JP2964472B2 - 遮断器の消弧装置 - Google Patents

遮断器の消弧装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮断器の接触子の外周に
配設される遮断器の消弧装置に関し、特に接触子相互間
の開離に際して発生するアークを磁気吹消方式により消
滅させる遮断器の消弧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、この種の遮断器の消弧装置とし
て図及び図に示すものがあった。この図は従来の
遮断器の消弧装置の詳細断面図、図は図に記載の消
弧装置の組付け状態説明図である。前記各図において遮
断器の消弧装置は、略円筒形状に形成され、この円筒形
状内面からアークの放電位置を移動させるアークランナ
10と、この円筒形状の先端部分にアークランナ10を
支持するコイルボビン2と、このコイルボビン2の円筒
形状外周に配設され、前記アークランナ10に磁界を発
生させる駆動コイル30と、絶縁性を有する円筒体で形
成され、この円筒体の端部にコイルボビン2を支持する
絶縁部4と、内側に雌螺子54が形成される円筒状のフ
ランジ本体51からなり、このフランジ本体51の端部
に絶縁体4を支持するフランジ取付部50とを備える構
成である。
【0003】前記アークランナ10は、円筒形状の内面
におけるこの中間部位から前面側に向かって拡開する漏
斗形状に形成されるランナ本体13と、このランナ本体
13の外周に突出して形成される鍔部13aを背後に位
置するコイルボビン2に固着するランナ取付螺子12と
を備える構成である。前記コイルボビン2は、中空状の
円筒体で形成されるボビン本体21と、このボビン本体
21の外周に断面鉤状の段部で形成され、この段部内に
前記駆動コイル30を収納する収納部22とを備える構
成である。
【0004】前記駆動コイル30は、前記収納部22と
ランナ本体13の鍔部13aとで形成される凹部に密着
して配設され、樹脂等の絶縁材で断面略L字状の円環体
として形成される保護部材32aと、この保護部材32
a内に断面が円形の丸銅線を3層に巻回して形成される
巻線34と、この巻線34の外周に巻回される外装管3
5とを備え、この巻線34の丸銅線相互間にエポキシ樹
脂(図示を省略)を充填して固着されるものである。こ
の巻線34は、三層に積層される丸銅線相互間に絶縁シ
ート(図示を省略)を介装して組立て形成される構成で
ある。
【0005】次に、前記構成に基づく従来の遮断器の消
弧装置を固定接触部内に装着して組立及び組付ける動作
について説明する。まず、遮断器の消弧装置の組立動作
については、前記フランジ取付部50に絶縁部4を取付
螺子56により取付け、この絶縁部4にボビン本体21
を絶縁取付螺子42を螺合して取付ける。この取付けら
れたボビン本体21の収納部22に保護部材32aを装
着し、この状態において丸銅線を巻回しつつ一層ごとに
絶縁シート(図示を省略)を介装して三層の巻線34と
し、この巻回された丸銅線の外側から外装管35を装着
し、さらにエポキシ樹脂等を充填する。さらに、この駆
動コイル30の側方からアークランナ10をコイルボビ
ン2のボビン本体21にランナ取付螺子12を螺合する
ことにより取付けて遮断器の消弧装置の組立てを完成す
る。
【0006】この完成した遮断器の消弧装置を前記固定
接触部100に組付けるには、前提として固定接触部1
00がケース本体400の側壁を貫通して密閉状態で取
付られる電源側ブッシング300の電源導体に螺着され
る。この固定接触部100は基部の外周に雄螺子101
が形成され、この基部から突出する取付台部には固定接
触子102がガータスプリング103により内側に収縮
するような弾性力を付勢されて取付けられている。この
固定接触部100の雄螺子101にナット55を螺合
し、さらにこの雄螺子101に前記フランジ取付部50
の雌螺子54を螺合して行なう。このナット55とフラ
ンジ取付部50の雌螺子54を雄螺子101に二重に螺
合することにより、ダブルナット固着と同様に雄螺子1
01の螺子山と、雄螺子54の螺子山とが相互に密着状
態となり、この相互密着により接触を完全に行なって磁
気吹消し用の電流導通部を兼ね備えることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の遮断器の消弧装
置は以上のように構成されていたことから、固定接触部
100の固定接触子102に対するアークランナ10の
取付位置をナット55とフランジ取付部50の雌螺子5
4との螺合状態により調整しなければならず、精密な位
置決めが困難であるという課題を有する。即ち、これら
の取付作業は一側部にのみ開口部を有し、他の前面が閉
塞されたケース本体400の極めて狭い空間で行わなけ
ればならず、ナット55とフランジ取付部50の雌螺子
54との双方の螺合状態を調整することは作業性を極め
て悪化させていた。
【0008】また、前記駆動コイル30が丸銅線を三層
とする巻線34で形成されていたことから、エポキシ樹
脂による固着では巻線34に生じる電磁力による大きな
応力に対抗することができず、巻線34の各丸銅線の巻
状態が乱れてしまうという課題を有する。
【0009】さらに、このような巻き状態の乱れを防止
するために従来装置のように巻線34の外側から外装管
35を装着する場合には、この装着された外装管35内
へのエポキシ樹脂の充填が十分になされず、また乾燥時
間を長く必要とし、さらにこのエポキシ樹脂の充填を十
分に行なうためには外形寸法が大型化することとなる。
さらに、装着する部品点数を増加させると共に、作業工
程数も増大させることとなる。特に、複数層に巻線34
を巻回する構成とした場合に、各層間に電圧降下分の電
位差が生じて層間の絶縁破壊を生じることから、各層間
に絶縁シート等を介装しなければならず、さらに製作工
程を増大させるという課題を有する。本発明は前記課題
を解消するためになされたもので、簡略な構造で組立を
容易にすると共に、組付けの作業を向上させた遮断器の
消弧装置を提供することを目的とする。
【0010】 本発明に係る遮断器の消弧装置は、電線
路の投入・開放を行なう遮断器であって、当該遮断器の
二つの接触子のいずれか一の接触子の基台部に、当該一
の接触子の外周辺部を包囲するように導電性材で形成さ
れるアークランナを配設する遮断器の消弧装置におい
て、前記一の接触子の基台部の基台側螺子山を形成する
と共に、当該基台側螺子山の側端段差部を基準として前
記一の接触子が配設され、前記アークランナの取付側の
端部に取付側螺子山を形成すると共に、当該取付側螺子
山の奥側に位置決め突起部を形成し、前記基台側螺子山
と取付螺子山とを螺合して前記側端段差部に位置決め突
起部が当接するまで締込むものである。
【0011】本発明に係る遮断器の消弧装置は必要に応
じて、駆動コイルは前記一の接触子の先端部分がコイル
巻線の略横幅中心部から内側端部までの間に位置するよ
うに配設するものである。
【0012】
【0013】本発明係る遮断器の消弧装置は必要に応じ
て、一の接触子の基台部を導電性材で形成し、基台側螺
子山と取付側螺子山とを螺合して一の接触子に流れる電
流をアークランナ側へ供給するものである。
【0014】
【作用】 また、本発明においては、一の接触部を基台
側螺子山の側端段差部を基準として配設し、この側端段
差部に当接する位置決め突起部を取付側螺子山の奥側に
形成することから、単に基台側螺子山に取付側螺子山を
螺合して位置決め突起部が側端段差部に当接するまで締
込むのみで予め設定された一の接触部とアークランナと
の位置関係を高精度且つ簡略に位置決め取付けることが
できる。
【0015】また、本発明においては、一の接触子の先
端部分がコイル巻線の略横幅中心部から内側端部までの
間に位置するように配設することにより、二つの接触子
が開放の際に生じるアークを一の接触子からアークラン
ナ側へ円滑に移行させることができることとなり、消弧
動作をより確実に行なうことができる。
【0016】
【0017】また、本発明においては、一の接触子の基
台部を導電性材で形成していることから、基台側螺子山
と取付側螺子山との螺合締込みで、各螺子山相互間が接
触することとなり、アークランナ側への電流通電部を兼
ねることができる。
【0018】
【実施例】(本発明の一実施例) 以下、本発明の一実
施例に係る遮断器の消弧装置を図1ないし図4に基づい
て説明する。この図1は本実施例に係る遮断器の消弧装
置の詳細断面図、図2は図1に記載の遮断器の消弧装置
の組付け状態説明図、図3は図1に記載の遮断器の消弧
装置における駆動コイルの電磁力に対する応力の特性説
明図、図4は図2による組付後の遮断器の消弧装置の側
面図、図5は図1に記載の遮断器の消弧装置の組付け動
作説明図である。
【0019】前記各図において本実施例に係る遮断器の
消弧装置は、前記図5に記載の従来の遮断器の消弧装置
と共通してアークランナ1(図5において符号10に相
当する。)、コイルボビン2、駆動コイル3(図5にお
いて符号30に相当する。)、絶縁部4、フランジ取付
部5(図5において符号50に相当する。)を備えると
共に、これらを同様に組立てて構成され、このアークラ
ンナ1、駆動コイル3、フランジ取付部5の構造を異に
する構成である。
【0020】このアークランナ1は、導電性材からなる
円筒形状の内面における中間部位よりやや奥側を湾曲に
隆起させてオリフィス形状に形成されたランナ本体11
と、このランナ本体11をコイルボビン2に固着するラ
ンナ取付螺子12とを備える構成である。前記駆動コイ
ル3は、前記コイルボビン2の収納部22とランナ本体
11の鍔部11aで形成される凹部に密着して配設さ
れ、樹脂等の絶縁材で断面略L字状の円環体として形成
される保護部材32と、この保護部材32内に表面に絶
縁被膜を施してなる断面長方形状の平角銅線を一層に巻
回して形成される巻線31と、この巻線31上に巻回さ
れる粘着テープ33とを備える構成である。この巻線3
1は、縦の幅L01と横の幅L02(L02<L01)との各幅
が異なる平角銅線を用い、この縦幅側面を相互に密着さ
せて前記保護部材32に巻回することにより構成され
る。
【0021】前記フランジ取付部5は、円筒状の筒体で
形成されるフランジ本体51と、このフランジ本体51
の一側端から内側へ長さL42の幅に形成される雌螺子5
2と、前記フランジ本体51の他側端から内側へ長さL
41の位置に鉤状に突出する位置決め突起部53と、この
位置決め突起部53の外周辺に側方に突出する鍔部53
aと、この鍔部53aの取付孔に挿通して絶縁部4を取
付ける絶縁部取付螺子56とを備える構成である。この
フランジ本体51と位置決め突起部53との間には、断
面凹状の溝部52aが形成されている。
【0022】前記アークランナ1のランナ本体11が長
さL11で形成されると共に、コイルボビン2のボビン本
体21の幅が長さL12で形成される。このランナ本体1
1とボビン本体21との組立長さは、前記ランナ本体1
1の鍔部11aの幅の長さL1Sをボビン本体21の長さ
L12に加えた値として得られる寸法(L12+L1S)であ
る。また、前記絶縁部4の絶縁本体41の幅が長さL1
3、フランジ取付部5のフランジ本体51の幅が長さL1
4で形成され、本実施例に係る遮断器の消弧装置の全体
の長さは、寸法(L12+L1S+L13+L14)となる。
【0023】さらに、前記フランジ取付部5の位置決め
突起部53の内側端部からアークランナ1のランナ本体
11の内側端部までの距離L1は、前記アークランナ1
及びコイルボビン2の偏差長さ(L12+L1S−L11)
と、絶縁体本体41の長さL13と、フランジ本体51の
長さL41との総和で得られる寸法{(L12+L1S−L1
1)+L13+L41}となる。
【0024】次に、前記構成に基づく本実施例に係る遮
断器の消弧装置の組立動作及びこの組立てた後に固定接
触部に組付ける動作について説明する。まず、遮断器の
消弧装置の組立動作については、前記図5、6に記載の
従来装置と同様にフランジ取付部5に絶縁部4を絶縁部
取付螺子56により取付けられ、この絶縁部4にボビン
本体21を絶縁取付螺子42を螺合して取付ける。この
取付けられたボビン本体21の収納部22に断面略コ字
形状の保護部材32を装着し、この保護部材32の周辺
に平角導線を長い縦幅方向の側面が相互に密着するよう
にして巻回して巻線31とする。この巻回された巻線3
1の上層に積層するように粘着テープ33を巻回するこ
とにより全体を保護固定する。この巻回された巻線31
の一端は導電性材で形成されるフランジ本体51に接続
され、また他端は導電性材で形成されるランナ本体11
に接続される。
【0025】このように巻線31の大きな幅L01の縦の
側面を相互に密着させた状態で巻回させるようにしてい
るので、図3に示すように巻線31内を紙面に対して直
交する方向に電流が流れた場合には電磁力F1、F2が生
じてこの電磁力F1、F2の応力に対処することができ
る。即ち、前記巻線31の小さな幅L02の横方向につい
ても、縦幅L01の側面が相互に密着した状態で配設さ
れ、また、鍔部11a及びボビン本体21の間で押圧さ
れていることから十分大きな応力特性を有することとな
る。また、巻線31が小さな幅L02を横方向になるよう
に巻回されることにより、巻数をより多くすることがで
きることとなる。
【0026】 さらに、前記フランジ取付部5及び絶縁
部4に取付けられたコイルボビン2に駆動コイル3が取
付けられ、この駆動コイル3の前面側からアークランナ
1をランナ取付螺子12の螺合により一体的に取付けて
遮断器の消弧装置の組立を完成する。この完成した遮断
器の消弧装置を前記固定接触部100に組み付ける動作
について図5に基づいて説明する。同図(A)におい
て、前記消弧装置を矢印A方向へ移動させて固定接触部
100に係合させる。この係合した消弧装置の雌螺子5
2を固定接触部100の雄螺子101に螺合させ、この
雄螺子101の側端段差部101aにフランジ取付部
に形成された位置決め突起部53の側端部53aが当接
するまで完全に締込むように螺合を行なう。この位置決
め突起部53の側端部53aが側端段差部101aに当
接するまで締込まれた状態を同図(B)に示す。このよ
うに雄螺子101の側端段差部101aに位置決め突起
部53を当接させるまで螺合させることにより、固定接
触部100における固定接触子102の耐アーク接触子
とアークランナ1におけるランナ本体11のオリフィス
形状との精密な位置決めを単なる螺合動作の回動によっ
てのみ行なうことができる。即ち、前記固定接触部10
0の固定接触子102に関する配設位置を前記雄螺子1
01の側端段差部101aを基準に配設距離L2として
設計及び製作しておくことにより、予め設定されたフラ
ンジ取付部5の位置決め突起部53の側端部53aから
アークランナ1のランナ本体1の内側端部までの距離L
1={(L12+L1S−L11)+L13+L41}との関係か
ら前記固定接触部100に対する本実施例の遮断器の消
弧装置の高精度な組付けを簡略且つ容易に実行できるこ
ととなる。
【0027】さらに、雄螺子101の側端段差部101
aにフランジ取付部5の位置決め突起部53に当接する
まで完全に締込むように螺合させていることから、各々
導電性材で形成された雄螺子101と雌螺子52との各
螺子山が相互に密接接触することとなり、磁気吹消しを
行なう駆動コイル3への電流導通面を兼ねることとな
る。
【0028】 (本発明の他の実施例) 本実施例に係
る遮断器の消弧装置の駆動コイル3は、平角銅線の巻線
における略中央に前記固定接触部100の固定接触子1
02の先端が位置するように配設する構成とすることも
できる。このように配設することにより、駆動コイル3
の中心近傍位置で駆動コイル3で誘起される磁束が最も
集中することから、この最も集中した磁束を固定接触子
102に対して可動接触子201が開放する際に生じる
アークに作用させることができることとなり、このアー
をアークランナ1側へ円滑に移行させることができ
る。
【0029】また、平角銅線を一重に巻回する構成とし
たが、三重の三層又は他の複数層に巻回する構成とする
こともできる。この際には各層の巻線間には絶縁シート
等の中間材を介装する構成となる。
【0030】
【発明の効果】 以上のように本発明においては、一の
接触部を基台側螺子山の側端段差部を基準として配設さ
れ、この側端段差部に当接する位置決め突起部を取付側
螺子山の奥側に形成することから、単に基台側螺子山に
取付側螺子山を螺合して位置決め突起部が側端段差部に
当接するまで締込むのみで予め設定された一の接触部と
アークランナとの位置関係を高精度且つ簡略に位置決め
取付けることができるという効果を有する。また、本発
明においては、一の接触子の先端部分がコイル巻線の略
横幅中心部から内側端部までの間に位置するように配設
することにより、開放の際に生じるアークを一の接触子
からアークランナ側へ円滑に移行させることができるこ
ととなり、消弧動作をより確実に行なうことができると
いう効果を有する。また、本発明においては、一の接触
子の基台部を導電性材で形成していることから、基台側
螺子山と取付側螺子山との螺合締込みで、各螺子山相互
間が接触することとなり、アークランナ側への電流通電
部を兼ねることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一本実施例に係る遮断器の消弧装置の
詳細断面図である。
【図2】図1に記載の遮断器の消弧装置の組付け状態説
明図である。
【図3】図1に記載の遮断器の消弧装置における駆動コ
イルの電磁力に対する応力の特性説明図である。
【図4】図2による組付後の遮断器の消弧装置の側面図
である
【図5】図1に記載の遮断器の消弧装置の組付け動作説
明図である。
【図6】従来の遮断器の消弧装置の詳細断面図である。
【図7】 図6に記載の消弧装置の組付け状態説明図であ
る。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線路の投入・開放を行なう遮断器であ
    って、当該遮断器の二つの接触子のいずれか一の接触子
    の基台部に、当該一の接触子の外前面に導電性材で形成
    されるアークランナを配設する遮断器の消弧装置におい
    て、 前記一の接触子の基台部に基台側螺子山を形成すると共
    に、当該基台側螺子山の側端段差部を基準として前記一
    の接触子が配設され、 前記アークランナの取付側の端部に取付側螺子山を形成
    すると共に、当該取付側螺子山の奥側に位置決め突起部
    を形成し、 前記基台側螺子山と取付側螺子山とを螺合して前記側端
    段差部に位置決め突起部が当接するまで締込む ことを特
    徴とする遮断器の消弧装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の遮断器の消弧装置
    において、 前記駆動コイルは前記一の接触子の先端部分がコイル巻
    線の横幅略中心から内側端部までの間に位置するように
    配設することを特徴とする遮断器の消弧装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の遮断器の消弧装置
    において、 前記一の接触子の基台部を導電性材で形成し、基台側螺
    子山と取付側螺子山とを螺合して一の接触子に流れる電
    流をアークランナ側へ供給することを 特徴とする遮断器
    の消弧装置。
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