JP2966773B2 - 階段換気装置 - Google Patents
階段換気装置Info
- Publication number
- JP2966773B2 JP2966773B2 JP7251269A JP25126995A JP2966773B2 JP 2966773 B2 JP2966773 B2 JP 2966773B2 JP 7251269 A JP7251269 A JP 7251269A JP 25126995 A JP25126995 A JP 25126995A JP 2966773 B2 JP2966773 B2 JP 2966773B2
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- Japan
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- opening
- air
- space
- underfloor
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵、埃、花粉等を
除去した清浄な床下空気を室内に給気しうる階段換気装
置に関する。
除去した清浄な床下空気を室内に給気しうる階段換気装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】床下空気を室内に取入れる換気装置が、
冷暖房の際の省エネルギー等を図りつつ室内を換気する
ために用いられている。
冷暖房の際の省エネルギー等を図りつつ室内を換気する
ために用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら床下空気
には、ときに塵、埃、花粉、窒素酸化物等が比較的多く
含まれることがあり、空気の質に敏感な人が床下空気を
そのまま吸引すると花粉症などの各種のアレルギー症状
を引起こす場合がある。
には、ときに塵、埃、花粉、窒素酸化物等が比較的多く
含まれることがあり、空気の質に敏感な人が床下空気を
そのまま吸引すると花粉症などの各種のアレルギー症状
を引起こす場合がある。
【0004】本発明は、床下空気が吹出す開口部に室内
側から着脱自在にフィルタを取付けることを基本とし
て、塵、埃、花粉、窒素酸化物等を除去した清浄な床下
空気のみを室内に取入れることができ、あわせてフィル
タを容易に交換しうる階段換気装置の提供を目的として
いる。
側から着脱自在にフィルタを取付けることを基本とし
て、塵、埃、花粉、窒素酸化物等を除去した清浄な床下
空気のみを室内に取入れることができ、あわせてフィル
タを容易に交換しうる階段換気装置の提供を目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の階段換気装置は、家屋内部の階段下方に、階
段下の床下空間と、け込み板に設けられた開口部とを継
ぐ通気路を有する送気空間を形成し、かつ前記送気空間
に、前記床下空間の床下空気をけ込み板に設けられた開
口部から室内に吹出すファンを設けるとともに、前記開
口部に、この開口部に取り付けられる下地枠を用いて空
気濾過用のフィルタを室内側から着脱自在に取付け、か
つ前記下地枠に前記開口部の周縁部を覆うグリルを固着
している。
に本発明の階段換気装置は、家屋内部の階段下方に、階
段下の床下空間と、け込み板に設けられた開口部とを継
ぐ通気路を有する送気空間を形成し、かつ前記送気空間
に、前記床下空間の床下空気をけ込み板に設けられた開
口部から室内に吹出すファンを設けるとともに、前記開
口部に、この開口部に取り付けられる下地枠を用いて空
気濾過用のフィルタを室内側から着脱自在に取付け、か
つ前記下地枠に前記開口部の周縁部を覆うグリルを固着
している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図において本発明の階段換気装
置1は、家屋内部の階段A下方に、階段A下の床下空間
Sと、最下段のけ込み板2に設けられた開口部3とを継
ぐ通気路4を有する送気空間5を形成し、かつこの送気
空間5に、前記床下空間Sの床下空気を前記開口部3か
ら室内に吹出すファン6を設けるとともに、該開口部3
に室内側から着脱自在に空気濾過用のフィルタ7を取付
けている。
図面に基づき説明する。図において本発明の階段換気装
置1は、家屋内部の階段A下方に、階段A下の床下空間
Sと、最下段のけ込み板2に設けられた開口部3とを継
ぐ通気路4を有する送気空間5を形成し、かつこの送気
空間5に、前記床下空間Sの床下空気を前記開口部3か
ら室内に吹出すファン6を設けるとともに、該開口部3
に室内側から着脱自在に空気濾過用のフィルタ7を取付
けている。
【0007】階段Aは、例えば一対の側板間に架設され
る垂直なけ込み板2…の上端に桟材14、化粧框15を
介して水平な段板16を配することにより形成され、最
下段のけ込み板2には、階段A下に通じる矩形の開口部
3を設けている。なおこの開口部3は、け込み板2の略
全域に設けてもよいが、一部に設けることもできる。
る垂直なけ込み板2…の上端に桟材14、化粧框15を
介して水平な段板16を配することにより形成され、最
下段のけ込み板2には、階段A下に通じる矩形の開口部
3を設けている。なおこの開口部3は、け込み板2の略
全域に設けてもよいが、一部に設けることもできる。
【0008】又前記階段Aを支持する床体Fは、合板な
どを用いて形成されるとともに、最下段の段板16下方
には、床下空間Sに通じる矩形の孔部10が前記開口部
3の内方に穿設される。なお床体F上面には、開口部3
の下辺と上面が揃う断面矩形の隔て材20…が、最下段
のけ込み板2内面と当接する階段A下方の位置と、前記
孔部10の内方の位置とに夫々固着される。
どを用いて形成されるとともに、最下段の段板16下方
には、床下空間Sに通じる矩形の孔部10が前記開口部
3の内方に穿設される。なお床体F上面には、開口部3
の下辺と上面が揃う断面矩形の隔て材20…が、最下段
のけ込み板2内面と当接する階段A下方の位置と、前記
孔部10の内方の位置とに夫々固着される。
【0009】従って、階段A下方、すなわち最下段の段
板16下方には、前記孔部10を介して前記床下空間S
と開口部3とを継ぐ通気路4を有する送気空間5が形成
される。
板16下方には、前記孔部10を介して前記床下空間S
と開口部3とを継ぐ通気路4を有する送気空間5が形成
される。
【0010】又前記送気空間5には、前記孔部10を覆
う防虫ネット11を有する下地板12が配設される。前
記下地板12は、矩形の孔部17を設けた基体19を具
えるとともに、該孔部17は、防虫ネット11により覆
われ、前記基体19を前記隔て材20、20間において
床体F上に固定することにより、前記防虫ネット11は
前記孔部10を覆う。
う防虫ネット11を有する下地板12が配設される。前
記下地板12は、矩形の孔部17を設けた基体19を具
えるとともに、該孔部17は、防虫ネット11により覆
われ、前記基体19を前記隔て材20、20間において
床体F上に固定することにより、前記防虫ネット11は
前記孔部10を覆う。
【0011】前記ファン6は、一側面を開放した直方体
状の基箱22内に収納される。基箱22は、前記開口部
3から送気空間5に挿入しうる寸法を有し、前記隔て材
20…上に載置されかつビス等の固着具を用いて固定さ
れるとともに、その開口部22Aを囲む周縁は、前記開
口部3の周囲のけ込み板2外面に略整一する。
状の基箱22内に収納される。基箱22は、前記開口部
3から送気空間5に挿入しうる寸法を有し、前記隔て材
20…上に載置されかつビス等の固着具を用いて固定さ
れるとともに、その開口部22Aを囲む周縁は、前記開
口部3の周囲のけ込み板2外面に略整一する。
【0012】又基箱22の下板26には、前記孔部10
に防虫ネット11を介在して連通する孔部27が設けら
れるとともに、この孔部27を覆って前記ファン6を取
付けている。このファン6の作動により床下空間Sの床
下空気は前記孔部10、防虫ネット11、孔部27をへ
て前記開口部22Aから室内に吹出される。
に防虫ネット11を介在して連通する孔部27が設けら
れるとともに、この孔部27を覆って前記ファン6を取
付けている。このファン6の作動により床下空間Sの床
下空気は前記孔部10、防虫ネット11、孔部27をへ
て前記開口部22Aから室内に吹出される。
【0013】さらに前記開口部3に配された前記基箱2
2の開口部22Aには、下地枠30を用いて前記フィル
タ7が室内側から着脱自在に取付けられ、しかもこの下
地枠30にグリル31を固着する。
2の開口部22Aには、下地枠30を用いて前記フィル
タ7が室内側から着脱自在に取付けられ、しかもこの下
地枠30にグリル31を固着する。
【0014】前記下地枠30は、前記基箱22の開口部
22Aから挿入されこの基箱22の内面に沿う角筒状の
基体33と、この基体33の外縁から突出し前記け込み
板2の外面にビス等の固着具34を用いて着脱自在に取
付けられる突片35と、前記基体33の内縁から突出し
前記フィルタ7を受けてビス等の固着具によりこのフィ
ルタ7を着脱自在に取付ける受片36とを具える。
22Aから挿入されこの基箱22の内面に沿う角筒状の
基体33と、この基体33の外縁から突出し前記け込み
板2の外面にビス等の固着具34を用いて着脱自在に取
付けられる突片35と、前記基体33の内縁から突出し
前記フィルタ7を受けてビス等の固着具によりこのフィ
ルタ7を着脱自在に取付ける受片36とを具える。
【0015】又前記下地枠30の突片35外面には、こ
の下地枠30の長さ方向(水平方向)略中央位置におい
て補強用の矩形の枠体37がビス等の固着具39を用い
て着脱自在に取付けられるとともに、この枠体37の外
面に、前記開口部3の周縁部を覆う覆片40を有する前
記グリル31を化粧ビス等の固着具41を用いて取付け
る。
の下地枠30の長さ方向(水平方向)略中央位置におい
て補強用の矩形の枠体37がビス等の固着具39を用い
て着脱自在に取付けられるとともに、この枠体37の外
面に、前記開口部3の周縁部を覆う覆片40を有する前
記グリル31を化粧ビス等の固着具41を用いて取付け
る。
【0016】このようにグリル31、前記枠体37の取
外しにより、前記フィルタ7を容易に交換でき、そのメ
ンテナンス性を向上しうる。
外しにより、前記フィルタ7を容易に交換でき、そのメ
ンテナンス性を向上しうる。
【0017】
【発明の効果】叙上の如く本発明の階段換気装置は、家
屋内部の階段下方に、け込み板に設けた開口部と床下空
間とを継ぐ通気路を有する送気空間を形成し、かつこの
送気空間に、床下空気を前記開口部から室内に吹出すフ
ァンを設け、しかも開口部に室内側から着脱自在に空気
濾過用のフィルタを取付ける。従って、階段下のデッド
スペースを活用して床下空気を室内に取入れうるととも
に、前記フィルタによって床下空気の塵、埃、花粉、窒
素酸化物等を除去することが可能となり、空気の質に敏
感な人、アレルギー体質の人にも安心して用いることが
出来る。
屋内部の階段下方に、け込み板に設けた開口部と床下空
間とを継ぐ通気路を有する送気空間を形成し、かつこの
送気空間に、床下空気を前記開口部から室内に吹出すフ
ァンを設け、しかも開口部に室内側から着脱自在に空気
濾過用のフィルタを取付ける。従って、階段下のデッド
スペースを活用して床下空気を室内に取入れうるととも
に、前記フィルタによって床下空気の塵、埃、花粉、窒
素酸化物等を除去することが可能となり、空気の質に敏
感な人、アレルギー体質の人にも安心して用いることが
出来る。
【0018】又前記フィルタは、室内側から容易に交換
しうるため、このフィルタのメンテナンスを便宜に行い
うるとともに、花粉専用、窒素酸化物専用など種々のフ
ィルタをニーズに応じて使用できる。
しうるため、このフィルタのメンテナンスを便宜に行い
うるとともに、花粉専用、窒素酸化物専用など種々のフ
ィルタをニーズに応じて使用できる。
【0019】さらに前記ファンによって、フィルタの装
着にかかわらず風量を確保でき、室内の換気等を清浄な
床下空気を用いて確実に行いうる。
着にかかわらず風量を確保でき、室内の換気等を清浄な
床下空気を用いて確実に行いうる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
2 け込み板 3 開口部 4 通気路 5 送気空間 6 ファン 7 フィルタ A 階段 S 床下空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/70 E04B 1/72 E04F 11/02
Claims (1)
- 【請求項1】家屋内部の階段下方に、階段下の床下空間
と、け込み板に設けられた開口部とを継ぐ通気路を有す
る送気空間を形成し、かつ前記送気空間に、前記床下空
間の床下空気をけ込み板に設けられた開口部から室内に
吹出すファンを設けるとともに、前記開口部に、この開
口部に取り付けられる下地枠を用いて空気濾過用のフィ
ルタを室内側から着脱自在に取付け、かつ前記下地枠に
前記開口部の周縁部を覆うグリルを固着した階段換気装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7251269A JP2966773B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 階段換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7251269A JP2966773B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 階段換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0988198A JPH0988198A (ja) | 1997-03-31 |
JP2966773B2 true JP2966773B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=17220286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7251269A Expired - Fee Related JP2966773B2 (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 階段換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2966773B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5795518U (ja) * | 1980-12-02 | 1982-06-12 | ||
JPH05311771A (ja) * | 1992-05-12 | 1993-11-22 | Natl House Ind Co Ltd | 床下空気取入れ装置 |
JPH062904A (ja) * | 1992-06-17 | 1994-01-11 | Aoki Corp | クリーン住宅構造 |
JP3143235B2 (ja) * | 1992-10-09 | 2001-03-07 | ナショナル住宅産業株式会社 | 階段換気装置 |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7251269A patent/JP2966773B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0988198A (ja) | 1997-03-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990727 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |