JP2966124B2 - フロントガラス用モールディング、及びその押出成形方法 - Google Patents

フロントガラス用モールディング、及びその押出成形方法

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JP2966124B2 JP3029457A JP2945791A JP2966124B2 JP 2966124 B2 JP2966124 B2 JP 2966124B2 JP 3029457 A JP3029457 A JP 3029457A JP 2945791 A JP2945791 A JP 2945791A JP 2966124 B2 JP2966124 B2 JP 2966124B2
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボディパネルの窓開口
部の周縁と、この窓開口部に組み付けられたフロントガ
ラスの周縁とで形成される隙間(以下、単に「モールデ
ィング装着用の隙間」という)に装着して、当該隙間を
覆って装飾するためのフロントガラス用モールディン
グ、及びその押出成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフロントガラス用のモールディン
グにおいては、フロントガラスのサイド部に装着される
サイドモールディング部の内周側に雨水受部を形成し
て、雨天走行時における雨水、ウォッシャー液などをこ
の雨水受部に受け入れて、これに沿わせて下方又は上方
に流すことにより、フロントガラスの側方に飛散した雨
水がサイド側のドアーガラスに付着して、運転席からの
視界が低下するのを防いでいる。これに対して、フロン
トガラスのアッパー部に装着されるアッパーモールディ
ング部には、このような雨水受部が形成されていないの
で、アッパー部とサイド部との断面形状の異なる2種類
の長尺状のモールディング部材を別々に成形し、左右の
コーナー部において上記2種類のモールディング部材の
間にコーナー継手を介装し、各モールディング部材とコ
ーナー継手とをプレス成形、或いは射出成形により接合
していた。
【0003】このように、従来のフロントガラス用のモ
ールディングにおいては、そのコーナー部において、断
面形状の異なる2種類のモールディング部材をコーナー
継手を介して接合しているので、接合部が認識されると
共に、別々に成形した各モールディング部材とコーナー
継手との色調、光沢などが微妙に異なって、モールディ
ングとしての装飾効果が低下する欠点があった。また、
各モールディング部材と、コーナー継手との接合部に段
差、或いは隙間が生じて、この部分にゴミ類が溜まった
り、洗車時において段差部にブラシの毛が引っ掛かって
破損されたり、更には走行時の振動により異音の発生す
る原因となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、全体が連続
一体成形されている1本のモールディングによって、フ
ロントガラスの周縁に形成された前記モールディング装
着用の隙間を閉塞することにより、従来使用されていた
コーナー継手を不要にしてモールディングの強度及び外
観の双方を高め、同時に雨天走行時における雨水を確実
にルーフパネル側に排水可能にすることを課題としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明は、脚部と、該脚部の上端部に一体成形された
中実構造の装飾部とから成って、フロントガラスのアッ
パー部及びサイド部にそれぞれ装着される各モールディ
ング部がコーナー接続部を介して連続一体成形されて、
前記装飾部の上面及び下面には、モールディングの全長
に亘って連続している第1装飾面と、前記脚部に連続す
る取付面とがそれぞれ設けられていると共に、サイドモ
ールディング部の装飾部の内周側側方には、前記第1装
飾面とは異なる断面凹状の第2装飾面が設けられている
フロントガラス用モールディングであって、前記コーナ
ー接続部は、当該部分の装飾部の内周側が、フロントガ
ラスのコーナー部からサイド部にかけて漸次厚肉とな
り、前記第1装飾面は前記取付面に対して相対的に外周
側に捩じられた状態に形成されることにより、断面上に
おいて前記第2装飾面の周長の変化を伴って、該第2装
飾面に、前記方向に沿って幅と深さとの双方が漸次大き
くなった断面凹状の雨水受部が形成されて、アッパー部
及びサイド部の各モールディング部を無段差状態で接続
している構成であることを、その特徴としている。
【0006】
【発明の作用】本発明に係るフロントガラス用のモール
ディングは、その全体が連続成形されて一体となってい
るので、コーナー部に接続部がなくなって、外観が良好
になると共に、コーナー部の強度が高まる。また、アッ
パーモールディング部とサイドモールディング部とを接
続しているコーナー接続部においては、その装飾部の内
周側に設けられる断面凹状の雨水受部は、フロントガラ
スのサイド部からコーナー部にかけて、その幅と深さと
の双方が漸次小さくなって、アッパーモールディング部
との接続部において消失している構造であるので、雨天
走行時において、ワイパーの作用により、その側方に集
められた雨水は、サイドモールディング部の内周側側方
の雨水受部を通って、その上端部まで流れ、該上端部に
おいては、上記構造によって雨水受部が消失しているた
めに、スムーズにルーフパネル側に排水される。また、
サイドモールディング部の内周面に形成された雨水受部
の上端部は、その幅と深さとの双方が上方に向かうに従
って小さくなっているために、当該部分にゴミ類が侵入
することもない。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。図1は、フロントガラスGの周縁に本発明に係
るモールディングMを装着した自動車の斜視図であり、
図2は、モールディングMのコーナー部の拡大断面斜視
図であり、図3は、図1のW−W線矢視拡大断面図であ
り、図4は、図3のX−X線断面図である。本発明に係
るモールディングMは、フロントガラスGのアッパー
部、及び両サイド部の各周縁にそれぞれ装着されるアッ
パーモールディング部Maと、サイドモールディング部
Mbとがコーナー接続部Mcを介して連続一体成形され
ている。各モールディング部Ma,Mb は、いずれも脚部
1と、この脚部1の上端部に一体に設けられた装飾部2
とから成り、前記コーナー接続部Mcにおいても、同様
に脚部1と装飾部2とが設けられている。この装飾部2
は、その内周側の装飾部本体2aと、その外周側の装飾
リップ部2bとで構成され、装飾リップ部2bの断面形
状は、モールディングMの全長に亘って同一になってい
るが、装飾部本体2aの断面形状は、各モールディング
部Ma,Mb によってそれぞれ異なる。前記装飾部2の上
面及び下面には、モールディングMの全長に亘って連続
した第1装飾面3と、取付面10とがそれぞれ設けられ
ている。
【0008】即ち、アッパーモールディング部Maの装
飾部本体2aは、他の部分に比較して薄肉に形成され
て、リップ状になっているが、サイドモールディング部
Mbの装飾部本体2aは、アッパーモールディング部M
aのそれに比較して遙に厚肉であって、しかもその上面
の第1装飾面3は、その下面の取付面10に対して外周
側に向けて捩じられた形状に形成されている。即ち、モ
ールディングMの装飾部本体2aは、長手方向に沿った
部位によって、その断面形状が異なって、偏肉状になっ
ている。更に、図2ないし図4に示されるように、アッ
パー部とサイド部の各モールディング部Ma,Mb を接続
しているコーナー接続部Mcにおいては、その装飾部本
体2aは、前記フロントガラスGのコーナー部からサイ
ド部にかけて漸次厚肉となり、しかも前記方向に沿った
捩じれ量が漸次大きくなるようにして、装飾部本体2a
の下面の取付面10に対して、その上面の第1装飾面3
が外周側に捩じられることにより、装飾部本体2aの内
周側側方に、前記第1装飾面3と前記取付面10とを接
続する第2装飾面4が新たに出現された状態となって、
前記サイドモールディング部Mbの装飾部本体2aに接
続していて、該サイドモールディング部Mbにおいて
は、装飾部本体2aの前記捩じれ量は、全長に亘って一
定している。この結果、モールディングの装飾面の周長
(断面上の装飾面の周方向に沿った総長)は、アッパー
部及びサイド部の各モールディング部Ma,Mb において
それぞれ異なる。即ち、装飾面の周長は、各モールディ
ング部Ma,Mb を接続しているコーナー接続部Mcにお
いては、フロントガラスGのコーナー部からサイド部に
かけて漸次長くなって、その一端に接続されているアッ
パーモールディング部Maの装飾面の周長は、第1装飾
面3の周長のみであるために、最も短くなっていて、そ
の他端に接続されているサイドモールディング部Mbの
装飾面の周長は、第1及び第2の各装飾面3,4の各周
長の和となるために、最も長くなる。
【0009】本発明に係るモールディングMは、上記し
たように、装飾部本体2aの断面形状のみが大きく異な
るアッパーモールディング部Maとサイドモールディン
グ部Mbとがコーナー接続部Mcを介して連続一体成形
された構成である。このため、装飾部本体2aと装飾リ
ップ部2bとから成る装飾部2の上面である第1装飾面
3は、全長に亘って連続して設けられているが、装飾部
本体2aの内周側側方に設けられている第2装飾面4
は、装着状態におけるサイドモールディング部Mbの上
端部において新たに出現して、フロントガラスGのコー
ナー部からサイド部にかけて、その幅(フロントガラス
Gに対して垂直な方向の長さ)が漸次広くなって、サイ
ドモールディング部Mbにおいては、一定幅となってい
る。
【0010】そして、サイドモールディング部Mbにお
いては、その装飾部本体2aの上面の第1装飾面3は、
その下面の取付面10に対して外周側に捩じられた形状
となって、その内周側側方に、前記第1装飾面3とは異
なる第2装飾面4が形成されている。このため、サイド
モールディング部Mbにおいては、その装飾部本体2a
の内周面に断面凹状をした雨水受部5が連続して形成さ
れており、コーナー接続部Mcにおける第2装飾面4の
周長は、フロントガラスGのコーナー部からサイド部に
かけて漸次長くなっているために、前記コーナー接続部
Mcにおける雨水受部5は、上記方向に沿って、その幅
と深さとの双方が漸次大きくなっている。逆に、コーナ
ー接続部Mcに設けられた雨水受部5は、フロントガラ
スGのサイド部からコーナー部にかけて、その幅と深さ
との双方が漸次小さくなって、アッパーモールディング
部Maの接続部において、消失している。このため、ア
ッパー部及びサイド部の各モールディング部Ma,Mb
は、コーナー接続部Mcを介して無段差状態で接続され
ている。また、サイドモールディング部Mbの装飾部本
体2aの内周側側方に形成された第2装飾面4は、前記
雨水受部5の底面を構成している。なお、各モールディ
ング部Ma,Mb の脚部1の形状は同一であって、該脚部
1の下端部に挟持リップ6及びパネルリップ7がそれぞ
れ内側及び外側に向かって突設されている。脚部1に
は、補強用の芯材8が埋設されている。
【0011】ボディパネル9には窓開口部11(図3参
照)が設けられており、この窓開口部11にフロントガ
ラスGが組み付けられる。即ち、フロントガラスGは、
窓開口部11の周縁部のボディパネル9にシーラント1
2を介して接着固定される。この窓開口部11の周縁
と、この窓開口部11に組み付けられたフロントガラス
Gの周縁との間には、モールディング装着用の隙間13
が形成され、この隙間13にモールディングMを押し込
むと、装飾部本体2aの内周側の部分と、挟持リップ6
とがそれぞれフロントガラスGの表面と裏面に弾接し
て、フロントガラスGにモールディングMが装着される
と共に、パネルリップ7がボディパネル9の傾斜部9a
に弾接する。このようにして、モールディングMを前記
隙間13に装着すると、アッパーモールディング部Ma
においては、その装飾部本体2aの内周側の部分がフロ
ントガラスGに弾接して、その第1装飾面3とフロント
ガラスGの表面とが接続するが、サイドモールディング
部Mbにおいては、装飾部本体2aの内周側側方に形成
された前記第1装飾面3とは異なる第2装飾面4がフロ
ントガラスGの表面にほぼ直交して接続して、フロント
ガラスGの表面との間に雨水受部5が形成される。な
お、図2ないし図4において14は、シーラント12の
流失を防止するためのダムラバーを示す。
【0012】本発明に係るモールディングMを、モール
ディング装着用の前記隙間13に装着した場合には、2
つの異なる各モールディング部Ma,Mb がコーナー接続
部Mcを介して連続一体成形されているために、そのコ
ーナー部に接続部がなくなって、コーナー部の外観が良
好になると共に、その強度も高まる。
【0013】また、ワイパー(図示せず)の作用によっ
て、フロントガラスGの両サイド部に押し寄せられた雨
水、ウォッシャー液などは、サイドモールディング部M
bの内周面(第2装飾面4)とフロントガラスGとの間
に形成された前記雨水受部5で受け止められて、これに
沿って下方又は上方に流れて、フロントガラスGの側方
に雨水が飛散しなくなる。よって、フロントガラスGの
側方に飛散した雨水がサイド側のドアーガラスに付着し
て、運転席からの視界が悪くなるのを防ぐことができ
る。特に、雨天走行時において生ずる雨水の流れに関し
ては、サイドモールディング部Mbに内周側に形成され
た雨水受部5は、その上端部において、その幅と深さと
の双方が漸次小さくなって消失しているために、サイド
モールディング部Mbの上端部に達した雨水は、そのま
まスムーズにルーフパネルの側に排水される。
【0014】上記したモールディングMは、図5に示さ
れる装置で成形される。この成形装置は、押出成形口1
5を備えた基本成形ダイ16と、この押出成形口15の
形状を変化させるための可動成形ダイ17とで構成され
る。基本成形ダイ16に設けられた押出成形口15は、
サイドモールディング部Mbの横断面形状に対応してい
て、前記可動成形ダイ17によって、押出成形口15の
うち装飾部本体2aを成形する部位を部分的に閉塞し
て、その大きさと形状を変更させている。可動成形ダイ
17の成形面17aは、成形する装飾部本体2aの上面
の第1装飾面3の形状に対応させて円弧状に形成されて
いる。この可動成形ダイ17は、一対のガイド体18で
ガイドされて往復回動運動を行う。即ち、可動成形ダイ
17の円弧部にはラック19が形成されており、このラ
ック19とピニオン21とが噛み合っていて、駆動モー
タ22によりピニオン21を回転させると、可動成形ダ
イ17が回動して、基本成形ダイ16に設けられた押出
成形口15における装飾部本体2aの成形部位に対して
可動成形ダイ17が進入・退避して、当該部位の大きさ
と形状の双方が変化するようになっている。
【0015】図5で実線で示される状態では、サイドモ
ールディング部Mbが押出成形され、この状態で可動成
形ダイ17を反時計方向に所定角度回動させると、同図
で2点鎖線で示されるようにアッパーモールディング部
Maの成形に移行し、その間においてコーナー接続部M
cが成形されて、横断面形状の異なるアッパーモールデ
ィング部Maとサイドモールディング部Mbとが前記コ
ーナー接続部Mcを介して接続された本発明に係るモー
ルディングMが連続押出成形される。このように、可動
成形ダイ17を回動させることにより、押出成形される
モールディングの内周側の肉厚が偏肉状に変化されて、
サイドモールディング部Mbの成形においては、その装
飾部2の内周側側方に新たに第2装飾面4が形成され、
この第2装飾面4の部分が雨水受部5となる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るフロントガラス用のモール
ディングは、その全体が連続成形されて一体となってい
るので、コーナー部に接続部がなくなって、外観が良好
になると共に、コーナー部の強度が高まる。また、装飾
面を兼用したサイドモールディング部の内周面と、フロ
ントガラスの表面とによって断面凹状の雨水受部が形成
され、しかも該雨水受部は、サイドモールディング部の
上端において、その深さと幅との双方が漸次小さくなっ
て消失している構造であるために、雨天走行時において
雨水を確実にルーフパネル側に排水できると共に、雨水
受部の上端部にゴミ類が侵入することもないという利点
もある。
【0017】また、本発明に係るフロントガラス用モー
ルディングの押出成形方法によれば、モールディングの
押出成形中において、第1又は第2のダイを、押出方向
である第1の方向と交差する第2の方向に回転移動させ
て相対的に離反・近接させることにより、モールディン
グの横断面形状を変化させて偏肉状に厚さを変えると共
に、断面上の装飾部の周長を変化させて、該装飾部の内
周側側方に雨水受部が設けられたフロントガラス用のモ
ールディングの成形が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントガラスGの周縁に本発明に係るモール
ディングMを装着した自動車の斜視図である。
【図2】モールディングMのコーナー部の拡大断面斜視
図である。
【図3】図1のWーW線矢視拡大断面図である。
【図4】図3のXーX線断面図である。
【図5】モールディングMの成形装置の正面図である。
【符号の説明】
G:フロントガラス M:モールディング Ma:アッパーモールディング部 Mb:サイドーモールディング部 Mc:モールディングのコーナー接続部 1:脚部 2:装飾部 2a:装飾部本体 2b:装飾リップ部 3:第1装飾面 4:第2装飾面 5:雨水受部10:取付面 11:窓開口部 16:基本成形ダイ(ダイ装置) 17:可動成形ダイ(ダイ装置)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚部と、該脚部の上端部に一体成形され
    た中実構造の装飾部とから成って、フロントガラスのア
    ッパー部及びサイド部にそれぞれ装着される各モールデ
    ィング部がコーナー接続部を介して連続一体成形され
    て、 前記装飾部の上面及び下面には、モールディングの全長
    に亘って連続している第1装飾面と、前記脚部に連続す
    る取付面とがそれぞれ設けられていると共に、サイドモ
    ールディング部の装飾部の内周側側方には、前記第1装
    飾面とは異なる断面凹状の第2装飾面が設けられている
    フロントガラス用モールディングであって、 前記コーナー接続部は、当該部分の装飾部の内周側が、
    フロントガラスのコーナー部からサイド部にかけて漸次
    厚肉となり、前記第1装飾面は前記取付面に対して相対
    的に外周側に捩じられた状態に形成されることにより、
    断面上において前記第2装飾面の周長の変化を伴って、
    該第2装飾面に、前記方向に沿って幅と深さとの双方が
    漸次大きくなった断面凹状の雨水受部が形成されて、ア
    ッパー部及びサイド部の各モールディング部を無段差状
    態で接続している構成であることを特徴とするフロント
    ガラス用モールディング。
  2. 【請求項2】 装飾部の外周側側方には、全長に亘って
    同一形状の装飾リップが形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のフロントガラス用モールディング。
  3. 【請求項3】 複数のダイを有するダイ装置を用いて、
    モールディングを押出成形しつつ、当該モールディング
    の長手方向の一部に、断面凹状の雨水受部を設けるよう
    にしたフロントガラス用モールディングの押出成形方法
    において、 上記ダイ装置を構成する複数のダイのうち、第1及び第
    2の造形ダイによりモールディングの室外側装飾面及び
    室内側取付面を全長に亘って連続的に形成すると共に、
    前記第1又は第2の造形ダイによって上記室外側装飾面
    及び室内側取付面とは異なる断面凹状の装飾面を形成し
    つつ、全長を一体に連続的に押出成形するものであっ
    て、 前記第1又は第2の造形ダイを、押出方向である第1の
    方向と交差する第2の方向に回転移動させて、相対的に
    離反・近接させることにより、モールディングの装飾部
    の横断面形状を変化させて偏肉状に厚さを変えると共
    に、断面上の装飾部の周長を変化させて、該装飾部の内
    周側側方に断面凹状の雨水受部を形成することを特徴と
    するフロントガラス用モールディングの押出成形方法。
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