に基づいて以
下説明する。図１に折り畳み式側柵１０を示し、この折
り畳み式側柵１０は、ベッド１１のサイドフレーム１２
における付属品類取り付け用の孔１３に固定金具１４を
介して取り付けるようにした下部横桟１５と、この下部
横桟１５の両端側に立設したガイドポスト１６と、下部
横桟１５上に一端部を回動可能に取り付けた伸縮自在な
複数の支柱１７と、これら複数の支柱１７の他端部に回
動可能に取り付けた上部横桟１８とを有している。前記
複数の支柱１７は、上部横桟１８が最高位にある際、所
定角度傾斜するように設けられている。すなわち支柱１
７は、上部横桟１８側に回動可能に取り付けたシリンダ
部１７ａと、シリンダ部１７ａに対して緩衝的に進退す
るロッド部１７ｂとを有している。このロッド部１７ｂ
は下部横桟１５側に、一方向側にのみ倒伏可能に軸止め
されている。また前記上部横桟１８の両端には、連結手
段（図示省略）を介し、上部横桟１８を前記ガイドポス
ト１６に沿って昇降可能とすると共に任意の位置におい
て固定保持するためのストッパ機構１９が設けられてい
る。そして前記下部横桟１５と上部横桟１８との間に
は、遮蔽幕として蛇腹状伸縮幕２０が張設されている。
【０００８】前記ストッパ機構１９は、ガイドポスト１
６に摺動自在に装着した筐体１９ａを有し、この筐体１
９ａと上部横桟１８の端部とを連結手段（図示せず）に
より変位可能に連結している。またストッパ機構１９
は、摩擦係止機構といわれるもので、ガイドポスト１６
において上部横桟１８を任意の位置に保持した状態を解
除するための操作レバー１９ｂを有している。前記操作
レバー１９ｂは、ばね部材を介して変位可能に支持する
筐体１９ａ側と共に、ガイドポスト１６に係止穴（図示
せず）を介して挿通されており、操作レバー１９ｂがば
ね力により変位して、筐体１９ａ側の係止穴と、操作レ
バー１９ｂ側の係止穴の位置がずれることによってガイ
ドポスト１６に操作レバー１９ｂ側の係止穴の縁部を押
圧接触し、上部横桟１８を任意の位置に保持するように
し、操作レバー１９ｂをばね力に抗して握り操作するこ
とで操作レバー１９ｂ側の係止穴を筐体１９ａ側の係止
穴の位置に合わせて、ガイドポスト１６に上部横桟１８
を任意の位置に保持した状態を解除する構造としている
（図３参照）。
６に摺動自在に装着した筐体１９ａを有し、この筐体１
９ａと上部横桟１８の端部とを連結手段（図示せず）に
より変位可能に連結している。またストッパ機構１９
は、摩擦係止機構といわれるもので、ガイドポスト１６
において上部横桟１８を任意の位置に保持した状態を解
除するための操作レバー１９ｂを有している。前記操作
レバー１９ｂは、ばね部材を介して変位可能に支持する
筐体１９ａ側と共に、ガイドポスト１６に係止穴（図示
せず）を介して挿通されており、操作レバー１９ｂがば
ね力により変位して、筐体１９ａ側の係止穴と、操作レ
バー１９ｂ側の係止穴の位置がずれることによってガイ
ドポスト１６に操作レバー１９ｂ側の係止穴の縁部を押
圧接触し、上部横桟１８を任意の位置に保持するように
し、操作レバー１９ｂをばね力に抗して握り操作するこ
とで操作レバー１９ｂ側の係止穴を筐体１９ａ側の係止
穴の位置に合わせて、ガイドポスト１６に上部横桟１８
を任意の位置に保持した状態を解除する構造としている
（図３参照）。
【０００９】そして、前記蛇腹状伸縮幕２０は、下部横
桟１５と上部横桟１８との間における複数の支柱１７に
おけるシリンダ部１７ａ、ロッド部１７ｂが形成する柵
部側面空間を全て覆うように構成したもので（図２参
照）、鉛直方向に伸縮可能なように、所定幅で折り畳み
構造としている。すなわち、下部横桟１５長手方向に折
り目が形成されるようにし、例えばワイヤー部材を介在
させて、縦方向に弾性的な伸縮力を持たせている。かか
る構造の蛇腹状伸縮幕２０は、折り畳み式側柵１０をベ
ッド１１のサイドフレーム１２における取り付け用の孔
１３に取り付ける際、ベッド１１の床部側に面するよう
に配置している（図１参照）。
桟１５と上部横桟１８との間における複数の支柱１７に
おけるシリンダ部１７ａ、ロッド部１７ｂが形成する柵
部側面空間を全て覆うように構成したもので（図２参
照）、鉛直方向に伸縮可能なように、所定幅で折り畳み
構造としている。すなわち、下部横桟１５長手方向に折
り目が形成されるようにし、例えばワイヤー部材を介在
させて、縦方向に弾性的な伸縮力を持たせている。かか
る構造の蛇腹状伸縮幕２０は、折り畳み式側柵１０をベ
ッド１１のサイドフレーム１２における取り付け用の孔
１３に取り付ける際、ベッド１１の床部側に面するよう
に配置している（図１参照）。
【００１０】本発明にかかる挟み込み防止機能を備えた
ベッド等における折り畳み式側柵１０は以上のように構
成されるものであり、次にその作用を説明する。上部横
桟１８は、複数の支柱１７と共に、ガイドポスト１６に
ストッパ機構１９を介して保持されることにより、立位
状態にある(図４参照)。この際、蛇腹状伸縮幕２０は、
折り畳み式側柵１０のベッド１１の床部側に面するよう
に下部横桟１５と上部横桟１８との間に配置してあるの
で、床部側から複数の支柱１７間の隙間に、ふとんや手
足が入って挟まれるようなことはない。
ベッド等における折り畳み式側柵１０は以上のように構
成されるものであり、次にその作用を説明する。上部横
桟１８は、複数の支柱１７と共に、ガイドポスト１６に
ストッパ機構１９を介して保持されることにより、立位
状態にある(図４参照)。この際、蛇腹状伸縮幕２０は、
折り畳み式側柵１０のベッド１１の床部側に面するよう
に下部横桟１５と上部横桟１８との間に配置してあるの
で、床部側から複数の支柱１７間の隙間に、ふとんや手
足が入って挟まれるようなことはない。
【００１１】ここで、いずれかのストッパ機構１９の操
作レバー１９ｂをばね力に抗して操作して摩擦係止を解
除し、ガイドポスト１６に沿って、ストッパ機構１９を
下降させると、前記複数の支柱１７は、ストッパ機構１
９を下降させた側からシリンダ部１７ａにロッド部１７
ｂが緩衝的にシリンダ部１７ａ内に順次退動していき、
この結果、支柱１７は、一方向に傾斜倒伏していき、上
部横桟１８は傾斜下降する(図５参照)。その際、床部内
側にある側柵１０の蛇腹状伸縮幕２０も同時に下降して
折り畳まれていくので、複数の支柱１７間の隙間に、ふ
とんや手足が入って挟まれるようなことはなく、安全性
の高いものとなる。
作レバー１９ｂをばね力に抗して操作して摩擦係止を解
除し、ガイドポスト１６に沿って、ストッパ機構１９を
下降させると、前記複数の支柱１７は、ストッパ機構１
９を下降させた側からシリンダ部１７ａにロッド部１７
ｂが緩衝的にシリンダ部１７ａ内に順次退動していき、
この結果、支柱１７は、一方向に傾斜倒伏していき、上
部横桟１８は傾斜下降する(図５参照)。その際、床部内
側にある側柵１０の蛇腹状伸縮幕２０も同時に下降して
折り畳まれていくので、複数の支柱１７間の隙間に、ふ
とんや手足が入って挟まれるようなことはなく、安全性
の高いものとなる。
【００１２】そして、もう一方側のストッパ機構１９を
操作し摩擦係止を解除して、ガイドポスト１６に沿っ
て、ストッパ機構１９を上部横桟１８と共に下降させる
と、側柵１０は全体的にサイドフレーム１２上に折り畳
まれることとなる（図６参照）。なお、以上の折り畳み
式側柵１０を引上げるには、一方のストッパ機構１９の
操作レバー１９ｂを操作しつつ、ストッパ機構１９と共
に上部横桟１８を引上げ、さらに、片方のストッパ機構
１９の操作レバー１９ｂを操作しつつ、引き上げるよう
にすればよい。すると、側柵１０の内側にある蛇腹状伸
縮幕２０も上部横桟１８と共に追従して引き上げられ、
再び、柵全面が蛇腹状伸縮幕２０によって覆われた状態
となる。
操作し摩擦係止を解除して、ガイドポスト１６に沿っ
て、ストッパ機構１９を上部横桟１８と共に下降させる
と、側柵１０は全体的にサイドフレーム１２上に折り畳
まれることとなる（図６参照）。なお、以上の折り畳み
式側柵１０を引上げるには、一方のストッパ機構１９の
操作レバー１９ｂを操作しつつ、ストッパ機構１９と共
に上部横桟１８を引上げ、さらに、片方のストッパ機構
１９の操作レバー１９ｂを操作しつつ、引き上げるよう
にすればよい。すると、側柵１０の内側にある蛇腹状伸
縮幕２０も上部横桟１８と共に追従して引き上げられ、
再び、柵全面が蛇腹状伸縮幕２０によって覆われた状態
となる。
【００１３】以上のように、前記折り畳み式側柵１０は
折り畳む際にも、立ち上げる際にも、複数の支柱１７に
よってベッド１１側面を全面的にカバーした柵全面が、
蛇腹状伸縮幕２０によって上部横桟１８と共に追従して
覆うので、誤ってふとんや手足が入って挟まれるような
ことはなく、安全性が大いに向上する。
折り畳む際にも、立ち上げる際にも、複数の支柱１７に
よってベッド１１側面を全面的にカバーした柵全面が、
蛇腹状伸縮幕２０によって上部横桟１８と共に追従して
覆うので、誤ってふとんや手足が入って挟まれるような
ことはなく、安全性が大いに向上する。
【００１４】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、単純な構造でベ
ッド等の側面を全面的にカバーすることができ、ストッ
パ機構によって、側柵のガイドポストの任意の位置で上
部横桟を固定保持することができ、しかも、いずれの場
合も、可動部である複数の支柱のシリンダ部およびロッ
ド部から、ベッド等の床部側を蛇腹状伸縮幕によって隔
離することができるので、誤ってふとんや手足を挟み込
むようなことはなく、安全性が大いに向上する。
ッド等の側面を全面的にカバーすることができ、ストッ
パ機構によって、側柵のガイドポストの任意の位置で上
部横桟を固定保持することができ、しかも、いずれの場
合も、可動部である複数の支柱のシリンダ部およびロッ
ド部から、ベッド等の床部側を蛇腹状伸縮幕によって隔
離することができるので、誤ってふとんや手足を挟み込
むようなことはなく、安全性が大いに向上する。
【００１５】
【図１】本発明にかかる折り畳み式側柵を適用したベッ
ドと、折り畳み式側柵の取り付け構造を示す外観斜視説
明図である。
ドと、折り畳み式側柵の取り付け構造を示す外観斜視説
明図である。
【図２】図１に示す側柵の全体斜視図である。
【図３】図１に示す側柵のストッパ機構を示す、要部拡
大斜視説明図である。
大斜視説明図である。
【図４】図１に示す側柵と蛇腹状伸縮幕との取り付け関
係を示した、模式的な側面図である。
係を示した、模式的な側面図である。
【図５】図１に示す側柵の一方のストッパ機構を操作し
て、片側のみ折り畳んだ状態を示した、外観斜視説明図
である。
て、片側のみ折り畳んだ状態を示した、外観斜視説明図
である。
【図６】図５に示す折り畳んだ状態の側柵を示した、模
式的な側面図である。
式的な側面図である。
【図７】現行の折り畳み式全面側柵の外観斜視図であ
る。
る。
【図８】図７に示す、折り畳み式側柵の機能を示した、
模式的な側面図である。
模式的な側面図である。
【図９】図７に示す、折り畳み式側柵の機能を示した、
模式的な側面図である。
模式的な側面図である。
１０ 側柵 １１ ベッド １２ サイドフレーム １３ 孔 １４ 固定金具 １５ 下部横桟 １６ ガイドポスト １７ 支柱 １７ａ シリンダ部 １７ｂ ロッド部 １８ 上部横桟 １９ ストッパ機構 １９ａ 操作レバー １９ｂ 筐体 ２０ 蛇腹状伸縮幕
Claims (2)
- 【請求項１】 ベッド等のサイドフレームに装着する
ようにした下部横桟と、この下部横桟の両端側に立設し
たガイドポストと、下部横桟上に一端部を一方向側にの
み倒伏可能に取り付けた伸縮自在な複数の支柱と、これ
ら複数の支柱の他端部に回動可能に取り付けた上部横桟
とを有し、前記支柱を、下部横桟と上部横桟間におい
て、所定角度傾斜させて配置するようにし、前記上部横
桟をストッパ機構を介して、前記ガイドポストに沿って
昇降可能とすると共に前記ストッパ機構により任意の位
置において固定保持するようにし、前記下部横桟と上部
横桟との間に伸縮可能な遮蔽幕を形成して、この遮蔽幕
をベッドの床部側に面するように前記下部横桟をサイド
フレームに装着するようにしたことを特徴とする挟み込
み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵。 - 【請求項２】 前記遮蔽幕は、蛇腹状伸縮幕であっ
て、下部横桟長手方向に折り目が形成されるように、所
定幅で折り畳む構造とすると共に、折り畳む側に弾性的
に付勢するようにし、下部横桟と上部横桟との間に複数
の伸縮自在な支柱により形成する柵部側面空間を覆うよ
うに構成したことを特徴とする請求項１記載の挟み込み
防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096366A JP2798153B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 挟み込み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096366A JP2798153B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 挟み込み防止機能を備えたベッド等における折り畳み式側柵 |
Publications (2)
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| JP2798153B2 JP2798153B2 (ja) | 1998-09-17 |
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|---|---|---|---|---|
| KR20030041033A (ko) * | 2001-11-19 | 2003-05-23 | 김영식 | 칸막이가 구비된 침대 |
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| KR101447413B1 (ko) * | 2014-02-19 | 2014-10-06 | 김선경 | 슬리피 북 |
| KR20210111100A (ko) * | 2020-03-02 | 2021-09-10 | 최시영 | 환자용 가리개 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP8096366A patent/JP2798153B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030041033A (ko) * | 2001-11-19 | 2003-05-23 | 김영식 | 칸막이가 구비된 침대 |
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